JP3144006B2 - 移動農機の逆転式動力取出装置 - Google Patents
移動農機の逆転式動力取出装置Info
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- Agricultural Machines (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動農機の逆転式動
力取出装置に関し、動力取出軸が正転時に行なう自動耕
深制御と逆転時に行なう耕深制御とを異なる制御回路に
自動変更しようとする。
力取出装置に関し、動力取出軸が正転時に行なう自動耕
深制御と逆転時に行なう耕深制御とを異なる制御回路に
自動変更しようとする。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】従
来、動力取出軸を正転状態で使用するときも逆転状態で
使用するときも、機体に対し昇降自在に取付けたリヤー
カバー角度感知方式自動耕深制御式耕耘具の自動制御回
路は同一制御回路であった。このような従来の制御回路
では、動力取出軸を正転(耕耘泥土を後方に飛ばす。)
にした状態で耕耘具の要部である耕耘刃で土壌表面を一
定の深さ掘削耕耘し、耕耘刃の後部に吊り下げたリヤー
カバーの角度を読み取って耕耘深さを逆算し、耕深を設
定値に合うように耕耘具を自動的に昇降調節している。
来、動力取出軸を正転状態で使用するときも逆転状態で
使用するときも、機体に対し昇降自在に取付けたリヤー
カバー角度感知方式自動耕深制御式耕耘具の自動制御回
路は同一制御回路であった。このような従来の制御回路
では、動力取出軸を正転(耕耘泥土を後方に飛ばす。)
にした状態で耕耘具の要部である耕耘刃で土壌表面を一
定の深さ掘削耕耘し、耕耘刃の後部に吊り下げたリヤー
カバーの角度を読み取って耕耘深さを逆算し、耕深を設
定値に合うように耕耘具を自動的に昇降調節している。
【0003】この状態で、動力取出軸を逆転すると耕耘
刃も逆回転(耕耘泥土を前方に飛ばす。)する。ここ
で、前後の両面に掘削刃体を有する特殊な両刃耕耘爪
と、一方にのみ掘削刃体を有する通常の片刃耕耘爪の場
合で説明する。先ず、両刃耕耘爪において、耕耘刃の逆
回転により耕耘泥土を前方に飛ばしながら機体を前進す
ると、耕耘刃で飛ばされた泥土は大部分が前に出るため
耕耘刃後方のリヤーカバーへの泥土の直接衝撃が少なく
なる。これに対し、正転時の飛散泥土は後方に飛ばされ
後方のリヤーカバーに直接衝撃を与えて土量以上にリヤ
ーカバーの揺動を行なうので、耕深制御は同深さ設定で
あってもリヤーカバーの揺動角度が異なるから、異なっ
た耕深制御と成る。
刃も逆回転(耕耘泥土を前方に飛ばす。)する。ここ
で、前後の両面に掘削刃体を有する特殊な両刃耕耘爪
と、一方にのみ掘削刃体を有する通常の片刃耕耘爪の場
合で説明する。先ず、両刃耕耘爪において、耕耘刃の逆
回転により耕耘泥土を前方に飛ばしながら機体を前進す
ると、耕耘刃で飛ばされた泥土は大部分が前に出るため
耕耘刃後方のリヤーカバーへの泥土の直接衝撃が少なく
なる。これに対し、正転時の飛散泥土は後方に飛ばされ
後方のリヤーカバーに直接衝撃を与えて土量以上にリヤ
ーカバーの揺動を行なうので、耕深制御は同深さ設定で
あってもリヤーカバーの揺動角度が異なるから、異なっ
た耕深制御と成る。
【0004】即ち、従来装置のこの場合の制御動作は、
同じ設定値で制御動作をしても、正転時と逆転時は仕上
りの耕深が一致しないものであり、逆転時の方が深く掘
削している。次に、片刃耕耘爪において、正転時に耕耘
作業を行なう設定で取り付けて耕耘作業を行なうと、逆
転時は耕耘刃の背中面で泥土を押すことになる。
同じ設定値で制御動作をしても、正転時と逆転時は仕上
りの耕深が一致しないものであり、逆転時の方が深く掘
削している。次に、片刃耕耘爪において、正転時に耕耘
作業を行なう設定で取り付けて耕耘作業を行なうと、逆
転時は耕耘刃の背中面で泥土を押すことになる。
【0005】この場合未耕地で耕耘刃の背中面を泥土に
作用させると、耕耘刃に大負荷が作用するから、通常は
正転で耕耘した掘削済の泥土を、この耕耘刃の背中面で
前方に強く押すことで前方に土移動させようとするもの
である。この掘削よりも土移動性能を重視した作業に、
片刃耕耘爪の逆回転を利用している。
作用させると、耕耘刃に大負荷が作用するから、通常は
正転で耕耘した掘削済の泥土を、この耕耘刃の背中面で
前方に強く押すことで前方に土移動させようとするもの
である。この掘削よりも土移動性能を重視した作業に、
片刃耕耘爪の逆回転を利用している。
【0006】即ち、従来装置のこの場合の制御動作は、
同じ設定値で制御動作をしても、耕耘刃の土中への沈み
込みは抵抗が大となり、耕深設定が同設定値であっても
正転時に対し逆転時は耕深制御が浅くなってしまい一致
しない。言葉を替えると、沈み込み抵抗の変化により耕
深が変動し地表面の凹凸が作業前より激しいものとな
る。
同じ設定値で制御動作をしても、耕耘刃の土中への沈み
込みは抵抗が大となり、耕深設定が同設定値であっても
正転時に対し逆転時は耕深制御が浅くなってしまい一致
しない。言葉を替えると、沈み込み抵抗の変化により耕
深が変動し地表面の凹凸が作業前より激しいものとな
る。
【0007】安定した土移動をするためには、逆転時は
耕深設定を浅く変更して自動制御するか、運転者の目で
見て耕耘具の上下調節を行なっている。このように、従
来の動力取出軸の正逆転では、正逆転に伴い異なった作
業をするものであり、次の作業目的により、自動耕深制
御の設定値を調節したり変更したり、手動調節式として
の作業等にいろいろ替えるため複雑な操作を要求されて
いた。
耕深設定を浅く変更して自動制御するか、運転者の目で
見て耕耘具の上下調節を行なっている。このように、従
来の動力取出軸の正逆転では、正逆転に伴い異なった作
業をするものであり、次の作業目的により、自動耕深制
御の設定値を調節したり変更したり、手動調節式として
の作業等にいろいろ替えるため複雑な操作を要求されて
いた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な従来の各種方式を、次の作業に合わせて正逆切り換え
と連動して自動的に必要な制御方式に変更しようとする
ものであって、次のような技術的手段を講じた。即ち、
機体1の端部から動力取出軸2を突設し、この近傍にリ
ヤーカバー7角度感知方式自動耕深制御の耕耘具3を昇
降自在に取付け、動力取出軸2と耕耘具3間を自在継手
8を介して連動連結し、この動力取出軸2の駆動方向を
正転・逆転に変更可能とした移動農機4において、動力
取出軸2の駆動方向を逆転に変更する時、通常の自動耕
深制御5回路を非作動とし、独自の逆転用耕深制御6回
路に切り換えて耕耘作業を続けることを特徴とした移動
農機の逆転式動力取出装置の構成とした。
な従来の各種方式を、次の作業に合わせて正逆切り換え
と連動して自動的に必要な制御方式に変更しようとする
ものであって、次のような技術的手段を講じた。即ち、
機体1の端部から動力取出軸2を突設し、この近傍にリ
ヤーカバー7角度感知方式自動耕深制御の耕耘具3を昇
降自在に取付け、動力取出軸2と耕耘具3間を自在継手
8を介して連動連結し、この動力取出軸2の駆動方向を
正転・逆転に変更可能とした移動農機4において、動力
取出軸2の駆動方向を逆転に変更する時、通常の自動耕
深制御5回路を非作動とし、独自の逆転用耕深制御6回
路に切り換えて耕耘作業を続けることを特徴とした移動
農機の逆転式動力取出装置の構成とした。
【0009】
【発明の作用効果】この発明は、上記の構成により、次
のような技術的効果を奏する。即ち、次の作業に合わせ
て動力取出軸2の正逆切り換えと連動して、必要な制御
方式に自動変更と以前への自動復帰を繰り返すから、事
前に一度正転時と逆転時の制御動作を指定設定すればよ
いので操作が容易と成る。
のような技術的効果を奏する。即ち、次の作業に合わせ
て動力取出軸2の正逆切り換えと連動して、必要な制御
方式に自動変更と以前への自動復帰を繰り返すから、事
前に一度正転時と逆転時の制御動作を指定設定すればよ
いので操作が容易と成る。
【0010】
【実施例】以下に、図面を参照して、この発明の実施例
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
をくわしく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
にすぎない。
【0011】図例は、移動農機4である農用トラクター
の後部に、トップリンク9と左右のロワーリンク10,
10を介して昇降可能に取付けられる耕耘具3であるロ
ータリー耕耘具の制御に、この発明を折り込んだもので
ある。ロータリー耕耘具3下部には複数の耕耘爪11,
11...を周囲に取付けた耕耘軸12が設けられ、機
体1の後端部から後方に突設する動力取出軸2の駆動力
により回転する。
の後部に、トップリンク9と左右のロワーリンク10,
10を介して昇降可能に取付けられる耕耘具3であるロ
ータリー耕耘具の制御に、この発明を折り込んだもので
ある。ロータリー耕耘具3下部には複数の耕耘爪11,
11...を周囲に取付けた耕耘軸12が設けられ、機
体1の後端部から後方に突設する動力取出軸2の駆動力
により回転する。
【0012】図例は、ナタ刃状の片刃耕耘爪に成ってい
るが、丸刃状の正逆転掘削用の両刃耕耘爪でもノミ刃状
の普通爪であってもよい。耕耘爪11を取付けた耕耘軸
12の上方は主カバー13で覆われ、この主カバー13
後端に、リヤーカバー7が前後方向揺動自在に軸着14
され、主カバー13上に取り付けたセンサーボックス1
5にリヤーカバー7の揺動角度を伝達している。
るが、丸刃状の正逆転掘削用の両刃耕耘爪でもノミ刃状
の普通爪であってもよい。耕耘爪11を取付けた耕耘軸
12の上方は主カバー13で覆われ、この主カバー13
後端に、リヤーカバー7が前後方向揺動自在に軸着14
され、主カバー13上に取り付けたセンサーボックス1
5にリヤーカバー7の揺動角度を伝達している。
【0013】センサーボックス15内にはポテンショメ
ーターが有り、リヤーカバー7とリンク類で連動連結さ
れこれらでポテンショメーターの情報をデプスセンサー
17として、アナログ信号を図3で示すように、AD変
換器20を介してCPUから成る制御部16に接続して
いる。機体1の座席19近傍には耕深設定ダイヤル18
が設けられ、アナログ信号を図3で示すように、AD変
換器20を介してCPUから成る制御部16に接続して
いる。
ーターが有り、リヤーカバー7とリンク類で連動連結さ
れこれらでポテンショメーターの情報をデプスセンサー
17として、アナログ信号を図3で示すように、AD変
換器20を介してCPUから成る制御部16に接続して
いる。機体1の座席19近傍には耕深設定ダイヤル18
が設けられ、アナログ信号を図3で示すように、AD変
換器20を介してCPUから成る制御部16に接続して
いる。
【0014】図2で示すように、機体1後部にはリフト
アーム21,21が上下揺動自在に取付けられ、リフト
アーム21の先端部とロワーリンク10の前後方向中間
部がリフトロッド22で連結される。リフトアーム21
は、機体1内部に設けた油圧装置(図示せず)の上昇動
と下降動により上下揺動するものであり、リフトアーム
21の基端部には揺動角を測定するリフトアーム角セン
サー23を取付けており、アナログ信号によりAD変換
器20に接続している。
アーム21,21が上下揺動自在に取付けられ、リフト
アーム21の先端部とロワーリンク10の前後方向中間
部がリフトロッド22で連結される。リフトアーム21
は、機体1内部に設けた油圧装置(図示せず)の上昇動
と下降動により上下揺動するものであり、リフトアーム
21の基端部には揺動角を測定するリフトアーム角セン
サー23を取付けており、アナログ信号によりAD変換
器20に接続している。
【0015】ロワーリンク10とトップリンク9先端に
は、ロータリー耕耘具3が着脱自在に取付けられ、ロー
タリー耕耘具3の入力軸40と動力取出軸2の間を、自
在継手8で連動連結してリフトアーム21で昇降制御す
る。24はポジションレバーであり、機体1の座席19
近傍に設けられ、手動で操作するその揺動角度を、基端
に取付けた(図示せず)センサーでアナログ信号として
AD変換器20に接続している。
は、ロータリー耕耘具3が着脱自在に取付けられ、ロー
タリー耕耘具3の入力軸40と動力取出軸2の間を、自
在継手8で連動連結してリフトアーム21で昇降制御す
る。24はポジションレバーであり、機体1の座席19
近傍に設けられ、手動で操作するその揺動角度を、基端
に取付けた(図示せず)センサーでアナログ信号として
AD変換器20に接続している。
【0016】25は正逆切替レバーであって、動力取出
軸1の回転方向を正逆切り換える手動操作レバーであっ
て、レバーの正転位置を検知する正転位置スイッチ26
と逆転位置スイッチ27を制御装置16に接続してい
る。図3の28,29は上昇・下降用の比例流量制御バ
ルブであって、上昇用の比例制御バルブ28が作動する
と、高圧油を前述の機体1内部に設けたリフトアーム2
1の油圧装置の上昇動側に流し、下降用の比例制御バル
ブ29が作動すると、高圧油を下降動側に流す。
軸1の回転方向を正逆切り換える手動操作レバーであっ
て、レバーの正転位置を検知する正転位置スイッチ26
と逆転位置スイッチ27を制御装置16に接続してい
る。図3の28,29は上昇・下降用の比例流量制御バ
ルブであって、上昇用の比例制御バルブ28が作動する
と、高圧油を前述の機体1内部に設けたリフトアーム2
1の油圧装置の上昇動側に流し、下降用の比例制御バル
ブ29が作動すると、高圧油を下降動側に流す。
【0017】30はPTOクラッチ制御バルブであっ
て、動力取出軸2への駆動経路中に設けたPTOクラッ
チ31を入り切り制御し、図例は圧油利用であるが、電
気式クラッチでも同効である。32はPTOクラッチ入
切レバーであって、手動操作でPTOクラッチ制御バル
ブ30の圧油を開閉操作する。
て、動力取出軸2への駆動経路中に設けたPTOクラッ
チ31を入り切り制御し、図例は圧油利用であるが、電
気式クラッチでも同効である。32はPTOクラッチ入
切レバーであって、手動操作でPTOクラッチ制御バル
ブ30の圧油を開閉操作する。
【0018】33はアップカットモードであって、この
モードが入り状態で耕耘具3が上昇すると、リフトアー
ム角センサー23の感知により、自動でPTOクラッチ
31を入り切り制御する。デプス制御は公知なので簡単
な説明しかしないが、耕深設定ダイヤル18の設定情報
とデプスセンサー17の実際測定情報を制御装置16で
処理し、上昇用の比例流量制御バルブ28または下降用
の比例流量制御バルブ29を作動してリフトアーム21
を上下動し、耕耘具3の耕深を耕深設定ダイヤル18の
設定値に合わせる。
モードが入り状態で耕耘具3が上昇すると、リフトアー
ム角センサー23の感知により、自動でPTOクラッチ
31を入り切り制御する。デプス制御は公知なので簡単
な説明しかしないが、耕深設定ダイヤル18の設定情報
とデプスセンサー17の実際測定情報を制御装置16で
処理し、上昇用の比例流量制御バルブ28または下降用
の比例流量制御バルブ29を作動してリフトアーム21
を上下動し、耕耘具3の耕深を耕深設定ダイヤル18の
設定値に合わせる。
【0019】このデプス制御を、動力取出軸2を正転
(耕耘泥土を後方に飛ばす。)にした状態で耕耘具3の
両刃式の耕耘爪11,11....で土壌表面を一定の
深さ掘削耕耘し、耕耘刃の後部に吊り下げたリヤーカバ
ー7の角度をデプスセンサー17で読み取って耕耘深さ
を逆算し、耕深を設定値「A」に合うように耕耘具を自
動的に昇降調節している。
(耕耘泥土を後方に飛ばす。)にした状態で耕耘具3の
両刃式の耕耘爪11,11....で土壌表面を一定の
深さ掘削耕耘し、耕耘刃の後部に吊り下げたリヤーカバ
ー7の角度をデプスセンサー17で読み取って耕耘深さ
を逆算し、耕深を設定値「A」に合うように耕耘具を自
動的に昇降調節している。
【0020】耕耘爪11,11...で深く耕耘するほ
ど地表面をなでて前進するリヤーカバー7の下端が後方
に逃げるし、浅く耕耘するほど地表面をなでて前進する
リヤーカバー7の下端は垂直方向に垂下してくる。この
ように、土量によりリヤーカバー7下端が前後揺動する
が、このリヤーカバー7は別の要因でも揺動量が変化す
る。即ち、正転耕耘状態では、後方に飛散する飛散泥土
が直接リヤーカバー7に接当するので、リヤーカバー7
はこのエネルギー分後方に逃げて、実際の耕深設定ダイ
ヤル18の設定値「A」よりも土量が多いと感知し、正
転時は浅い方に耕耘具3の位置を制御する。
ど地表面をなでて前進するリヤーカバー7の下端が後方
に逃げるし、浅く耕耘するほど地表面をなでて前進する
リヤーカバー7の下端は垂直方向に垂下してくる。この
ように、土量によりリヤーカバー7下端が前後揺動する
が、このリヤーカバー7は別の要因でも揺動量が変化す
る。即ち、正転耕耘状態では、後方に飛散する飛散泥土
が直接リヤーカバー7に接当するので、リヤーカバー7
はこのエネルギー分後方に逃げて、実際の耕深設定ダイ
ヤル18の設定値「A」よりも土量が多いと感知し、正
転時は浅い方に耕耘具3の位置を制御する。
【0021】この状態で、動力取出軸2を逆転すると耕
耘爪11,11...も逆回転(耕耘泥土を前方に飛ば
す。)する。耕耘爪11,11...で飛ばされた泥土
は大部分が前に出るため、後方のリヤーカバー7への泥
土の直接衝撃が少なくなり、正転時よりもリヤーカバー
7の揺動角度が垂直方向に前動して土量が少ないと感知
し、逆転時は深い方に耕耘具3の位置を制御する。
耘爪11,11...も逆回転(耕耘泥土を前方に飛ば
す。)する。耕耘爪11,11...で飛ばされた泥土
は大部分が前に出るため、後方のリヤーカバー7への泥
土の直接衝撃が少なくなり、正転時よりもリヤーカバー
7の揺動角度が垂直方向に前動して土量が少ないと感知
し、逆転時は深い方に耕耘具3の位置を制御する。
【0022】このように、耕深制御は同深さ設定であっ
てもリヤーカバー7の揺動角度が異なるから、異なった
耕深制御と成る。即ち、この場合の制御動作は、耕深設
定ダイヤル18の同じ設定値「A」で制御動作をして
も、正転時と逆転時は仕上りの耕深が一致しないもので
あり、逆転時の方が深く掘削している。
てもリヤーカバー7の揺動角度が異なるから、異なった
耕深制御と成る。即ち、この場合の制御動作は、耕深設
定ダイヤル18の同じ設定値「A」で制御動作をして
も、正転時と逆転時は仕上りの耕深が一致しないもので
あり、逆転時の方が深く掘削している。
【0023】図1のフローチャート図は、この欠点を解
消しようとするものであって、動力取出軸2の回転を正
逆感知して、正転用の自動耕深制御5と逆転用の耕深制
御6のいずれかの制御プログラムを実行する。次に、図
2で示すナタ刃状の片刃耕耘爪11,11..で、動力
取出軸2の逆転を行なう場合の作用説明をする。
消しようとするものであって、動力取出軸2の回転を正
逆感知して、正転用の自動耕深制御5と逆転用の耕深制
御6のいずれかの制御プログラムを実行する。次に、図
2で示すナタ刃状の片刃耕耘爪11,11..で、動力
取出軸2の逆転を行なう場合の作用説明をする。
【0024】掘削済の泥土表面は、圃場全体を眺めると
一部分に泥土の盛り上がりが有ったり、一部に凹みを生
じたりしている場合が多い。こんな時、このナタ刃状の
片刃耕耘爪11,11....の背中面で、掘削済の泥
土を前方に強く押すことで土移動させて、圃場全体を均
平にしようとするものである。
一部分に泥土の盛り上がりが有ったり、一部に凹みを生
じたりしている場合が多い。こんな時、このナタ刃状の
片刃耕耘爪11,11....の背中面で、掘削済の泥
土を前方に強く押すことで土移動させて、圃場全体を均
平にしようとするものである。
【0025】この場合の制御を、耕深設定ダイヤル18
の同じ設定値で逆転して制御動作をすると、耕耘爪1
1,11...の土中への沈み込みは抵抗が大となり、
耕深設定が同設定値であっても正転時に対し逆転時は耕
耘爪11,11..の背面部抵抗により耕深制御が浅く
なってしまい一致しない。言葉を替えると、掘削済泥土
が硬いとより浅くなり、柔らかいと深くなり、このよう
に泥土の沈み込み抵抗の変化により耕深が変動し、圃場
内の泥土の硬さや土質に変化が多いと、仕上り地表面の
凹凸が作業前より激しいものとなる図4のフローチャー
ト図は、この欠点を解消しようとするものであって、動
力取出軸2の回転を正逆感知して、正転用の自動耕深制
御5と逆転用の耕深制御6aのいずれかの制御プログラ
ムを実行しようとするものであり、正逆切替レバー25
を手動操作して逆転位置スイッチ27が接続し、ポジシ
ョンレバー24のレバー設定位置が地表面より例えば5
cmよりも深い位置に設定されたままの場合、逆転時の
耕耘具3デプス制御の最下降位置を地表面から例えば5
cm以上に成らないよう「デプス最下降固定値」6aに
固定する。ただし、この「デプス最下降固定値」6aは
農用トラクターの大きさや耕耘能力により変化するか
ら、5cmに限定の必要は無い。大型機では深く、小型
機では浅くなる。
の同じ設定値で逆転して制御動作をすると、耕耘爪1
1,11...の土中への沈み込みは抵抗が大となり、
耕深設定が同設定値であっても正転時に対し逆転時は耕
耘爪11,11..の背面部抵抗により耕深制御が浅く
なってしまい一致しない。言葉を替えると、掘削済泥土
が硬いとより浅くなり、柔らかいと深くなり、このよう
に泥土の沈み込み抵抗の変化により耕深が変動し、圃場
内の泥土の硬さや土質に変化が多いと、仕上り地表面の
凹凸が作業前より激しいものとなる図4のフローチャー
ト図は、この欠点を解消しようとするものであって、動
力取出軸2の回転を正逆感知して、正転用の自動耕深制
御5と逆転用の耕深制御6aのいずれかの制御プログラ
ムを実行しようとするものであり、正逆切替レバー25
を手動操作して逆転位置スイッチ27が接続し、ポジシ
ョンレバー24のレバー設定位置が地表面より例えば5
cmよりも深い位置に設定されたままの場合、逆転時の
耕耘具3デプス制御の最下降位置を地表面から例えば5
cm以上に成らないよう「デプス最下降固定値」6aに
固定する。ただし、この「デプス最下降固定値」6aは
農用トラクターの大きさや耕耘能力により変化するか
ら、5cmに限定の必要は無い。大型機では深く、小型
機では浅くなる。
【0026】このように、動力取出軸2の逆転時に例え
ば5cm位置に固定すると、土移動作業が安定すると共
に、耕耘爪11,11...のもぐり込みが無いから破
損を防止できる。地表からの深さを測定するセンサーに
ついては図示しないが、デセラ制御位置やリフトアーム
角センサー23やリヤーカバー7の変化量速度差等から
推定可能である。
ば5cm位置に固定すると、土移動作業が安定すると共
に、耕耘爪11,11...のもぐり込みが無いから破
損を防止できる。地表からの深さを測定するセンサーに
ついては図示しないが、デセラ制御位置やリフトアーム
角センサー23やリヤーカバー7の変化量速度差等から
推定可能である。
【0027】図5のフローチャート図は、図4の別図例
であって、動力取出軸2の回転を正逆感知して、正転用
の自動耕深制御5と逆転用の耕深制御6cのいずれかの
制御プログラムを実行しようとするものであり、正逆切
替レバー25を手動操作して逆転位置スイッチ27が接
続するとデプス制御を停止して、手動ポジション制御に
切替るものである。
であって、動力取出軸2の回転を正逆感知して、正転用
の自動耕深制御5と逆転用の耕深制御6cのいずれかの
制御プログラムを実行しようとするものであり、正逆切
替レバー25を手動操作して逆転位置スイッチ27が接
続するとデプス制御を停止して、手動ポジション制御に
切替るものである。
【0028】この手動ポジション制御モードは、運転者
が目で見て耕耘具3の昇降動作を手動で行なう。図6の
フローチャート図は、さらに別の部分の自動切替であっ
て、動力取出軸2の回転を正逆感知して、正転時の場合
のみアップカットモード33の自動化を行ない、動力取
出軸2の逆転時は手動のPTO入切レバー32でのみ操
作するものである。
が目で見て耕耘具3の昇降動作を手動で行なう。図6の
フローチャート図は、さらに別の部分の自動切替であっ
て、動力取出軸2の回転を正逆感知して、正転時の場合
のみアップカットモード33の自動化を行ない、動力取
出軸2の逆転時は手動のPTO入切レバー32でのみ操
作するものである。
【0029】図2において、34は前車輪、35は後車
輪であって、エンジン36からの駆動力は、主クラッチ
37を経た駆動力が走行駆動回路38を経て前後車輪3
4,35に達する。また、エンジン36の駆動力は別の
PTO駆動経路39を経てPTOクラッチ31に達して
いる。
輪であって、エンジン36からの駆動力は、主クラッチ
37を経た駆動力が走行駆動回路38を経て前後車輪3
4,35に達する。また、エンジン36の駆動力は別の
PTO駆動経路39を経てPTOクラッチ31に達して
いる。
【0030】走行駆動回路38もPTO駆動経路39に
も、中間部に複数の変速機構を有しているが、公知の構
成であり図示しない。
も、中間部に複数の変速機構を有しているが、公知の構
成であり図示しない。
図は、この発明の実施例を示す。
【図1】この発明の主要部のフローチャート図である。
【図2】一部断面した全体側面図である。
【図3】この発明のブロック図である。
【図4】この発明の主要部の第二図例のフローチャート
図である。
図である。
【図5】この発明の主要部の第三図例のフローチャート
図である。
図である。
【図6】この発明の主要部の第四図例のフローチャート
図である。
図である。
1 機体 2 動力取出軸 3 耕耘具 4 移動農機 5 自動耕深制御 6 逆転用耕深制御 7 リヤーカバー 8 自在継手
Claims (1)
- 【請求項1】 機体1の端部から動力取出軸2を突設
し、この近傍にリヤーカバー7角度感知方式自動耕深制
御の耕耘具3を昇降自在に取付け、動力取出軸2と耕耘
具3間を自在継手8を介して連動連結し、この動力取出
軸2の駆動方向を正転・逆転に変更可能とした移動農機
4において、動力取出軸2の駆動方向を逆転に変更する
時、通常の自動耕深制御5回路を非作動とし、独自の逆
転用耕深制御6回路に切り換えて耕耘作業を続けること
を特徴とした移動農機の逆転式動力取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03315776A JP3144006B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 移動農機の逆転式動力取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03315776A JP3144006B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 移動農機の逆転式動力取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05153807A JPH05153807A (ja) | 1993-06-22 |
| JP3144006B2 true JP3144006B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=18069414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03315776A Expired - Fee Related JP3144006B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 移動農機の逆転式動力取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144006B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0553405U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-20 | 三菱農機株式会社 | トラクタの耕深規制構造 |
| JP6644255B2 (ja) * | 2015-12-22 | 2020-02-12 | 井関農機株式会社 | トラクタ |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP03315776A patent/JP3144006B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05153807A (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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