JP3142798U - 段ボール箱用取っ手 - Google Patents

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Abstract

【課題】段ボール箱を持ち上げ移動するために該段ボール箱に形成した切断部や切欠部或いは凹部等よりゴミや異物が段ボール箱内部へ入り込む心配がなく、また、それらを利用して段ボール箱を持ち上げ移動する場合、段ボール紙に直接指を掛けることで該段ボール箱を破損する可能性の少ないダンボール箱用取っ手を提供する。
【解決手段】合成樹脂製鍔部と袋状部3とよりなる段ボール箱用取っ手において、該鍔部は、段ボール箱の側壁面に形成された切欠部4の周縁部5と当接する表面当接部6と、該切欠部の切断端縁面と当接する内側へ折曲させた端縁面当接部8とによる無端帯の断面L字形状の硬質部材とし、該袋状部は、該端縁面当接部の先端側に連続して一体化した密閉空間を形成する可撓性を有する突出囲繞体としたことを特徴とする段ボール箱用取っ手。
【選択図】図4

Description

本考案は、収納物を入れた段ボール箱を持ち運びするために、該段ボール箱の側壁面に形成した切欠部に取り付ける取っ手に関するものである。
収納物を入れた段ボール箱を持ち運びする手段としては、該段ボール箱を抱え込むようにして持ち上げ移動するか、段ボール箱に形成した切断部又は切欠部或いは凹部等を取っ手代わりとし、当該箇所に指を掛けて持ち上げ移動するか、段ボール箱に紐状のものを架け渡してそれを直接利用するか該紐状物に把持手段を取り付けてそれを利用するか等が一般的である。
特開平11−11460号公報
上記段ボール箱に取っ手の役割をなすための切欠部を形成したものは、当該箇所が外部と内部とを連通する貫通孔となるため、当該箇所よりゴミや異物が内部へ入り込み、それらが収納物に付着することになり、該収納物が精密製品や食品等にあっては密閉上或いは衛生上問題となることが多かった。
また、該段ボール箱に取っ手用凹部を設ける場合は、プレス機等により押圧加工するため、当該部分が内側への凸部となり、収納物を配置するときに該凸部が邪魔になることが多かった。
他方、上記参考文献のように、段ボール箱に一旦切欠部を形成し、当該切欠部の内側に別途板状体、シール材、ゴム材等の平坦状の部材を貼着被覆して、当該箇所からゴミや異物が入り込むのを防止するとともに、当該箇所を取っ手として利用する密閉切欠部が知られている。
しかし、いずれの取っ手も、該段ボール箱を持ち上げ移動する時には、その切断部、切欠部、凹部或いは密閉切欠部等を形成する段ボール箱の段ボール紙に直接指を掛けて持ち上げ移動する構造となっているため、当該部分に収納物の重量を含め全荷重が加わることになり、当該部分より段ボール紙が破損してしまうことが多いという欠点があった。
また、密閉切欠部にあっては、指を掛ける箇所がほぼ段ボール紙の厚みのみであり、力を入れるには不十分な凹部であった。
本考案は、上記欠点を解決したもので、段ボール箱に形成した切欠部からゴミや異物が該段ボール箱内に入り込むことを防止し、該切欠部に取着した取っ手が収納物に邪魔にならないように形成でき、加えて、該段ボール箱の取っ手形成のための切欠部を補強することのできる段ボール箱用取っ手を提供するものである。
具体的な構成として、合成樹脂製鍔部と袋状部とよりなる段ボール箱用取っ手において、該鍔部は、段ボール箱の側壁面に形成された切欠部の周縁部と当接する表面当接部と、該切欠部の切断端縁面と当接する内側へ折曲させた端縁面当接部とによる無端帯の断面L字形状の硬質部材とし、該袋状部は、該端縁面当接部の先端側に連続して一体化した密閉空間を形成する可撓性を有する突出囲繞体とした段ボール箱用取っ手を特徴とする。
また、上記断面L字形状の硬質部材端部に、切欠部の周縁部裏面側に係止する突起を設けた段ボール箱用取っ手を特徴とする。
更に、上記袋状部は、長手方向に延設した半割繭型形状とした段ボール箱用取っ手を特徴とする。
本考案の段ボール箱用取っ手は、段ボール箱の側壁面に形成した切欠部となる貫通孔に嵌着するだけで、持ち運びするための指かけ箇所となり、且つ当該箇所から該段ボール箱内にゴミや異物が外部から入り込むことを防止することが可能となった。
また、箱内に押し込まれる側を軟質となる可撓性部材により袋状に形成しているので、段ボール箱内の収納物が内壁面に近接する位置に配設されていたとしても、該取っ手の嵌着時に該袋状物の先端側がそれらによって押し潰されることになり、該取っ手を所定位置に嵌着することが可能である。
更に、周縁部の硬質な合成樹脂製鍔部により該段ボール箱の切欠部周縁の切断端縁部を補強することができ、持ち上げ移動時に該切断端縁部にかかる力を該取っ手の硬質部材で受け持つことができ、該切断端縁部から該段ボール箱が破損することを防ぐことが可能となった。
以下、図面を参考に本考案を実施するための最良の形態についてその実施例を説明する。
図1は、本考案の段ボール箱用取っ手の正面図、図2は、同図1A−A線の断面図である。該段ボール箱用取っ手1は、合成樹脂材料により一体成形されたもので、硬質部材よりなる鍔部2と該鍔部2に連続して指の引っ掛け部となる軟質部材よりなる袋状部3とより形成している。
該段ボール箱用取っ手1は、図3、4に示すように、段ボール箱の側壁面に形成された切欠部4に嵌着するもので、横長の繭型形状に切欠された切欠部4に対し、その前面側より袋状部3を押し込み、切欠部4の周囲を形成する周縁部5に該鍔部2が当接するようにして嵌着する。
該鍔部2は、段ボール箱の切欠部周囲の周縁部5となる一定範囲の表面に当接するように所定幅を形成する平坦状の表面当接部6と該表面当接部6より略直角方向内側へ折曲した切欠部4の切り口箇所となる切断端縁部7と当接する端縁面当接部8とより形成されている。
該鍔部2は、上記したように、硬質とされ且つ無端帯の断面L字形に形成されているので、強度のある形状保持性を有している。従って、該切欠部4に段ボール箱用取っ手1を嵌着させると、段ボール箱の切欠部4の周縁部5及び切断端縁部7に、該鍔部2の表面当接部6及び端縁面当接部8とが各々当接することになり、該切欠部4より落下することがない状態で嵌着することが可能となる。
該袋状部3は、上記鍔部2の端縁面当接部8に連続形成された可撓性のある袋状のものである。袋の深さは適宜選択できるが、2cm〜5cmが良好である。プラスチックの押出成形等により鍔部2となる硬質部分と、袋状部3となる軟質部分とを一体成形することが可能である。
上記構成よりなる段ボール箱用取っ手1を、該段ボール箱の側壁面等の持ち運びに便利な位置となる対面箇所等に形成した切欠部4に嵌着することにより、該切欠部4に密着状態で嵌め込まれ、該段ボール箱が衝撃を受けても抜け落ちることはない。
また、該切欠部4による貫通孔は、段ボール箱用取っ手1の袋状部3によって閉塞されることになるので、当該箇所よりゴミや異物が箱内へ入り込むことを防止することが可能となる。
更に、該段ボール箱用取っ手1を嵌め込む際、図4に示すように、その近接位置に収納物Wが位置していたとしても、箱内に押し込まれる側となる可撓性のある袋状部3が該収納物Wにより押し潰されることになるので、嵌着に支障が生じることはないし、該袋状部3内に指を挿し込む空間は該収納物Wと段ボール箱の内壁面との隙間により確保することが可能であり、持ち上げ移動を確実に行うための有効な取っ手の役割を達成することができる。
図5は、本考案の段ボール箱用取っ手の他の実施例を示した図2と同一位置での断面図である。
該段ボール箱用取っ手10は、実施例1同様、硬質部材よりなる鍔部11と該鍔部11に連続する軟質部材よりなる袋状部12とより形成している。
該鍔部11は、平坦状の表面当接部13、該表面当接部13より略直角方向内側へ折曲した端縁面当接部14及び該端縁面当接部14の端部より該表面当接部13と略平行な状態となる直角方向外方へ突出した係止突起15とより形成されている。該係止突起15の他端側は該袋状部12と連続することになる。
上記係止突起15は、膨出状の連続した突出湾曲部として図示しているが、アンダーカット加工により一体成形することが可能であり、その形状については図のものに限定するものではない。
上記構成よりなる段ボール箱用取っ手10は、上記同様、段ボール箱の切欠部に嵌着することになるが、該係止突起15は、対向する該端縁面当接部14を狭めることにより切欠部の切断端縁部をのりこえて段ボール箱内へ押し込むことができ、取っ手10を嵌着した後は、該段ボール箱の切欠部の周縁部裏面側(内側)に該係止突起15が係止することになり、上記実施例1より一層強固に切欠部に取っ手10を嵌着することが可能となり、当該箇所より抜け落ちることはない。
本考案の段ボール箱用取っ手の平面図。 同図1のA−A線断面図。 段ボール箱に本考案の段ボール箱用取っ手を嵌着した状態を示す斜視図。 段ボール箱に本考案の段ボール箱用取っ手を嵌着する状態を示す断面図。 本考案の段ボール箱用取っ手の他の実施例の断面図。
符号の説明
1、10 段ボール箱用取っ手
2、11 鍔部
3、12 袋状部
4 切欠部
5 周縁部
6、13 表面当接部
7 切断端縁部
8、14 端縁面当接部
15 係止突起

Claims (3)

  1. 合成樹脂製鍔部と袋状部とよりなる段ボール箱用取っ手において、該鍔部は、段ボール箱の側壁面に形成された切欠部の周縁部と当接する表面当接部と、該切欠部の切断端縁面と当接する内側へ折曲させた端縁面当接部とによる無端帯の断面L字形状の硬質部材とし、該袋状部は、該端縁面当接部の先端側に連続して一体化した密閉空間を形成する可撓性を有する突出囲繞体としたことを特徴とする段ボール箱用取っ手。
  2. 断面L字形状の硬質部材端部に、切欠部の周縁部裏面側に係止する突起を設けたことを特徴とする請求項1記載の段ボール箱用取っ手。
  3. 袋状部は、長手方向に延設した半割繭型形状としたことを特徴とする請求項1又は2記載の段ボール箱用取っ手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019116208A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 スズキ株式会社 ハニカム構造内蔵ボード及びその製造方法、並びにハニカム構造内蔵ボードを含む車両のリアフロア構造

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