JP3147375U - 角度限界ゲージ - Google Patents
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Abstract
【課題】開先溶接におけるT継手や突合せ継手の開先角度の合否判定測定を正確かつ迅速に行える上、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定測定をも正確かつ迅速に行える角度限界ゲージを提供する。
【解決手段】ゲージ体B等の一端部2と他端部3は、開先溶接のT継手や突合せ継手の開先角度の測定時に基準となる所定角度に形成されている。ゲージ体B等の頂部1は、すみ肉溶接のすみ肉sののど厚dの測定時に基準となる所定のど厚d、及び所定脚長kを確保して切り欠かれて形成されている。開先所定角度やのど厚d、所定脚長kを表す数字5と記号6、矢印7、8、9、引出し線10が、ゲージ体B等の表面11と裏面12の各一端部2と他端部3、頂部1に表示されている。
【選択図】 図6
【解決手段】ゲージ体B等の一端部2と他端部3は、開先溶接のT継手や突合せ継手の開先角度の測定時に基準となる所定角度に形成されている。ゲージ体B等の頂部1は、すみ肉溶接のすみ肉sののど厚dの測定時に基準となる所定のど厚d、及び所定脚長kを確保して切り欠かれて形成されている。開先所定角度やのど厚d、所定脚長kを表す数字5と記号6、矢印7、8、9、引出し線10が、ゲージ体B等の表面11と裏面12の各一端部2と他端部3、頂部1に表示されている。
【選択図】 図6
Description
本考案は角度限界ゲージに関し、さらに言えば、開先溶接におけるT継手又は突合せ継手の開先角度の合否判定測定を正確かつ迅速に行うと共に、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定測定をも正確かつ迅速に行う角度限界ゲージの技術分野に属する。
従来、開先溶接におけるT継手又は突合せ継手の開先角度の合否判定測定に際しては、分度器を使用して、異なる開先角度の測定の都度、当該開先角度の測定を行っていた。
また、実開昭58−178609号公報には、突合せ溶接の開先角度を測定する技術として、一端縁を基準線とする扇状板材よりなる本体と、同本体の扇中心近傍で軸支され上記基準線と反対の側の側縁を測定線とする測定板と、上記本体上に刻設され上記基準線と測定線との傾きを表示する角度目盛とからなる角度測定器が記載されている(請求項1)。
実開昭58−178609号公報
前記文献1記載の開先角度を測定するゲージでは、突合せ継手にセットされる本体と測定板を固定しながら、いちいち測定板が指し示す開先角度を読み取らなければならず、分度器を使う場合と同様に面倒で煩わしい。
また、測定板が指し示す開先角度に誤差が生じることも否めない上、30°以下の小さい開先角度の測定には適応困難である。
さらに当然のことながら、前記従来のゲージでは、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定測定には使用できない。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、開先溶接におけるT継手や突合せ継手の開先角度の合否判定測定を正確かつ迅速に行える上、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定測定をも正確かつ迅速に行える作業効率が高められて便利な角度限界ゲージを提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案の角度限界ゲージは、頂部1及び一端部2と他端部3で形成された平板状のゲージ体A、Bより成る角度限界ゲージであって、
前記ゲージ体A、Bの一端部2と他端部3は、開先溶接におけるT継手又は突合せ継手の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度θにそれぞれ形成されていると共に、当該ゲージ体A、Bの頂部1は、すみ肉溶接におけるすみ肉sののど厚dを測定する際に基準となる所定ののど厚d、及びすみ肉sの脚長kを測定する際に基準となる所定の脚長kを確保して、前記所定ののど厚d及び脚長kの長さ相当分の範囲fが切り欠かれて形成されていることを特徴とする。
前記ゲージ体A、Bの一端部2と他端部3は、開先溶接におけるT継手又は突合せ継手の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度θにそれぞれ形成されていると共に、当該ゲージ体A、Bの頂部1は、すみ肉溶接におけるすみ肉sののど厚dを測定する際に基準となる所定ののど厚d、及びすみ肉sの脚長kを測定する際に基準となる所定の脚長kを確保して、前記所定ののど厚d及び脚長kの長さ相当分の範囲fが切り欠かれて形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の考案の角度限界ゲージは、前記T継手又は突合せ継手の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度θを表す数字5と記号6が、ゲージ体A、Bの一端部2と他端部3の各表面11に表示されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案の角度限界ゲージは、前記T継手又は突合せ継手の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度の範囲θを表す矢印7が、ゲージ体A、Bの一端部2と他端部3の各表面11に表示されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案の角度限界ゲージは、前記T継手又は突合せ継手の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度の範囲θを表す数字5と記号6、矢印7が、ゲージ体A、Bの一端部2と他端部3の各裏面12に表示されていることを特徴とする。
請求項5記載の考案の角度限界ゲージは、前記ゲージ体A、Bは、基本形状が直角三角形から部分的に切除されたく字状又は台形状に形成され、その直角部pに形成される頂部1は、すみ肉溶接におけるすみ肉sののど厚dを測定する際に基準となる所定ののど厚d、及びすみ肉sの脚長kを測定する際に基準となる所定の脚長kを確保して、前記所定ののど厚d及び脚長kの長さ相当分の範囲fが切り欠かれて成り、前記のど厚dを表す数字5と記号6が、前記頂部1の表面11に表示されていると共に、前記脚長kを表す数字5と記号6が、当該頂部1の裏面12に表示されていることを特徴とする。
請求項6記載の考案の角度限界ゲージは、前記すみ肉溶接における所定ののど厚dを示す矢印8が、ゲージ体A、Bの頂部1の表面11に表示されていると共に、所定の脚長kの範囲を示す矢印9と引出し線10が、当該頂部1の裏面12に表示されていることを特徴とする。
請求項7記載の考案の角度限界ゲージは、複数枚の前記ゲージ体A・・・、B・・・が備えられ、各ゲージ体A・・・、B・・・の左右の両端部2、3は、開先溶接における開先角度θの限界寸法値として各々異なる角度θ・・・に形成されていると共に、各ゲージ体A・・・、B・・・の頂部1は、すみ肉溶接におけるのど厚d及び脚長kの限界寸法値として各々異なるのど厚d・・・及び脚長k・・・を確保して形成されていることを特徴とする。
請求項8記載の考案の角度限界ゲージは、複数枚の前記ゲージ体A・・・、B・・・で各々形成される限界寸法値の角度θ、のど厚d及び脚長kは、使用頻度の高い寸法の組み合せで構成されていることを特徴とする。
請求項1記載の角度限界ゲージは、ゲージ体の一端部と他端部は、開先溶接のT継手や突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定角度に形成されていると共に、頂部は、すみ肉溶接のすみ肉ののど厚を測定する際に基準となる所定ののど厚、及びすみ肉の脚長を測定する際に基準となる所定の脚長を確保して、前記のど厚及び脚長の長さ相当分の範囲が切り欠かれて形成されているので、開先溶接におけるT継手や突合せ継手の開先角度の合否判定測定を正確かつ迅速に行えるだけでなく、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定測定をも正確かつ迅速に行えて利便性がよく、作業効率の向上に寄与する。
請求項2、3記載の角度限界ゲージは、T継手や突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定角度を表す数字と記号や矢印が、ゲージ体の一端部と他端部の各表面に表示されているので、開先角度の合否判定が目視により一目瞭然で簡単に行うことができる。
請求項4記載の角度限界ゲージは、T継手や突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定の角度を表す数字と記号、矢印が、ゲージ体の一端部と他端部の各裏面にも表示されているので、開先角度の合否判定に際して目視により一目瞭然で簡単に行える上、当該ゲージ体の表裏を気にすることなく扱え、使い勝手に優れる。
請求項5記載の角度限界ゲージは、ゲージ体の基本形状が直角三角形から部分的に切除されたく字状又は台形状に形成され、その直角部に形成される頂部は、すみ肉溶接のすみ肉ののど厚を測定する際に基準となる所定ののど厚、及びすみ肉の脚長を測定する際に基準となる所定の脚長を確保して、前記のど厚及び脚長の長さ相当分の範囲が切り欠かれて成り、前記のど厚を表す数字と記号が、前記頂部の表面に表示されていると共に、前記脚長を表す数字と記号が、当該頂部の裏面に表示されているので、当該ゲージ体の表面の頂部を使用して、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚の合否判定を目視により一目瞭然で簡単かつ正確に行うことができる。
しかも、当該ゲージ体の裏面の頂部を使用して、すみ肉溶接におけるすみ肉の脚長の合否判定を、同様に目視により一目瞭然で簡単に行うことができる利便性に優れている。
請求項6記載の角度限界ゲージは、すみ肉溶接における所定ののど厚を示す矢印が、ゲージ体の頂部の表面に表示されていると共に、所定の脚長の範囲を示す矢印と引出し線が、当該頂部の裏面に表示されているので、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚と脚長の合否判定を、より一層明確に行うことができる。
請求項7記載の角度限界ゲージは、複数枚のゲージ体が備えられ、各ゲージ体の左右の両端部は、開先角度の限界寸法値として各々異なる角度に形成されていると共に、各ゲージ体の頂部は、すみ肉溶接ののど厚及び脚長の限界寸法値として各々異なるのど厚及び脚長を確保して形成され、前記数種類の限界寸法値のゲージ体が予め用意されているので、開先角度やすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定を容易かつ正確に行える利便性もある。
しかも、請求項8記載の本考案の角度限界ゲージのように、複数枚のゲージ体で各々形成される限界寸法値の角度、のど厚及び脚長は、使用頻度の高い寸法の組み合せで構成されているので、作業現場では使用頻度の高い数種類のゲージ体から合否判定に該当するものを即座に選択して測定することができる。
請求項1〜8に係る角度限界ゲージの好適な実施形態を、以下図面にしたがって述べる。
本実施形態の角度限界ゲージは、大別すると2種類ある。図1に示したゲージ体Aよりなる角度限界ゲージと、図2に示したゲージ体Bよりなる角度限界ゲージである。いずれの態様のゲージも、開先溶接とすみ肉溶接の両方に利用することができる。すなわち、開先溶接では、T継手又は突合せ継手の開先角度の合否判定の測定を行う。また、すみ肉溶接では、すみ肉ののど厚及び脚長の合否判定の測定を行う。さらに、これら溶接の合否判定に際し、当該角度限界ゲージは、その表面11だけでなく、裏面12をも好適に使用されるものである。
図1のゲージ体Aと図2のゲージ体Bの角度限界ゲージは、共通する点が多いので、まず共通する基本構成につき一括して説明する。
ゲージ体A、Bは、それぞれ頂部1及び一端部2と他端部3で形成された平板状のステンレス製で構成されている。その厚さは1.5mm、幅寸は92mm、奥行は43〜46mmである。
当該ゲージ体A、Bの一端部2と他端部3は、図4に示したような開先溶接のT継手の開先角度θ、又は図5に示したような開先溶接の突合せ継手の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度θにそれぞれ形成され、各先端は切除されている。採用される前記の開先角度θについては、後に詳述する。
また、当該ゲージ体A、Bの頂部1は、図6に示したようなすみ肉溶接におけるすみ肉sののど厚d(図6A参照)を測定する際に基準となる所定ののど厚d、及びすみ肉sの脚長k(図6B参照)を測定する際に基準となる所定の脚長kを確保して、前記のど厚d及び脚長kの長さ相当分の範囲fが切り欠かれて形成されている(図3)。具体的には次のとおりである。
すなわち、ゲージ体Aは、基本形状が直角三角形から部分的に切除された、く字状に形成されている。また、ゲージ体Bは、図3に示したように、基本形状が直角三角形から部分的に切除された台形状に形成されている。かくして、ゲージ体A、Bの前記一端部2と他端部3の各斜辺は直交配置に形成されており、開先継手(T継手)やすみ肉溶接における合否判定を簡便かつ正確に行うことができる。
ゲージ体Bにつき説明すると、その直角部pに形成される頂部1は、図6の左半分に図示した如く、垂直な板材20、21のすみ肉sの符合dで示したのど厚を測定する際に基準となる所定ののど厚d、及び図6の右半分に図示した如く、垂直な板材20、21のすみ肉sの符合kで示した脚長を測定する際に基準となる所定の脚長kを確保して、図3に示した如く、前記のど厚d及び脚長kの長さ相当分の範囲fが切り欠かれて山形に形成されて成るものである。当該ゲージ体Bでは、のど厚d=11mm、脚長k=15mmの空所(範囲f)を確保した山形の頂部1が形成されている。当該頂部1の形成要領は、く字状のゲージ体Aについても同様である。
そして、上述した各ゲージ体A、Bの表面11と裏面12の両面の一端部2と他端部3に、前記の開先角度θを測定する際に基準となる所定の角度θを表す、数字5と記号6及び矢印7が表示されている。
また、前記したのど厚dを表す数字5と記号6並びに同のど厚dを示す矢印8が、各ゲージ体A、Bの頂部1の表面11に表示されている。と同時に、当該頂部1の裏面12における頂部1には、前記脚長kを表す数字5と記号6並びに同脚長kの範囲を示す矢印9と引出し線10が表示されているものである。
かくして本実施形態の場合、ゲージ体Aの角度限界ゲージ(図1)は、表面11の左側に位置する一端部2が、開先角度θ=27.5°の使用態様として、同「27.5」という数字5と「°」の記号6と、角度範囲を示す矢印7が表示されている(図1A)。と共に、当該裏面12における当該一端部2に、同じ「27.5」という数字5と「°」の記号6と、角度範囲を示す矢印7が表示されている(図1B)。
同じ要領で、このゲージ体Aの表面11の右側に位置する他端部3が、開先角度θ=25°の使用態様として、同「25」という数字5と「°」の記号6と、角度範囲を示す矢印7が表示されている(図1A)。と共に、当該裏面12における当該他端部3に、同じ「25」という数字5と「°」の記号6と、角度範囲を示す矢印7が表示されている(図1B)。
さらに、このゲージ体Aの頂部1の表面11には、のど厚d=4mmの使用態様として、同「4」という数字5と「mm」の記号6と、矢印8が表示されている(図1A)。と共に、当該裏面12に、脚長k=5mmの使用態様として、同「5」という数字5と「mm」の記号6と、矢印9並びに引出し線10が、左右の斜辺に沿って表示されている(図1B)。
同様に、ゲージ体Bの角度限界ゲージ(図2)の実施形態の場合、その表面11の左側及び裏面12の右側に位置する一端部2が、開先角度θ=62.5°の使用態様として、同「62.5」という数字5と「°」の記号6と、角度範囲を示す矢印7がそれぞれ表示されている(図2A、B)。
同じ要領で、このゲージ体Bの表面11の右側及び裏面12の左側に位置する他端部3が、開先角度θ=60°の使用態様として、同「60」という数字5と「°」の記号6と、角度範囲を示す矢印7がそれぞれ表示されている(図2A、B)。
さらに、このゲージ体Bの頂部1の表面11には、のど厚d=11mmの使用態様として、同「11」という数字5と「mm」の記号6と、矢印8が表示されている(図2A)。一方、当該裏面12には、脚長k=15mmの使用態様として、同「15」という数字5と「mm」の記号6と、矢印9並びに引出し線10が、左右の斜辺に沿って表示されている(図2B)。
上述した本実施形態の角度限界ゲージは、ゲージ体Aとゲージ体Bの各一態様を説明したが、本発明には更なる実施形態がある。
すなわち、本考案の角度限界ゲージは、種々のT継手・突合せ継手の開先角度の合否判定や、種々のすみ肉ののど厚及び脚長の合否判定の測定に迅速かつ正確に対応可能なように、限界寸法値の異なる角度θ、のど厚d及び脚長kに形成され且つ表示された数種類のゲージ体Aとゲージ体Bが1セットとして好適に使用される。
つまり、複数枚の前記ゲージ体A・・・、B・・・が備えられ、各ゲージ体A・・・、B・・・の上記左右の両端部2、3は、開先溶接の開先角度θの限界寸法値として各々異なる角度θ・・・に形成されていると共に、各ゲージ体A・・・、B・・・の頂部1は、すみ肉溶接ののど厚d及び脚長kの限界寸法値として各々異なるのど厚d・・・及び脚長k・・・を確保して形成されている。そして、これら複数枚の前記ゲージ体A・・・、B・・・で各々形成される限界寸法値の角度θ、のど厚d及び脚長kは、使用頻度の高い寸法の組み合せで構成する実施形態が好ましい。
その使用頻度の高い寸法の組み合せとして、下記の通り、ゲージ体Aにつき4パターン、ゲージ体Bにつき4パターンの合計8パターン(1)〜(8)が好適に実施される。
<ゲージ体Aの場合>
(1)一端部2の角度θ=27.5°、他端部3の角度θ=25°、のど厚d=4mm、脚長k=5mm(上記ゲージ体Aのケース)
(2)一端部2の角度θ=32.5°、他端部3の角度θ=30°、のど厚d=5mm、脚長k=7mm
(3)一端部2の角度θ=37.5°、他端部3の角度θ=35°、のど厚d=6mm、脚長k=8mm
(4)一端部2の角度θ=42.5°、他端部3の角度θ=40°、のど厚d=7mm、脚長k=10mm
(1)一端部2の角度θ=27.5°、他端部3の角度θ=25°、のど厚d=4mm、脚長k=5mm(上記ゲージ体Aのケース)
(2)一端部2の角度θ=32.5°、他端部3の角度θ=30°、のど厚d=5mm、脚長k=7mm
(3)一端部2の角度θ=37.5°、他端部3の角度θ=35°、のど厚d=6mm、脚長k=8mm
(4)一端部2の角度θ=42.5°、他端部3の角度θ=40°、のど厚d=7mm、脚長k=10mm
<ゲージ体Bの場合>
(5)一端部2の角度θ=47.5°、他端部3の角度θ=45°、のど厚d=8mm、脚長k=11mm
(6)一端部2の角度θ=52.5°、他端部3の角度θ=50°、のど厚d=9mm、脚長k=13mm
(7)一端部2の角度θ=57.5°、他端部3の角度θ=55°、のど厚d=10mm、脚長k=14mm
(8)一端部2の角度θ=62.5°、他端部3の角度θ=60°、のど厚d=11mm、脚長k=15mm(上記ゲージ体Bのケース)
(5)一端部2の角度θ=47.5°、他端部3の角度θ=45°、のど厚d=8mm、脚長k=11mm
(6)一端部2の角度θ=52.5°、他端部3の角度θ=50°、のど厚d=9mm、脚長k=13mm
(7)一端部2の角度θ=57.5°、他端部3の角度θ=55°、のど厚d=10mm、脚長k=14mm
(8)一端部2の角度θ=62.5°、他端部3の角度θ=60°、のど厚d=11mm、脚長k=15mm(上記ゲージ体Bのケース)
上記のように、角度θは、25°〜62.5°の範囲内で2.5°毎に対応可能である。のど厚dは、4mm〜11mmの範囲内で1mm毎に対応でき、脚長kは、5mm〜15mmの範囲内で1mm又は2mm毎に対応可能である。但し、そのようにして選択された前記8種の角度、長さに限定されるものではなく、種々の角度θ、長さd、kを有する種々の組み合せによるゲージ体A、Bも実施可能である。
なお、同種の合否判定測定の作業効率性を高めるべく、上記した4種のゲージ体A・・・の角度限界ゲージに形成された各貫通孔4・・・にチェーンで連結し、同様に上記した4種のゲージ体Bの角度限界ゲージに形成された各貫通孔4・・・にボールチェーンで連結して実施する形態が好適である。
最後に、本角度限界ゲージの使用要領を説明する。開先溶接の場合、図4と図5に示した要領で使用する。
図4はT型継手の開先角度を測定する一実施形態として、2つの直交する板材20、21のT型継手の開先角度θ(内角)が25°の場合を示している。かかる場合に、他端部3の角度が25°と表示されたゲージ体Aの角度限界ゲージの当該他端部3を、直交する板材20、21のT型継手部分に挿し込む。挿し込んだ際に合致すれば、開先角度が25°であり合格と容易に判断できる。
図5は突合せ継手の開先角度を測定する一実施形態として、直線上に対向する2つの板材20、21の開先角度θ(内角)が62.5°の場合を示している。かかる場合に、一端部2の角度が62.5°と表示されたゲージ体Bの角度限界ゲージの当該一端部2を、対向する板材20、21の突合せ継手部分に挿し込む。挿し込んだ際に合致すれば、開先角度が62.5°であり合格と容易に判断できる。
次に、すみ肉溶接の場合、図6Aと同図6Bに示した要領で使用する。
図6Aはすみ肉sののど厚dを測定する一実施形態として、2つの直交する板材20、21のすみ肉ののど厚が11mmの場合を示している。かかる場合に、頂部1の表面11が11mmと表示されたゲージ体Bの角度限界ゲージの当該頂部1を、すみ肉sに当接させるように配置する。その際、ゲージ体Bの2つの斜辺は直角に位置するので、各斜辺を直交する板材20、21に当接させることで、測定時の適正位置が容易に確保される。かかる状態でゲージ体Bの頂部1とすみ肉sとの間に隙間がなければ、のど厚が11mmであり合格と判断できる。
図6Bはすみ肉sの脚長kを測定する一実施形態として、2つの直交する板材20、21のすみ肉の脚長kが15mmの場合を示している。かかる場合に、前記図6Aのゲージ体Bを裏返しにするだけで、頂部1の裏面12が15mmと表示されるので、当該ゲージ体Bの当該頂部1(裏面12)を、すみ肉sに当接させるように配置する。その際、やはりゲージ体Bの2つの斜辺は直角に位置するので、各斜辺を直交する板材20、21に当接させることで、測定時の適正位置が確保される。かかる状態でゲージ体Bに表示された「15mm」の引出し線10の範囲内にすみ肉sが位置していれば、合格と容易に判断できる訳である(図7参照)。
A ゲージ体
B ゲージ体
1 頂部
2 一端部
3 他端部
4 貫通孔
5 数字
6 記号
7 矢印
8 矢印
9 矢印
10 引出し線
11 表面
12 裏面
θ 角度
s すみ肉
d のど厚
k 脚長
B ゲージ体
1 頂部
2 一端部
3 他端部
4 貫通孔
5 数字
6 記号
7 矢印
8 矢印
9 矢印
10 引出し線
11 表面
12 裏面
θ 角度
s すみ肉
d のど厚
k 脚長
Claims (8)
- 頂部及び一端部と他端部で形成された平板状のゲージ体より成る角度限界ゲージであって、
前記ゲージ体の一端部と他端部は、開先溶接におけるT継手又は突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定の角度にそれぞれ形成されていると共に、当該ゲージ体の頂部は、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚を測定する際に基準となる所定ののど厚、及びすみ肉の脚長を測定する際に基準となる所定の脚長を確保して、前記所定ののど厚及び脚長の長さ相当分の範囲が切り欠かれて形成されていることを特徴とする角度限界ゲージ。 - T継手又は突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定の角度を表す数字と記号が、ゲージ体の一端部と他端部の各表面に表示されていることを特徴とする、請求項1に記載した角度限界ゲージ。
- T継手又は突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定の角度の範囲を表す矢印が、ゲージ体の一端部と他端部の各表面に表示されていることを特徴とする、請求項2に記載した角度限界ゲージ。
- T継手又は突合せ継手の開先角度を測定する際に基準となる所定の角度を表す数字と記号、矢印が、ゲージ体の一端部と他端部の各裏面に表示されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載した角度限界ゲージ。
- ゲージ体は、基本形状が直角三角形から部分的に切除されたく字状又は台形状に形成され、その直角部に形成される頂部は、すみ肉溶接におけるすみ肉ののど厚を測定する際に基準となる所定ののど厚、及びすみ肉の脚長を測定する際に基準となる所定の脚長を確保して、前記所定ののど厚及び脚長の長さ相当分の範囲が切り欠かれて成り、前記のど厚を表す数字と記号が、前記頂部の表面に表示されていると共に、前記脚長を表す数字と記号が、当該頂部の裏面に表示されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載した角度限界ゲージ。
- すみ肉溶接における所定ののど厚を示す矢印が、ゲージ体の頂部の表面に表示されていると共に、所定の脚長の範囲を示す矢印と引出し線が、当該頂部の裏面に表示されていることを特徴とする、請求項5に記載した角度限界ゲージ。
- 複数枚のゲージ体が備えられ、各ゲージ体の左右の両端部は、開先溶接における開先角度の限界寸法値として各々異なる角度に形成されていると共に、各ゲージ体の頂部は、すみ肉溶接におけるのど厚及び脚長の限界寸法値として各々異なるのど厚及び脚長を確保して形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載した角度限界ゲージ。
- 複数枚のゲージ体で各々形成される限界寸法値の角度、のど厚及び脚長は、使用頻度の高い寸法の組み合せで構成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載した角度限界ゲージ。
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3147375U true JP3147375U (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113494875A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-10-12 | 西安热工研究院有限公司 | 一种用于v型焊接接头焊前坡口尺寸测量的辅助装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113494875A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-10-12 | 西安热工研究院有限公司 | 一种用于v型焊接接头焊前坡口尺寸测量的辅助装置 |
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