JP3144731B2 - 浄水殺菌装置及びその使用方法 - Google Patents
浄水殺菌装置及びその使用方法Info
- Publication number
- JP3144731B2 JP3144731B2 JP10308793A JP10308793A JP3144731B2 JP 3144731 B2 JP3144731 B2 JP 3144731B2 JP 10308793 A JP10308793 A JP 10308793A JP 10308793 A JP10308793 A JP 10308793A JP 3144731 B2 JP3144731 B2 JP 3144731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- voltage
- electrode
- raw water
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水や地下水等の原
水を浄化殺菌して一般家庭用及び業務用の飲料水として
供給する浄水殺菌装置及びその使用方法に関する。
水を浄化殺菌して一般家庭用及び業務用の飲料水として
供給する浄水殺菌装置及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種浄水殺菌装置において原水の殺菌
に関する最近の技術動向としては、中空糸膜モジュール
(市販製品)を用いて細菌等の微生物を殺菌し繁殖を抑
制して制菌する装置、原水を電気分解して殺菌する装
置、そして適量に発生させた塩素で殺菌を行う装置など
が知られている。
に関する最近の技術動向としては、中空糸膜モジュール
(市販製品)を用いて細菌等の微生物を殺菌し繁殖を抑
制して制菌する装置、原水を電気分解して殺菌する装
置、そして適量に発生させた塩素で殺菌を行う装置など
が知られている。
【0003】一般に、水処理装置としての浄水装置の場
合、水道水や地下水等の原水に含まれる次亜塩素酸(H
ClO)などの残留塩素成分、かび臭、トリハロメタン
や有機塩素系化合物、或いは一般雑菌や色素は、吸着剤
や殺菌装置を通過させて吸着除去される。経時使用によ
って、活性炭及びその収納槽壁面にはこうして吸着され
た吸着物質によって、藻類、細菌や微生物が繁殖するた
め、フィルタの負荷が増したり、装置寿命を低下させた
りする。吸着剤は吸着物質によってその機能が低下する
ため、吸着物質を脱離して吸着剤の再生を図り、また種
々の殺菌手段を装置に組み込むことで、浄水効率の向
上、装置のメンテナンスや保全に対応している。
合、水道水や地下水等の原水に含まれる次亜塩素酸(H
ClO)などの残留塩素成分、かび臭、トリハロメタン
や有機塩素系化合物、或いは一般雑菌や色素は、吸着剤
や殺菌装置を通過させて吸着除去される。経時使用によ
って、活性炭及びその収納槽壁面にはこうして吸着され
た吸着物質によって、藻類、細菌や微生物が繁殖するた
め、フィルタの負荷が増したり、装置寿命を低下させた
りする。吸着剤は吸着物質によってその機能が低下する
ため、吸着物質を脱離して吸着剤の再生を図り、また種
々の殺菌手段を装置に組み込むことで、浄水効率の向
上、装置のメンテナンスや保全に対応している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中空糸膜モ
ジュールによる殺菌装置の場合、長期使用によって原水
中の不純物で中空糸膜モジュールに目詰まりが生じ易
く、総じて処理能力が低い。電解による殺菌装置では電
力消費等の経済性の面で問題がある。また、塩素を使用
した殺菌装置の場合、安全性を配慮して好適な塩素濃度
にコントロールするための制御や管理が困難である。こ
のように、従来から知られてきた殺菌方法ではそれぞれ
に解決すべき問題を残している。
ジュールによる殺菌装置の場合、長期使用によって原水
中の不純物で中空糸膜モジュールに目詰まりが生じ易
く、総じて処理能力が低い。電解による殺菌装置では電
力消費等の経済性の面で問題がある。また、塩素を使用
した殺菌装置の場合、安全性を配慮して好適な塩素濃度
にコントロールするための制御や管理が困難である。こ
のように、従来から知られてきた殺菌方法ではそれぞれ
に解決すべき問題を残している。
【0005】本発明の目的は、飲料水としての安全性を
確保したうえで原水の処理能力を高め、しかも省電力化
が可能で経費的にも有利な浄水装置を提供することにあ
る。
確保したうえで原水の処理能力を高め、しかも省電力化
が可能で経費的にも有利な浄水装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による請求項1の浄水殺菌装置は、所要形状
に成形された導電性活性炭による吸着部を水槽内に配置
して、給水弁から水槽内に導入された原水を吸着部で浄
化殺菌して使用に供するとき、通常時は使用不使用を繰
り返すことによって原水が吸着部に通水しもしくは停水
し、吸着部の再生時は排水弁から水槽内及び吸着部内の
原水を排水する装置において、少なくとも一部を導電質
で多数の通水孔を設けた導電管部として吸着部の中心に
挿通させた注出管と、再生時に吸着部を発熱させて原水
中の細菌等を殺菌する再生・殺菌モードとしての電圧が
印加される第1電極及び第2電極と、注出管の導電管部
に設けられて通常時は原水中の細菌等を捕捉及び繁殖抑
制する制菌モードとしての電圧が第1電極または第2電
極のいずれか一方との間に印加される第3電極と、一定
インターバルで繰り返す通常時及び再生時の各実行時間
をカウントするタイマー回路と、電圧を再生・殺菌モー
ドまたは制菌モードに切り換える切換手段と、切換手段
によって切り換えられたとき再生・殺菌モードまたは制
菌モードに対応した電圧を印加する電源回路と、タイマ
ー回路からのタイムアップ信号に基づいて給水弁、排水
弁及び切換手段にそれぞれ動作制御信号を送出する制御
装置とを備えた構成になっている。
め、本発明による請求項1の浄水殺菌装置は、所要形状
に成形された導電性活性炭による吸着部を水槽内に配置
して、給水弁から水槽内に導入された原水を吸着部で浄
化殺菌して使用に供するとき、通常時は使用不使用を繰
り返すことによって原水が吸着部に通水しもしくは停水
し、吸着部の再生時は排水弁から水槽内及び吸着部内の
原水を排水する装置において、少なくとも一部を導電質
で多数の通水孔を設けた導電管部として吸着部の中心に
挿通させた注出管と、再生時に吸着部を発熱させて原水
中の細菌等を殺菌する再生・殺菌モードとしての電圧が
印加される第1電極及び第2電極と、注出管の導電管部
に設けられて通常時は原水中の細菌等を捕捉及び繁殖抑
制する制菌モードとしての電圧が第1電極または第2電
極のいずれか一方との間に印加される第3電極と、一定
インターバルで繰り返す通常時及び再生時の各実行時間
をカウントするタイマー回路と、電圧を再生・殺菌モー
ドまたは制菌モードに切り換える切換手段と、切換手段
によって切り換えられたとき再生・殺菌モードまたは制
菌モードに対応した電圧を印加する電源回路と、タイマ
ー回路からのタイムアップ信号に基づいて給水弁、排水
弁及び切換手段にそれぞれ動作制御信号を送出する制御
装置とを備えた構成になっている。
【0007】請求項2の浄水殺菌装置の使用方法は、通
常時と再生時とを一定のインターバルで繰り返すとき、
通常時は、制御装置からの制御信号で切換手段の切り換
えにより、電源回路によって微弱電圧を第1電極または
第2電極のいずれか一方と第3電極との間に印加する制
菌モード過程を有する。また、再生時は、制菌モード過
程を終了したことのタイムアップ信号に基づく制御装置
からの制御信号により、給水弁を閉じて原水の水槽内導
入を停止しかつ排水弁を開いて水槽内及び吸着部内の原
水を排出する排水過程と、排水過程を終了したことのタ
イムアップ信号に基づく制御装置からの制御信号で切換
手段を切り換え、電源回路によって吸着部の発熱が可能
な電圧を第1電極及び第2電極間に印加する再生・殺菌
モード過程と、からなっている。
常時と再生時とを一定のインターバルで繰り返すとき、
通常時は、制御装置からの制御信号で切換手段の切り換
えにより、電源回路によって微弱電圧を第1電極または
第2電極のいずれか一方と第3電極との間に印加する制
菌モード過程を有する。また、再生時は、制菌モード過
程を終了したことのタイムアップ信号に基づく制御装置
からの制御信号により、給水弁を閉じて原水の水槽内導
入を停止しかつ排水弁を開いて水槽内及び吸着部内の原
水を排出する排水過程と、排水過程を終了したことのタ
イムアップ信号に基づく制御装置からの制御信号で切換
手段を切り換え、電源回路によって吸着部の発熱が可能
な電圧を第1電極及び第2電極間に印加する再生・殺菌
モード過程と、からなっている。
【0008】請求項3の使用方法では、制菌モードでは
微弱な直流電圧を、再生・殺菌モードでは吸着部の発熱
可能な交流電圧または直流電圧を印加することができ
る。
微弱な直流電圧を、再生・殺菌モードでは吸着部の発熱
可能な交流電圧または直流電圧を印加することができ
る。
【0009】また、同じく請求項4の使用方法の場合、
通常時の使用中で原水が通水しているときは、制菌モー
ドの電圧印加をオフする制御も可能である。
通常時の使用中で原水が通水しているときは、制菌モー
ドの電圧印加をオフする制御も可能である。
【0010】
【作用】請求項1の浄水殺菌装置にあっては、制御装置
から切換手段に切換信号が送られ、第1、第2及び第3
の各電極のなかで選択された電極間に電圧を印加する。
通常時の段階で、第1電極及び第3電極(または第2電
極及び第3電極間)に微弱電圧を印加することにより、
原水中の細菌等を吸着部に捕捉させて繁殖を抑える。再
生時の段階では、吸着部の再生を行うにあたり、タイム
アップ信号に基づいた制御装置からの動作信号で給水弁
を閉じて原水供給を止め、排水弁を開いて水槽内の原水
を排水する。次いで、第1電極及び第2電極間に電圧を
印加して吸着部を発熱させ、通常時の段階で吸着部に捕
捉させた細菌等を殺菌しながら、吸着部の再生も行う。
このことから、このモードを再生・殺菌モードと定義す
る。こうした電圧の印加形態をとることにより、従来装
置のように原水を直接電解して原水中の細菌等を殺菌す
るよりは電力消費が少ない。
から切換手段に切換信号が送られ、第1、第2及び第3
の各電極のなかで選択された電極間に電圧を印加する。
通常時の段階で、第1電極及び第3電極(または第2電
極及び第3電極間)に微弱電圧を印加することにより、
原水中の細菌等を吸着部に捕捉させて繁殖を抑える。再
生時の段階では、吸着部の再生を行うにあたり、タイム
アップ信号に基づいた制御装置からの動作信号で給水弁
を閉じて原水供給を止め、排水弁を開いて水槽内の原水
を排水する。次いで、第1電極及び第2電極間に電圧を
印加して吸着部を発熱させ、通常時の段階で吸着部に捕
捉させた細菌等を殺菌しながら、吸着部の再生も行う。
このことから、このモードを再生・殺菌モードと定義す
る。こうした電圧の印加形態をとることにより、従来装
置のように原水を直接電解して原水中の細菌等を殺菌す
るよりは電力消費が少ない。
【0011】請求項2、3の使用方法によれば、通常時
と再生時とを一定のインターバルで繰り返すとき、通常
時の制菌モード過程では、電源回路によって微弱電圧を
印加することにより、吸着部に原水中の細菌等を捕捉さ
せかつ増殖を抑制する。また、再生時にあっては、排水
過程が準備として行われる。即ち、制菌モード過程を終
了したことのタイムアップ信号に基づいて、給水弁を閉
じて原水の水槽内導入を停止しかつ排水弁を開いて水槽
内及び吸着部内の原水を排出し、この排水過程を終了し
た段階で切換手段により再生・殺菌モード過程に切り換
えられ、再生・殺菌モード過程では電源回路によって吸
着部の発熱が可能な電圧を印加する。
と再生時とを一定のインターバルで繰り返すとき、通常
時の制菌モード過程では、電源回路によって微弱電圧を
印加することにより、吸着部に原水中の細菌等を捕捉さ
せかつ増殖を抑制する。また、再生時にあっては、排水
過程が準備として行われる。即ち、制菌モード過程を終
了したことのタイムアップ信号に基づいて、給水弁を閉
じて原水の水槽内導入を停止しかつ排水弁を開いて水槽
内及び吸着部内の原水を排出し、この排水過程を終了し
た段階で切換手段により再生・殺菌モード過程に切り換
えられ、再生・殺菌モード過程では電源回路によって吸
着部の発熱が可能な電圧を印加する。
【0012】ここで、制菌モード過程の印加電圧として
は微弱な直流電圧が使用され、この微弱直流電圧による
吸着部への通電により、一般に細菌等の微生物の表面は
弱い陰イオンを帯びているという特性を利用して、吸着
部に細菌等を捕捉させる。この捕捉した細菌等を再生・
殺菌モード過程で高い電圧を印加することにより殺菌す
る。
は微弱な直流電圧が使用され、この微弱直流電圧による
吸着部への通電により、一般に細菌等の微生物の表面は
弱い陰イオンを帯びているという特性を利用して、吸着
部に細菌等を捕捉させる。この捕捉した細菌等を再生・
殺菌モード過程で高い電圧を印加することにより殺菌す
る。
【0013】請求項3の使用方法では、制菌モードでは
微弱な直流電圧を、再生・殺菌モードでは吸着部の発熱
可能な交流電圧または直流電圧を印加することができ
る。
微弱な直流電圧を、再生・殺菌モードでは吸着部の発熱
可能な交流電圧または直流電圧を印加することができ
る。
【0014】また、請求項4の使用方法のように、通常
時の使用中で原水が通水しているときは、吸着部に細菌
等が付着して能力低下という観点からみた場合、停水中
よりも原水中の細菌等が流れることで吸着部に停滞する
のがまだしも少ない。このことから許容される細菌等の
範囲内であれば、通水中に限っては制菌モードによる電
圧印加をオフすることもできる。これは電力消費を考慮
した制御である。しかし、通水と停水を繰り返す通常時
の全過程を通して、微弱電圧の印加による細菌等の捕捉
及び繁殖抑制を行う制御が望ましい。
時の使用中で原水が通水しているときは、吸着部に細菌
等が付着して能力低下という観点からみた場合、停水中
よりも原水中の細菌等が流れることで吸着部に停滞する
のがまだしも少ない。このことから許容される細菌等の
範囲内であれば、通水中に限っては制菌モードによる電
圧印加をオフすることもできる。これは電力消費を考慮
した制御である。しかし、通水と停水を繰り返す通常時
の全過程を通して、微弱電圧の印加による細菌等の捕捉
及び繁殖抑制を行う制御が望ましい。
【0015】
【実施例】以下、本発明による浄水殺菌装置及びその使
用方法の実施例を図面に基づいて説明する。
用方法の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、実施例の浄水殺菌装置の断面図で
ある。装置は水槽10を有し、例えば水道水等の原水が
槽の下部に設けられた導入口11から給水管路12を通
して導入される。給水管路12には原水の導入を制限す
る電磁弁等による給水弁13が設けられ、給水管路12
の途中から分岐した排水管14には同じく電磁弁等によ
る排水弁15が設けられている。管路の切り換えによっ
て排水管14から水槽10内の原水を排水することがで
きる。排水時は当然ながら給水弁13は閉じられる。
ある。装置は水槽10を有し、例えば水道水等の原水が
槽の下部に設けられた導入口11から給水管路12を通
して導入される。給水管路12には原水の導入を制限す
る電磁弁等による給水弁13が設けられ、給水管路12
の途中から分岐した排水管14には同じく電磁弁等によ
る排水弁15が設けられている。管路の切り換えによっ
て排水管14から水槽10内の原水を排水することがで
きる。排水時は当然ながら給水弁13は閉じられる。
【0017】水槽10内には、導電性を有し、定形性を
有する繊維状の活性炭を用いてこれを円筒形に成形した
吸着部20が配置されている。この吸着部20の円筒形
内外周面にはフィルタ部材21、22が嵌め込まれてい
る。円筒形の吸着部20と水槽10との間は、吸着部2
0を取り囲む環状の通路16となっていて、この外環通
路16には前述の原水の導入口11が連通している。し
たがって導入口11から導入された原水は外環通路16
に回り込んでから、外周側のフィルタ部材21を通り吸
着部20に供給されて接触可能である。
有する繊維状の活性炭を用いてこれを円筒形に成形した
吸着部20が配置されている。この吸着部20の円筒形
内外周面にはフィルタ部材21、22が嵌め込まれてい
る。円筒形の吸着部20と水槽10との間は、吸着部2
0を取り囲む環状の通路16となっていて、この外環通
路16には前述の原水の導入口11が連通している。し
たがって導入口11から導入された原水は外環通路16
に回り込んでから、外周側のフィルタ部材21を通り吸
着部20に供給されて接触可能である。
【0018】また、内周側のフィルタ部材22に内側か
ら嵌合する形で、円筒の注出管23が吸着部20の中心
を挿通して設けられている。この注出管23は、一部を
例えばステンレス鋼等で成形された導電管部23Aとし
てあり、ここには多数の通水孔24が設けられている。
導電管部23Aの上には軸方向に樹脂管部23Bが接合
してあって、注出管23は2つの異種材の接合管であ
る。また、導電管部23Aの下部は有底で閉塞してあ
り、吸着部20を通過して浄化された水は内周側にフィ
ルタ部材22を通して注出管23に通水孔24から導入
可能である。上部の樹脂管部23Bには浄水管17が連
結され、浄水管17の末端に設けた注水栓(図示せず)
を開き飲料水として使用に供することができる。
ら嵌合する形で、円筒の注出管23が吸着部20の中心
を挿通して設けられている。この注出管23は、一部を
例えばステンレス鋼等で成形された導電管部23Aとし
てあり、ここには多数の通水孔24が設けられている。
導電管部23Aの上には軸方向に樹脂管部23Bが接合
してあって、注出管23は2つの異種材の接合管であ
る。また、導電管部23Aの下部は有底で閉塞してあ
り、吸着部20を通過して浄化された水は内周側にフィ
ルタ部材22を通して注出管23に通水孔24から導入
可能である。上部の樹脂管部23Bには浄水管17が連
結され、浄水管17の末端に設けた注水栓(図示せず)
を開き飲料水として使用に供することができる。
【0019】吸着部20とこの内外周側フィルタ部材2
1、22からなる筒形構造体は、その上下端でドーナツ
円板形の第1、第2電極25、26で挟持され、上部の
第1電極25からは端子棒25aが、下部の陰極である
第2電極26からは端子棒26aがそれぞれ水槽10の
外部に導出して電源回路28に接続されている。また、
吸着部20に挿通した注出管23の導電管部23Aに
は、この下部有底部の外側に第3電極27が装着してあ
り、第3電極27の端子棒27aも水槽10外に出て電
源回路28に接続されている。
1、22からなる筒形構造体は、その上下端でドーナツ
円板形の第1、第2電極25、26で挟持され、上部の
第1電極25からは端子棒25aが、下部の陰極である
第2電極26からは端子棒26aがそれぞれ水槽10の
外部に導出して電源回路28に接続されている。また、
吸着部20に挿通した注出管23の導電管部23Aに
は、この下部有底部の外側に第3電極27が装着してあ
り、第3電極27の端子棒27aも水槽10外に出て電
源回路28に接続されている。
【0020】電源回路28は、交直流の切り換えが可能
な回路となっており、簡単には実施例のように直流電源
28Aと交流電源28Bの両電源を備えていて、例えば
回路中に設けられた電磁式の切換スイッチ(切換手段)
29によって、第1電極25と第2電極26との間に交
流電圧を印加し、或いは第1電極25(または第2電極
26)と第3電極27との間に直流電圧を印加する切り
換えが可能である。
な回路となっており、簡単には実施例のように直流電源
28Aと交流電源28Bの両電源を備えていて、例えば
回路中に設けられた電磁式の切換スイッチ(切換手段)
29によって、第1電極25と第2電極26との間に交
流電圧を印加し、或いは第1電極25(または第2電極
26)と第3電極27との間に直流電圧を印加する切り
換えが可能である。
【0021】図2のブロック図に示すように、本発明の
装置はマイクロコンピュータ等による制御装置30を備
えて自動化されている。制御装置30は中央演算装置
(CPU)31、制御プログラムを記憶しているメモリ
32、制御対象の外部機器に入出力するI/Oポート3
3等が含まれている。また、タイマー回路34が設けら
れ、一連の制御の各過程のタイムアップ信号を制御装置
30に送出するようになっている。制御装置30から
は、タイマー回路34のタイムアップ信号に基づいた制
御信号が給水弁13及び排水弁15に動作信号として送
られる。また、タイムアップ信号で電源回路28の切換
スイッチ29には制御装置30から切換信号が送られ、
直流電源28Aまたは交流電源28Bのいずれか一方の
電源回路とし、第1〜第3電極25〜26のうち選択さ
れた電極間に直流電圧または交流電圧を印加するように
なっている。
装置はマイクロコンピュータ等による制御装置30を備
えて自動化されている。制御装置30は中央演算装置
(CPU)31、制御プログラムを記憶しているメモリ
32、制御対象の外部機器に入出力するI/Oポート3
3等が含まれている。また、タイマー回路34が設けら
れ、一連の制御の各過程のタイムアップ信号を制御装置
30に送出するようになっている。制御装置30から
は、タイマー回路34のタイムアップ信号に基づいた制
御信号が給水弁13及び排水弁15に動作信号として送
られる。また、タイムアップ信号で電源回路28の切換
スイッチ29には制御装置30から切換信号が送られ、
直流電源28Aまたは交流電源28Bのいずれか一方の
電源回路とし、第1〜第3電極25〜26のうち選択さ
れた電極間に直流電圧または交流電圧を印加するように
なっている。
【0022】上下の第1、第2電極25、26の各内側
面には、それぞれ適当数のダボ状の突起25b、26b
が設けてあり、これらを吸着部20の上下端面から突き
入れることにより、第1、第2電極25、26の吸着部
20に対する接触と通電性を高め、また組立の位置決め
を確実にしている。
面には、それぞれ適当数のダボ状の突起25b、26b
が設けてあり、これらを吸着部20の上下端面から突き
入れることにより、第1、第2電極25、26の吸着部
20に対する接触と通電性を高め、また組立の位置決め
を確実にしている。
【0023】次に、以上の構成による浄水殺菌装置の実
施例の使用方法及び作用について、図3の動作フローチ
ャート、図4のタイミングチャート及び図5の吸着部菌
保有個数と電圧の相関の特性図を併用して説明する。
施例の使用方法及び作用について、図3の動作フローチ
ャート、図4のタイミングチャート及び図5の吸着部菌
保有個数と電圧の相関の特性図を併用して説明する。
【0024】装置の動作は、通常時(1)と再生時
(2)を一定のインターバルで繰り返して制御される。
即ち、通常時(1)は飲料水として浄水の注出中は原水
に流れが生じ、使用を止めているときは原水の流れが停
滞して通水・停水を反復し、この間に原水中の細菌等を
吸着部20に捕捉させかつ繁殖を抑える過程であり、以
下これを「制菌モード」の過程と呼ぶ。これに対して、
再生時(2)は通常時が終了した段階で原水の供給を止
め、水槽10内から原水を排水したうえで吸着部20に
吸着した細菌等を殺菌しながら吸着部20の再生を行う
過程であり、再生時はこの排水過程と「再生・殺菌モー
ド」過程からなっている。
(2)を一定のインターバルで繰り返して制御される。
即ち、通常時(1)は飲料水として浄水の注出中は原水
に流れが生じ、使用を止めているときは原水の流れが停
滞して通水・停水を反復し、この間に原水中の細菌等を
吸着部20に捕捉させかつ繁殖を抑える過程であり、以
下これを「制菌モード」の過程と呼ぶ。これに対して、
再生時(2)は通常時が終了した段階で原水の供給を止
め、水槽10内から原水を排水したうえで吸着部20に
吸着した細菌等を殺菌しながら吸着部20の再生を行う
過程であり、再生時はこの排水過程と「再生・殺菌モー
ド」過程からなっている。
【0025】いま図4のタイミングチャートに示すよう
に、通常時の制菌モード過程時間t1から再生時の排水
過程に移行し、次いで再生・殺菌モード過程を終えてま
た次回の殺菌を行うまでのインターバル時間をt4とす
る。再生時に原水の供給を停止して、水槽10及び吸着
部20内に停滞している原水一切を排水する排水過程の
時間をt2、排水過程を終えて殺菌を開始する再生・殺
菌モード過程の時間をt3とする。
に、通常時の制菌モード過程時間t1から再生時の排水
過程に移行し、次いで再生・殺菌モード過程を終えてま
た次回の殺菌を行うまでのインターバル時間をt4とす
る。再生時に原水の供給を停止して、水槽10及び吸着
部20内に停滞している原水一切を排水する排水過程の
時間をt2、排水過程を終えて殺菌を開始する再生・殺
菌モード過程の時間をt3とする。
【0026】図3のフローチャートにおいて、まず通常
時(1)は、装置の起動で制御装置30からの制御信号
で排水弁15が閉じ、給水弁13は開いて原水である水
道水が給水管路12から外環通路16にいったん入り、
水槽10内にぼぼ満杯に導入される(ステップS1)。
時(1)は、装置の起動で制御装置30からの制御信号
で排水弁15が閉じ、給水弁13は開いて原水である水
道水が給水管路12から外環通路16にいったん入り、
水槽10内にぼぼ満杯に導入される(ステップS1)。
【0027】導入された原水は外周側のフィルタ部材2
1でろ過されてから吸着部20の活性炭に接触する。吸
着部20への接触によって原水中の溶存物質、例えば微
量有機塩素化合物、微量有機化合物やかび臭等が吸着除
去される。浄化処理された浄水は内周側フィルタ部材2
2で再びろ過され、注出管23に多数の通水孔24を通
して入る。この注出管23から浄水管17を経て飲料水
などに使用される。浄水管17の末端の給水栓を使用者
が開いて注出使用の際は水槽10内で原水の流れが生じ
ている。反対に給水栓を閉じた不使用時とか、長期短期
の留守中は当然原水の流れは停滞している。
1でろ過されてから吸着部20の活性炭に接触する。吸
着部20への接触によって原水中の溶存物質、例えば微
量有機塩素化合物、微量有機化合物やかび臭等が吸着除
去される。浄化処理された浄水は内周側フィルタ部材2
2で再びろ過され、注出管23に多数の通水孔24を通
して入る。この注出管23から浄水管17を経て飲料水
などに使用される。浄水管17の末端の給水栓を使用者
が開いて注出使用の際は水槽10内で原水の流れが生じ
ている。反対に給水栓を閉じた不使用時とか、長期短期
の留守中は当然原水の流れは停滞している。
【0028】このように原水の通水/停水が反復されて
いる時間的な期間を過去のデータや経験値に基づいて設
定し、この期間が通常時(1)として設定されている。
通常時(1)の水槽10内の吸着部20にあっては、制
御装置30からの切換信号で切換スイッチ29は電源回
路28において直流電源28Aによる回路に切り換えて
いる。即ち、この直流電源28Aによって、上側の第1
電極25を(+)極として注出管23の第3電極27を
(−)極とする両電極間に微弱な直流電圧を印加する
と、吸着部20には微弱電流が流される(ステップ
S2)。実施例では第1電極25及び第3電極27間に
電圧を印加する構造がとられているが、下の第2電極板
26と第3電極27との間に電圧を印加する形態も可能
である。通常時(1)を制菌モード過程として吸着部2
0に微弱な直流電圧を印加する意味は次の理由からであ
る。
いる時間的な期間を過去のデータや経験値に基づいて設
定し、この期間が通常時(1)として設定されている。
通常時(1)の水槽10内の吸着部20にあっては、制
御装置30からの切換信号で切換スイッチ29は電源回
路28において直流電源28Aによる回路に切り換えて
いる。即ち、この直流電源28Aによって、上側の第1
電極25を(+)極として注出管23の第3電極27を
(−)極とする両電極間に微弱な直流電圧を印加する
と、吸着部20には微弱電流が流される(ステップ
S2)。実施例では第1電極25及び第3電極27間に
電圧を印加する構造がとられているが、下の第2電極板
26と第3電極27との間に電圧を印加する形態も可能
である。通常時(1)を制菌モード過程として吸着部2
0に微弱な直流電圧を印加する意味は次の理由からであ
る。
【0029】つまり導電体である吸着部20に微弱な直
流電流を流すことにより、一般に細菌等の微生物の表面
は弱い陰イオンを帯びているという特性を利用して、吸
着部に細菌等を捕捉させると共に、特に不使用による原
水の停滞中に吸着部20でそれ以上細菌の増殖を抑制す
ることである。特に、ユーザーが長期にわたって留守し
た折りなど、原水が吸着部20中に滞留して細菌の増殖
を促進させ易い。したがってこれを抑制するための処置
でもある。この制菌モード過程で第1電極25と第3電
極27との間に印加される微弱な直流電圧を以下制菌電
圧EACと呼ぶ。
流電流を流すことにより、一般に細菌等の微生物の表面
は弱い陰イオンを帯びているという特性を利用して、吸
着部に細菌等を捕捉させると共に、特に不使用による原
水の停滞中に吸着部20でそれ以上細菌の増殖を抑制す
ることである。特に、ユーザーが長期にわたって留守し
た折りなど、原水が吸着部20中に滞留して細菌の増殖
を促進させ易い。したがってこれを抑制するための処置
でもある。この制菌モード過程で第1電極25と第3電
極27との間に印加される微弱な直流電圧を以下制菌電
圧EACと呼ぶ。
【0030】本発明でいう通常時の制菌モード過程は、
水の殺菌法の一環として学術的にも目下盛んに研究され
ている分野である。例えば「鉄と鋼:第76年(199
0)第9号」に掲載の論文『イオン交換膜電気透析法を
用いた新しい殺菌法』(昭和薬科大学薬学部講師 佐藤
利夫、横浜国立大学工学部教授 大矢晴彦)には、化学
的殺菌法と物理的殺菌法の問題点を解決して、原理的に
まったく新規な殺菌法の開発が必要であるとしたうえで
詳しく述べられている。
水の殺菌法の一環として学術的にも目下盛んに研究され
ている分野である。例えば「鉄と鋼:第76年(199
0)第9号」に掲載の論文『イオン交換膜電気透析法を
用いた新しい殺菌法』(昭和薬科大学薬学部講師 佐藤
利夫、横浜国立大学工学部教授 大矢晴彦)には、化学
的殺菌法と物理的殺菌法の問題点を解決して、原理的に
まったく新規な殺菌法の開発が必要であるとしたうえで
詳しく述べられている。
【0031】本発明の制菌モード過程の根拠は、細菌学
分野では微生物表面は弱い帯電状態で陰イオン化されて
いるという通説に基づいており、したがって発明者らの
実験によれば、例えば5ボルト程度の直流電流を吸着部
20に流すことで、原水中の細菌が吸着部20に捕捉さ
れ、原水中の細菌がそのまま注出管23内に流出するの
を防止できることを確認している。また、一度捕捉した
細菌を電圧を更に高めることにより殺菌することが可能
である。この殺菌への過程は前記論文に理論的に詳述さ
れている。
分野では微生物表面は弱い帯電状態で陰イオン化されて
いるという通説に基づいており、したがって発明者らの
実験によれば、例えば5ボルト程度の直流電流を吸着部
20に流すことで、原水中の細菌が吸着部20に捕捉さ
れ、原水中の細菌がそのまま注出管23内に流出するの
を防止できることを確認している。また、一度捕捉した
細菌を電圧を更に高めることにより殺菌することが可能
である。この殺菌への過程は前記論文に理論的に詳述さ
れている。
【0032】いま、通常時(1)で通水/停水の反復使
用による時間総計を制菌モード過程として経験値からt
1に設定すると、この設定時間t1を制御装置30のメ
モリ32に予め記憶させておくことができる。即ち、制
御装置30では、設定時間t1を計測したタイマー回路
34からのタイムアップ信号が入力されると(ステップ
S3)、この信号をメモリ32に記憶されたデータとC
PU31内の制御部で判断処理して、再生時(2)を開
始すべく指令信号をI/Oポート33から制御対象とな
る給水弁13と排水弁15に向けて送出する。動作信号
によって給水弁13が閉じられ水槽10内への原水導入
を停止させ、これに同期して排水弁15が開かれて排水
管路14から水槽10内全域に滞留している原水全部を
排出投棄する。この排水過程の時間はt2である(ステ
ップS4)。
用による時間総計を制菌モード過程として経験値からt
1に設定すると、この設定時間t1を制御装置30のメ
モリ32に予め記憶させておくことができる。即ち、制
御装置30では、設定時間t1を計測したタイマー回路
34からのタイムアップ信号が入力されると(ステップ
S3)、この信号をメモリ32に記憶されたデータとC
PU31内の制御部で判断処理して、再生時(2)を開
始すべく指令信号をI/Oポート33から制御対象とな
る給水弁13と排水弁15に向けて送出する。動作信号
によって給水弁13が閉じられ水槽10内への原水導入
を停止させ、これに同期して排水弁15が開かれて排水
管路14から水槽10内全域に滞留している原水全部を
排出投棄する。この排水過程の時間はt2である(ステ
ップS4)。
【0033】給水弁13及び排水弁15の動作に電源回
路28は関係しない実施例となっており、両弁に電磁弁
を用いて制御装置30からの制御信号で別の電源でオン
オフすることができる。この両弁の動作電圧としては、
図4のタイムチャートに示すように、次の再生・殺菌モ
ード過程の殺菌電圧EABよりも、かなり高い電圧Ev
を要する。
路28は関係しない実施例となっており、両弁に電磁弁
を用いて制御装置30からの制御信号で別の電源でオン
オフすることができる。この両弁の動作電圧としては、
図4のタイムチャートに示すように、次の再生・殺菌モ
ード過程の殺菌電圧EABよりも、かなり高い電圧Ev
を要する。
【0034】排水時間t2を終了したことをタイマー回
路33はカウントし、このタイムアップ信号が制御装置
30に送られ(ステップS5)、制御装置30から切換
信号が切換スイッチ29に送られて、電源回路28の交
流電源28Bを閉回路とする。第1電極25と第2電極
26との間には交流電源28Bによって交流電圧が印加
される。この交流電圧は前回の制菌モードにおける制菌
電圧EACよりも高く、制菌モードで吸着部20に捕捉
した細菌等を熱で殺菌できる程度の殺菌電圧EABとし
て印加されて再生・殺菌モード過程を開始する(ステッ
プS6)。再生・殺菌モード過程において第1電極25
及び第2電極26間に殺菌電圧EABを印加する時間は
t3である。これによって導電体である吸着部20に交
流電流を流し、吸着部20から単位時間に流出する熱
量、つまりジュール熱を発熱させて吸着部20に付着し
た細菌を殺菌して減少させる。
路33はカウントし、このタイムアップ信号が制御装置
30に送られ(ステップS5)、制御装置30から切換
信号が切換スイッチ29に送られて、電源回路28の交
流電源28Bを閉回路とする。第1電極25と第2電極
26との間には交流電源28Bによって交流電圧が印加
される。この交流電圧は前回の制菌モードにおける制菌
電圧EACよりも高く、制菌モードで吸着部20に捕捉
した細菌等を熱で殺菌できる程度の殺菌電圧EABとし
て印加されて再生・殺菌モード過程を開始する(ステッ
プS6)。再生・殺菌モード過程において第1電極25
及び第2電極26間に殺菌電圧EABを印加する時間は
t3である。これによって導電体である吸着部20に交
流電流を流し、吸着部20から単位時間に流出する熱
量、つまりジュール熱を発熱させて吸着部20に付着し
た細菌を殺菌して減少させる。
【0035】印加時間t3が経過して再生・殺菌モード
過程を終了すると(ステップS7)、次回の殺菌開始イ
ンターバル時間t1になるまで再び前述の通常時(1)
における制菌モードの過程に入る。図5の電圧特性で明
らかなように、制菌電圧E AC が高圧になるほど吸着部
20中の菌保有個数が減少している。
過程を終了すると(ステップS7)、次回の殺菌開始イ
ンターバル時間t1になるまで再び前述の通常時(1)
における制菌モードの過程に入る。図5の電圧特性で明
らかなように、制菌電圧E AC が高圧になるほど吸着部
20中の菌保有個数が減少している。
【0036】なお、以上の実施例装置における使用方法
では、原水の通水/停水が反復されている通常時(1)
は、通水中と停水中の全過程を通して制菌電圧EACが
第1電極板25と第3電極板27間に印加されていた。
この実施例の変形例として、本発明では通水中は制菌電
圧EAC印加する必要なしとした制御も可能である。
では、原水の通水/停水が反復されている通常時(1)
は、通水中と停水中の全過程を通して制菌電圧EACが
第1電極板25と第3電極板27間に印加されていた。
この実施例の変形例として、本発明では通水中は制菌電
圧EAC印加する必要なしとした制御も可能である。
【0037】また、再生時(2)において、原水を抜い
て水槽10内を空の状態するとき、この空になったこと
を例えば水位レベルを検出する好適な手段でもって検出
し、この検出信号を制御装置30に送って、次のステッ
プの再生・殺菌モード過程へ移行する制御も可能であ
る。
て水槽10内を空の状態するとき、この空になったこと
を例えば水位レベルを検出する好適な手段でもって検出
し、この検出信号を制御装置30に送って、次のステッ
プの再生・殺菌モード過程へ移行する制御も可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による請求
項1の浄水殺菌装置は、水槽内に配置された導電性活性
炭による吸着部に対し、3つの電極間で選択して微弱電
圧から高い電圧へ段階的に印加することにより、微弱電
流により吸着部で捕捉した細菌等を次の高い電圧電流で
発熱させて殺菌する方式であるから、従来この種装置の
ように、原水を直接電解して原水中の細菌等を殺菌す装
置に比べて大幅に電力消費を抑える利点がある。また、
原水の処理容量増大を狙って装置全体を大型化する必要
もなく、コンパクト化が図れる。
項1の浄水殺菌装置は、水槽内に配置された導電性活性
炭による吸着部に対し、3つの電極間で選択して微弱電
圧から高い電圧へ段階的に印加することにより、微弱電
流により吸着部で捕捉した細菌等を次の高い電圧電流で
発熱させて殺菌する方式であるから、従来この種装置の
ように、原水を直接電解して原水中の細菌等を殺菌す装
置に比べて大幅に電力消費を抑える利点がある。また、
原水の処理容量増大を狙って装置全体を大型化する必要
もなく、コンパクト化が図れる。
【0039】請求項2、3の使用方法によれば、制御装
置による、通水と停水の反復による通常時は制菌モード
過程として原水中の細菌等を吸着部に捕捉させかつそれ
以上の繁殖を抑え、制菌モード過程が一定時間(期間)
を過ぎた時点で吸着部に付着した細菌等を再生・殺菌モ
ード過程で殺菌する一連の制御を一定のインターバルで
効率的に行うことができる。
置による、通水と停水の反復による通常時は制菌モード
過程として原水中の細菌等を吸着部に捕捉させかつそれ
以上の繁殖を抑え、制菌モード過程が一定時間(期間)
を過ぎた時点で吸着部に付着した細菌等を再生・殺菌モ
ード過程で殺菌する一連の制御を一定のインターバルで
効率的に行うことができる。
【図1】本発明による実施例の浄水殺菌装置の断面図
【図2】実施例の浄水殺菌装置の制御形態のブロック図
【図3】実施例の浄水殺菌装置及び殺菌方法における動
作のフローチャート
作のフローチャート
【図4】実施例の浄水殺菌装置及び殺菌方法のタイムチ
ャート
ャート
【図5】実施例の浄水殺菌装置において菌保有個数と電
圧との相関を示す特性グラフ
圧との相関を示す特性グラフ
10…水槽、13…給水弁、15…排水弁、17…浄水
管、20…活性炭吸着部、23…注出管、23A…導電
管部、23B…樹脂管部、25…第1電極、26…第2
電極、27…第3電極、28…電源回路、28A…交流
電源、28B…直流電源、29…切換スイッチ、30…
制御装置。
管、20…活性炭吸着部、23…注出管、23A…導電
管部、23B…樹脂管部、25…第1電極、26…第2
電極、27…第3電極、28…電源回路、28A…交流
電源、28B…直流電源、29…切換スイッチ、30…
制御装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 所要形状に成形された導電性活性炭によ
る吸着部を水槽内に配置して、給水弁から水槽内に導入
された原水を吸着部で浄化殺菌して使用に供するとき、
通常時は使用不使用を繰り返すことによって原水が吸着
部に通水しもしくは停水し、吸着部の再生時は排水弁か
ら水槽内及び吸着部内の原水を排水する浄水殺菌装置に
おいて、少なくとも 一部を導電質で多数の通水孔を設けた導電管
部として吸着部の中心に挿通させた注出管と、 再生時に吸着部を発熱させて原水中の細菌等を殺菌する
再生・殺菌モードとしての電圧が印加される第1電極及
び第2電極と、 注出管の導電管部に設けられて通常時は原水中の細菌等
を捕捉及び繁殖抑制する制菌モードとしての電圧が第1
電極または第2電極のいずれか一方との間に印加される
第3電極と、 一定インターバルで繰り返す通常時及び再生時の各実行
時間をカウントするタイマー回路と、 電圧を再生・殺菌モードまたは制菌モードに切り換える
切換手段と、 切換手段によって切り換えられたとき再生・殺菌モード
または制菌モードに対応した電圧を印加する電源回路
と、 タイマー回路からのタイムアップ信号に基づいて給水
弁、排水弁及び切換手段にそれぞれ動作制御信号を送出
する制御装置と、を備えたことを特徴とする浄水殺菌装
置。 - 【請求項2】 通常時と再生時とを一定のインターバル
で繰り返す請求項1記載の浄水殺菌装置の使用方法であ
って、 通常時は、 制御装置からの制御信号で切換手段の切り換えにより、
電源回路によって微弱電圧を第1電極または第2電極の
いずれか一方と第3電極との間に印加する制菌モード過
程と、 再生時は、 制菌モード過程を終了したことのタイムアップ信号に基
づく制御装置からの制御信号により、給水弁を閉じて原
水の水槽内導入を停止しかつ排水弁を開いて水槽内及び
吸着部内の原水を排出する排水過程と、 排水過程を終了したことのタイムアップ信号に基づく制
御装置からの制御信号で切換手段を切り換え、電源回路
によって吸着部の発熱が可能な電圧を第1電極及び第2
電極間に印加する再生・殺菌モード過程と、からなるこ
とを特徴とする浄水殺菌装置の使用方法。 - 【請求項3】 制菌モードでは微弱な直流電圧を、再生
・殺菌モードでは吸着部の発熱可能な交流電圧または直
流電圧を印加する請求項2記載の浄水殺菌装置の使用方
法。 - 【請求項4】 通常時の使用中で原水が通水していると
きは、制菌モードの電圧印加を電圧をオフする請求項2
記載の浄水殺菌装置の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10308793A JP3144731B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 浄水殺菌装置及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10308793A JP3144731B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 浄水殺菌装置及びその使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312178A JPH06312178A (ja) | 1994-11-08 |
| JP3144731B2 true JP3144731B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=14344858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10308793A Expired - Fee Related JP3144731B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 浄水殺菌装置及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144731B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016210261A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 計二 馬場 | 車両用フローティング装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100397448B1 (ko) * | 2001-03-15 | 2003-09-17 | 박진영 | 정수기 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10308793A patent/JP3144731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016210261A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 計二 馬場 | 車両用フローティング装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06312178A (ja) | 1994-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101734194B1 (ko) | 수처리 기기의 살균세정방법 | |
| US10723642B2 (en) | Water treatment device | |
| KR101686131B1 (ko) | 자동 살균 정수장치 | |
| WO1996006049A1 (fr) | Appareil pour electrolyse de l'eau | |
| KR20110109747A (ko) | 정수기 내부 유로의 살균장치 | |
| JP3144731B2 (ja) | 浄水殺菌装置及びその使用方法 | |
| KR20120131720A (ko) | 수처리기의 배수 장치 | |
| KR101765669B1 (ko) | 정수기 내부 유로의 살균방법 | |
| JP3080808B2 (ja) | 浄水殺菌装置及びその使用方法 | |
| KR101066832B1 (ko) | 이온수 비데 | |
| KR20130016551A (ko) | 수처리기의 얼음 탱크의 살균 방법 | |
| JPH09239368A (ja) | 汚染液体の循環浄化装置 | |
| KR101849088B1 (ko) | 정수기 내부 유로의 살균방법 | |
| JPH10235361A (ja) | 多孔質炭素電極再生式浄水器及びその再生方法 | |
| JPH10128310A (ja) | 浄水殺菌装置 | |
| JP3841926B2 (ja) | 浄水殺菌装置 | |
| JPH04326985A (ja) | 浄水器 | |
| JP2744395B2 (ja) | 浄水装置 | |
| KR20120008442U (ko) | 살균 세척 수처리 장치 | |
| JPH09234459A (ja) | 浄水殺菌装置 | |
| JPH10235360A (ja) | 多孔質炭素電極再生式浄水器及びその再生方法 | |
| JPH10230269A (ja) | 多孔質炭素電極再生式浄水器 | |
| JPH10296263A (ja) | 浄水殺菌装置 | |
| JPH09308898A (ja) | 汚染液体の循環浄化装置 | |
| JPH0929257A (ja) | 殺菌装置及び殺菌方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |