JP3143211B2 - 左右糸巻歪補正装置 - Google Patents

左右糸巻歪補正装置

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JP3143211B2 JP13608792A JP13608792A JP3143211B2 JP 3143211 B2 JP3143211 B2 JP 3143211B2 JP 13608792 A JP13608792 A JP 13608792A JP 13608792 A JP13608792 A JP 13608792A JP 3143211 B2 JP3143211 B2 JP 3143211B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
の左右糸巻歪補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機やディスプレ
イ装置のCRTに生じる左右方向の歪み(乱れ)として
は、主に、 (ア)CRTの曲率に起因するもの (イ)偏向ヨークの磁界の乱れに起因するもの がある。
【0003】そして、(ア)はいわゆる左右糸巻歪みで
あり、左,右(CRT画面の右半分と左半分)及び上,
下に対称に生じ、受像機間(セット間)のばらつきは少
ない。また、(イ)は偏向ヨークの磁界分布の乱れによ
り生じるため、必ずしも対称ではなく、セット間のばら
つきも多い。
【0004】また、近年の受像機等にはフェースプレー
ト中央部がフラットになった非球面状のCRTが用いら
れ、このCRTは従来の球面状のCRTに比して中央部
の糸巻歪みが大きくなり、周辺部の糸巻歪みが小さくな
る傾向がある。
【0005】そして、従来の左右糸巻歪補正装置は、前
記の非球面状CRTにも適合させるため、実開平1−1
77661号公報(H04N 3/23)等に記載され
ているように、垂直鋸波電圧を積分して糸巻歪補正用の
パラボラ波電圧を形成する際の信号帰還量を可変し、こ
の可変で補正されたパラボラ波電圧により、水平出力回
路の水平偏向コイルに流れる電流を垂直周期で変調す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の補正装置の
場合、ツェナダイオード或いはダイオードのスイッチン
グにより、パラボラ波電圧の大きさに応じて補正量を段
階的に可変して調整するため、補正特性が上下対称にし
かならず、とくに前記(イ)の上下非対称な歪みの補正
が行えない問題点があり、前記(イ)の歪みを含むCR
画面全体の左右糸巻歪みの精度のよい補正が行えな
い問題点がある。
【0007】本発明は、前記(イ)の歪みを含むCRT
の画面全体の左右糸巻歪みの精度のよい補正が行える左
右糸巻歪補正装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の左右糸巻歪補正装置においては、垂直同
期信号を基準にして毎垂直周期を複数の補正区間に分割
し、前記各補正区間の画面走査のタイミングで前記各補
正区間それぞれの補正量調整電圧の選択信号を形成する
補正区間設定部と、前記各選択信号により複数の設定電
圧から択一的に選択した電圧,又は前記選択信号により
前記各設定電圧から選択した複数の電圧を抵抗を介して
並列合成した電圧の積分平滑電圧を、前記補正量調整電
圧としてパラボラ波電圧に重畳する補正量調整部とを備
える。
【0009】
【作用】前記のように構成された本発明の補正装置の場
合、補正区間設定部によりCRT画面の走査にしたがっ
その画面全体を上下方向に分割した各補正区間の補正
量調整電圧の選択信号が形成される。
【0010】さらに、これらの選択信号に基づ補正量
調整部の電圧選択により、各補正区間それぞれの補正量
調整電圧を形成してこの電圧をパラボラ波電圧に重畳
、パラボラ波電圧を調整し歪みに対する補正量を
補正区間毎に調整する。
【0011】そして、CRT画面全体が上下方向の複数
の補正区間に分割され、しかも、これらの補正区間毎に
補正量調整電圧を自在に設定できるため、セット間でば
らつきがある上下非対称な歪みの補正も行うことがで
き、CRT画面全体の左右糸巻歪みの精度のよい補正が
行え、補正区間を細かくすることにより補正精度が著し
く向上する。
【0012】
【実施例】実施例について、図1〜図6を参照して説明
する。
【0013】(1実施例) まず、1実施例について、図1ないし図4を参照して説
明する。図1において、1は水平ドライブ信号の入力端
子、2はダイオードモジュレーション回路代々ばれる水
平出力回路であり、前記公報に記載の回路と同様、水平
出力トランジスタQ1、ダンパ用ダイオードD1、D
2、帰線容量C1、C2及び水平出力トランスの1次巻
線L1、水平偏向コイルL2、S字補正コンデンサC
3、変調器コイルL4、変調器コンデンサC4からな
る。
【0014】3は垂直出力回路、L4は垂直偏向コイ
ル、C5は垂直カップリングコンデンサ、R1は交流帰
還抵抗、C6は結合コンデンサ、4は垂直鋸波電圧の入
力端子、5はパラボラ波電圧発生用の補正回路部であ
り、ミラー積分回路用の可変抵抗VR1,コンデンサC
7,直流帰還抵抗R2,直流出力電圧調整用の可変抵抗
VR2,反転増幅用のドライブトランジスタQ2,出力
トランジスタQ3及びチョークコイルL4,ベース入力
抵抗R3,バイアス抵抗R4からなる。
【0015】6は垂直同期信号Svの入力端子、7Aは
補正制御部であり、補正区間設定部8A,補正量調整部
9Aからなり、設定部8Aは5個の単安定マルチバイブ
レータ(以下モノマルチという)10a〜10eの縦列
回路及び2個のナンドゲート11a,11bにより形成
され、調整部9Aは型番μPD4051Bのアナログス
イッチ回路12,補正量調整電圧設定用の5個の可変抵
抗VR3〜VR7及び分圧用の抵抗R5,R6により形
成されている。
【0016】なお、図中の+B,Vccは正直流バイア
ス電源端子、−Bは負直流バイアス電源端子である。ま
た、アナログスイッチ回路12において、A,B,Cは
コントロール端子、Xは出力端子、INHはハイレベル
アクティブの動作禁止用の禁止ゲート端子、X0〜X7
は出力端子Xに択一的に選択されて接続される入力端子
である。
【0017】そして、水平ドライブ回路から入力端子1
に供給された水平ドライブ信号により、水平出力回路2
の水平出力トランジスタQ1がスイッチングし、このス
イッチングにより偏向コイルL2に水平周期の鋸波電流
が流れるとともに出力トランスの1次巻線L1に高圧出
力用の電流が流れる。
【0018】また、垂直出力回路3から偏向コイルL4
に供給される垂直偏向電流に基づき、入力端子4に垂直
鋸波電圧V1が供給され、この電圧V1は補正回路部5
によりミラー積分されて反転増幅される。
【0019】この反転増幅により左右糸巻歪補正用のパ
ラボラ波電圧V2が形成され、この電圧V2がチョーク
コイルL4を介して水平出力回路2に供給される。そし
て、パラボラ波電圧V2により偏向コイルL2を流れる
電流に垂直周期の変調がかけられ、左右糸巻歪みが補正
される。
【0020】ところで、パラボラ波電圧V2を垂直鋸波
電圧V1のミラー積分で形成するのみでは、従来例で説
明したように上下非対称の歪みの補正が行えない等の不
都合が生じる。そこで、この実施例では補正制御部7A
によりパラボラ波電圧V2をつぎに説明するように調整
する。
【0021】まず、図2の(a)のパルス幅τvの垂直
同期信号Svを入力端子6からモノマルチ10aに供給
し、モノマルチ10a〜10eを順次にトリガする。こ
のとき、モノマルチ10a〜10dの出力Sa〜Sd
は、図2の(b)〜(e)に示すようにそれぞれ入力
(=Sv,Sa,Sb,Sc)の立上りに同期して立下
り、パルス幅τa〜τdのローレベルパルスを発生す
る。
【0022】また、モノマルチ10eの出力Seは図2
の(f)に示すように、入力(=Sd)の立下りに同期
して立上り、パルス幅τeのハイレベルパルスを発生す
る。さらに、出力Sb,Sdがナンドゲート11aに供
給されるとともに、出力Sc,Sdがナンドゲート11
bに供給され、両ゲート11a,11bの出力Sf,S
gは図2の(g),(h)に示すようになる。
【0023】そして、垂直同期信号Svを基準にして形
成された出力Se,Sf,Sgはそれらのハイレベ
ル(”1”),ローレベル(”0”)の組合せにより、
毎垂直期間(1画面)にその期間を分割してCRT画面
全体を上下方向に分割したτv+τa,τb,τc,τ
d,τeの5補正区間それぞれの補正量調整電圧の選択
信号になる。
【0024】この選択信号,すなわち各補正区間の画面
走査のタイミングで形成された出力Se,Sf,Sgが
スイッチ回路12のコントロール端子C,A,Bに供給
され、この供給により、スイッチ回路12の可変抵抗V
R3〜VR7が接続された各入力端子X0〜X4と出力
端子Xとの間が画面走査にしたがって択一的にオンす
る。
【0025】そして、この択一的なオンにより選択され
た入力端子の設定電圧,例えば入力端子X0の可変抵抗
VR3で設定された電圧が入力端子X0,出力端子Xを
介して抵抗R5,R6の接続点に、補正量調整電圧とし
て出力される。
【0026】この調整電圧の出力Sxが抵抗R6を介し
て補正回路部5のトランジスタQ2のベースに与えら
れ、垂直鋸波電圧V1に基づくパラボラ波電圧に補正量
調整電圧が多重される。
【0027】そして、各補正区間の選択信号により選択
した補正量調整電圧の多重により、偏向回路2に供給さ
れるパラボラ波電圧V2はCRT画面の走査にしたがっ
、各補正区間の補正量の適当な調整が施される。な
お、図3の(a)に示す垂直鋸波電圧に基づくパラボラ
波電圧が同図の(b)の実線の場合、出力Sx及びこの
出力Sxに基づく調整特性の1例はつぎに説明するよう
になる。
【0028】すなわち、図3の(c),(d),(e)
に示すコントロール端子A,B,Cの信号の組合せに基
づき、可変抵抗VR3〜VR7が択一的に選択され、1
垂直期間1Vの出力Sxは同図の(f)に示すように補
正区間に応じて変化する。そして、この補正区間に応じ
た出力Sxの変化により、図3の(b)の実線のパラボ
ラ波電圧(調整前のパラボラ波電圧)は補正区間毎に分
割して個別に補正量が調整され、同図の(b)の破線に
示すパラボラ波電圧V2になる。
【0029】この補正後のパラボラ波電圧V2に基づ
き、例えば図4のCRT画面13に示すように、補正前
のパラボラ波電圧では実線に示す程度しか補正されなか
った歪みが同図の破線に示すようにさらに精度よく補正
される。
【0030】これはパラボラ波電圧が画面全体を上下
方向に分割した各補正区間の画面走査にしたがって、可
変抵抗VR3〜VR7により設定された各補正区間それ
ぞれの適当な大きさの補正量調整電圧で調整されるため
であり、この調整により従来は不可能であったセット間
でばらつきがある上下非対称な縦線歪みの補正も行われ
る。なお、図3の(b)の破線からも明らかなように、
出力Sxが補正回路部5で積分平滑されるため、補正量
調整電圧の段階的な差に基づくCRT画面上での補正の
境界は目立たなくなる。
【0031】(他の実施例)つぎに、他の実施例につい
て、図5及び図6を参照して説明する。図5は図1の補
正制御部7Aに相当する回路部を示し、7Bは補正制御
部であり、補正区間設定部8B,補正量調整部9Bから
なる。13は水平同期信号Shの入力端子、14は垂直
同期信号Svの入力端子である。
【0032】そして、補正区間設定部8Bは水平同期信
号Shを計数する縦列接続の3個のフリップフロップ
(以下FFという)15a〜15c及びノアゲート1
6,型番74HC161のプログラマブル4ビット同期
カウンタ回路17,インバータ18,19,分周用のF
F20,4個のオアゲート21a〜21dからなる。
【0033】また、補正量調整部9Bは型番μPD40
51Bの4個のアナログスイッチ回路22a〜22d,
補正量設定用の各8個の可変抵抗VR8〜VR15,V
R16〜VR23,VR24〜VR31,VR32〜V
R39及び出力用の抵抗R7〜R10,結合用の抵抗R
11〜R13,積分用のコンデンサC8からなる。
【0034】そして、縦列接続のFF15a〜15cは
反転出力端子Q* がそれぞれのデータ入力端子Dに接続
されて1/2分周器を形成し、図6の(a)に示す入力
端子14の垂直同期信号Svがローレベルアクティブの
クリア端子CLRに供給され、垂直同期信号Svの前縁
の立下りによりクリアリセットされる。
【0035】さらに、入力端子13の水平同期信号S
h,前段のFF15a,15bの非反転出力端子Qの出
力がFF15a〜15cのクロック端子CKに供給さ
れ、各FF15a〜15cの出力端子Qの出力が信号S
vの2倍,4倍,8倍の周期で反転をくり返す。
【0036】そして、各FF15a〜15cの出力端子
Qの出力がノアゲート16に供給され、このゲート16
の出力S16は図6の(b)に示すように、信号Shを8
パルス計数する毎に1水平期間だけハイレベルパルスに
なる。
【0037】このゲート16の出力S16がカウンタ回路
17のクロック端子CKに供給され、このとき、カウン
タ回路17はプリセットデータの入力端子A,B,C,
Dがローレベルにアースされるとともに、ロード入力端
子LD及びカウントイネーブル端子EP,カウントデイ
スエーブル端子ETが共にハイレベルにプルアップさ
れ、クロック端子CKに与えられるパルスの立上りエッ
ジの計数状態に設定される。
【0038】そして、出力S16のパルス計数によりカウ
ンタ回路17の最下位ビットから順の4ビットの出力端
子QA,QB,QC,QDの出力SA,SB,SC,S
Dは図6の(c),(d),(e),(f)に示すよう
に変化し、信号Shの8パルス毎に1増加する4ビット
の2進計数値を形成する。
【0039】また、カウンタ回路17のリップルキャリ
ー端子CYの出力を反転したインバータ18の出力S18
は、図6の(g)に示すようにカウンタ回路17の計数
値が最大(SA,SB,SC,SD=”1”)になると
きにのみローレベルになる。
【0040】さらに、出力S18がFF20のクロック端
子CKに供給されて1/2分周され、FF20の非反転
出力端子Qの出力S20は図6の(h)に示すようにな
り、反転出力端子Q*の出力S20*はS20の反転波形にな
る。また、カウンタ回路17の最上位ビットの出力SD
がインバータ19及びオアゲート21a,21cに供給
され、インバータ19の出力S19がオアゲート21b,
21dに供給される。
【0041】そして、オアゲート21aは出力SD、S
20を処理し、オアゲート21bは出力S19、S20をゲー
ト処理し、オアゲート21cは出力SD、S20*をゲー
ト処理し、オアゲート21dは出力S19、S20*をゲー
ト処理する。これらのゲート処理により、オアゲート2
1a〜21dの出力S21a〜S21dは図6の(i)〜
(l)に示すようになる。
【0042】そして、水平同期信号Shを基準にして形
成されたカウンタ回路17の出力SA〜SC及びオアゲ
ート21a〜21dの出力S21a 〜S21d が図1の出力
Se,Sf,Sgに対応する選択信号を形成し、出力
SA〜SCは各アナログスイッチ回路22a〜22dの
コントロール端子A〜Cに並列供給され、出力S21a
21d は各アナログスイッチ回路22a〜22dの禁止
ゲート端子INHに供給される。
【0043】このとき、出力S21a〜S21dは常時各アナ
ログスイッチ回路22a〜22dのうちの1つを選択
を、出力SA〜SCはその3ビットの組み合わせによ
り、選択されたアナログスイッチ回路22a〜22dの
各入力端子X0〜X7を出力端子Xに択一的に選択して
接続する。
【0044】この接続により、選択されたアナログスイ
ッチ回路22a〜22dの出力端子Xに、選択された入
力端子X0〜X7の可変抵抗VR8〜VR15、VR1
6〜VR23、VR24〜VR31、VR32〜VR3
9及び抵抗R7〜R11により設定された電圧Vxa〜
Vxdのいづれかが択一的に発生する。
【0045】そして、選択された1又は複数のアナログ
スイッチ回路22a〜22dの設定電圧Vxa〜Vxd
が抵抗R7〜R10を介して合成され、この合成電圧が
抵抗R11〜R13,コンデンサC8の積分回路により
積分平滑され、補正区間の補正量調整電圧が形成され
る。
【0046】この補正量調整電圧の出力Sx’が図1の
出力Sxに相当し、出力Sx’がCRT画面の走査にし
たがって図1の補正回路部5と同様の補正回路部に供給
され、パラボラ波電圧に各補正区間の補正量調整電圧が
重畳される。なお、出力Sx’は例えば図6の(m)に
示すように、電圧Vxa〜Vxdを合成した実線の階段
状の波形を積分した破線の波形になる。
【0047】そして、この実施例の場合は4個のアナロ
グスイッチ回路22a〜22dの選択と、各アナログス
イッチ回路22a〜22dそれぞれの8個の可変抵抗V
R8〜VR15,…,VR32〜VR39の選択との組
合せにより、毎垂直走査期間が1実施例の場合より著し
く多数の補正区間に分割される。しかも、出力SX’が
平滑されて補正量の不連続がなくなる。
【0048】そのため、1実施例の場合より一層細かに
補正量の調整が行え、歪みの補正精度が著しく向上す
る。そして、各部の構成等は前記両実施例に限定される
ものでなく、例えば補正量調整部9A,9Bをメモリ回
路で形成してもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。補正区間設
定部8A,8BによりCRTの画面走査にしたがって
の画面全体を上下方向に分割した複数の補正区間それぞ
れの補正量調整電圧の選択信号が形成され、これらの選
択信号に基づ補正量調整部9A,9Bの各補正区間の
設定電圧の選択により、画面走査にしたがって各補正区
間に適した補正量調整電圧をパラボラ波電圧V2に重畳
してこの電圧V2の補正量を調整し、調整したパラボラ
波電圧V2により水平出力回路2の水平偏向コイルL2
を流れる電流を変調することができる。この場合、CR
Tの画面全体を上下方向に独立した複数の補正区間に分
割し、パラボラ波電圧に、各補正区間毎に任意に設定し
た補正量調整電圧を重畳することができ、CRTの画面
全体につき、その走査にしたがって、任意の補正量の左
右糸巻歪みの補正を施すことができる。 そのため、従来
は補正不可能であった上下非対称な歪みを含むCRT画
面の左右糸巻歪み従来より精度のよい補正が行え、と
くに、ハイビジョンモニタ等の高画質が要求される受像
機,ディスプレイ装置に適用して著しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の左右糸巻歪補正装置の1実施例のブロ
ック結線図である。
【図2】(a)〜(h)は図1の各部の動作説明用のタ
イミングチャートである。
【図3】(a)〜(f)は図1の調整特性の1例を示す
タイミングチャートである。
【図4】図1の補正効果説明用のCRT画面の正面図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例のブロック結線図である。
【図6】(a)〜(m)は図5の動作説明用のタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
2 水平出力回路 8A,8B 補正区間設定部 9A,9B 補正量調整部 L2 水平偏向コイル V1 垂直鋸波電圧 V2 パラボラ波電圧 Sv 垂直同期信号 Sh 水平同期信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−29172(JP,A) 実開 平1−177661(JP,U) 実開 昭60−124165(JP,U) 実開 昭60−98969(JP,U) 実開 昭52−159113(JP,U) 特公 昭54−5249(JP,B2) 実公 昭56−8298(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/23

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直鋸波電圧を積分して左右糸巻歪補正
    用のパラボラ波電圧を形成し、 前記パラボラ波電圧により水平出力回路の水平偏向コイ
    ルに流れる電流を垂直周期で変調する左右糸巻歪補正装
    置において、 垂直同期信号を基準にして毎垂直周期を複数の補正区間
    に分割し、前記各補正区間の画面走査のタイミングで前
    記各補正区間それぞれの補正量調整電圧の選択信号を形
    成する補正区間設定部と、 前記各選択信号により複数の設定電圧から択一的に選択
    した電圧,又は前記選択信号により前記各設定電圧から
    選択した複数の電圧を抵抗を介して並列合成した電圧の
    積分平滑電圧を、前記補正量調整電圧として前記パラボ
    ラ波電圧に重畳する補正量調整部とを備えたことを特徴
    とする左右糸巻歪補正装置。
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