JP3145217B2 - 透明タッチパネル - Google Patents
透明タッチパネルInfo
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- JP3145217B2 JP3145217B2 JP34240692A JP34240692A JP3145217B2 JP 3145217 B2 JP3145217 B2 JP 3145217B2 JP 34240692 A JP34240692 A JP 34240692A JP 34240692 A JP34240692 A JP 34240692A JP 3145217 B2 JP3145217 B2 JP 3145217B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種表示装置の前面に
設置し、ペンや指でその表面を押圧変位させてその押圧
点座標を検出することで、文字入力や描画入力等を行う
ための透明タッチパネルに関するものである。
設置し、ペンや指でその表面を押圧変位させてその押圧
点座標を検出することで、文字入力や描画入力等を行う
ための透明タッチパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種表示装置においては、表示機
能のみならずヒュウマンインターフェースを向上させる
ために、表示画面上において手書き入力機能を付加させ
たパーソナルコンピュータ、電子手帳、各種端末機等が
数多く見られるようになってきた。そうした手書き入力
のインターフェースの一つとして、透明導電性フィルム
等によって構成した透明タッチパネルが用いられてい
る。
能のみならずヒュウマンインターフェースを向上させる
ために、表示画面上において手書き入力機能を付加させ
たパーソナルコンピュータ、電子手帳、各種端末機等が
数多く見られるようになってきた。そうした手書き入力
のインターフェースの一つとして、透明導電性フィルム
等によって構成した透明タッチパネルが用いられてい
る。
【0003】こうした透明タッチパネルは、2枚の透明
基板を間に空隙を設けつつ貼り合わせ、その際少なくと
も一方の基板は可撓性を有する絶縁性透明有機物フィル
ムを用い、向かい合った2枚の基板面上には透明導電性
膜を設け、さらに外部に電気信号を取り出すための外部
接続電極部を基板間空隙を塞ぐように基板間内側の外周
部に設けて構成されている。
基板を間に空隙を設けつつ貼り合わせ、その際少なくと
も一方の基板は可撓性を有する絶縁性透明有機物フィル
ムを用い、向かい合った2枚の基板面上には透明導電性
膜を設け、さらに外部に電気信号を取り出すための外部
接続電極部を基板間空隙を塞ぐように基板間内側の外周
部に設けて構成されている。
【0004】ここで基板の少なくとも一方には、可撓性
を有する絶縁性透明有機物フィルムを用いる。そして他
方の基板には同様な絶縁性透明有機物フィルム、あるい
はガラス基板等を用いる。そしてこれら基板の表面上に
所望のパターンで透明導電性膜を形成する。これによ
り、所望の導電性膜を有する透明導電性フィルムあるい
は透明導電性ガラスを得ることができる。ここでこのよ
うな透明導電性膜は、ITO(インジウム酸化錫)等を
基板上に蒸着、スパッタまたは塗工等を行うことで形成
できる。
を有する絶縁性透明有機物フィルムを用いる。そして他
方の基板には同様な絶縁性透明有機物フィルム、あるい
はガラス基板等を用いる。そしてこれら基板の表面上に
所望のパターンで透明導電性膜を形成する。これによ
り、所望の導電性膜を有する透明導電性フィルムあるい
は透明導電性ガラスを得ることができる。ここでこのよ
うな透明導電性膜は、ITO(インジウム酸化錫)等を
基板上に蒸着、スパッタまたは塗工等を行うことで形成
できる。
【0005】ここでアナログ式の透明タッチパネルで
は、2枚の基板上にはそれぞれ一面に透明導電性膜が形
成される。そして間に空隙層を挟みつつ、導電性膜を向
かい合わせにして2枚の基板が貼り合わせられる。その
際に基板間の外周部には、タッチパネル上の押圧箇所を
示す信号を、外部へ取り出すための外部接続電極部が設
けられる。
は、2枚の基板上にはそれぞれ一面に透明導電性膜が形
成される。そして間に空隙層を挟みつつ、導電性膜を向
かい合わせにして2枚の基板が貼り合わせられる。その
際に基板間の外周部には、タッチパネル上の押圧箇所を
示す信号を、外部へ取り出すための外部接続電極部が設
けられる。
【0006】この外周部に設ける外部接続電極部は、一
方の基板上の透明導電性膜に接して設けられた電極層、
その上部に設けられる絶縁層、さらにその上部に設けら
れた接着層等によって構成される。このように構成され
た外部接続電極部は、2枚の基板間内側外周部の空隙を
塞ぎつつ、所定の間隔で基板の貼り合わせを保持するよ
うに機能する。
方の基板上の透明導電性膜に接して設けられた電極層、
その上部に設けられる絶縁層、さらにその上部に設けら
れた接着層等によって構成される。このように構成され
た外部接続電極部は、2枚の基板間内側外周部の空隙を
塞ぎつつ、所定の間隔で基板の貼り合わせを保持するよ
うに機能する。
【0007】そして例えばこれが、2軸で押圧箇所の座
標検出を行う矩形のアナログ式チッチパネルでは、4辺
の外周部の内の対向する2辺づつの組合せで信号を取り
出すように、外部接続電極部が設けられる。すなわちこ
の場合一方の基板上の導電性膜は、対向する2辺の外周
部に設けられた外部接続電極部の電極層とのみ通常接続
されている。そして他方の基板上の導電性膜は、それと
は直交する2辺の外周部に設けられた外部接続電極部の
電極層とのみ通常接続されている。
標検出を行う矩形のアナログ式チッチパネルでは、4辺
の外周部の内の対向する2辺づつの組合せで信号を取り
出すように、外部接続電極部が設けられる。すなわちこ
の場合一方の基板上の導電性膜は、対向する2辺の外周
部に設けられた外部接続電極部の電極層とのみ通常接続
されている。そして他方の基板上の導電性膜は、それと
は直交する2辺の外周部に設けられた外部接続電極部の
電極層とのみ通常接続されている。
【0008】そしてタッチパネルとしては、可撓性を有
する基板の側を押圧することで、押圧した箇所の2枚の
基板上の透明電極同志が接触する。このとき一方の導電
性膜には、それと直接接触している外部接続電極部を通
じて電圧を印加しておく。すると押圧して接触した箇所
の位置に応じて、もう一方の基板上の外部接続電極部か
らはその押圧接触箇所を表す電圧信号を取り出すことが
できる。そしてこの電圧印加と検出との役割を、2つの
導電性膜間で切り換えることで、2軸で押圧箇所の座標
検出を行うことができる。
する基板の側を押圧することで、押圧した箇所の2枚の
基板上の透明電極同志が接触する。このとき一方の導電
性膜には、それと直接接触している外部接続電極部を通
じて電圧を印加しておく。すると押圧して接触した箇所
の位置に応じて、もう一方の基板上の外部接続電極部か
らはその押圧接触箇所を表す電圧信号を取り出すことが
できる。そしてこの電圧印加と検出との役割を、2つの
導電性膜間で切り換えることで、2軸で押圧箇所の座標
検出を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】透明タッチパネルは、
機器のコンパクト化を目的に表示画面と同程度のサイズ
に作られている。そしてその際、表示画面中央のみなら
ず画面外周辺ぎりぎりまで情報表示させつつ、情報の手
書き入力をできることが好ましい。このために透明タッ
チパネルに対しては、外部接続電極部が設けられた外周
部の近傍にまでスイッチ接点の役割を果たす透明電極を
設け、そこに押圧する力が加わることになる。
機器のコンパクト化を目的に表示画面と同程度のサイズ
に作られている。そしてその際、表示画面中央のみなら
ず画面外周辺ぎりぎりまで情報表示させつつ、情報の手
書き入力をできることが好ましい。このために透明タッ
チパネルに対しては、外部接続電極部が設けられた外周
部の近傍にまでスイッチ接点の役割を果たす透明電極を
設け、そこに押圧する力が加わることになる。
【0010】しかし従来の透明タッチパネルにおいて
は、スイッチ動作のために押圧が加えられると、ITO
等で形成された透明導電性膜に伸びや圧縮の応力が加わ
る。そしてそれが透明導電性膜の限界応力を越えるか繰
り返されると、クラックが発生し破壊され、透明導電性
膜の抵抗値は増大して特性が劣化する。特に外部接続電
極部が設けられた外周部の近傍においては、同じ力で押
圧を加えていても基板に加わる応力は中央部よりも増大
し、透明導電性膜は破壊されやすい。
は、スイッチ動作のために押圧が加えられると、ITO
等で形成された透明導電性膜に伸びや圧縮の応力が加わ
る。そしてそれが透明導電性膜の限界応力を越えるか繰
り返されると、クラックが発生し破壊され、透明導電性
膜の抵抗値は増大して特性が劣化する。特に外部接続電
極部が設けられた外周部の近傍においては、同じ力で押
圧を加えていても基板に加わる応力は中央部よりも増大
し、透明導電性膜は破壊されやすい。
【0011】そしてこのような特性劣化が起こると、押
圧点での電位を検出してその押圧座標を算出するような
アナログ式のタッチパネルにおいては、実際に押圧した
座標と算出した座標との間でズレが生じることになる。
このため従来の透明タッチパネルでは、特に外周部の機
械的耐久性が低いことから、タッチパネルとして利用で
きるのはその中央部の領域に限られていた。
圧点での電位を検出してその押圧座標を算出するような
アナログ式のタッチパネルにおいては、実際に押圧した
座標と算出した座標との間でズレが生じることになる。
このため従来の透明タッチパネルでは、特に外周部の機
械的耐久性が低いことから、タッチパネルとして利用で
きるのはその中央部の領域に限られていた。
【0012】本発明はかかる課題を解決し、外周部の機
械的耐久性を向上させ、利用できる面積を拡大させた透
明タッチパネルを得ることを目的とする。すなわち表示
画面のサイズに合わせて外形の制限を受ける透明タッチ
パネルにおいて、外周部の近傍ぎりぎりにまで有効に文
字入力や描画入力を行うことが可能な透明タッチパネル
を得ることを目的とする。
械的耐久性を向上させ、利用できる面積を拡大させた透
明タッチパネルを得ることを目的とする。すなわち表示
画面のサイズに合わせて外形の制限を受ける透明タッチ
パネルにおいて、外周部の近傍ぎりぎりにまで有効に文
字入力や描画入力を行うことが可能な透明タッチパネル
を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の透明タッチパネ
ルは、2枚の透明基板を間に空隙層を設けつつ貼り合わ
せ、その際少なくとも一方の基板は可撓性を有する絶縁
性透明有機物フィルムを用い、向かい合った2枚の基板
面上には透明導電膜を設け、さらに外部に電気信号を取
り出すための外部接続電極部を基板間空隙を塞ぐように
基板間内側の外周部に設けた透明タッチパネルにおい
て、基板間空隙を塞ぐ外部電極接続部の厚みが少なくと
も最内周側の部分で90μm以下であり、かつ、2枚の
透明基板間の距離が、該外部接続電極部の最外周側に対
応する部分より該外部電極接続部の最内周側に対応する
部分で小さく、かつ外部接続電極部の最内周側からの破
壊限界距離が2.5mm以下であることを特徴としてい
る。
ルは、2枚の透明基板を間に空隙層を設けつつ貼り合わ
せ、その際少なくとも一方の基板は可撓性を有する絶縁
性透明有機物フィルムを用い、向かい合った2枚の基板
面上には透明導電膜を設け、さらに外部に電気信号を取
り出すための外部接続電極部を基板間空隙を塞ぐように
基板間内側の外周部に設けた透明タッチパネルにおい
て、基板間空隙を塞ぐ外部電極接続部の厚みが少なくと
も最内周側の部分で90μm以下であり、かつ、2枚の
透明基板間の距離が、該外部接続電極部の最外周側に対
応する部分より該外部電極接続部の最内周側に対応する
部分で小さく、かつ外部接続電極部の最内周側からの破
壊限界距離が2.5mm以下であることを特徴としてい
る。
【0014】本発明者らは、前述の課題を鋭意検討した
結果、外部接続電極部の厚みを適切に選択することで、
前述の課題を解決できることを見出した。すなわち、2
枚の基板間内側外周部の空隙を塞ぎつつ、所定の間隔で
基板の貼り合わせを保持するように機能する外部接続電
極部の最内周側の厚みを限りなく零に近づければ良いこ
とがわかった。しかしながら、外部接続電極部を構成す
る電極層、絶縁層、そして接着層等のそれぞれの厚みを
零にすることはできない。しかしここで、機械的負荷に
耐えることができずタッチパネルとして利用できない領
域は、外部接続電極部の内周側縁から2.5mmの位置
か、それよりも少ない。そのためには本発明によるとこ
ろの、外部接続電極部の厚みが少なくとも最内周側の部
分では90μm以下であり、そして2枚の透明基板間の
距離が、該外部接続電極部の最外周側に対応する部分よ
り該外部電極接続部の最内周側に対応する部分で小さい
ことが必要である。
結果、外部接続電極部の厚みを適切に選択することで、
前述の課題を解決できることを見出した。すなわち、2
枚の基板間内側外周部の空隙を塞ぎつつ、所定の間隔で
基板の貼り合わせを保持するように機能する外部接続電
極部の最内周側の厚みを限りなく零に近づければ良いこ
とがわかった。しかしながら、外部接続電極部を構成す
る電極層、絶縁層、そして接着層等のそれぞれの厚みを
零にすることはできない。しかしここで、機械的負荷に
耐えることができずタッチパネルとして利用できない領
域は、外部接続電極部の内周側縁から2.5mmの位置
か、それよりも少ない。そのためには本発明によるとこ
ろの、外部接続電極部の厚みが少なくとも最内周側の部
分では90μm以下であり、そして2枚の透明基板間の
距離が、該外部接続電極部の最外周側に対応する部分よ
り該外部電極接続部の最内周側に対応する部分で小さい
ことが必要である。
【0015】さらに、機械的負荷に耐えることができず
タッチパネルとして利用できない領域は、外部接続電極
部の内周側縁から0.5mmの位置よりも少ないことが
より好ましい。そのためには本発明によるところの、外
部接続電極部の厚みが少なくとも最内周側の部分では1
0μm以下であることが好ましい。
タッチパネルとして利用できない領域は、外部接続電極
部の内周側縁から0.5mmの位置よりも少ないことが
より好ましい。そのためには本発明によるところの、外
部接続電極部の厚みが少なくとも最内周側の部分では1
0μm以下であることが好ましい。
【0016】また本発明における外部接続電極部の厚み
は、その内周側から外周側に渡って大きく、例えばその
厚みは階段状に変化するものであっても、あるいは連続
的に変化するものであっても良い。それらにおいて、少
なくともその最内周側の部分で90μm以下であること
により本発明の効果を達成できる。また2枚の透明基板
間の距離が、該外部接続電極部の最外周側に対応する部
分より該外部電極接続部の最内周側に対応する部分で小
さくすることにより、外部接続電極部の機械強度を十分
高く維持でき、タッチパネル外周部の機械的耐久性がさ
らに向上するとともに、変位破壊限界距離が短くなりタ
ッチパネルの面積がより大きくなる。
は、その内周側から外周側に渡って大きく、例えばその
厚みは階段状に変化するものであっても、あるいは連続
的に変化するものであっても良い。それらにおいて、少
なくともその最内周側の部分で90μm以下であること
により本発明の効果を達成できる。また2枚の透明基板
間の距離が、該外部接続電極部の最外周側に対応する部
分より該外部電極接続部の最内周側に対応する部分で小
さくすることにより、外部接続電極部の機械強度を十分
高く維持でき、タッチパネル外周部の機械的耐久性がさ
らに向上するとともに、変位破壊限界距離が短くなりタ
ッチパネルの面積がより大きくなる。
【0017】
【実施例】本発明の効果を確認するために、次のように
して矩形で枚葉の透明タッチパネルを製作し、その機械
的耐久性を評価した。
して矩形で枚葉の透明タッチパネルを製作し、その機械
的耐久性を評価した。
【0018】[参考例] まず参考例として、図1に、外部接続電極部の厚みの厚
みが均一である透明タッチパネルの外周部の断面図を示
す。図中、1aは透明タッチパネルを示す。そして11
aと12aは可撓性を有する絶縁性透明有機物フィルム
である、厚さ175μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムからなる基板。21aと22aは基板11aと
12a上にそれぞれ形成した厚さ0.019μmのIT
Oからなる透明導電性膜。そして30aは、外部に電気
信号を取り出すための銀ペースト(東洋紡績製DW25
0H)からなる電極層31aと、アクリル系絶縁剤(東
洋紡績製FC230G29)からなる絶縁層32aと、
アクリル系粘着剤(帝国インキ製TAC2800)から
なる接着層33aとによって構成した外部接続電極部で
あり、これら各層はスクリーン印刷法によって形成して
いる。さらに40aは空隙部を示す。また50aは外部
接続電極部の最内周側の厚み、また60aは外部接続電
極部の最外周側の厚みを示す。
みが均一である透明タッチパネルの外周部の断面図を示
す。図中、1aは透明タッチパネルを示す。そして11
aと12aは可撓性を有する絶縁性透明有機物フィルム
である、厚さ175μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムからなる基板。21aと22aは基板11aと
12a上にそれぞれ形成した厚さ0.019μmのIT
Oからなる透明導電性膜。そして30aは、外部に電気
信号を取り出すための銀ペースト(東洋紡績製DW25
0H)からなる電極層31aと、アクリル系絶縁剤(東
洋紡績製FC230G29)からなる絶縁層32aと、
アクリル系粘着剤(帝国インキ製TAC2800)から
なる接着層33aとによって構成した外部接続電極部で
あり、これら各層はスクリーン印刷法によって形成して
いる。さらに40aは空隙部を示す。また50aは外部
接続電極部の最内周側の厚み、また60aは外部接続電
極部の最外周側の厚みを示す。
【0019】この参考例では外部接続電極部30aを、
外周側から内周側にかけて厚みが均一になるように形成
した。すなわち外部接続電極部30aの最内周側の厚み
50aから最外周側の厚み60aまでを同じ90μmと
した。
外周側から内周側にかけて厚みが均一になるように形成
した。すなわち外部接続電極部30aの最内周側の厚み
50aから最外周側の厚み60aまでを同じ90μmと
した。
【0020】そしてこのように製作した透明タッチパネ
ルの試料を硬質の台上に設置し、試料上の所定位置を、
所定の荷重をかけた押圧具で所定回数の押圧を行い、試
料に機械的負荷を与えた。そして機械的負荷の前後での
透明導電性膜の抵抗値を測定し、抵抗値の変化率で機械
的耐久性を評価した。図4にはこの評価試験の概略図を
示す。図中、71は押圧具、72は抵抗値測定計であ
る。
ルの試料を硬質の台上に設置し、試料上の所定位置を、
所定の荷重をかけた押圧具で所定回数の押圧を行い、試
料に機械的負荷を与えた。そして機械的負荷の前後での
透明導電性膜の抵抗値を測定し、抵抗値の変化率で機械
的耐久性を評価した。図4にはこの評価試験の概略図を
示す。図中、71は押圧具、72は抵抗値測定計であ
る。
【0021】ここで押圧具71には、材質がポリアセタ
ールで、先端が半径約0.8mmの半球状になった物を
用いた。さらに押圧具71で試料上をなぞる際には、垂
直に立てた押圧具71に520gfの荷重をかけた。ま
た図4に示すように、なぞって押圧を行う作業は、押圧
をかける側の透明導電性膜21aと接する電極層31a
が接続された外部接続電極部の内周側の縁と平行に、そ
の縁から距離L離れた位置で試料の端から端まで行っ
た。このとき距離Lは、試料ごとに0.5〜5.0mm
の範囲において0.5mm間隔で変えた。またこの押圧
は、それぞれの試料ごとに同じ位置で10回繰り返し
た。そしてこうした機械的負荷の前後での、押圧をかけ
た側の透明導電性膜の抵抗値を測定した。
ールで、先端が半径約0.8mmの半球状になった物を
用いた。さらに押圧具71で試料上をなぞる際には、垂
直に立てた押圧具71に520gfの荷重をかけた。ま
た図4に示すように、なぞって押圧を行う作業は、押圧
をかける側の透明導電性膜21aと接する電極層31a
が接続された外部接続電極部の内周側の縁と平行に、そ
の縁から距離L離れた位置で試料の端から端まで行っ
た。このとき距離Lは、試料ごとに0.5〜5.0mm
の範囲において0.5mm間隔で変えた。またこの押圧
は、それぞれの試料ごとに同じ位置で10回繰り返し
た。そしてこうした機械的負荷の前後での、押圧をかけ
た側の透明導電性膜の抵抗値を測定した。
【0022】そして機械的負荷をかける前の抵抗値R0
と、機械的負荷後の抵抗値Rとの比の、R/R0が1.
1以上になった場合は、透明導電性膜の破壊限界を越え
たものと判断した。このR/R0が破壊限界を越えない
ぎりぎりの距離Lを、破壊限界距離と見なした。
と、機械的負荷後の抵抗値Rとの比の、R/R0が1.
1以上になった場合は、透明導電性膜の破壊限界を越え
たものと判断した。このR/R0が破壊限界を越えない
ぎりぎりの距離Lを、破壊限界距離と見なした。
【0023】[実施例1] 図2は、本発明の一実施例を示す透明チッチパネルの外
周部の断面図である。この図2中の30bは、外部に電
気信号を取り出すための電極層31b、絶縁層32b、
接着層33bとによって構成した外部接続電極部であ
り、これら各層はスクリーン印刷法によって形成してい
る。さらに50bは外部接続電極部の最内周側の厚み、
また60bは外部接続電極部の最外周側の厚みを示す。
そして実施例1では外部接続電極部30bを、外周側か
ら内周側にかけてその厚みが階段状に変化するように形
成した。すなわち外部接続電極部30bの最内周側の厚
み50bを10μm、最外周側の厚み60bを90μm
として、2枚の透明基板間の距離が、該外部接続電極部
の最外周側に対応する部分より該外部電極接続部の最内
周側に対応する部分で小さくした。このために電極層3
1bは、3回に分けてスクリーン印刷して形成した。こ
れ以外は、参考例と同様にして透明タッチパネルを製作
した。そして参考例と同様に評価試験を行ったところ、
透明導電性膜の破壊限界距離は0.5mmであった。
周部の断面図である。この図2中の30bは、外部に電
気信号を取り出すための電極層31b、絶縁層32b、
接着層33bとによって構成した外部接続電極部であ
り、これら各層はスクリーン印刷法によって形成してい
る。さらに50bは外部接続電極部の最内周側の厚み、
また60bは外部接続電極部の最外周側の厚みを示す。
そして実施例1では外部接続電極部30bを、外周側か
ら内周側にかけてその厚みが階段状に変化するように形
成した。すなわち外部接続電極部30bの最内周側の厚
み50bを10μm、最外周側の厚み60bを90μm
として、2枚の透明基板間の距離が、該外部接続電極部
の最外周側に対応する部分より該外部電極接続部の最内
周側に対応する部分で小さくした。このために電極層3
1bは、3回に分けてスクリーン印刷して形成した。こ
れ以外は、参考例と同様にして透明タッチパネルを製作
した。そして参考例と同様に評価試験を行ったところ、
透明導電性膜の破壊限界距離は0.5mmであった。
【0024】[実施例2] また図3は本発明の別の実施例を示す透明チッチパネル
の外周部の断面図である。この図3中の30cは、外部
に電気信号を取り出すための電極層31c、絶縁層32
c、接着層33cとによって構成した外部接続電極部で
あり、これら各層はスクリーン印刷法によって形成して
いる。さらに50cは外部接続電極部の最内周側の厚
み、また60cは外部接続電極部の最外周側の厚みを示
す。そして外部接続電極部30cを、外周側から内周側
にかけてその厚みが連続的に変化するように形成した。
すなわち外部接続電極部30cの最内周側の厚み50c
を10μm、最外周側の厚み60cを90μmとした。
そのために電極層31cは、位置によって開口度の異な
るスクリーン印刷の版を用いて形成した。これ以外は、
参考例と同様にして透明タッチパネルを製作した。そし
て参考例と同様に評価試験を行ったところ、透明導電性
膜の破壊限界距離は0.5mmであった。
の外周部の断面図である。この図3中の30cは、外部
に電気信号を取り出すための電極層31c、絶縁層32
c、接着層33cとによって構成した外部接続電極部で
あり、これら各層はスクリーン印刷法によって形成して
いる。さらに50cは外部接続電極部の最内周側の厚
み、また60cは外部接続電極部の最外周側の厚みを示
す。そして外部接続電極部30cを、外周側から内周側
にかけてその厚みが連続的に変化するように形成した。
すなわち外部接続電極部30cの最内周側の厚み50c
を10μm、最外周側の厚み60cを90μmとした。
そのために電極層31cは、位置によって開口度の異な
るスクリーン印刷の版を用いて形成した。これ以外は、
参考例と同様にして透明タッチパネルを製作した。そし
て参考例と同様に評価試験を行ったところ、透明導電性
膜の破壊限界距離は0.5mmであった。
【0025】[比較例1] 比較例1では、外部接続電極部30aの最内周側の厚み
50aから最外周側の厚み60aまでを110μmにし
た以外は、参考例と同様にして透明タッチパネルを製作
した。そして参考例と同様に評価試験を行ったところ、
透明導電性膜の破壊限界距離は3.5mmであった。
50aから最外周側の厚み60aまでを110μmにし
た以外は、参考例と同様にして透明タッチパネルを製作
した。そして参考例と同様に評価試験を行ったところ、
透明導電性膜の破壊限界距離は3.5mmであった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によって透
明タッチパネルにおける透明導電性膜の破壊限界距離は
2.5mm以下に短くできる。このように本発明によっ
て、外周部の機械的耐久性を向上させ、利用できる面積
を拡大させた透明タッチパネルを得ることができる。す
なわち表示画面のサイズに合わせて外形の制限を受ける
透明タッチパネルにおいて、外周部の近傍ぎりぎりにま
で有効に文字入力や描画入力を行うことが可能な透明タ
ッチパネルを得ることができる。
明タッチパネルにおける透明導電性膜の破壊限界距離は
2.5mm以下に短くできる。このように本発明によっ
て、外周部の機械的耐久性を向上させ、利用できる面積
を拡大させた透明タッチパネルを得ることができる。す
なわち表示画面のサイズに合わせて外形の制限を受ける
透明タッチパネルにおいて、外周部の近傍ぎりぎりにま
で有効に文字入力や描画入力を行うことが可能な透明タ
ッチパネルを得ることができる。
【図1】透明タッチパネル外周部概略断面図(参考例:
外部接続電極部の厚みが均一)
外部接続電極部の厚みが均一)
【図2】透明タッチパネル外周部概略断面図(外部接続
電極部厚みが階段状変化)
電極部厚みが階段状変化)
【図3】透明タッチパネル外周部概略断面図(外部接続
電極部厚みが連続的変化)
電極部厚みが連続的変化)
【図4】評価試験の概念図
1a 透明タッチパネル 11a 基板 21a 透明導電性膜 30a 外部接続電極部 31a 電極層 32a 絶縁層 33a 接着層 40a 空隙 50a 外部接続電極部の内周側厚み 60a 外部接続電極部の外周側厚み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−141719(JP,A) 特開 平2−256114(JP,A) 実開 昭64−35433(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 - 3/033 H01H 13/00 - 13/76
Claims (2)
- 【請求項1】 2枚の透明基板を間に空隙層を設けつつ
貼り合わせ、その際少なくとも一方の基板は可撓性を有
する絶縁性透明有機物フィルムを用い、向かい合った2
枚の基板面上には透明導電膜を設け、さらに外部に電気
信号を取り出すための外部接続電極部を基板間空隙を塞
ぐように基板間内側の外周部に設けた透明タッチパネル
において、基板間空隙を塞ぐ外部電極接続部の厚みが少
なくとも最内周側の部分で90μm以下であり、かつ、
2枚の透明基板間の距離が、該外部接続電極部の最外周
側に対応する部分より該外部電極接続部の最内周側に対
応する部分で小さく、かつ外部接続電極部の最内周側か
らの破壊限界距離が2.5mm以下であることを特徴と
する透明タッチパネル。 - 【請求項2】 基板間空隙を塞ぐ外部接続電極部の厚み
が、少なくとも最内周側の部分で10μm以下であるこ
とを特徴とする請求項1記載の透明タッチパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34240692A JP3145217B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 透明タッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34240692A JP3145217B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 透明タッチパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06195176A JPH06195176A (ja) | 1994-07-15 |
| JP3145217B2 true JP3145217B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=18353485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34240692A Expired - Fee Related JP3145217B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 透明タッチパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145217B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001249766A (ja) | 2000-03-06 | 2001-09-14 | Hitachi Ltd | タッチパネルおよび画面入力型液晶表示装置 |
| KR100472364B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2005-03-08 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 터치패널 및 그의 제조방법 |
| KR100433225B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2004-05-27 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 터치패널 및 그의 제조방법 |
| KR100822196B1 (ko) * | 2002-03-08 | 2008-04-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 터치 패널 |
| KR100825073B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2008-04-24 | 박종진 | 터치 센서 패드 제조 방법 및 그 패드 |
| JP2009086752A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Seiko Precision Inc | 照光式タッチパネル及び照光式タッチパネルの製造方法 |
| JP4692659B2 (ja) * | 2009-03-16 | 2011-06-01 | Tdk株式会社 | タッチパネル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04141719A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-15 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | アナログ型タッチパネル |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP34240692A patent/JP3145217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06195176A (ja) | 1994-07-15 |
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