JP3145521B2 - 合成皮革の表面処理仕上げ方法 - Google Patents
合成皮革の表面処理仕上げ方法Info
- Publication number
- JP3145521B2 JP3145521B2 JP36025192A JP36025192A JP3145521B2 JP 3145521 B2 JP3145521 B2 JP 3145521B2 JP 36025192 A JP36025192 A JP 36025192A JP 36025192 A JP36025192 A JP 36025192A JP 3145521 B2 JP3145521 B2 JP 3145521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- synthetic leather
- parts
- dye
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Coloring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光沢度50以下で染料
移行性の改良された合成皮革の染色方法及び染色された
合成皮革に関する。
移行性の改良された合成皮革の染色方法及び染色された
合成皮革に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、合成皮革、人工皮革を染料で
染色することは行われている(特開昭63−30967
7号公報、特開平2−251682号公報)。また、水
に不溶の分散染料の有機溶剤溶液に合成皮革を導入し染
色する方法も知られている(特開昭63−59487号
公報)。さらに、分散染料の溶解性を向上させた溶液系
で合成皮革を着色する方法も特開平3−76878号公
報によって知られている。実質的に水に溶解しない分散
染料で合成皮革を染色するためには、分散染料を有機溶
剤に一旦溶解させて染色浴を作成し、この染色浴に合成
皮革を導入して染色する方法が取られる。前記特開平3
−76878号公報では、分散染料の溶解度を向上、及
び染料を合成皮革樹脂層に浸透、染着させるため、溶剤
としてアセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶
剤、ジオキサン溶剤が使用されている。また、該公報に
は有機溶剤にさらにポリオキシエチレングリコールのよ
うな分散染料の溶解性を促進するような溶媒を追加する
ことにより易染効果向上させる方法も示されている。合
成皮革を着色する工程において、含有する染料の塗布作
業を円滑に行うためには、合成皮革を染色する染料の含
まれる溶媒は、染料の溶解性は向上させるが、合成皮革
を構成するウレタン樹脂は溶解しないことが望ましく、
このような望ましい性質を有する溶媒として、エチレン
グリコールやプロピレングリコール等の高沸点なものを
使用することができることが示されている(特開平3−
76878号公報)。さらに、染料の特性に応じ(染料
の溶解性促進)、溶剤として、シクロヘキサノン、メチ
ルセルソルブ、メチルセルソルブアセテート、ジメチル
フォルムアミド等使用されることも示されている。一
方、分散染料で染色するのみでは、この染料の合成皮革
表面に移行する欠点がある。そのため、従来は、合成皮
革を構成する樹脂成分に窒素原子含有官能基を導入する
ような特別な工夫がなされている(特開昭55−408
33号)。このような従来の合成皮革を染料で染色方法
は、合成皮革を構成する樹脂成分に特殊な官能基が付与
されたものが使用されている。しかし、これら従来の方
法の染色方法で合成皮革を染色した場合、染色された合
成皮革から染料が移行する問題を起こし易いため、合成
皮革を構成するウレタン樹脂組成物に染料分子を補足す
る特殊な官能基を導入する必要がある。そのため、合成
皮革用のウレタン樹脂の製造工程が複雑となり、また高
価なものとなる。また、水に溶解しない分散染料を使用
して染色する場合、この染料を有機溶剤に溶解した染色
浴、又は塗布液を使用する必要がある。この場合、従来
技術に使用されている溶剤においては、染料の媒体とし
て合成皮革原反内部に浸透した時、ウレタン樹脂を部分
的に溶解するため、染色された合成皮革は、その原反よ
り艶が出て風合が低下する原因となり、落ち着いた風合
の艶消しされた製品が得られない。さらに、合成皮革の
表面層が離形紙転写法により製造された場合において、
離形紙から転写された着色の艶及び絞が染料の溶媒によ
り溶解してしまう。従って、これら従来技術は合成皮革
の単なる着色のみに主眼がおかれているため、合成皮革
に求められる重要な特徴である艶の調整、絞付けの特長
が著しく損なわれている。すなわち、従来の染色技術に
おいて、水以外の溶媒を使用して原反に、塗装、コーテ
ィング、デッピング処理した場合、いずれの場合も原反
より艶が出る状態となる。従って、従来技術による原反
の染色又は塗布方法において、染色と同時に艶消された
表面状態を得たい場合は、予め塗料等の処理液にコロイ
ダルシリカ、ポリエチレンワックス等の艶消し剤を含む
塗布液を使用しなければならない。このような艶消し剤
を含む塗布液を使用した場合に、合成皮革表面に分散し
た艶消し剤微粉末の乱反射による艶消し状態となるた
め、物理的摩擦による耐スクラッチ強度が低下する欠点
がある。特に、60度光沢度5〜20の場合、耐スクラ
ッチ強度が著しく低下する。さらに、従来技術のメタノ
ールに、MEK、トルエン、酢酸エチル、メチルセルソ
ルブ、テトラヒドロフラン、DFM、ジオキサン等の有
機溶剤を混入した媒体中に、原反を浸漬すると、原反表
面の弾性重合体が部分的に溶解するため、表面状態が平
滑となり艶が出る状態となり、また、絞の状態が変化
し、いわゆる絞流れの状態となる。さらにまた原反表面
の弾性重合体が多孔体となっている場合、多孔構造が溶
解により部分的に破壊され原反の持つ特質が失われるこ
とになる。
染色することは行われている(特開昭63−30967
7号公報、特開平2−251682号公報)。また、水
に不溶の分散染料の有機溶剤溶液に合成皮革を導入し染
色する方法も知られている(特開昭63−59487号
公報)。さらに、分散染料の溶解性を向上させた溶液系
で合成皮革を着色する方法も特開平3−76878号公
報によって知られている。実質的に水に溶解しない分散
染料で合成皮革を染色するためには、分散染料を有機溶
剤に一旦溶解させて染色浴を作成し、この染色浴に合成
皮革を導入して染色する方法が取られる。前記特開平3
−76878号公報では、分散染料の溶解度を向上、及
び染料を合成皮革樹脂層に浸透、染着させるため、溶剤
としてアセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶
剤、ジオキサン溶剤が使用されている。また、該公報に
は有機溶剤にさらにポリオキシエチレングリコールのよ
うな分散染料の溶解性を促進するような溶媒を追加する
ことにより易染効果向上させる方法も示されている。合
成皮革を着色する工程において、含有する染料の塗布作
業を円滑に行うためには、合成皮革を染色する染料の含
まれる溶媒は、染料の溶解性は向上させるが、合成皮革
を構成するウレタン樹脂は溶解しないことが望ましく、
このような望ましい性質を有する溶媒として、エチレン
グリコールやプロピレングリコール等の高沸点なものを
使用することができることが示されている(特開平3−
76878号公報)。さらに、染料の特性に応じ(染料
の溶解性促進)、溶剤として、シクロヘキサノン、メチ
ルセルソルブ、メチルセルソルブアセテート、ジメチル
フォルムアミド等使用されることも示されている。一
方、分散染料で染色するのみでは、この染料の合成皮革
表面に移行する欠点がある。そのため、従来は、合成皮
革を構成する樹脂成分に窒素原子含有官能基を導入する
ような特別な工夫がなされている(特開昭55−408
33号)。このような従来の合成皮革を染料で染色方法
は、合成皮革を構成する樹脂成分に特殊な官能基が付与
されたものが使用されている。しかし、これら従来の方
法の染色方法で合成皮革を染色した場合、染色された合
成皮革から染料が移行する問題を起こし易いため、合成
皮革を構成するウレタン樹脂組成物に染料分子を補足す
る特殊な官能基を導入する必要がある。そのため、合成
皮革用のウレタン樹脂の製造工程が複雑となり、また高
価なものとなる。また、水に溶解しない分散染料を使用
して染色する場合、この染料を有機溶剤に溶解した染色
浴、又は塗布液を使用する必要がある。この場合、従来
技術に使用されている溶剤においては、染料の媒体とし
て合成皮革原反内部に浸透した時、ウレタン樹脂を部分
的に溶解するため、染色された合成皮革は、その原反よ
り艶が出て風合が低下する原因となり、落ち着いた風合
の艶消しされた製品が得られない。さらに、合成皮革の
表面層が離形紙転写法により製造された場合において、
離形紙から転写された着色の艶及び絞が染料の溶媒によ
り溶解してしまう。従って、これら従来技術は合成皮革
の単なる着色のみに主眼がおかれているため、合成皮革
に求められる重要な特徴である艶の調整、絞付けの特長
が著しく損なわれている。すなわち、従来の染色技術に
おいて、水以外の溶媒を使用して原反に、塗装、コーテ
ィング、デッピング処理した場合、いずれの場合も原反
より艶が出る状態となる。従って、従来技術による原反
の染色又は塗布方法において、染色と同時に艶消された
表面状態を得たい場合は、予め塗料等の処理液にコロイ
ダルシリカ、ポリエチレンワックス等の艶消し剤を含む
塗布液を使用しなければならない。このような艶消し剤
を含む塗布液を使用した場合に、合成皮革表面に分散し
た艶消し剤微粉末の乱反射による艶消し状態となるた
め、物理的摩擦による耐スクラッチ強度が低下する欠点
がある。特に、60度光沢度5〜20の場合、耐スクラ
ッチ強度が著しく低下する。さらに、従来技術のメタノ
ールに、MEK、トルエン、酢酸エチル、メチルセルソ
ルブ、テトラヒドロフラン、DFM、ジオキサン等の有
機溶剤を混入した媒体中に、原反を浸漬すると、原反表
面の弾性重合体が部分的に溶解するため、表面状態が平
滑となり艶が出る状態となり、また、絞の状態が変化
し、いわゆる絞流れの状態となる。さらにまた原反表面
の弾性重合体が多孔体となっている場合、多孔構造が溶
解により部分的に破壊され原反の持つ特質が失われるこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、染色の耐移
行性が改善された、艶の少ない風合のある仕上がりの合
成皮革の染色方法及び該染色方法で染色された合成皮革
を提供することを目的とするものである。
行性が改善された、艶の少ない風合のある仕上がりの合
成皮革の染色方法及び該染色方法で染色された合成皮革
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、合成皮革の染色の移行を抑えるために、染色工
程の前処理として、カチオン性樹脂をあらかじめ合成皮
革内部に固定して、これに染料を吸着させて染色の移行
を防止し、低級アルコールを溶剤に用いることにより、
合成皮革材料の溶解を抑え、そして、溶剤が蒸発後に最
後に水が蒸発するようにすることによって、染色によっ
て艶が増加することをも防止できることを見出し、本発
明の目的を達成することができた。
の結果、合成皮革の染色の移行を抑えるために、染色工
程の前処理として、カチオン性樹脂をあらかじめ合成皮
革内部に固定して、これに染料を吸着させて染色の移行
を防止し、低級アルコールを溶剤に用いることにより、
合成皮革材料の溶解を抑え、そして、溶剤が蒸発後に最
後に水が蒸発するようにすることによって、染色によっ
て艶が増加することをも防止できることを見出し、本発
明の目的を達成することができた。
【0005】すなわち、本発明は、合成皮革原反を、炭
素数4以下の低級アルコール100重量部、カチオン性
樹脂0.01〜10重量部、水1.0〜20重量部を含む
カチオン樹脂浴に浸漬し、次に、炭素数4以下の低級ア
ルコール80〜95重量部、水20〜5重量部、油溶染
料0.01〜10重量部、水溶性イオン性化合物0.01
〜0.5重量部を含む染料浴によって染色することを特
徴とする合成皮革の染色方法及びこの染色方法によって
染色された合成皮革を提供するものである。本発明染色
方法は、合成皮革業界で公知の合成皮革に特に制限なく
適用することができる。具体的には、(1)湿式合成皮
革、(2)人工皮革、(3)乾式合成皮革、(4)可塑
化塩化ビニルシート、又はスポンジシートにウレタン樹
脂皮膜をラミネートした合成皮革等に適用することがで
きる。合成皮革を構成する基材には、弾性重合体、変性
された弾性重合体を含む不織布、又は弾性重合体自身か
ら構成される基材である。これら弾性重合体、変性され
た弾性重合体のうち特に重要なものはウレタン樹脂弾性
重合体、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂である。又、合
成皮革構成基材として可塑剤塩化ビニルも好ましい基材
として使用することができる。本発明の合成皮革染色方
法は、合成皮革原反をカチオン樹脂浴に浸漬する前処理
と、その後に染料浴に浸漬して染色する方法である。本
発明カチオン樹脂浴は、炭素数4以下の低級アルコール
100重量部、カチオン性樹脂0.01〜10重量部、
水1〜20重量部を含むカチオン樹脂溶液である。本発
明染料浴は、炭素数4以下の低級アルコール80〜95
重量部、水20〜5重量部、油溶染料0.01〜10重
量部、水溶性イオン性化合物0.01〜0.5重量部を含
む液状組成物である。
素数4以下の低級アルコール100重量部、カチオン性
樹脂0.01〜10重量部、水1.0〜20重量部を含む
カチオン樹脂浴に浸漬し、次に、炭素数4以下の低級ア
ルコール80〜95重量部、水20〜5重量部、油溶染
料0.01〜10重量部、水溶性イオン性化合物0.01
〜0.5重量部を含む染料浴によって染色することを特
徴とする合成皮革の染色方法及びこの染色方法によって
染色された合成皮革を提供するものである。本発明染色
方法は、合成皮革業界で公知の合成皮革に特に制限なく
適用することができる。具体的には、(1)湿式合成皮
革、(2)人工皮革、(3)乾式合成皮革、(4)可塑
化塩化ビニルシート、又はスポンジシートにウレタン樹
脂皮膜をラミネートした合成皮革等に適用することがで
きる。合成皮革を構成する基材には、弾性重合体、変性
された弾性重合体を含む不織布、又は弾性重合体自身か
ら構成される基材である。これら弾性重合体、変性され
た弾性重合体のうち特に重要なものはウレタン樹脂弾性
重合体、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂である。又、合
成皮革構成基材として可塑剤塩化ビニルも好ましい基材
として使用することができる。本発明の合成皮革染色方
法は、合成皮革原反をカチオン樹脂浴に浸漬する前処理
と、その後に染料浴に浸漬して染色する方法である。本
発明カチオン樹脂浴は、炭素数4以下の低級アルコール
100重量部、カチオン性樹脂0.01〜10重量部、
水1〜20重量部を含むカチオン樹脂溶液である。本発
明染料浴は、炭素数4以下の低級アルコール80〜95
重量部、水20〜5重量部、油溶染料0.01〜10重
量部、水溶性イオン性化合物0.01〜0.5重量部を含
む液状組成物である。
【0006】本発明のカチオン樹脂浴及び染料浴に用い
る炭素数4以下の低級アルコールは、例えば、メタノー
ル、エタノール、ノルマルプロパノール、イソプロパノ
ール、ノルマルブタノール、イソブタノール等を使用す
ることができる。そして、このうち低沸点の点及び合成
皮革に対する溶解性の点で特に好ましいのはメタノール
である。本発明カチオン樹脂浴に用いるカチオン樹脂と
しては、カチオンとなる窒素原子を分子内に保有する高
分子化合物であり、例えば、カチオン性ウレタン、カチ
オン性アクリル樹脂又は市販の第一工業製薬株式会社製
第4級アンモニウム塩型のカチオン性高分子(シャロー
ルDM−283P、DM−663P、DM−254P)
を使用することができる。本発明カチオン樹脂浴に用い
るカチオン性ウレタン樹脂としては、末端OH基含有多
官能性ポリオールと、ジイソシアネート化合物と、ジア
ミン化合物とから得られる末端NH2基を有するアルコ
ール可溶性カチオン性ウレタン樹脂を使用することがで
きる。このウレタン樹脂はイソシアネート基と水酸基と
の比率NCO/OHは、1.7〜2.0であり、NH2/
NCO=2.0〜1.2の割合のものを好適に使用するこ
とができる。
る炭素数4以下の低級アルコールは、例えば、メタノー
ル、エタノール、ノルマルプロパノール、イソプロパノ
ール、ノルマルブタノール、イソブタノール等を使用す
ることができる。そして、このうち低沸点の点及び合成
皮革に対する溶解性の点で特に好ましいのはメタノール
である。本発明カチオン樹脂浴に用いるカチオン樹脂と
しては、カチオンとなる窒素原子を分子内に保有する高
分子化合物であり、例えば、カチオン性ウレタン、カチ
オン性アクリル樹脂又は市販の第一工業製薬株式会社製
第4級アンモニウム塩型のカチオン性高分子(シャロー
ルDM−283P、DM−663P、DM−254P)
を使用することができる。本発明カチオン樹脂浴に用い
るカチオン性ウレタン樹脂としては、末端OH基含有多
官能性ポリオールと、ジイソシアネート化合物と、ジア
ミン化合物とから得られる末端NH2基を有するアルコ
ール可溶性カチオン性ウレタン樹脂を使用することがで
きる。このウレタン樹脂はイソシアネート基と水酸基と
の比率NCO/OHは、1.7〜2.0であり、NH2/
NCO=2.0〜1.2の割合のものを好適に使用するこ
とができる。
【0007】本発明に使用するカチオン性ウレタン樹脂
の原料となる末端OH基含有2官能性ポリオールは、分
子量1000〜6000の末端OH基含有2官能性ポリ
オールを使用することができる。特に次に列挙するよう
なポリオールが好適である。 ポリエーテルポリオール、例えばポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール、エチレンオキサイドプロピレンオキサイド
共重合体、ポリエチレングリコールポリカプロラクトン
共重合体、ポリプロピレングリコールポリカプロラクト
ン共重合体、ポリテトラメチレングリコールポリカプロ
ラクトン共重合体、ポリエチレングリコールポリバレロ
ラクトン共重合体、ポリプロピレングリコールポリカプ
ロラクトン共重合体、ポリテトラメチレングリコールポ
リカプロラクトン共重合体 ラクトンポリオール ポリカプロラクトンポリオール、ポリバレロラクトンポ
リオール、ラクトンブロック共重合ポリオール、バレロ
ラクトン共重合ポリオール ポリエステルポリオール ジオールと二塩基酸からのポリエステルポリオール ジオール;エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコール、ダイマージオー
ル、 二塩基;アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、マレン、フマル酸、ダイマー
酸 ポリカーボネートジオール 上記〜任意の混合ポリオール。 また、本発明カチオン性ウレタン樹脂に使用するジイソ
シアネート化合物としては、次に列挙するようなものを
好適に使用することができる。 脂肪族ジイソシアネート化合物例ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、TMXDI 脂肪族ジイソシアネート化合物例えばイソフォロンジ
イソシアネート、水添加キシレンジイソシアネート、水
添加MDI 芳香族ジイソシアネート化合物例えば、TDI、MD
I 上記〜の任意の混合ジイソシアネート化合物。 本発明カチオン性ウレタン樹脂に使用する鎖伸長剤とし
て次列挙するようなものを好適に使用することができ
る。 脂肪族ジアミン化合物として、例えばエチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン等 脂環族ジアミン化合物として、例えばイソホロンジア
ミン、水添加4,4'−ジアミノジフェニルメタン等 芳香族ジアミン化合物として、例えばキシレンジアミ
ン、4,4'−ジアミノジフェニルメタン等。
の原料となる末端OH基含有2官能性ポリオールは、分
子量1000〜6000の末端OH基含有2官能性ポリ
オールを使用することができる。特に次に列挙するよう
なポリオールが好適である。 ポリエーテルポリオール、例えばポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール、エチレンオキサイドプロピレンオキサイド
共重合体、ポリエチレングリコールポリカプロラクトン
共重合体、ポリプロピレングリコールポリカプロラクト
ン共重合体、ポリテトラメチレングリコールポリカプロ
ラクトン共重合体、ポリエチレングリコールポリバレロ
ラクトン共重合体、ポリプロピレングリコールポリカプ
ロラクトン共重合体、ポリテトラメチレングリコールポ
リカプロラクトン共重合体 ラクトンポリオール ポリカプロラクトンポリオール、ポリバレロラクトンポ
リオール、ラクトンブロック共重合ポリオール、バレロ
ラクトン共重合ポリオール ポリエステルポリオール ジオールと二塩基酸からのポリエステルポリオール ジオール;エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコール、ダイマージオー
ル、 二塩基;アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、マレン、フマル酸、ダイマー
酸 ポリカーボネートジオール 上記〜任意の混合ポリオール。 また、本発明カチオン性ウレタン樹脂に使用するジイソ
シアネート化合物としては、次に列挙するようなものを
好適に使用することができる。 脂肪族ジイソシアネート化合物例ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、TMXDI 脂肪族ジイソシアネート化合物例えばイソフォロンジ
イソシアネート、水添加キシレンジイソシアネート、水
添加MDI 芳香族ジイソシアネート化合物例えば、TDI、MD
I 上記〜の任意の混合ジイソシアネート化合物。 本発明カチオン性ウレタン樹脂に使用する鎖伸長剤とし
て次列挙するようなものを好適に使用することができ
る。 脂肪族ジアミン化合物として、例えばエチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン等 脂環族ジアミン化合物として、例えばイソホロンジア
ミン、水添加4,4'−ジアミノジフェニルメタン等 芳香族ジアミン化合物として、例えばキシレンジアミ
ン、4,4'−ジアミノジフェニルメタン等。
【0008】本発明に用いるカチオン性アクリル樹脂
は、アミド、アミノ基含有アクリルモノマー単位を30
重量%以上含有する低級アルコール可溶性のカチオン性
アクリル樹脂を使用することができる。かかるアミド、
アミノ基含有アクリルモノマーとしては、例えば、N,
N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチル
アクリルアミド、アクロイルモルフォリン、N−イソプ
ロピルアクリルアミド等を用いることができる。本発明
に用いるカチオン性アクリル樹脂は、これらアミド、ア
ミノ基含有アクリルモノマーと他の共重合できるモノマ
ー、例えばメチル(メタ)クリレート、メタクリル酸、
ヒドロキシル(メタ)クリレート、グリシジル(メタ)
クリレート、スチレンモノマー等との共重合体を使用す
ることができる。これらモノマーは常法によりで合成さ
れたものを使用することができ、得られた重合体は炭素
数4以下のアルコールに溶解させて使用することができ
る。本発明染料浴で使用する油溶染料としては、スルフ
ォン酸基、カルボキシル基の水溶性官能基が無く、水に
実質的に不溶な分散染料であれば特に制限なく使用で
き、例えば、合成皮革用に使用されている公知の油溶染
料を使用することができ、具体的にはアイゼン、スピロ
ン[保土ケ谷化学製]カヤロン[日本化薬製]、ミケト
ロン[三井東圧化学製]などを例示することができる。
本発明染料浴に用いる水溶性イオン性化合物はカチオン
性樹脂中の窒素原子を窒素カチオンにイオン化する作用
を有するものであれば、特に制限なく使用することがで
きる。例えば、酢酸、クエン酸、蓚酸等の有機酸、塩
酸、塩化マグネシウム等の水溶性無機化合物を使用する
ことができ、有機酸化合物が好適である。カチオン樹脂
浴における炭素数4以下の低級アルコールに対する水の
含有割合は、1〜20重量部の範囲である。水が20重
量部を超える場合は、分散染料が溶剤中に析出するため
染色むらが起きるので望ましくない。
は、アミド、アミノ基含有アクリルモノマー単位を30
重量%以上含有する低級アルコール可溶性のカチオン性
アクリル樹脂を使用することができる。かかるアミド、
アミノ基含有アクリルモノマーとしては、例えば、N,
N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチル
アクリルアミド、アクロイルモルフォリン、N−イソプ
ロピルアクリルアミド等を用いることができる。本発明
に用いるカチオン性アクリル樹脂は、これらアミド、ア
ミノ基含有アクリルモノマーと他の共重合できるモノマ
ー、例えばメチル(メタ)クリレート、メタクリル酸、
ヒドロキシル(メタ)クリレート、グリシジル(メタ)
クリレート、スチレンモノマー等との共重合体を使用す
ることができる。これらモノマーは常法によりで合成さ
れたものを使用することができ、得られた重合体は炭素
数4以下のアルコールに溶解させて使用することができ
る。本発明染料浴で使用する油溶染料としては、スルフ
ォン酸基、カルボキシル基の水溶性官能基が無く、水に
実質的に不溶な分散染料であれば特に制限なく使用で
き、例えば、合成皮革用に使用されている公知の油溶染
料を使用することができ、具体的にはアイゼン、スピロ
ン[保土ケ谷化学製]カヤロン[日本化薬製]、ミケト
ロン[三井東圧化学製]などを例示することができる。
本発明染料浴に用いる水溶性イオン性化合物はカチオン
性樹脂中の窒素原子を窒素カチオンにイオン化する作用
を有するものであれば、特に制限なく使用することがで
きる。例えば、酢酸、クエン酸、蓚酸等の有機酸、塩
酸、塩化マグネシウム等の水溶性無機化合物を使用する
ことができ、有機酸化合物が好適である。カチオン樹脂
浴における炭素数4以下の低級アルコールに対する水の
含有割合は、1〜20重量部の範囲である。水が20重
量部を超える場合は、分散染料が溶剤中に析出するため
染色むらが起きるので望ましくない。
【0009】本発明染料浴では、水は低級アルコール8
0〜95重量部に対して、水5〜20重量部用いる。水
が5重量部未満では艶が大きくなり、20重量部を超え
ると、油溶染料の溶解性が低下し油溶染料の使用量が制
限される。通常の分散染料の各種溶媒及び水との混合溶
媒に対する飽和溶解度/約20℃は、一般に次のような
状況にある。 油溶染料商品名スピロン染料[保土ケ谷化学製]の溶解
度(スピロンオレンヂ2RH) 水 実質的に不溶解 メタノール 4.2重量% アセトン 28.6重量% サクサンエチル 5.6重量% メチルセルソルブ 13.2重量% エチレングリコール 分散状態−溶解状態区別困
難 プロピレングリコール 分散状態−溶解状態区別困
難 ポリプロピレングリコール 分散状態−溶解状態区別困
難 混合溶媒 概略−飽和溶解度/約20℃ a メタノール 80 3〜4重量% 水 20 b メタノール 80 20〜30重量% アセトン 20 c メタノール 80 20〜30重量% メチルエチルケトン 20 d メタノール 80 6〜8重量% プロピレングリコール 20 e メタノール 80 5〜7重量% プロピレングリコール 20 また、本発明の範囲内においても、水の量が多い程、合
成皮革の艶が消え、水の量が少なくなるに従って艶が現
れる傾向がある。本発明染色方法によって、60度光沢
50以下、好ましくは、30以下の染色合成皮革を得る
ことができる。
0〜95重量部に対して、水5〜20重量部用いる。水
が5重量部未満では艶が大きくなり、20重量部を超え
ると、油溶染料の溶解性が低下し油溶染料の使用量が制
限される。通常の分散染料の各種溶媒及び水との混合溶
媒に対する飽和溶解度/約20℃は、一般に次のような
状況にある。 油溶染料商品名スピロン染料[保土ケ谷化学製]の溶解
度(スピロンオレンヂ2RH) 水 実質的に不溶解 メタノール 4.2重量% アセトン 28.6重量% サクサンエチル 5.6重量% メチルセルソルブ 13.2重量% エチレングリコール 分散状態−溶解状態区別困
難 プロピレングリコール 分散状態−溶解状態区別困
難 ポリプロピレングリコール 分散状態−溶解状態区別困
難 混合溶媒 概略−飽和溶解度/約20℃ a メタノール 80 3〜4重量% 水 20 b メタノール 80 20〜30重量% アセトン 20 c メタノール 80 20〜30重量% メチルエチルケトン 20 d メタノール 80 6〜8重量% プロピレングリコール 20 e メタノール 80 5〜7重量% プロピレングリコール 20 また、本発明の範囲内においても、水の量が多い程、合
成皮革の艶が消え、水の量が少なくなるに従って艶が現
れる傾向がある。本発明染色方法によって、60度光沢
50以下、好ましくは、30以下の染色合成皮革を得る
ことができる。
【0010】本発明染色方法においては、所望の艶、耐
移行性を考慮しながら、染料浴中の油溶染料のアルコー
ル溶剤に対する溶解量(添加重量)は、水−アルコール
の混合溶剤の上記のような飽和濃度以内で使用するのが
望ましい。また、染色された合成皮革の染料のブリード
を低下させる観点からは、染料の染着量は少ないほど望
ましい。従って、本発明方法においては、油溶染料の添
加重量を調節して、合成皮革を染料浴に浸漬後、染料染
着量が被染着体100重量部に対し0.2重量部以下に
することが望ましい。本発明染色方法において、カチオ
ン樹脂浴中に合成皮革を浸漬した時、合成皮革を構成す
る弾性体重合物内にカチオン樹脂浴中のカチオン性樹脂
が吸着された状態となる。そして、カチオン樹脂浴の低
級アルコール、水を蒸発乾燥させて、カチオン性樹脂を
合成皮革中に固定する。通常浸漬時間は常温常圧下で、
3〜10分間程度でカチオン樹脂の固定が完成する。さ
らに、カチオン樹脂浴中の水の作用は、カチオン性樹脂
自身が合成皮革樹脂成分に吸着されやすくするものと推
定される。カチオン樹脂浴により処理された合成皮革原
反を染料浴で染色処理することによりこの合成皮革原反
内に浸透してきた油溶染料が、カチオン樹脂浴によって
前以て合成皮革中に存在するカチオン性樹脂により凝集
される状態で定着され耐移行性を有する染色製品が得ら
れる。染料浴の水の存在は、低級アルコール中で分散染
料を超微粒子化傾向に促進させ、染料をよりカチオン性
樹脂に吸着され易くする点で貢献しているものと推定さ
れる。このようにカチオン樹脂浴及び染料浴の水の存在
はカチオン性樹脂の吸着能向上に寄与しているものであ
り、本発明の作用機構にとって重要な役割を果すもので
ある。染料浴に、前処理済の原反を常温常圧で3〜10
分間合成皮革を浸漬後、乾燥することにより、合成皮革
の染色と同時に、光沢度において、浸漬前より艶消しさ
れ合成皮革を得ることができる。染料浴に含まれる水
は、共存するアルコール溶剤よりもあとから蒸発乾燥さ
れる。そのため合成皮革弾性体重合物表面は、これら媒
体の微妙な蒸発乾燥状態の差により微細なポーラス状態
となり(ブランシュエング状態)艶消しされた状態とな
る。このように、水はカチオン性樹脂の合成皮革内への
浸透のための窒素原子のカチオン化の媒体及びアルコー
ルとの蒸発時間の相違による艶の調整に貢献する。ま
た、水溶性イオン性化合物は、カチオン性樹脂のカチオ
ン化に貢献する。本発明染色方法は、合成皮革原反を、
染料浴に浸漬し染色、艶消しされる部分は、合成皮革原
反の表面を形成する弾性重合体部分及び合成皮革原反を
構成する基材裏面及び基材側面が該当する。
移行性を考慮しながら、染料浴中の油溶染料のアルコー
ル溶剤に対する溶解量(添加重量)は、水−アルコール
の混合溶剤の上記のような飽和濃度以内で使用するのが
望ましい。また、染色された合成皮革の染料のブリード
を低下させる観点からは、染料の染着量は少ないほど望
ましい。従って、本発明方法においては、油溶染料の添
加重量を調節して、合成皮革を染料浴に浸漬後、染料染
着量が被染着体100重量部に対し0.2重量部以下に
することが望ましい。本発明染色方法において、カチオ
ン樹脂浴中に合成皮革を浸漬した時、合成皮革を構成す
る弾性体重合物内にカチオン樹脂浴中のカチオン性樹脂
が吸着された状態となる。そして、カチオン樹脂浴の低
級アルコール、水を蒸発乾燥させて、カチオン性樹脂を
合成皮革中に固定する。通常浸漬時間は常温常圧下で、
3〜10分間程度でカチオン樹脂の固定が完成する。さ
らに、カチオン樹脂浴中の水の作用は、カチオン性樹脂
自身が合成皮革樹脂成分に吸着されやすくするものと推
定される。カチオン樹脂浴により処理された合成皮革原
反を染料浴で染色処理することによりこの合成皮革原反
内に浸透してきた油溶染料が、カチオン樹脂浴によって
前以て合成皮革中に存在するカチオン性樹脂により凝集
される状態で定着され耐移行性を有する染色製品が得ら
れる。染料浴の水の存在は、低級アルコール中で分散染
料を超微粒子化傾向に促進させ、染料をよりカチオン性
樹脂に吸着され易くする点で貢献しているものと推定さ
れる。このようにカチオン樹脂浴及び染料浴の水の存在
はカチオン性樹脂の吸着能向上に寄与しているものであ
り、本発明の作用機構にとって重要な役割を果すもので
ある。染料浴に、前処理済の原反を常温常圧で3〜10
分間合成皮革を浸漬後、乾燥することにより、合成皮革
の染色と同時に、光沢度において、浸漬前より艶消しさ
れ合成皮革を得ることができる。染料浴に含まれる水
は、共存するアルコール溶剤よりもあとから蒸発乾燥さ
れる。そのため合成皮革弾性体重合物表面は、これら媒
体の微妙な蒸発乾燥状態の差により微細なポーラス状態
となり(ブランシュエング状態)艶消しされた状態とな
る。このように、水はカチオン性樹脂の合成皮革内への
浸透のための窒素原子のカチオン化の媒体及びアルコー
ルとの蒸発時間の相違による艶の調整に貢献する。ま
た、水溶性イオン性化合物は、カチオン性樹脂のカチオ
ン化に貢献する。本発明染色方法は、合成皮革原反を、
染料浴に浸漬し染色、艶消しされる部分は、合成皮革原
反の表面を形成する弾性重合体部分及び合成皮革原反を
構成する基材裏面及び基材側面が該当する。
【0011】
実施例:合成皮革用ウレタン樹脂の合成例 [A−1]湿式合成皮革ポーラス層用ウレタン樹脂の合成 1,4−ブタンジオールアジペート(ポリオール成分) 80.75g (OHv≒56、分子量約2000、2官能性) 1,4−ブタンジオール(鎖伸長剤) 2.42g MDI 16.82g ジブチルスズラウレート(触媒) 0.01g DMF(溶媒) 233.00g 1000mlのウレタン樹脂合成用反応釜にDMFの30
%、及びポリオール、鎖伸長剤を仕込み60〜70℃に
加熱、全体を均一に撹拌しながらMDIの90%を添
加、さらに全体を撹拌し続け約1時間かけて温度90〜
95℃に昇温する。次に触媒を添加後、この反応条件で
3時間反応を続ける間に残りのMDIを均等に3回に分
け添加、その間増粘に伴い残りのDMFも3分割して添
加する。全原料を添加後、そのままの条件でさらに反応
を1時間継続してから加熱をやめ放冷却し内容物の温度
を常温まで下げる。得られたウレタン樹脂溶液、固形分
30%、粘度約700ポイズ/25℃であった。これを
ウレタン樹脂溶液A−1とする。
%、及びポリオール、鎖伸長剤を仕込み60〜70℃に
加熱、全体を均一に撹拌しながらMDIの90%を添
加、さらに全体を撹拌し続け約1時間かけて温度90〜
95℃に昇温する。次に触媒を添加後、この反応条件で
3時間反応を続ける間に残りのMDIを均等に3回に分
け添加、その間増粘に伴い残りのDMFも3分割して添
加する。全原料を添加後、そのままの条件でさらに反応
を1時間継続してから加熱をやめ放冷却し内容物の温度
を常温まで下げる。得られたウレタン樹脂溶液、固形分
30%、粘度約700ポイズ/25℃であった。これを
ウレタン樹脂溶液A−1とする。
【0012】 [A−2]合成皮革トップスキン層用ウレタン尿素樹脂の合成・その1 カプロラクトンポリオール(ポリオール成分) 75.60g (OHv≒56、分子量約2000、2官能性) 1,3−ブタンジオール(鎖伸長剤) 2.50g オクチル酸亜鉛(触媒) 0.005g ヘキサメチレンジアミン(鎖伸長剤) 3.90g ジブチルアミン(反応停止剤) 0.40g ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI) 17.40g トルエン(溶剤) 100.0g イソプロピルアルコール(溶剤) 50.00g 1000ccのウレタン樹脂合成用反応釜にトルエン2
7.30g、ポリオール、1,3−ブタンジオール、触媒
の全量を仕込み、全体を均一に撹拌しながらHDIの全
量を添加、さらに全体を撹拌し続け約1時間かけて温度
85〜90℃に昇温する。そのまま反応を3時間継続
後、加熱を中止し、継いでトルエンを22.70g添加
して、内容物の温度を20℃以下まで急冷却し、固形分
50%のウレタンポリマー溶液を製造する。一方別な容
器に残りのトルエンの全量、イソプロピルアルコール、
ヘキサメチレンジアミン、ジブチルアミンの全量を均一
に混合した溶液を反応釜に仕込み、激しく撹拌しなが
ら、内容物の温度を20℃以下に維持し上記ウレタンプ
レポリマー溶液を投入、そして内容物の温度を1時間か
けて40℃まで昇温後、放冷却し内容物の温度を常温ま
で下げる。得られたウレタン樹脂溶液、固形分30%、
粘度約400ポイズ/25℃であった。これをウレタン
樹脂溶液A−2とする。
7.30g、ポリオール、1,3−ブタンジオール、触媒
の全量を仕込み、全体を均一に撹拌しながらHDIの全
量を添加、さらに全体を撹拌し続け約1時間かけて温度
85〜90℃に昇温する。そのまま反応を3時間継続
後、加熱を中止し、継いでトルエンを22.70g添加
して、内容物の温度を20℃以下まで急冷却し、固形分
50%のウレタンポリマー溶液を製造する。一方別な容
器に残りのトルエンの全量、イソプロピルアルコール、
ヘキサメチレンジアミン、ジブチルアミンの全量を均一
に混合した溶液を反応釜に仕込み、激しく撹拌しなが
ら、内容物の温度を20℃以下に維持し上記ウレタンプ
レポリマー溶液を投入、そして内容物の温度を1時間か
けて40℃まで昇温後、放冷却し内容物の温度を常温ま
で下げる。得られたウレタン樹脂溶液、固形分30%、
粘度約400ポイズ/25℃であった。これをウレタン
樹脂溶液A−2とする。
【0013】 [A−3]合成皮革トップスキン層用ウレタン樹脂の合成・その2 テトラメチレングリコール(ポリオール成分) 80.75g (OHv≒56、分子量約2000、2官能性) 1,4−ブタンジオール(鎖伸長剤) 2.42g ジブチルスズラウレート(触媒) 0.01g MDI 16.82g 1000ccのウレタン樹脂合成用反応釜にポリオール、
鎖伸長剤、触媒の全量を仕込み、全体を均一に撹拌しな
がら温度約80℃にする。一方別な反応釜にMDIの全
量を仕込みMDIを溶解温度80℃にする。次に、溶解
したMDIをポリオールの入っている反応釜に投入、手
早く均一に撹拌直後、内容物を直ちに離形性を有する容
器にいれ、そのまま温度約80℃、2時間反応させ目的
のウレタン樹脂を得る。このウレタン樹脂の10%を含
むテトラヒドロフラン溶液の粘度は500cps/25
℃であった。これをウレタン樹脂溶液A−3とする。
鎖伸長剤、触媒の全量を仕込み、全体を均一に撹拌しな
がら温度約80℃にする。一方別な反応釜にMDIの全
量を仕込みMDIを溶解温度80℃にする。次に、溶解
したMDIをポリオールの入っている反応釜に投入、手
早く均一に撹拌直後、内容物を直ちに離形性を有する容
器にいれ、そのまま温度約80℃、2時間反応させ目的
のウレタン樹脂を得る。このウレタン樹脂の10%を含
むテトラヒドロフラン溶液の粘度は500cps/25
℃であった。これをウレタン樹脂溶液A−3とする。
【0014】 [A−4]合成皮革(透湿性)トップスキン層用ウレタン樹脂の合成・その3 テトラメチレングリコール(ポリオール成分) 10.75g (OHv≒56、分子量約2000、2官能性) ポリエチレングリコール(ポリオール成分) 70.00g (OHv≒56、分子量約2000、2官能性) 1,4−ブタンジオール(鎖伸長剤) 2.42g MDI 16.82g ジブチルスズラウレート(触媒) 0.01g DMF(溶剤) 233.00g 合成方法は[A−1]湿式合成皮革ポーラス層用ウレタ
ン樹脂の合成の場合と全く同一である。得られたウレタ
ン樹脂溶液、固形分30%、粘度約420ポイズ/25
℃であった。これをウレタン樹脂溶液A−4とする。
ン樹脂の合成の場合と全く同一である。得られたウレタ
ン樹脂溶液、固形分30%、粘度約420ポイズ/25
℃であった。これをウレタン樹脂溶液A−4とする。
【0015】 [A−5]合成皮革:接着剤用プレポリマーの合成 1,4−ブタンジオールアジペート(ポリオール成分) 42.50g (OHv≒36、分子量約3000、2官能性) TDI 2.50g ジブチルスズラウレート(触媒) 0.005g トルエン 55.00g 1000ccのウレタン樹脂合成用反応釜にトルエン30
%、及びポリオール、鎖伸長剤の全量を仕込み60〜7
0℃に加熱、全体を均一に撹拌しながらTDI90%を
添加、さらに全体を撹拌し続け約1時間かけて温度95
℃に昇温する。次に触媒を添加後、この反応条件で3時
間撹拌を続ける間に残りのTDIを均等に3回に分け添
加、その間増粘に伴い残りのDMFも3分割して添加す
る。全原料を添加後、そのままの条件でさらに反応を1
時間継続してから加熱をやめ放冷却し内容物の温度を常
温まで下げる。得られたウレタン樹脂溶液、固形分45
%、粘度約1500ポイズ/25℃であった。これをウ
レタン樹脂溶液A−5とする。
%、及びポリオール、鎖伸長剤の全量を仕込み60〜7
0℃に加熱、全体を均一に撹拌しながらTDI90%を
添加、さらに全体を撹拌し続け約1時間かけて温度95
℃に昇温する。次に触媒を添加後、この反応条件で3時
間撹拌を続ける間に残りのTDIを均等に3回に分け添
加、その間増粘に伴い残りのDMFも3分割して添加す
る。全原料を添加後、そのままの条件でさらに反応を1
時間継続してから加熱をやめ放冷却し内容物の温度を常
温まで下げる。得られたウレタン樹脂溶液、固形分45
%、粘度約1500ポイズ/25℃であった。これをウ
レタン樹脂溶液A−5とする。
【0016】 [A−6]合成皮革トップスキン層用ウレタンエマルジョン樹脂溶液の合成 ポリカーボネートジオール(ポリオール成分) 82.10g (OHv≒56、分子量約2000、2官能性) ジエチレントリアミン(鎖伸長剤) 3.80g オクチル酸亜鉛(触媒) 0.005g ジブチルアミン(反応停止剤) 0.20g ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI) 13.80g 酢酸(中和剤) 1.60g アセトン(溶剤) 100.00g イオン交換水 100.00g 1000ccのウレタン樹脂合成用反応釜にアセトン3
3.30g、ポリオール成分、触媒の全量を仕込み全体
を均一に撹拌しながらHDIの全量を添加、さらに全体
を撹拌し続け約1時間かけて温度60〜70℃に昇温す
る。そのまま反応を3時間継続後、加熱を中止し、継い
でアセント50.70g添加して、内容物の温度を20
℃以下まで急冷却しウレタンプレポリマーを製造する。
内容物の温度を20℃以下に維持しながら激しく撹拌を
続け、残りのアセントに溶解したジエチレントリアミ
ン、ジブチルアミン溶液を少しづつ加え鎖伸長反応を完
了させ、ウレタン樹脂50%のアセント溶液を得る。次
に、イオン交換水100g、酢酸1.60gを予め混合
した酢酸水を、このウレタン樹脂のアセント溶液に徐々
に加えながら、全体を機械的に強力に撹拌しながらウレ
タン樹脂を水の中に乳化させる。その後この反応釜の中
を減圧しアセントを系外に除去しウレタン樹脂エマルジ
ョン溶液を得た。これをウレタン樹脂溶液A−6とす
る。
3.30g、ポリオール成分、触媒の全量を仕込み全体
を均一に撹拌しながらHDIの全量を添加、さらに全体
を撹拌し続け約1時間かけて温度60〜70℃に昇温す
る。そのまま反応を3時間継続後、加熱を中止し、継い
でアセント50.70g添加して、内容物の温度を20
℃以下まで急冷却しウレタンプレポリマーを製造する。
内容物の温度を20℃以下に維持しながら激しく撹拌を
続け、残りのアセントに溶解したジエチレントリアミ
ン、ジブチルアミン溶液を少しづつ加え鎖伸長反応を完
了させ、ウレタン樹脂50%のアセント溶液を得る。次
に、イオン交換水100g、酢酸1.60gを予め混合
した酢酸水を、このウレタン樹脂のアセント溶液に徐々
に加えながら、全体を機械的に強力に撹拌しながらウレ
タン樹脂を水の中に乳化させる。その後この反応釜の中
を減圧しアセントを系外に除去しウレタン樹脂エマルジ
ョン溶液を得た。これをウレタン樹脂溶液A−6とす
る。
【0017】[1]本発明で使用されるウレタン合成皮
革例 (1−1)人工皮革原反製法 1a)配合例 ウレタン樹脂溶液[A−1] 100重量部 DMF 50重量部 界面活性剤 2重量部 セイカセブンBS1001白 10重量部 1) 注 1)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用着色剤 1b)製造方法例 上記1a)配合組成物を不織布上に約500g/m2・
wet塗布、直ちに水中に導入、脱DMFと同時にウレ
タン上を凝固させる。残留溶剤、界面活性剤を良く水洗
後、乾燥、目的の湿式合成皮革を得る。 1c)この場合の不織布とは、約1デニールのポリエス
テル繊維と等重量の熱可塑性ウレタン樹脂からなる不織
布である。 1d)上記1b)で得られた湿式合成皮革原反は、60
度・光沢度5であった。 1e)以下これを原反[B−1]とする。 (1−2)合成皮革原反製法 2a)合成皮革表面スキン層配合例 ウレタン樹脂溶液A−1 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 セイカセブンMU1001白 20重量部 4) MEK 50重量部 注 4)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂着色剤 2b)接着剤層配合例 ウレタン樹脂溶液A−5 100重量部 レザミンUD−C 8重量部 6) セイカセブンMU1001白 5重量部 7) DMF 10重量部 酢酸エチル 40重量部 注 6)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用硬化剤 7)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用着色剤 上記2a)配合組成物を離型紙表面に約100g/m2
・wet塗布、直ち熱風乾燥しながらウレタン樹脂皮革
膜を形成させ、その上に上記2a)配合組成物を重ねて
約100g/m2・wet塗布熱風乾燥しながら、ポリ
エステル織布を貼合せ、さらに残留する溶剤を、温度約
120℃で加熱乾燥して巻き取り目的の合成皮革原反を
得る。 2c)この場合、使用した離型紙は、約1〜2μミクロ
ンの凹凸の絞を有し、さらに60度.光沢度10のもの
を使用した。 2b)上記2b)で得られた合成皮革原反は、絞がほぼ
再現され、60度・光沢度も9〜10でほぼ再現され
た。 2e)以下これを原反[B−2]とする。
革例 (1−1)人工皮革原反製法 1a)配合例 ウレタン樹脂溶液[A−1] 100重量部 DMF 50重量部 界面活性剤 2重量部 セイカセブンBS1001白 10重量部 1) 注 1)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用着色剤 1b)製造方法例 上記1a)配合組成物を不織布上に約500g/m2・
wet塗布、直ちに水中に導入、脱DMFと同時にウレ
タン上を凝固させる。残留溶剤、界面活性剤を良く水洗
後、乾燥、目的の湿式合成皮革を得る。 1c)この場合の不織布とは、約1デニールのポリエス
テル繊維と等重量の熱可塑性ウレタン樹脂からなる不織
布である。 1d)上記1b)で得られた湿式合成皮革原反は、60
度・光沢度5であった。 1e)以下これを原反[B−1]とする。 (1−2)合成皮革原反製法 2a)合成皮革表面スキン層配合例 ウレタン樹脂溶液A−1 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 セイカセブンMU1001白 20重量部 4) MEK 50重量部 注 4)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂着色剤 2b)接着剤層配合例 ウレタン樹脂溶液A−5 100重量部 レザミンUD−C 8重量部 6) セイカセブンMU1001白 5重量部 7) DMF 10重量部 酢酸エチル 40重量部 注 6)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用硬化剤 7)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用着色剤 上記2a)配合組成物を離型紙表面に約100g/m2
・wet塗布、直ち熱風乾燥しながらウレタン樹脂皮革
膜を形成させ、その上に上記2a)配合組成物を重ねて
約100g/m2・wet塗布熱風乾燥しながら、ポリ
エステル織布を貼合せ、さらに残留する溶剤を、温度約
120℃で加熱乾燥して巻き取り目的の合成皮革原反を
得る。 2c)この場合、使用した離型紙は、約1〜2μミクロ
ンの凹凸の絞を有し、さらに60度.光沢度10のもの
を使用した。 2b)上記2b)で得られた合成皮革原反は、絞がほぼ
再現され、60度・光沢度も9〜10でほぼ再現され
た。 2e)以下これを原反[B−2]とする。
【0018】(1−3)透湿性合成皮革原反製法例(多
孔質) 3a)透湿性合成皮革、透湿層配合例 ハイムレンY229 100重量部 8) NEK 20重量部 トルエン 16重量部 水(イオン交換水) 50重量部 ハイムレンX2093白 2重量部 9) 注 8)大日精化工業(株)製乾式透湿性合成皮革樹脂溶
液 9)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用着色剤 予め、メチルエチルケトンと水とを混合後、他の原料を
配合し全体を均一に混合する。この配合液をポリエステ
ル織布上に約100g/m2・wet塗布熱風乾燥し目
的の透湿性合成皮革原反を得る。得られた原反は、60
度・光沢度8〜10であった。 3b)以下これを原反[B−3]とする (1−4)人工皮革原反製法・その2 4a)前記原反[B−2]と全く同一の製法であるが、
基材にポリエステル織布を使用する変わりに前記原反
[B−1]を基材として使用した。 4b)約1〜2μの凹凸の絞を有し、光沢度9〜10の
合成皮革原反を得た。 4c)以下これを原反[B−4]とする。 (1−5)透湿性合成皮革原反製法・その2 5a)トップスキン層用配合液 ウレタン樹脂溶液A−4 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 酸化チタン(顔料)白 5重量部 MEK 15重量部 上記5a)配合組成物を離型紙表面に、約100g/m
2・wet塗布、半乾燥したウレタン樹脂皮膜を形成さ
せながら、前記1−3)で得られた原反[B−3]と貼
りあわせ目的の合成皮原反を得る。 5b)約1〜2μの凹凸の絞を有し、光沢度9〜10の
合成皮革原反を得た。 5c)以下これを原反[B−5]とする。
孔質) 3a)透湿性合成皮革、透湿層配合例 ハイムレンY229 100重量部 8) NEK 20重量部 トルエン 16重量部 水(イオン交換水) 50重量部 ハイムレンX2093白 2重量部 9) 注 8)大日精化工業(株)製乾式透湿性合成皮革樹脂溶
液 9)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用着色剤 予め、メチルエチルケトンと水とを混合後、他の原料を
配合し全体を均一に混合する。この配合液をポリエステ
ル織布上に約100g/m2・wet塗布熱風乾燥し目
的の透湿性合成皮革原反を得る。得られた原反は、60
度・光沢度8〜10であった。 3b)以下これを原反[B−3]とする (1−4)人工皮革原反製法・その2 4a)前記原反[B−2]と全く同一の製法であるが、
基材にポリエステル織布を使用する変わりに前記原反
[B−1]を基材として使用した。 4b)約1〜2μの凹凸の絞を有し、光沢度9〜10の
合成皮革原反を得た。 4c)以下これを原反[B−4]とする。 (1−5)透湿性合成皮革原反製法・その2 5a)トップスキン層用配合液 ウレタン樹脂溶液A−4 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 酸化チタン(顔料)白 5重量部 MEK 15重量部 上記5a)配合組成物を離型紙表面に、約100g/m
2・wet塗布、半乾燥したウレタン樹脂皮膜を形成さ
せながら、前記1−3)で得られた原反[B−3]と貼
りあわせ目的の合成皮原反を得る。 5b)約1〜2μの凹凸の絞を有し、光沢度9〜10の
合成皮革原反を得た。 5c)以下これを原反[B−5]とする。
【0019】(1−6)塩化ビニル合成皮革原反製法 6a)トップッスキン樹脂層配合例 ウレタン樹脂溶液A−2 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 酸化チタン(顔料)白 5重量部 MEK 10重量部 IPA 5重量部 6b)接着剤層配合例 ウレタン樹脂溶液A−5 100重量部 5) レザミンUD−C 8重量部 6) セイカセブンMU1001白 5重量部 7) ジメチルフォルムアミド 10重量部 酢酸エチル 40重量部 注 5) 6)大日精化工業(株)製ウレタン樹脂用硬化剤 7)大日精化工業(株)製]ウレタン樹脂用着色剤 上記6a)配合組成物を離型紙表面に、約100g/m
2・wet塗布、直ちに熱風乾燥しながらウレタン樹脂
皮膜を形成させ、上記6b)に示した組成物を約100
g/m2・wet塗布熱風乾燥しながら軟質塩化ビニル
シザーを貼合せウレタン樹脂皮膜を有する擬革を得た。 6b)約1〜2μの凹凸の絞を有し、光沢度9〜10の
合成皮革原反を得た。 6c)以下これを原反[B−6]をする。 (1−7)人工皮革原反製法・その3 7a)グラビヤロールコーチング用ウレタン樹脂塗料配
合例 ウレタン樹脂溶液A−3 100重量部 セイカセブンMU1001白 1重量部 硝化綿 1重量部 前記原反[B−1]表面に、100]メッシュグラビヤ
ロールを使用し、上記7a)に示したウレタン樹脂塗料
を3回塗布乾燥して、表面光沢度約70の湿式合成皮革
原反を得た。 7b)以下これを原反[B−7]とする。
2・wet塗布、直ちに熱風乾燥しながらウレタン樹脂
皮膜を形成させ、上記6b)に示した組成物を約100
g/m2・wet塗布熱風乾燥しながら軟質塩化ビニル
シザーを貼合せウレタン樹脂皮膜を有する擬革を得た。 6b)約1〜2μの凹凸の絞を有し、光沢度9〜10の
合成皮革原反を得た。 6c)以下これを原反[B−6]をする。 (1−7)人工皮革原反製法・その3 7a)グラビヤロールコーチング用ウレタン樹脂塗料配
合例 ウレタン樹脂溶液A−3 100重量部 セイカセブンMU1001白 1重量部 硝化綿 1重量部 前記原反[B−1]表面に、100]メッシュグラビヤ
ロールを使用し、上記7a)に示したウレタン樹脂塗料
を3回塗布乾燥して、表面光沢度約70の湿式合成皮革
原反を得た。 7b)以下これを原反[B−7]とする。
【0020】(1−8)湿式ご皮革原反製法・その4 8a)グラビヤロールコーティング用ウレタン樹脂塗料
配合例 ウレタン樹脂溶液A−2 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 酸化チタン(顔料)白 5重量部 MEK 200重量部 IPA 100重量部 8b)グラビヤロールコーテング用ウレタン樹脂塗料配
合例 ウレタン樹脂溶液A−3 100重量部 セイカセブンMU1001白 1重量部 硝化綿 1重量部 前記原反[B−1]表面に、100メッシグラビヤロー
ルを使用し、上記8a)に示したウレタン樹脂塗料を3
回塗布乾燥して、さらに重ねて上記8b)に示したウレ
タン樹脂塗料を2回塗布乾燥して表面光沢度約70の人
工皮革原反を得た。 8c)以下これを原反[B−8]とする。 (1−9)人工皮革原反製法・その5 9a)トップスキン用ウレタンエマルジョン樹脂塗料配
合例 ウレタンエマルジョン樹脂溶液A−6 100g チタン白(顔料) 2.0g ノニオン界面活性剤 1.0g 消泡剤 0.001g カルボキシルメチルセルローズ(増粘剤) 0.5g コロイダルシリカ(ブロッキング防止剤) 1.0g 9b)上記9a)に示した塗料を前記原反[B−1]表
面に、ナイフコーターで約100g・wet/m2塗布
乾燥して表面光沢度約30の合成皮革原反を得た。 9c)以下これを原反[B−9]とする。 原反染色実施例:カチオン性樹脂処理液 1)処理液K−1 シャロールDM−283P 5.0g メタノール 100.5g 水 5.0g 2)処理液K−2 カチオン性ウレタン樹脂溶液 50.0g メタノール 50.0g 3)処理液K−3 カチオン性アクリル樹脂溶液 50.0g メタノール 50.0g 上記2)、3)に用いたカチオン性ウレタン樹脂溶液及
びアクリル樹脂溶液は下記製造例で示した処方で製造し
たものを使用した。 カチオン性ウレタン樹脂溶液製造例 分子量約1000、末端OH基含有PPG;1000g
(1.0モル)、イソフォロンジイソシアネート;44
4g(2.0モル)、NCO/OH=2.0、MEK16
0.4gを加え温度約90℃で3時間反応させ末端NC
O基含有ウレタンプレポリマー溶液1604.4gを得
た。一方、別の反応釜にIPDA34g、IPA158
9.6gを仕込み温度約30℃以下に制御しながら上記
ウレタンプレポリマー溶液160.4gを投入、全体を
激しく撹拌して目的の末端NH2基を有するカチオン性
ウレタン樹脂溶液を得た。
配合例 ウレタン樹脂溶液A−2 100重量部 セルローズアセテートブチレート 1.5重量部 酸化チタン(顔料)白 5重量部 MEK 200重量部 IPA 100重量部 8b)グラビヤロールコーテング用ウレタン樹脂塗料配
合例 ウレタン樹脂溶液A−3 100重量部 セイカセブンMU1001白 1重量部 硝化綿 1重量部 前記原反[B−1]表面に、100メッシグラビヤロー
ルを使用し、上記8a)に示したウレタン樹脂塗料を3
回塗布乾燥して、さらに重ねて上記8b)に示したウレ
タン樹脂塗料を2回塗布乾燥して表面光沢度約70の人
工皮革原反を得た。 8c)以下これを原反[B−8]とする。 (1−9)人工皮革原反製法・その5 9a)トップスキン用ウレタンエマルジョン樹脂塗料配
合例 ウレタンエマルジョン樹脂溶液A−6 100g チタン白(顔料) 2.0g ノニオン界面活性剤 1.0g 消泡剤 0.001g カルボキシルメチルセルローズ(増粘剤) 0.5g コロイダルシリカ(ブロッキング防止剤) 1.0g 9b)上記9a)に示した塗料を前記原反[B−1]表
面に、ナイフコーターで約100g・wet/m2塗布
乾燥して表面光沢度約30の合成皮革原反を得た。 9c)以下これを原反[B−9]とする。 原反染色実施例:カチオン性樹脂処理液 1)処理液K−1 シャロールDM−283P 5.0g メタノール 100.5g 水 5.0g 2)処理液K−2 カチオン性ウレタン樹脂溶液 50.0g メタノール 50.0g 3)処理液K−3 カチオン性アクリル樹脂溶液 50.0g メタノール 50.0g 上記2)、3)に用いたカチオン性ウレタン樹脂溶液及
びアクリル樹脂溶液は下記製造例で示した処方で製造し
たものを使用した。 カチオン性ウレタン樹脂溶液製造例 分子量約1000、末端OH基含有PPG;1000g
(1.0モル)、イソフォロンジイソシアネート;44
4g(2.0モル)、NCO/OH=2.0、MEK16
0.4gを加え温度約90℃で3時間反応させ末端NC
O基含有ウレタンプレポリマー溶液1604.4gを得
た。一方、別の反応釜にIPDA34g、IPA158
9.6gを仕込み温度約30℃以下に制御しながら上記
ウレタンプレポリマー溶液160.4gを投入、全体を
激しく撹拌して目的の末端NH2基を有するカチオン性
ウレタン樹脂溶液を得た。
【0021】カチオン性アクリル樹脂溶液製造例 下記配合割合の単量体混合物30gに重合開始剤とし
て、0.6gのBPOを添加して、反応釜にIPA(溶
剤)70gを仕込み温度70〜80℃に制御撹拌しなが
ら上記BPOを含むモノマーを約2時間かけて滴下して
重合させる。滴下終了後、さらに、BPOを0.6g追
加し反応を2時間続け反応を終了させ、希釈溶剤として
200gのIPAをさらに加え、固形分10%の共重合
体樹脂溶液を得た。 カチオン性アクリル樹脂重合用単量体配合割合 N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート 0.3モル ジメチルメタクリレート 0.2モル スチレン 0.2モル 2−ヒドロキシエチルアクリレート 0.3モル 上記染料浴処理液K−1〜K−3の溶液に原反[B−
1]〜[B−9]を20〜25℃で10分間浸漬後、通
常の水で原反を水洗してカチオン性樹脂を含浸させて、
それぞれの原反を得た。カチオン性高分子化合物を含浸
させた原反[B−1]〜[B−9]を次の染料浴処理液
Xを入れた染色浴に20〜25℃で10分間浸漬、水
洗、乾燥させ染色された合成皮革を得た。 処理液X: メタノール 90.0g スピロンオレンヂ2RH 0.5g 水 5.0g 3%酢酸水 5.0g 染色合成皮革性能評価 染色合成皮革の性能を染料の移行性及び60度光沢度を
測定した。比較のため、本発明のカチオン樹脂浴を使用
しないで単に染色浴処理液Xのみで染色した場合と、本
発明の場合の性能について比較した。 耐移行性能評価方法 6×6cm2に裁断した染色済の合成皮革と6×6cm2に裁
断した[B−2]に示した白色合成皮革原反を水道水で
濡らしたものと面々に合わせガラス板で挟み、加重3kg
をかけ、温度60℃/20時間加熱処理後、染色合成皮
革から白色合成皮革原反に対する染料の移行状態(着色
状態)を目視により五段階で評価した。60度光沢度の
測定方法。
て、0.6gのBPOを添加して、反応釜にIPA(溶
剤)70gを仕込み温度70〜80℃に制御撹拌しなが
ら上記BPOを含むモノマーを約2時間かけて滴下して
重合させる。滴下終了後、さらに、BPOを0.6g追
加し反応を2時間続け反応を終了させ、希釈溶剤として
200gのIPAをさらに加え、固形分10%の共重合
体樹脂溶液を得た。 カチオン性アクリル樹脂重合用単量体配合割合 N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート 0.3モル ジメチルメタクリレート 0.2モル スチレン 0.2モル 2−ヒドロキシエチルアクリレート 0.3モル 上記染料浴処理液K−1〜K−3の溶液に原反[B−
1]〜[B−9]を20〜25℃で10分間浸漬後、通
常の水で原反を水洗してカチオン性樹脂を含浸させて、
それぞれの原反を得た。カチオン性高分子化合物を含浸
させた原反[B−1]〜[B−9]を次の染料浴処理液
Xを入れた染色浴に20〜25℃で10分間浸漬、水
洗、乾燥させ染色された合成皮革を得た。 処理液X: メタノール 90.0g スピロンオレンヂ2RH 0.5g 水 5.0g 3%酢酸水 5.0g 染色合成皮革性能評価 染色合成皮革の性能を染料の移行性及び60度光沢度を
測定した。比較のため、本発明のカチオン樹脂浴を使用
しないで単に染色浴処理液Xのみで染色した場合と、本
発明の場合の性能について比較した。 耐移行性能評価方法 6×6cm2に裁断した染色済の合成皮革と6×6cm2に裁
断した[B−2]に示した白色合成皮革原反を水道水で
濡らしたものと面々に合わせガラス板で挟み、加重3kg
をかけ、温度60℃/20時間加熱処理後、染色合成皮
革から白色合成皮革原反に対する染料の移行状態(着色
状態)を目視により五段階で評価した。60度光沢度の
測定方法。
【0022】
【表1】
【0023】5:染料の移行が全くない。 4:染料の移行が非常に少ない。 3:染料の移行が少ない。 2:染料の移行が多い。 1:染料の移行が非常に多い。
【0024】
【発明の効果】本発明によって、染料の耐移行性が改善
された、かつ、光沢の少ない風合の良好な染色合成皮革
を得ることができる。
された、かつ、光沢の少ない風合の良好な染色合成皮革
を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−123083(JP,A) 特開 昭48−36302(JP,A) 特開 昭54−41301(JP,A) 特開 昭63−203881(JP,A) 特開 昭48−39780(JP,A) 特開 昭55−40833(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06P 5/00
Claims (3)
- 【請求項1】合成皮革原反を、炭素数4以下の低級アル
コール100重量部、カチオン性樹脂0.01〜10重
量部、水1.0〜20重量部を含むカチオン樹脂浴に浸
漬し、次に、炭素数4以下の低級アルコール80〜95
重量部、水20〜5重量部、油溶染料0.01〜10重
量部、水溶性イオン性化合物 0.01〜0.5重量部を
含む染料浴によって染色することを特徴とする合成皮革
の染色方法。 - 【請求項2】合成皮革原反を、炭素数4以下の低級アル
コール100重量部、カチオン性樹脂0.01〜10重
量部、水1.0〜20重量部を含むカチオン樹脂浴に浸
漬し、次に、炭素数4以下の低級アルコール80〜95
重量部、水20〜5重量部、分散染料0.01〜10重
量部、水溶性イオン性化合物 0.01〜0.5重量部を
含む染料浴で染色された合成皮革。 - 【請求項3】染着量が被染色体100重量部当たり0.
2重量部以下である請求項2記載の染色された合成皮
革。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36025192A JP3145521B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 合成皮革の表面処理仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36025192A JP3145521B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 合成皮革の表面処理仕上げ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200483A JPH06200483A (ja) | 1994-07-19 |
| JP3145521B2 true JP3145521B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=18468577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36025192A Expired - Fee Related JP3145521B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 合成皮革の表面処理仕上げ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145521B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100867489B1 (ko) * | 2007-07-24 | 2008-11-06 | 한국신발피혁연구소 | 우피 은면 가죽을 이용한 물결무늬 표면 효과를 가지는피혁의 제조방법 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP36025192A patent/JP3145521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06200483A (ja) | 1994-07-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3652057B2 (ja) | 塗工用組成物、記録媒体及びこれを用いた画像形成方法 | |
| US4990545A (en) | Articles with polyurethane resin having memory shape characteristics and method of utilizing same | |
| JP5135325B2 (ja) | ポリウレタン−ポリ尿素に基づく微孔性被膜の製造方法 | |
| JP2009535466A (ja) | ポリウレタン−ポリ尿素に基づく微孔性被膜 | |
| KR20010112255A (ko) | 다공질 형성용 수계 우레탄 수지 조성물, 섬유 시트상복합물의 제조방법 및 인공 피혁 | |
| JP2000297211A (ja) | 多孔質形成用水系ウレタン樹脂組成物 | |
| JP4204711B2 (ja) | 皮革様シートの製造方法 | |
| JP4403684B2 (ja) | 合成皮革用水性ドライラミネート接着剤組成物及びそれを使用してなる合成皮革の製造方法 | |
| JPS5848579B2 (ja) | ビタコウセイシ−トザイリヨウノ セイゾウホウ | |
| JP2000108289A (ja) | 繊維積層体の製造方法及びそれにより得られる合成皮革 | |
| JP3867361B2 (ja) | 人工皮革または合成皮革 | |
| JP3145521B2 (ja) | 合成皮革の表面処理仕上げ方法 | |
| JPH10286921A (ja) | 離型フィルム | |
| NL8302508A (nl) | Polyurethaan-polymeren bevattende impregneringssamenstellingen. | |
| JPH03287880A (ja) | 皮革様シート状物 | |
| JP3488303B2 (ja) | 結露防止機能を有する防水透湿性加工剤及びそれによって加工した繊維布帛 | |
| JPH11222513A (ja) | 親水性ポリウレタン樹脂とそれを用いた記録体用組成物 | |
| JP3142103B2 (ja) | 柔軟性に優れた皮革様シート状物およびその製造方法 | |
| EP1375593B1 (en) | Resin composition | |
| JP3378153B2 (ja) | 人工皮革の製造方法 | |
| JP2912658B2 (ja) | 改質合成樹脂組成物、改質合成樹脂フイルム、改質布、改質塗料および改質接着剤 | |
| JP3128375B2 (ja) | カチオン染料染色性皮革様シート | |
| JPH0748779A (ja) | コーティング布帛 | |
| JP2801254B2 (ja) | シートの状物の製造法 | |
| JP2006001231A (ja) | インクジェット記録媒体用塗工液 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |