JP3141430U - シート巻き取り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 入力軸の回転負担を軽減してハンドル操作が楽に行われるようにすること。
【解決手段】 シートの巻取軸端部に配置したギアボックスに中継パイプを連結し、中継パイプに接続したハンドルを操作するとギアボックス内の駆動と被動のカサ歯車が稼働して巻取軸を回動するシート巻き取り装置において、駆動カサ歯車と被動カサ歯車の夫々の回転支持部にボールベアリングを配備し、出力軸側に設けたボス内にブレーキ機構を装備する。
【選択図】図2
【解決手段】 シートの巻取軸端部に配置したギアボックスに中継パイプを連結し、中継パイプに接続したハンドルを操作するとギアボックス内の駆動と被動のカサ歯車が稼働して巻取軸を回動するシート巻き取り装置において、駆動カサ歯車と被動カサ歯車の夫々の回転支持部にボールベアリングを配備し、出力軸側に設けたボス内にブレーキ機構を装備する。
【選択図】図2
Description
本考案は、ビニールハウス用のシート巻き取り装置に関する。
ビニールハウスの天井シートは巻取軸の回動で巻き取り・巻き戻しするが、この巻取軸はハウスの妻側に設けられたギア装置を作動することにより回動する。そしてギア装置には長めのパイプが接続され、パイプ下端に連繋したハンドルを手動操作することによってカサ歯車同士が駆動する仕組みである(例えば特許文献1参照)。
実用新案登録第3131510号公報
特許文献1に記載された技術は、カサ歯車にかゝるスライド荷重を軽減して巻き取り・巻き戻し操作が楽に行われるようにすることを目的としており、被動ギアの取付具にボールベアリングを取り付けたことを主たる構成要素としたものである。ベアリングを介在させたことでそれ以前の装置と比較してハンドル操作が楽に行われることが所期されるが、巻取軸が逆戻りをしないようにするために入力軸側にはブレーキを設けることが当然のこととされている。そしてこのブレーキが存在するために入力軸側にあるハンドルを3〜4回まわして漸く出力軸が1回まわる程度であり、どうしてもハンドルの回動操作が重くなるという事実を払拭できないでいるのが現状といえる。
本考案はこのような従来の実情に鑑みてなされたもので、ブレーキとなるバネ部材を出力軸側に設けるとともにベアリングを効率良く配することで入力軸の回転負担を軽減し、ハンドル操作が可及的楽にできて作業能率を向上することを意図した提案である。
そのために本考案は、シートの巻取軸端部に配置したギアボックスに中継パイプを連結し、中継パイプに接続したハンドルを操作するとギアボックス内の駆動と被動のカサ歯車が稼働して巻取軸を回動するシート巻き取り装置において、入力軸側に位置する駆動カサ歯車と出力軸側に位置する被動カサ歯車の夫々の回転支持部にボールベアリングを配備し、出力軸側に設けたボス内にブレーキ機構を装備することを主旨としている。
前記のブレーキ機構はケーシング、作動軸、バネ部材、出力軸により構成されたものであることを特徴としている。
本考案では、ブレーキを入力軸側に設けた従来の手法を採らないため、入力軸にかゝるブレーキの負荷は解消され、したがって中継パイプに接続したハンドル操作を頗る楽に行うことができ、シートの巻き取り・巻き戻し作業に要する労力の負担と時間の無駄を低減でき、誰もが手軽に操作できる。
入力側と出力側の回転支持部にボールベアリングを配備したことによって軸の回転も滑らかとなり、ブレーキ機構を出力軸側に設けたことと相まって回転伝達が一層容易となり、シートの巻き取り・巻き戻し作業を従来に比し格段に向上させることができる。
ブレーキ機構は新規な部材を必要とせず、またボールベアリングも市販のものを用いて簡単に取り付けできるため装置に多大な費用がかゝらず製品を安価に提供できるとともに、巻取軸の回転を円滑にしたことでシートに余分な負荷がかゝることもなくて支障なく巻き取り・巻き戻しができ、シート及び巻き取り装置全体の耐久性を保つことができる。
図面を参照して本考案を説明すると、図1における10はギアボックスであり、下部に入力軸11が突出し、入力軸11に長尺の中継パイプ12、中継パイプ12にハンドル13が接続され、ギアボックス10の水平方向に出力軸14と連なる巻取軸15が取り付けられ、ハンドル13を回すことにより、巻取軸15が回転してシート16が巻き取り・巻き戻しされる構成であり、この点外観上は従来周知の装置と大差はない。
図2はギアボックス10を断面とした説明図である。すなわちギアボックス10の下部には垂直方向に小型の駆動カサ歯車17が取り付けられている。この駆動カサ歯車17には前記入力軸11が挿着され、ハンドル13を回して中継パイプ12を回動させると、入力軸11と連動して駆動カサ歯車17が水平回動する。
駆動カサ歯車17は直上と直下に軸受けを兼ねる小の回転支持部18aと大の回転支持部18bがあり、夫々の回転支持部18a・18b内に、ボールベアリングBが配置されていて入力軸11と歯車軸19の回転を円滑ならしめる機能を有している。
駆動カサ歯車17には大型の被動カサ歯車20が噛合している。被動カサ歯車20に対面する部位には前記の出力軸14が同軸線土にあり、駆動カサ歯車17の回転に伴って被動カサ歯車20が垂直方向に回転すると出力軸14も連動して回転する。
被動カサ歯車20には作動軸21が挿着されて被動カサ歯車20の回転に連動する。そして作動軸21の端部と出力軸14の回転支持部22・23にボールベアリングB′が配置されていて、作動軸21と出力軸14の回転を円滑ならしめる機能を有している。また被動カサ歯車20の前面に位置するボス24内にブレーキ機構25が装備されている。
ブレーキ機構25は図3に示すように、ボス24の内側に密接するケーシング26、前記作動軸21、螺旋形のバネ部材27、前記出力軸14によって構成され、出力軸14の逆回を阻止する機能を有している。すなわち被動カサ歯車20に伴って作動軸21が回転するが、該作動軸21と連動してバネ部材27が巻き締められて縮径し、ケーシング26内で回転する。
図示のように、作動軸21は内端部21aにはその外周面に沿って所定の幅で作動側介入片21bを突設し、出力軸14の内端部14aにも前記作動側介入片21bに対面するかたちで所定の幅の出力側介入片14bが突出している。そして作動軸21と出力軸14を同軸上に配置すると、作動側介入片21bと出力側介入片14bが同一円周上に配置され、作動軸21の内端部21aと出力軸14の内端部14aを対設したときに作動側介入片21bの先端が、出力側の内端部14aに当接し、また出力側の介入片14bの先端が入力側の内端部21aに接する仕組みとなるように作動軸21と出力軸14がケーシング26内に組み込まれている。
そしてバネ部材27の両端を内向きに屈曲して形成された鉤部27a、27bの各内側面間に作動軸21の介入片21bが臨み、また鉤部27a、27bの各外側面間に出力軸14の介入片14bが臨む構成である。
いま作動軸14が回転すると、介入片14bの側端面のいずれかが鉤部27a、27bのいずれかの内側面に当接するためバネ部材27を巻き締め、バネ部材27は縮径してケーシング26内で回転する。バネ部材27が回転すると鉤部27a、27bが出力側介入片14bの側端面に当接して出力軸14が作動軸14と同方向に回転するので、出力軸と連動する巻取軸15も回転してシート16の巻き取り・巻き戻しがなされる。
而してシート16を所定位置で停止したときに尚も出力軸14に回転力が加わった場合は、出力側介入片14bの側端面のいずれかがバネ部材27の鉤部27a、27bのいずれかの外側面に当接して押圧する。このためバネ部材27は巻き戻されて拡径し、その外面がケーシング26の内面を圧接するので出力軸14の回転は阻止されて出力軸14に加わった回転力は作動軸21には伝達されないですむ。
本考案は上記のように構成したもので、高所にあるシート16を手元のハンドル13を回して開閉操作をする場合に、垂直状に設けられた入力軸側に従来のようなブレーキ機構を設ける必要がなく、駆動カサ歯車17の回転も頗る軽くなるのでハンドル操作が極めて容易となり、シート16の巻き取り・巻き戻しを遅滞なく行うことができる。
なお本考案はブレーキ機構25を、被動カサ歯車20と同軸上である出力軸14側に設けたことを主眼としたもので、ブレーキ機構25の構成そのものは従来周知の手法を採用することができ格別新規な構成は必要としない。したがって図示した例に拘束されることはなく、また本考案の目的効果を奏する範囲においてその他の構成形態の変更も本考案の自由な実施の範疇に属すること勿論である。
10 ギアボックス
11 入力軸
12 中継パイプ
14 出力軸
15 巻取軸
16 シート
17 駆動カサ歯車
18a回転支持部
18b回転支持部
B ボールベアリング
B′ボールベアリング
20 被動カサ歯車
21 作動軸
22 回転支持部
23 回転支持部
24 ボス
25 ブレーキ機構
26 ケーシング
27 バネ部材
11 入力軸
12 中継パイプ
14 出力軸
15 巻取軸
16 シート
17 駆動カサ歯車
18a回転支持部
18b回転支持部
B ボールベアリング
B′ボールベアリング
20 被動カサ歯車
21 作動軸
22 回転支持部
23 回転支持部
24 ボス
25 ブレーキ機構
26 ケーシング
27 バネ部材
Claims (2)
- シートの巻取軸端部に配置したギアボックスに中継パイプを連結し、中継パイプに接続したハンドルを操作するとギアボックス内の駆動と被動のカサ歯車が稼働して巻取軸を回動するシート巻き取り装置において、入力軸側に位置する駆動カサ歯車と出力軸側に位置する被動カサ歯車の夫々の回転支持部にボールベアリングを配備し、出力軸側に設けたボス内にブレーキ機構を装備することを特徴とするシート巻き取り装置。
- ブレーキ機構がケーシング、作動軸、バネ部材、出力軸により構成されたものである請求項1記載のシート巻き取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007009455U JP3141430U (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | シート巻き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007009455U JP3141430U (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | シート巻き取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3141430U true JP3141430U (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=43291485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007009455U Expired - Fee Related JP3141430U (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | シート巻き取り装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3141430U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103049036A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-17 | 魏子航 | 机械触发延时控制运动的装置 |
| JP2015202937A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | シーアイ化成株式会社 | 巻取装置 |
| CN111945407A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-11-17 | 长乐市丽智产品设计有限公司 | 一种布料生产的毛絮清理装置 |
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2007
- 2007-11-09 JP JP2007009455U patent/JP3141430U/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2015202937A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | シーアイ化成株式会社 | 巻取装置 |
| CN111945407A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-11-17 | 长乐市丽智产品设计有限公司 | 一种布料生产的毛絮清理装置 |
| CN111945407B (zh) * | 2020-08-13 | 2021-09-17 | 临沂协润工贸有限公司 | 一种布料生产的毛絮清理装置 |
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