JP3147860U - 生花支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットに多くの生花を差し込んでも、外観上の体裁を良好に維持する生花支持具を提供する。【解決手段】生花支持具100はそれぞれネットからなる第一の段部111と第二の段部112とを有しており、第一の段部111及び第二の段部112は側壁部101A、101Bよりも前方に突出しており、第二の段部112が側壁部101A、101Bよりも外側に突出する長さは第一の段部111が側壁部101A、101Bよりも外側に突出する長さよりも大きい。第二の段部に差し込まれた生花は第一の段部の先端により前方に向かって押される形になる。このため、第一の段部に差し込まれた生花と第二の段部に差し込まれた生花は相互に干渉し合うことなく、第二の段部に差し込まれた生花は真っ直ぐに立った状態を維持することが可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、生花を立てた状態に支持する生花支持具に関する。
生花を立てた状態に維持する生花支持具としては、実開平5−51162号公報及び特開2001−238776号公報に記載されたものがある。
これら何れも、複数の開口領域を画定しているネットと、このネットに取り付けられた脚部とからなり、ネットの各開口領域に生花を差し込むことにより、生花を立てた状態に維持するものである。
ネットにより画定された各開口領域に生花を順に差し込むと、ネットの端部に近い開口領域に差し込まれた生花はネットの中央近辺の開口領域に差し込まれた生花に押された形になり、真っ直ぐに立たずに、両側に傾斜してしまっていた。
すなわち、ネットの開口領域のほぼ全てに生花を差し込むと、全ての生花を真っ直ぐに立たせることは不可能となり、外観上の体裁がよくないという問題点があった。
本考案は以上のような従来の生花支持具における問題点に鑑みてなされたものであり、生花支持具のネットに多くの生花を差し込んでも、外観上の体裁を良好に維持することを可能にする生花支持具を提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、剛性を有する線材で形成された生花支持具(100)であって、相互に対向する一対の側壁部(101A、101B)と、前記一対の側壁部(101A、101B)の間に掛け渡された少なくとも2つの段部(111、112)と、からなり、前記段部(111、112)は上下方向に配列されており、前記段部(111、112)の各々は、前記一対の側壁部(101A、101B)が相互に対向する方向において、複数の開口領域に分割されており、前記段部のうち第一の段部(111)は前記側壁部(101A、101B)よりも一方向において外側に突出しており、前記第一の段部(111)の直下に位置する第二の段部(112)は前記一方向において外側に突出しており、前記第二の段部(112)が前記側壁部(101A、101B)よりも外側に突出する長さ(L2)は前記第一の段部(111)が前記側壁部(101A、101B)よりも外側に突出する長さ(L1)よりも大きい生花支持具(100)を提供する。
例えば、前記第一の段部(111)は最上位置にある段部であり、前記第二の段部(112)は前記一方向における前記側壁部(101A、101B)の端部を始点として前記側壁部(101A、101B)よりも外側に突出して形成されていることが好ましい。
前記側壁部(101A、101B)の各々は底部に連結されており、前記底部は、前記一方向において、複数の開口領域に分割されており、前記複数の開口領域のうち、前記第一の段部(111)に対応する開口領域(222)は、前記第一の段部(111)及び当該開口領域(222)に挿入された花が傾斜するような位置にあり、前記複数の開口領域のうち、前記第二の段部(112)に対応する開口領域(221)は、前記第二の段部(112)及び当該開口領域(221)に挿入された花が傾斜するような位置にあることが好ましい。
前記段部(111、112)の各々は前記一方向において斜め下方に傾斜していることが好ましい。
前記段部(311、312)の各々は前記一方向において外側に凸または凹となる円弧形状をなしていることが好ましい。
複数の段部のうちの第一の段部及び第二の段部の各々には生花が差し込まれる。この場合、第二の段部においては、第一の段部の先端と第二の段部の先端との間にある開口領域においてのみ、生花が差し込まれる。このため、第二の段部に差し込まれた生花は第一の段部の先端により前方に向かって押される形になる。このため、第一の段部に差し込まれた生花と第二の段部に差し込まれた生花は相互に干渉し合うことなく、第二の段部に差し込まれた生花は真っ直ぐに立った状態を維持することが可能である。
(第一の実施形態)
図1(A)は本考案の第一の実施形態に係る生花支持具100の部分的な斜視図、図1(B)は本考案の第一の実施形態に係る生花支持具100の側面図である。
本実施形態に係る生花支持具100は剛性を有する線材(例えば、針金または金属棒)で形成されている。
図1(A)及び図1(B)に示すように、本実施形態に係る生花支持具100は、相互に対向する一対の側壁部101A、101Bと、一対の側壁部101A、101Bの間に掛け渡された第一の段部111及び第二の段部112とを備えている。
上述のように、一対の側壁部101A、101B、第一の段部111及び第二の段部112は線材でつくられており、図1(A)及び図1(B)において、一対の側壁部101A、101Bの外形線、第一の段部111及び第二の段部112の外形線及び内部の線が線材を示している。
第一の段部111及び第二の段部112は上下方向に配列されている。すなわち、第一の段部111は一対の側壁部101A、101Bの上端上に掛け渡され、第二の段部112は第一の段部111の下方に位置している。
図1(A)に示すように、第一の段部111は、一対の側壁部101A、101Bが相互に対向する方向Aにおいて、5列の開口領域に分割されており、さらに、方向Aと直交する方向Bにおいて、2列の開口領域に分割されている。このため、第一の段部111においては、10個の開口領域が碁盤の目のようなグリッド状に配列されている。
第二の段部112も、第一の段部111と同様に、一対の側壁部101A、101Bが相互に対向する方向Aにおいて、5列の開口領域に分割されており、さらに、方向Aと直交する方向Bにおいて、2列の開口領域に分割されている。このため、第二の段部112においては、10個の開口領域が碁盤の目のようなグリッド状に配列されている。
図1(B)に示すように、第一の段部111は、方向Bにおいて、一対の側壁部101A、101Bよりも外側に突出するように形成されている。すなわち、図1(B)に示すように、第一の段部111は一対の側壁部101A、101Bよりも前方(説明の都合上、図1(B)の左側を前方とする)に突出して形成されている。
図1(A)に示すように、第二の段部112は方向Bにおける側壁部101A、101Bの端部(前方側端部)を始点として側壁部101A、101Bから外側に(すなわち、前方に)突出して形成されている。
図1(B)に示すように、第一の段部111が一対の側壁部101A、101Bから前方に突出する長さをL1、第二の段部112が一対の側壁部101A、101Bから前方に突出する長さをL2とすると、長さL2は長さL1よりも大きく設定されている(L2>L1)。
上記のような構造を有する本実施形態に係る生花支持具100は次のようにして用いられる。
第一の段部111の各開口領域には生花が差し込まれる。
さらに、第二の段部112の各開口領域にも生花が差し込まれるが、第二の段部112においては、第一の段部111と重なり合っていない領域に存在する開口領域にのみ生花が差し込まれる。すなわち、第二の段部112においては、第一の段部111の先端111Aと第二の段部112の先端112Aとの間にある各開口領域においてのみ、生花が差し込まれる。
このため、第二の段部112に差し込まれた生花は第一の段部111の先端111Aにより前方に向かって押される形になる。このため、第一の段部111に差し込まれた生花と第二の段部112に差し込まれた生花は相互に干渉し合うことなく、第二の段部112に差し込まれた生花は真っ直ぐに立った状態を維持することが可能である。
なお、本実施形態に係る生花支持具100は上記のような構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、第一の段部111及び第二の段部112の各々は10個の開口領域に分割されているが、開口領域の数は10には限定されない。任意の個数の開口領域に分割することが可能である。
また、第一の段部111及び第二の段部112の各々は方向Bにおいて分割することは必ずしも必要ではなく、方向Aにおいてのみ分割することも可能である。
さらに、本実施形態に係る生花支持具100は2個の段部111、112を有するものとして形成されているが、段部の数は2には限定されない。3以上の任意の数の段部を上下方向に配列することが可能である。この場合、第一の段部111と第二の段部112との間の関係と同様に、一の段部が一対の側壁部101A、101Bから前方に突出する長さは当該一の段部の直下に位置する段部が一対の側壁部101A、101Bから前方に突出する長さよりも短く設定される。
また、本実施形態に係る生花支持具100における第一の段部111及び第二の段部112は水平方向に形成されているが、第一の段部111及び第二の段部112を傾斜させて配置することも可能である。
図1(C)は本実施形態に係る生花支持具100の一変形例を示す側面図である。
図1(C)に示すように、本変形例においては、第一の段部111及び第二の段部112は、方向Bにおいて、前方(図1(C)の左側)が低くなるように、傾斜して配置されている。このように各段部111、112を傾斜して配置することにより、各段部111、112に生花を差し込んだときに、生花支持具100の前方にいる看者にとって生花が見やすい角度になる。
第一の段部111及び第二の段部112の傾斜角度αは、例えば、5度乃至25度の範囲内に設定される。
(第二の実施形態)
図2は本考案の第二の実施形態に係る生花支持具の底部のみを示す斜視図である。
本実施形態に係る生花支持具の底部は、円形の外郭210と、外郭210の中心を通る直径に沿って形成された第一線材211と、第一線材211に平行に形成された第二線材212と、から構成されている。
一対の側壁部101A、101Bの各々が後方側に位置する線材102Aと前方側に位置する線材102B(図1(B)参照)とを含むものとすると、図2に示すように、一対の側壁部101A、101Bの各々の線材102Aの下端は外郭210の一点213に対して溶接その他の手段により接合されている。一点213は、第一線材211と直交する直径と外郭210との交点であり、かつ、第一線材211よりも第二線材212に近い位置にある点である。
また、一対の側壁部101A、101Bの各々の線材102Bの下端は第一線材211の両端において外郭210に対して溶接その他の手段により接合されている。
本実施形態に係る生花支持具の底部は方向Bにおいて複数の開口領域に分割されている。すなわち、本実施形態に係る生花支持具の底部は、第一線材211と第二線材212と外郭210とに囲まれる第一開口領域221と、第二線材212と外郭210とに囲まれる第二開口領域222とを有している。
全体的に、第一の段部111及び第二の段部112と本実施形態に係る生花支持具の底部とは鉛直方向に対して傾斜した位置関係にある。
具体的には、第二開口領域222は、第一の段部111及び当該第二開口領域222に挿入された花が傾斜するような位置にある。すなわち、第一の段部111に生花を差し込み、その生花の茎部分を第二開口領域222に差し込むと、その生花が前方に傾斜し、その生花の花の部分が前方にいる看者に向かうようになっている。
同様に、第一開口領域221は、第二の段部112及び当該第一開口領域221に挿入された花が傾斜するような位置にある。すなわち、第二の段部112に生花を差し込み、その生花の茎部分を第一開口領域221に差し込むと、その生花が前方に傾斜し、その生花の花の部分が前方にいる看者に向かうようになっている。
以上のように、本実施形態に係る生花支持具によれば、生花支持具の底部には第一の段部111及び第二の段部112にそれぞれ対応する第二開口領域222及び第一開口領域221が形成されており、生花を第一の段部111及び第二の段部112に差し込み、その生花の茎部分をそれぞれ第二開口領域222及び第一開口領域221に差し込むと、生花が前方に傾斜する。このため、生花支持具の前方にいる看者は生花の花の部分を集中的に見ることが可能になる。
なお、本実施形態に係る生花支持具は、例えば、台の上に置くことにより、生花支持具の底部と地上との間に隙間をつくることが好ましい。このような隙間をつくることにより、生花の茎部分を確実に第一開口領域221及び第二開口領域222に差し込むことができる。
本実施形態に係る生花支持具の底部は上記のような構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
底部の外形形状は円形には限定されない。底部の外形形状としては、他の形状、例えば、矩形、楕円などの任意の形状を選択することが可能である。ただし、本実施形態に係る生花支持具のように、底部を円形にすることにより、生花支持具をバケツなどの容器に入れることが可能である。
また、底部に形成される開口領域の数は段部の数に対応して決定される。具体的には、開口領域の数は段部の数に等しいか、または、段部の数よりも大きい数に設定される。
(第三の実施形態)
図3は本考案の第三の実施形態に係る生花支持具300を上方から見た平面図である。
本実施形態に係る生花支持具300においては、第一の段部311及び第二の段部312はともに前方に向かって凹となる円弧形状をなしている。
このため、第一の段部311及び第二の段部312の各々の両端付近に差し込まれた生花も生花支持具300の前方にいる看者に対して近い位置にあることになるため、看者は第一の段部311及び第二の段部312の各々に差し込まれた全ての生花をほぼ均等に見ることが可能になる。
あるいは、第一の段部311及び第二の段部312をともに前方に向かって凸となる円弧形状に形成することも可能である。この場合には、第一の段部311及び第二の段部312の各々の中央付近に差し込まれた生花が生花支持具300の前方にいる看者に最も近くなるため、中央付近に差し込まれた生花を看者に対して強調することが可能である。
図1(A)は本考案の第一の実施形態に係る生花支持具の部分的な斜視図、図1(B)は本考案の第一の実施形態に係る生花支持具の側面図、図1(C)は本考案の第一の実施形態に係る生花支持具の一変形例を示す側面図である。 図2は本考案の第二の実施形態に係る生花支持具の底部のみを示す斜視図である。 図3は本考案の第三の実施形態に係る生花支持具を上方から見た平面図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係る生花支持具
101A、101B 側壁部
111 第一の段部
112 第二の段部
210 考案の第二の実施形態に係る生花支持具の底部の外郭
211 第一線材
212 第二線材
102A、102B 線材
221 第一開口領域
222 第二開口領域
300 本考案の第三の実施形態に係る生花支持具
311 第一の段部
312 第二の段部

Claims (5)

  1. 剛性を有する線材で形成された生花支持具であって、
    相互に対向する一対の側壁部と、
    前記一対の側壁部の間に掛け渡された少なくとも2つの段部と、
    からなり、
    前記段部は上下方向に配列されており、
    前記段部の各々は、前記一対の側壁部が相互に対向する方向において、複数の開口領域に分割されており、
    前記段部のうち第一の段部は前記側壁部よりも一方向において外側に突出しており、
    前記第一の段部の直下に位置する第二の段部は前記一方向において外側に突出しており、前記第二の段部が前記側壁部よりも外側に突出する長さは前記第一の段部が前記側壁部よりも外側に突出する長さよりも大きい生花支持具。
  2. 前記第一の段部は最上位置にある段部であり、
    前記第二の段部は前記一方向における前記側壁部の端部を始点として前記側壁部よりも外側に突出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の生花支持具。
  3. 前記側壁部の各々は底部に連結されており、
    前記底部は、前記一方向において、複数の開口領域に分割されており、
    前記複数の開口領域のうち、前記第一の段部に対応する開口領域は、前記第一の段部及び当該領域に挿入された花が傾斜するような位置にあり、
    前記複数の開口領域のうち、前記第二の段部に対応する開口領域は、前記第二の段部及び当該領域に挿入された花が傾斜するような位置にあることを特徴とする請求項2に記載の生花支持具。
  4. 前記段部の各々は前記一方向において斜め下方に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の生花支持具。
  5. 前記段部の各々は前記一方向において外側に凸または凹となる円弧形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の生花支持具。
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