JP3146224B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、運転終了時刻設定ができる予約タイマー装
置を備えた食器洗い機に関する。
従来の技術 近年、食器洗い機は運転終了時刻設定ができる予約タ
イマー装置を備えたものが普及してきている。
従来、この種の食器洗い機は第7図および第8図に示
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
図に示すように、食器洗い機本体(以下、本体とい
う)1は内部に洗浄槽2を設置している。洗浄ポンプ3
は洗浄槽2内の洗浄水を循環させるもので、洗浄モータ
4により回転駆動される。温度検知手段5はサーミスタ
で構成し、洗浄槽2の底部外壁に取りつけ、洗浄槽2内
の水温を検知する。水位検知手段6は洗浄槽2の下部外
壁に取りつけ、洗浄槽2内の水位を検知する。ヒータ7
は洗浄槽2内の洗浄水を加熱するとともに乾燥工程で間
欠通電して食器8を乾燥させる。噴射ノズル9は洗浄ポ
ンプ3より送られた洗浄水を噴射穴10より噴射し、食器
かご11にセットされた食器8を洗浄する。ファンモータ
12は乾燥工程で回転し、ケーシング13を通して外気を洗
浄槽2内に取り入れ、洗浄槽2内の蒸気を排気口14より
外部へ排出させる。制御手段15は温度検知手段5、水位
検知手段6などの出力を入力し、洗浄モータ4、ヒータ
7、ファンモータ12、給水弁16、排水ポンプモータ17な
どの負荷18を駆動手段19を介して制御し、洗浄,すす
ぎ,乾燥の各工程を逐次制御する。予約タイマー装置20
は運転終了時刻を設定できるものである。なお、21はド
ア22の開閉に連動してオン,オフするスイッチである。
上記構成において動作を説明すると、予約タイマー装
置20で設定した運転終了時刻より逆算した運転開始時刻
になると、洗浄工程の動作を開始し、洗浄槽2の内底部
に配設した残菜フィルター23を通して洗浄ポンプ3に吸
い込まれた洗浄水は、ヒータ7により加熱されながら、
洗浄ポンプ3の吐出側より噴射ノズル9へ送られ、噴射
穴10より噴射される。この噴射水流が食器かご11にセッ
トされた食器8に当たり、食器8を洗浄する。洗浄工程
終了後、すすぎ工程に移り、同様にして食器8をすすい
だ後、乾燥工程に移る。乾燥工程では、洗浄液が機外に
排出された後、ヒータ7が間欠通電され空焼き状態にな
る。さらに、ファンモータ12が回転し、洗浄槽2内の蒸
気を排気口14より機外へ排出し、食器8を乾燥させる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の食器洗い機では、通常の汚れの場合
は十分に洗えても、長時間放置されたこびりついた汚れ
の場合には、洗浄から乾燥までのシーケンスが固定され
ているために不洗浄になる場合がある。特に御飯などの
澱粉質の汚れは、時間とともに食器へのこびりつきが強
くなり、特に、予約タイマー装置20により設定した運転
開始時刻まで長時間放置された場合、洗浄性能が確保で
きないという問題があった。
本発署は上記課題を解決するもので、長時間放置され
たこびりつきの強い汚れでも確実に洗えるようにするこ
とを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、洗浄ポンプ、ヒ
ータなどの負荷を制御しかつ洗浄,すすぎ,乾燥の各工
程を制御する制御手段と、運転終了時刻設定ができる予
約タイマー装置とを備え、前記制御手段は予約設定を行
なったときの時刻と運転開始時刻と運転開始時刻との差
が所定時間を超えた場合、洗浄工程の時間を延長させる
ようにしたことを第1の課題解決手段としている。ま
た、上記第1の課題解決手段の制御手段は、予約設定を
行なったときの時刻と運転開始時刻との差にほぼ比例し
て、洗浄工程の時間を延長させるようにしたことを第2
の課題解決手段としている。また、上記第1の課題解決
手段の制御手段は、予約設定を行なったときの時刻と運
転開始時刻との差の増加に対応し段階的に洗浄工程の時
間を延長させるようにしたことを第3の課題解決手段と
している。
作用 本発明は上記した第1の課題解決手段により、予約設
定後実際に運転が始まるまでの間、長時間放置されて汚
れの食器へのこびりつきが強くても、洗浄性能を確保で
きる。
また、第2および第3の課題解決手段により、汚れの
こびりつきの強さに応じて洗浄時間を延長でき、洗浄性
能を確保できる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第1図を参照しなが
ら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
図に示すように、予約タイマー装置24は現在時刻設定
手段と予約時刻(いずれも図示せず)を備え、運転終了
時刻を設定するものである。制御手段25は温度検知手段
5、水位検知手段6などの出力を入力し、負荷18を駆動
手段19を介して制御し、洗浄,すすぎ,乾燥の各工程を
遂次制御するとともに、予約タイマー装置24により予約
設定を行ったときの時刻と運転開始時刻との差が所定時
間(たとえば1時間)を超えた場合、洗浄時間をたとえ
ば20分から30分に10分間延長する。
上記構成において、第2図および第3図を参照しなが
ら動作を説明する。
予約タイマー装置24により、第2図のように時刻T1に
運転終了時刻がT3になるように予約設定がされると、運
転開始時刻T2になるまで待期する。時刻T2になると洗浄
工程に進み、すすぎ工程、乾燥工程につづき時刻T3に終
了する。洗浄工程は第3図に示すように、給水弁16によ
って所定の水位まで給水した後、洗浄ポンプ3を1分間
運転して予洗いを行う。その後、排水ポンプモータ17で
排水を行い、更に給水を行った後、ヒータ7で湯沸かし
をしながら洗浄ポンプ3を運転する本洗いを行う。この
本洗いの時間はつぎのようにして決定する。
予約設定(時刻T1)時には洗浄槽内に汚れた食器がセ
ットされているが、運転開始時刻T2になるまで待期して
いる間に汚れのこびりつきが強くなる。汚れの中で時間
の経過とともに食器へのこびりつきが特に強くなるのは
御飯粒などの澱粉室である。食器を汚してから洗う迄の
放置している時間が所定時間(1時間)以内であれば本
洗いの洗浄時間は通常のシーケンスで十分な洗浄性能が
得られるが、所定時間を超えると、洗浄時間を延長す
る。そこて、予約設定を行なったときの時刻T1と、運転
開始時刻T2との差が所定時間を超える場合には、洗浄工
程の本洗い時間を20分から30分に延長し、30分が経過し
かつ温度検知手段5が57℃を検知すると本洗いを終了
し、排水を行う。所定時間を超えないときは、20分が経
過しかつ温度検知手段5が57℃を検知すると本洗いを終
了し、排水を行う。
このように本発明の実施例の食器洗い機によれば、制
御手段25は予約設定を行なったときの時刻と運転開始刻
との差が所定時間を超えた場合、洗浄工程の時間を延長
させるようにしたから、予約設定後実際に運転が始まる
までの間、長時間放置されて汚れの食器へのこびりつき
が強くても、洗浄性能を確保できる。
つぎに、本発明の他の実施例について説明する。
第1図における制御手段25は予約設定を行なったとき
の時刻T1と、運転開始時刻T2との差にほぼ比例して、ま
たは段階的に洗浄工程の本洗いの時間Tを延長させるよ
うにしている。他の構成は上記実施例と同じである。
上記構成において第4図から第6図を参照しながら動
作を説明すると、予約設定がされ運転開始時刻になる
と、洗浄工程に進み、第4図の本洗いで温度検知手段5
が57℃を検知しかつT分が経過するまでつづけられる。
この時間TはT2−T1の関数であり、たとえば第5図に示
すように T=20+3(T2−T1) 分 で表わすようにT2−T1に比例して延長される。また第6
図に示すように、T2−T1が1時間以内であればTは20
分、1時間を超え3時間以内であれば40分というように
段階的に延長してもよい。このように洗浄工程の時間を
延長することにより、汚れのこびりつきの強さに応じて
洗浄性能を確保できる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、洗
浄,すすぎ,乾燥の各工程を制御する制御手段は、予約
設定を行なったときの時刻と運転開始時刻との差が所定
時間を超えた場合、洗浄工程の時間を延長させるように
したから、予約設定後実際に運転が始まるまでの間、長
時間放置されて汚れの食器へのこびりつきが強くても確
実に洗浄でき、洗浄性能を確保できる。
また、制御手段は予約設定を行なったときの時刻と、
運転開始時刻との差にほぼ比例して、洗浄工程の時間を
延長させるようにしたから、汚れのこびりつきの強さに
応じて洗浄時間を制御して洗浄性能を確保できる。ま
た、制御手段は予約設定を行なったときの時刻と、運転
開始時刻との差の増加に対応し段階的に洗浄工程の時間
を延長させるようにしたから、汚れのこびりつきの強さ
に応じて洗浄時間を制御して洗浄性能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の食器洗い機のブロック図、
第2図は同食器洗い機のフローチャート、第3図は同食
器洗い機の洗浄工程のフローチャート、第4図は本発明
の他の実施例の食器洗い機のフローチャート、第5図お
よび第6図はそれぞれ同食器洗い機の洗浄工程の本洗い
時間を示す図、第7図は一般の食器洗い機の縦断面図、
第8図は従来の食器洗い機のブロック図である。 2……洗浄槽、4……洗浄モータ、5……温度検知手
段、6……水位検知手段、7……ヒータ、8……負荷、
24……予約タイマー装置、25……制御手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内の水位を検知する水位検知手段
    と、前記洗浄槽内の水温を検知する温度検知手段と、前
    記両検知手段からの信号を入力し洗浄モータ、ヒータな
    どの負荷を制御しかつ洗浄、すすぎ、乾燥の各工程を制
    御する制御手段と、運転終了時刻設定ができる予約タイ
    マー装置とを備え、前記制御手段は、予約設定を行った
    ときの時刻と運転開始時刻との差が所定時間を超えた場
    合、洗浄工程の時間を延長させるようにした食器洗い
    機。
  2. 【請求項2】制御手段は、予約設定を行なったときの時
    刻と運転開始時刻との差にほぼ比例して洗浄工程の時間
    を延長させるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】制御手段は、予約設定を行なったときの時
    刻と運転開始時刻との差の増加に対応し段階的に洗浄工
    程の時間を延長させるようにした請求項1記載の食器洗
    い機。
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