JP3155491B2 - 勾配棟 - Google Patents
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- 206010039509 Scab Diseases 0.000 claims description 9
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Landscapes
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寄せ棟、切妻、い
りもや等の棟のある建物及び方形(ホウギョウ)の建物
に於いて、それらの建物を、平面から見て、幅の異なる
二以上の方形の支分建物を直角以外の角度で重なり合い
接合したと見做せる形状に構成した場合に、または建物
を台形状に構成した場合に、それぞれ容易にかつ合理的
に棟を構成し得る、勾配棟に関するものである。
りもや等の棟のある建物及び方形(ホウギョウ)の建物
に於いて、それらの建物を、平面から見て、幅の異なる
二以上の方形の支分建物を直角以外の角度で重なり合い
接合したと見做せる形状に構成した場合に、または建物
を台形状に構成した場合に、それぞれ容易にかつ合理的
に棟を構成し得る、勾配棟に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のような棟のある建物では、
その棟は必ず水平に構成され、または水平に構成される
ことが要求されていた。したがって、建物は、平面から
見て、幅の異なる二以上の方形の支分建物を接続したと
見做せる形状を採用する場合、相互の接続関係は殆ど直
角又は直線状態に行なわれており、それ以外の接続形状
は殆ど見られない。即ち、直角又は直線以外に接続した
場合は、隅木を、同一高さの軒桁の各隅部から、各々そ
の内角の1/2の角度方向に、かつそれぞれ同一立上り
角度で立ち上げると、各隅木の上端の高さが一致せず、
それ故、当然、各かぶら束の高さが異なることとなり、
隣接するかぶら束間を結ぶ棟が水平になり難くなるが故
である。そしてこのように各かぶら束の高さが異なるこ
ととなる場合には、それらの間に擬煙突、塔状突出物又
は化粧壁等の本来必要でない構成を付加して棟の水平を
保持し得るように処理していたものである。
その棟は必ず水平に構成され、または水平に構成される
ことが要求されていた。したがって、建物は、平面から
見て、幅の異なる二以上の方形の支分建物を接続したと
見做せる形状を採用する場合、相互の接続関係は殆ど直
角又は直線状態に行なわれており、それ以外の接続形状
は殆ど見られない。即ち、直角又は直線以外に接続した
場合は、隅木を、同一高さの軒桁の各隅部から、各々そ
の内角の1/2の角度方向に、かつそれぞれ同一立上り
角度で立ち上げると、各隅木の上端の高さが一致せず、
それ故、当然、各かぶら束の高さが異なることとなり、
隣接するかぶら束間を結ぶ棟が水平になり難くなるが故
である。そしてこのように各かぶら束の高さが異なるこ
ととなる場合には、それらの間に擬煙突、塔状突出物又
は化粧壁等の本来必要でない構成を付加して棟の水平を
保持し得るように処理していたものである。
【0003】しかしそれらの付加物を配する構成は、雨
仕舞が悪くメンテナンスが必要であるとか、無用のもの
を付加するために過重量となりやすいとか、更には、そ
れらの無用の付加物のために工事費が嵩むこととなる等
の問題が生じると云う不都合が多かったものである。
仕舞が悪くメンテナンスが必要であるとか、無用のもの
を付加するために過重量となりやすいとか、更には、そ
れらの無用の付加物のために工事費が嵩むこととなる等
の問題が生じると云う不都合が多かったものである。
【0004】これは、建物を台形状に構成した場合にも
同様である。この場合も、隅木を、同一高さの軒桁の各
隅部から、各々その内角の1/2の角度方向に、かつそ
れぞれ同一立上り角度で立ち上げると、各隅木の上端の
高さは一致せず、それ故、当然、各かぶら束の高さが異
なることとなり、隣接するかぶら束間を結ぶ棟が水平に
なり難くなる。そのため、前記の場合と同様に、各かぶ
ら束の間に擬煙突、塔状突出物又は化粧壁等の本来必要
でない構成を付加して棟の水平を保持し得るように処理
していたものである。しかしてこの場合も同様の不都合
があるものである。
同様である。この場合も、隅木を、同一高さの軒桁の各
隅部から、各々その内角の1/2の角度方向に、かつそ
れぞれ同一立上り角度で立ち上げると、各隅木の上端の
高さは一致せず、それ故、当然、各かぶら束の高さが異
なることとなり、隣接するかぶら束間を結ぶ棟が水平に
なり難くなる。そのため、前記の場合と同様に、各かぶ
ら束の間に擬煙突、塔状突出物又は化粧壁等の本来必要
でない構成を付加して棟の水平を保持し得るように処理
していたものである。しかしてこの場合も同様の不都合
があるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、平面から見
た建物の形状を自由に設計し得るように、即ち、平面か
ら見て、幅の異なる二以上の方形(正方形又は長方形
等)の支分建物が直角以外の角度で重なり合い接合した
と見做せる建物形状、または平面からみて台形の建物形
状の設計をそれぞれ自由になし得るようにすることを目
的とするものであり、このことによって生じる、同一高
さの軒桁の各隅部から、各々その内角の1/2の角度方
向に、かつそれぞれ同一立上り角度で立ち上げた場合
の、各隅木の上端の高さの不一致、即ち、対応する位置
の各かぶら束の高さの不一致の問題を、前記のような擬
煙突、塔状突出物又は化粧壁等の本来必要でない構成を
付加することなく、解決することをその課題とするもの
である。
た建物の形状を自由に設計し得るように、即ち、平面か
ら見て、幅の異なる二以上の方形(正方形又は長方形
等)の支分建物が直角以外の角度で重なり合い接合した
と見做せる建物形状、または平面からみて台形の建物形
状の設計をそれぞれ自由になし得るようにすることを目
的とするものであり、このことによって生じる、同一高
さの軒桁の各隅部から、各々その内角の1/2の角度方
向に、かつそれぞれ同一立上り角度で立ち上げた場合
の、各隅木の上端の高さの不一致、即ち、対応する位置
の各かぶら束の高さの不一致の問題を、前記のような擬
煙突、塔状突出物又は化粧壁等の本来必要でない構成を
付加することなく、解決することをその課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明の1は建
物を、平面から見て、幅の異なる二以上の方形の支分建
物が直角以外の角度でその接合部付近を重なり合わせつ
つ接合したと見做せる形状に構成した場合に、同一高さ
の軒桁の各隅部から、隅木を、各々その内角の1/2の
角度方向に、かつ各々同一立上り角度で立ち上げ、また
該当する場合は棟の端部から隅木を上記同一立上り角度
で立ち上げ、各該当する位置で、各隅木の上端にその上
端を結合すべく高さを一致させたかぶら束を配し、相互
に隣接する高さの異なるかぶら束間を接続して棟を構成
した勾配棟である。
物を、平面から見て、幅の異なる二以上の方形の支分建
物が直角以外の角度でその接合部付近を重なり合わせつ
つ接合したと見做せる形状に構成した場合に、同一高さ
の軒桁の各隅部から、隅木を、各々その内角の1/2の
角度方向に、かつ各々同一立上り角度で立ち上げ、また
該当する場合は棟の端部から隅木を上記同一立上り角度
で立ち上げ、各該当する位置で、各隅木の上端にその上
端を結合すべく高さを一致させたかぶら束を配し、相互
に隣接する高さの異なるかぶら束間を接続して棟を構成
した勾配棟である。
【0007】したがって本発明の1の勾配棟によれば、
前記したように、平面から見て、幅の異なる二以上の方
形(正方形又は長方形等)の支分建物が直角以外の角度
でその接合部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せ
る形状の建物を自由に設計することができる。即ち、敷
地の都合、周辺建物との関係から来る採光の都合その他
の都合に応じて、建物の平面形状を自由に設計すること
ができる。
前記したように、平面から見て、幅の異なる二以上の方
形(正方形又は長方形等)の支分建物が直角以外の角度
でその接合部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せ
る形状の建物を自由に設計することができる。即ち、敷
地の都合、周辺建物との関係から来る採光の都合その他
の都合に応じて、建物の平面形状を自由に設計すること
ができる。
【0008】このように建物の平面形状を自由に設計し
ても、高さの異なることとなったかぶら束間を勾配のあ
る棟で接続することにより、擬煙突やその他の塔状突起
物のような無用の付加物を設置する必要がないため、前
記した雨仕舞の問題や費用の嵩む問題等を克服すること
ができ、更には屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介で
費用の嵩む設計も不要である。また棟を勾配をもったも
のに構成しても施工上等の問題は全く生じない。
ても、高さの異なることとなったかぶら束間を勾配のあ
る棟で接続することにより、擬煙突やその他の塔状突起
物のような無用の付加物を設置する必要がないため、前
記した雨仕舞の問題や費用の嵩む問題等を克服すること
ができ、更には屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介で
費用の嵩む設計も不要である。また棟を勾配をもったも
のに構成しても施工上等の問題は全く生じない。
【0009】前記したように、建物の平面形状を自由に
設計することができることとなるため、既述のように、
狭い敷地、変形敷地、真北方位がずれている敷地等に対
し、建物形状を容易に合わせられ、容易にまとまった空
地を生み出すことができることとなる。即ち、例えば、
狭い敷地や変形敷地であっても、建物をその一方に押し
込み、対応する側の敷地形状に合わせた平面形状に設計
することが容易にできるので、その反対側に空地を確保
し、駐車場、庭又はアプローチ等として利用を図ること
ができるものである。
設計することができることとなるため、既述のように、
狭い敷地、変形敷地、真北方位がずれている敷地等に対
し、建物形状を容易に合わせられ、容易にまとまった空
地を生み出すことができることとなる。即ち、例えば、
狭い敷地や変形敷地であっても、建物をその一方に押し
込み、対応する側の敷地形状に合わせた平面形状に設計
することが容易にできるので、その反対側に空地を確保
し、駐車場、庭又はアプローチ等として利用を図ること
ができるものである。
【0010】また、本発明によれば、建物を、幅の異な
る二以上の方形の支分建物が直角以外の角度でその接合
部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に自
由に設計することができるので、さまざまな利点を獲得
することができる。
る二以上の方形の支分建物が直角以外の角度でその接合
部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に自
由に設計することができるので、さまざまな利点を獲得
することができる。
【0011】例えば、敷地周囲に並んだ隣地建物間の境
界線付近には必ず空地があるものであるが、その空地側
に建物の壁面線(開口部)を向けるように設計すること
で、日照、採光、眺望が容易に取れることとなる。また
それぞれに対応すべく自由に平面設計を行ない、建築基
準法に於ける、居室の採光・道路斜線制限・隣地斜線制
限・北側斜線制限・日影規制等の規制について容易にク
リアーすることができる。
界線付近には必ず空地があるものであるが、その空地側
に建物の壁面線(開口部)を向けるように設計すること
で、日照、採光、眺望が容易に取れることとなる。また
それぞれに対応すべく自由に平面設計を行ない、建築基
準法に於ける、居室の採光・道路斜線制限・隣地斜線制
限・北側斜線制限・日影規制等の規制について容易にク
リアーすることができる。
【0012】更に、建物が、支分建物を直角以外の角度
で接合したと見做せる平面形状となった場合は、耐力壁
の方向がXY方向だけでなく、その間の角度方向につい
ても得られるので、バランスが良くなる。また、以上の
ように、平面計画が直角だけでなくそれ以外の角度に自
由に取れるので、廊下の屈曲部を鈍角にし易くなり、車
椅子の移動や天井走行器具等の移動がスムーズに行なえ
るものとなる。従来の建物とは平面形状が明らかに異な
ったものとなるので、おのずと従来の規格建物や在来建
物とは一線を画するデザインのものとなる。
で接合したと見做せる平面形状となった場合は、耐力壁
の方向がXY方向だけでなく、その間の角度方向につい
ても得られるので、バランスが良くなる。また、以上の
ように、平面計画が直角だけでなくそれ以外の角度に自
由に取れるので、廊下の屈曲部を鈍角にし易くなり、車
椅子の移動や天井走行器具等の移動がスムーズに行なえ
るものとなる。従来の建物とは平面形状が明らかに異な
ったものとなるので、おのずと従来の規格建物や在来建
物とは一線を画するデザインのものとなる。
【0013】本発明の2は、平面から見て、建物を台形
状に構成した場合に、同一高さの軒桁の各隅部から、隅
木を、各々その内角の1/2の角度方向に、かつ各々同
一立上り角度で立ち上げ、各該当する位置で、各隅木の
上端にその上端を結合すべく高さを一致させたかぶら束
を配し、相互に隣接する高さの異なるかぶら束間を接続
して棟を構成した勾配棟である。
状に構成した場合に、同一高さの軒桁の各隅部から、隅
木を、各々その内角の1/2の角度方向に、かつ各々同
一立上り角度で立ち上げ、各該当する位置で、各隅木の
上端にその上端を結合すべく高さを一致させたかぶら束
を配し、相互に隣接する高さの異なるかぶら束間を接続
して棟を構成した勾配棟である。
【0014】したがって本発明の2の勾配棟によれば、
前記したように、平面から見て、台形の建物を自由に設
計することができる。このように設計しても、高さが異
なることとなるかぶら束間を勾配のある棟で接続するこ
とにより、擬煙突やその他の塔状突起物のような無用の
付加物を設置する必要はない。そのため、前記した雨仕
舞の問題や施工上費用が嵩む等の問題を克服することが
でき、更には屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介な設
計も不要となる。その他、前記した本発明の1について
説明したのと同様の有利な作用及び効果を有する。
前記したように、平面から見て、台形の建物を自由に設
計することができる。このように設計しても、高さが異
なることとなるかぶら束間を勾配のある棟で接続するこ
とにより、擬煙突やその他の塔状突起物のような無用の
付加物を設置する必要はない。そのため、前記した雨仕
舞の問題や施工上費用が嵩む等の問題を克服することが
でき、更には屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介な設
計も不要となる。その他、前記した本発明の1について
説明したのと同様の有利な作用及び効果を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
に基づき添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1〜
図3は、本発明の1を適用した実施例1を示したもの
で、図1はその平面説明図、図2は勾配棟の勾配状態を
示した説明図、図3は敷地に於ける建物のの配置を示し
た平面説明図である。図4及び図5は本発明の2を適用
した実施例2を示したもので、図4はその平面説明図、
図5は勾配棟の勾配状態を示した説明図である。図6は
本発明の1を適用した実施例3を示した平面説明図であ
る。図7は本発明の1を適用した実施例4を示した平面
説明図である。図8は本発明の1を適用した実施例5を
示した平面説明図である。
に基づき添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1〜
図3は、本発明の1を適用した実施例1を示したもの
で、図1はその平面説明図、図2は勾配棟の勾配状態を
示した説明図、図3は敷地に於ける建物のの配置を示し
た平面説明図である。図4及び図5は本発明の2を適用
した実施例2を示したもので、図4はその平面説明図、
図5は勾配棟の勾配状態を示した説明図である。図6は
本発明の1を適用した実施例3を示した平面説明図であ
る。図7は本発明の1を適用した実施例4を示した平面
説明図である。図8は本発明の1を適用した実施例5を
示した平面説明図である。
【0016】(実施例1)前記したように、実施例1は
本発明の1を適用したものである。図1及び図2に示す
ように、実施例1の建物1は、幅の異なる長方形の支分
建物1a、1bを約110度の角度で対応する角部を相
互に重ね合わせた状態で接続したと見做し得る形状に構
成したものである。
本発明の1を適用したものである。図1及び図2に示す
ように、実施例1の建物1は、幅の異なる長方形の支分
建物1a、1bを約110度の角度で対応する角部を相
互に重ね合わせた状態で接続したと見做し得る形状に構
成したものである。
【0017】支分建物1aは支分建物1bと比べて幅広
であり、それぞれの軒桁2a、2bの隅部3から又は両
軒桁2a、2bの結合点である隅部3から隅木4、4…
を立ち上げる。隅木4は、それぞれ各隅部3の内角の1
/2の角度方向に、かついずれも同一の立上り角度で立
ち上げるものである。
であり、それぞれの軒桁2a、2bの隅部3から又は両
軒桁2a、2bの結合点である隅部3から隅木4、4…
を立ち上げる。隅木4は、それぞれ各隅部3の内角の1
/2の角度方向に、かついずれも同一の立上り角度で立
ち上げるものである。
【0018】また支分建物1a、1bの内側に当たる軒
桁2a、2bが結合した結合点である凹部6からは、谷
を構成する谷木5を該凹部6の内側の角度の1/2の角
度方向に、かつ前記隅木4と同一の立上り角度で立ち上
げる。この谷木5の先端は幅の狭い方の支分建物1bの
棟木7の端部と結合する。即ち、この部位には、当然、
真束7aがろくばりAから直立させてあり、この真束7
aの上端に前記棟木7及び前記谷木5の上端が結合する
こととなるわけである。なお上記棟木7の他端は、幅の
狭い方の支分建物1bの一端の両隅部3、3から立ち上
げた隅木4、4の上端と結合しているものである。当
然、この位置に、かぶら束7bがろくばりAから直立さ
せてあり、棟木7及び上記隅木4、4の上端はこれに結
合することを介して相互に結合するものである。なお上
記棟木7は水平である。
桁2a、2bが結合した結合点である凹部6からは、谷
を構成する谷木5を該凹部6の内側の角度の1/2の角
度方向に、かつ前記隅木4と同一の立上り角度で立ち上
げる。この谷木5の先端は幅の狭い方の支分建物1bの
棟木7の端部と結合する。即ち、この部位には、当然、
真束7aがろくばりAから直立させてあり、この真束7
aの上端に前記棟木7及び前記谷木5の上端が結合する
こととなるわけである。なお上記棟木7の他端は、幅の
狭い方の支分建物1bの一端の両隅部3、3から立ち上
げた隅木4、4の上端と結合しているものである。当
然、この位置に、かぶら束7bがろくばりAから直立さ
せてあり、棟木7及び上記隅木4、4の上端はこれに結
合することを介して相互に結合するものである。なお上
記棟木7は水平である。
【0019】幅の広い方の支分建物1aの隅部3、3、
3の内、前記凹部6から遠い方の二つは上端で相互に結
合する。この結合は、それぞれこの位置にろくばりAか
ら直立させたかぶら束8aに結合することを介して行な
われる。前記凹部6に近い隅部3から立ち上げた隅木4
は、前記真束7aから立ち上げた隅木9の上端と結合す
る。この結合は、同様に、この位置にろくばりAから直
立させたかぶら束8bの上端にそれぞれを結合すること
を介して行なわれる。
3の内、前記凹部6から遠い方の二つは上端で相互に結
合する。この結合は、それぞれこの位置にろくばりAか
ら直立させたかぶら束8aに結合することを介して行な
われる。前記凹部6に近い隅部3から立ち上げた隅木4
は、前記真束7aから立ち上げた隅木9の上端と結合す
る。この結合は、同様に、この位置にろくばりAから直
立させたかぶら束8bの上端にそれぞれを結合すること
を介して行なわれる。
【0020】上記両かぶら束8a、8bは高さが異な
る。即ち、かぶら束8aはかぶら束8bより高さが低
い。したがって両かぶら束8a、8bを繋ぐ棟木8は、
図2に示すように、勾配を持ったものとなる。なお図1
中、10は母屋束、10aは母屋であるが、これらを参
照しつつみると、かぶら束8b側が高いことがすぐ分か
る。
る。即ち、かぶら束8aはかぶら束8bより高さが低
い。したがって両かぶら束8a、8bを繋ぐ棟木8は、
図2に示すように、勾配を持ったものとなる。なお図1
中、10は母屋束、10aは母屋であるが、これらを参
照しつつみると、かぶら束8b側が高いことがすぐ分か
る。
【0021】このように棟木8を直接かぶら束8a、8
b間を結ぶように結合することによって勾配棟が構成さ
れる。このことによって、それらの間に、無用の擬煙突
等を構成する無駄を避けられ、かつそのことによって生
じる雨仕舞の悪さ等を克服することができるものであ
る。しかもこのように勾配棟を構成することによる不都
合は全くない。
b間を結ぶように結合することによって勾配棟が構成さ
れる。このことによって、それらの間に、無用の擬煙突
等を構成する無駄を避けられ、かつそのことによって生
じる雨仕舞の悪さ等を克服することができるものであ
る。しかもこのように勾配棟を構成することによる不都
合は全くない。
【0022】このように勾配棟を構成することにより、
建物1を、平面から見て、幅の異なる二の方形の支分建
物1a、1bが直角以外の角度である110度でその接
合部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に
構成することが不都合なくできることとなったものであ
る。これによって、建物1の平面形状を、敷地Sの形状
に無駄なく容易に対応できることとなったものである。
建物1を、平面から見て、幅の異なる二の方形の支分建
物1a、1bが直角以外の角度である110度でその接
合部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に
構成することが不都合なくできることとなったものであ
る。これによって、建物1の平面形状を、敷地Sの形状
に無駄なく容易に対応できることとなったものである。
【0023】この実施例1の建物1を建設した敷地S
は、図3に示すように、該図中、右側及び下側の隣地境
界線Y、X、左側下部、左側上部及び上側の道路境界線
R、Q、Zに囲まれ、下側の横向きの隣地境界線Xの右
端に右側の隣地境界線Yがその下端で直角に結んで縦向
きに接続し、その上端から左に向かって上向き傾斜で上
側の道路境界線Zが伸び、その左端から左側斜め下方に
道路境界線Qが下がり、更にその下端から道路境界線R
が僅かに左に傾斜しながら下がって前記下側の隣地境界
線Xの左端にに結んでいるものである。
は、図3に示すように、該図中、右側及び下側の隣地境
界線Y、X、左側下部、左側上部及び上側の道路境界線
R、Q、Zに囲まれ、下側の横向きの隣地境界線Xの右
端に右側の隣地境界線Yがその下端で直角に結んで縦向
きに接続し、その上端から左に向かって上向き傾斜で上
側の道路境界線Zが伸び、その左端から左側斜め下方に
道路境界線Qが下がり、更にその下端から道路境界線R
が僅かに左に傾斜しながら下がって前記下側の隣地境界
線Xの左端にに結んでいるものである。
【0024】この実施例1では、乗用車4台分の駐車ス
ペースP、P…を確保することが要望されていたが、図
1及び図3に示すように、建物1を、平面から見て、幅
広の支分建物1aを縦向きの幅細の支分建物1bの上部
に約110度の角度で対応する角部を相互に重ね合わせ
た状態で接続したと見做し得る態様に構成したので、そ
れが達成できたものである。そして、既述のように、棟
に傾斜を付けるという考えを見出したことにより、この
ような平面計画の実現が可能になったものである。
ペースP、P…を確保することが要望されていたが、図
1及び図3に示すように、建物1を、平面から見て、幅
広の支分建物1aを縦向きの幅細の支分建物1bの上部
に約110度の角度で対応する角部を相互に重ね合わせ
た状態で接続したと見做し得る態様に構成したので、そ
れが達成できたものである。そして、既述のように、棟
に傾斜を付けるという考えを見出したことにより、この
ような平面計画の実現が可能になったものである。
【0025】その他、このように建物1の平面計画が自
由になったことにより、開口部を自由に採光等の容易な
方向に向けることができることとなる等、既述の利点を
得ることができることとなったものである。
由になったことにより、開口部を自由に採光等の容易な
方向に向けることができることとなる等、既述の利点を
得ることができることとなったものである。
【0026】(実施例2)前記したように、実施例2は
本発明の2を適用したものである。図4に示すように、
実施例2の建物11は、平面から見て、台形状に構成し
たものである。四辺を構成する軒桁12の四箇所の隅部
13、13…から、各々隅木14を立ち上げる。各隅木
14は、各隅部13の内角の1/2の角度方向に、かつ
各々同一立上り角度で立ち上げる。対面する二つの短辺
の両側の隅木14、14がそれぞれ上端で結合する。各
結合位置には、ろくばりBからかぶら束15a、15b
が直立させてあり、その上端に各々前記隅木14、14
の上端を結合することを介してそれぞれが結合する。
本発明の2を適用したものである。図4に示すように、
実施例2の建物11は、平面から見て、台形状に構成し
たものである。四辺を構成する軒桁12の四箇所の隅部
13、13…から、各々隅木14を立ち上げる。各隅木
14は、各隅部13の内角の1/2の角度方向に、かつ
各々同一立上り角度で立ち上げる。対面する二つの短辺
の両側の隅木14、14がそれぞれ上端で結合する。各
結合位置には、ろくばりBからかぶら束15a、15b
が直立させてあり、その上端に各々前記隅木14、14
の上端を結合することを介してそれぞれが結合する。
【0027】前記かぶら束15a、15bは高さが異な
る。図5に示すように、かぶら束15bが高く、かぶら
束15aが低い。対面する二辺の内、長さの長い辺の両
端から立ち上げた隅木14、14と結合したかぶら束1
5bの方が高いわけである。これは隅木の立上り角度が
全て同一であるから当然である。しかして両かぶら束1
5a、15b間を繋ぐ棟木16は、図5に示すように、
傾斜したものとなる。即ち、勾配棟となる。なお、図4
中、17は母屋束であり、18は母屋である。
る。図5に示すように、かぶら束15bが高く、かぶら
束15aが低い。対面する二辺の内、長さの長い辺の両
端から立ち上げた隅木14、14と結合したかぶら束1
5bの方が高いわけである。これは隅木の立上り角度が
全て同一であるから当然である。しかして両かぶら束1
5a、15b間を繋ぐ棟木16は、図5に示すように、
傾斜したものとなる。即ち、勾配棟となる。なお、図4
中、17は母屋束であり、18は母屋である。
【0028】このように棟木16を直接かぶら束15
a、15b間を結ぶべく配して勾配棟を構成することに
よって、前記実施例1と同様に、それらの間に、無用の
擬煙突等を構成する無駄を避けられ、かつそのことによ
って生じる雨仕舞の悪さ等を克服することができるもの
である。しかもこのように勾配棟を構成することによる
不都合は全くない。
a、15b間を結ぶべく配して勾配棟を構成することに
よって、前記実施例1と同様に、それらの間に、無用の
擬煙突等を構成する無駄を避けられ、かつそのことによ
って生じる雨仕舞の悪さ等を克服することができるもの
である。しかもこのように勾配棟を構成することによる
不都合は全くない。
【0029】このように勾配棟を構成することにより、
建物11を、平面から見て、台形に構成することが不都
合なくできることとなり、これによって敷地の形状に無
駄なく容易に対応でき、かつ窓等の開口部を自由に採光
等の容易な方向に向けることができることとなり、建物
の平面計画が自由になったものである。
建物11を、平面から見て、台形に構成することが不都
合なくできることとなり、これによって敷地の形状に無
駄なく容易に対応でき、かつ窓等の開口部を自由に採光
等の容易な方向に向けることができることとなり、建物
の平面計画が自由になったものである。
【0030】(実施例3)前記したように、実施例3
は、本発明の1を適用したものである。実施例3の建物
21は、図6に示すように、幅の異なる方形の支分建物
21a、21bを一部重ね合わせつつ約130度の角度
で接続した平面形状であり、実施例1と同様に隅木2
2、22…及び谷木25を同一立上り角度で立ち上げ、
その上端の位置に上端を一致させてかぶら束23a、2
3b、23cを直立させ、それぞれこれらに結合すると
ともに、かぶら束23a、23b間に棟木24aを、か
ぶら束23b、23c間に隅木24bを、それぞれ配し
たものである。かぶら束23a、23bは高さが異なる
ため、当然、棟木24aは傾斜し、勾配棟となる。隅木
24bは、他の隅木22と同一の立上り角度になる。な
おこの場合は支分建物21bの方が縦横ともに短寸なの
で、かぶら束23aの方がかぶら束23bより低い。し
たがって棟はかぶら束23bからかぶら束23aに向か
って下向き傾斜する勾配棟となる訳である。
は、本発明の1を適用したものである。実施例3の建物
21は、図6に示すように、幅の異なる方形の支分建物
21a、21bを一部重ね合わせつつ約130度の角度
で接続した平面形状であり、実施例1と同様に隅木2
2、22…及び谷木25を同一立上り角度で立ち上げ、
その上端の位置に上端を一致させてかぶら束23a、2
3b、23cを直立させ、それぞれこれらに結合すると
ともに、かぶら束23a、23b間に棟木24aを、か
ぶら束23b、23c間に隅木24bを、それぞれ配し
たものである。かぶら束23a、23bは高さが異なる
ため、当然、棟木24aは傾斜し、勾配棟となる。隅木
24bは、他の隅木22と同一の立上り角度になる。な
おこの場合は支分建物21bの方が縦横ともに短寸なの
で、かぶら束23aの方がかぶら束23bより低い。し
たがって棟はかぶら束23bからかぶら束23aに向か
って下向き傾斜する勾配棟となる訳である。
【0031】(実施例4)前記したように、実施例4
は、本発明の1を適用したものである。実施例4の建物
31は、図7に示すように、幅の異なる方形の支分建物
31a、31bを一部重ね合わせつつ約160度の角度
で接続した平面形状であり、実施例1と同様に隅木3
2、32…及び谷木35をそれぞれ同一立上り角度で立
ち上げ、その上端に上端を一致させてかぶら束33a、
33b、33c、33dを直立させ、それぞれこれらに
結合するとともに、かぶら束33a、33b間、33
b、33c間、33c、33d間に、それぞれ棟木34
a、34b、34cを配したものである。かぶら束33
aと33b、かぶら束33cと33dとは、それぞれ同
一高さであるから、それぞれの間の棟木34a、34c
は各々水平の棟を構成し、かぶら束33bとかぶら束3
3cとは、高さが異なるため、当然、棟木34bは傾斜
し、勾配棟となる。この場合は支分建物31aの方が縦
横ともに短寸なので、かぶら束33cの方がかぶら束3
3bより低い。したがって棟はかぶら束33bからかぶ
ら束33cに向かって下向き傾斜する勾配棟となる訳で
ある。
は、本発明の1を適用したものである。実施例4の建物
31は、図7に示すように、幅の異なる方形の支分建物
31a、31bを一部重ね合わせつつ約160度の角度
で接続した平面形状であり、実施例1と同様に隅木3
2、32…及び谷木35をそれぞれ同一立上り角度で立
ち上げ、その上端に上端を一致させてかぶら束33a、
33b、33c、33dを直立させ、それぞれこれらに
結合するとともに、かぶら束33a、33b間、33
b、33c間、33c、33d間に、それぞれ棟木34
a、34b、34cを配したものである。かぶら束33
aと33b、かぶら束33cと33dとは、それぞれ同
一高さであるから、それぞれの間の棟木34a、34c
は各々水平の棟を構成し、かぶら束33bとかぶら束3
3cとは、高さが異なるため、当然、棟木34bは傾斜
し、勾配棟となる。この場合は支分建物31aの方が縦
横ともに短寸なので、かぶら束33cの方がかぶら束3
3bより低い。したがって棟はかぶら束33bからかぶ
ら束33cに向かって下向き傾斜する勾配棟となる訳で
ある。
【0032】(実施例5)前記したように、実施例5
は、本発明の1を適用したものである。実施例5の建物
41は、図8に示すように、幅の異なる方形の支分建物
41a、41bを一部重ね合わせつつ約60度の角度で
接続した平面形状であり、実施例1と同様に隅木42、
42…及び谷木45をそれぞれ同一立上り角度で立ち上
げ、その上端に上端を一致させてかぶら束43a、43
b、43c、43dを直立させ、それぞれこれらに結合
するとともに、かぶら束43a、43b間、43b、4
3c間、43c、43d間に、それぞれ棟木44a、4
4b、44cを配したものである。かぶら束43a、4
3bは同一高さであり、かつかぶら束43c、43dも
同一高さであるから、それぞれの間の棟木44a、44
cは水平の棟を構成し、かぶら束43bとかぶら束43
cとは、高さが異なるため、当然、棟木44bは傾斜
し、勾配棟となる。この場合は支分建物41aの方が幅
が広いので、かぶら束43bの方がかぶら束43cより
高い。したがって棟はかぶら束43bからかぶら束43
cに向かって下向き傾斜する勾配棟となる訳である。
は、本発明の1を適用したものである。実施例5の建物
41は、図8に示すように、幅の異なる方形の支分建物
41a、41bを一部重ね合わせつつ約60度の角度で
接続した平面形状であり、実施例1と同様に隅木42、
42…及び谷木45をそれぞれ同一立上り角度で立ち上
げ、その上端に上端を一致させてかぶら束43a、43
b、43c、43dを直立させ、それぞれこれらに結合
するとともに、かぶら束43a、43b間、43b、4
3c間、43c、43d間に、それぞれ棟木44a、4
4b、44cを配したものである。かぶら束43a、4
3bは同一高さであり、かつかぶら束43c、43dも
同一高さであるから、それぞれの間の棟木44a、44
cは水平の棟を構成し、かぶら束43bとかぶら束43
cとは、高さが異なるため、当然、棟木44bは傾斜
し、勾配棟となる。この場合は支分建物41aの方が幅
が広いので、かぶら束43bの方がかぶら束43cより
高い。したがって棟はかぶら束43bからかぶら束43
cに向かって下向き傾斜する勾配棟となる訳である。
【0033】したがって以上の実施例3、4、5は、実
施例1と同様に、高さの異なるかぶら束間を棟木で直接
結ぶように構成することによって勾配棟が構成される。
このことによって、それらの間に、無用の擬煙突等を構
成する無駄を避けられ、かつそのことによって生じる雨
仕舞の悪さ等を克服することができるものである。しか
もこのように勾配棟を構成することによる不都合は全く
ない。
施例1と同様に、高さの異なるかぶら束間を棟木で直接
結ぶように構成することによって勾配棟が構成される。
このことによって、それらの間に、無用の擬煙突等を構
成する無駄を避けられ、かつそのことによって生じる雨
仕舞の悪さ等を克服することができるものである。しか
もこのように勾配棟を構成することによる不都合は全く
ない。
【0034】このように勾配棟を構成することにより、
建物21、31、41を、平面から見て、幅の異なる二
の方形の支分建物21a、31a、41a、21b、3
1b、41bが直角以外の角度でその接合部付近を重な
り合わせつつ接合したと見做せる形状に構成することが
不都合なくできることとなり、これによって、建物2
1、31、41の平面形状を、敷地の形状に無駄なく容
易に対応できることとなったものである。
建物21、31、41を、平面から見て、幅の異なる二
の方形の支分建物21a、31a、41a、21b、3
1b、41bが直角以外の角度でその接合部付近を重な
り合わせつつ接合したと見做せる形状に構成することが
不都合なくできることとなり、これによって、建物2
1、31、41の平面形状を、敷地の形状に無駄なく容
易に対応できることとなったものである。
【0035】その他、このように建物21、31、41
の平面計画が自由になったことにより、窓等の開口部を
自由に採光等の容易な方向に向けることができることと
なる等、既述の利点を得ることができることとなったも
のである。
の平面計画が自由になったことにより、窓等の開口部を
自由に採光等の容易な方向に向けることができることと
なる等、既述の利点を得ることができることとなったも
のである。
【0036】
【発明の効果】したがって本発明の1の勾配棟によれ
ば、平面から見て、幅の異なる二以上の方形(正方形又
は長方形等)の支分建物が直角以外の角度でその接合部
付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状の建物
を自由に設計することができる。即ち、敷地の都合、周
辺建物との関係から来る採光の都合その他の都合に応じ
て、建物の平面形状を自由に設計することができる。
ば、平面から見て、幅の異なる二以上の方形(正方形又
は長方形等)の支分建物が直角以外の角度でその接合部
付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状の建物
を自由に設計することができる。即ち、敷地の都合、周
辺建物との関係から来る採光の都合その他の都合に応じ
て、建物の平面形状を自由に設計することができる。
【0037】このように建物の平面形状を自由に設計し
ても、高さの異なることとなったかぶら束間を勾配のあ
る棟で接続することにより、擬煙突やその他の塔状突起
物のような無用の付加物を設置する必要がないため、雨
仕舞の問題や費用の嵩む問題等を克服することができ、
更には屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介で費用の嵩
む設計も不要である。また棟を勾配をもったものに構成
しても施工上等の問題は全く生じない。
ても、高さの異なることとなったかぶら束間を勾配のあ
る棟で接続することにより、擬煙突やその他の塔状突起
物のような無用の付加物を設置する必要がないため、雨
仕舞の問題や費用の嵩む問題等を克服することができ、
更には屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介で費用の嵩
む設計も不要である。また棟を勾配をもったものに構成
しても施工上等の問題は全く生じない。
【0038】建物の平面形状を自由に設計することがで
きることとなるため、既述のように、狭い敷地、変形敷
地、真北方位がずれている敷地等に対し、建物形状を容
易に合わせられ、容易にまとまった空地を生み出すこと
ができることとなる。即ち、例えば、狭い敷地や変形敷
地であっても、建物をその一方に押し込み、対応する側
の敷地形状に合わせた平面形状に設計することが容易に
できるので、その反対側に空地を確保し、駐車場、庭又
はアプローチ等として利用を図ることができるものであ
る。
きることとなるため、既述のように、狭い敷地、変形敷
地、真北方位がずれている敷地等に対し、建物形状を容
易に合わせられ、容易にまとまった空地を生み出すこと
ができることとなる。即ち、例えば、狭い敷地や変形敷
地であっても、建物をその一方に押し込み、対応する側
の敷地形状に合わせた平面形状に設計することが容易に
できるので、その反対側に空地を確保し、駐車場、庭又
はアプローチ等として利用を図ることができるものであ
る。
【0039】また、本発明によれば、建物を、幅の異な
る二以上の方形の支分建物が直角以外の角度でその接合
部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に自
由に設計することができるので、さまざまな利点を獲得
することができる。
る二以上の方形の支分建物が直角以外の角度でその接合
部付近を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に自
由に設計することができるので、さまざまな利点を獲得
することができる。
【0040】例えば、敷地周囲に並んだ隣地建物間の境
界線付近には必ず空地があるものであるが、その空地側
に建物の開口部を向けるように設計することで、日照、
採光、眺望が容易に取れることとなる。またそれぞれに
対応すべく自由に平面設計を行ない、建築基準法に於け
る、居室の採光・道路斜線制限・隣地斜線制限・北側斜
線制限・日影規制等の規制について容易にクリアーする
ことができる。
界線付近には必ず空地があるものであるが、その空地側
に建物の開口部を向けるように設計することで、日照、
採光、眺望が容易に取れることとなる。またそれぞれに
対応すべく自由に平面設計を行ない、建築基準法に於け
る、居室の採光・道路斜線制限・隣地斜線制限・北側斜
線制限・日影規制等の規制について容易にクリアーする
ことができる。
【0041】更に、建物が、支分建物を直角以外の角度
で接合したと見做せる平面形状となった場合は、耐力壁
の方向がXY方向だけでなく、その間の角度方向につい
ても得られるので、バランスが良くなる。また、以上の
ように、平面計画が直角だけでなくそれ以外の角度に自
由に取れるので、廊下の屈曲部を鈍角にし易くなり、車
椅子の移動や天井走行器具等の移動がスムーズに行なえ
るものとなる。従来の建物とは平面形状が明らかに異な
ったものとなるので、おのずと従来の規格建物や在来建
物とは一線を画するデザインのものとなる。
で接合したと見做せる平面形状となった場合は、耐力壁
の方向がXY方向だけでなく、その間の角度方向につい
ても得られるので、バランスが良くなる。また、以上の
ように、平面計画が直角だけでなくそれ以外の角度に自
由に取れるので、廊下の屈曲部を鈍角にし易くなり、車
椅子の移動や天井走行器具等の移動がスムーズに行なえ
るものとなる。従来の建物とは平面形状が明らかに異な
ったものとなるので、おのずと従来の規格建物や在来建
物とは一線を画するデザインのものとなる。
【0042】本発明の2の勾配棟によれば、前記したよ
うに、平面から見て、台形の建物を自由に設計すること
ができる。このように設計しても、高さが異なることと
なるかぶら束間を勾配のある棟で接続することにより、
擬煙突やその他の塔状突起物のような無用の付加物を設
置する必要はない。そのため、前記した雨仕舞の問題や
施工上費用が嵩む等の問題を克服することができ、更に
は屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介な設計も不要と
なる。その他、前記した本発明の1について説明したの
と同様の有利な効果を有する。
うに、平面から見て、台形の建物を自由に設計すること
ができる。このように設計しても、高さが異なることと
なるかぶら束間を勾配のある棟で接続することにより、
擬煙突やその他の塔状突起物のような無用の付加物を設
置する必要はない。そのため、前記した雨仕舞の問題や
施工上費用が嵩む等の問題を克服することができ、更に
は屋根の傾斜を複雑に構成する等の厄介な設計も不要と
なる。その他、前記した本発明の1について説明したの
と同様の有利な効果を有する。
【図1】本発明の1を適用した実施例1の平面説明図。
【図2】実施例1の勾配棟の勾配状態を示した説明図。
【図3】実施例1の建物の敷地に於ける配置を示した平
面説明図。
面説明図。
【図4】本発明の2を適用した実施例2の平面説明図。
【図5】実施例2の勾配棟の勾配状態を示した説明図。
【図6】本発明の1を適用した実施例3を示した平面説
明図。
明図。
【図7】本発明の1を適用した実施例4を示した平面説
明図。
明図。
【図8】本発明の1を適用した実施例5を示した平面説
明図。
明図。
1、11、21、31、41 建物 1a、1b、21a、21b、31a、31b、41
a、41b 支分建物 2a、2b、12 軒桁 3、13 隅部 4、9、14、22、24b、32、42 隅木 5、25、35、45 谷木 6 凹部 7、16、24a、34a、34b、34c、44a、
44b、44c 棟木 7a 真束 7b、8a、8b、15a、15b、23a、23b、
23c、33a、33b、33c、33d、43a、4
3b、43c、43d かぶら束 8 棟木 10、17 母屋束 10a、18 母屋 A、B ろくばり S 敷地 Q、R、Z 道路境界線 P 駐車スペース X、Y 隣地境界線
a、41b 支分建物 2a、2b、12 軒桁 3、13 隅部 4、9、14、22、24b、32、42 隅木 5、25、35、45 谷木 6 凹部 7、16、24a、34a、34b、34c、44a、
44b、44c 棟木 7a 真束 7b、8a、8b、15a、15b、23a、23b、
23c、33a、33b、33c、33d、43a、4
3b、43c、43d かぶら束 8 棟木 10、17 母屋束 10a、18 母屋 A、B ろくばり S 敷地 Q、R、Z 道路境界線 P 駐車スペース X、Y 隣地境界線
Claims (2)
- 【請求項1】 建物を、平面から見て、幅の異なる二以
上の方形の支分建物が直角以外の角度でその接合部付近
を重なり合わせつつ接合したと見做せる形状に構成した
場合に、同一高さの軒桁の各隅部から、隅木を、各々そ
の内角の1/2の角度方向に、かつ各々同一立上り角度
で立ち上げ、また該当する場合は棟の端部から隅木を上
記同一立上り角度で立ち上げ、各該当する位置で、各隅
木の上端にその上端を結合すべく高さを一致させたかぶ
ら束を配し、相互に隣接する高さの異なるかぶら束間を
接続して棟を構成した勾配棟。 - 【請求項2】 平面から見て、建物を台形状に構成した
場合に、同一高さの軒桁の各隅部から、隅木を、各々そ
の内角の1/2の角度方向に、かつ各々同一立上り角度
で立ち上げ、各該当する位置で、各隅木の上端にその上
端を結合すべく高さを一致させたかぶら束を配し、相互
に隣接する高さの異なるかぶら束間を接続して棟を構成
した勾配棟。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12498497A JP3155491B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 勾配棟 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12498497A JP3155491B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 勾配棟 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10306538A JPH10306538A (ja) | 1998-11-17 |
| JP3155491B2 true JP3155491B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=14899055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12498497A Expired - Fee Related JP3155491B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 勾配棟 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155491B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6302877B1 (en) | 1994-06-29 | 2001-10-16 | Luis Antonio Ruiz | Apparatus and method for performing presbyopia corrective surgery |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP12498497A patent/JP3155491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6302877B1 (en) | 1994-06-29 | 2001-10-16 | Luis Antonio Ruiz | Apparatus and method for performing presbyopia corrective surgery |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10306538A (ja) | 1998-11-17 |
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