JP3144063B2 - 刺繍データ処理装置 - Google Patents

刺繍データ処理装置

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JP3144063B2
JP3144063B2 JP04170428A JP17042892A JP3144063B2 JP 3144063 B2 JP3144063 B2 JP 3144063B2 JP 04170428 A JP04170428 A JP 04170428A JP 17042892 A JP17042892 A JP 17042892A JP 3144063 B2 JP3144063 B2 JP 3144063B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工布に所定の図形の
刺繍を実行する刺繍ミシンにおける刺繍動作実行のため
の刺繍データの作成等を行う刺繍データ処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加工布に対して例えば文字や図形
等を刺繍する刺繍ミシンにあっては、各針落ち点などを
指定する刺繍データに基づいて刺繍動作を実行するよう
になっている。本出願人は、かかる刺繍ミシンにおける
刺繍データの作成などを自動的に行うための刺繍データ
処理装置を先に開発しており、特願平1−266546
号にて出願中である。
【0003】この刺繍データ処理装置は、CPU,RO
M,RAM等からなるマイクロコンピュータを主体と
し、さらにキーボードやフロッピーディスクドライブ,
CRTディスプレイ等を備えて構成されている。そし
て、例えばフロッピーディスクから刺繍図形の輪郭を画
定する外形線データを読込み、この外形線データから刺
繍図形を縫い方向が一意に定まる複数の部分刺繍領域に
分割し、各部分刺繍領域に対する刺繍データを作成する
ものである。
【0004】ここで、刺繍データと称するものには、全
ての針落ち点を指定する一針データの他に、ブロックの
4頂点を指定するだけのブロックデータも含まれるので
あるが、どちらを作成する場合にも、刺繍データは、部
分刺繍領域の刺繍進行方向に延び対向する一対の部分外
形線に交互に針落ち点が配置されるように作成され、こ
れにて、全体として刺繍図形の内部を塗り潰すような縫
目による刺繍が実行されるようになる。従って、刺繍図
形を部分刺繍領域に分割する場合、刺繍進行方向に延び
る一対の部分外形線を含む図形(例えば四角形)の組合
わせとなるようにして分割がなされるのである。
【0005】一例を上げると、今、図5(a)に示すよ
うな「左」の字の刺繍図形Aの刺繍データを作成する場
合、刺繍データ処理装置には、その輪郭を画定する多数
個の特徴点(黒丸で示す)の座標から構成される外形線
データが与えられる。この場合、刺繍図形Aは、図6
(a)にも示すような図形Bの部分と、「工」形状の図
形Cの部分とに大きく分けられる。
【0006】ここで、前記部分図形Bにおいては、デー
タ処理装置は、その外形線データから、図6(a)に示
すように、例えば点P1と点P2とを結ぶ分割線L1、
及び、点P3と点P4とを結ぶ分割線L2を引くことに
より、部分図形Bを、R1,R2,R3の3個の部分刺
繍領域に分割する。この後、各部分刺繍領域R1,R
2,R3の外形線を画定する部分刺繍領域データ及び指
定された糸密度等に基づいて、各領域に対する刺繍デー
タ(一針データあるいはブロックデータ)が作成され、
この刺繍データにより、図7(a)に示すように、加工
布Wには、部分図形Bの内部を塗り潰すような刺繍縫目
Sが形成されるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5(b)
に示すような「右」の字の刺繍図形Dは、上記「左」の
刺繍図形Aと同様な部分図形Bの部分と、「口」形状の
図形Eの部分とに分けられる。従って、この刺繍図形D
の刺繍データを作成する場合にも、やはり部分図形Bの
部分にあっては、図6(a)に示すように、3つの部分
刺繍領域R1,R2,R3といった上記と同様の分割パ
ターンに分割され、ひいては、図7(a)に示すような
刺繍縫目Sとなる。
【0008】ここで、「左」の文字と「右」の文字との
書き順の違いなどを考慮すると、「右」の字の刺繍図形
Dの場合には、部分図形Bの部分に対して、図7(b)
に示すような刺繍縫目Tによる刺繍を形成する方が、印
象が良好となる。この刺繍縫目Tを形成するには、部分
図形Bの分割パターンを、図6(a)に示すものでな
く、図6(b)に示すような、点P1と点P3とを結ぶ
分割線L3、及び、点P2と点P4とを結ぶ分割線L4
を引くことにより、部分図形Bを、R4,R5,R6の
3個の部分刺繍領域に分割するものとすれば良い。
【0009】しかしながら、上記従来の刺繍データ処理
装置では、分割パターンひいては作成される刺繍データ
が図7(a)に示すような1種類に固定されるため、使
用者が他の分割パターンに基づく刺繍データの作成を所
望しても、それを実行させることができないといった融
通性に欠けるものであった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、外形線データから刺繍データを作成す
るにあたり、自動的に分割された部分刺繍領域に基づく
刺繍データだけでなく、使用者の所望に応じた分割パタ
ーンによる刺繍データの作成をも可能とする刺繍データ
処理装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の刺繍データ処理装置は、刺繍図
形の輪郭を画定する外形線データからその刺繍図形を縫
い方向が一意に定まる複数の部分刺繍領域に分割する分
割手段と、この分割手段により分割された部分刺繍領域
データに基づいて各部分刺繍領域に対する刺繍データを
作成する刺繍データ作成手段とを具備するものであっ
て、分割手段による刺繍図形の分割パターンを表示する
表示手段と、分割手段により分割された複数の部分刺繍
領域のうち新たに結合すべき二以上の部分刺繍領域を指
定するための入力手段と、この入力手段により指定され
た二以上の部分刺繍領域を結合して一の部分刺繍領域と
するように部分刺繍領域データを修正する修正手段とを
設けると共に、修正手段を、互いに離れた部分刺繍領域
が指定されたときに、それら部分刺繍領域の間にそれら
に隣接して他の部分刺繍領域が存在することを条件に、
それら部分刺繍領域の 間に位置する領域も含めて新たな
部分刺繍領域とするように構成している。
【0012】また、本発明の請求項2の刺繍データ処理
装置は、刺繍図形の輪郭を画定する外形線データからそ
の刺繍図形を縫い方向が一意に定まる複数の部分刺繍領
域に分割する分割手段と、この分割手段により分割され
た部分刺繍領域データに基づいて各部分刺繍領域に対す
る刺繍データを作成する刺繍データ作成手段とを具備す
るものであって、分割手段による刺繍図形の分割パター
ンを表示する表示手段と、分割手段により分割された複
数の部分刺繍領域のうち新たに結合すべき二以上の部分
刺繍領域を指定するための入力手段と、この入力手段に
より指定された二以上の部分刺繍領域を結合して一の部
分刺繍領域とするように部分刺繍領域データを修正する
修正手段とを設けると共に、修正手段を、指定された部
分刺繍領域の結合に応じて、結合される部分刺繍領域の
間に位置していた他の部分刺繍領域の分割を行うように
構成している。
【0013】このとき、上記各刺繍データ処理装置にお
いて、前記表示手段を、刺繍図形の分割パターンと併せ
て各部分刺繍領域における縫い方向を表示するように構
成すれば効果的である。
【0014】
【作用】上記構成を有する本発明の請求項1の刺繍デー
タ処理装置によれば、分割手段により、刺繍図形が複数
の部分刺繍領域に分割され、その部分刺繍領域データに
基づいて、刺繍データ作成手段が各部分刺繍領域に対す
る刺繍データを作成する。このとき、上記分割手段によ
り分割された刺繍図形の分割パターンが表示手段により
表示されるようになり、その表示を見た使用者は、入力
手段により、複数の部分刺繍領域のうち新たに結合すべ
き二以上の部分刺繍領域を指定することができる。そし
て、部分刺繍領域の結合が指定されれば、修正手段によ
り、指定された二以上の部分刺繍領域を一の部分刺繍領
域とするように部分刺繍領域データが修正されるように
なる。
【0015】この場合、互いに離れた部分刺繍領域を結
合するにあたっては、それらの間に隣接する他の部分刺
繍領域が存在することが条件とされるので、新たな部分
刺繍領域が刺繍図形からはみ出してしまうことを未然に
防止しながら、互いに離れた部分刺繍領域の結合を可能
とすることができる。
【0016】従って、分割手段により自動的に分割され
た刺繍図形の分割パターンが所望するものと異なった場
合でも、使用者の所望に応じてその分割パターンを修正
することができ、ひいては、使用者の所望する刺繍を実
行するための刺繍データを作成することが可能となる。
【0017】また、請求項2の発明によれば、やはり、
分割手段により分割された刺繍図形の分割パターンが表
示手段により表示され、その表示を見た使用者が、入力
手段により、複数の部分刺繍領域のうち新たに結合すべ
き二以上の部分刺繍領域を指定すると、修正手段によ
り、指定された二以上の部分刺繍領域を一の部分刺繍領
域とするように部分刺繍領域データが修正されるように
なる。そして、この場合、部分刺繍領域の結合に応じ
て、結合される部分刺繍領域の間に位置していた他の部
分刺繍領域が分割されるので、2つの部分刺繍領域が部
分的に重なって縫目が一部で重なるような刺繍が実行さ
れることを避けることが可能となり、よりバラエティに
富んだ部分刺繍領域の分割を行うことができる。
【0018】このとき、表示手段を刺繍図形の分割パタ
ーンと併せて各部分刺繍領域における縫い方向を表示す
るように構成すれば、使用者が分割パターンを見る際
に、刺繍の出来上がりの状態が理解し易くなり、修正の
ための指定を確実に行うことができるようになる。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
して説明する。まず、本実施例に係る刺繍データ処理装
置により作成された刺繍データによって刺繍動作を実行
する刺繍ミシンの全体構成について図3及び図4を参照
して簡単に述べる。
【0020】図3に示すように、刺繍ミシン1は、ミシ
ンテーブル2上にアーム部3を一体的に有して構成され
ている。そして、前記アーム部3の先端部に、複数本こ
の場合6本の針棒4を備えた支持ケース5が設けられて
いる。前記針棒4は、横方向に並んで支持ケース5内に
夫々上下動可能に支持されており、該支持ケース5から
下方に突出する下端部には、夫々縫い針4aが取付けら
れている。各縫い針4aには、図示しない糸供給源か
ら、色の異なる刺繍糸が、支持ケース5に設けられた糸
調子機6及び天秤7を介して供給されるようになってい
る。
【0021】前記支持ケース5は、アーム部3に図3に
示すX軸方向に移動可能に取付けられ、針棒選択モータ
8により移動されるようになっている。そして、アーム
部3内には、ミシンモータ9の駆動力を針棒4に伝達し
て上下駆動させるための駆動機構が設けられている。こ
の駆動力は、所定の使用位置に位置された針棒4にのみ
伝達されるようになっており、従って、針棒選択モータ
8により支持ケース5を移動させることによって、6本
の針棒4のうち一の針棒4が選択的に駆動されるように
なっている。
【0022】一方、前記ミシンテーブル2には、前記針
棒4の下方部位に位置してベッド部10が設けられ、図
示はしないが、このベッド部10内に、前記ミシンモー
タ9により駆動され前記縫い針4aとの協働により加工
布Wに刺繍縫目を形成する糸輪捕捉器等が設けられてい
る。この場合、加工布Wは、刺繍枠11に支持されるよ
うになっており、ミシンテーブル2には、この刺繍枠1
1をX軸及びY軸方向に自在に移動させるための水平移
動機構12が設けられている。
【0023】この水平移動機構12は、Y軸方向移動枠
13を、Y軸送りモータ14(図4参照)によりミシン
テーブル2上をY軸方向に移動させると共に、前記刺繍
枠11を有するX軸方向移動枠15を、X軸送りモータ
16(図4参照)によりY軸方向移動枠13に沿ってX
軸方向に移動させるように構成されている。
【0024】このような刺繍ミシン1は、マイクロコン
ピュータ等からなる制御装置により制御され、加工布W
に対する刺繍動作を自動的に実行するものであるが、本
実施例では、刺繍データの作成,編集等を行う刺繍デー
タ処理装置が、刺繍ミシン1の制御装置としての機能を
兼ね備えて構成されている。以下、本実施例に係る刺繍
データ処理装置について述べる。
【0025】即ち、図3に示すように、前記刺繍ミシン
1には、刺繍ミシン1の制御装置としても機能するデー
タ処理装置本体17が接続されている。そして、図4に
示すように、このデータ処理装置本体17は、CPU1
8,ROM19,RAM20及びそれらを相互に接続す
るバス21等からなるマイクロコンピュータを主体とし
たものであり、さらに、前記バス21には、入力インタ
フェース22及び出力インタフェース23が接続されて
いる。
【0026】出力インタフェース23には、前記ミシン
モータ9,X軸送りモータ16,Y軸送りモータ14及
び針棒選択モータ8をそれぞれ駆動するためのモータ駆
動回路24,25,26及び27が接続されている。こ
れにて、データ処理装置本体17は、RAM20に記憶
された刺繍データ及びROM19に記憶された制御プロ
グラム等に基づいて、ミシンモータ9,X軸送りモータ
16,Y軸送りモータ14及び針棒選択モータ8を制御
し、加工布Wに対する刺繍縫い動作を自動的に実行する
のである。
【0027】この場合、前記刺繍データは、例えば一針
ごとの針落ち点(加工布WのX軸方向及びY軸方向の送
り量)を指示するデータの集合(一針データ)からな
り、このデータを順次読出して水平移動機構12により
加工布Wを移動させつつ針棒4等を駆動することによ
り、加工布Wに所定の刺繍が施されるのである。また、
刺繍データ中に糸色切換えを指示するデータも含ませて
おくことにより、自動的に支持ケース5を移動させて刺
繍糸の色の切換えを行うことができるようになってい
る。この刺繍データは、後述するようにして作成され
る。
【0028】そして、図3にも示すように、前記出力イ
ンタフェース23には、本発明の表示手段としての例え
ばCRTディスプレイからなる表示装置28を駆動する
ための表示駆動回路29が接続されている。この表示装
置28には、後述するデータの編集時において、刺繍デ
ータを作成すべき刺繍図形等が表示されると共に、詳し
くは後述するように、刺繍図形の分割パターンや各部分
刺繍領域における縫い方向等が表示されるようになって
いる。
【0029】一方、前記入力インタフェース22には、
各種のキー等を備えた本発明の入力手段としてのキーボ
ード30が接続されると共に、入力手段としてのマウス
31が接続されている。さらに、入力インタフェース2
2には、ハードディスクに記憶された外形線データや刺
繍データ等を読出すためのハードディスクドライブ3
2、新たに作成した図形の情報(イメージデータ)を入
力するためのイメージスキャナ33が接続されている。
【0030】さて、以上のように構成された刺繍データ
処理装置は、刺繍図形の輪郭を画定する外形線データか
らその刺繍図形を縫い方向が一意に定まる複数の部分刺
繍領域に分割し、その部分刺繍領域データに基づいて各
部分刺繍領域に対する刺繍データを作成するようになっ
ている。
【0031】そして、後述するフローチャートの説明に
て明らかとなるように、データ処理装置本体17は、そ
のソフトウエア構成により、部分刺繍領域データに基づ
く刺繍図形の分割パターンを表示装置28に表示し、使
用者がキーボード30やマウス31を用いて複数の部分
刺繍領域のうち新たに結合すべき二以上の部分刺繍領域
を指定したときに、それら二以上の部分刺繍領域を結合
して一の部分刺繍領域とするように部分刺繍領域データ
を修正するようになっている。
【0032】次に、このように構成された刺繍データ処
理装置の動作について述べる。尚、ここでは、図5
(a)及び(b)に示すような、「左」の図形A及び
「右」の図形Dに共通する部分図形Bに対する刺繍デー
タの編集を行う場合を具体例として上げながら説明す
る。
【0033】ここで、まず、上記刺繍データを作成する
手順について簡単に述べておく。使用者が例えば「左」
の文字を書いた原画をイメージスキャナ33により読込
ませると、データ処理装置本体17は、そのイメージデ
ータから、刺繍図形Aの輪郭を画定する外形線データを
求める。この外形線データは、輪郭を画定する多数個の
特徴点(図5に黒丸で示す)の座標から構成される。
【0034】次に、データ処理装置本体17は、その外
形線データから刺繍図形Aを縫い方向が一意に定まる複
数の部分刺繍領域に分割する。この分割の方法について
の詳細は省略するが、刺繍進行方向に延びる一対の部分
外形線を含む図形(例えば四角形)の組合わせとなるよ
うにして分割がなされるのである。部分図形Bの場合に
は、図6(a)に示すように、例えば点P1と点P2と
を結ぶ分割線L1、及び、点P3と点P4とを結ぶ分割
線L2を引くことにより、図形Bが、R1,R2,R3
の3個の部分刺繍領域に分割される。
【0035】そして、各部分刺繍領域R1,R2,R3
の外形線を画定する部分刺繍領域データ及び指定された
糸密度等に基づいて、各領域R1,R2,R3に対し、
一対の部分外形線に交互に針落ち点が配置されるように
して刺繍データが作成されるのである。この場合、刺繍
データとしては、全ての針落ち点を指定する一針データ
の他に、部分刺繍領域をさらにいくつかの四角形あるい
は三角形に分割した各ブロックの頂点を指定するだけの
ブロックデータも含まれる。
【0036】このようにして順に作成されたイメージデ
ータ,外形線データ,部分刺繍領域データ及び刺繍デー
タは、例えばハードディスクに記憶されるようになって
いる。そして、刺繍ミシン1は、ハードディスクドライ
ブ32から呼出された刺繍データにより、刺繍形成動作
を実行し、以て図7(a)に示すように、加工布Wに、
部分図形Bの内部を塗り潰すような刺繍縫目Sが形成さ
れるのである。
【0037】さて、例えば「右」の字の刺繍図形Dの場
合には、部分図形Bの部分に対して、図7(a)に示す
刺繍縫目Sでなく、図7(b)に示すような、異なる分
割パターン(部分刺繍領域データ)による刺繍縫目Tに
よる刺繍を形成する方が、印象が良好となる。このよう
に、使用者が分割パターンを修正したい場合の処理手順
について、以下述べる。
【0038】図2のフローチャートは、刺繍データの編
集処理の大概を示している。まず、ステップS1では、
使用者の指定に基づき、刺繍図形Bの外形線(分割パタ
ーン)及び刺繍縫目Sが、表示装置28の画面に表示さ
れる。この状態を、図8に示している。ここでは、刺繍
縫目Sまで表示していることにより、形成される刺繍の
印象が一目で分かるようになっている。また、これと同
時に、画面の上部には、「ファイル」,「編集」,「終
了」等の選択メニューが表示される。
【0039】ここで、使用者が、刺繍データの編集を行
いたい場合には、マウス31を操作して「編集」を選択
する(ステップS2)。すると、図9に示すように、表
示装置28の画面に、「複写」,「移動」,「分割パタ
ーン修正」等の項目からなる編集メニューが表示される
ようになる(ステップS3)。ここで、使用者は、マウ
ス31を操作して編集メニューのいずれかを選択するの
であるが(ステップS4)、その画面に表示されている
部分図形Bの分割パターンを修正したい場合には、「分
割パターン修正」を選択する。
【0040】ここで、どの項目が選択されたかにより、
夫々異なる処理が行われるのであるが(ステップS
5)、「分割パターン修正」が選択された場合には、ス
テップS6の分割パターン修正処理に進み、その他の項
目が選択された場合には、ステップS7の「他の編集処
理」に進む。このステップS7の「他の編集処理」に関
しては、本発明の要旨とは直接関係がないので説明を省
略する。
【0041】さて、ステップS6の分割パターン修正処
理の詳細は、図1のフローチャートに示す通りである。
まず、ステップS11にて、表示装置28の画面に、図
10に示すように、刺繍図形Bの分割パターンが表示さ
れると共に、各部分刺繍領域R1,R2,R3に関する
縫い方向が、両矢印で表示される。次のステップS12
にて、使用者は、各部分刺繍領域R1,R2,R3のう
ち結合して1個の部分刺繍領域とすべき2個の部分刺繍
領域を指定する。
【0042】この場合には、使用者は、図6(a)に示
す分割パターンを、図6(b)に示す分割パターンに修
正したいわけであり、この修正は部分刺繍領域R1及び
R3を結合させることにより実現されるから、ここで
は、部分刺繍領域R1及びR3を指定する。本実施例で
は、この指定は、使用者が例えばマウス31を操作し
て、画面中の結合させたい両領域における矢印の端部に
ポインタを合わせ、クリックすることにより行われる。
すると、次のステップS13にて、図11に示すよう
に、指定された部分刺繍領域R1及びR3の矢印が太線
で表示されるようになると共に、それら矢印の端点にマ
ーカーM1,M2が例えば白丸にて表示されるようにな
る。
【0043】次のステップS14では、指定された両部
分刺繍領域R1及びR3が結合可能かどうかが判定され
る。ここでは、次の条件1あるいは条件2のいずれか一
方に該当すれば結合可能と判定されるようになってい
る。 条件1:指定された2つの部分刺繍領域が互いに隣接し
ており、且つ、それら領域の縫い方向を示す矢印の端点
が一致する。 条件2:指定された2つの部分刺繍領域が他の同一の部
分刺繍領域に隣接しており(隣接部分刺繍領域と称す
る)、且つ、それら領域の縫い方向を示す矢印の端点が
その隣接部分刺繍領域の相異なる部分外形線上に存在す
る。
【0044】この条件のいずれをも満たしていない場合
には、結合が不可能と判定され(ステップS14にてN
o)、エラー表示が行われる(ステップS15)。一
方、結合可能と判定されたときには(ステップS14に
てYes)、次のステップS16に進む。この場合、上
述の部分刺繍領域R1及びR3の例では、両領域R1,
R3が共に部分刺繍領域R2に隣接し、且つ、矢印の端
点がその隣接部分刺繍領域R2の相異なる部分外形線上
に存在するので、条件2に当て嵌まることになる。
【0045】ステップS16では、指定された両部分刺
繍領域R1及びR3の結合が行われる。この結合は、図
12に示すように、部分刺繍領域R1の頂点P1と部分
刺繍領域R3の頂点P3とを結合線分L3(分割線L
3)で結び、部分刺繍領域R1の頂点P2と部分刺繍領
域R3の頂点P4とを結合線分L4(分割線L4)で結
び、これと共に、部分刺繍領域R1の頂点P1と頂点P
2とを結ぶ分割線L1を消去し、部分刺繍領域R3の頂
点P3と頂点P4とを結ぶ分割線L2を消去することに
より行われる。
【0046】次のステップS17では、上記ステップS
16における結合が有効かどうかが判定される。この判
定は、前記結合線分L3及びL4が、共に隣接部分刺繍
領域R2内を通るかどうかにより行われる。結合線分が
隣接部分刺繍領域からはみ出すような場合には結合が無
効とされ(ステップS17にてNo)、エラー表示が行
われる(ステップS18)。上記結合線分L3及びL4
は共に隣接部分刺繍領域R2内を通るため、結合は有効
となる(ステップS17にてYes)。これにて、部分
刺繍領域R1及びR3が結合されて新たな1個の部分刺
繍領域R5(図6(b)参照)が形成され、部分刺繍領
域データが修正されるのである。
【0047】そして、次のステップS19では、前記部
分刺繍領域R5の結合に伴う隣接部分刺繍領域R2の分
割の処理が行われる。これは、前記分割線L3及び分割
線L4により部分刺繍領域R2が分断され、図6(b)
に示す部分刺繍領域R4及び部分刺繍領域R6が形成さ
れることに伴い、部分刺繍領域データを修正するもので
ある。これにて、刺繍図形Bは、R4,R5,R6の3
個の部分刺繍領域に分割パターンが変更されるようにな
る。尚、上記ステップS24のところで述べた条件1に
当て嵌まる場合には、このステップS19の処理はスキ
ップされる。
【0048】ステップS20では、図13に示すよう
に、表示装置28の画面に修正後の分割パターンが、縫
い方向を示す矢印と共に表示されるようになる。使用者
は、この表示を見て、分割パターンの修正作業を終了す
る場合には、終了を指定する(ステップS21にてYe
s)。終了が指定されない場合には(ステップS21に
てNo)、前記ステップS11からステップS21まで
の処理が繰返される。このようにして修正された分割パ
ターン(部分刺繍領域データ)によれば、図7(b)に
示すように、刺繍図形Bに関して、刺繍縫目S(図7
(a)参照)とは印象の異なる刺繍縫目Tが形成される
ようになるのである。
【0049】このように本実施例によれば、データ処理
装置により自動的に分割された刺繍図形Bの分割パター
ンが表示装置28に表示されるようになり、使用者がそ
の表示を見てその分割パターンを修正することができ
る。従って、従来のような分割パターンひいては作成さ
れる刺繍データが1種類に固定されるものと異なり、種
々の分割パターンを形成することができて融通性に富
み、ひいては、使用者の所望する刺繍を実行させること
のできる刺繍データを作成することができるものであ
る。しかも、分割パターンの修正を行うにあたり、使用
者が、結合させるべき2個の部分刺繍領域を指定すると
いう極めて簡単な操作を行うだけで済むといった利点も
得ることができるものである。
【0050】また、特に本実施例では、分割パターンの
修正を行うにあたり、表示装置28に、刺繍図形Bの分
割パターンと併せて各部分刺繍領域R1,R2,R3に
おける縫い方向を表示するようにしたので(ステップS
11及びステップS28,図10及び図13参照)、使
用者が刺繍の出来上がりの状態が理解し易くなり、修正
のための指定を確実に行うことができるようになるもの
である。
【0051】尚、上記実施例では、表示装置28に、刺
繍図形Bの分割パターンと併せて各部分刺繍領域R1,
R2,R3における縫い方向を表示するようにしたが、
必ずしも縫い方向の表示をせずとも、所期の目的を達成
することができる。
【0052】そして、上記実施例では、条件2に当て嵌
まる場合に、ステップS27で隣接部分刺繍領域R2を
分割するようにしたが、この場合、必ずしも部分刺繍領
域R2を分割せずに、そのままとしておくようにしても
良く、これによれば、縫目が一部で重なるような刺繍が
実行されるようになる。また、隣接部分刺繍領域を分割
するかそのままとするかを使用者に選択させるようにし
ても良い。
【0053】その他、上記実施例では、刺繍ミシンの制
御装置の機能を兼ねるデータ処理装置としたが、刺繍ミ
シンとは切離して刺繍データの作成,編集を行う専用の
装置として構成しても良く、また、3個以上の部分刺繍
領域を結合するように構成しても良いなど、本発明は要
旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の刺繍ミシンのデータ処理装置によれば、外形線データ
から刺繍データを作成するにあたり、自動的に分割され
た部分刺繍領域に基づく刺繍データだけでなく、使用者
の所望に応じた分割パターンによる刺繍データの作成を
も可能となるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、分割パターン
修正処理の手順を示すフローチャート
【図2】刺繍データの編集の処理の手順を示すフローチ
ャート
【図3】刺繍ミシンの斜視図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】刺繍図形の一例を示す図
【図6】部分図形Bの2種類の分割パターンを示す図
【図7】図6の2種類の分割パターンに対応した2種類
の刺繍縫目を示す図
【図8】刺繍データの表示の状態を示す図
【図9】編集メニューの選択画面を示す図
【図10】分割パターンの修正処理に係る分割パターン
の表示の状態を示す図
【図11】結合すべき部分刺繍領域が指定されたときの
表示の状態を示す図
【図12】部分刺繍領域の結合時の表示の状態を示す図
【図13】修正後の分割パターンの表示の状態を示す図
【符号の説明】
図面中、1は刺繍ミシン、17はデータ処理装置本体
(修正手段)、18はCPU、19はROM、20はR
AM、28は表示装置(表示手段)、30はキーボード
(入力手段)、31はマウス、32はハードディスクド
ライブ、33はイメージスキャナ(入力手段)、A〜E
は刺繍図形、R1〜R6は部分刺繍領域、L1〜L4は
分割線,P1〜P4は特徴点を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 19/00 - 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍図形の輪郭を画定する外形線データ
    から前記刺繍図形を縫い方向が一意に定まる複数の部分
    刺繍領域に分割する分割手段と、この分割手段により分
    割された部分刺繍領域データに基づいて各部分刺繍領域
    に対する刺繍データを作成する刺繍データ作成手段とを
    具備するものにおいて、 前記分割手段による前記刺繍図形の分割パターンを表示
    する表示手段と、 前記分割手段により分割された複数の部分刺繍領域のう
    ち、新たに結合すべき二以上の部分刺繍領域を指定する
    ための入力手段と、 この入力手段により指定された二以上の部分刺繍領域を
    結合して一の部分刺繍領域とするように前記部分刺繍領
    域データを修正する修正手段とを設けると共に、 前記修正手段は、互いに離れた部分刺繍領域が指定され
    たときに、それら部分刺繍領域の間にそれらに隣接して
    他の部分刺繍領域が存在することを条件に、それら部分
    刺繍領域の間に位置する領域も含めて新たな部分刺繍領
    域とする ことを特徴とする刺繍データ処理装置。
  2. 【請求項2】 刺繍図形の輪郭を画定する外形線データ
    から前記刺繍図形を縫い方向が一意に定まる複数の部分
    刺繍領域に分割する分割手段と、この分割手段により分
    割された部分刺繍領域データに基づいて各部分刺繍領域
    に対する刺繍データを作成する刺繍データ作成手段とを
    具備するものにおいて、 前記分割手段による前記刺繍図形の分割パターンを表示
    する表示手段と、 前記分割手段により分割された複数の部分刺繍領域のう
    ち、新たに結合すべき二以上の部分刺繍領域を指定する
    ための入力手段と、 この入力手段により指定された二以上の部分刺繍領域を
    結合して一の部分刺繍領域とするように前記部分刺繍領
    域データを修正する修正手段とを設けると共に、 前記修正手段は、指定された部分刺繍領域の結合に応じ
    て、結合される部分刺繍領域の間に位置していた他の部
    分刺繍領域の分割を行うことを特徴とする刺繍 データ処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、刺繍図形の分割パター
    ンと併せて各部分刺繍領域における縫い方向を表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の刺繍データ処理
    装置。
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