JP3143813B2 - アースアンカー及びその製造方法 - Google Patents

アースアンカー及びその製造方法

Info

Publication number
JP3143813B2
JP3143813B2 JP04350147A JP35014792A JP3143813B2 JP 3143813 B2 JP3143813 B2 JP 3143813B2 JP 04350147 A JP04350147 A JP 04350147A JP 35014792 A JP35014792 A JP 35014792A JP 3143813 B2 JP3143813 B2 JP 3143813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel wire
anchor
load
guide cone
unbonded steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04350147A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06173257A (ja
Inventor
橋本功
太田誠
妹尾博明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP04350147A priority Critical patent/JP3143813B2/ja
Publication of JPH06173257A publication Critical patent/JPH06173257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143813B2 publication Critical patent/JP3143813B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アースアンカーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アンカー鋼線をU字加工する場
合、専用の加工機で強制的に塑性曲げ加工が行われてい
た。即ち、U字型(180度)に曲げる加工をするため
には、余分の角度、例えば、360度近くにまで曲げる
必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、従来の方法
では、次のような問題点がある。 <イ>アンカー鋼線を360度近くにまで曲げると、曲
げ部に疲労を加えることになる。これにより、アンカー
鋼線の強度低下となり、設計上10〜20%強度を低く
見積もる必要がある。 <ロ>アンカー鋼線がアンボンド被覆(ポリエチレンシ
ース)されている場合、この曲げにより、被覆に損傷が
発生する恐れがある。被覆が損傷すると、除去式アンカ
ーでは、除去荷重が過大となり、撤去不能となったり、
また、永久アンカーでは、この部分から錆が発生し、破
断の恐れがある。
【0004】
【本発明の目的】本発明は、強度が強く作成が容易なア
ースアンカーを提供することにある。また、本発明は、
作成が容易なアースアンカーの製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、U字型アン
ボンド鋼線を備えたアースアンカーにおいて、アンボン
ド鋼線のU字型部を保持する溝を有するガイドコーン
と、該ガイドコーンと連結する耐荷体と、該耐荷体を包
囲するガイドリング付き拘束管とを有し、該ガイドコー
ンの溝に保持されたアンボンド鋼線が該耐荷体と共に該
ガイドリング内を通過する際、該アンボンド鋼線が該ガ
イドコーンの溝に沿ってU字に曲げられることを特徴と
するアースアンカー、また、U字型アンボンド鋼線を備
えたアースアンカーの製造方法において、ガイドコーン
の溝にアンボンド鋼線の中間部を保持し、該ガイドコー
ンを耐荷体に連結し、アンボンド鋼線を先頭に、該ガイ
ドコーンと該耐荷体を一体にして、ガイドリング付き拘
束管内に挿入し、アンボンド鋼線が該ガイドコーンの溝
に沿ってU字に曲げられることを特徴とするアースアン
カーの製造方法にある。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 <イ>アンボンド鋼線2 アンボンド鋼線2は、アンカー引張り鋼材として使用さ
れ、一例として、PCストランドをポリエチレン製シー
スで被覆したものが使用される。アンボンド鋼線2は、
アンカー掘削孔の奥部でU字型となって配置される。ア
ンボンド鋼線2は、予め工場で加工されたものでも、ま
た、現場で加工したものでも良い。
【0007】<ロ>アンカー耐荷体3 アンカー耐荷体3は、アンカー掘削孔の奥部でアンボン
ド鋼線2の引張りを固定、支持するもので、拘束管5内
に配置される。アンカー耐荷体3は、鋼、磁器、樹脂、
又は、セメントコンクリートなどから成り、例えば、長
さはアンカー径の1.0〜3.0倍である。アンカー耐
荷体3の外周部には、アンボンド鋼線2が配置される溝
が設けられている。
【0008】<ハ>ガイドコーン4 ガイドコーン4は、アンカー耐荷体3の先端に取り付け
られる。ガイドコーン4の外周部には、アンボンド鋼線
2の外周径(曲げの径)に応じた半円形の溝が加工され
ている。この溝はアンカー耐荷体3の溝と一致するよう
に、ガイドコーン4とアンカー耐荷体3とが配置され
る。この半円形の溝によりアンボンド鋼線2がU字型に
曲げられる。ガイドコーン4の材質は、鋼、磁器、樹
脂、又は、セメントコンクリートなどから成る。
【0009】<ニ>拘束管5 拘束管5は、例えば、鋼製、樹脂製の筒状で表面はスパ
イラル加工してある。さらに、スパイラル加工の凹部に
フープ鉄筋51を配することもできる。拘束管5は、管
内にガイドコーン4と耐荷体3が挿入できる内径を有す
る貫通孔が形成されている。拘束管5は、後に示すよう
にアースアンカー1の加工の際に、アンボンド鋼線2の
結束効果を有すると共に、アースアンカー1の耐力増加
効果を発揮する。即ち、U字加工されたアンボンド鋼線
2からガイドコーン4、アンカー耐荷体3を介してグラ
ウト材、地盤へと荷重が伝達される際、耐荷体3の圧縮
端部(主に上部側)のセメントミルクが圧縮で破壊され
る現象が生ずる。この場合、拘束管5が配置されている
ことで荷重伝達範囲が分散され、さらに耐荷体上部のセ
メントミルクの補強、一体化効果を引き起こすことがで
きる。拘束管内部にファイバー6や鉄筋をアンカー軸に
直角方向に配置することで、この補強、一体化効果はよ
り向上し確実になる。アンカー用の専用のファイバー6
としては、スプリング形状やく字型に折れ曲げ加工され
たものが使用される。スプリング形状ファイバーの一例
として、線の径が1〜2mm、スプリングの径が7〜1
0mm、長さが30mmの大きさを有している。また、
く字型ファイバーの例として、線の径が1〜2mm、両
端を結ぶ線と凸部の距離が7〜10mm、両端の幅が3
0mmの大きさを有している。こうすることにより、フ
ァイバーボール(塊)が生じにくくなり、内空断面が小
さい拘束管内でも、ファイバーを均一に分散配置するこ
とができる。また、セメントミルクの充填も蜜実に行
え、強度的に堅固なアンカー体とすることができる。
【0010】<ホ>ガイドリング7 ガイドリング7は、アンボンド鋼線2をU字型に加工す
る際に使用され、拘束管5の端部に取り付けられる。ガ
イドリング7は、ラッパ状をしており、内面は滑らかに
加工されており、鋼線2が挿入しやすくなっている。U
字型の加工の際、アンボンド鋼線2がガイドリング7に
当接し、折り曲げられる。この時、拘束管5が圧壊する
恐れがある場合は、ガイドリング7と固定板9の間に補
強材71を挿入し、ガイドリング7を固定することがで
きる。ガイドリング7は、アンボンド鋼線2の折り曲げ
に使用した後、2つ割り構造になっており、分割されて
取外される。
【0011】以下に、図面を用いてアースアンカーの構
築方法を示す。固定板9に接して、拘束管5、ガイドリ
ング7、ガイドコーン4、アンカー耐荷体3、ジャッキ
8が配置される。ガイドコーン4の溝にアンボンド鋼線
2が配置される。まず、ジャッキ8を伸ばすことによ
り、アンカー耐荷体3、ガイドコーン4をガイドリング
に向かって押す。アンボンド鋼線2は、ガイドリング7
の周辺に当たり、一部はガイドコーン4と共に拘束管内
に挿入すると共に、ガイドコーン4の溝の形状に沿って
折れ曲がる。
【0012】以下に、スプリング形状ファイバー6を使
用したアースアンカーの強度試験を示す。圧縮試験条件
は、セメントミルクW/C=50%、ファイバー混合比
(体積比)4%とし、養生日数を14日として、圧縮試
験を実施した。本発明の試験体は、直径100mm、高
さ200mmの円柱のモールドにセメントミルクとスプ
リング形状のファイバー6を流し込んで形成した。比較
される試験体は、既往棒状ファイバーの使用、及びファ
イバーを使用しない2種類とした。圧縮試験は、各試験
体の円柱のモールドを上下から圧縮して、破壊するまで
の圧縮力を測定した。圧縮試験結果は、3種類の試験
体、即ち、スプリング形状ファイバーの使用、既往棒状
ファイバーの使用、ファイバーを使用しない順に、37
0、350、345kg/cm2 となった。これによ
り、本発明のスプリング形状ファイバーを使用したアー
スアンカーが最大であった。
【0013】次に、拘束管の有無、長さに着目して、耐
力試験を行った。使用されたアンカー耐荷体3は、樹脂
製のもので、長さは250mmである。耐荷体自体の圧
縮強度は、最大50t(トン)である。使用された拘束
管5は、直径が100mmとし、管長は、それぞれ、0
mm(拘束管を使用しない場合)、250mm、300
mm、400mmとした。試験体は、円柱の外周鋼管1
0(厚さ1.9mm)内にその中心部に鋼製の拘束管を
配置し、更に拘束管内にアンカー耐荷体を挿入し、セメ
ントミルク11W/C=50%を注入して形成した。こ
の試験体は、直径200mm、長さ400mmとした
(図3参照)。耐力試験は、円柱のアンカー体を載置板
12に載置し、上下から圧縮し、破壊された時の圧縮力
を測定した。この結果より、拘束管の長さ(単位、m)
を増すと、圧縮荷重(単位、トン)が増加することが知
れる(図4参照)。
【0014】
【発明の効果】本発明は、次のような格別な効果を得る
ことができる。 <イ>アンカー鋼線を360度近くにまで曲げることな
く、U字型のアンボンド鋼線のアンカー体を構築でき
る。これにより、アンカー鋼線の曲げによる強度低下を
防止できる。 <ロ>アンボンド鋼線を360度近くにまで曲げること
がないので、アンボンド被覆(ポリエチレンシース)に
損傷を発生する恐れがない。これにより、除去式アンカ
ーでは、除去荷重が過大となることなく、撤去でき、ま
た、永久アンカーでは、錆の発生を防止でき、破断の恐
れがなくなる。 <ハ>拘束管内にスプリング形状ファイバーを入れるこ
とにより、拘束管の圧縮強度を増加することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】アースアンカーの構造の図
【図2】アンボンド鋼線をU字に形成する説明図
【図3】拘束管を使用した圧縮強度試験体の構造図
【図4】拘束管を使用した圧縮強度試験体の測定値を示
す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−133118(JP,A) 特開 平4−5309(JP,A) 特開 昭59−217831(JP,A) 特開 平3−290521(JP,A) 実開 平4−92042(JP,U) 実開 平2−47234(JP,U) 実開 平3−69033(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 5/80

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】U字型アンボンド鋼線を備えたアースアン
    カーにおいて、 アンボンド鋼線のU字型部を保持する溝を有するガイド
    コーンと、 該ガイドコーンと連結する耐荷体と、 該耐荷体を包囲するガイドリング付き拘束管とを有し、 該ガイドコーンの溝に保持されたアンボンド鋼線が該耐
    荷体と共に該ガイドリング内を通過する際、該アンボン
    ド鋼線が該ガイドコーンの溝に沿ってU字に曲げられる
    こと、 を特徴とするアースアンカー。
  2. 【請求項2】U字型アンボンド鋼線を備えたアースアン
    カーの製造方法において、 ガイドコーンの溝にアンボンド鋼線の中間部を保持し、 該ガイドコーンを耐荷体に連結し、 アンボンド鋼線を先頭に、該ガイドコーンと該耐荷体を
    一体にして、ガイドリング付き拘束管内に挿入し、アン
    ボンド鋼線が該ガイドコーンの溝に沿ってU字に曲げら
    れること、 を特徴とするアースアンカーの製造方法。
JP04350147A 1992-12-04 1992-12-04 アースアンカー及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3143813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04350147A JP3143813B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 アースアンカー及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04350147A JP3143813B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 アースアンカー及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06173257A JPH06173257A (ja) 1994-06-21
JP3143813B2 true JP3143813B2 (ja) 2001-03-07

Family

ID=18408546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04350147A Expired - Fee Related JP3143813B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 アースアンカー及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143813B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10190656B2 (en) 2013-11-07 2019-01-29 Wegmann Automotive Gmbh & Co. Kg Method and device for balancing a wheel by application of a hot-melt adhesive balancing mass

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10190656B2 (en) 2013-11-07 2019-01-29 Wegmann Automotive Gmbh & Co. Kg Method and device for balancing a wheel by application of a hot-melt adhesive balancing mass

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06173257A (ja) 1994-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3215381B2 (ja) 定着装置を構築する方法、部材および鉄筋
US2686963A (en) Method of anchoring reinforcements
KR100583087B1 (ko) 연재료(softmaterial)의강화용으로혼입되는강선(steelwire)부재
US3422501A (en) End anchorage for prestressing steel strands for use in prestressed concrete structures
JP2006515393A (ja) 鉄筋連結具
JP3143813B2 (ja) アースアンカー及びその製造方法
JPS60501463A (ja) 建築物倒壊防止用接続具
US4171176A (en) Flexible bar reinforced concrete pile and method of construction
JP3014069B2 (ja) トンネル掘進用立坑における発進到達部の繊維補強コンクリート壁体
KR100259927B1 (ko) 콘크리트 구조물 보강용 강섬유
JP2004036219A (ja) 補強材
JP3768074B2 (ja) 緊張材定着装置
KR102598134B1 (ko) 철근이음용 원터치 커플러
JPH111994A (ja) 隙間付撚り線補強材
JPS6319649B2 (ja)
JP2878063B2 (ja) 鉄筋の継手構造
JPS6378919A (ja) Pc工法における緊張材
JPH0819828B2 (ja) コンクリートセグメント
JP2984728B2 (ja) 場所打ちコンクリート杭の施工法
JP3508875B2 (ja) 連続壁工法
JP2016065399A (ja) プレストレス鋼管杭
JP3439264B2 (ja) Pc構造物用定着体及びpc構造物の施工方法並びにpc構造物
JPH07103637B2 (ja) プレキャスト製のコア柱
JP2004116084A (ja) 鉄筋コンクリート構造物
JP3766127B2 (ja) ケーブルの端末定着金具とその端末定着方法及び端末連結方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees