JP3146964B2 - クリーンルームの免振床構造 - Google Patents

クリーンルームの免振床構造

Info

Publication number
JP3146964B2
JP3146964B2 JP00727996A JP727996A JP3146964B2 JP 3146964 B2 JP3146964 B2 JP 3146964B2 JP 00727996 A JP00727996 A JP 00727996A JP 727996 A JP727996 A JP 727996A JP 3146964 B2 JP3146964 B2 JP 3146964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
clean room
floor
slab
grating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00727996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09195556A (ja
Inventor
彰 寺村
健二 五十嵐
陽子 寺坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP00727996A priority Critical patent/JP3146964B2/ja
Publication of JPH09195556A publication Critical patent/JPH09195556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3146964B2 publication Critical patent/JP3146964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば精密機械や
IC等の生産工場に採用されるクリーンルームの免振床
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】精密機械やIC等の生産工場は、微細な
塵挨等の異物を排除したクリーンルームとして構成され
る。このクリーンルームは、天井に設けたフィルタ付き
のファンから無塵空気を室内に供給しつつ、床面から室
内の空気を排出することにより、室内が無塵状態に維持
されるようになっている。
【0003】ところで、このようなクリーンルームの床
構造としては、ワッフルスラブ方式と、根太受梁方式と
が知られている。ワッフルスラブ方式は、RC造等によ
って格子状のスラブを構築し、この格子状スラブに形成
されたグレーチングサイズの開口部上にグレーチングを
敷設するものである。一方、根太受梁方式は、RC造、
S造またはSRC造によって根太受梁を平行に構築し、
これら根太受梁間に複数の根太を根太受梁と直交する方
向に掛け渡し、この根太の上にグレーチングを敷設する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の方式の床構造にあっても、クリーンルーム内に設置さ
れる各種生産設備、測定機器等の設備機器は、クリーン
ルームを備えた構造物が受ける地震力はもちろん、グレ
ーチング上を作業員が通行する際の微振動をも嫌うもの
が一般的である(以下、これらの設備機器を嫌振機器と
称する)。
【0005】そこで、本発明は、嫌振機器に加わる地震
力及び作業員の通行時における微振動を確実に抑えるこ
とができるクリーンルームの免振床構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、クリーンルーム内の空気を床面に設置
されたグレーチングを介して床下のリタンチャンバに流
通させるクリーンルームにおいて、前記リタンチャンバ
の床面上に免振装置を介して設置されるRC造のスラブ
と、該スラブ上に載置され前記床面の一部に形成された
開口を通して前記グレーチングの床レベルとほぼ同じレ
ベルに設定される嫌振機器設置用の架台とを設け、前記
グレーチングと前記スラブ及び嫌振機器設置用架台とを
絶縁し、前記スラブが、前記グレーチングサイズの複数
倍の大きさを有していることを特徴とするものである。
【0007】嫌振機器が載置される架台は、免振装置を
介してリタンチャンバの床面上に設置されるスラブ上に
載置されているので、地震による振動が抑えられる。グ
レーチング上を作業員が通行する際に発生する微振動
接する他のグレーチングに伝播するが、グレーチング
とスラブ及び嫌振機器設置用架台とが絶縁されているの
で、この微振動がスラブ及び嫌振機器設置用架台に伝播
することはなく、その結果、嫌振機器に作業員通行時の
微振動が伝播されない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明にかかるク
リーンルームの免振床構造の好適な実施形態を示してい
る。
【0009】本実施形態のクリーンルーム1は、ルーム
内の空気を床面を通して床下のリタンチャンバ5に流通
させるものである。
【0010】リタンチャンバ5の床面上には例えば7.
2mスパンでトラス状の主柱7,7が立設されている。
これら主柱7,7間には大梁9,9が平行に架設され、
大梁9,9間には小梁11,11が大梁9,9と直交す
る方向に適宜ピッチで平行に架設され、さらに大梁9,
9及び小梁11,11で構成される格子上には複数本の
根太13,13がグレーチングサイズに応じたピッチで
平行に架設されている。そして、これら根太13,13
の上にグレーチング15,15が載置されてクリーンル
ーム1の床面が構成されている。リタンチャンバ5の床
面とクリーンルーム1の床面とのレベル差は、例えば4
mとなっている。これらの大梁9、小梁11、根太13
及びグレーチング15は第1の振動系を構成している。
【0011】リタンチャンバ5内には、該チャンバ5の
床面上に前記主柱7,7と同スパンで立設された柱1
7,17に支持された架台19が設けられている。な
お、リタンチャンバ5の床面と架台19との間には複数
のブレース材20,20がトラス状に配置されている。
架台19上には、複数の免振装置21,21を介して比
較的大型のワッフルスラブ23(スラブ)が支持されて
いる。ワッフルスラブ23は、周知のように、RC造等
によって構築された格子状のスラブであって、グレーチ
ングサイズの複数倍の大きさを有している。グレーチン
グ15の寸法が600×600mmである場合、ワッフ
ルスラブ23の寸法は3000×3000mm以上とす
ることが好ましい。
【0012】本実施形態における免振装置21は、周知
の積層ゴムからなる水平方向免振装置21aを架台19
上に配置し、その上に空気ばねまたは金属ばね等の鉛直
方向免振装置21bを配置した二層構造のもの21Aを
平面内の適宜位置に配置するとともに、当該二層構造の
もの21Aの間に鉛直方向の振動を抑えるダンパ21B
を配置したものである。
【0013】クリーンルーム1の床面の一部には、小梁
11、根太13及びグレーチング15が除去されて開口
25が形成されている。一方、ワッフルスラブ23上に
は、クリーンルーム1の床面開口25を通して免振架台
27が載置され、免振架台27の上にはさらに振動を嫌
う精密機器等の嫌振機器29が設置されている。ワッフ
ルスラブ23及び嫌振機器設置用免振架台27は、第2
の振動系を構成している。
【0014】そして、前記大梁9,小梁11,根太13
及びグレーチング15からなる第1の振動系と、ワッフ
ルスラブ23及び免振架台27からなる第2の振動系と
の間には所定の隙間が形成されて両者間は絶縁されてい
る。但し、クリーンルーム1の床面開口25と免振架台
27との隙間はできるだけ小さく設定することが作業員
の安全上好ましい。また、免振架台27の床レベルは、
嫌振機器29の取扱いが容易となるようクリーンルーム
1(グレーチング15)の床レベルとほぼ同じレベルに
設定されることが好ましい。なお、ワッフルスラブ23
の重量は、免振装置21の特性並びに免振架台27及び
その上に載置される嫌振機器29の重量等を考慮して設
定される。
【0015】リタンチャンバ5は、図外のダクトを介し
てクリーンルーム1の天井に設けたフィルタ付きのファ
ンに連通されて除塵されており、このファンからクリー
ンルーム1内に供給された空気は、床面のグレーチング
15を介して格子状に組み合わされた大梁9と小梁11
との間隙からリタンチャンバ5内に還流され、これによ
り、クリーンルーム1内は常時無塵化されるようになっ
ている。ワッフルスラブ23には開口23a,23aが
形成されているので、ワッフルスラブ23を介してクリ
ーンルーム1内の空気はリタンチャンバ5に流通する。
【0016】本発明の実施形態は以上の特徴を有してお
り、嫌振機器29が載置される免振架台27は、免振装
置21を介してリタンチャンバ5の床面上に設置されて
いるので、地震による振動が抑えられる。特に、本実施
形態における免振装置21は、水平方向免振装置21a
のみならず、鉛直方向免振装置21b及びダンパ21B
を備えているので、地震時における水平,鉛直両方向の
免振機能を果たす。
【0017】また、グレーチング15上を作業員が通行
する際に発生する微振動は根太13を介して隣接する他
のグレーチング15に伝播するが、大梁9,小梁11,
根太13及びグレーチング15からなる第1の振動系
と、ワッフルスラブ23及び免振架台27からなる第2
の振動系とが絶縁されているので、この微振動がワッフ
ルスラブ23及び免振架台27に伝播することはなく、
その結果、嫌振機器29に作業員通行時の微振動が伝播
されることはない。
【0018】そして、ワッフルスラブ23はグレーチン
グサイズの複数倍の大きさを有しているので、ワッフル
スラブ23上における任意の位置のグレーチング15を
除去して開口25の位置を変更することができ、当該開
口25に免振架台27を設置することができる。このた
め、ワッフルスラブ23上において免振架台27(嫌振
機器29)の位置を容易に変更することができるし、一
つのワッフルスラブ23上に複数台の免振架台27を設
置することもできる。
【0019】さらに、ワッフルスラブ23上に走行用の
レールを配置し、免振架台27がこのレール上を走行す
るように構成したり、免振架台27の下部に自走用の車
輪を設けることができ、この場合には、免振架台27
(嫌振機器29)が、小梁11,根太13,グレーチン
グ15を除去して形成される一つの開口25内を自由に
移動することができる。
【0020】なお、上記実施例ではスラブとしてワッフ
ルスラブを例示したが、本発明のスラブはこれに限定さ
れるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、嫌振機器が載置される架台は、免振装置を介してリ
タンチャンバの床面上に設置されるスラブ上に載置され
ているので、地震による振動が抑えられるとともに、グ
レーチングとスラブ及び嫌振機器設置用架台とが絶縁さ
れているので、グレーチング上を作業員が通行する際に
発生する微振動がスラブ及び嫌振機器設置用架台に伝播
することはなく、嫌振機器に作業員通行時の微振動が伝
播されない。また、スラブが、グレーチングサイズの複
数倍の大きさを有しているので、スラブ上における任意
の位置のグレーチングを除去して開口の位置を変更する
ことができ、当該開口に嫌振機器設置用架台を設置する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクリーンルームの免振床構造を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 クリーンルーム 5 リタンチャンバ 15 グレーチング 19 架台 21 免振装置 23 ワッフルスラブ(スラブ) 21a 水平方向免振装置 21b 鉛直方向免振装置 21B ダンパ 25 開口 27 免振架台 29 嫌振機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−66249(JP,A) 特開 昭63−14025(JP,A) 特開 昭63−67369(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 5/02 B01L 1/00 E04B 5/43

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルーム内の空気を床面に設置さ
    れたグレーチングを介して床下のリタンチャンバに流通
    させるクリーンルームにおいて、 前記リタンチャンバの床面上に免振装置を介して設置さ
    れるRC造のスラブと、該スラブ上に載置され前記床面
    の一部に形成された開口を通して前記グレーチングの床
    レベルとほぼ同じレベルに設定される嫌振機器設置用の
    架台とを設け、前記グレーチングと前記スラブ及び嫌振
    機器設置用架台とを絶縁し、前記スラブが、前記グレー
    チングサイズの複数倍の大きさを有していることを特徴
    とするクリーンルームの免振床構造。
JP00727996A 1996-01-19 1996-01-19 クリーンルームの免振床構造 Expired - Fee Related JP3146964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00727996A JP3146964B2 (ja) 1996-01-19 1996-01-19 クリーンルームの免振床構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00727996A JP3146964B2 (ja) 1996-01-19 1996-01-19 クリーンルームの免振床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09195556A JPH09195556A (ja) 1997-07-29
JP3146964B2 true JP3146964B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=11661598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00727996A Expired - Fee Related JP3146964B2 (ja) 1996-01-19 1996-01-19 クリーンルームの免振床構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3146964B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5627901B2 (ja) * 2010-02-24 2014-11-19 株式会社竹中工務店 建物構造、建物及び免震建物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09195556A (ja) 1997-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06282354A (ja) 情報処理機器の立体設置設備
JP3146964B2 (ja) クリーンルームの免振床構造
RU2175371C2 (ru) Горизонтальная конструкция здания
JP5106878B2 (ja) 免震構造建築物
JPH11324294A (ja) 二重床室の防振装置
JP2020041311A (ja) 階段構造及びユニット建物
JP3080874B2 (ja) クリーンルームの床組構造
JP2006016910A (ja) クリーンルームにおける機器の設置構造
JP3220708U (ja) 建築物
JP2000170362A (ja) 半導体製造施設の床構造
JPH084185A (ja) 建築物の床構造
JPS6332256Y2 (ja)
JP2009197426A (ja) クリーンルームの床構造体
JPS6376981A (ja) 配管・ダクトの防振支持装置
JP2000160754A (ja) 制振梁
JP7217195B2 (ja) 二重床施工方法
JP3635745B2 (ja) 集合住宅の制震装置取付構造
JP3035818U (ja) 防振根太
JPS62228975A (ja) 原子力プラントの建設工法
JPS6349021B2 (ja)
JP3218526B2 (ja) 高床構造
JP2001336297A (ja) 建 物
JP2999322B2 (ja) 建物用床装置
JPH06100010B2 (ja) フリ−アクセスフロア−の防振架構
JPH0443535B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees