JP3143684B2 - 粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法 - Google Patents

粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法

Info

Publication number
JP3143684B2
JP3143684B2 JP03200177A JP20017791A JP3143684B2 JP 3143684 B2 JP3143684 B2 JP 3143684B2 JP 03200177 A JP03200177 A JP 03200177A JP 20017791 A JP20017791 A JP 20017791A JP 3143684 B2 JP3143684 B2 JP 3143684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
granular material
magnetic metal
coated
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03200177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0543903A (ja
Inventor
義隆 上林
敏之 芳片
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuno Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Okuno Chemical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuno Chemical Industries Co Ltd filed Critical Okuno Chemical Industries Co Ltd
Priority to JP03200177A priority Critical patent/JP3143684B2/ja
Publication of JPH0543903A publication Critical patent/JPH0543903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143684B2 publication Critical patent/JP3143684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状体に磁性体金属を
コーティングする方法および磁性体金属をコーティング
した粒状体を用いる複合めっき方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複合めっきは、基材に耐摩耗性などの性
質を付与するために行われ、対象となる基材としては潤
滑性の必要な軸および軸受け、研磨用工具などが挙げら
れる。このような複合めっき層は、従来めっき液を強力
に攪拌してアルミナ、ダイヤモンド、ポリテトラフルオ
ロエチレンなどの粒状体をめっき液中に均一に浮遊させ
つつ、粒状体を基材上のめっき層中に共析させる方法が
行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の複合め
っき方法では、攪拌を十分に行っていた場合でも粒状体
の共析量を制御するのが困難で、めっきの膜厚も不均一
になりがちであった。従って、精密な寸法精度が要求さ
れる工具、軸、軸受などでは過剰にめっきを行い、めっ
き後に寸法を合わせるため過剰なめっき部分を削る工程
が必要となり、工程が煩雑になる不具合があった。ま
た、浮遊し難い大径の粒状体は共析させるのが困難であ
ること、多量の粒状体の損失が起きること、めっき液が
粒状体により汚れることなどの欠点も有していた。
【0004】本発明は、より簡単な操作でかつ均一な膜
厚で複合めっきを行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、複合めっき
に付随する上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結
果、磁性体金属をコーティングした粒状体を製造し、該
粒状体を用いることにより簡単な操作で膜厚の均一な複
合めっきが行えることを見出し本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明は、固着剤を付与したボート
上に粒状体を散布固定し、前記固着剤を乾燥し、前記粒
状体表面の少なくとも一部に乾式めっきにより磁性体金
属をコーティングした後固着剤を除去することを特徴と
する粒状体のコーティング方法を提供するものである。
【0007】また、本発明は、ボートに粒状体を収容
し、ボートを揺動しながら乾式めっきにより磁性体金属
を粒状体にコーティングすることを特徴とする粒状体の
コーティング方法を提供するものである。
【0008】さらに、本発明は、表面の少なくとも一部
に磁性体金属をコーティングした粒状体を磁性体金属基
材上に配置してめっきすることを特徴とする複合めっき
方法を提供するものである。
【0009】さらにまた、本発明は、磁性体金属をコー
ティングした粒状体を磁性体金属基材上に配置してめっ
きすることを特徴とする複合めっき方法を提供するもの
である。
【0010】本発明で用いられる固着剤とは、水または
有機溶剤に可溶性のものであれば良く、例えばアクリル
クリアー塗料、アクリル樹脂、澱粉などが挙げられ、固
着剤の除去は、その固着剤が溶ける水または有機溶剤に
より固着剤を溶解するこにより行われる。
【0011】本発明で使用される粒状体としては、例え
ばポリテトラフルオロエチレン、ポリスチレン、アクリ
ル等の樹脂、タングステンカーバイト、シリコンカーバ
イト、アルミナ等の有機または無機の金属化合物、その
他ボロンナイトライド、ダイヤモンド、カーボン、シリ
コンなどが挙げられる。粒状体の粒子径としては通常
0.2μm〜1mmのものが用いられるが、好ましくは
1μm〜200μmのものが良い。なお、非球状の粒状
体の粒子径とは、球形の粒子に換算したときの値であ
る。
【0012】本発明の固着剤の乾燥とは、固着剤中に含
まれる溶剤が次のコーティング工程を妨げない程度であ
れば良い。
【0013】固着剤を付与したボート上に粒状体を散布
するとは、通常ボート上に粒状体を散布した後その粒状
体をレベリングすることが好ましい。
【0014】本発明で用いられる磁性体金属としては、
鉄、ニッケル、コバルトおよびこれらの合金が挙げられ
るが、粒状体上に形成されるコーティング層が粒状体を
磁性体金属基材上に保持するに足る磁性を有する限り、
他の金属などの成分を含んでいても良い。
【0015】本発明による粒状体への磁性体金属のコー
ティングは、乾式めっきにより行われる。本発明で乾式
めっきとは、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプ
レーティング法、などが挙げられ、単体のコーティング
には真空蒸着法、スパッタリング法が好ましく、合金の
コーティングにはスパッタリング法、イオンプレーティ
ング法が好ましい。なお、本発明の複合めっき方法に使
用される、磁性体金属がコーティングされた粒状体は、
湿式めっきにより得られたものを用いても良い。
【0016】上記の乾式めっきによるコーティング被膜
の厚みは、特に限定されないが、0.01〜3μm程度
であるのが好ましい。
【0017】粒状体表面の少なくとも一部に磁性体金属
をコーティングするというのは、粒状体表面のうち粒状
体とボートが接触している部分を除く表面の一部または
全部をコーティングすることを意味する。粒状体をボー
ト上に固定し、真空蒸着を行う工程が、図1に例示さ
れ、通常は図2に示されるように粒状体表面のうちコー
ティング方向に面した部分に磁性化金属がコーティング
される。
【0018】本発明で用いられる磁性体金属基材として
は、鉄、ニッケル、コバルトおよびこれらを含む合金を
が挙げられ、プラスチック、セラミック、銅、アルミニ
ウム、ステンレスなどの非磁性基材表面に鉄、ニッケ
ル、コバルトおよびこれらの合金などの磁性を有する金
属を被覆し、その表面を磁性化したものであっても良
い。非磁性基材表面に磁性金属を被覆する場合、非磁性
基材が金属であるときは、直接電解めっきにより磁性金
属を被覆することができるが、非磁性基材がプラスチッ
クなどの非導電性物質の場合、先ず常法により無電解め
っき層を形成し、次に鉄、コバルト、ニッケルなどの磁
性金属を電解めっきにより被覆することになる。
【0019】ボートを揺動しながら乾式めっきにより磁
性体金属を粒状体にコーティングする場合、粒状体の表
面全体を磁性体金属が覆っていても良く、粒状体表面の
一部を磁性体金属が覆っていても良い。また、揺動と
は、振動のような短い振幅の動きであっても良く、より
長い振幅の動きであっても良い。
【0020】本発明の方法により磁性体金属被膜がコー
ティングされた粒状体は、特に金属が鉄である場合に
は、空気酸化及びめっき前の酸処理による活性化の際に
被膜が脱落するのを避けるため、樹脂コートによりさら
に保護被膜をコーティングしても良い。
【0021】コーティングされた粒状体を磁性体金属基
材上に配置する際、レベリング操作を行い、磁性体金属
基材上の粒状体を均一に配置するのが好ましい。
【0022】コーティングされた粒状体を配置した磁性
体金属基材は、次にめっき工程が実施される。
【0023】本発明において、磁性体金属がコーティン
グされた粒状体を磁性体金属上に配置して行うめっき方
法としては、電解めっき、無電解めっきなどの通常使用
されているめっき方法を使用することができ、そのめっ
き条件及びめっき組成は、例えば以下に示すものが挙げ
られる。
【0024】 青化銅めっき液組成 青化第一銅 60g/リットル 青化ナトリウム 70g/リットル 水酸化カリウム 10g/リットル めっき温度:55℃ 第一ニッケルめっき液組成(pH4.4) 硫酸ニッケル 270g/リットル 塩化ニッケル 50g/リットル ホウ酸 40g/リットル めっき温度:50℃ 第二ニッケルめっき液組成(pH4.0) スルファミン酸ニッケル 400g/リットル ホウ酸 30g/リットル 塩化ニッケル 5g/リットル めっき温度:50℃ クロムめっき液組成 無水クロム酸 250g/リットル 硫酸 2.5g/リットル 3価クロム 3g/リットル めっき温度:50℃ 硫酸銅めっき液組成 硫酸銅5水塩 200g/リットル 硫酸 50g/リットル めっき温度:20℃ 無電解ニッケルめっき液及び無電解銅めっき液は、以下
の市販品を使用した。無電解ニッケルめっき液 ニュロンY−45(商標名、奥野製薬株式会社製) めっき温度:90℃無電解銅めっき液 OPCカーパーT(商標名、奥野製薬株式会社製) めっき温度:55℃ これらのめっき液を用いてめっきを行った後の状態は、
図3及び図4に示すようなものである。即ち、磁性体金
属基材上に粒状体が、その磁性体金属被膜を基材と接触
させる状態でほぼ均一に並び、一定の厚みのめっき被膜
が被覆されることになる。めっき被膜の膜厚は、めっき
時間に依存して変えることができ、粒状体の性質を発揮
させるためには、粒状体の先端がめっき被膜の外側に突
出していることが好ましい。
【0025】なお、本発明の粒状体のコーティング方法
において、磁性体金属がコーティングされなかった粒状
体が発生しても、このものは磁性体金属基材に付着しな
いため、磁性体金属がコーティングされた粒状体から容
易に除去できるので問題はない。
【0026】
【発明の効果】本発明のコーティング方法および複合め
っき方法によれば、共析されるべき粒状体を磁性力によ
りあらかじめ基材表面に保持した状態でめっき工程を行
うため、以下のような優れた効果が達せられる。
【0027】I 従来の複合めっきのように、強力な攪
拌などの厳密な条件は必要とされず通常のめっき浴及び
めっき条件で複合めっきを形成させることができる。
【0028】II 粒状体は磁性体金属基材上にほぼ平坦
に並ぶことになるので、粒状体層の厚みを調節すること
でめっきの膜厚を容易に制御することができ、従って、
精密な寸法精度が要求される基材でも寸法を合わせるた
めに、めっき後に過剰なめっき部分を削る工程は必要と
されず、全体としてめっき工程の簡素化を計ることがで
きる。また、従来の方法では攪拌することが困難であっ
た大径の粒状体を固着することも容易に行える。
【0029】III コーティングされた粒状体がすべて
複合めっきに使用でき経済的であるだけでなく、めっき
液に粒状体を加える必要がないのでめっき液を汚すこと
もない。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いてより詳細に説
明する。
【0031】なお、以下の実施例で使用されるめっき液
組成およびめっき条件は、上記のものを使用した。
【0032】
【実施例1】アクリルクリアー塗料(2)を蒸着用のボ
ート(1)に塗布し、平均粒子径約5μmのシリコンカ
ーバイト粉末(3)を均一に散布、レベリング後、固着
剤を乾燥した後、蒸着装置(4)を用いて鉄を約0.0
5μの膜厚で真空蒸着した。蒸着後の状態は、図2に示
されるようなものである。次に、メチルエチルケトン
(MEK)にてアクリルクリアー塗料を溶解除去し、乾
燥して、表面の一部が鉄によりコーティングされたシリ
コンカーバイト粉末を得た。
【0033】磁性体金属基材(6)として磁化させた鉄
板を用い、この鉄板上にコーティング後の上記シリコン
カーバイト粉末を散布し、レベリングを行ってカーバイ
ト粉末を1g/dm2 の割合で均一に配置した。配置され
たシリコンカーバイト粉末(3)は、図3に示すように
鉄のコーティング膜(5)を磁化鉄板(6)の表面に向
けた状態で配置される。このシリコンカーバイト粉末を
均一に配置した磁化鉄板(6)について上記の第一ニッ
ケルめっき液を用いてニッケルめっきを行った。
【0034】得られた鉄板の複合めっき体は、図3、図
4に示されるようにニッケルめっき被膜(7)が粒子
(3)の上端付近で一定になる。即ち、膜厚は約100
μmでほぼ一定であり、めっきの定着も良く、表面の一
部を磁性化金属でコーティングした粒状体を用いた本発
明の方法は、優れた複合めっき方法であることが確認さ
れた。
【0035】
【実施例2】水溶性のアクリルクリアー塗料を蒸着用の
ボートに塗布し、半乾燥状態で平均粒子径約10μmの
ダイヤモンド(3)を均一に散布、レベリング後、完全
に乾燥した。鉄−ニッケル合金をスパッタリングで約
0.3μの膜厚で蒸着し、60℃の弱アルカリ性水溶液
にてアクリルクリアー塗料を除去して磁性金属をコーテ
ィングしたダイヤモンド粉末を調製した。磁性体金属基
材として磁化させた鉄板を用い、上記ダイヤモンド粉末
を散布し、次いでレベリングを行い0.2g/dm2 の割
合で均一に配置した。このダイヤモンド粉末を均一に配
置した磁化鉄板について、無電解ニッケルめっきを行っ
た。
【0036】得られた鉄板の複合めっき体は、膜厚は約
15μmでほぼ一定であり、研削効果も良好であり、め
っきの定着も良好であった。
【0037】
【実施例3】バイブレーターを取り付けた蒸着用のボー
トに粒子径5〜15μmのテフロン粉末を収容し、ボー
トを揺動しながらコバルトをテフロン粉末全体に蒸着し
た。磁性体金属基材としては、銅板に約5μmの電気ニ
ッケルめっきを行い、次いでニッケルを磁性化させたも
のを用いた。
【0038】ニッケルを被覆した銅板に対し、コバルト
を全体にコーティングしたテフロン粉末をレベリングに
より0.3g/dm2 の割合で均一に配置し、実施例1と
同一の条件で電気ニッケルめっきを行った。
【0039】得られた銅板の複合めっき体は、膜厚は約
20μmでほぼ一定であり、めっきの定着も良く、耐摩
耗性および自己潤滑性も良好で、全体を蒸着した粒状体
を用いても良好な複合めっき体が得られることが確認さ
れた。
【0040】
【実施例4】実施例3と同様にして、粒子径約5μmの
ダイヤモンド粉末の表面全体にニッケルを蒸着させたダ
イヤモンド粉末を調製した。アルミニウム基材をジンケ
ート処理後電気ニッケルめっき行い、次いでニッケルを
磁化して磁性体金属基材とした。この基材にニッケルを
蒸着させたダイヤモンド粉末を散布し、レベリングを行
い0.1g/dm2 の割合で配置した後、上記クロムめっ
き液を用いてクロムめっきを行った。
【0041】得られたアルミ板の複合めっき体は、膜厚
約5μmでほぼ一定であり、非常に高い硬度の表層を有
していた。
【0042】
【実施例5】実施例3と同様にして、粒子径約0.5〜
1μmのボロンナイトライド粉末の表面全体に鉄−コバ
ルト合金をスパッタリングにて蒸着させたボロンナイト
ライド粉末を調製した。
【0043】磁性体金属基材は、以下のようにして調製
した。
【0044】即ち、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン樹脂(ABS樹脂)に対し、エッチング、キャタ
リスト、アクセレーター及び化学ニッケルによる前処理
をこの順に行った後、鉄めっきを行い、この鉄を磁性化
させて磁性体金属基材とした。 この基材に、上記ボロ
ンナイトライド粉末を散布し、レベリングを行い0.5
g/dm2 の割合で配置した後、第2ニッケルめっき液用
いてめっき操作を行った。
【0045】得られたABS樹脂の複合めっき体は、膜
厚約20μmであり、めっきの定着も良好であった。
【0046】上記の結果より、本発明の方法は、ABS
樹脂に対しても適用できることが示された。
【0047】
【実施例6】実施例3と同様にして、粒子径100〜2
00μmのダイヤモンド粉末の表面全体に鉄を真空蒸着
させたダイヤモンド粉末を調製した。磁性体金属基材と
しては、鉄板を磁性化したものを用いた。この鉄板に上
記ダイヤモンド粉末を散布し、レベリングを行い1g/
dm2 の割合で配置した後、第2ニッケルめっき液用いて
めっき操作を行い、ダイヤモンド粒子の析出した荒磨き
用砥石を製造した。
【0048】得られた基材の複合めっき体は、膜厚約5
0μmでほぼ一定であった。
【0049】この様な、大粒のダイヤモンド粒子を含む
砥石は、従来の複合めっき法では製造が困難であり、こ
の点からも、本発明の有用性が示された。
【0050】なお、上記第2ニッケルめっき液の代わり
に無電解ニッケルめっき液(ニュロンY−45(商標
名、奥野製薬株式会社製))を用いても同様な優れた効
果が得られた。
【0051】
【実施例7】湿式めっきによりコバルトをコーティング
した粒子径5〜15μmのテフロン粉末を用いた他は、
実施例3と同一の条件で複合めっきを行った。
【0052】得られた銅板の複合めっき体は、実施例3
で得られたものと同様な膜厚及び耐摩耗性などの性質を
有しており、湿式めっきによるコーティング粒状体を用
いても乾式めっきの場合と同様な優れた効果が得られる
ことが確認された。
【0053】
【実施例8】湿式めっきにより表面全体にニッケルを蒸
着させた粒子径約5μmのダイヤモンド粉末を用いた他
は、実施例4と同一の条件で複合めっきを行った。
【0054】得られたアルミ板の複合めっき体は、実施
例4で得られたものと同様の優れた性質を有しており、
湿式めっきによりコーティングされた粒状体は、この場
合にも乾式めっきによりコーティングされた粒状体と同
様に使用できることが確認された。
【0055】
【実施例9】湿式めっきにより粒子径約0.5〜1μm
のボロンナイトライド粉末の表面全体に鉄−コバルト合
金をコーティングした他は、実施例5と同一の条件で複
合めっきを行った。
【0056】得られたABS樹脂の複合めっき体は、実
施例5で得られたものと同様な性質を有しており、この
条件下でも湿式めっきでコーティングされた粒状体は、
本発明の複合めっきに十分使用できることが確認され
た。
【0057】
【実施例10】湿式めっきにより粒子径100〜200
μmのダイヤモンド粉末の表面全体に鉄をコーティング
した他は、実施例6と同一の条件で複合めっきを行っ
た。
【0058】得られた鉄板の複合めっき体は、実施例6
で得られたものと同様な性質を有しており、この条件下
でも湿式めっきでコーティングされた粒状体は、本発明
の複合めっきに十分使用できることが確認された。
【0059】即ち、実施例7〜10を総合すると、粒状
体のコーティングは乾式めっきおよび湿式めっきのいず
れで行っても本発明の複合めっきに使用できることが確
認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】粒状体の表面の一部に磁性化金属をコーティン
グするときの状態を示す図である。
【図2】ボート上で表面の一部に磁性化金属をコーティ
ングした粒状体の拡大図である。
【図3】表面の一部に磁性化金属をコーティングした粒
状体を磁性体金属基材に配置し、めっきを行った後の状
態を示す図である。
【図4】表面の一部に磁性化金属をコーティングした粒
状体を用いて磁性体金属基材のめっきを行った後の状態
を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ボート 2 固着剤 3 粒状体 4 蒸着装置 5 コーティング膜 6 磁性体金属基材 7 めっき被膜

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の少なくとも一部に磁性体金属をコー
    ティングした粒状体を磁性体金属基材上に配置してめっ
    きすることを特徴とする複合めっき方法。
  2. 【請求項2】磁性体金属をコーティングした粒状体が、
    固着剤を付与したボート上に粒状体を散布し、前記固着
    剤を乾燥し、前記粒状体表面の少なくとも一部に乾式め
    っきにより磁性体金属をコーティングした後、固着剤を
    除去して得られたものであることを特徴とする請求項1
    記載の複合めっき方法。
  3. 【請求項3】磁性体金属をコーティングした粒状体が、
    ボートに粒状体を収容し、ボートを揺動しながら乾式め
    っきにより磁性体金属を粒状体にコーティングして得ら
    れたものであることを特徴とする請求項1記載の複合め
    っき方法。
  4. 【請求項4】磁性体金属をコーティングした粒状体が、
    粒状体を湿式めっき方法により磁性体金属をコーティン
    グして得られたものであることを特徴とする請求項1記
    載の複合めっき方法。
JP03200177A 1991-08-09 1991-08-09 粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法 Expired - Lifetime JP3143684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03200177A JP3143684B2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03200177A JP3143684B2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0543903A JPH0543903A (ja) 1993-02-23
JP3143684B2 true JP3143684B2 (ja) 2001-03-07

Family

ID=16420077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03200177A Expired - Lifetime JP3143684B2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143684B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6713432B2 (en) 2001-02-08 2004-03-30 Konica Corporation Thermal transfer recording material and thermal transfer recording method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2173734A1 (en) * 1993-10-08 1995-04-20 Glenn L. Beane Acid assisted cold welding and intermetallic formation and dental applications thereof
JP4724581B2 (ja) * 2006-03-28 2011-07-13 新日本製鐵株式会社 磁気特性に優れた表面処理金属材およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6713432B2 (en) 2001-02-08 2004-03-30 Konica Corporation Thermal transfer recording material and thermal transfer recording method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0543903A (ja) 1993-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01272792A (ja) 微粉末に金属を電気めっきする方法
US3996114A (en) Electroplating method
Narasimman et al. Synthesis, characterization and comparison of sediment electro-codeposited nickel–micro and nano SiC composites
Bund et al. Influence of bath composition and pH on the electrocodeposition of alumina nanoparticles and copper
Rasooli et al. Evaluation of TiO2 nanoparticles concentration and applied current density role in determination of microstructural, mechanical, and corrosion properties of Ni–Co alloy coatings
JP2024510411A (ja) 金属の電着のための電着方法および電着のための電解質媒体
JP3143684B2 (ja) 粒状体のコーティング方法及び磁性金属コーティングによる複合めっき方法
US3699014A (en) Vibratory process
US6291025B1 (en) Electroless coatings formed from organic liquids
US3779873A (en) Process for metal coating diamonds
EP0071218B1 (en) Powder for use in dry sensitization for electroless metal deposition
Yan et al. Optimization of nano-MoS2 surface modification and grafting for electrodeposition of Ni-graphene oxide-MoS2 composite coating
US3251711A (en) Methods of mechanically plating metal objects with copper and alloys thereof
JPS5811518B2 (ja) 金属−ダイヤモンドの複合メッキ方法
JPS61174383A (ja) 金属製品の上に選択した金属粉末を衝撃メツキする方法および該方法によつて衝撃メツキした金属製品
JPS6140319B2 (ja)
US5605565A (en) Process for attaining metallized articles
US8399052B2 (en) Methods of applying metal coatings to objects
JPH04350102A (ja) 金属被覆複合粉末の製造方法
JP3227451B2 (ja) 樹脂成形体表面への金属層の形成方法
Tey et al. Effect of addition of polyethylene glycol into trivalent chromium bath on chromium coating
JPH0390589A (ja) 電気メッキ方法
JPH032392A (ja) 粉末のコーティング方法および装置
JPS59157268A (ja) 粉粒体の化学メツキ法
JPS5844738B2 (ja) 複合めつき方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 11