JP3145460B2 - 印刷データ転送制御方法 - Google Patents

印刷データ転送制御方法

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JP3145460B2
JP3145460B2 JP00916592A JP916592A JP3145460B2 JP 3145460 B2 JP3145460 B2 JP 3145460B2 JP 00916592 A JP00916592 A JP 00916592A JP 916592 A JP916592 A JP 916592A JP 3145460 B2 JP3145460 B2 JP 3145460B2
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英樹 川本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,印刷データ転送制御方
法,特に本体装置からプリンタ装置への印刷データの転
送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション,パーソナルコンピ
ュータ,ワードプロセッサなどの本体装置の出力とし
て,ドット印字形式のプリンタ装置に印刷させる場合,
イメージや図形,あるいはプリンタ装置に搭載されてい
ないCG(キャラクタ・ジェネレータ)パターンについ
ては,本体装置側で印字パターンに展開し,そのデータ
をデータ転送コマンド(イメージコマンド)によりプリ
ンタ装置へ転送し,プリンタ装置側で編集処理をして印
刷している。
【0003】図8は,従来の1行分の転送印刷データの
構成例を示す図である。縦方向の1〜24は,プリンタ
装置の印字ピン番号に対応している。横方向の1〜Mは
1行をM個のユニット(ここでは1ユニットのサイズは
1バイト)に分けた場合を示している。
【0004】今,図8中の太線で囲まれた部分が印字デ
ータ(例えば,横罫線の印字ドットパターン)である,
本体装置からプリンタ装置へ転送する場合,従来のデー
タ転送コマンドによる印刷データは,プリンタ装置の全
ての印字ピンに対応する必要があるため,図に示すD
(1)〜D(24M)までが転送データとなり,データ
量は全部で24Mバイトとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の本体装置からプ
リンタ装置への印刷データ転送制御方法には,次の問題
点があった。
【0006】 プリンタ装置の全ての印字ピンに対応
する印字ドットパターンデータを送る必要があるため,
転送データ量が膨大になり,本体装置側での展開時間,
データ転送のためのインタフェース時間,およびプリン
タ装置側での編集時間の全てが大きくなってしまう。
【0007】 以上の結果,プリンタ装置の印字性能
の向上に対応することができず,システムとしての負荷
率が大きくなり,プリンタ装置の印字性能を充分に発揮
することができない。
【0008】本発明は,上記の問題点を解決して,本体
装置側における展開時間の短縮,本体装置からプリンタ
装置へのデータ転送のためのインタフェース時間の短
縮,およびプリンタ装置における編集時間の短縮を実現
することのできるデータ転送制御方法,特に本体装置か
らプリンタ装置への印刷データの転送制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の基本構
成を示す図である。図中,10は本体装置,11はコー
ドバッファ,12は新データ転送コマンド作成部,13
は転送バッファ,20はプリンタ装置,21はプリント
バッファ,22は印刷パターンバッファである。
【0010】本体装置10は,コードバッファ11,新
データ転送コマンド作成部12,および転送バッファ1
3を備えている。新データ転送コマンド作成部12は,
コードバッファ11に保持されている,所定の大きさを
した複数個のユニットから成る1行分の印刷データのう
ち必要な部分のみを取り込んで,ビットマップメモリに
展開し、印字ドットパターンの縦方向の展開範囲および
印字ドット数が非印字ドット数よりも多いか否かを表す
黒白情報から成る展開情報を作成し,この展開情報に基
づいて,1ユニット分ずつ,水平方向の非印字飛び越し
を指示する水平相対タブ,転送するデータが印字ドット
パターンか非印字ドットパターンかを示す黒白情報,ユ
ニットの大きさを示すユニットサイズ情報,印字ドット
パターンの縦方向展開範囲の縦方向開始ドット位置およ
び縦方向ドット数からなる新データ転送コマンドを作成
して,転送バッファ13に設定する。
【0011】プリンタ装置20は,プリントバッファ2
1,および印刷パターンバッファ22を備えている。プ
リンタ装置20は,プリントバッファ21へ転送された
新データ転送コマンド列から成るブロックの集合体を1
ブロックずつ解読して,各ブロックを構成する新データ
転送コマンド列から水平相対タブ,黒白情報,ユニット
サイズ情報,縦方向開始ドット位置,および縦方向ドッ
ト数を元に,印刷パターンバッファ22に印刷データを
展開する。
【0012】
【作用】本発明に係る印刷データ転送制御方法では,デ
ータ転送コマンドに,特定の制御コードやパラメータを
付加し,印字データはプリンタ装置が実際に印字するピ
ンのデータのみとすることにより,転送データ量を削減
している。
【0013】図2は,本発明の転送印刷データの構成例
を示す図である。縦方向の1〜24は,プリンタ装置の
印字ピン番号に対応している。横方向の1〜Mは1行を
M個のユニット(1バイト幅)に分けた場合を示してい
る。
【0014】図8に示した従来例と同様に,太線で囲ま
れた部分の印字データ(例えば,横罫線)を,本体装置
からプリンタ装置へ転送する場合,本発明のデータ転送
コマンドによる印字データは,プリンタ装置が実際に印
字するピンのデータのみであるから,図2に示すD
(1)〜D(12M)までが転送データとなり,データ
量は12Mバイトとなる。
【0015】同じ印刷データを転送するのに,図8に示
した従来例では24Mバイトを必要としたから,本発明
に係る印刷データ転送制御方法によれば,1/2のデー
タ量で済むことになる。
【0016】横罫線が1ドット幅の場合には,1/24
のデータ量で済むことになる。
【0017】
【実施例】以下,本発明に係る印刷データ転送制御方法
を用いて,本体装置からプリンタ装置へ印刷データを転
送し,プリンタ装置で印字データに展開するまでの過程
を具体的に説明する。
【0018】図3は,本体装置側印刷データの例を示す
図である。この例は,縦24ドット×横2176ドット
の1行分の印刷データを,縦24ドット×横32ドット
の大きさを持った68個のユニット(UN)で構成した
場合を示している。8ドット(1バイト)を基本単位と
して各ユニットのサイズ情報をN値で表すと、N=4と
なる。
【0019】以上の他に,ユニットの大きさを縦24ド
ット×横8ドット,縦24ドット×横16ドットとする
こともできる。その場合,N値はそれぞれ,N=1,N
=2となる。
【0020】図4は,本体装置側基本処理シーケンスを
示す図である。同図および図1を用いて,本体装置側の
基本処理を説明する。 新データ転送コマンド作成部
12が,コードバッファ11に保持されている,縦24
ドット×横2176ドットの1行分の印刷データのうち
必要な印字部分のみを取り込んで,ビットマップメモリ
に展開し,縦方向の印字ドットの展開範囲および印字ド
ット数が非印字ドット数よりも多いか否かを表す黒白情
報から成る展開情報を作成する。
【0021】ここで、縦方向の印字ドットの展開範囲と
は、図2の転送印字データの構成において、印字ピン番
号で表される縦方向での印字ドットが存在している範囲
をいい、縦方向開始ドット位置と縦方向ドット数で表さ
れる。
【0022】 新データ転送コマンド作成部12がコ
ードバッファ11から取り込んだ印刷データのユニット
数分,以下の処理を繰り返したか否かを判定する。処理
終了ならば,の処理に進む。処理中ならば,の処理
に進む。
【0023】 展開情報からチェック範囲を設定す
る。 当該ユニット内に印字データがあるか否かを判
定する。Yesならば,の処理に進む。Noならば,
の処理に進む。
【0024】 新データ転送コマンド作成部12は,
展開情報から,黒白情報,N値(ユニットサイズ情
報),縦方向開始ドット位置,および縦方向ドット数を
パラメータとする新データ転送コマンドを作成して,転
送バッファ13に設定する。
【0025】前回処理したユニットと同一の指定が連続
する場合には,N値の加算のみを行う。
【0026】 新データ転送コマンド作成部12は,
で当該ユニット内に印字データがなかったので水平相
対タブを転送バッファ13に設定する。水平相対タブ
は、水平(横)方向での非印字飛び越しを指示するタブ
である。
【0027】前回処理したユニットと同一の水平相対タ
ブ指定が連続する場合には,パラメータの加算のみを行
う。 ポインタを次ユニットに更新する。
【0028】 本体装置10が,転送バッファ13内
に設定された新データ転送コマンドをプリンタ装置20
に転送する。次に,図5および図1を用いて,本体装置
側の関連処理を説明する。これは,反転文字などのよう
に,チェック範囲が全範囲である場合の処理である。
【0029】 チェック範囲が全範囲の時,印字ドッ
ト数が非印字ドット数以下であるか否かを判定する。Y
esならば,の処理に進む。Noならば,の処理に
進む。
【0030】 新データ転送コマンド作成部12は,
印字ドット数が非印字ドット数以下であった場合、印字
ドットパターンを転送するため、展開情報から,黒情
報,N値,縦方向開始ドット位置,および縦方向ドット
数をパラメータとする新データ転送コマンドを作成し
て,転送バッファ13に設定する。
【0031】前回処理したユニットと同一の指定が連続
する場合には,N値の加算のみを行う。 新データ転
送コマンド作成部12は,印字ドット数が非印字ドット
数以下でない場合、非印字ドットパターンを転送するた
め、展開情報から,白情報,N値,縦方向開始ドット位
置,および縦方向ドット数をパラメータとする新データ
転送コマンドを作成して,転送バッファ13に設定す
る。
【0032】前回処理したユニットと同一の指定が連続
する場合には,N値の加算のみを行う。次に,プリンタ
装置側の処理を説明する。
【0033】図6は,プリンタ装置側印刷データの例を
示す図である。この例は,縦24ドット×横2176ド
ットの1行分の印刷データがm=1〜68個の新データ
転送コマンド列から構成されている例を示している。
【0034】図7は,プリンタ装置側基本処理シーケン
スを示す図である。以下,図7および図1を用いて,プ
リンタ装置の基本処理を説明する。 プリンタ装置2
0が,プリントバッファ21へ転送された印刷データの
ブロックの個数分,以下の処理を繰り返したか否かを判
定する。処理終了ならば,終了する。処理中ならば,
の処理へ進む。
【0035】 プリンタ装置20は,プリントバッフ
ァ21へ転送された新データ転送コマンド列から成るブ
ロックの集合体を1ブロックずつ解読して,各ブロック
を構成する新データ転送コマンド列から水平相対タブ,
黒白情報,ユニットサイズ情報,縦方向開始ドット位
置,および縦方向ドット数を元に,印刷パターンバッフ
ァ22に印刷データを展開する。
【0036】 ポインタを次ブロックに更新する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば,本体装置側における展
開時間,データ転送のためのインタフェース時間,およ
びプリンタ装置における編集時間の全てを短縮すること
ができるので,システムとしての負荷率を小さくするこ
とが可能になる。
【0038】したがって,プリンタ装置の印字性能を充
分に発揮することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の転送印刷データの構成例を示す図であ
る。
【図3】本体装置側印刷データの例を示す図である。
【図4】本体装置側基本処理シーケンスを示す図であ
る。
【図5】本体装置側関連処理シーケンスを示す図であ
る。
【図6】プリンタ装置側印刷データの例を示す図であ
る。
【図7】プリンタ装置側基本処理シーケンスを示す図で
ある。
【図8】従来の転送印刷データの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 本体装置 11 コードバッファ 12 新データ転送コマンド作成部 13 転送バッファ 20 プリンタ装置 21 プリントバッファ 22 印刷パターンバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体装置からプリンタ装置へ、印字ドッ
    トパターンに展開され所定の大きさをした複数個のユニ
    ットからなる1行分の印刷データを転送するための印刷
    データ転送制御方法であって,本体装置は, 上記所定の大きさをした複数個のユニッ
    トからなる1行分の印刷データのうち必要な部分のみを
    取り込んで、ビットマップメモリに展開し、縦方向の印
    字ドットの展開範囲および印字ドット数が非印字ドット
    数よりも多いか否かを表す黒白情報からなる展開情報を
    作成し,この展開情報に基づいて,1ユニット分ずつ,
    水平方向の非印字飛び越しを指示する水平相対タブ,転
    送するデータが印字ドットパターンか非印字ドットパタ
    ーンかを示す黒白情報,ユニットの大きさを示すユニッ
    トサイズ情報,印字ドット展開範囲の縦方向開始ドット
    位置および縦方向ドット数からなるデータ転送コマンド
    を作成して,プリンタ装置へ転送し, プリンタ装置は,本体装置から転送されたデータ転送コ
    マンドを解読して,水平相対タブ,黒白情報,ユニット
    サイズ情報,縦方向開始ドット位置,および縦方向ドッ
    ト数を元に,印刷パターンバッファに印刷データを展開
    することを特徴とする印刷データ転送制御方法。
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