JP5201423B2 - モジュラプラグ脱落防止具 - Google Patents

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Description

本発明は、安価でありながら、ケーブルを取り外すことなく設置できる、ケーブルのモジュラプラグ脱落防止具に関する。
図1に示すように、LANケーブルに用いられるRJ45等のモジュラプラグ1は、ロッキングアーム2により、図2に示したモジュラジャック3に固定される機構を持っている。
この機構において、モジュラプラグ1のモジュラジャック3への差込が不十分であった場合、差込後暫くの間は正常に通信を行うことができていたケーブルが、使用中に、踏みつけ、引っ張り等でケーブルに負荷が掛かる等してモジュラジャックよりモジュラプラグが抜けた状態になり、通信異常になる場合がある。
このような理由から、モジュラプラグをモジュラジャックに固定し、ケーブルの抜けを防止する機構が必要である。
しかしながら、現状で、モジュラプラグに鍵がついている等、ケーブル自体にロック機構を付けているケースはあるが、壁に埋め込まれている等でケーブルの交換が容易ではない場合には対処が困難であるし、そもそも常時稼働するサーバ等ではケーブルを安易に外すことが出来ない。
そこで、特許文献1には、モジュラプラグ脱落防止具が開示されている。
特開2007−157654号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている発明は、モジュラプラグ脱落防止具を、ケーブルをモジュラジャックに差し込む前に、あらかじめモジュラジャックの根元からケーブル側に、このケーブルがモジュラプラグ脱落防止具の内部を貫通するように取り付けなければならないという問題点があり、その取り付け方が明示されていない。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、安価でケーブルをモジュラジャックから取り外すことなく取り付けられるモジュラプラグ脱落防止具を提供することを目的とする。
上述の問題を解決するため、本発明に係るモジュラプラグ脱落防止具は、モジュラプラグを包むように覆うモジュラプラグ脱落防止具であって、前記モジュラプラグを包むように覆った後、該覆った状態を保持するためのファスナーと、前記モジュラプラグを該覆った状態で前記モジュラプラグ先端に向かって押し込まれることにより、前記モジュラプラグをモジュラジャックに固定するロッキングアームの下に滑り込み該ロッキングアームを下面から支える先端部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、安価でケーブルをモジュラジャックから取り外すことなく取り付けられるモジュラプラグ脱落防止具を提供することができる。
モジュラプラグの構成図である。 モジュラプラグがモジュラジャックに正常に差し込まれた状態を示す断面図である。 モジュラプラグがモジュラジャックに正常に差し込まれた状態を示す断面図である。 モジュラプラグのモジュラジャックへの差し込みが不十分な状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の構成図である。 図5の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の先端部が、モジュラプラグのロッキングアームの角度Aを維持する様子を示した概略図である。 本発明のその他の実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の構成図及び断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。ここで、図3は、モジュラプラグがモジュラジャックに正常に差し込まれた状態を示す断面図である。
また、図4は、モジュラプラグのモジュラジャックへの差し込みが不十分な状態を示す断面図である。
これら図3及び図4を比較すると、図3のモジュラプラグが正常に挿さった状態におけるロッキングアームの角度Aに比べ、図4のモジュラプラグの差込が不十分な状態におけるロッキングアームの角度Bは小さい。すなわちロッキングアームの角度をAに保つことで、モジュラプラグをモジュラジャックに固定することが可能になる。
図5は、本発明の実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の構成図である。本実施の形態におけるモジュラプラグ脱落防止具4は、材質に金属又は弾性係数の高いゴム等ロッキングアームをAの角度に保つことが可能なものを用い、ロッキングアームを除くモジュラプラグの外周を覆うように取り付けられ、その先端部Cがロッキングアームの下に潜り込むようになっている。
図6は、図5の拡大図である。本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の先端部Eの厚みFをモジュラプラグのロッキングアームと接触する地点Gにおいて、ロッキングアームの角度A(抜けない角度)が保てるように設定する。これによりモジュラプラグのロッキングアームの角度は常に正常(抜けない角度)に保つことが可能となる。
図7は、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の先端部が、モジュラプラグのロッキングアームの角度Aを維持する様子を示した概略図である。この図7によると、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具は、ロッキングアームの下に先端部を侵入させ、この先端部がロッキングアームを下面から支えることにより、角度Aを保つことができる。
また、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具は、図5の下面Dでネジ等のファスナーによって着脱可能な状態にしておく。これにより、既にモジュラジャックにモジュラプラグが接続済の装置でも、接続を外すことなく本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具が着脱可能となる。
本実施の形態に用いられるファスナーは、前述のネジのほかに、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具が互いに嵌合するようなものでもよい。例えば、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具が、ヒンジ部を介して開閉し得るものであって、該ヒンジ部とは相対する部分にファスナーを設け、該ファスナーは、ネジのほかに、互いに嵌合する面の一方に突起、他方に凹部を設け、それらが互いに嵌り込むようなものでもよい。
このようなヒンジ部とファスナーとを備えることによって、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具は、ケーブルをモジュラジャックから取り外すことなく、取り付けられているケーブルを包むように取り付けることができる。
すなわち本実施の形態では、図2のように、モジュラプラグをモジュラジャックに挿入する。次いで、図5のように、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具でモジュラプラグを包むように覆う。この際、モジュラプラグのロッキングアームが正常な角度(角度A)を保てるように本機構をロッキングアームと接触する地点(地点G)まで、本実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具をモジュラプラグ先端に向かって、しっかりと押し込む。
さらに、図5の下面Dで、ネジ又はプラスティック同士が嵌合する等のファスナーを用いて外れないように固定するというものである。
又は、ヒンジ部を設けずに、モジュラプラグ脱落防止具は、二分割された二の部品で構成され、これら二の部品でモジュラプラグをサンドイッチするように覆い、ファスナーで覆った状態を保持するようにしてもよい。この場合、ヒンジ部を備える代わりに、ネジ又はプラスティック同士が嵌合する等のファスナーは二カ所以上に設ける。
[その他の実施の形態]
図8は、その他の実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具の構成図及び断面図である。この、その他の実施の形態では、モジュラジャックとの接触面5に磁石を設けている。
対するモジュラジャックの周囲が、PCI(Peripheral Component Interconnect)スロットのように鉄製である場合、接触面5に設けられた磁石により、モジュラプラグはモジュラジャックに固定され得る。このようにモジュラプラグをモジュラジャックの周囲に磁力によって接着可能とすることにより、ケーブルが抜けることを防止する。
この、その他の実施の形態に係るモジュラプラグ脱落防止具によれば、磁力によってより強固に固定することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)モジュラプラグを包むように覆うモジュラプラグ脱落防止具であって、前記モジュラプラグを包むように覆った後、該覆った状態を保持するためのファスナーと、前記モジュラプラグを該覆った状態で前記モジュラプラグ先端に向かって押し込まれることにより、前記モジュラプラグをモジュラジャックに固定するロッキングアームの下に滑り込み該ロッキングアームを下面から支える先端部と、を有することを特徴とするモジュラプラグ脱落防止具。
(付記2)さらにヒンジを備え、該ヒンジを介して開閉自在であり、該開いた状態から前記モジュラプラグを包むように覆い、前記ファスナーで該覆った状態を保持することを特徴とする付記1に記載のモジュラプラグ脱落防止具。
(付記3)前記ファスナーは、ネジ又は互いに嵌合する面の一方に突起、他方に凹部を設け、それらが互いに嵌り込むものであることを特徴とする付記1又は2に記載のモジュラプラグ脱落防止具。
(付記4)前記モジュラジャックとの接触面に磁石を備えたことを特徴とする付記1乃至3に記載のモジュラプラグ脱落防止具。
(付記5)モジュラプラグ脱落防止の方法であって、モジュラプラグを包むように覆うモジュラプラグ脱落防止具で前記モジュラプラグを覆う手順と、該覆った状態を保持する前記モジュラプラグ脱落防止具のファスナーを固定する手順と、前記モジュラプラグを該覆った状態で前記モジュラプラグ脱落防止具が前記モジュラプラグ先端に向かって押し込まれることにより、前記モジュラプラグ脱落防止具の先端部が、前記モジュラプラグをモジュラジャックに固定するロッキングアームの下に滑り込む手順と、を有することを特徴とするモジュラプラグ脱落防止の方法。
本発明は、サーバ、パーソナルコンピュータ、プリンタ等の通信機能を有する電子機器に接続されるモジュラプラグに用いることができる。
1 モジュラプラグ
2 ロッキングアーム
3 モジュラジャック
4 モジュラプラグ脱落防止具
A 角度
B 角度
C 先端部
D 下面
E 先端部
F 厚み
G 地点

Claims (3)

  1. モジュラプラグを包むように覆うモジュラプラグ脱落防止具であって、
    前記モジュラプラグを包むように覆った状態を保持するためのファスナーと、
    前記モジュラプラグを包むように覆った状態で前記モジュラプラグ先端に向かって押し込まれることにより、前記モジュラプラグをモジュラジャックに固定するロッキングアームの下に滑り込み該ロッキングアームを下面から支える先端部と、
    前記モジュラプラグに着脱される際の開閉を自在となすヒンジと、
    を備え、該ヒンジにより開いた状態から前記モジュラプラグを包むように覆い、該覆った状態を前記ファスナーで保持するように構成してなることを特徴とするモジュラプラグ脱落防止具。
  2. 前記ファスナーは、ネジであるか、又は、互いに嵌合する面の一方に突起を設け且つ他方に凹部を設け、それらが互いに嵌り込むものであることを特徴とする、請求項1に記載のモジュラプラグ脱落防止具。
  3. 前記モジュラジャックとの接触面に磁石を備えたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のモジュラプラグ脱落防止具。
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