JP3144060B2 - 自動車前部の車体構造 - Google Patents
自動車前部の車体構造Info
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 8
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Description
車体構造,特にフロントサイドメンバーとダッシュパネ
ルとの連結構造に関する。
は,自動車前部の両側にフロントサイドメンバー91を
有すると共に,エンジンルーム901と車室902との
間にダッシュパネル92を配設している。そして,フロ
ントサイドメンバー91はダッシュパネル92に対して
連結固定されている。ダッシュパネル92の下部にはス
テアリングギヤボックスサポートメンバ93,フロント
フロア94が設けられている。なお,図12,図13に
おいて,符号95はサスペンション取付部,96はフロ
ントガラス取付部,97はルーフ,98はカウルボック
スである。即ち,両図に示すごとく,フロントサイドメ
ンバー91の後端部912は,縦壁状のダッシュパネル
92に対して垂直に,溶接固定されている。
部車体構造に関しては次の問題点がある。即ち,図12
に示すごとく,フロントサイドメンバー91に,車両の
前方より後方に向けて大きな機械的負荷(荷重)が入力
されたとき,同図に2点鎖線で示すごとく,ダッシュパ
ネル92が座屈してしまうことがある。
の後端部912が,縦壁状のダッシュパネル92に対し
て,垂直に連結固定されているため,フロントサイドメ
ンバー91に加わった入力がダッシュパネル92に対し
て面直入力となるためである。本発明はかかる従来の問
題点に鑑み,フロントサイドメンバーに入力される機械
的負荷に対して優れた耐力性を有する,自動車前部の車
体構造を提供しようとするものである。
設したフロントサイドメンバーと,エンジンルームと車
室との間に配設したダッシュパネルとを有し,フロント
サイドメンバーには,車両の前後方向に沿うと共にダッ
シュパネルに連結する連結面を設け,一方ダッシュパネ
ルには車両の前後方向に沿うと共に上記連結面と略同一
面上に略水平状の段状のパネル面を設け,上記連結面と
パネル面とを連結固定したことを特徴とする自動車前部
の車体構造にある。次に,請求項2の発明は,自動車前
部の両側に配設したフロントサイドメンバーと,エンジ
ンルームと車室との間に配設したダッシュパネルとを有
し,フロントサイドメンバーには,車両の前後方向に沿
うと共にダッシュパネルに連結する連結面を設け,一方
ダッシュパネルには車両の前後方向に沿う段状の棚部を
形成すると共に,上記棚部上には上記連結面と略同一面
上にパネル面を設け,上記連結面とパネル面とを連結固
定したことを特徴とする自動車前部の車体構造にある
(実施例2,3参照)。次に,請求項3の発明は,自動
車前部の両側に配設したフロントサイドメンバーと,エ
ンジンルームと車室との間に配設したダッシュパネルと
を有し,フロントサイドメンバーには,車両の前後方向
に沿うと共にダッシュパネルに連結する縦方向の連結面
を設け,一方ダッシュパネルには車両の前後方向に沿う
と共に上記連結面と略同一面上に縦方向においてパネル
面を設け,上記連結面とパネル面とを連結固定したこと
を特徴とする自動車前部の車体構造にある(実施例4参
照)。
は,フロントサイドメンバーにおいて車両の前後方向に
沿った上記連結面を設け,一方ダッシュパネルにおいて
上記連結面とほぼ同一面上にパネル面を設け,両者をフ
ロントサイドメンバーへ入力された機械的負荷がスムー
スにダッシュパネルへ伝達されるよう構成したことにあ
る。
連結面とダッシュパネルのパネル面とは,例えば横方
向,縦方向或いは斜め方向等において,互いにほぼ同一
面上にあることが重要である(図2と図3,図5と図
6,図8と図9,図11参照)。これにより,上記機械
的負荷がスムースにフロントサイドメンバーからダッシ
ュパネルへ伝達され本発明の目的が達成されるのであ
る。
ントサイドメンバーとダッシュパネルにおける一部分で
あっても良い。そのため,連結面とパネル面が連結固定
される部分以外は,ダッシュパネルに対してフロントサ
イドメンバーが垂直状に連結されている部分もある。ま
た,連結面とパネル面とは共に車両の前後方向に沿って
設けてあることが必要である。
ュパネルに略水平状の段部を設けることによって形成す
ることができる(実施例参照)。また,上記パネル面
は,ダッシュパネルに設けた段部上に,フロントサイド
メンバーの連結面とほぼ同一面状となる補助部材を固定
することにより,構成することもできる。
ンバーとダッシュパネルとを連結固定するに当たり,フ
ロントサイドメンバーには車両の前後方向に沿った上記
連結面を,ダッシュパネルには上記連結面とほぼ同一面
上にパネル面を設けている。そのため,フロントサイド
メンバーとダッシュパネルとは,上記連結部において,
略同一面状の連続面を形成している。それ故,車両前後
方向にフロントサイドメンバーに加わった機械的負荷
は,ダッシュパネルのパネル面を略水平方向に圧縮する
形で働く。
のダッシュパネルにおける機械的負荷のパネル面に対す
る面直入力に対して高い剛性・強度を有することとな
り,フロントサイドメンバーに対して車両の前後方向に
大きく機械的負荷が入力された場合でも,ダッシュパネ
ルにおいて強く受け止められることとなる。
きな入力があっても,ダッシュパネルは容易に座屈する
ことがない。また,この入力が非常に大きい場合には,
図4に示すごとく,フロントサイドメンバー自体が座屈
等の損傷を生じ,ダッシュパネルには殆ど損傷を生じな
い。
ける振動は,フロントサイドメンバーに伝達されるが,
フロントサイドメンバーはダッシュパネルに対して上記
のごとく連結面とパネル面とによって連結されている。
そのため,フロントサイドメンバーの支持剛性が高く,
サスペンションからの振動に対する耐振性も向上してい
る。したがって本発明によれば,上記機械的負荷に対し
て優れた耐力性を有すると共に耐振性にも優れた,自動
車前部の車体構造を提供することができる。
き,図1〜図4を用いて説明する。本例の車体構造にお
いては,図1,図2に示すごとく,自動車前部の両側に
配設したフロントサイドメンバー1と,エンジンルーム
901と車室902との間に配設したダッシュパネル2
とを有する。
後方向に沿うと共にダッシュパネル2に連結する連結面
11を設ける。一方,ダッシュパネル2には,車両の前
後方向に沿うと共に,上記連結面11と略同一面上に段
状のパネル面22を設ける。そして,連結面11とパネ
ル面22とは,互いに溶接により連結固定してある。図
2に示すごとく,上記連結面11は,フロントサイドメ
ンバー1の左右の上部に,略水平状に設けてある。該連
結面11の下方には局面底部12を,連結面11の上部
には上部取付面115を有する。
ネル2の途中に,略水平状に,棚状に設けてある。即
ち,図2,図3に示すごとく,ダッシュパネル2は,上
部縦壁21と水平段状のパネル面22と下部縦壁23と
を有する。下部縦壁23の下方には,ステアリングギヤ
ボックスサポートメンバ24,フロントフロア25を有
する。また,ダッシュパネル2の下部縦壁23に対して
は,フロントサイドメンバー1の上記局面底部12の後
端部121が溶接されている。この部分においては,ダ
ッシュパネル2に対してフロントサイドメンバー1が垂
直状に連結されている。
においては,フロントサイドメンバー1とダッシュパネ
ル2とは,上記連結面11とパネル面22とが,略同一
面上に連結固定されている。そのため,フロントサイド
メンバー1を経由して伝達される車両前後方向の機械的
負荷は,ダッシュパネル2のパネル面22を水平方向に
圧縮する方向で働く。それ故,ダッシュパネル2は,車
両前後方向の機械的負荷の入力に対し,高い剛性・強度
を有する。
て車両の前方より後方向に大きな入力が負荷された場合
においても,その入力は上記連結面11からパネル面2
2にスムースに伝達される。また,ダッシュパネル2の
パネル面22は,上記のごとく高い剛性を有する。した
がって,フロントサイドメンバーへの大きな入力によっ
ても,ダッシュパネルは座屈することがない。また,入
力が非常に大きい場合には,図4に示すごとく,フロン
トサイドメンバー1自体が座屈105等の損傷を生じ,
ダッシュパネルには殆ど損傷を生じない。
ュパネル2とは,連結面11とパネル面12とによっ
て,連結されているため,フロントサイドメンバーの支
持剛性が高くなる。そのため,悪路等において,車輪を
支承するサスペンションより,フロントサイドメンバー
1に振動が伝わっても,フロントサイドメンバー1は大
きな振動を生じない。それ故,本例の車体構造は耐振性
にも優れている。
おいて,上部縦壁21と下部縦壁23との間にやや前方
へ傾斜した(図6)棚部222を設け,その両側部分に
パネル面22を設けたものである。即ち,ダッシュパネ
ル2の棚部222は,車両の両側において,フロントサ
イドメンバー1の連結面11と同一面となるようにパネ
ル面22を形成している。換言すれば,該パネル面22
は,図6に示すごとく,連結面11と連続した面を形成
すべく,略水平状に形成してあるが,棚部222は前方
へ傾斜している。
ル面22と棚部222との間には,車両前方へ向かうに
従って深くなる側面部221を有する。そして,図7に
示すごとく,この側面部221とパネル面22の下面を
覆うように,補強メンバ3を配置し,その両端部31,
32をパネル面22,棚部222の下面に溶接固定して
いる。その他は,実施例1と同様である。
22にパネル面22を形成しており,該パネル面22の
下面には補強メンバ3を連結して閉断面30(図6,
7)を設けている。そのため,フロントサイドメンバー
1の支持剛性・強度を一層向上させることができる。そ
の他実施例1と同様の効果を得ることができる。
棚部27の上面にフロントサイドメンバーの方向へ突出
したパネル面28を設けたものである。即ち,まずダッ
シュパネル2は,実施例1と同様に上部縦壁21と下部
縦壁23と,その間に設けた棚部27とを有する。棚部
27は前方へ若干傾斜している(図9)。
り,上記棚部27の上面に別途溶接固定してある。パネ
ル面28は,前方に向かって深くなる,側面鋭三角形状
を有し,前方には突出片285を有する(図8,9)。
また,パネル面28は,図10に示すごとく,両側に側
壁283と,溶接片281,282とを有する。そし
て,溶接片281,282は,棚部27に溶接してあ
る。そして,上記パネル面28の突出片285に対し
て,フロントサイドメンバー1の連結面11が,略同一
面上において,溶接されている(図8,図9)。その他
は実施例2と同様である。
ることができる。なお,本例においては,フロントサイ
ドメンバー1の連結面11後端にパネル面28の先端部
285を溶接・固定し,その後,パネル面28の溶接片
281,282を棚部27の上面に固定した。また,こ
れとは別に,パネル面28をフロントサイドメンバー1
と一体成形とし,これを棚部27に固定することもでき
る。
1の連結面16と,ダッシュパネル2のパネル面292
とを,縦方向において同一面上に形成し,両者を連結固
定したものである。フロントサイドメンバー1の連結面
16は,車両の前後方向に沿って形成してあり,実施例
1の連結面11(図1)と異なり,フロントサイドメン
バー1の上部近くにおいて,縦方向に形成してある。
2の棚部291と293との間において,縦方向に形成
してある。棚部291,293は,実施例2の棚部22
2に相当し,ダッシュパネル2の上部縦壁21と下部縦
壁23との間に形成してある。
92に対して溶接固定してある。その他は,実施例1と
同様である。本例においても,フロントサイドメンバー
の連結面16とダッシュパネル2のパネル面292と
が,縦方向において略同一面上に連結してある。それ
故,実施例1と同様の効果を得ることができる。
図。
ッシュパネルの説明図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車前部の両側に配設したフロントサ
イドメンバーと,エンジンルームと車室との間に配設し
たダッシュパネルとを有し, フロントサイドメンバーには,車両の前後方向に沿うと
共にダッシュパネルに連結する連結面を設け,一方ダッ
シュパネルには車両の前後方向に沿うと共に上記連結面
と略同一面上に略水平状の段状のパネル面を設け, 上記連結面とパネル面とを連結固定したことを特徴とす
る自動車前部の車体構造。 - 【請求項2】 自動車前部の両側に配設したフロントサ
イドメンバーと,エンジンルームと車室との間に配設し
たダッシュパネルとを有し, フロントサイドメンバーには,車両の前後方向に沿うと
共にダッシュパネルに連結する連結面を設け,一方ダッ
シュパネルには車両の前後方向に沿う段状の棚部を形成
すると共に,上記棚部上には上記連結面と略同一面上に
パネル面を設け, 上記連結面とパネル面とを連結固定したことを特徴とす
る自動車前部の車体構造。 - 【請求項3】 自動車前部の両側に配設したフロントサ
イドメンバーと,エンジンルームと車室との間に配設し
たダッシュパネルとを有し, フロントサイドメンバーには,車両の前後方向に沿うと
共にダッシュパネルに連結する縦方向の連結面を設け,
一方ダッシュパネルには車両の前後方向に沿うと共に上
記連結面と略同一面上に縦方向においてパネル面を設
け, 上記連結面とパネル面とを連結固定したことを特徴とす
る自動車前部の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04157429A JP3144060B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 自動車前部の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04157429A JP3144060B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 自動車前部の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319309A JPH05319309A (ja) | 1993-12-03 |
| JP3144060B2 true JP3144060B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15649448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04157429A Expired - Lifetime JP3144060B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 自動車前部の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144060B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP04157429A patent/JP3144060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05319309A (ja) | 1993-12-03 |
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