本発明は、ろうそくや線香等の灯火体用のケース、および献灯装置に関する。
多くの寺社等においては、献灯用のろうそくを購入した人、または寺社等の関係者が、そのろうそくの外周面に、献灯者の氏名、社名、その他を記載して、献灯台に立て、その後、ろうそくに点火して、灯明を奉納している。
このような献灯用ろうそくには、ろうそく本体の側面に平坦面を形成し、この平坦面上に、水性筆記具で文字が書けるとともに、溶ろうを吸上げて、異常燃焼することのない皮膜を形成したものがある(例えば特許文献1参照)。
また、従来の献灯装置としては、献灯したろうそくが自動的に循環し、かつ一定範囲を循環したろうそくを自動的に取り外すようにしたものや(例えば特許文献2参照)、残存したろうを発熱体により溶融させて、自然流下させ、除去するようにしたもの(例えば特許文献3参照)等がある。
特開平06−033089号公報
特開2004−329337号公報
特公平06−044402号公報
しかし、特許文献1に記載されているろうそくは、ろうそくの外周面に献灯者の氏名等を記載しずらく、熟練を要するだけでなく、燃焼時に、溶融したろうが文字の記載部分に付着して、文字が読めなくなったり、文字部分の着色料が溶融して流下し、ろうそくの外周面を汚して、美観が損なわれる等の問題がある。
また、特許文献2および3に記載されている献灯装置は、駆動源や熱源を必要とし、維持費用が嵩むだけでなく、ろうそくの支持が不安定で、各ろうそくが異なる方向に傾いて支持されたり、ろうそくの点火時間がまちまちになり、展示効果が低い等の問題がある。
このような問題点は、灯火体としてろうそくを使用する場合だけでなく、線香その他の棒状の灯火体を使用する場合にも、同様に発生する。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑みてなされたもので、献灯者の氏名等を記載しやすく、かつ体裁よく展示することができ、しかも、献灯時の利便性が高い灯火体用ケース、および維持費用をほとんど必要とすることなく、灯火体を安定して体裁よく支持することができ、かつ展示効果が高く、しかも灯火体の運搬時、奉納時、展示時、灯明時の利便性の高い献灯装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)灯火体用ケースにおいて、透明な合成樹脂材料により形成された筒体の少なくとも一端が閉塞片により閉塞され、前記筒体の外周部の適所に、筆記可能部を設け、かつ前記筒体の内部に、棒状の灯火体を収容しうるようにしたものとする。
このような構成によると、献灯者の氏名等を、灯火体の外周面に直接記載するのではなく、ケースの筆記可能部に、灯火体をケースに収容しない状態ででも記載することができるので、記載しやすく、また、灯火体をケースに収容した状態で展示したり、奉納したりすることができるので、体裁がよく、しかも、傷つきやすい灯火体の外周面をケースによって防護することができるので、長期間展示したり、保存したりしても、灯火体を美麗な状態に保つことができる。
(2)上記(1)項において、前記筒体の横断面形状を多角形とし、かつ前記筒体の外周の一平坦面の少なくとも一部を筆記可能部とする。
このような構成によると、筆記可能部をケースの外周面の一平坦面に形成してあるので、ここに文字等を記載し易く、しかも、ケースの筒体が多角形であるので、体裁がよい。
(3)上記(1)または(2)項において、前記閉塞片は、前記筒体の一端に開閉可能として装着されており、かつ前記閉塞片を閉止状態で保持する保持手段が、前記筒体に設けられているものとする。
このような構成によると、灯火体を収容したケースを、閉塞片を下にして上下方向を向くようにして把持した状態で、保持手段を解除して、閉塞片を筒体の下端から開き、そのままの状態で、灯火体を社寺の灯明台等に装着し、その後、ケースを灯火体から上方に外すことにより、ケースを上下反転させて、灯火体をケースから取り出したり、灯火体を直接把持したりすることなく、灯火体を簡単かつ迅速に灯明台等に装着することができる。
(4)上記(1)または(2)項において、前記閉塞片が、外部からの尖先部材の押圧により破れて、前記筒体の一端を開放しうる容易破断性材料により形成されているものとする。
このような構成によると、灯火体を収容したケースを、閉塞片を下にして上下方向を向くようにして把持した状態で、閉塞片を、灯明台等に設けられている針等の尖先部材に押しつけるだけで、閉塞片が破れて、筒体の下端が開口し、灯火体が即座に灯明台等に装着される。
その後、ケースを灯火体から上方に外すことにより、ケースを上下反転させて、灯火体をケースから取り出したり、灯火体を直接把持したりすることなく、灯火体を簡単かつ迅速に灯明台等に装着することができる。
(5)献灯装置において、透明な合成樹脂材料により形成された筒体の少なくとも一端が、閉塞片により閉塞され、前記筒体の外周部の少なくとも一部に、筆記可能部が設けられており、前記筒体の内部に灯火体を収容しうるようにしたケースと、前記灯火体が収容されている前記ケースを起立状態で支持する支持台とを備えるものとする。
このような構成によると、駆動源や熱源を必要としないので、維持費用がほとんど必要なく、灯火体を、ケース内に収容して防護した状態で、支持台上に安定して体裁よく支持することができ、展示効果を高めることができ、しかも灯火体の運搬時、奉納時、展示時、灯明時の利便性を高めることができる。
(6)上記(5)項において、前記支持台が、上面に、起立状態とした前記ケースの下端部が嵌合可能な有底孔が設けられたベースと、前記ベースの後部に立設された起立片と、前記起立片の前面に設けられ、前端部に、前記ベース上に支持された前記ケースの上部または中間部が嵌合することにより、前記ケースの後方と両側方への傾倒を阻止する受け溝が設けられた上部支持片とを備えているものとする。
このような構成によると、灯火体を収容したケースの下端部を、ベースの有底孔に嵌合し、かつケースの上部または中間部を、上部支持片の受け溝に嵌合することにより、灯火体を、ケースにより防護した状態で、体裁よく、かつ安定して支持することができ、しかも展示効果を高めることができる。
(7)上記(6)項において、前記上部支持片の前端部に、前記受け溝の開口部の少なくとも一部を閉塞することにより、前記ケースの前方への傾倒を阻止するようにした係止手段を設ける。
このような構成によると、灯火体を収容したケースを、前後、左右のすべての方向への傾倒を確実に防止することができるだけでなく、係止手段を解除することにより、灯火体を収容したケースを、簡単かつ迅速に前方に取り出したり、装着したりすることができる。
(8)上記(5)項において、前記支持台が、上面に、前記筒体の開口端部を下にして起立状態とした前記ケースの下端部が嵌合可能な有底孔と、この有底孔内において、前記ケース内に収容された前記灯火体の下端部を嵌合可能な有底の受支孔とが、多段状に設けられているベースを備えているものとする。
このような構成によると、展示時には、灯火体の下端部を支持台の受支孔に嵌合し、かつ開口したケースの下端部を支持台の有底孔に嵌合して、それらを支持台上に起立状態で安定よく支持することができ、しかも灯明時には、支持台からケースのみを引き上げて、迅速に灯火体に点火することができ、灯火体の展示時から灯明時にかけての利便性がよい。
すなわち、灯火体をケースとともに支持台から取り出した後、灯火体をケースから抜き出し、次いで灯火体のみを支持台上に立てるといった作業を省略することができる。
(9)上記(6)〜(8)項のいずれかにおいて、前記ベースの上面における有底孔内に、前記灯火体の底面に設けられている保持孔に嵌合可能な、転倒防止用のピンが立設されているものとする。
このような構成によると、灯火体の展示時および灯明時において、灯火体を、支持台上に起立状態で安定よく支持することができ、また灯火体の転倒を防止することができる。
本発明によると、献灯者の氏名等を記載しやすく、体裁よく展示することができ、しかも、献灯時の利便性が高い灯火体用ケース、および維持費用がほとんど必要なく、灯火体を安定させて体裁よく支持することができ、展示効果が高く、しかも灯火体の奉納時、展示時、灯明時の利便性の高い献灯装置を提供することができる。
灯火体であるろうそくを収容した本発明の灯火体用ケースの第1の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
図1に示す灯火体用ケースを支持台に装着した本発明の献灯装置の第1の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
図2のIII−III線における縦断正面図である。
本発明の灯火体用ケースの第2の実施形態の下部を斜め前方より見た斜視図であり、2点鎖線は、底部を開いた状態を示す。
本発明の灯火体用ケースの第3の実施形態の下部と、それを装着しようとする灯明台とを示す縦断正面図であり、2点鎖線は、閉塞片が破裂した状態を示す。
本発明の献灯装置の第2の実施形態における中央部を斜め前方より見た斜視図である。
本発明の献灯装置の第3の実施形態における中央部を斜め前方より見た斜視図である。
本発明の献灯装置の第4の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
図8のIX−IX線における拡大縦断正面図である。
本発明の献灯装置の第4の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
以下、本発明の灯火体用ケースおよび献灯装置を、添付図面を参照して説明する。
図1は、灯火体の一例であるろうそくを収容した本発明の灯火体用ケースの第1の実施形態を示す。
この実施形態では、灯火体として、ろうそく1を対象としているが、線香の束や、その他の遅速可燃体を対象とすることもある。
ろうそく1は、ろう材からなる円柱体2の中心軸上に灯芯3を埋設し、かつ円柱体2の底面中央に、円錐形の保持孔4(図3参照)を設けたものよりなっている。
円柱体2のろう材は、蜜蝋、パラフィン、その他の適宜の材料よりなっている。
円柱体2の外形は、円柱形だけでなく、多角形その他の非円形断面の?形、正立または倒立の截頭円錐形、中間部が括れた中細形等(これらをすべて含めて棒状と呼ぶ)とすることができる。
ろうそく1の外周面の適所には、これを販売もしくは頒布する寺社等の紋章その他のマーク5を施すこともある。
灯火体用ケース(以下、単にケースという)6は、透明な合成樹脂材料により形成された上下方向を向く筒体7よりなり、その上端は開口し、下端は閉塞片8により閉塞され、かつ筒体7の外周部の少なくとも一部に、筆記可能部9が設けられ、内部に棒状のろうそく1を収容しうるようになっている。
実施例では、筒体7の横断面形状を、正四角形としてあるが、正三角形、正六角形、またはその他の多角形とすることもある。なお、筒体7の外周の一部を、平坦な筆記可能部9としてある。
前記閉塞片8は、筒体7の下端開口部の一辺に連設され、筒体7の内方に向けて直角に折曲し、かつ遊端に連設した折曲片(図示略)を、筒体7の対向縁に、溶着または接着されている。
これに代わり、筒体7の下端開口部の対向縁に連設した2片の折曲片(図示略)を互いに重合させ、その適所を溶着または接着して形成することもできる。
筆記可能部9は、ケース6の外周面の平坦面の一部をつや消し処理するか、または表面を筆記可能面とした接着テープを接着して形成することができる。
このケース6は、上記のような構成とされているので、献灯者の氏名等を、ろうそく1の外周面に直接記載するのではなく、ケース6の筆記可能部9に、ろうそく1をケース6に収容しない状態でも(もちろん、ケース6に収容した状態でも)記載することができるので、記載し易く、また、ろうそく1をケース6に収容した状態で展示したり、販売したり、奉納したりすることができるので、体裁がよく、しかも、傷つきやすいろうそく1の外周面は、ケース6によって防護されているので、長期間展示したり、保存したりしても、ろうそく1の表面を清潔な状態に保つことができる。
また、筒体7の横断面形状を多角形とし、その外周の平坦面の少なくとも一部を筆記可能部9としてあるので、ここに文字等を記載し易く、しかも、ケース6の筒体7が多角形であるので、体裁がよい。
ケース6の筒体7の上端は開口しているので、図1に示すように、上端が開口するケース6の中にろうそく1を収容して展示している状態から、ケース6をろうそく1とともに取り出して、上下反転させてから、ろうそく1をケース6から取り出し、ろうそく1のみを灯明台(図示略)に装着し、灯芯3に着火して、簡単に献灯することができる。
図2および図3は、本発明の献灯装置の第1の実施形態を示す。
この献灯装置10は、灯火体であるろうそく1を収容した図1に示すケース6を、支持台11に起立状態で支持させて展示するようにしたものである。
支持台11は、上面に、起立状態としたケース6の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合可能な有底孔12が設けられたベース13と、ベース13の後部に立設された起立片14と、起立片14の前面に設けられ、前端部に、ベース13上に支持されたケース6の上部または中間部が嵌合することにより、ケース6の後方と両側方への傾倒を阻止する受け溝15が設けられた上部支持片16とを備えている。
上部支持片16の前端部における両側面には、上下方向を向く切り込み17、17が設けられており、上部支持片16の受け溝15に嵌合したケース6の前方において、輪ゴム等の輪状の伸縮性索条18を、この両切り込み17、17に掛け回すことにより、ケース6が前方に傾倒するのを阻止するようにしてある。
この索条18により、上部支持片16の前端部に設けられている受け溝15の開口部の少なくとも一部を閉塞することにより、ケース6の前方への傾倒を阻止する係止手段19が形成されている。
この係止手段19と上部支持片16の受け溝15とにより、ろうそく1を収容したケース6の前後、左右のすべての方向への傾倒を確実に防止することができるだけでなく、係止手段19を解除することにより、すなわち、索条18を上部支持片16の前端部から外すことにより、ケース6を、簡単かつ迅速に前方に取り出したり、装着したりすることができる。
索条18は、輪ゴム等の輪状の伸縮性のものに限られるものではなく、紐、鎖、正面視下向き凵字状の柵等(いずれも図示略)とすることができる。
紐の場合は、上部支持片16の前端部の両切り込み17、17に掛け回した状態で、ケース6の前方において両端部を結ぶようにすればよい。
鎖や正面視下向き凵字状の柵の場合は、ケース6の前方において、上部支持片16の前端部上に水平に載置し、両端部を両切り込み17、17を通して垂下させるだけでよい。
この献灯装置10は、寺社の本堂等の正面に配置して展示し、献灯者にろうそく1をケース6に収容した状態で販売し、献灯者は、購入したろうそく1が収容されているケース6を、支持台11から取り出して、ケース6の筆記可能部9に献灯者の氏名等を記載し、それを支持台11の元の場所に戻して展示する。
支持台11からのケース6の取り出しや、支持台11の元の場所へのケース6の戻し作業は、販売者が行うこともある。
その後、適時に寺社の関係者が、支持台11に支持されているろうそく1をケース6ごと取り出し、ケース6を上下反転させ、ろうそく1をケース6から取り出して、ろうそく1のみを灯明台(図示略)に装着し、灯芯3に着火して、献灯する。
この献灯装置10によると、駆動源や熱源を必要としないので、維持費用がほとんど必要なく、灯火体であるろうそく1を、ケース6内に収容して防護した状態で、支持台11上に安定して体裁よく支持することができ、展示効果を高めることができ、しかもろうそく1の奉納時、展示時、灯明時の利便性を高めることができる。
また、支持台11を、有底孔12が設けられたベース13と、起立片14と、受け溝15が設けられた上部支持片16とを備えるものとしてあるので、ろうそく1を収容したケース6の下端部を、ベース13の有底孔12に嵌合し、かつケース6の上部または中間部を、上部支持片16の受け溝15に嵌合することにより、ろうそく1を、ケース6により防護した状態で、体裁よく、かつ安定して支持することができ、しかも展示効果を高めることができる。
図4は、本発明の灯火体用ケースの第2の実施形態の下方部分を示す。
なお、図1に示す灯火体用ケースの第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(図5に示す灯火体用ケースの第3の実施形態においても同様とする)。
このケース6においては、閉塞片8は、筒体7の下端に開閉可能として装着されている。
すなわち、閉塞片8は、基端部が筒体7の下端開口部の後縁に、図4に実線で示す前方を向く閉止位置と、同じく2点鎖線で示すように、ほぼ下方を向く開放位置との間を開閉可能として枢設され、かつその遊端部に、上向きの折曲片8aが折曲形成されている。
折曲片8aの中央部には、方形の係合孔20が設けられており、この係合孔20の上縁を、筒体7の前面下部に設けた突起21に係止することにより、閉塞片8は、筒体7の下端開口部を閉塞する水平の閉止位置に保持されている。
突起21は、係合孔20の上縁が係脱する上端面21aと、その前端から後下向き傾斜する傾斜面21bとを有するように、筒体7の前面より前方に側面視楔状をなして突出している。
この筒体7に設けた突起21は、閉塞片8における係合孔20を設けた折曲片8aと協働して、閉塞片8を閉止状態で保持する保持手段をなしている。
保持手段は、このような突起21に限られるものではなく、例えば、閉塞片8の折曲片8aを、剥離可能な接着剤をもって接着したもの、閉塞片8に設けた係止片を、筒体7の一部に設けた切り込みまたは係合孔(いずれも図示略)に係止させるようにしたもの等とすることができる。
その他の構造は、図1に示す灯火体用ケースの第1の実施形態におけるものと同一である。
なお、この第2の実施形態においては、ケース6における筒体7の上端は、閉塞片(図示略)により閉塞し、ケース6内に塵埃が進入しないようにしておいてもよい。
このケース6の第2の実施形態によると、図4に実線で示す状態から、閉塞片8における折曲片8aの上端部を前方に弾性撓曲させて、係合孔20の上縁を突起21から外し、かつ閉塞片8を、図4に2点鎖線で示すように、下向きに開くことにより、筒体7内に収容されているろうそく1を下方に向けて簡単に取り出すことができる。
したがって、寺社の関係者が、図4に示すケース6を、その中に収容したろうそく1とともに、図2等に示す支持台11から取り出し、展示時の上下方向を向く姿勢のまま把持した状態で、閉塞片8を上記のようにして開き、ろうそく1をケース6から下方に抜き出して、ろうそく1のみを灯明台に装着するか、または、閉塞片8を開いたケース6ごと、ろうそく1を灯明台に装着し、その後ケース6のみをろうそく1から上方に取り出し、しかる後、灯芯3に着火して、献灯することができる。
すなわち、ケース6の第1の実施形態のように、ケース6を上下反転させて、ろうそく1を取り出す必要がなく、上下方向を向く姿勢のままで、ろうそく1をケース6から下方に取り出したり、ケース6ごと、ろうそく1を灯明台に装着したりすることができ、ろうそく1の展示時から灯明時への移行の際の利便性がよい。
特に、ケース6ごと、ろうそく1を灯明台に装着し、その後ケース6のみをろうそく1から上方に取り出すようにすれば、ろうそく1に手を触れることなく作業を行うことができるので、手にろう材が付着したり、ろうそく1の表面が汚れたりすることがなく、清潔に作業を行うことができる。
図5は、本発明の灯火体用ケースの第3の実施形態の下部と、それを保持する灯明台とを示す。
このケース6の第3の実施形態においては、筒体7の下端開口部を、外部からの尖先部材(後述する)の押圧により破られ、筒体7の下端を開放しうる容易破断性材料により形成した閉塞片22により閉塞してある。
この閉塞片22は、伸縮性のシートを緊張させて、筒体7の下端開口部を閉塞し、かつその周縁部を、筒体7の下端部の外周面に、ピン等の止着具23をもって固着するか、または溶着もしくは接着することにより形成することができる。
閉塞片22の材料としては、例えば羊羹等を被包している容易破断性の合成樹脂材料と同様の材料を使用することができる。
図5に示す灯明台30は、上面に、ケース6の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合するようにした有底孔31と、この有底孔31の底面31aの中央に上向きに突設され、ろうそく1の底面に設けられている円錐形の保持孔4に嵌合可能な、転倒防止用の尖先状のピン32とが設けられた支持台33を備えている。
ピン32は、前記閉塞片22を破るための尖先部材をなしている。
したがって、寺社等の関係者が、図5に示すケース6を、その中に収容したろうそく1とともに、図2等に示す支持台11から取り出し、展示時の上下方向を向く姿勢のまま把持した状態で、ケース6の下端部を図5に示す灯明台30の有底孔31に嵌合しようとすると、その直前に、ピン32の先端が閉塞片22に刺さり、閉塞片22が破断し、その残骸は、図5に2点鎖線で示すように、ケース6の下端外周部に付着した状態で残る。
閉塞片22の破断により、ケース6の下端部は開口し、ケース6内のろうそく1の保持孔4は、円滑にピン32に嵌合することができ、かつケース6の下端部は支持台33の有底孔31に嵌合される。
その後、ケース6のみをろうそく1から上方に取り出すと、ろうそく1は、その保持孔4にピン32が刺さっていることにより、起立状態で安定よく支持台33上に支持される。
しかる後、灯芯3に着火して、献灯することができる。
したがって、図5に示す実施形態によると、ケース6を上下反転させて、ろうそく1をケース6から取り出したり、ろうそく1を直接把持したりすることなく、ろうそく1を簡単かつ迅速に灯明台30等に装着することができる。
図6は、本発明の献灯装置の第2の実施形態を示す。
なお、図2および図3に示す献灯装置の第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(図7以降に示す献灯装置の第3以降の実施形態においても同様とする)。
図6に示す献灯装置10においては、図2に示す係止手段19に代えて、フック式の係止手段40を備えるものとしてある。
この係止手段40は、上部支持片16における受け溝15の一側方の上面に上下方向を向く軸41をもって基端部が枢着され、かつ先端に受け溝15の方向を向く係止部42aが設けられたフック片42と、中間の巻回部43aが軸41に巻回され、一方の延出端部43bが上部支持片16の適所に係止され、かつ他方の延出端部43cがフック片42の中間部に係止されて、フック片42を、軸41を中心として係止部42aが受け溝15内に突出する係止方向に付勢する捩りコイルばねとした付勢手段43と、上部支持片16の上面に突設され、かつフック片42の係止部42aが、受け溝15に嵌合されたケース6の前面に係合しうる係止位置に達したとき、フック片42の中間部に当接して、フック片42のそれ以上の過剰回動を阻止するようにしたストッパ44とを備えている。
この係止手段40によると、フック片42を、付勢手段43の付勢力に抗して、係止位置から、フック片42の係止部42aが受け溝15から外れた解除位置まで回動させることにより、ケース6を受け溝15に出し入れすることができ、ケース6を受け溝15に嵌合しているときは、フック片42が付勢手段43の付勢力により付勢されて係止位置に保持され、そのときのフック片42の係止部42aが、受け溝15の開口部の一部を閉塞して、ケース6の前方への傾倒を阻止することができる。
図7は、本発明の献灯装置の第3の実施形態を示す。
図7に示す献灯装置10においては、図2に示す係止手段19に代えて、ゲート式の係止手段50を備えるものとしてある。
この係止手段50は、上部支持片16における受け溝15の前端の開口縁部に、上方と互いに対向する側方のみとに開口する1対の受け溝51、51を設け、この両受け溝51、51に、左右方向を向くゲート板52の両側下部を落とし込むことにより、受け溝15の開口部を閉塞して、受け溝15内に嵌合したケース6の前方への傾倒を阻止することができるようにしてある。
この係止手段50によると、ゲート板52を、両受け溝51、51から図7に矢印で示すように、上方に引き上げて、上部支持片16から外すだけで、ケース6を受け溝15に出し入れすることができる。
図8および図9は、本発明の献灯装置の第4の実施形態を示す。
図8および図9に示す献灯装置60は、灯明台としても使用しうるものであって、上端が開口し、かつ下端が閉塞片8により閉塞された図1に示すケース6を上下反転させて、開口が下方を向き、かつ閉塞片8が上方に位置するようにし、その中にろうそく1を収容した状態で、ケース6およびろうそく1を起立状態で支持する支持台61を備えている。
この献灯装置60においては、ケース6を、開口が下方を向くようにして展示する関係上、筆記可能部9’の位置を、ケース6の下端の開口部寄りに形成してある。
支持台61は、上面に、開口を下にして起立状態としたケース6の筒体7の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合可能な左右2個の有底孔62、62と、各有底孔62内において、ケース6内に収容されたろうそく1の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合可能な有底の受支孔63、63とが多段状に設けられているベース64を備えている。
ベース64における各受支孔63の底面63aの中央には、ろうそく1の底面に設けられている円錐形の保持孔4(図3参照)に嵌合可能な、転倒防止用の尖先状のピン65が上向きに突設されている。
献灯装置60においては、ろうそく1の展示時には、図8の右方に示すように、ろうそく1の保持孔4にピン65が刺さるようにして、ろうそく1の下端部が受支孔63に嵌合され、さらにその外側から、上端が閉塞片8により閉塞され、かつ下端開口部が有底孔62に嵌合されたケース6が被嵌されている。
このとき、ろうそく1は、保持孔4にピン32が刺さっており、かつ下端部が受支孔63に嵌合されていることにより、ベース64上に安定よく、強固に支持されている。
また、ケース6も、その下端開口部が有底孔62に嵌合されていることにより、ベース64上に安定よく支持されている。
この状態で、献灯装置60は寺社の本堂等の全面に載置して展示され、献灯者が献灯したいときは、寺社の関係者に代金を支払った後、希望のケース6のみを、場合によってはろうそく1ごと支持台61から取り出して、ケース6の筆記可能部9’に献灯者の氏名等を記載し、その後、ケース6およびろうそく1を、支持台61上の元の位置に戻す。
支持台61上のすべてのケース6の筆記可能部9’に献灯者の氏名等が記載された後、または適時に、寺社の関係者がすべてのケース6を支持台61上から上方に外し、支持台61上に支持されたままのすべてのろうそく1に着火して、支持台61が載置されたままの場所で、支持台61を灯明台として、献灯することができる。
この献灯装置60によると、図2および図3に示す献灯装置10の支持台11における起立片14および上部支持片16を省略して、構造を簡素化することができ、しかもろうそく1およびケース6を安定よくベース64上に支持することができる。
また、複数のろうそく1およびケース6を体裁よく支持して展示することができるだけでなく、支持台61からケース6のみを引き上げて、迅速にろうそく1に点火することができ、ろうそく1の展示時から灯明時にかけての利便性がよい。
すなわち、ろうそく1をケース6とともに支持台61から取り出した後、ろうそく1をケース6から抜き出し、次いでろうそく1のみを支持台61上に立てるといった作業を省略することができる。
さらに、支持台61に設けた転倒防止用のピン65に、ろうそく1の保持孔4を嵌合することにより、ろうそく1の展示時および灯明時において、各ろうそく1を、支持台61上に起立状態で安定よく強固に支持することができ、またろうそく1の転倒を防止することができる。
図10は、本発明の献灯装置の第5の実施形態を示す。
図10に示す献灯装置70においては、図2に示す献灯装置10における支持台11全体を横長のものとした支持台71を備えている。
支持台71におけるベース72の上面には、複数の有底孔73が左右方向に並べて設けられており、ベース72の後部に立設した起立片74の前面に設けた上部支持片75の前部には、ろうそく1を収容したケース6の上部または中間部が嵌合することにより、ケース6の後方と両側方への傾倒を阻止するようにした複数の受け溝76が、左右方向に並べて設けられている。
上部支持片75の前部には、図2に示す係止手段19、図6に示す係止手段40、図7に示す係止手段50のいずれかのものと同様のものを設けてもよい。
この献灯装置70によると、複数のろうそく1およびケース6を、左右方向に並べて、体裁よく展示することができ、図2に示す献灯装置10と同様の作用および効果を奏することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、例えば、次のような幾多の変形した態様での実施が可能である。
(1)ろうそく1に代えて、線香の束、その他の灯火体を使用する。
(2)図3に2点鎖線で示すように、ベース13における有底孔12の底面の中央に、図5に示すピン32、または図8に示すピン65と同様の転倒防止用の尖先状のピン80を立設する。
この場合には、ケース6の閉塞片8に、ピン80が挿通しうる挿通孔(図示略)を予め設けておき、ケース6の下端部をベース13の有底孔12に嵌合したとき、ピン80が閉塞片8におけるこの挿通孔を挿通し、ケース6内に収容されたろうそく1の保持孔4に円滑に侵入するようにするのが好ましい。
(3)図8に示すケース6の上端を開口させておく。
1 ろうそく(灯火体)
2 円柱体
3 灯芯
4 保持孔
5 マーク
6 灯火体用ケース
7 筒体
8 閉塞片
8a折曲片
9、9’ 筆記可能部
10 献灯装置
11 支持台
12 有底孔
13 ベース
14 起立片
15 受け溝
16 上部支持片
17 切り込み
18 索条
19 係止手段
20 係合孔
21 突起(保持手段)
21a上端面
21b傾斜面
22 閉塞片
23 止着具
30 灯明台
31 有底孔
31a底面
32 ピン
33 支持台
40 係止手段
41 軸
42 フック片
42a係止部
43 付勢手段
43a巻回部
43b延出端部
43c延出端部
44 ストッパ
50 係止手段
51 受け溝
52 ゲート板
60 献灯装置
61 支持台
62 有底孔
63 受支孔
63a底面
64 ベース
65 ピン
70 献灯装置
71 支持台
72 ベース
73 有底孔
74 起立片
75 上部支持片
76 受け溝
80 ピン
本発明は、ろうそくや線香等の灯火体用のケースの献灯装置に関する。
多くの寺社等においては、献灯用のろうそくを購入した人、または寺社等の関係者が、そのろうそくの外周面に、献灯者の氏名、社名、その他を記載して、献灯台に立て、その後、ろうそくに点火して、灯明を奉納している。
このような献灯用ろうそくには、ろうそく本体の側面に平坦面を形成し、この平坦面上に、水性筆記具で文字が書けるとともに、溶ろうを吸上げて、異常燃焼することのない皮膜を形成したものがある(例えば特許文献1参照)。
また、従来の献灯装置としては、献灯したろうそくが自動的に循環し、かつ一定範囲を循環したろうそくを自動的に取り外すようにしたものや(例えば特許文献2参照)、残存したろうを発熱体により溶融させて、自然流下させ、除去するようにしたもの(例えば特許文献3参照)等がある。
特開平06−033089号公報
特開2004−329337号公報
特公平06−044402号公報
しかし、特許文献1に記載されているろうそくは、ろうそくの外周面に献灯者の氏名等を記載しずらく、熟練を要するだけでなく、燃焼時に、溶融したろうが文字の記載部分に付着して、文字が読めなくなったり、文字部分の着色料が溶融して流下し、ろうそくの外周面を汚して、美観が損なわれる等の問題がある。
また、特許文献2および3に記載されている献灯装置は、駆動源や熱源を必要とし、維持費用が嵩むだけでなく、ろうそくの支持が不安定で、各ろうそくが異なる方向に傾いて支持されたり、ろうそくの点火時間がまちまちになり、展示効果が低い等の問題がある。
このような問題点は、灯火体としてろうそくを使用する場合だけでなく、線香その他の棒状の灯火体を使用する場合にも、同様に発生する。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑みてなされたもので、献灯者の氏名等を記載しやすく、かつ体裁よく展示することができ、しかも、献灯時の利便性が高い灯火体用ケース、および維持費用をほとんど必要とすることなく、灯火体を安定して体裁よく支持することができ、かつ展示効果が高く、しかも灯火体の運搬時、奉納時、展示時、灯明時の利便性の高い献灯装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)透明な合成樹脂材料により形成された筒体の少なくとも一端が閉塞片により閉塞され、前記筒体の外周部の少なくとも一部に、筆記可能部が設けられており、前記筒体の内部に灯火体を収容しうるようにしたケースと、前記灯火体が収容されている前記ケースを起立状態で支持する支持台とを備え、前記支持台は、上面に、起立状態とした前記ケースの下端部が嵌合可能な有底孔が設けられたベースと、前記ベースの後部に立設された起立片と、前記起立片の前面に設けられ、前端部に、前記ベース上に支持された前記ケースの上部または中間部が嵌合することにより、前記ケースの後方と両側方への傾倒を阻止する受け溝が設けられた上部支持片とを有する。
このような構成によると、駆動源や熱源を必要としないので、維持費用がほとんど必要なく、灯火体を、ケース内に収容して防護した状態で、支持台上に安定して体裁よく支持することができ、展示効果を高めることができ、しかも灯火体の運搬時、奉納時、展示時、灯明時の利便性を高めることができる。
さらに、灯火体を収容したケースの下端部を、ベースの有底孔に嵌合し、かつケースの上部または中間部を、上部支持片の受け溝に嵌合することにより、灯火体を、ケースにより防護した状態で、体裁よく、かつ安定して支持することができ、しかも展示効果を高めることができる。
(2)上記(1)項において、前記上部支持片の前端部に、前記受け溝の開口部の少なくとも一部を閉塞することにより、前記ケースの前方への傾倒を阻止するようにした係止手段を設ける。
このような構成によると、灯火体を収容したケースを、前後、左右のすべての方向への傾倒を確実に防止することができるだけでなく、係止手段を解除することにより、灯火体を収容したケースを、簡単かつ迅速に前方に取り出したり、装着したりすることができる。
(3)上記(1)または(2)項において、前記有底孔は、前記筒体の開口端部を下にして起立状態とした前記ケースの下端部が嵌合可能であり、前記有底孔内において
、前記有底孔と、前記ケース内に収容された前記灯火体の下端部を嵌合可能な有底の受支孔とが、多段状に設けられる。
このような構成によると、展示時には、灯火体の下端部を支持台の受支孔に嵌合し、かつ開口したケースの下端部を支持台の有底孔に嵌合して、それらを支持台上に起立状態で安定よく支持することができ、しかも灯明時には、支持台からケースのみを引き上げて、迅速に灯火体に点火することができ、灯火体の展示時から灯明時にかけての利便性がよい。
すなわち、灯火体をケースとともに支持台から取り出した後、灯火体をケースから抜き出し、次いで灯火体のみを支持台上に立てるといった作業を省略することができる。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、前記ベースの上面における前記有底孔内に、前記灯火体の底面に設けられている保持孔に嵌合可能な、転倒防止用のピンが立設されているものとする。
このような構成によると、灯火体の展示時および灯明時において、灯火体を、支持台上に起立状態で安定よく支持することができ、また灯火体の転倒を防止することができる。
本発明によると、献灯者の氏名等を記載しやすく、体裁よく展示することができ、しかも、献灯時の利便性が高い灯火体用ケース、および維持費用がほとんど必要なく、灯火体を安定させて体裁よく支持することができ、展示効果が高く、しかも灯火体の奉納時、展示時、灯明時の利便性の高い献灯装置を提供することができる。
灯火体であるろうそくを収容した本発明の灯火体用ケースの第1の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
図1に示す灯火体用ケースを支持台に装着した本発明の献灯装置の第1の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
図2のIII−III線における縦断正面図である。
本発明の灯火体用ケースの第2の実施形態の下部を斜め前方より見た斜視図であり、2点鎖線は、底部を開いた状態を示す。
本発明の灯火体用ケースの第3の実施形態の下部と、それを装着しようとする灯明台とを示す縦断正面図であり、2点鎖線は、閉塞片が破裂した状態を示す。
本発明の献灯装置の第2の実施形態における中央部を斜め前方より見た斜視図である。
本発明の献灯装置の第3の実施形態における中央部を斜め前方より見た斜視図である。
本発明の献灯装置の第4の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
図8のIX−IX線における拡大縦断正面図である。
本発明の献灯装置の第4の実施形態を斜め前方より見た斜視図である。
以下、本発明の灯火体用ケースおよび献灯装置を、添付図面を参照して説明する。
図1は、灯火体の一例であるろうそくを収容した本発明の灯火体用ケースの第1の実施形態を示す。
この実施形態では、灯火体として、ろうそく1を対象としているが、線香の束や、その他の遅速可燃体を対象とすることもある。
ろうそく1は、ろう材からなる円柱体2の中心軸上に灯芯3を埋設し、かつ円柱体2の底面中央に、円錐形の保持孔4(図3参照)を設けたものよりなっている。
円柱体2のろう材は、蜜蝋、パラフィン、その他の適宜の材料よりなっている。
円柱体2の外形は、円柱形だけでなく、多角形その他の非円形断面のとう形、正立または倒立の截頭円錐形、中間部が括れた中細形等(これらをすべて含めて棒状と呼ぶ)とすることができる。
ろうそく1の外周面の適所には、これを販売もしくは頒布する寺社等の紋章その他のマーク5を施すこともある。
灯火体用ケース(以下、単にケースという)6は、透明な合成樹脂材料により形成された上下方向を向く筒体7よりなり、その上端は開口し、下端は閉塞片8により閉塞され、かつ筒体7の外周部の少なくとも一部に、筆記可能部9が設けられ、内部に棒状のろうそく1を収容しうるようになっている。
実施例では、筒体7の横断面形状を、正四角形としてあるが、正三角形、正六角形、またはその他の多角形とすることもある。なお、筒体7の外周の一部を、平坦な筆記可能部9としてある。
前記閉塞片8は、筒体7の下端開口部の一辺に連設され、筒体7の内方に向けて直角に折曲し、かつ遊端に連設した折曲片(図示略)を、筒体7の対向縁に、溶着または接着されている。
これに代わり、筒体7の下端開口部の対向縁に連設した2片の折曲片(図示略)を互いに重合させ、その適所を溶着または接着して形成することもできる。
筆記可能部9は、ケース6の外周面の平坦面の一部をつや消し処理するか、または表面を筆記可能面とした接着テープを接着して形成することができる。
このケース6は、上記のような構成とされているので、献灯者の氏名等を、ろうそく1の外周面に直接記載するのではなく、ケース6の筆記可能部9に、ろうそく1をケース6に収容しない状態でも(もちろん、ケース6に収容した状態でも)記載することができるので、記載し易く、また、ろうそく1をケース6に収容した状態で展示したり、販売したり、奉納したりすることができるので、体裁がよく、しかも、傷つきやすいろうそく1の外周面は、ケース6によって防護されているので、長期間展示したり、保存したりしても、ろうそく1の表面を清潔な状態に保つことができる。
また、筒体7の横断面形状を多角形とし、その外周の平坦面の少なくとも一部を筆記可能部9としてあるので、ここに文字等を記載し易く、しかも、ケース6の筒体7が多角形であるので、体裁がよい。
ケース6の筒体7の上端は開口しているので、図1に示すように、上端が開口するケース6の中にろうそく1を収容して展示している状態から、ケース6をろうそく1とともに取り出して、上下反転させてから、ろうそく1をケース6から取り出し、ろうそく1のみを灯明台(図示略)に装着し、灯芯3に着火して、簡単に献灯することができる。
図2および図3は、本発明の献灯装置の第1の実施形態を示す。
この献灯装置10は、灯火体であるろうそく1を収容した図1に示すケース6を、支持台11に起立状態で支持させて展示するようにしたものである。
支持台11は、上面に、起立状態としたケース6の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合可能な有底孔12が設けられたベース13と、ベース13の後部に立設された起立片14と、起立片14の前面に設けられ、前端部に、ベース13上に支持されたケース6の上部または中間部が嵌合することにより、ケース6の後方と両側方への傾倒を阻止する受け溝15が設けられた上部支持片16とを備えている。
上部支持片16の前端部における両側面には、上下方向を向く切り込み17、17が設けられており、上部支持片16の受け溝15に嵌合したケース6の前方において、輪ゴム等の輪状の伸縮性索条18を、この両切り込み17、17に掛け回すことにより、ケース6が前方に傾倒するのを阻止するようにしてある。
この索条18により、上部支持片16の前端部に設けられている受け溝15の開口部の少なくとも一部を閉塞することにより、ケース6の前方への傾倒を阻止する係止手段19が形成されている。
この係止手段19と上部支持片16の受け溝15とにより、ろうそく1を収容したケース6の前後、左右のすべての方向への傾倒を確実に防止することができるだけでなく、係止手段19を解除することにより、すなわち、索条18を上部支持片16の前端部から外すことにより、ケース6を、簡単かつ迅速に前方に取り出したり、装着したりすることができる。
索条18は、輪ゴム等の輪状の伸縮性のものに限られるものではなく、紐、鎖、正面視下向き凵字状の柵等(いずれも図示略)とすることができる。
紐の場合は、上部支持片16の前端部の両切り込み17、17に掛け回した状態で、ケース6の前方において両端部を結ぶようにすればよい。
鎖や正面視下向き凵字状の柵の場合は、ケース6の前方において、上部支持片16の前端部上に水平に載置し、両端部を両切り込み17、17を通して垂下させるだけでよい。
この献灯装置10は、寺社の本堂等の正面に配置して展示し、献灯者にろうそく1をケース6に収容した状態で販売し、献灯者は、購入したろうそく1が収容されているケース6を、支持台11から取り出して、ケース6の筆記可能部9に献灯者の氏名等を記載し、それを支持台11の元の場所に戻して展示する。
支持台11からのケース6の取り出しや、支持台11の元の場所へのケース6の戻し作業は、販売者が行うこともある。
その後、適時に寺社の関係者が、支持台11に支持されているろうそく1をケース6ごと取り出し、ケース6を上下反転させ、ろうそく1をケース6から取り出して、ろうそく1のみを灯明台(図示略)に装着し、灯芯3に着火して、献灯する。
この献灯装置10によると、駆動源や熱源を必要としないので、維持費用がほとんど必要なく、灯火体であるろうそく1を、ケース6内に収容して防護した状態で、支持台11上に安定して体裁よく支持することができ、展示効果を高めることができ、しかもろうそく1の奉納時、展示時、灯明時の利便性を高めることができる。
また、支持台11を、有底孔12が設けられたベース13と、起立片14と、受け溝15が設けられた上部支持片16とを備えるものとしてあるので、ろうそく1を収容したケース6の下端部を、ベース13の有底孔12に嵌合し、かつケース6の上部または中間部を、上部支持片16の受け溝15に嵌合することにより、ろうそく1を、ケース6により防護した状態で、体裁よく、かつ安定して支持することができ、しかも展示効果を高めることができる。
図4は、本発明の灯火体用ケースの第2の実施形態の下方部分を示す。
なお、図1に示す灯火体用ケースの第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(図5に示す灯火体用ケースの第3の実施形態においても同様とする)。
このケース6においては、閉塞片8は、筒体7の下端に開閉可能として装着されている。
すなわち、閉塞片8は、基端部が筒体7の下端開口部の後縁に、図4に実線で示す前方を向く閉止位置と、同じく2点鎖線で示すように、ほぼ下方を向く開放位置との間を開閉可能として枢設され、かつその遊端部に、上向きの折曲片8aが折曲形成されている。
折曲片8aの中央部には、方形の係合孔20が設けられており、この係合孔20の上縁を、筒体7の前面下部に設けた突起21に係止することにより、閉塞片8は、筒体7の下端開口部を閉塞する水平の閉止位置に保持されている。
突起21は、係合孔20の上縁が係脱する上端面21aと、その前端から後下向き傾斜する傾斜面21bとを有するように、筒体7の前面より前方に側面視楔状をなして突出している。
この筒体7に設けた突起21は、閉塞片8における係合孔20を設けた折曲片8aと協働して、閉塞片8を閉止状態で保持する保持手段をなしている。
保持手段は、このような突起21に限られるものではなく、例えば、閉塞片8の折曲片8aを、剥離可能な接着剤をもって接着したもの、閉塞片8に設けた係止片を、筒体7の一部に設けた切り込みまたは係合孔(いずれも図示略)に係止させるようにしたもの等とすることができる。
その他の構造は、図1に示す灯火体用ケースの第1の実施形態におけるものと同一である。
なお、この第2の実施形態においては、ケース6における筒体7の上端は、閉塞片(図示略)により閉塞し、ケース6内に塵埃が進入しないようにしておいてもよい。
このケース6の第2の実施形態によると、図4に実線で示す状態から、閉塞片8における折曲片8aの上端部を前方に弾性撓曲させて、係合孔20の上縁を突起21から外し、かつ閉塞片8を、図4に2点鎖線で示すように、下向きに開くことにより、筒体7内に収容されているろうそく1を下方に向けて簡単に取り出すことができる。
したがって、寺社の関係者が、図4に示すケース6を、その中に収容したろうそく1とともに、図2等に示す支持台11から取り出し、展示時の上下方向を向く姿勢のまま把持した状態で、閉塞片8を上記のようにして開き、ろうそく1をケース6から下方に抜き出して、ろうそく1のみを灯明台に装着するか、または、閉塞片8を開いたケース6ごと、ろうそく1を灯明台に装着し、その後ケース6のみをろうそく1から上方に取り出し、しかる後、灯芯3に着火して、献灯することができる。
すなわち、ケース6の第1の実施形態のように、ケース6を上下反転させて、ろうそく1を取り出す必要がなく、上下方向を向く姿勢のままで、ろうそく1をケース6から下方に取り出したり、ケース6ごと、ろうそく1を灯明台に装着したりすることができ、ろうそく1の展示時から灯明時への移行の際の利便性がよい。
特に、ケース6ごと、ろうそく1を灯明台に装着し、その後ケース6のみをろうそく1から上方に取り出すようにすれば、ろうそく1に手を触れることなく作業を行うことができるので、手にろう材が付着したり、ろうそく1の表面が汚れたりすることがなく、清潔に作業を行うことができる
図5は、本発明の灯火体用ケースの第3の実施形態の下部と、それを保持する灯明台とを示す。
このケース6の第3の実施形態においては、筒体7の下端開口部を、外部からの尖先部材(後述する)の押圧により破られ、筒体7の下端を開放しうる容易破断性材料により形成した閉塞片22により閉塞してある。
この閉塞片22は、伸縮性のシートを緊張させて、筒体7の下端開口部を閉塞し、かつその周縁部を、筒体7の下端部の外周面に、ピン等の止着具23をもって固着するか、または溶着もしくは接着することにより形成することができる。
閉塞片22の材料としては、例えば羊羹等を被包している容易破断性の合成樹脂材料と同様の材料を使用することができる。
図5に示す灯明台30は、上面に、ケース6の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合するようにした有底孔31と、この有底孔31の底面31aの中央に上向きに突設され、ろうそく1の底面に設けられている円錐形の保持孔4に嵌合可能な、転倒防止用の尖先状のピン32とが設けられた支持台33を備えている。
ピン32は、前記閉塞片22を破るための尖先部材をなしている。
したがって、寺社等の関係者が、図5に示すケース6を、その中に収容したろうそく1とともに、図2等に示す支持台11から取り出し、展示時の上下方向を向く姿勢のまま把持した状態で、ケース6の下端部を図5に示す灯明台30の有底孔31に嵌合しようとすると、その直前に、ピン32の先端が閉塞片22に刺さり、閉塞片22が破断し、その残骸は、図5に2点鎖線で示すように、ケース6の下端外周部に付着した状態で残る。
閉塞片22の破断により、ケース6の下端部は開口し、ケース6内のろうそく1の保持孔4は、円滑にピン32に嵌合することができ、かつケース6の下端部は支持台33の有底孔31に嵌合される。
その後、ケース6のみをろうそく1から上方に取り出すと、ろうそく1は、その保持孔4にピン32が刺さっていることにより、起立状態で安定よく支持台33上に支持される。
しかる後、灯芯3に着火して、献灯することができる。
したがって、図5に示す実施形態によると、ケース6を上下反転させて、ろうそく1をケース6から取り出したり、ろうそく1を直接把持したりすることなく、ろうそく1を簡単かつ迅速に灯明台30等に装着することができる。
図6は、本発明の献灯装置の第2の実施形態を示す。
なお、図2および図3に示す献灯装置の第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(図7以降に示す献灯装置の第3以降の実施形態においても同様とする)。
図6に示す献灯装置10においては、図2に示す係止手段19に代えて、フック式の係止手段40を備えるものとしてある。
この係止手段40は、上部支持片16における受け溝15の一側方の上面に上下方向を向く軸41をもって基端部が枢着され、かつ先端に受け溝15の方向を向く係止部42aが設けられたフック片42と、中間の巻回部43aが軸41に巻回され、一方の延出端部43bが上部支持片16の適所に係止され、かつ他方の延出端部43cがフック片42の中間部に係止されて、フック片42を、軸41を中心として係止部42aが受け溝15内に突出する係止方向に付勢する捩りコイルばねとした付勢手段43と、上部支持片16の上面に突設され、かつフック片42の係止部42aが、受け溝15に嵌合されたケース6の前面に係合しうる係止位置に達したとき、フック片42の中間部に当接して、フック片42のそれ以上の過剰回動を阻止するようにしたストッパ44とを備えている。
この係止手段40によると、フック片42を、付勢手段43の付勢力に抗して、係止位置から、フック片42の係止部42aが受け溝15から外れた解除位置まで回動させることにより、ケース6を受け溝15に出し入れすることができ、ケース6を受け溝15に嵌合しているときは、フック片42が付勢手段43の付勢力により付勢されて係止位置に保持され、そのときのフック片42の係止部42aが、受け溝15の開口部の一部を閉塞して、ケース6の前方への傾倒を阻止することができる。
図7は、本発明の献灯装置の第3の実施形態を示す。
図7に示す献灯装置10においては、図2に示す係止手段19に代えて、ゲート式の係止手段50を備えるものとしてある。
この係止手段50は、上部支持片16における受け溝15の前端の開口縁部に、上方と互いに対向する側方のみとに開口する1対の受け溝51、51を設け、この両受け溝51、51に、左右方向を向くゲート板52の両側下部を落とし込むことにより、受け溝15の開口部を閉塞して、受け溝15内に嵌合したケース6の前方への傾倒を阻止することができるようにしてある。
この係止手段50によると、ゲート板52を、両受け溝51、51から図7に矢印で示すように、上方に引き上げて、上部支持片16から外すだけで、ケース6を受け溝15に出し入れすることができる。
図8および図9は、本発明の献灯装置の第4の実施形態を示す。
図8および図9に示す献灯装置60は、灯明台としても使用しうるものであって、上端が開口し、かつ下端が閉塞片8により閉塞された図1に示すケース6を上下反転させて、開口が下方を向き、かつ閉塞片8が上方に位置するようにし、その中にろうそく1を収容した状態で、ケース6およびろうそく1を起立状態で支持する支持台61を備えている。
この献灯装置60においては、ケース6を、開口が下方を向くようにして展示する関係上、筆記可能部9’の位置を、ケース6の下端の開口部寄りに形成してある。
支持台61は、上面に、開口を下にして起立状態としたケース6の筒体7の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合可能な左右2個の有底孔62、62と、各有底孔62内において、ケース6内に収容されたろうそく1の下端部と補形をなして、その下端部が嵌合可能な有底の受支孔63、63とが多段状に設けられているベース64を備えている。
ベース64における各受支孔63の底面63aの中央には、ろうそく1の底面に設けられている円錐形の保持孔4(図3参照)に嵌合可能な、転倒防止用の尖先状のピン65が上向きに突設されている。
献灯装置60においては、ろうそく1の展示時には、図8の右方に示すように、ろうそく1の保持孔4にピン65が刺さるようにして、ろうそく1の下端部が受支孔63に嵌合され、さらにその外側から、上端が閉塞片8により閉塞され、かつ下端開口部が有底孔62に嵌合されたケース6が被嵌されている。
このとき、ろうそく1は、保持孔4にピン32が刺さっており、かつ下端部が受支孔63に嵌合されていることにより、ベース64上に安定よく、強固に支持されている。
また、ケース6も、その下端開口部が有底孔62に嵌合されていることにより、ベース64上に安定よく支持されている。
この状態で、献灯装置60は寺社の本堂等の全面に載置して展示され、献灯者が献灯したいときは、寺社の関係者に代金を支払った後、希望のケース6のみを、場合によってはろうそく1ごと支持台61から取り出して、ケース6の筆記可能部9’に献灯者の氏名等を記載し、その後、ケース6およびろうそく1を、支持台61上の元の位置に戻す。
支持台61上のすべてのケース6の筆記可能部9’に献灯者の氏名等が記載された後、または適時に、寺社の関係者がすべてのケース6を支持台61上から上方に外し、支持台61上に支持されたままのすべてのろうそく1に着火して、支持台61が載置されたままの場所で、支持台61を灯明台として、献灯することができる。
この献灯装置60によると、図2および図3に示す献灯装置10の支持台11における起立片14および上部支持片16を省略して、構造を簡素化することができ、しかもろうそく1およびケース6を安定よくベース64上に支持することができる。
また、複数のろうそく1およびケース6を体裁よく支持して展示することができるだけでなく、支持台61からケース6のみを引き上げて、迅速にろうそく1に点火することができ、ろうそく1の展示時から灯明時にかけての利便性がよい。
すなわち、ろうそく1をケース6とともに支持台61から取り出した後、ろうそく1をケース6から抜き出し、次いでろうそく1のみを支持台61上に立てるといった作業を省略することができる。
さらに、支持台61に設けた転倒防止用のピン65に、ろうそく1の保持孔4を嵌合することにより、ろうそく1の展示時および灯明時において、各ろうそく1を、支持台61上に起立状態で安定よく強固に支持することができ、またろうそく1の転倒を防止することができる。
図10は、本発明の献灯装置の第5の実施形態を示す。
図10に示す献灯装置70においては、図2に示す献灯装置10における支持台11全体を横長のものとした支持台71を備えている。
支持台71におけるベース72の上面には、複数の有底孔73が左右方向に並べて設けられており、ベース72の後部に立設した起立片74の前面に設けた上部支持片75の前部には、ろうそく1を収容したケース6の上部または中間部が嵌合することにより、ケース6の後方と両側方への傾倒を阻止するようにした複数の受け溝76が、左右方向に並べて設けられている。
上部支持片75の前部には、図2に示す係止手段19、図6に示す係止手段40、図7に示す係止手段50のいずれかのものと同様のものを設けてもよい。
この献灯装置70によると、複数のろうそく1およびケース6を、左右方向に並べて、体裁よく展示することができ、図2に示す献灯装置10と同様の作用および効果を奏することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、例えば、次のような幾多の変形した態様での実施が可能である。
(1)ろうそく1に代えて、線香の束、その他の灯火体を使用する。
(2)図3に2点鎖線で示すように、ベース13における有底孔12の底面の中央に、図5に示すピン32、または図8に示すピン65と同様の転倒防止用の尖先状のピン80を立設する。
この場合には、ケース6の閉塞片8に、ピン80が挿通しうる挿通孔(図示略)を予め設けておき、ケース6の下端部をベース13の有底孔12に嵌合したとき、ピン80が閉塞片8におけるこの挿通孔を挿通し、ケース6内に収容されたろうそく1の保持孔4に円滑に侵入するようにするのが好ましい。
(3)図8に示すケース6の上端を開口させておく。
1 ろうそく(灯火体) 2 円柱体
3 灯芯 4 保持孔
5 マーク 6 灯火体用ケース
7 筒体 8 閉塞片
8a折曲片 9、9’ 筆記可能部
10 献灯装置 11 支持台
12 有底孔 13 ベース
14 起立片 15 受け溝
16 上部支持片 17 切り込み
18 索条 19 係止手段
20 係合孔 21 突起(保持手段)
21a上端面 21b傾斜面
22 閉塞片 23 止着具
30 灯明台 31 有底孔
31a底面 32 ピン
33 支持台 40 係止手段
41 軸 42 フック片
42a係止部 43 付勢手段
43a巻回部 43b延出端部
43c延出端部 44 ストッパ
50 係止手段 51 受け溝
52 ゲート板 60 献灯装置
61 支持台 62 有底孔
63 受支孔 63a底面
64 ベース 65 ピン
70 献灯装置 71 支持台
72 ベース 73 有底孔
74 起立片 75 上部支持片
76 受け溝 80 ピン