JP3143555B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3143555B2
JP3143555B2 JP05335921A JP33592193A JP3143555B2 JP 3143555 B2 JP3143555 B2 JP 3143555B2 JP 05335921 A JP05335921 A JP 05335921A JP 33592193 A JP33592193 A JP 33592193A JP 3143555 B2 JP3143555 B2 JP 3143555B2
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの可動手段の周
りの防滴等のために弾性手段を設けたカメラの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば鏡筒が光軸方向に進退す
るカメラに防滴仕様を施す場合、カバーと鏡筒との間を
シールしなければならない為、どうしても鏡筒駆動用モ
ータに掛かる負荷が大きくなってしまう。この為、モー
タをトルクの大きいものを使用したり、減速比をかせぐ
ためギアを多数使用することで、普通のカメラと変わら
ないスピードで鏡筒を駆動できるようにしている。
【0003】一方、防滴(水)カメラの場合、カメラ全
体がシールされており、鏡筒の光軸方向の進退時におけ
る内容積の変化が大きい場合には、カメラ内部の圧力
(以下、内圧と称す)変化も大きくなってしまい、操作
性を著しく低下させてしまう。そこで、これを解決する
ものとしてレンズ鏡筒とカメラ本体の少なくとも一方の
壁面に、穿設されて外部に連通するブリーズ孔とこのブ
リーズ孔に配設された、通気性非通水性のフィルタとを
設けた防滴カメラが実開平4−356号公報に開示され
ており、防滴カメラの鏡筒の光軸方向への進退時におけ
る内圧調整を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、近
年カメラの小型、軽量化が進むなか、前記防滴仕様とす
るためにモータを大型化したり、ギアの数を増やして減
速比をかせぎトルクアップをはかるという方法は、スペ
ース効率、コストの両面において得策とは言い難いもの
であった。
【0005】一方、内圧調整に伴い、通気性非通水性フ
ィルタを用いることは、スペースを多量に必要とするこ
とと、大変高価である為、コストアップが必至となり、
これもあまり良い方法であるとは言えなかった。
【0006】本発明は以上の事情に鑑みなされたもの
で、カメラの可動手段の周りに弾性手段を設け防滴等の
機能を向上させると共に、前記弾性手段が前記可動手段
の動作を阻害しないようにするカメラを提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、レンズを保持する鏡筒と、前記鏡筒を駆動
する駆動手段と、前記駆動手段に前記鏡筒の駆動を指示
する指示手段と、前記鏡筒の外周を密閉するパッキン
と、前記指示手段により前記鏡筒の駆動が指示されるこ
とに応じて、前記パッキンが前記鏡筒の駆動を阻害しな
いように前記パッキンを変形させる作用手段とを有する
ことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例に係わるカメ
ラの外観斜視図で、図1中、1はカメラ本体外装カバ
ー、2はストロボフレネルレンズ、3はファインダ窓、
4は測距用投光窓、5は測光用受光窓でこれらは、公知
の技術により外装カバー1に液密に接着されている。6
はレリーズボタンで本ボタンの操作により、後述するス
イッチSW1及びスイッチSW2を切り換え可能な構造
となっている。7は焦点距離切り換えボタン(以下ズー
ムボタンと記す)で、本ボタン7の操作により、後述す
るスイッチSW3及びスイッチSW4を切り換え可能な
構造となっている。また、レリーズボタン6及びズーム
ボタン7も公知の技術により、外装カバー1に液密に接
着されている。8はズーム鏡筒である。
【0010】次に図2〜図4により本実施例の主要部分
の構成について説明する。
【0011】図2は図1のカメラの鏡筒の構成を示す斜
視図、図3〜図6は図1のカメラの鏡筒の光軸方向の断
面図、図7は図1のカメラの鏡筒の光軸と垂直方向の断
面図である。
【0012】図2に於いて、ズーム鏡筒8はその外周部
にカムピン8aを持っており、内部には図3に示される
ように防水用の0リング8bによりシールされた第1群
レンズ系8lを備えている。9はズームモータであり、
その出力軸にはピニオンギア9aが固着され、該ピニオ
ンギア9aは後述のカム環12のギア部12aと噛み合
っている。10は後述するカム板17の駆動用モータ
(以下モータと略す)である。11はレンズ保持枠で外
周部にカムピン11aを持ち、内部には第2群レンズ系
11lを備えている。12はズームモータ9の駆動力が
ギア12aに伝達されることで回転し、前記第1群レン
ズ系と第2群レンズ系より成るズーム撮影レンズ光学系
の焦点距離を変化させるためのカム環であり、カム溝1
2b、12cを備えている。カム溝12b、12cには
それぞれ前記ズーム鏡筒8及びレンズ保持枠11がカム
ピン8a及び11aにより摺動可能に嵌合しており、更
に該ズーム鏡筒8及びレンズ保持枠11は不図示の部材
により光軸方向には可動、かつ光軸回りには回転せぬよ
う保持されているため、カム環12の回転により、カム
溝12b、12cに沿って前記撮影レンズ光学系は図3
の沈胴状態から図4のワイド端、図5のテレ端までズー
ミング動作するよう構成されている。13は不図示の本
体に固定されている地板である。14a〜14cはカム
ピンである。15a〜15cは支持腕である。16a〜
16cは支持腕15a〜15bをそれぞれ地板13のカ
メラ前面側に回転可能に取り付けるカシメ軸である。支
持腕15a〜15cのカシメ軸16a〜16cと略対称
の位置には前記カムピン14a〜14cが光軸方向に固
着されており、前記カムピン14a〜14cはそれぞれ
カシメ軸16a〜16cを中心として支持腕15a〜1
5cを略半径とする円周上を回転可能としている。17
はカム板であり不図示の地板に光軸まわりに回転可能に
取り付けられている。又、カム板17の光軸と垂直な面
にはカム溝17a、17b、17cを備えており前記カ
ムピン14a、14b、14cが摺動可能に嵌合してい
る。
【0013】カム板17はさらに外周部にギア17dを
備えている。18は伝達ギアで不図示の地板に回転可能
に取り付けられておりギア17dと噛み合っている。モ
ータ10の出力軸にはギア10aが固着されており、ギ
ア10aは伝達ギア18と噛み合っておりモータ10に
よる駆動力が伝達ギア18により伝達され、さらにギア
17dに伝達され、カム板17が回転する構成となって
いる。カム板17に設けられた凸部17eはカム板17
が所定量回転すことにより後述するスイッチ21、22
の接片と当接可能な位置にあり、スイッチ21、22を
ONあるいはOFFに切り換えることができる。19は
遮光性材料からなる遮光リングであり、カム板17と後
述する防水パッキン20の間に置かれ図3に示すA方向
からの光線を遮断する。20は弾性部材(NBR等)か
ら成る防水パッキンで前記カムピン14a、14b、1
4cがそれぞれ穴部20a、20b、20cに液密に嵌
合している。また図3に示すように外周側のひだ部20
eは外装カバー1の内壁1aに2箇所で液密に接してお
り、鏡筒部の隙間Bから濡れた水をカメラ内部に侵入さ
せないように構成してある。21、22はカム板17の
回転角検出スイッチで、不図示の地板に取り付けられて
おりカム板17の回転位置により凸部17eが接片21
a、22aと当接し、接片21a、22aが弾性変形さ
せられることで接片21aと21bが接触し、スイッチ
21はON状態になり、接片22aと22bが接触させ
られるとスイッチ22はON状態になる。
【0014】以上の構成によりモータ10による駆動力
がピニオンギア10aの回転によって伝達ギア18を介
し、ギア17dに伝達され、カム板17が回転する。カ
ム板17のカム溝17a、17b、17cにはそれぞれ
カムピン14a、14b、14cが摺動可能に嵌合して
おり、さらにカムピン14a、14b、14cはそれぞ
れ防水パッキン20の穴部20a、20b、20cとも
嵌合している。今カム板17が回転することにより、カ
ムピン14は光軸の中心から離れるように摺動する。こ
れによりカムピン14と穴部により嵌合している防水パ
ッキン20の内径20dは図7(a)の状態から図7
(b)のように広がる。そして、防水パッキン20の内
径20dが規定量広がるまでカム板17が回転すると凸
部17eがスイッチ21をONし、モータ10が停止す
るようになっている。内径20dが図7−(b)のよう
に規定量広がった状態では内径20dとズーム鏡筒8の
外周面との摩擦は少ない。この状態は図6に示したよう
なズーム中及び図3から図6の間の沈胴端からワイド端
等の鏡筒が光軸方向に動いている場合は維持され、鏡筒
が停止するとモータ10が逆転し、前述の操作と逆の操
作が行われズーム鏡筒8は液密状態となる。よって鏡筒
移動時の防水パッキンが鏡筒に与える負荷が少なくな
り、空気も流通できるのでカメラ内部の圧力変化を調整
することもできる。
【0015】図8は以上の構成における電気回路ブロッ
ク図である。図8に於いて101はマイクロコンピュー
タ等で構成されるカメラ全体の制御を司る制御回路、1
02はフィルム給送用モータ103を駆動するフィルム
給送駆動回路、104は被写界輝度を検出する公知の測
光回路、105は被写体距離を検出する公知の測距回
路、106は公知のシャッタ装置を含むシャッタ制御回
路、107はパッキン駆動回路、108は鏡筒駆動回路
である。また、SW1は測光測距開始用のスイッチ、S
W2はレリーズスイッチであり前述のレリーズボタン6
の第1ストロークでスイッチSW1はONされ、第2ス
トロークでスイッチSW2がONされるように構成され
ている。SW3は撮影レンズ光学系を長焦点距離側へ変
化させるテレスイッチ、SW4は同様に短焦点距離側へ
変化させるワイドスイッチ、SWTはテレ端検出スイッ
チ、SWWはワイド端検出スイッチ、SWEは沈端検出
スイッチ、SWMはメインスイッチである。
【0016】次に図9〜図13に示すフローチャートに
従い以上の構成の動作を説明する。
【0017】ステップ201:メインスイッチSWMの
状態を判断し、ONであればステップ202に進み、O
FFであればステップ201へ戻る。
【0018】ステップ202:前述した防水パッキンを
開くサブルーチンであり、図10により説明する。
【0019】ステップ301:パッキン駆動回路108
を介しモータ10を正転させる。するとモータ10はギ
ア18を介し、カム板17を回転させ、カム17a、1
7b、17cに案内されてカムピン14a、14b、1
4cが防水パッキン20の内壁20dを広げる動作を開
始する。
【0020】ステップ302:防水パッキンが規定の位
置まで広がっているか否かを検知するスイッチ21aの
状態を判断し、ONであればステップ303に進み、O
FFであればステップ301へ戻る。
【0021】ステップ303:パッキン駆動回路108
を介しモータ10を停止させ、防水パッキン20の内壁
20dを広げる動作を終了する。
【0022】この状態では防水パッキンの内径20dと
ズーム鏡筒8の外周面との摩擦は非常に小さいものとな
っている。
【0023】ステップ203:鏡筒をワイド端で停止さ
せるためのサブルーチンであり、図12により説明す
る。
【0024】ステップ307:鏡筒駆動回路107を介
し、ズームモータ9を正転させ、撮影レンズ光学系をワ
イド端位置まで駆動する動作を開始する。
【0025】ステップ308:ワイド端検出スイッチS
WWの状態を判断し、ONであればステップ309に進
み、OFFであればステップ307へ戻る。
【0026】ステップ309:鏡筒駆動回路107を介
し、ズームモータ9を停止させ、撮影レンズ光学系をワ
イド端位置まで駆動する動作を終了する。
【0027】ステップ204:防水パッキンを元に戻す
サブルーチンであり、図11により説明する。
【0028】ステップ304:パッキン駆動回路108
を介しモータ10を逆転させ、ギア18を介しカム板1
7を回転させ、カム17a、17b、17cをカムピン
14a、14b、14cが移動することにより、防水パ
ッキン20の内壁20dを元に戻す動作を開始する。
【0029】ステップ305:防水パッキンが元の形に
戻っているかを検知するスイッチ21bの状態を判断
し、ONであればステップ306に進み、OFFであれ
ばステップ304へ戻る。
【0030】ステップ306:パッキン駆動回路108
を介しモータ10を停止させ、防水パッキン20の内壁
20dを元の形に戻す動作を終了する。
【0031】この状態では防水パッキンはズーム鏡筒8
の外周面と再び液密状態となる。
【0032】ステップ205:ズームのテレSW3の状
態を判断し、ONであればステップ206に進み、OF
Fであればステップ212に進む。
【0033】ステップ206:前述した図10の防水パ
ッキンを開くサブルーチンを行う。
【0034】ステップ207:鏡筒駆動回路107を介
しズームモータ9を正転させ、撮影レンズ光学系をテレ
端側に移動させる動作を開始する。
【0035】ステップ208:ズーム鏡筒8のテレ端検
出スイッチSWTの状態を判断し、ONであればステッ
プ210に進み、OFFであればステップ209に進
む。
【0036】ステップ209:ズームのテレスイッチS
W3の状態を判断し、ONであればステップ207へ戻
り、OFFであればステップ210に進む。
【0037】ステップ210:鏡筒駆動回路107を介
しズームモータ9を停止させ、撮影レンズ光学系をテレ
端側に移動させる動作を終了する。
【0038】ステップ211:前述した図11の防水パ
ッキンを元に戻すサブルーチンを行う。
【0039】ステップ212:ズームのワイドスイッチ
SW4の状態を判断し、ONであればステップ213に
進み、OFFであればステップ219に進む。
【0040】ステップ213:前述した図10の防水パ
ッキンを開くサブルーチンを行う。
【0041】ステップ214:鏡筒駆動回路107を介
しズームモータ9を逆転させ、撮影レンズ光学系をワイ
ド端側に移動させる動作を開始する。
【0042】ステップ215:ズーム鏡筒8のワイド端
検出SWWの状態を判断し、ONであればステップ21
7に進み、OFFであればステップ216に進む。
【0043】ステップ216:ズームのワイドSW4の
状態を判断し、ONであればステップ214へ戻り、O
FFであればステップ217に進む。
【0044】ステップ217:鏡筒駆動回路107を介
しズームモータ9を停止させ、撮影レンズ光学系をワイ
ド端側に移動させる動作を終了する。
【0045】ステップ218:前述した図11の防水パ
ッキンを元に戻すサブルーチンを行う。
【0046】ステップ219:メインスイッチSWMの
状態を判断し、ONであればステップ220に進み、O
FFであればステップ225に進む。
【0047】ステップ220:スイッチSW1の状態を
判断し、ONであればステップ221に進み、OFFで
あればステップ205へ戻る。
【0048】ステップ221:測光回路104、測距回
路105により公知の測光、測距動作を行う。
【0049】ステップ222:スイッチSW2の状態を
判断し、ONであればステップ223に進み、OFFで
あればステップ220へ戻る。
【0050】ステップ223:ステップ221での測
光、測距結果に基づいてシャッタ制御回路106により
露光動作を行う。
【0051】ステップ224:フィルム給送駆動回路1
02を介し、フィルム給送用モータ103を駆動させ、
フィルムを1駒巻上げる。
【0052】ステップ225:公知の手段によりフィル
ムつっぱりまたは規定枚数終了の状態を判断しYESで
あればステップ226に進み、NOであればステップ2
05へ戻る。
【0053】ステップ226:フィルム給送駆動回路1
07を介し、フィルム給送用モータ103を駆動し、フ
ィルムを巻戻し、公知の手段により全て巻戻したことを
検知したら、フィルム給送用モータ103を停止する。
【0054】ステップ227:前述した図10の防水パ
ッキンを開くサブルーチンを行う。
【0055】ステップ228:鏡筒を沈胴させるサブル
ーチンであり、図13により説明する。
【0056】ステップ310:ズームモータ9を逆転さ
せ、撮影レンズ光学系を沈胴端へ移動する動作を開始す
る。
【0057】ステップ311:沈胴端検出スイッチSW
Eの状態を判断し、ONであればステップ312に進
み、OFFであればステップ310へ戻る。
【0058】ステップ312:ズームモータ9を停止さ
せ、撮影レンズ光学系を沈胴端へ移動する動作を終了す
る。
【0059】ステップ229:前述した図11の防水パ
ッキンを元に戻すサブルーチンを行う。
【0060】図14、図15によって本発明の第2の実
施例について説明する。
【0061】図14は後述の0−リングにより液密とし
ている時の状態を示しており、図15は撮影レンズ光学
系が移動している時の状態を示している。図14、図1
5に於いて、前記第1の実施例と同一の構成には同一の
符号を付して説明を省略する。
【0062】図14、図15に於いて、501は回転筒
で不図示の本体に光軸回りに回転可能で、光軸方向には
不動に支持されていて、外周部にギア部501aを持っ
ており、ギア部501aはモータ10のピニオンギア1
0aと噛み合っている。また内部にはメスヘリコイド部
501bを持っている。502はゴム圧縮用地板で光軸
方向に可動で光軸回りに回転不能に支持されており、外
周部にはオスヘリコイド部501bを備え、前記回転筒
501のメスヘリコイド部501bと噛み合っている。
503は弾性部材(NBR等)から成る0−リングでゴ
ム硬度を低いものを用いてあり、外装カバー1の内壁1
aとゴム圧縮用地板502の前面502aの間でズーム
鏡筒8と若干の隙間を持つように構成してある。図14
のように撮影レンズ光学系が停止している場合は、外装
カバー1の内壁1aとゴム圧縮用地板502の前面50
2aと凸部502cにより、0−リング503は光軸の
中心方向へ圧縮されることでズーム鏡筒8を液密として
いる。
【0063】次に図15のように撮影レンズ光学系が移
動する場合は前記第1の実施例と同一の回路構成により
モータ10が駆動され、ピニオンギア10aの回転がギ
ア部501aに伝達されることで回転筒501が回転
し、ヘリコイド嵌合しているゴム圧縮用地板502が背
蓋側へ移動するように構成されている。これにより0−
リング503は圧縮状態から開放され、ズーム鏡筒8と
の間に若干の隙間ができることで摩擦が減る。ズーム鏡
筒8が停止するとモータ10が逆転し、前述の操作と逆
の操作が行われ、ズーム鏡筒8は液密状態となる。よっ
てズーム鏡筒8の移動時の0−リング503がズーム鏡
筒8に与える負荷が少なくなり、空気も流通できるので
カメラ内部の圧力変化を調整することもできる。
【0064】また、第1の実施例に比べ、部品点数が大
幅に減らせるのでコスト的に有利である。
【0065】図16、図17によって本発明の第3の実
施例について説明する。
【0066】図16、図17に於いて、前記第1の実施
例と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略す
る。図16の601は第1及び第2の実施例で示した防
水パッキンや0−リングなどのシール材の密着状態を手
動で切り換えるスイッチである。図17は本実施例にお
ける電気回路ブロック図であり、SW5は前記手動切換
スイッチ601により第1の実施例で示したカム板17
の駆動用モータ10を駆動するための防水パッキン駆動
回路を介して防水パッキン20を非密着状態とするよう
モータ10を駆動するスイッチ、SW6は同様に防水パ
ッキン20を密着状態とするようモータ10を駆動する
スイッチである。
【0067】これにより、撮影者は自分の意思で自由に
防滴状態、非防滴状態を選ぶことができる。例えば晴れ
ている日の一般の場所や屋内では非防滴状態とすること
で素早いズーミングが行え、モータにかかる負荷が少な
い為電力消費も少ない。雨の日や海辺、スキー場などで
は防滴状態とし、ズーミング時も安心して使うことがで
きる。
【0068】以上説明した実施例によれば、鏡筒部のシ
ール材の摩擦抵抗を鏡筒の移動時に減らしてやる(鏡筒
とシール材の間に隙間を作る)ことで鏡筒駆動用モータ
の負荷の軽減と、カメラの内圧調整を同時に可能とする
ことができる。
【0069】尚、以上の実施例に於いては、鏡筒部のシ
ール材について説明しているが、本発明は他の可動部の
シール材であっても同様に適用できることは言うまでも
ない。
【0070】又、シール材に限らず、他の弾性部材が可
動部に負荷を作用するようなものであっても本発明が同
様に適用できることは言うまでもない。
【0071】更に本発明は、以上の各実施例又はそれら
技術要素を必要に応じて組み合わせるようにしてもよ
い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鏡筒の外周にパッキンを設け防滴等の機能を向上させる
と共に、指示手段により鏡筒の駆動が指示されることに
応じて、前記パッキンが前記鏡筒の駆動を阻害しないよ
うに前記パッキンを変形させるので、鏡筒を駆動すると
きにパッキンによる負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるカメラの外観斜
視図。
【図2】図1のカメラの鏡筒の構成を示す斜視図。
【図3】図1のカメラの鏡筒の光軸方向の断面図。
【図4】図1のカメラの鏡筒の光軸方向の断面図。
【図5】図1のカメラの鏡筒の光軸方向の断面図。
【図6】図1のカメラの鏡筒の光軸方向の断面図。
【図7】図1のカメラの鏡筒の光軸と垂直方向の断面
図。
【図8】図1のカメラの電気回路ブロック図。
【図9】図5の回路の制御動作を示すフローチャート。
【図10】図5の回路の制御動作を示すサブフローチャ
ート。
【図11】図5の回路の制御動作を示すサブフローチャ
ート。
【図12】図5の回路の制御動作を示すサブフローチャ
ート。
【図13】図5の回路の制御動作を示すサブフローチャ
ート。
【図14】本発明の第2の実施例に係わる鏡筒の光軸方
向の断面図。
【図15】本発明の第2の実施例に係わる鏡筒の光軸方
向の断面図。
【図16】本発明の第3の実施例に係わるカメラの外観
斜視図。
【図17】図3のカメラの電気回路ブロック図。
【符号の説明】
1 外装カバー 2 ストロボフレネルレンズ 3 ファインダー窓 4 測距窓 5 測光窓 6 レリーズボタン 7 ズームボタン 8 ズーム鏡筒 9 ズームモータ 10 カム板駆動用モータ 11 レンズ保持枠 12 カム環 13 地板 14 カムピン 15 支持腕 16 カシメ軸 17 カム板 18 伝達ギア 19 遮光リング 20 防水パッキン 21、22 回転角検出スイッチ 501 回転筒 502 ゴム圧縮用地板 503 0−リング 601 手動切換スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを保持する鏡筒と、前記鏡筒を駆
    動する駆動手段と、前記駆動手段に前記鏡筒の駆動を指
    示する指示手段と、前記鏡筒の外周を密閉するパッキン
    と、前記指示手段により前記鏡筒の駆動が指示されるこ
    とに応じて、前記パッキンが前記鏡筒の駆動を阻害しな
    いように前記パッキンを変形させる作用手段とを有する
    ことを特徴とするカメラ。
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