JP3146719U - 簡易組立型火屋 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構造で組み立て分解ができる簡便性および組立分解容易性と、風雨等の外界の影響から防護する防護性を兼ね備えた簡易組立型火屋を提供する。
【解決手段】紙素材の火袋を照明投影面として用いる火屋において、上面と底面に開口を持ち上面よりも底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせた紙素材の火袋である火屋外体10と、上面と底面に開口を持ち上面よりも底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせた透明素材により形成した火屋中体20と、上面に開口を持つ透明素材により形成し内部に燃焼照明体を納める火屋内体30とを備えている。火屋中体20の側壁の外周面形状と火屋外体10の側壁の内周面形状は略同一となっている。組み立て時は火屋内体30に対して火屋中体20を上から被せて火屋内体30を内部に収納し、次に、火屋中体20に対して火屋外体10を上から被せて外装させて簡便に組み立てる。
【選択図】図6

Description

本考案は、ろうそく等の燃焼型照明の炎を用い、紙素材の火袋を照明投影面として用いる火屋の技術分野に関する。
近年、キャンドルなどを多数並べてその灯りを楽しむというイベントが屋外で開催される機会が増えてきている。当該イベントが屋外で開催される場合、風と雨の影響を考慮しなければならない。風が吹けばキャンドルの炎が吹き消えてしまうおそれがあり、雨が降れば多数のキャンドルの炎が一時に消えてしまうという問題が発生する。そのため何らかの火屋を用いることが必須となってくる。
また、当該イベントの中には、単にキャンドルの炎の光をそのまま点光源として見せるのではなく、火屋を、行灯、提灯、ぼんぼりなどのように和紙等の紙素材で火袋を形成せしめた火屋とし、内部のろうそく等の照明光を火袋で一旦受けとめ、当該照明光を適度に拡散させることにより火袋を照明投影面として用いて、立体光源物として見せるものがある。和紙等の紙素材の火袋は一般に燃えやすく、軽く、柔らかいものであった。
特開2002−42522号公報
しかし、従来の和紙等の紙素材の火袋のみの構成の火屋であると、紙素材の火袋は軽く柔らかいため、火袋が風で吹き飛んでしまったり、外界からのちょっとした力を受けるとつぶれてしまったりするおそれがあるという問題がある。また紙素材は軽いので、風などで火袋が傾いたりすることにより内部のろうそく等の火が火袋に燃え移って焼けてしまうことがしばしばある。そのため従来の提灯や行灯やぼんぼりなどでは竹や木によりフレームを設けて、形状の安定性、風に対する重り代わりとしている。ランプでは金属製のフレームが使われている。しかし、竹や木や金属でフレームを造作することは加工に手間がかかりコストが高くなってしまう。さらにイベントに用いるキャンドルや火屋などは屋外に長時間使用・放置するので最後には汚れて傷んでしまうために使い切りになるケースが多く、使い回しもできないため、竹や木でフレームを設けるとコストが高くなることは問題である。
また、屋外に多数のキャンドルを配置するイベントでは、一度に数百個、ケースによっては数千個のキャンドルを点灯させるため、複雑な構造のものや設置に手間がかかるものであれば多人数の作業者が必要となるためコスト高を招いてしまい、また会場の利用時間の制限もあるため準備時間が十分に取れない場合もありえるという問題がある。また、イベントが終わって撤収する際も同じであり、作業者の人手や分解・撤去の時間の制約がある。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み案出されたものであって、簡便な構造で組み立て分解ができる簡便性および組立分解容易性と、キャンドルの炎を用いた照明投影面とする紙素材の火袋を用いつつも類焼のおそれがない防火性と風雨や外力という外界からの影響から防護する防護性とを兼ね備えた簡易組立型火屋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の簡易組立型火屋は、
紙素材の火袋を照明投影面として用いる火屋であって、
上面と底面に開口を持つ紙素材の火袋である火屋外体と、
上面と底面に開口を持つ透明素材により形成した火屋中体と、
上面に開口を持つ透明素材により形成し内部に燃焼照明体を納める火屋内体とを備え、
前記火屋外体の前記上面よりも前記底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせ、
前記火屋中体の前記上面よりも前記底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせ、
前記火屋中体の側壁の外周面形状を前記火屋外体の側壁の内周面形状を略同一とし、
前記火屋内体に対して前記火屋中体を上から被せることにより前記火屋内体を前記火屋中体の内部に収納し、
前記火屋中体に対して前記火屋外体を上から被せることにより外装させたものである。
上記構成により本考案の簡易組立型火屋は、火屋内体、火屋中体、火屋外体の順に上から次々と被せ載せるのみで簡単に組み立てることができ、上に引き抜くことにより簡単に分解することができる。一個当たりの組み立て・分解時間が極めて短く、多数個を用いる場合でも対応が可能となる。
火屋中体および火屋外体とも、上面よりも底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせるとともに火屋中体の側壁の外周面形状を火屋外体の側壁の内周面形状を略同一とした工夫を施しているため、上から単に被せ載せるのみで火屋中体と火屋外体が容易に密着し合う構造とすることができる。
ここで、火屋中体の役割は、紙素材で軽く柔らかい火屋外体に対してしっかりとした構造的強度と、ある程度の重しとしての安定性と、ある程度の防火性を与えるものである。
ここで、上記構成において、前記火屋内体を前記火屋中体の中に収納した状態で、前記火屋内体の前記上面が位置する高さにて、前記火屋内体の前記上縁の外径よりも前記火屋中体の内径が大きく両者間に空隙が設けられ、前記火屋内体の周囲に空気の流れが生じやすいようにせしめることが好ましい。
上記構成により、空気の流れを制御し、火屋の内部の燃焼型照明の持続を可能とすることができる。
次に、上記構成において、前記火屋内体の底面の外周縁の一点とその対角線上にある前記火屋内体の上面の外周縁の一点との距離を、前記火屋中体の前記底面開口の径より大きくし、前記火屋中体が前記底面の外周の一点を支点として傾いても前記火屋内体が前記火屋中体の前記底面開口から抜け出ないものとすることが好ましい。
上記構成により、強風で火屋中体と外装している火屋外体が一体に底面の外周の一点を支点として大きく傾くことがあっても、火屋内体が火屋中体の底面開口から抜け出ないので火屋内体により引っ掛かるようになり、火屋中体と外装している火屋外体が吹き飛ばされることがなくなる。
なお、前記火屋外体の外表面に描画材を施すことにより前記照明投影面上に濃淡を付けることにより装飾を施すことが可能となる。例えば、描画材の施用として、墨や絵の具などの塗料を塗布したり、ビーズやガラス玉などの小物を貼り付けたり、貼り絵などの紙を貼り付けたりすることが挙げられる。例えば、紙製の火屋外体に文字や絵柄などを墨や絵の具等の塗料で描くことにより照明投影面上に当該文字や絵柄を浮かび上がらせることができ、紙製の火屋外体の外表面に貼り絵を貼り付ければ貼り絵の輪郭が強調され、照明投影面上に当該貼り絵の図柄を浮かび上がらせることができる。
また、前記火屋外体を描画材を施した筒体で囲むことにより前記照明投影面上に濃淡を付けて装飾を施すことも可能である。
また、前記火屋外体の外表面に描画孔を穿つことにより前記照明投影面上に濃淡を付けることにより装飾を施すことが可能となる。描画孔として文字や絵柄などの形に切り抜くことにより火屋外体の外表面に施用することなどがある。例えば、紙製の火屋外体に文字や絵柄などを切り抜くことにより照明投影面上に当該文字や絵柄を浮かび上がらせることができる。
また、前記火屋外体を描画孔を穿った筒体で囲むことにより前記照明投影面上に濃淡を付けて装飾を施すことも可能となる。
本考案の簡易組立型火屋によれば、簡便な構造で組み立て分解ができる簡便性および組立分解容易性と、キャンドルの炎を用いた照明投影面とする紙素材の火袋を用いつつも類焼のおそれがない防火性と風雨や外力という外界からの影響から防護する防護性とを兼ね備えたものとなる。
また、本考案の簡易組立型火屋によれば、簡便な構造で火屋外体に描画材を施用したり描画孔を穿ったりして装飾的効果を与えることできる。
また、本考案の簡易組立型火屋によれば、簡便な構造で火屋の周囲に描画材を施用したり描画孔を穿ったりした筒体で囲むことにより装飾的効果を与えることできる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の簡易組立型火屋の実施形態を説明する。ただし、本考案の技術的範囲は以下の実施形態に示した具体的な用途や形状・寸法などには限定されない。
実施例1として本考案の簡易組立型火屋100の構成例を示す。
図1は、本考案の簡易組立型火屋の構成例を示す(a)正面図と(b)平面図と(c)平面図におけるA―A断面をとった断面図を模式的に示した図である。なお、(c)の断面図において肉厚の図示は省略している。
図1に示すように、簡易組立型火屋100は、火屋外体10、火屋中体20、火屋内体30を備えた構造となっている。なお、図中にはキャンドル40が併せて示されている。また、図中にはプレート50が示されているが、簡易組立型火屋100の必須構成要素ではなく、任意に取り付けても良いものである。
図2は火屋外体10を取り出して示した図である。
図2に示すように、火屋外体10は、紙素材の火袋であり、上面には上面開口12、底面には底面開口14を持ち、側壁15が紙素材となっている。火屋外体10では上面の全面が上面開口12となっており、底面の全面が底面開口14となっている。上面よりも底面12の方が大きくなっており、側壁15は上側に行くほど細くなっており、側壁15の稜線に傾きを持たせた構造となっている。
ここで、火屋外体10は、紙素材の火袋であり、後述する内部の燃焼型照明体からの光を一旦受け止めて拡散する照明投影面としての役割を持っている。紙素材も多様なものを適用することができ、和紙、クラフト紙や、模様付の色紙なども可能である。
次に、図3は火屋中体20を取り出して示した図である。
図3に示すように、火屋中体20は、透明素材により形成した構造物であり、上面には上面板21、上面開口22、底面には底面開口24を持ち、側壁25が透明素材となっている。例えば、プラスチック素材となっている。火屋中体20では上面の一部が穿たれて上面開口22が設けられており、底面は全面が底面開口24となっている。上面よりも底面の方が大きくなっており、側壁25は上側に行くほど細くなっており、側壁25の稜線に傾きを持たせた構造となっている。
なお、この例では上面開口22は少し複雑な形状に穿たれており、中央に上面開口22aがあり、その周囲に上面板21aが透明素材のドーナツ状のものがあり、その周囲にさらに上面開口22bと上面開口22cが穿たれている。なお、ドーナツ状の上面板21aが支持されるように橋梁部分21bおよび橋梁部分21cが設けられている。
また、火屋外体10の側壁の内周面形状と火屋中体20の側壁の外周面形状とが略同一となっている。そのため、火屋中体20に対して火屋外体10を上から被せることにより簡単に外装させることができる。つまり、火屋外体10の上面よりも火屋中体20の底面開口24が大きいのでそのまま上から被せることができる。また、火屋外体10の上面開口12と火屋中体20の上面21が同じ大きさとなっており、さらに、火屋中体20は上面から下方に向かうほど徐々に径が大きくなっているため、火屋外体10の上面は火屋中体20の上面21より下方向に抜けることはない。
以上より図1に示すように、火屋外体10を上から単に火屋中体に被せ載せるのみで火屋中体20と火屋外体10が容易に密着し合う構造となる。
次に、図4は火屋内体30を取り出して示した図である。
図4に示すように、火屋内体30は、透明素材により形成した構造物であり、上面に上面開口32を持ち、内部に燃焼照明体を納めるものである。底面33には開口は設けられていない。つまり、この例では寸胴のカップ型となっている。例えば、ガラス製の肉厚の寸胴形状のカップなどで良い。
次に、図5はプレート50を取り出して示した図である。
図5に示すようにプレートは肉厚の四角のプレートであり、耐火性に優れた素材、例えば、瓦材、木材などが好ましい。
図6は、本考案の簡易組立型火屋100の各構成要素を組み立てる組み立て手順を模式的に示した図である。
本考案の簡易組立型火屋100の組み立て手順は極めて簡単である。まず、図6(a)に示すように、プレート50の上に載せ置いた火屋内体30の中に燃焼型照明体であるキャンドル40を入れる。次に、上から火屋中体20を単純に被せてゆく。火屋中体20には大きく底面開口24が開いているのでそのまま火屋内体30およびキャンドル40が内部に収まり、火屋中体20の底面がプレート50の上面に接する。
次に、図6(b)に示すように、図6(a)の状態に対して上から火屋外体10を単純に被せてゆく。火屋外体10には大きく底面開口24が開いているのでそのまま火屋中体20が内部に収まる。ここで火屋中体20の外周壁面と火屋外体10の内周壁面が略同一形状であるため、火屋外体10を上から単に火屋中体に被せ載せるのみで火屋中体20と火屋外体10が容易に密着し合って係止する構造となる。
以上が本考案の簡易組立型火屋100の各構成要素を組み立てる組み立て手順である。なお、分解手順は図6の手順を逆にすれば良く、分解手順の極めて簡単である。このように、本考案の簡易組立型火屋100では、簡便な構造で組み立て分解ができる簡便性および組立分解容易性が確保されている。
次に、本考案の簡易組立型火屋100における、火屋外体10、火屋中体20、火屋内体30の3者の関係の工夫について説明する。
まず、火屋中体20と火屋内体30の間の空隙を設けることにより簡易組立型火屋100内部の空気の流れを制御し、キャンドルなどの燃焼型照明体の持続を容易とした工夫である。
図7は、簡易組立型火屋100の縦断面にて、火屋外体10、火屋中体20、火屋内体30の関係を模式的に示した図である。図7では火屋内体30の内部に燃焼型照明体としてキャンドル40が示されている。
図7に示すように、火屋内体30を火屋中体20の中に収納した状態において、火屋内体30の上面が位置する高さにて、火屋内体30の上面開口32の上縁の外径よりも火屋中体20の内径が大きく両者間に空隙が設けられた構造となっている。このように空隙が設けられていると、底面付近から上方にかけて火屋内体30の周囲に空気の流れが生じやすいものとなっている。
次に、この構成例では火屋内体30の高さにおいても工夫が施されている。
図8は、簡易組立型火屋100の縦断面にて、火屋内体30の大きさと火屋中体20の底面開口24との関係を模式的に示す図である。
図8に示すように、この構成例では、火屋内体30の底面の外周縁の一点36とその対角線上にある火屋内体の上面の外周縁の一点37との距離Aを、火屋中体20の底面開口24の径Bより大きくしている工夫を施している。
つまり、火屋中体20が底面の外周の一点26を支点として傾いても火屋内体30における距離Aの方が火屋中体20の底面開口24の径Bより大きいため、物理的に火屋中体20の底面開口24から抜け出ないものとなっている。つまり、強い風が吹いて火屋外体10が外装された火屋中体20全体が傾いた場合、火屋中体20が、例えば底面23の外周の一点26を支点として傾くが、火屋内体30の上縁の一点37が火屋中体20の内周壁に当たり、それ以上傾かないようになっている。
もっとも、火屋内体30も傾くほどの強風であれば、簡易組立型火屋100全体が傾いて倒れてしまう。そこで、火屋内体30は肉厚のガラス素材などとし、ある程度の重さを備えたものであることが好ましい。
以上、実施例1にかかる本考案の簡易組立型火屋100によれば、簡便な構造で組み立て分解ができる簡便性および組立分解容易性と、キャンドル40の炎を用いた照明投影面とする紙素材の火袋を用いつつも類焼のおそれがない防火性と風雨や外力という外界からの影響から防護する防護性とを兼ね備えたものとなる。
実施例2は、本考案の簡易組立型火屋の簡易組立型火屋100aの火屋外体10の外表面に照明投影面上に濃淡を付ける工夫を施した例である。
濃淡を付ける工夫としては、例えば、墨や絵の具などの描画材16を塗布するもの、紙等を切って形どった貼り絵17を貼り付けるもの、紙を切り抜いた描画孔18を開けたものなど多様なものなどがある。
図9および図10は、実施例2にかかる簡易組立型火屋100aの構成例を示す図である。
図9(a)の例は、火屋外体10の外表面に墨や絵の具などの描画材16を塗布することにより図形や文字を書いた例となっている。この例では「風雅」という文字を墨で書いた例となっている。この状態で内部のキャンドル40に火を灯すと、点光源であるキャンドルの光が火屋外体10にあたって拡散され、火屋外体10の全体が明るく光り、照明投影面となるが、この際、描画材16として墨がある部分はより一層明るく光り、墨が載っている部分は墨に光の一部が吸収されて暗くなり、照明投影面上に濃淡が生じる。その結果、全体として墨で描かれた字や模様が強調されて浮き上がって見えるような装飾的効果が得られることとなる。
言うまでもなく、字体に限らず、絵や図形などであっても良い。例えば、風景画、おとぎ話の一シーンを描いた絵などであっても良い。また、有彩色の絵の具でカラー画像を描くことも可能である。
図9(b)の例は、火屋外体10の壁面15の一部に紙などを切って形どった貼り絵17を貼り付けた例である。貼り絵の形状や色は多種多様なものが可能である。図9(b)は一例として黒い紙で形どったお月見の形状となっている。その貼り絵を火屋外体10の壁面15の一部に貼り付けている例である。
この状態で内部のキャンドル40に火を灯すと、点光源であるキャンドルの光が火屋外体10にあたって拡散され、火屋外体10の全体が明るく光り、照明投影面となるが、この際、貼り絵17の部分は黒いため光を通さず周りが明るく見え、照明投影面上に濃淡が生じる。その結果、全体として貼り絵の輪郭が強調されて貼り絵のシルエットが浮き上がって見えるような装飾的効果が得られることとなる。
次に、図10(a)の例は、火屋外体10の壁面15の一部を打ち抜いたり切り抜いたりして模様を構成する描画孔18を設けた例である。描画孔18の形状は多種多様なものが可能である。図10(a)の例では一例として花柄模様となっている。
描画孔18を設けた場合、キャンドル40の光が描画孔18から直接外界へ光が出るので描画孔18がより一層明るく光り、その輪郭が強調されて浮き上がって見えるような装飾的効果が得られることとなる。
図10(b)の例は、筒状の紙材19の一部を打ち抜いたり切り抜いたりして模様を構成する描画孔18を設け、その筒状の紙材19を本考案の簡易組立型火屋100aの周りに被せ置いた例である。筒状の紙材の大きさや高さや色など多様なものを用いることができ、また、描画孔18の形状も多種多様なものが可能である。図10(b)の例でも一例として花柄模様となっている。
これら、描画材16、貼り絵17、描画孔18により美しい装飾的効果を得ることができる。
以上、実施例2にかかる本考案の簡易組立型火屋100aによれば、紙製の火屋外体に文字や絵柄などを墨や絵の具等の描画材16で描いたり、貼り絵17を貼り付けたり、描画孔18を施したりすることにより照明投影面上浮かび上がらせる装飾的効果を得ることができる。
以上、本考案の簡易組立型火屋における好ましい実施例を図示して説明してきたが、本考案の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本考案はキャンドルの火に対するカバーである火屋に対して広く適用することができる。
本考案の簡易組立型火屋の構成例を示す正面図、平面図、A―A断面をとった断面図を模式的に示した図 火屋外体10を取り出して示した図 火屋中体20を取り出して示した図 火屋内体30を取り出して示した図 プレート50を取り出して示した図 本考案の簡易組立型火屋100の各構成要素を組み立てる組み立て手順を模式的に示した図 簡易組立型火屋100の縦断面にて、火屋外体10、火屋中体20、火屋内体30の関係を模式的に示した図 簡易組立型火屋100の縦断面にて、火屋内体30の大きさと火屋中体20の底面開口24との関係を模式的に示す図 実施例2にかかる簡易組立型火屋100aの構成例を示す図 実施例2にかかる簡易組立型火屋100aの他の構成例を示す図
符号の説明
10 火屋外体
12 上面開口
14 底面開口
15 側壁
16 描画材
17 貼り絵
18 描画孔
20 火屋中体
21a 上面板
21b,21c 橋梁部分
22 上面開口
24 底面開口
25 側壁
30 火屋内体
32 上面開口
33 底面
40 キャンドル
50 プレート
100,100a 簡易組立型火屋

Claims (7)

  1. 紙素材の火袋を照明投影面として用いる火屋において、
    上面と底面に開口を持つ紙素材の火袋である火屋外体と、
    上面と底面に開口を持つ透明素材により形成した火屋中体と、
    上面に開口を持つ透明素材により形成し内部に燃焼照明体を納める火屋内体とを備え、
    前記火屋外体の前記上面よりも前記底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせ、
    前記火屋中体の前記上面よりも前記底面の方を大きくして側壁の稜線に傾きを持たせ、
    前記火屋中体の側壁の外周面形状を前記火屋外体の側壁の内周面形状を略同一とし、
    前記火屋内体に対して前記火屋中体を上から被せることにより前記火屋内体を前記火屋中体の内部に収納し、
    前記火屋中体に対して前記火屋外体を上から被せることにより外装させた簡易組立型火屋。
  2. 前記火屋内体を前記火屋中体の中に収納した状態において、前記火屋内体の前記上面が位置する高さにて、前記火屋内体の前記上縁の外径よりも前記火屋中体の内径が大きく両者間に空隙が設けられ、前記火屋内体の周囲に空気の流れが生じやすいようにせしめた請求項1に記載の簡易組立型火屋。
  3. 前記火屋内体の底面の外周縁の一点とその対角線上にある前記火屋内体の上面の外周縁の一点との距離を、前記火屋中体の前記底面開口の径より大きくし、前記火屋中体が前記底面の外周の一点を支点として傾いても前記火屋内体が前記火屋中体の前記底面開口から抜け出ないものとせしめたことを特徴とした請求項1または2に記載の簡易組立型火屋。
  4. 前記火屋外体の外表面に描画材を施すことにより前記照明投影面上に濃淡を付けて装飾を可能としたことを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の簡易組立型火屋。
  5. 前記火屋外体の外表面に描画孔を穿つことにより前記照明投影面上に濃淡を付けて装飾を可能としたことを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の簡易組立型火屋。
  6. 前記火屋外体を描画材を施した筒体で囲むことにより前記照明投影面上に濃淡を付けて装飾を可能としたことを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の簡易組立型火屋。
  7. 前記火屋外体を描画孔を穿った筒体で囲むことにより前記照明投影面上に濃淡を付けて装飾を可能としたことを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の簡易組立型火屋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019058317A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 株式会社鳥居ローソク本舗 献灯装置

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