JP3146086B2 - 鶏飼料 - Google Patents
鶏飼料Info
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K50/00—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
- A23K50/70—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for birds
- A23K50/75—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for birds for poultry
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K20/00—Accessory food factors for animal feeding-stuffs
- A23K20/10—Organic substances
- A23K20/163—Sugars; Polysaccharides
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- Zoology (AREA)
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- Food Science & Technology (AREA)
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- Feed For Specific Animals (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
脂質代謝を改善し、脂肪肝の発生を抑制することによっ
て肉質を向上させるとともに、卵中のコレステロールを
低下させ、産卵率および卵殻強度を増加させる鶏飼料に
関するものである。
める目的で、高蛋白質・高カロリーのいわゆる濃厚飼料
化される傾向にある。このため、鶏は必要以上のエネル
ギー摂取により、腹腔内、腸間、皮下等への脂肪の過剰
蓄積や脂肪肝といった脂質代謝異常が多発する傾向にあ
る。その結果、肉用鶏では肝など内臓肉を含めた産肉性
の低下を招くほか、採卵鶏においては産卵率の低下、卵
殻強度の低下に伴う破卵率の増加などの問題を生じてい
る。また食生活が豊かになった昨今、成人病に対する関
心も年々高まっており、特に動脈硬化に対する認識度は
高い。動脈硬化の原因物質として食品性コレステロール
があげられる。最近の研究では食品として摂取されるコ
レステロール量と血清コレステロール量との間に正の相
関があることが認めらている。また、食品として摂取さ
れるコレステロール量と動脈硬化性心疾患による死亡率
との間にも正の相関があることが認められており、食品
として摂取されるコレステロール量が多いほど、動脈硬
化性心疾患による死亡率が高いことがわかっている。そ
のコレステロールの含有量が高い食品の代表としてあげ
られるのが鶏卵である。55〜59才の男子を対象にし
た種々の食品の摂取量と心疾患による死亡率との関係を
調査した結果、鶏卵の摂取量と心疾患による死亡率との
関係に有意な正の相関が認められている(r=0.66
6)。しかしながら鶏卵は良質のタンパク源として栄養
的に優れており、1日に1個は摂取したい食品であるた
め、鶏卵の低コレステロール化が望まれるところであ
る。この様な状況において、中鎖脂肪酸や不飽和脂肪
酸、アミノ酸類、ビタミン類等を鶏飼料へ添加すること
によって、鶏の体脂肪の蓄積を防止し、脂肪肝を抑制す
る方法が試みられている。しかしながら、これらの物質
は高価なものが多く、飼料添加剤としては実用上問題が
ある。また近年、肉や鶏卵に残留する化学物質が人体に
悪影響を及ぼす可能性が懸念されており、特に合成化学
物質の使用はこのような安全性の面でも好ましくはな
く、より安価で効果的な飼料が切望されている。
飼育全期間に有効であり、特に体脂肪の蓄積や脂肪肝の
発生を防止し、肉質を向上させるとともに鶏卵中のコレ
ステロール量を低下させ、産卵率および卵殻強度を増加
させる飼料及び方法を提供することである。
増加し、卵殻強度を高くし、卵中コレステロール量を低
下させるのに有効量の難消化性デキストリンを含有する
ことを特徴とする鶏飼料を提供するものである。本発明
に使用する難消化性デキストリンとして好ましいもの
は、澱粉を鉱酸存在下で焙焼して得られる焙焼デキスト
リンにα−アミラーゼを作用させて得られる難消化性デ
キストリンである。本発明に使用する難消化性デキスト
リンとしてさらに好ましいものは、上記難消化性デキス
トリンにグルコアミラーゼを作用させてから濾過・精製
し、イオン交換樹脂クロマトグラフィーによって消化性
区分を分離・除去して得られる難消化性デキストリンで
ある。本発明はまた、鶏に、上記飼料を投与することを
特徴とする、産卵率を増加し、卵殻強度を高くし、卵中
コレステロール量を低下させる方法を提供するものであ
る。
鶏飼料に添加する難消化性デキストリンの原料である澱
粉としては、特に限定されないが、例えば、とうもろこ
し、馬鈴薯、甘藷、タピオカ、小麦、大麦、米、等の澱
粉が使用できる。この澱粉に鉱酸(例えば、塩酸、硝
酸、硫酸)、好ましくは塩酸を、澱粉100重量部に対
して、例えば、1重量%の塩酸水溶液として3〜10重
量%添加し、加熱処理して中間物質である焙焼デキスト
リンを得る。この加熱処理の前に、澱粉と鉱酸の水溶液
を均一に混合するために、適当なミキサー中で攪拌、熟
成させてから、好ましくは100℃〜120℃程度で予
備乾燥して、混合物中の水分を5重量%程度まで減少さ
せることが好ましい。加熱処理は従来の加酸焙焼デキス
トリン(白色デキストリン、黄色デキストリン)の加熱
条件とは異なり、150〜220℃で10分〜5時間、
好ましくは15分〜60分が適当である。加熱処理の温
度は高い方が目的生成物中の難消化性成分の含量が増加
するが、180℃付近から着色物質が生成する傾向があ
るので、より好ましくは150℃〜180℃である。加
熱装置を選択することによって高温短時間で加熱処理を
行うことも可能である。例えば、エクストルーダーを用
いれば効率的に且つ均一に加熱処理することができる。
加熱処理する澱粉粉末の量や目的とする製品の難消化性
成分の含量などを考慮し、適宜加熱条件を調節すること
が望ましい。
水に溶解して30〜50重量%の濃度の水溶液とする。
これに、α−アミラーゼを作用させ、加水分解を行う。
α−アミラーゼとしては、既知のいずれのものも使用で
きるが、市販品としては例えば、ターマミル(Novo社
製、Bacillus licheniformisが産生する耐熱性α−アミ
ラーゼ)が最も好ましい例として挙げられる。焙焼デキ
ストリンの水溶液は焙焼時に添加した鉱酸のために酸性
になっているので、これを使用するアミラーゼの至適p
Hに調整する。pHの調整には一般の塩基性化合物がい
ずれも使用可能であるが、水酸化ナトリウム溶液が最も
効果的に使用できる。pHは5.5〜6.5が好まし
く、この範囲より低い場合は反応速度が低下し、高い場
合は着色が顕著になる。pH調整後にα−アミラーゼを
添加することが好ましいが、添加量は焙焼デキストリン
に対して通常は0.05〜0.2重量%程度で十分であ
る。α−アミラーゼによる加水分解は、80℃〜100
℃程度で進行するが、高温では着色が促進されるので、
好ましくは85℃〜90℃程度が適当である。反応時間
は通常5分〜3時間、例えば、1時間程度で十分であ
る。こうして得られる加水分解液は、固形分に対して通
常40〜60重量%の難消化性成分を含んでいる。本発
明において「難消化性デキストリン」とは、主成分とし
てこの難消化性成分を含有するものを意味するものであ
り、この加水分解液をそのまま濃縮して得られる液状の
もの、スプレードライなどの乾燥を行って得られる粉末
状のもの、さらに必要に応じて活性炭等による脱色、濾
過、脱塩などの精製処理を行ってから同様に液状または
粉末状としたもの、あるいはさらに後述のグルコアミラ
ーゼ処理を施してさらに難消化性成分の含有量を高くし
たもの等を意味する。なお、α−アミラーゼ処理のみに
より得られる、固形分に対して通常40〜60重量%の
難消化性成分を含むものを、以下「難消化性デキストリ
ンA」と呼ぶこととする。
リンすなわち、難消化性デキストリンAをさらにグルコ
アミラーゼで加水分解して難消化性成分の含有量をさら
に高めることもできる。このグルコアミラーゼとして
は、特に限定はなく、市販品の何れもが効果的に使用で
きる。また、一般のグルコアミラーゼには通常若干のα
−アミラーゼが混在している。従って、焙焼デキストリ
ンにα−アミラーゼ処理を施すことなく、若干のα−ア
ミラーゼが混在しているグルコアミラーゼ処理を施して
も本発明の有効成分である難消化性デキストリンを得る
ことができる。しかし、α−アミラーゼの混在量が少な
い場合には難消化性成分の生成量が低下するので、最も
好ましいのはα−アミラーゼ処理に続いてグルコアミラ
ーゼ処理を行う方法である。このグルコアミラーゼを作
用させる際のpHは5.0〜6.0が好ましい。グルコ
アミラーゼの添加量はα−アミラーゼと同様に難消化性
デキストリンに対して0.05〜0.2重量%程度が適
当である。加水分解反応の温度は55〜60℃程度が適
当であり、時間は通常24〜48時間程度で十分であ
る。なおα−アミラーゼ及びグルコアミラーゼの使用量
は前記の範囲に限定されるものではなく、アミラーゼの
力価に応じて適宜増減することができることは当業者に
明らかである。また添加量を増減することによって反応
時間を自由に調整することもできる。またα−アミラー
ゼで加水分解した後、加水分解液を115〜135℃で
加圧蒸煮処理をし、次に再度α−アミラーゼを作用させ
てから、グルコアミラーゼを作用させることによって、
精製時の濾過速度を高めることもできる。
を3.5前後に低下させるか、あるいは液温を80℃前
後まで上げてグルコアミラーゼを失活させる。その後、
必要により通常の活性炭による脱色、瀘過、イオン交換
樹脂による脱塩、脱色を行う。次に50重量%程度の濃
度まで濃縮してから、イオン交換樹脂クロマトグラフィ
ーにかけて、生成したグルコースを分離除去する。この
場合、市販の強酸性陽イオン交換樹脂が広く使用でき
る。市販の強酸性陽イオン交換樹脂の好ましい具体例と
しては、アンバーライトIR−116、同IR−11
8、同IR120−B、同XT−1022E、同XT−
471F(以上商品名、オルガノ社製)、ダイヤイオン
2K−1B、同SKK−102、同SK−104、同S
K−106、同SK−110、同SK−112、同SK
−116、同FR−01(以上商品名、三菱化成社
製)、XFS−43281.00、同43280.0
0、同43279.00、同43278.00(以上商
品名、ダウケミカル日本社製)を挙げることができる。
そしてこれらの樹脂は通常使用前にアルカリ金属型又は
アルカリ土類金属型としてから用いることが好ましい。
難消化性成分とグルコース成分の分離を良くするため
に、使用樹脂に応じてカラム通液時の流速を調整するこ
とが好ましいが、流速(SV)は一般に0.1〜0.
6、好ましくは0.2〜0.4である。この流速範囲外
では作業性や分離が悪くなる傾向がある。通液の際の温
度は20〜70℃、好ましくは50〜70℃である。こ
れより温度が低いと難消化性成分を含む画分とグルコー
ス画分の分離が悪くなり、あるいは液の粘度が上昇して
樹脂に障害を与えることがある。また、これより高温に
なると液が褐変したり、その他の品質が悪くなることが
ある。なお、難消化性デキストリンAをさらにグルコア
ミラーゼ処理して得られる、固形分に対して通常50〜
90重量%の難消化性成分を含む難消化性デキストリン
を、以下「難消化性デキストリンB」と呼ぶこととす
る。
リンとして、市販品も使用することができる。このよう
な市販の難消化性デキストリンとしては、上述のα−ア
ミラーゼ処理のみを施して得られる難消化性デキストリ
ンAとして「パインファイバー」(商品名、松谷化学工
業株式会社製)、およびα−アミラーゼ処理,次いでグ
ルコアミラーゼ処理を施して得られる難消化性デキスト
リンBとして「ファイバーソル#2」(商品名、松谷化
学工業株式会社製)などが容易に入手できる。これらの
市販難消化性デキストリンはそれぞれ難消化性成分を約
55重量%、及び約90重量%含有し、その平均分子量
はいずれも約1600である。従来の鶏配合飼料には難
消化性多糖類として粗繊維が3重量%〜6重量%程度含
まれているが、これは水不溶性である。本発明の鶏飼料
の有効成分として使用される難消化性デキストリンは水
溶性のものであり、従来公知の難消化性多糖類とは区別
される。
鶏飼料全体に対する割合で、難消化性デキストリンAで
は0.2重量%以上、難消化性デキストリンBでは0.
1重量%以上が適当である。難消化性デキストリンAの
添加量が0.2重量%未満、あるいは難消化性デキスト
リンBの添加量が0.1重量%未満では本発明が目的と
する効果が十分に発現しない。また、難消化性デキスト
リンAの添加量を10重量%以上、あるいは難消化性デ
キストリンBの添加量を5重量%以上としても、添加に
よる効果のさらなる向上は認められない。従って、難消
化性デキストリンAの好ましい添加量は0.2〜10重
量%、難消化性デキストリンBの好ましい添加量は0.
1〜5重量%である。難消化性デキストリンを基本飼料
に添加混合することにより本発明の鶏飼料が得られる
が、その添加方法は特に制限されない。例えば、難消化
性デキストリンを含む液状物を基本飼料に噴霧または散
布する方法、難消化性デキストリンの粉末品を添加して
混合する方法などがある。後者の方法の方が容易である
ことから好ましい。また本発明の鶏飼料は、鶏の種類、
日齢、給餌方法、飼育方法等にかかわらず使用可能であ
り、通常の養鶏法にそのまま適用できるものである。
トリンの難消化性成分の含量は、以下に説明する方法
(「難消化性成分の定量法」(澱粉科学、第37巻、第2
号、107 頁、1990) に記載の方法の改良法)によって測
定したものである。 〔難消化性成分の定量法〕難消化性デキストリン試料1
gを精秤し0.05Mリン酸緩衝液(pH6.0)50
mlを加え、α−アミラーゼ(ノボ社製:ターマミール
120L、力価:120KNU/g)0.1mlを添加
し95℃で30分間反応させる。冷却後、pH4.5に
再調整しアミログルコシダーゼ(シグマ社製:No. A-30
42、力価:6100 単位/ml)0.1mlを添加し、60℃
で30分間反応させた後、90℃まで昇温し反応を終了
させる。終了後、反応液を水で100mlにメスアップ
し、ピラノース・オキシダーゼ法によりグルコース量を
求め、次式により難消化性成分の含量を算出する。 難消化性成分含量(%)=100−〔グルコース量(%)×0.9〕
を約0.1g精秤し、試験管に入れる。45重量%水酸
化カリウム水溶液を2ml加える。オートクレーブで12
0℃、1時間加熱する。放冷後、エタノールを2ml加え
る。ホモミキサーでよく攪拌する。n−ヘキサンを5ml
加えて、さらに2分間攪拌する。ヘキサン層1mlを別の
試験管に分取する。ヘキサンを蒸発させる。イソプロピ
ルアルコールを0.5ml加える。酵素法でコレステロー
ルを定量する。次式により肝臓中コレステロール量を算
出する。 肝臓中コレステロール量(mg/g) =(測定値(mg/dl) ×0.5×5)/(100×肝臓試料の重量(g)) 〔肝臓中トリグリセリドの定量法〕カミソリでみじん切
りにした肝臓片を約0.1g精秤し、試験管に入れる。
イソプロピルアルコールを5ml加え、5分間放置する。
ホモミキサーで3分間攪拌し、脂質を抽出する。300
0rpmで10分間遠心分離する。酵素法により上清中
のトリグリセリドを定量する。次式により肝臓中トリグ
リセリド量を算出する。 肝臓中トリグリセリド量(mg/g) =(測定値(mg/dl) ×5)/(100×肝臓試料の重量(g))
秤量し、凍結乾燥後粉砕する。この際、乾燥減量を記録
しておく。乾燥試料約0.5gと海砂1gを50mlメス
フラスコにとる。0.5モル/l KOHアルコール溶液20
mlとイソプロパノール10mlを加える。60℃、80分
間温水加熱する。室温にした後、イソプロパノールで全
量を50mlにする。濾過し、透明な溶液を検体として酵
素法でコレステロールを定量する。次式により肝臓コレ
ステロール量を算出する。 鶏卵黄中コレステロール量(mg/g) =(測定値(mg/dl) )×(49.6/E)×(100−M)/100 E:乾燥試料重量(g)、M:乾燥減量(%)
効であり、特に体脂肪の蓄積や脂肪肝の発生を防止し、
肉質を向上させるとともに、鶏卵中のコレステロール量
を低下させ、産卵率および卵殻強度を増加させるという
効果がある。
明する。
ある白色プリマスロック(薩摩鶏♂×名古屋種♀)を供
試鶏とし、雌10羽を1群5羽の2群として開放ケージ
単飼で14日間肥育した。この肥育期間中、表1に示す
配合組成と表2に示す成分組成を有するブロイラー仕上
げ用飼料(商品名スーパーファイナル、昭和産業株式会
社製造)に難消化性デキストリンB(ファイバーソル#
2)(難消化性成分約90重量%)を5重量%添加した
本発明の飼料と無添加の飼料をそれぞれ与えて比較肥育
を行った。
臓重量、肝臓重量の体重に対する割合(%)、脂肪肝の
程度(Fat Liver Score:FLS 色模
型による5段階評価)、血清トリグリセリド値(T
G)、を測定した。結果を表3に示した。
飼料を与えた群では、これを含まない普通の飼料を与え
た群と比較して増体量、飼料摂取量は変わらないが、肝
臓重量が低く従って、肝臓重量の体重に対する割合
(%)が低いこと、FLSの値が低く従って、脂肪化の
程度が低いこと、及び血清トリグリセリド値も低いこと
がわかる。血清トリグリセリド値が低いことは、脂質代
謝が改善されていることを示すものであり、高脂血症と
なるのを予防していることを示すものである。
である白色プリマスロック(薩摩鶏♂×名古屋種♀)を
供試鶏とし、雛雌雄各20羽を1群10羽の2群として
ウインドウレス平飼いで84日間肥育した。この肥育期
間中、表4に示す配合組成と表2に示す成分組成を有す
るブロイラー後期用飼料(商品名スーパープロA、昭和
産業株式会社製造)と実施例1で使用したブロイラー仕
上げ用飼料に、それぞれ難消化性デキストリンB(ファ
イバーソル#2)を5重量%添加した本発明の飼料と無
添加の飼料をそれぞれ与えて比較肥育を行った。
臓重量、肝臓重量の体重に対する割合(%)、脂肪肝の
程度(Fat Liver Score:FLS 色模
型による5段階評価、色差計によるb値)、血清トリグ
リセリド値(TG)、及び肝臓、胸肉、腿肉の脂肪含有
量(ソックスレー:SL値、EMスキャン:EM値)を
測定した。結果を表5に示した。
トリンを含む飼料を与えた群では、これを含まない普通
の飼料を与えた群と比較して増体量、飼料摂取量は変わ
らないが、肝臓重量が低く従って、肝臓重量の体重に対
する割合(%)が低いこと、FLSの値及びb値が低く
従って、脂肪化の程度が低いこと、及び血清トリグリセ
リド値も低いことがわかる。実施例2で肥育した雄、雌
各5羽について肝臓中のコレステロールとトリグリセリ
ドの量を測定した。結果を表6に示す。
明の飼料を与えた群の雄では、肝臓中のコレステロール
量が有意に低下するが、トリグリセリドの量では有意差
が認められないこと、雌では、肝臓中のコレステロール
量に有意差は認められないが、トリグリセリドの量は有
意に低下することを示している。次に鶏肉の肉質につい
て官能検査により評価した。各群の雌2羽を用いて腿肉
を約2cm角に切り、対重量1%の割合で食塩を添加
し、フライパン上で肉芯が変色するまで加熱し、塩焼き
の試料を作成した。また、各群の雄2羽を用いて胸肉を
約2cm角に切り、5%食塩水に5分間浸漬後に30分
間蒸して塩漬け蒸しの試料を作成した。塩焼の試料につ
いては23名のパネラーで5段階評価法で官能検査を行
い、評価結果を表7に示した。また、塩漬け蒸しの試料
については17名のパネラーで同様に官能検査を行い、
評価結果を同様に表8に示した。
エル)24羽を2群に分けて、第1群には表9に示す配
合組成と表10に示す成分組成を有する市販配合飼料
(幼雛育成用配合飼料、日本配合飼料株式会社製造)を
4週まで、表11に示す配合組成と表12に示す成分組
成を有する市販配合飼料(中雛育成用配合飼料、日本配
合飼料株式会社製造)を5〜10週、表13に示す配合
組成と表14に示す成分組成を有する市販配合飼料(大
雛育成用配合飼料、日本配合飼料株式会社製造)を11
〜20週、及び市販配合飼料(成鶏用配合飼料、日本配
合飼料株式会社製造)を21〜27週までそれぞれ与え
た。第2群には同様の飼料にそれぞれ難消化性デキスト
リンB(ファイバーソル#2)を5重量%添加した飼料
を与えて、27週齢まで飼育した。
後、産卵がピークに達する27週目までの産卵率(1日
の産卵数/飼育羽数)、平均卵重量、飼料要求率(成鶏
飼料総消費量/総産卵重量)、卵殻強度(圧縮により、
卵殻が破壊される際の荷重の大きさ)、コレステロール
量(mg/100g卵黄)を測定した。結果を表15に
示した。
トリンを含む飼料を与えた群では、これを含まない普通
の飼料を与えた群と比較して、産卵率が約8%増加し、
卵殻強度が有意(P<0.05)に高くなり、またコレ
ステロール量が有意に(P<0.05)低下することを
示している。
ンク・エル)36羽を3群に分けて、第1群には市販成
鶏用配合飼料(日本配合飼料株式会社製)、第2群には
同飼料に難消化性デキストリンB(ファイバーソル#
2)を2.5重量%添加した飼料、第3群には同飼料に
難消化性デキストリンB(ファイバーソル#2)を5重
量%添加した飼料をそれぞれ与えて6週間飼育した。開
始前及び6週間後のコレステロール量(mg/100g
卵黄)を測定した。結果を表16に示した。
トリンを含む飼料を与えた群では、これを含まない普通
の飼料を与えた群と比較して、卵中のコレステロール量
が有意に(P<0.05)低下することを示している。
た鶏飼料は、脂肪肝を抑制し、肉質及び産卵率を向上さ
せ、卵殻強度を改善し且つ卵中のコレステロール量を低
下させる効果がある。
Claims (5)
- 【請求項1】 鶏の産卵率を増加し、卵殻強度を高く
し、卵中コレステロール量を低下させるのに有効量の難
消化性デキストリンを含有することを特徴とする鶏飼
料。 - 【請求項2】 難消化性デキストリンが、澱粉を鉱酸存
在下で焙焼して得られる焙焼デキストリンにα−アミラ
ーゼを作用させて得られるものであることを特徴とする
請求項1記載の鶏飼料。 - 【請求項3】 飼料中の難消化性デキストリンの含有量
が0.2〜10重量%であることを特徴とする請求項1
又は2に記載の鶏飼料。 - 【請求項4】 難消化性デキストリン中の難消化性成分
の含量が50〜90重量%であることを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項記載の鶏飼料。 - 【請求項5】 鶏に、請求項1〜4のいずれか1項記載
の飼料を投与することを特徴とする、産卵率を増加し、
卵殻強度を高くし、卵中コレステロール量を低下させる
方法。
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