JP3147767B2 - 吸収式ヒートポンプ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶液ポンプのガスが
み運転あるいはキャビテーションの発生による溶液ポン
プの特性劣化を改善た吸収式のヒートポンプに関するも
のである。
み運転あるいはキャビテーションの発生による溶液ポン
プの特性劣化を改善た吸収式のヒートポンプに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷媒としてアンモニアを用い、水
を吸収材とするアンモニア・水系の吸収式の冷凍機は一
般的には満液式のサイクルが用いられている。この方式
のものは定常負荷条件ではサイクル系の安定性が高く、
簡単な制御で運転できる利点があるが、液だめ部分の形
状が大きくなる、あるいは冷媒であるアンモニアの充填
量が多くなるなどの欠点がある。したがって、我々は小
型軽量化が可能な、貫流形のサイクルと回転型の容積ポ
ンプであるトロコイド型の溶液ポンプを組み合わたシス
テムを提案した。
を吸収材とするアンモニア・水系の吸収式の冷凍機は一
般的には満液式のサイクルが用いられている。この方式
のものは定常負荷条件ではサイクル系の安定性が高く、
簡単な制御で運転できる利点があるが、液だめ部分の形
状が大きくなる、あるいは冷媒であるアンモニアの充填
量が多くなるなどの欠点がある。したがって、我々は小
型軽量化が可能な、貫流形のサイクルと回転型の容積ポ
ンプであるトロコイド型の溶液ポンプを組み合わたシス
テムを提案した。
【0003】即ち、図12はこのシステムを示し、この
吸収式ヒートポンプシステムは室外機ユニット1と室内
機ユニット2からなり、室外機ユニット1と室内機ユニ
ット2とは冷温水配管3により接続されている。室外機
ユニット1はアンモニアを冷媒とし、水を吸収剤とする
アンモニア・水系の吸収式のヒートポンプであり、ガス
の燃焼により冷温水を発生させる機構が内蔵されてい
る。溶液ポンプ6の吐出側は、2方向に分割され、一つ
は積層形の溶液熱交換器7を経て貫流形の再生器8をへ
て精溜器9にいたる経路であり、他の一つは精溜器9の
分縮部10にキャピラリー11をへていたる経路であ
る。精溜器9の下方からは希溶液の出口がありキャピラ
リー12をへて溶液熱交換器7にいたり、さらにキャピ
ラリー13をへて積層形の吸収器14にいたる希溶液の
ラインを形成する。精溜器9の上方には精溜されたアン
モニアガスの出口があり、積層形の凝縮器15に接続さ
れている。凝縮器15を出たアンモニアは積層形の過冷
却器16を経て膨張弁17にいたり、積層形の蒸発器1
8をへて吸収器14に接続される。吸収器14で生成さ
れた濃溶液は、ポンプレシーバ4に戻る。以上のように
アンモニア冷媒回路、アンモニア水溶液の回路は構成さ
れ、各要素部品とも冷媒充填量が少なく貫流形のサイク
ルを構成する。
吸収式ヒートポンプシステムは室外機ユニット1と室内
機ユニット2からなり、室外機ユニット1と室内機ユニ
ット2とは冷温水配管3により接続されている。室外機
ユニット1はアンモニアを冷媒とし、水を吸収剤とする
アンモニア・水系の吸収式のヒートポンプであり、ガス
の燃焼により冷温水を発生させる機構が内蔵されてい
る。溶液ポンプ6の吐出側は、2方向に分割され、一つ
は積層形の溶液熱交換器7を経て貫流形の再生器8をへ
て精溜器9にいたる経路であり、他の一つは精溜器9の
分縮部10にキャピラリー11をへていたる経路であ
る。精溜器9の下方からは希溶液の出口がありキャピラ
リー12をへて溶液熱交換器7にいたり、さらにキャピ
ラリー13をへて積層形の吸収器14にいたる希溶液の
ラインを形成する。精溜器9の上方には精溜されたアン
モニアガスの出口があり、積層形の凝縮器15に接続さ
れている。凝縮器15を出たアンモニアは積層形の過冷
却器16を経て膨張弁17にいたり、積層形の蒸発器1
8をへて吸収器14に接続される。吸収器14で生成さ
れた濃溶液は、ポンプレシーバ4に戻る。以上のように
アンモニア冷媒回路、アンモニア水溶液の回路は構成さ
れ、各要素部品とも冷媒充填量が少なく貫流形のサイク
ルを構成する。
【0004】冷温水系の回路は、放熱器19から冷温水
の循環ポンプ20と四方弁21をへて凝縮器15、吸収
器14と熱交換すべく一体に構成された積層熱交換器2
2と接続され、放熱器19自体は放熱ファン23により
冷却される。室内機2は冷温水配管3と四方弁24をへ
て蒸発器18と熱交換する蒸発熱交換器25、四方弁2
1を経て循環ポンプ26と接続され室内機2に戻る経路
が構成される。室内機2には室内ファン27が設けられ
ている。
の循環ポンプ20と四方弁21をへて凝縮器15、吸収
器14と熱交換すべく一体に構成された積層熱交換器2
2と接続され、放熱器19自体は放熱ファン23により
冷却される。室内機2は冷温水配管3と四方弁24をへ
て蒸発器18と熱交換する蒸発熱交換器25、四方弁2
1を経て循環ポンプ26と接続され室内機2に戻る経路
が構成される。室内機2には室内ファン27が設けられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
のものでは、その構成上、冷媒充填量が少なくまた、シ
ステムの小型・軽量化が可能であるが、冷媒サイクル上
の冷媒の分布、特に溶液ポンプ6の吸入側に対するアン
モニア水溶液の安定供給が課題であり、溶液ポンプ6の
吸入側にアンモニア水溶液を確保する冷媒回路構成およ
び貫流形サイクルのシステム制御方法の確立が課題であ
った。
のものでは、その構成上、冷媒充填量が少なくまた、シ
ステムの小型・軽量化が可能であるが、冷媒サイクル上
の冷媒の分布、特に溶液ポンプ6の吸入側に対するアン
モニア水溶液の安定供給が課題であり、溶液ポンプ6の
吸入側にアンモニア水溶液を確保する冷媒回路構成およ
び貫流形サイクルのシステム制御方法の確立が課題であ
った。
【0006】また溶液ポンプ6として用いるトロコイド
ポンプは回転型容積ポンプの一種であり、ダイアフラム
ポンプと比較して小型・軽量化は可能であるが、ガスが
み運転あるいは、ポンプ吸入側のアンモニア水溶液の過
冷却度が小さい場合に生ずるキャビテーションに対して
は弱い特性をもち、溶液ポンプ吸入側のアンモニア水溶
液の過冷却度の確保に課題があった。
ポンプは回転型容積ポンプの一種であり、ダイアフラム
ポンプと比較して小型・軽量化は可能であるが、ガスが
み運転あるいは、ポンプ吸入側のアンモニア水溶液の過
冷却度が小さい場合に生ずるキャビテーションに対して
は弱い特性をもち、溶液ポンプ吸入側のアンモニア水溶
液の過冷却度の確保に課題があった。
【0007】さらに吸収器出口すなわち溶液ポンプ吸い
込み側のアンモニア水溶液の過冷却度はシステム効率と
の相関性があり、システム効率を高める上では、アンモ
ニア水溶液の過冷却度は小さいほど良く、この過冷却度
を溶液ポンプ6に悪影響を与えない範囲で最小限に制御
することが課題であった。
込み側のアンモニア水溶液の過冷却度はシステム効率と
の相関性があり、システム効率を高める上では、アンモ
ニア水溶液の過冷却度は小さいほど良く、この過冷却度
を溶液ポンプ6に悪影響を与えない範囲で最小限に制御
することが課題であった。
【0008】即ち、本システムでは上記各課題によって
システムの安定生が欠けるという課題があった。
システムの安定生が欠けるという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過
冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶
液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ溶液ポ
ンプの吸入側でこの溶液ポンプの上方にポンプレシーバ
と該ポンプレシーバの液面を検知する液面検知手段とを
設け、更に前記溶液ポンプの回転数を制御することによ
り前記ポンプレシーバの液面を一定に制御する制御手段
を設けて構成してある。
するため、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過
冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶
液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ溶液ポ
ンプの吸入側でこの溶液ポンプの上方にポンプレシーバ
と該ポンプレシーバの液面を検知する液面検知手段とを
設け、更に前記溶液ポンプの回転数を制御することによ
り前記ポンプレシーバの液面を一定に制御する制御手段
を設けて構成してある。
【0010】本発明は上記した構成により、溶液ポンプ
の吸入側でこの溶液ポンプの上方にあるポンプレシーバ
に設けた液面検知手段によりポンプレシーバの液面レベ
ルを検出し、この液面レベルが一定になるように溶液ポ
ンプの回転数を制御することにより、溶液ポンプからシ
ステム系に送り出される冷媒溶液と、溶液もポンプにシ
ステム系より戻ってくる冷媒溶液の循環流量がつりあ
い、流れの連続条件が満たされる他、溶液ポンプに対し
て常に一定の正の圧力がかかった状態で冷媒溶液を供給
できる。
の吸入側でこの溶液ポンプの上方にあるポンプレシーバ
に設けた液面検知手段によりポンプレシーバの液面レベ
ルを検出し、この液面レベルが一定になるように溶液ポ
ンプの回転数を制御することにより、溶液ポンプからシ
ステム系に送り出される冷媒溶液と、溶液もポンプにシ
ステム系より戻ってくる冷媒溶液の循環流量がつりあ
い、流れの連続条件が満たされる他、溶液ポンプに対し
て常に一定の正の圧力がかかった状態で冷媒溶液を供給
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る吸収式ヒ
ートポンプは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側
と、過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器
と、溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ
溶液ポンプの吸入側でこの溶液ポンプの上方にポンプレ
シーバと該ポンプレシーバの液面を検知する液面検知手
段とを設け、更に前記溶液ポンプの回転数を制御するこ
とにより前記ポンプレシーバの液面を一定に制御する制
御手段を設けて構成してあり、溶液ポンプの吸入側でこ
の溶液ポンプの上方にあるポンプレシーバに設けた液面
検知手段によりポンプレシーバの液面レベルを検出し、
この液面レベルが一定になるように溶液ポンプの回転数
を制御することにより、溶液ポンプからシステム系に送
り出される冷媒溶液と、溶液もポンプにシステム系より
戻ってくる冷媒溶液の循環流量がつりあい、流れの連続
条件が満たされる他、溶液ポンプに対して常に一定の正
の圧力がかかった状態で冷媒溶液を供給できる。
ートポンプは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側
と、過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器
と、溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ
溶液ポンプの吸入側でこの溶液ポンプの上方にポンプレ
シーバと該ポンプレシーバの液面を検知する液面検知手
段とを設け、更に前記溶液ポンプの回転数を制御するこ
とにより前記ポンプレシーバの液面を一定に制御する制
御手段を設けて構成してあり、溶液ポンプの吸入側でこ
の溶液ポンプの上方にあるポンプレシーバに設けた液面
検知手段によりポンプレシーバの液面レベルを検出し、
この液面レベルが一定になるように溶液ポンプの回転数
を制御することにより、溶液ポンプからシステム系に送
り出される冷媒溶液と、溶液もポンプにシステム系より
戻ってくる冷媒溶液の循環流量がつりあい、流れの連続
条件が満たされる他、溶液ポンプに対して常に一定の正
の圧力がかかった状態で冷媒溶液を供給できる。
【0012】本発明の請求項2に係る吸収式ヒートポン
プは、溶液ポンプの吸入側の、前記溶液ポンプおよびポ
ンプレシーバとを結ぶ配管の途中に過冷却部Aを設けて
構成してあり、また請求項3に係る吸収式ヒートポンプ
は蒸発器に溶液ポンプの吸入側に連なる過冷却部Bを設
けて構成してあり、いずれもポンプレシーバと溶液ポン
プとを結ぶ配管の途中で冷媒溶液を過冷却部により冷却
することにより、溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の過冷
却をとることができる。
プは、溶液ポンプの吸入側の、前記溶液ポンプおよびポ
ンプレシーバとを結ぶ配管の途中に過冷却部Aを設けて
構成してあり、また請求項3に係る吸収式ヒートポンプ
は蒸発器に溶液ポンプの吸入側に連なる過冷却部Bを設
けて構成してあり、いずれもポンプレシーバと溶液ポン
プとを結ぶ配管の途中で冷媒溶液を過冷却部により冷却
することにより、溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の過冷
却をとることができる。
【0013】本発明の請求項4に係る吸収式ヒートポン
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ溶液ポンプ
の吸入側のポンプレシーバの底部に流路を設け、この流
路に凝縮器と熱交換する冷却水を通水する構成としてあ
り、飽和状態でポンプレシーバに冷媒溶液が戻り、ポン
プレシーバ内に流下することによる場合に生ずる、泡立
ちによる非平衡ガス成分を液とを分離しながら効果的に
冷却することができる。
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ溶液ポンプ
の吸入側のポンプレシーバの底部に流路を設け、この流
路に凝縮器と熱交換する冷却水を通水する構成としてあ
り、飽和状態でポンプレシーバに冷媒溶液が戻り、ポン
プレシーバ内に流下することによる場合に生ずる、泡立
ちによる非平衡ガス成分を液とを分離しながら効果的に
冷却することができる。
【0014】本発明の請求項5に係る吸収式ヒートポン
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプの吸入側に設けた第1の温度センサーと、膨張弁の
出口側に設けた第2の温度センサーを備え、前記溶液ポ
ンプの吸入側の冷媒溶液の過冷却度を、前記膨張弁出口
側に設けた第1の温度センサーで検出される前記膨張弁
出口の温度で推定される前記溶液ポンプの吸入側の圧力
と、前記溶液ポンプの吸入側に設けた第1の温度センサ
ーにより検出される前記溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液
の温度により推測し、前記溶液ポンプの回転数あるい
は、前記膨張弁の開度を、前記溶液ポンプの吸入側の冷
媒溶液の過冷却度が所定の値となるよう制御する制御手
段を設けて構成してあり、溶液ポンプの吸入側の冷媒溶
液の過冷却度を、膨張弁出口側の冷媒蒸発温度から推定
される、溶液ポンプの吸入側の圧力と、溶液ポンプの吸
入側の冷媒溶液の温度により推測することにより、溶液
ポンプの吸い込み条件である、所要NPSH(Net Posi
tive Suction Head)に対する余裕度を直接的に評価す
ることが可能で、この条件を満足させるよう、溶液ポン
プの回転数と、膨張弁の開度とを制御することが可能で
ある。
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプの吸入側に設けた第1の温度センサーと、膨張弁の
出口側に設けた第2の温度センサーを備え、前記溶液ポ
ンプの吸入側の冷媒溶液の過冷却度を、前記膨張弁出口
側に設けた第1の温度センサーで検出される前記膨張弁
出口の温度で推定される前記溶液ポンプの吸入側の圧力
と、前記溶液ポンプの吸入側に設けた第1の温度センサ
ーにより検出される前記溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液
の温度により推測し、前記溶液ポンプの回転数あるい
は、前記膨張弁の開度を、前記溶液ポンプの吸入側の冷
媒溶液の過冷却度が所定の値となるよう制御する制御手
段を設けて構成してあり、溶液ポンプの吸入側の冷媒溶
液の過冷却度を、膨張弁出口側の冷媒蒸発温度から推定
される、溶液ポンプの吸入側の圧力と、溶液ポンプの吸
入側の冷媒溶液の温度により推測することにより、溶液
ポンプの吸い込み条件である、所要NPSH(Net Posi
tive Suction Head)に対する余裕度を直接的に評価す
ることが可能で、この条件を満足させるよう、溶液ポン
プの回転数と、膨張弁の開度とを制御することが可能で
ある。
【0015】本発明の請求項6に係る吸収式ヒートポン
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプを駆動するモータの駆動電流を検出する電流センサ
ーと、この電流センサーにより検出される電流値の変動
幅が所定の値より大きいとき、前記溶液ポンプの回転数
を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくして、
前記溶液ポンプを駆動するモータの駆動電流の変動幅が
所定の値以内となるよう制御する制御手段を設けて構成
してあり、溶液ポンプがガスがみあるいはキャビテーシ
ョンによるポンプの駆動トルクが変動を、ポンプを駆動
するモータの駆動電流の電流値の変動幅で検出し、この
電流値の変動幅が所定の値より大きいとき、溶液ポンプ
の回転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大き
くすることにより溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の吸入
条件を改善し、溶液ポンプを駆動するモータの駆動電流
の変動幅が所定の値以内となるよう制御することが可能
である。
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプを駆動するモータの駆動電流を検出する電流センサ
ーと、この電流センサーにより検出される電流値の変動
幅が所定の値より大きいとき、前記溶液ポンプの回転数
を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくして、
前記溶液ポンプを駆動するモータの駆動電流の変動幅が
所定の値以内となるよう制御する制御手段を設けて構成
してあり、溶液ポンプがガスがみあるいはキャビテーシ
ョンによるポンプの駆動トルクが変動を、ポンプを駆動
するモータの駆動電流の電流値の変動幅で検出し、この
電流値の変動幅が所定の値より大きいとき、溶液ポンプ
の回転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大き
くすることにより溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の吸入
条件を改善し、溶液ポンプを駆動するモータの駆動電流
の変動幅が所定の値以内となるよう制御することが可能
である。
【0016】本発明の請求項7に係る吸収式ヒートポン
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプの振動を検出する振動センサーと、この振動センサ
ーにより検出される溶液ポンプの振動が、所定の値より
大きいとき、前記溶液ポンプの回転数を低下させるか、
あるいは膨張弁の開度を大きくして、前記溶液ポンプの
振動が所定の値以内となるよう制御する制御手段を設け
て構成してあり、溶液ポンプがガスがみあるいはキャビ
テーションにより発生するポンプの異常振動を溶液ポン
プに取り付けた振動センサーで検出し、溶液ポンプの振
動の振幅が所定の振動幅を越えた場合、溶液ポンプの回
転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくす
ることにより溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の吸入条件
を改善し、溶液ポンプが異常振動が発生しない安定運転
状態に制御することが可能である。
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプの振動を検出する振動センサーと、この振動センサ
ーにより検出される溶液ポンプの振動が、所定の値より
大きいとき、前記溶液ポンプの回転数を低下させるか、
あるいは膨張弁の開度を大きくして、前記溶液ポンプの
振動が所定の値以内となるよう制御する制御手段を設け
て構成してあり、溶液ポンプがガスがみあるいはキャビ
テーションにより発生するポンプの異常振動を溶液ポン
プに取り付けた振動センサーで検出し、溶液ポンプの振
動の振幅が所定の振動幅を越えた場合、溶液ポンプの回
転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくす
ることにより溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の吸入条件
を改善し、溶液ポンプが異常振動が発生しない安定運転
状態に制御することが可能である。
【0017】本発明の請求項8に係る吸収式ヒートポン
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプの吐出側の温度を検出する第3の温度センサーと、
この第3の温度センサーにより検出される温度変動幅が
所定の値より大きいとき、前記溶液ポンプの回転数を低
下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくして、前記
第3の温度センサーにより検出される吐出側の温度変動
幅を所定の値以内となるよう制御する第5の制御手段を
設けて構成してあり、溶液ポンプがガスがみあるいはキ
ャビテーションによりポンプの瞬時流量が変動し、また
冷媒溶液中にガス成分を混入させることにより生ずる溶
液ポンプ吐出側の冷媒溶液の温度変動を検出し、溶液ポ
ンプの回転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を
大きくして溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の吸入条件を
改善し、溶液ポンプのガスがみあるいはキャビテーショ
ンの運転を回避することができる。
プは、再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、過冷却
器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、溶液ポ
ンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記溶液ポ
ンプの吐出側の温度を検出する第3の温度センサーと、
この第3の温度センサーにより検出される温度変動幅が
所定の値より大きいとき、前記溶液ポンプの回転数を低
下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくして、前記
第3の温度センサーにより検出される吐出側の温度変動
幅を所定の値以内となるよう制御する第5の制御手段を
設けて構成してあり、溶液ポンプがガスがみあるいはキ
ャビテーションによりポンプの瞬時流量が変動し、また
冷媒溶液中にガス成分を混入させることにより生ずる溶
液ポンプ吐出側の冷媒溶液の温度変動を検出し、溶液ポ
ンプの回転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を
大きくして溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の吸入条件を
改善し、溶液ポンプのガスがみあるいはキャビテーショ
ンの運転を回避することができる。
【0018】以下本発明の実施例を図を参照しながら説
明するが、従来技術と同様の部分については同一番号を
付して説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
明するが、従来技術と同様の部分については同一番号を
付して説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
【0019】(実施例1)図1は実施例1のシステム構
成図、図2は同実施例1の溶液ポンプに関連するシステ
ム制御図である。
成図、図2は同実施例1の溶液ポンプに関連するシステ
ム制御図である。
【0020】図において、4はポンプレシーバであり、
ポンプレシーバ4の側面にはポンプレシーバ4の液面を
検出する液面検知手段5がとりつけられている。液面検
知手段5としてはポンプレシーバ4内に磁性体を内蔵し
たフロートを設け、このフロートの位置をポンプレシー
バ4の外部より、複数個設けた磁気抵抗素子などで検出
するようにして構成するとができる。液面の変動に対し
て安定に制御するため液面検出手段5としては、液面を
ある程度連続的に検出できることが望ましい。ポンプレ
シーバ4は溶液ポンプ6の上方に設置されて、溶液ポン
プ6の吸入側に対して高低差分だけの静圧が作用するよ
うに構成されている。
ポンプレシーバ4の側面にはポンプレシーバ4の液面を
検出する液面検知手段5がとりつけられている。液面検
知手段5としてはポンプレシーバ4内に磁性体を内蔵し
たフロートを設け、このフロートの位置をポンプレシー
バ4の外部より、複数個設けた磁気抵抗素子などで検出
するようにして構成するとができる。液面の変動に対し
て安定に制御するため液面検出手段5としては、液面を
ある程度連続的に検出できることが望ましい。ポンプレ
シーバ4は溶液ポンプ6の上方に設置されて、溶液ポン
プ6の吸入側に対して高低差分だけの静圧が作用するよ
うに構成されている。
【0021】また、ポンプレシーバ4の液面検知手段5
は制御手段28Aと接続され、溶液ポンプ6はモータド
ライバー29と接続されるとともに、モータドライバー
29は、制御手段28Aにより制御される。膨張弁17
の出口に設けられた温度センサー30は制御手段28A
と接続され、さらに膨張弁17は制御手段28Aにより
制御されている。
は制御手段28Aと接続され、溶液ポンプ6はモータド
ライバー29と接続されるとともに、モータドライバー
29は、制御手段28Aにより制御される。膨張弁17
の出口に設けられた温度センサー30は制御手段28A
と接続され、さらに膨張弁17は制御手段28Aにより
制御されている。
【0022】上記構成において動作を説明すると、再生
器8で加熱されたアンモニア水溶液は精溜器9で純粋に
近いアンモニアガスと低濃度のアンモニアを含む希溶液
とに分離される。純粋に近く精溜されたアンモニアガス
は、凝縮器15で冷却されて液となり、さらに過冷却器
16で過冷却され、膨張弁17で断熱膨張した後、低温
の湿り蒸気となって、蒸発器18で熱交換し、吸収器1
4にいたる。この冷却動作をしたアンモニアガスは、精
溜器9で分離された低濃度のアンモニアを含む希溶液に
吸収器14で吸収される。吸収器14でアンモニアガス
を吸収したアンモニア水溶液の希溶液は高濃度のアンモ
ニアを含んだ濃溶液となり、ポンプレシーバ4を経て溶
液ポンプ6の吸入側にいたる。
器8で加熱されたアンモニア水溶液は精溜器9で純粋に
近いアンモニアガスと低濃度のアンモニアを含む希溶液
とに分離される。純粋に近く精溜されたアンモニアガス
は、凝縮器15で冷却されて液となり、さらに過冷却器
16で過冷却され、膨張弁17で断熱膨張した後、低温
の湿り蒸気となって、蒸発器18で熱交換し、吸収器1
4にいたる。この冷却動作をしたアンモニアガスは、精
溜器9で分離された低濃度のアンモニアを含む希溶液に
吸収器14で吸収される。吸収器14でアンモニアガス
を吸収したアンモニア水溶液の希溶液は高濃度のアンモ
ニアを含んだ濃溶液となり、ポンプレシーバ4を経て溶
液ポンプ6の吸入側にいたる。
【0023】この一連のサイクルにより、アンモニア冷
媒側のサイクルは構成される。膨張弁17の開度につい
ては、膨張弁17の出口に設けた第2の温度センサー3
0が所定の温度となるように制御手段28Aにより制御
される。再生器8は貫流形のボイラーであるため、溶液
循環量と燃焼量との十分なマッチングをとる必要があ
り、再生器8の出口のアンモニアガスの温度が所定の温
度を越えないように燃焼量およびポンプ回転数が制御さ
れている。
媒側のサイクルは構成される。膨張弁17の開度につい
ては、膨張弁17の出口に設けた第2の温度センサー3
0が所定の温度となるように制御手段28Aにより制御
される。再生器8は貫流形のボイラーであるため、溶液
循環量と燃焼量との十分なマッチングをとる必要があ
り、再生器8の出口のアンモニアガスの温度が所定の温
度を越えないように燃焼量およびポンプ回転数が制御さ
れている。
【0024】本実施例の室内機2および放熱器19は不
凍液を注入した冷温水で熱交換するようになっており、
冷房運転の場合は室内機2と蒸発器18を内蔵する蒸発
熱交換器25とが接続され、また放熱器19と凝縮器1
5を内蔵する積層熱交換器22とが接続されるように、
四方弁21と四方弁24とが切り換えられる。暖房運転
の場合には、室内機2と凝縮器15を内蔵する積層熱交
換器22とが接続されまた、また放熱器19と蒸発器1
8を内蔵する蒸発熱交換器25とが接続されるように、
四方弁21と四方弁24とが切り換えられる。
凍液を注入した冷温水で熱交換するようになっており、
冷房運転の場合は室内機2と蒸発器18を内蔵する蒸発
熱交換器25とが接続され、また放熱器19と凝縮器1
5を内蔵する積層熱交換器22とが接続されるように、
四方弁21と四方弁24とが切り換えられる。暖房運転
の場合には、室内機2と凝縮器15を内蔵する積層熱交
換器22とが接続されまた、また放熱器19と蒸発器1
8を内蔵する蒸発熱交換器25とが接続されるように、
四方弁21と四方弁24とが切り換えられる。
【0025】ここで上記ポンプレシーバ4は溶液ポンプ
6の吸入側にアンモニア水溶液を安定して供給するため
のものであり、溶液ポンプ6の単独の動作安定のために
はポンプレシーバ4の容量は大きいほど良い。しかし、
単にポンプレシーバ4の容量を大としても、ポンプ循環
量とシステムの所要循環量が整合しない場合、局所的な
冷媒の過充填あるいは充填不足が生じて最終的なシステ
ム動作の安定化を果たすことができない。ポンプレシー
バ4の液面は溶液ポンプ6に戻ってくるアンモニア水溶
液の液量と溶液ポンプ6の送り出す液量が平衡した位置
であり、この液面が低下しているということは、溶液ポ
ンプ6がアンモニア水溶液を送りすぎているということ
であり、逆に液面が上昇しているということは溶液ポン
プの流量が足らないということになる。
6の吸入側にアンモニア水溶液を安定して供給するため
のものであり、溶液ポンプ6の単独の動作安定のために
はポンプレシーバ4の容量は大きいほど良い。しかし、
単にポンプレシーバ4の容量を大としても、ポンプ循環
量とシステムの所要循環量が整合しない場合、局所的な
冷媒の過充填あるいは充填不足が生じて最終的なシステ
ム動作の安定化を果たすことができない。ポンプレシー
バ4の液面は溶液ポンプ6に戻ってくるアンモニア水溶
液の液量と溶液ポンプ6の送り出す液量が平衡した位置
であり、この液面が低下しているということは、溶液ポ
ンプ6がアンモニア水溶液を送りすぎているということ
であり、逆に液面が上昇しているということは溶液ポン
プの流量が足らないということになる。
【0026】この液面の変動は実際には過渡的な変動を
含むため、上記ポンプレシーバ4の液面のバランス点は
ある幅をもたせる必要があるが、ポンプレシーバ4に設
けた液面検知手段5によりアンモニア水溶液の液面を検
知し、この液面の信号を制御手段28Aに入力し、この
液面がある幅で一定となるように溶液ポンプ6の回転数
を制御手段で決めて、モータドライバー29で溶液ポン
プ6の回転数を制御することにより、システム系を安定
して制御することができる。
含むため、上記ポンプレシーバ4の液面のバランス点は
ある幅をもたせる必要があるが、ポンプレシーバ4に設
けた液面検知手段5によりアンモニア水溶液の液面を検
知し、この液面の信号を制御手段28Aに入力し、この
液面がある幅で一定となるように溶液ポンプ6の回転数
を制御手段で決めて、モータドライバー29で溶液ポン
プ6の回転数を制御することにより、システム系を安定
して制御することができる。
【0027】(実施例2)図3は実施例2のシステム構
成図である。この実施例2において実施例1と相異する
点は、溶液ポンプ6の吸入側に過冷却部A32を設けた
点である。過冷却部A32は、ポンプレシーバ4と溶液
ポンプ6とを結ぶ配管33を外筒34で覆った環状の熱
交換器であり、配管33と外筒34とで構成される環状
の流路に放熱器19で冷却された不凍液を流すことによ
り、配管33を流れるアンモニア水溶液が冷却される。
溶液ポンプ6を安定して動作させるためには、所要の過
冷却度(2〜3deg)とることが必要であり、この実
施例2では溶液ポンプ6の吸入側に過冷却部A32を設
け、溶液ポンプ6の吸入側を強制的に冷却するものであ
る。所要の過冷却度を安定してとるものである。配管3
3を流れるアンモニア水溶液の循環量は、放熱器19を
流れる不凍液の循環量よりほぼ一桁低いため配管33の
管内側のアンモニア水溶液の熱伝達率が支配的となる。
成図である。この実施例2において実施例1と相異する
点は、溶液ポンプ6の吸入側に過冷却部A32を設けた
点である。過冷却部A32は、ポンプレシーバ4と溶液
ポンプ6とを結ぶ配管33を外筒34で覆った環状の熱
交換器であり、配管33と外筒34とで構成される環状
の流路に放熱器19で冷却された不凍液を流すことによ
り、配管33を流れるアンモニア水溶液が冷却される。
溶液ポンプ6を安定して動作させるためには、所要の過
冷却度(2〜3deg)とることが必要であり、この実
施例2では溶液ポンプ6の吸入側に過冷却部A32を設
け、溶液ポンプ6の吸入側を強制的に冷却するものであ
る。所要の過冷却度を安定してとるものである。配管3
3を流れるアンモニア水溶液の循環量は、放熱器19を
流れる不凍液の循環量よりほぼ一桁低いため配管33の
管内側のアンモニア水溶液の熱伝達率が支配的となる。
【0028】従って配管33の管内側の熱伝達率を高め
るため、配管33の管径を小さくするあるいは配管33
の内部に螺旋ワイヤーなど熱伝達の促進体を挿入するこ
とが望ましい。以上のようにこの実施例2では溶液ポン
プ6の吸入側のアンモニア水溶液を強制的に冷却するこ
とにより、アンモニア水溶液の過冷却度を確実にとり、
溶液ポンプ6の動作の安定化を図ることができる。
るため、配管33の管径を小さくするあるいは配管33
の内部に螺旋ワイヤーなど熱伝達の促進体を挿入するこ
とが望ましい。以上のようにこの実施例2では溶液ポン
プ6の吸入側のアンモニア水溶液を強制的に冷却するこ
とにより、アンモニア水溶液の過冷却度を確実にとり、
溶液ポンプ6の動作の安定化を図ることができる。
【0029】(実施例3)図4は実施例3のシステム構
成図である。この実施例3において実施例2と異なる点
は蒸発器18を内蔵する積層熱交換器25Aに一体に過
冷却部B33を設け、これを溶液ポンプ6の吸入側に接
続した点にある。溶液ポンプ6の吸入側に積層熱交換器
25Aと一体に設けた過冷却部B33により、溶液ポン
プ6の吸入側のアンモニア水溶液を強制的に冷却するこ
とにより、所要の過冷却度を安定してとることができ
る。また蒸発器18を内蔵する積層熱交換器25Aは低
温が取り易く、かつ伝熱効率が高いため過冷却部B33
を非常にコンパクトに構成できる。
成図である。この実施例3において実施例2と異なる点
は蒸発器18を内蔵する積層熱交換器25Aに一体に過
冷却部B33を設け、これを溶液ポンプ6の吸入側に接
続した点にある。溶液ポンプ6の吸入側に積層熱交換器
25Aと一体に設けた過冷却部B33により、溶液ポン
プ6の吸入側のアンモニア水溶液を強制的に冷却するこ
とにより、所要の過冷却度を安定してとることができ
る。また蒸発器18を内蔵する積層熱交換器25Aは低
温が取り易く、かつ伝熱効率が高いため過冷却部B33
を非常にコンパクトに構成できる。
【0030】(実施例4)図5は本発明の実施例4のシ
ステム構成図である。この実施例4において実施例1と
異なる点は溶液ポンプ6の吸入側のポンプレシーバ4の
底部に過冷却用の流路36を設け、この流路36に放熱
器19で冷却された不凍液を流す点にある。溶液ポンプ
6がガスがみの運転状態となるとき、ポンプレシーバ4
内にも不飽和のアンモニアガスの気泡が発生し、この気
泡をいかに効率よく消滅させるかが課題であるが、ポン
プレシーバ4の底部を冷却することにより、溶液ポンプ
6に吸収されようとする気泡を効率的にアンモニア水溶
液に吸収させて、溶液ポンプ6のガスがみ運転を防止す
ることができる。この実施例4によればアンモニアガス
とアンモニア水溶液との熱交換が容積のあるポンプレシ
ーバ4内で行われるため、アンモニア水溶液の過冷却を
とることによりアンモニアのガスを効率的に吸収するこ
とができる。
ステム構成図である。この実施例4において実施例1と
異なる点は溶液ポンプ6の吸入側のポンプレシーバ4の
底部に過冷却用の流路36を設け、この流路36に放熱
器19で冷却された不凍液を流す点にある。溶液ポンプ
6がガスがみの運転状態となるとき、ポンプレシーバ4
内にも不飽和のアンモニアガスの気泡が発生し、この気
泡をいかに効率よく消滅させるかが課題であるが、ポン
プレシーバ4の底部を冷却することにより、溶液ポンプ
6に吸収されようとする気泡を効率的にアンモニア水溶
液に吸収させて、溶液ポンプ6のガスがみ運転を防止す
ることができる。この実施例4によればアンモニアガス
とアンモニア水溶液との熱交換が容積のあるポンプレシ
ーバ4内で行われるため、アンモニア水溶液の過冷却を
とることによりアンモニアのガスを効率的に吸収するこ
とができる。
【0031】(実施例5)次に本発明の実施例5を図6
〜図8を用いて説明する。図6は実施例5のシステム構
成図、図7は実施例5のシステム制御図、図8は同実施
例5のアンモニア水溶液の二相状態の判定図である。こ
の実施例5において実施例1と異なる点はポンプレシー
バ4の液面を検出する液面検知手段5を除き、溶液ポン
プ6の吸入側に温度センサー31を設け、溶液ポンプ6
の吸入側のアンモニア水溶液の過冷却度を所要の値に保
つ第2の制御手段28Bを設けた点である。
〜図8を用いて説明する。図6は実施例5のシステム構
成図、図7は実施例5のシステム制御図、図8は同実施
例5のアンモニア水溶液の二相状態の判定図である。こ
の実施例5において実施例1と異なる点はポンプレシー
バ4の液面を検出する液面検知手段5を除き、溶液ポン
プ6の吸入側に温度センサー31を設け、溶液ポンプ6
の吸入側のアンモニア水溶液の過冷却度を所要の値に保
つ第2の制御手段28Bを設けた点である。
【0032】本実施例において、溶液ポンプ6の吸入側
に設けた温度センサー31は第2の制御手段28Bと接
続され、第2の制御手段28Bによりモータドライバー
29を経て溶液ポンプ6の回転数を制御する。溶液ポン
プ6の吸入側には所定の濃度のアンモニア水溶液が戻っ
てくるが、溶液ポンプ6の吸入側は低圧側で、飽和に近
い状態であり、アンモニア水溶液の温度が高くなりすぎ
ると、キャビテーションあるいは、二相状態となる。ア
ンモニア水溶液の二相状態の判定は図8に示したように
圧力と濃度と温度の関数で表される。このアンモニア水
溶液の濃度についてはあらかじめシステムの動作条件か
ら推定できるため、溶液ポンプ6の吸入側の圧力と温度
がわかれば溶液ポンプ6の吸入側の液の状態が判定でき
る。
に設けた温度センサー31は第2の制御手段28Bと接
続され、第2の制御手段28Bによりモータドライバー
29を経て溶液ポンプ6の回転数を制御する。溶液ポン
プ6の吸入側には所定の濃度のアンモニア水溶液が戻っ
てくるが、溶液ポンプ6の吸入側は低圧側で、飽和に近
い状態であり、アンモニア水溶液の温度が高くなりすぎ
ると、キャビテーションあるいは、二相状態となる。ア
ンモニア水溶液の二相状態の判定は図8に示したように
圧力と濃度と温度の関数で表される。このアンモニア水
溶液の濃度についてはあらかじめシステムの動作条件か
ら推定できるため、溶液ポンプ6の吸入側の圧力と温度
がわかれば溶液ポンプ6の吸入側の液の状態が判定でき
る。
【0033】溶液ポンプ6の吸入側の圧力については、
膨張弁17の出口側の温度センサー30の温度が低圧側
(溶液ポンプ6の吸入側)のアンモニア冷媒の飽和温度
であり、この飽和温度で溶液ポンプ6の吸入側の圧力を
推定することができる。たとえば溶液ポンプ6の吸入側
のアンモニア水溶液の濃度が40%で、圧力が3kg/cm2
の場合平衡となる溶液温度は48℃程度となる。ポンプ
の安定動作のためには過冷却度として2〜3degとる
必要があることから、溶液ポンプ6の吸入側のアンモニ
ア水溶液の温度は45℃〜46℃に抑える必要がある。
従って、以上の濃度と圧力と温度の状態から、この溶液
ポンプ6の吸入側のアンモニア水溶液の状態を知ること
ができる。
膨張弁17の出口側の温度センサー30の温度が低圧側
(溶液ポンプ6の吸入側)のアンモニア冷媒の飽和温度
であり、この飽和温度で溶液ポンプ6の吸入側の圧力を
推定することができる。たとえば溶液ポンプ6の吸入側
のアンモニア水溶液の濃度が40%で、圧力が3kg/cm2
の場合平衡となる溶液温度は48℃程度となる。ポンプ
の安定動作のためには過冷却度として2〜3degとる
必要があることから、溶液ポンプ6の吸入側のアンモニ
ア水溶液の温度は45℃〜46℃に抑える必要がある。
従って、以上の濃度と圧力と温度の状態から、この溶液
ポンプ6の吸入側のアンモニア水溶液の状態を知ること
ができる。
【0034】この濃度と圧力と温度の状態から、二相状
態にあると判定された場合には、溶液ポンプ6の吸入側
のアンモニア水溶液の過冷却度を一定に保つ上で、2つ
の制御の手段があり、一つは溶液ポンプ6の回転数を下
げて、低圧側の圧力を上げることであり、他の一つは膨
張弁17の開度を開けて、低圧側の圧力を上げることで
ある。溶液ポンプ6の吸入側のアンモニア水溶液の過冷
却度を一定に保つよう全体のシステムのバランスをとる
ことは、システム系の所要循環量と溶液ポンプ6による
アンモニア水溶液の搬送量とが釣り合うことにもなる。
また吸収式ヒートポンプの動作効率COPは溶液ポンプ
6の吸入側のアンモニア水溶液の過冷却度が限りなく0
degに近づくほど高くなるため、システム効率を向上
させるためには、溶液ポンプ6の安定動作条件である過
冷却度2〜3degに安定して制御する必要がある。
態にあると判定された場合には、溶液ポンプ6の吸入側
のアンモニア水溶液の過冷却度を一定に保つ上で、2つ
の制御の手段があり、一つは溶液ポンプ6の回転数を下
げて、低圧側の圧力を上げることであり、他の一つは膨
張弁17の開度を開けて、低圧側の圧力を上げることで
ある。溶液ポンプ6の吸入側のアンモニア水溶液の過冷
却度を一定に保つよう全体のシステムのバランスをとる
ことは、システム系の所要循環量と溶液ポンプ6による
アンモニア水溶液の搬送量とが釣り合うことにもなる。
また吸収式ヒートポンプの動作効率COPは溶液ポンプ
6の吸入側のアンモニア水溶液の過冷却度が限りなく0
degに近づくほど高くなるため、システム効率を向上
させるためには、溶液ポンプ6の安定動作条件である過
冷却度2〜3degに安定して制御する必要がある。
【0035】この実施例5においては、システムの安定
動作のために必要な溶液ポンプ6の吸入側のアンモニア
水溶液の過冷却度を、温度条件等により推定し、この過
冷却度を必要最小限かつ安定して制御することにより、
溶液ポンプ6の動作条件を安定化すると共に、システム
効率の向上を図ることができる。
動作のために必要な溶液ポンプ6の吸入側のアンモニア
水溶液の過冷却度を、温度条件等により推定し、この過
冷却度を必要最小限かつ安定して制御することにより、
溶液ポンプ6の動作条件を安定化すると共に、システム
効率の向上を図ることができる。
【0036】(実施例6)図9は実施例6のシステム制
御図である。この実施例6において実施例1と異なる点
はポンプレシーバ4の液面を検出する液面検知手段5を
除き、溶液ポンプ6がガスがみ運転をした場合に生ずる
溶液ポンプ6のトルク変動を検出する手段29Aを設
け、ガスがみ運転によるトルク変動を検出した際には、
溶液ポンプ6の回転数を低下させる制御手段28Cを設
けた点である。
御図である。この実施例6において実施例1と異なる点
はポンプレシーバ4の液面を検出する液面検知手段5を
除き、溶液ポンプ6がガスがみ運転をした場合に生ずる
溶液ポンプ6のトルク変動を検出する手段29Aを設
け、ガスがみ運転によるトルク変動を検出した際には、
溶液ポンプ6の回転数を低下させる制御手段28Cを設
けた点である。
【0037】溶液ポンプ6のトルク変動を検出する手段
29Aは、溶液ポンプ6を駆動するモータ6Aの駆動電
流をモータドライバー29の出力線に設けられた電流セ
ンサーで構成してあり、その電流センサーの出力を制御
手段28Cで判定し、電流値の変動幅が所定の値よりも
大きいとき、溶液ポンプ6はガスがみ運転であると判定
して、モータドライバー29の出力を低下させて溶液ポ
ンプ6の回転数を下げるように、制御手段28Cにより
制御するものである。溶液ポンプ6は容積形のポンプで
あるため、ガスがみあるいはキャビテーションなどが生
ずると、大幅にトルク変動が生ずるため、溶液ポンプ6
がガスがみ運転であることを明確に判定することがで
き、溶液ポンプ6のガスがみ運転を確実に防止すること
ができる。
29Aは、溶液ポンプ6を駆動するモータ6Aの駆動電
流をモータドライバー29の出力線に設けられた電流セ
ンサーで構成してあり、その電流センサーの出力を制御
手段28Cで判定し、電流値の変動幅が所定の値よりも
大きいとき、溶液ポンプ6はガスがみ運転であると判定
して、モータドライバー29の出力を低下させて溶液ポ
ンプ6の回転数を下げるように、制御手段28Cにより
制御するものである。溶液ポンプ6は容積形のポンプで
あるため、ガスがみあるいはキャビテーションなどが生
ずると、大幅にトルク変動が生ずるため、溶液ポンプ6
がガスがみ運転であることを明確に判定することがで
き、溶液ポンプ6のガスがみ運転を確実に防止すること
ができる。
【0038】(実施例7)図10は実施例7のシステム
制御図である。この実施例7において実施例1と異なる
点は、ポンプレシーバ4の液面を検出する液面検知手段
5を除き、溶液ポンプ6がガスがみ運転をした場合に生
ずる溶液ポンプ6の振動を検出する手段37を設け、ガ
スがみ運転によるポンプの振動を検出した際には、溶液
ポンプ6の回転数を低下させる制御手段28Dを設けた
点である。
制御図である。この実施例7において実施例1と異なる
点は、ポンプレシーバ4の液面を検出する液面検知手段
5を除き、溶液ポンプ6がガスがみ運転をした場合に生
ずる溶液ポンプ6の振動を検出する手段37を設け、ガ
スがみ運転によるポンプの振動を検出した際には、溶液
ポンプ6の回転数を低下させる制御手段28Dを設けた
点である。
【0039】溶液ポンプ6の異常振動を検出する手段3
7は圧電素子を用いた振動センサーで構成してあり、こ
の振動センサーの出力を制御手段28Dで判定し、振動
センサーの出力が所定の値よりも大きいとき、溶液ポン
プ6はガスがみ運転であると判定して、モータドライバ
ー29の出力を低下させて溶液ポンプ6の回転数を下げ
るように、制御手段28Dにより制御するものである。
7は圧電素子を用いた振動センサーで構成してあり、こ
の振動センサーの出力を制御手段28Dで判定し、振動
センサーの出力が所定の値よりも大きいとき、溶液ポン
プ6はガスがみ運転であると判定して、モータドライバ
ー29の出力を低下させて溶液ポンプ6の回転数を下げ
るように、制御手段28Dにより制御するものである。
【0040】(実施例8)図11は実施例8のシステム
制御図である。この実施例8において実施例1と異なる
点は、ポンプレシーバ4の液面を検出する液面検知手段
5を除き、溶液ポンプ6がガスがみ運転をした場合に生
ずる溶液ポンプ6の吐出側のアンモニア水溶液の温度変
動を検出する手段38を設け、ガスがみ運転によるポン
プの吐出側の温度変動を検出した際には、溶液ポンプ6
の回転数を低下させる第5の制御手段28Eを設けた点
である。
制御図である。この実施例8において実施例1と異なる
点は、ポンプレシーバ4の液面を検出する液面検知手段
5を除き、溶液ポンプ6がガスがみ運転をした場合に生
ずる溶液ポンプ6の吐出側のアンモニア水溶液の温度変
動を検出する手段38を設け、ガスがみ運転によるポン
プの吐出側の温度変動を検出した際には、溶液ポンプ6
の回転数を低下させる第5の制御手段28Eを設けた点
である。
【0041】溶液ポンプ6の吐出側のアンモニア水溶液
の温度変動を検出する手段38は溶液ポンプ6の吐出側
に設けた温度センサーで構成してあり、この温度センサ
ーの出力の変動を制御手段28Eで判定し、温度センサ
ーの出力の変動が所定の値よりも大きいとき、溶液ポン
プ6はガスがみ運転であると判定して、モータドライバ
ー29の出力を低下させて溶液ポンプ6の回転数を下げ
るように、制御手段28Eにより制御するものである。
この温度変動はガスがみ運転以外にもシステム的に動作
が不安定になった場合にも生じるが、この温度変動が安
定するように、膨張弁17を制御することにより、シス
テム動作の安定化を図ることができる。
の温度変動を検出する手段38は溶液ポンプ6の吐出側
に設けた温度センサーで構成してあり、この温度センサ
ーの出力の変動を制御手段28Eで判定し、温度センサ
ーの出力の変動が所定の値よりも大きいとき、溶液ポン
プ6はガスがみ運転であると判定して、モータドライバ
ー29の出力を低下させて溶液ポンプ6の回転数を下げ
るように、制御手段28Eにより制御するものである。
この温度変動はガスがみ運転以外にもシステム的に動作
が不安定になった場合にも生じるが、この温度変動が安
定するように、膨張弁17を制御することにより、シス
テム動作の安定化を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の吸収式ヒートポン
プによれば、次の効果が得られる。
プによれば、次の効果が得られる。
【0043】(1)溶液ポンプの吸入側でこの溶液ポン
プの上方にあるポンプレシーバに設けた液面検知手段に
よりポンプレシーバの液面レベルを検出し、この液面レ
ベルが一定になるように溶液ポンプの回転数を制御する
ことにより、溶液ポンプからシステム系に送り出される
冷媒溶液と、溶液もポンプにシステム系より戻ってくる
冷媒溶液の循環流量がつりあい、流れの連続条件が満た
される他、溶液ポンプに対して常に一定の正の圧力がか
かった状態で冷媒溶液を供給できるため溶液ポンプの循
環量が安定し、システム系の安定動作に効果がある。
プの上方にあるポンプレシーバに設けた液面検知手段に
よりポンプレシーバの液面レベルを検出し、この液面レ
ベルが一定になるように溶液ポンプの回転数を制御する
ことにより、溶液ポンプからシステム系に送り出される
冷媒溶液と、溶液もポンプにシステム系より戻ってくる
冷媒溶液の循環流量がつりあい、流れの連続条件が満た
される他、溶液ポンプに対して常に一定の正の圧力がか
かった状態で冷媒溶液を供給できるため溶液ポンプの循
環量が安定し、システム系の安定動作に効果がある。
【0044】(2)溶液ポンプの吸入側に過冷却器を設
け、溶液ポンプの吸入側を強制的に冷却することによ
り、溶液ポンプの吸入側のアンモニア水溶液の所要の過
冷却度を常に保持することができ、溶液ポンプを安定し
て動作させることができる。
け、溶液ポンプの吸入側を強制的に冷却することによ
り、溶液ポンプの吸入側のアンモニア水溶液の所要の過
冷却度を常に保持することができ、溶液ポンプを安定し
て動作させることができる。
【0045】(3)溶液ポンプの吸入側のポンプレシー
バの底部に過冷却用の流路を設け、この流路に放熱器で
冷却された不凍液を流すことにより、ポンプレシーバ内
に飽和に近い冷媒溶液が流入することにより生ずる泡立
ちによる非平衡ガス成分と、冷媒溶液とを分離しながら
効果的に冷却し、過冷却のとれた冷媒溶液のみを溶液ポ
ンプに供給し、溶液ポンプのガスがみ運転を防止するこ
とができる。
バの底部に過冷却用の流路を設け、この流路に放熱器で
冷却された不凍液を流すことにより、ポンプレシーバ内
に飽和に近い冷媒溶液が流入することにより生ずる泡立
ちによる非平衡ガス成分と、冷媒溶液とを分離しながら
効果的に冷却し、過冷却のとれた冷媒溶液のみを溶液ポ
ンプに供給し、溶液ポンプのガスがみ運転を防止するこ
とができる。
【0046】(4)溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の過
冷却度を、膨張弁出口側の冷媒蒸発温度から推定され
る、溶液ポンプの吸入側の圧力と、溶液ポンプの吸入側
の冷媒溶液の温度により推測し、所要の過冷却度が得ら
れるように制御するため、過冷却度が直接的に評価され
て制御されることになって精度良く過冷却度を制御でき
る。従って過冷却度を最小限に制御でき、溶液ポンプの
安定動作と共に、システム効率を高める上で効果があ
る。
冷却度を、膨張弁出口側の冷媒蒸発温度から推定され
る、溶液ポンプの吸入側の圧力と、溶液ポンプの吸入側
の冷媒溶液の温度により推測し、所要の過冷却度が得ら
れるように制御するため、過冷却度が直接的に評価され
て制御されることになって精度良く過冷却度を制御でき
る。従って過冷却度を最小限に制御でき、溶液ポンプの
安定動作と共に、システム効率を高める上で効果があ
る。
【0047】(5)溶液ポンプのトルク変動を検出する
手段を設け、ガスがみ運転によるトルク変動を検出した
際には、溶液ポンプの回転数を低下させる制御をかける
ことにより、溶液ポンプの信頼性を高めることができ
る。
手段を設け、ガスがみ運転によるトルク変動を検出した
際には、溶液ポンプの回転数を低下させる制御をかける
ことにより、溶液ポンプの信頼性を高めることができ
る。
【0048】(6)溶液ポンプの振動を検出する手段を
設け、ガスがみ運転による振動を検出した際には、溶液
ポンプの回転数を低下させる制御をかけることにより、
溶液ポンプの信頼性を高めることができる。
設け、ガスがみ運転による振動を検出した際には、溶液
ポンプの回転数を低下させる制御をかけることにより、
溶液ポンプの信頼性を高めることができる。
【0049】(7)溶液ポンプの吐出側のアンモニア水
溶液の温度変動を検出する手段を設けることにより、溶
液ポンプのガスがみ運転を検出できる他、システム的な
動作の不安定を検出して、システム動作の安定化を図る
ことができる。
溶液の温度変動を検出する手段を設けることにより、溶
液ポンプのガスがみ運転を検出できる他、システム的な
動作の不安定を検出して、システム動作の安定化を図る
ことができる。
【図1】本発明の実施例1における吸収式ヒートポンプ
のシステム構成図
のシステム構成図
【図2】同実施例1のシステム制御図
【図3】本発明の実施例2における吸収式ヒートポンプ
のシステム構成図
のシステム構成図
【図4】本発明の実施例3における吸収式ヒートポンプ
のシステム構成図
のシステム構成図
【図5】本発明の実施例4における吸収式ヒートポンプ
のシステム構成図
のシステム構成図
【図6】本発明の実施例5における吸収式ヒートポンプ
のシステム構成図
のシステム構成図
【図7】同実施例5における吸収式ヒートポンプのシス
テム制御図
テム制御図
【図8】同実施例5におけるアンモニア水溶液二相判定
図
図
【図9】本発明の実施例6における吸収式ヒートポンプ
のシステム制御図
のシステム制御図
【図10】本発明の実施例7における吸収式ヒートポン
プのシステム制御図
プのシステム制御図
【図11】本発明の実施例8における吸収式ヒートポン
プのシステム制御図
プのシステム制御図
【図12】従来の吸収式ヒートポンプを示すシステム構
成図
成図
4 ポンプレシーバ 5 液面検知手段 6 溶液ポンプ 7 溶液熱交換器 8 再生器 9 精溜器 14 吸収器 15 凝縮器 16 過冷却器 17 膨張弁 18 蒸発器 28,28A,28B,28C,28D,28E 制御
手段
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 306
Claims (8)
- 【請求項1】再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、
過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、
溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ溶液
ポンプの吸入側でこの溶液ポンプの上方にポンプレシー
バと該ポンプレシーバの液面を検知する液面検知手段と
を設け、更に前記溶液ポンプの回転数を制御することに
より前記ポンプレシーバの液面を一定に制御する制御手
段を設けた吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項2】溶液ポンプの吸入側の、前記溶液ポンプお
よびポンプレシーバとを結ぶ配管の途中に過冷却部Aを
設けた請求項1記載の吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項3】蒸発器に溶液ポンプの吸入側に連なる過冷
却部Bを設けた請求項1記載の吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項4】再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、
過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、
溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ溶液
ポンプの吸入側のポンプレシーバの底部に流路を設け、
この流路に凝縮器と熱交換する冷却水を通水する構成と
した吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項5】再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、
過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、
溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記
溶液ポンプの吸入側に設けた第1の温度センサーと、膨
張弁の出口側に設けた第2の温度センサーを備え、前記
溶液ポンプの吸入側の冷媒溶液の過冷却度を、前記膨張
弁出口側に設けた第1の温度センサーで検出される前記
膨張弁出口の温度で推定される前記溶液ポンプの吸入側
の圧力と、前記溶液ポンプの吸入側に設けた第1の温度
センサーにより検出される前記溶液ポンプの吸入側の冷
媒溶液の温度により推測し、前記溶液ポンプの回転数あ
るいは、前記膨張弁の開度を、前記溶液ポンプの吸入側
の冷媒溶液の過冷却度が所定の値となるよう制御する制
御手段を有する吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項6】再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、
過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、
溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記
溶液ポンプを駆動するモータの駆動電流を検出する電流
センサーと、この電流センサーにより検出される電流値
の変動幅が所定の値より大きいとき、前記溶液ポンプの
回転数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きく
して、前記溶液ポンプを駆動するモータの駆動電流の変
動幅が所定の値以内となるよう制御する制御手段を備え
た吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項7】再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、
過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、
溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記
溶液ポンプの振動を検出する振動センサーと、この振動
センサーにより検出される溶液ポンプの振動が、所定の
値より大きいとき、前記溶液ポンプの回転数を低下させ
るか、あるいは膨張弁の開度を大きくして、前記溶液ポ
ンプの振動が所定の値以内となるよう制御する制御手段
を備えた吸収式ヒートポンプ。 - 【請求項8】再生器と、精溜器と、凝縮器の一次側と、
過冷却器と、膨張弁と、蒸発器の一次側と、吸収器と、
溶液ポンプと、溶液熱交換器とを配管接続し、かつ前記
溶液ポンプの吐出側の温度を検出する第3の温度センサ
ーと、この第3の温度センサーにより検出される温度変
動幅が所定の値より大きいとき、前記溶液ポンプの回転
数を低下させるか、あるいは膨張弁の開度を大きくし
て、前記第3の温度センサーにより検出される吐出側の
温度変動幅を所定の値以内となるよう制御する第5の制
御手段を備えた吸収式ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05127396A JP3147767B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 吸収式ヒートポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05127396A JP3147767B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 吸収式ヒートポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09243196A JPH09243196A (ja) | 1997-09-16 |
| JP3147767B2 true JP3147767B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=12882349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05127396A Expired - Fee Related JP3147767B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 吸収式ヒートポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3147767B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP05127396A patent/JP3147767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09243196A (ja) | 1997-09-16 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |