JP3147553U - 姿勢矯正用衣類 - Google Patents

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由樹江 寺西
由樹江 寺西
希弥 小林
希弥 小林
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Abstract

【課題】プレスフリー仕様のファンデーション下着等において、バスト部のズレを抑えつつも前身頃の着丈を伸縮可能にして背筋だけでなく胸部も十分に伸びて呼吸を妨げない姿勢矯正用衣類を提供する。【解決手段】伸縮性素材を用いた上半身衣類において、カップ台部と腹部の境界ウエストラインより上で、アンダーバストラインより下の位置において、前身頃を分断5し、腹部パーツ4の上にカップ台パーツ3が10mm以上の重なり6をもつ開放された重合部を設けた。なお、カップ部の前面中央部に掛脱具を設け、カップ部の固定性能を高めるようにしてもよい。【選択図】 図1

Description

本考案は身体の上半身に装着し、背筋だけでなく、胸部も十分に伸び、呼吸運動も妨げることのない姿勢矯正用衣類に関するものである。
日常生活において長時間、同じ姿勢をとり続ける結果、疲労により姿勢が変形し、いわゆる猫背の前屈み状態になり、放置しておくと骨格の変形により美しい姿勢が失われることになる。
そこで、このような姿勢を矯正するため姿勢矯正用衣類として、背当て部に背柱をカバーする矯正部を内側に取着して猫背を未然に防止し、姿勢を正しくさせるようにしたもの(特許文献1参照),伸縮性帯材を背当て部の下部側部から背当て部を交叉して反対側の肩部と、さらに前合わせ部下部に構成して身体を後側に引かせて、前屈み傾向の姿勢を矯正するもの(特許文献2参照),伸縮性素材を用いて一体成型形状に上半身ウエアを作成し、該上半身ウエアを着用することで体の必要部位に着圧をかけてテーピング効果により体形を補正するようにしたもの(特許文献3参照)などが提案されている。
実用新案登録台3130805号公報 特開2003−144468号公報 特開2007−138335号公報
しかし、上記各提案に係る姿勢矯正用衣類は、背筋だけでなく胸部も伸びて姿勢矯正に効果はあるものの、何れも身体を締め付けることによる呼吸の妨げについては殆ど考慮されていない。
一般に呼吸には腹式呼吸と胸式呼吸があるが、通常、殆どの場合は胸式呼吸により呼吸が行なわれており、息を吸うと胸が広がり、吐くと胸が戻る運動が繰り返される。
ところが、上記の如き姿勢矯正用衣類や従来の補整力のある下着を着ると、この胸の動きが妨げられ浅い呼吸になり、呼吸を早くして必要な酸素を取り込むことが要求される。そのため、強いファンデーション下着を着けると息苦しさが起こる。そこで呼吸運動を妨げないために柔らかで伸縮性のある素材が用いられる。しかし柔らかい素材を用いると呼吸運動は妨げないがファンデーション下着としての補整機能が落ちてしまうので、全体を柔らかく仕上げただけでは充分とは云えない。しかも呼吸運動によって大きく開いた胸部は胸囲も胸の長さも大きくなるが、この変化に対応する構造は備えていない。
本考案は上述の如き実状に鑑み、特にファンデーション下着等の前身頃に分断部を設けることを見出すことにより胸郭(胸部)の呼吸運動を妨げないために製品のたて方向の伸びを切り替えで呼吸できるようにしつつバスト部分はズレがなく、固定されて、全体として背筋だけでなく胸部も十分に伸びて呼吸運動を妨げない姿勢矯正用衣類を提供することを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本考案の特徴は、伸縮性素材を用いた上半身衣類において、カップ台部と腹部の境界ウエストラインより上で、アンダーバストラインより下の位置において前身頃を分断し、該分断部に腹部パーツの上にカップ台パーツが10mm以上の重なりをもつ開放された重合部を設けた姿勢矯正用衣類にある。請求項2は、上記衣類において、カップ部の前面中央部に掛脱具を設け、カップ部の固定性能を高めたことを特徴とする。
ここで衣類とは主にファンデーション下着を指し、特に腹部も胸部も補整力をもち、胸部の動きを妨げない仕様のファンデーション下着を指称する。
本考案衣類によれば、前身頃前面部に分断部を設け、腹部パーツの上にカップ台パーツが10mm以上重なる開放された重合部が設けられているため呼吸運動によって胸部が大きく開いたとしてもその変化に対応して分断部が拡開し、着丈方向に伸縮可能となり、背筋だけでなく胸部も十分に伸びて胸の締め付けが起こらず、胸部の呼吸運動を妨げることもないと共に、胸部の呼吸運動を妨げないために製品のたて方向の伸びを切り替えで吸収できるようにしているので、従来よりもバスト部分のズレがなく固定されて、全体として胸部も腹部も補整力があり、プレスフリー仕様の効果を有する。
以下、更に添付図面に基づいて本考案の実施形態を説明する。図1,図2は本考案衣類に係るファンデーション下着例であり、図1は前面側、図2は後面側を示す。これら図においてAはファンデーション下着であり、前身頃1と後身頃2によって構成され、全体として経編みや丸編みその他の伸縮性素材によって一体に形成されている。
ここで、本考案は特に前身頃1に特徴を有しており、上部にカップ台パーツ3、下部に腹部パーツ4を有してカップ台部と腹部の境界ウエストラインより上でアンダーバストラインよりも下の位置において分断された分断部5が設けられていて、該分断部5には下部の腹部パーツ4の上にカップ台パーツ3下部が図3に示す如く重なり、該分断部5において両パーツ3,4の重合部が開放された状態で上下に拡開可能に形成されている。この場合、上記腹部パーツ4とカップ台パーツ3との重なり6は、この重なりを設けることによってバスト部のズレを抑えつつも前身頃の着丈が伸縮可能となり、背筋だけでなく、胸部も十分に伸び、呼吸運動を妨げないようにすることから、10mm程度あるいはそれ以上の適宜長さが好適で、10mm未満の重なりでは、重なり6による効果が乏しくなる。なお、後身頃は形状は特定しないが、背筋を伸ばし胸部を拡げるために伸び止めをもたせるように補強することが好ましい。
図4,図5は上記ファンデーション下着のカップ台パーツ3の固定性能を高めるためにカップ部の前面側中央部に掛脱具7を設けたものである。この場合も、カップ台部と腹部の境界ウエストラインより上でアンダーバストラインより下の位置に分断部5が設けられ、開放された状態で腹部パーツ4とカップ台パーツ3との重なり6が設けられていていることは図1〜図3に示す例と同様である。
なお、掛脱具1としてはフック,ファスナー等が使用される。従って図5に示す如く掛脱具7の掛止を外して装着し、装着後、掛止することによって固定され、カップ台パーツ3の伸縮性素材と相俟って胸の変化に対応し呼吸を楽にする。
以上の本考案各構成によりファンデーション下着等において腹部も胸部も補整力を有し、胸部の動きを妨げることもなく、また呼吸運動も楽な衣類を提供することができる。
本考案衣類に係るファンデーション下着例の前面側斜視概要図である。 図1のファンデーション下着例の背面側斜視概要図である。 図のX−X切断面図である。 本考案下着に係るもう1つのファンデーション下着例の前面側斜視概要図である。 図4における前面を開いた状態の斜視概要図である。
符号の説明
A:ファンデーション下着
1:前身頃
2:後身頃
3:カップ台パーツ
4:腹部パーツ
5:分断部
6:重なり
7:掛脱具

Claims (2)

  1. 伸縮性素材を用いた上半身衣類において、カップ台部と腹部の境界ウエストラインより上で、アンダーバストラインの下の位置において前身頃を分断し、腹部パーツの上にカップ台パーツが10mm以上の重なりを持つ開放された重合部を設けてなることを特徴とする姿勢矯正用衣類。
  2. カップ部の前面中央部に掛脱具を設け、カップ部の固定性能を高めた請求項1記載の姿勢矯正用衣類。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7733283B1 (ja) * 2024-07-17 2025-09-03 恵子 西岡 下着

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