JP3159302B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JP3159302B2
JP3159302B2 JP7381297A JP7381297A JP3159302B2 JP 3159302 B2 JP3159302 B2 JP 3159302B2 JP 7381297 A JP7381297 A JP 7381297A JP 7381297 A JP7381297 A JP 7381297A JP 3159302 B2 JP3159302 B2 JP 3159302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定のシリンダ体
と、差し込まれたキーによる回動操作を可能として前記
シリンダ体に挿入されるとともに前方側にばね付勢され
るロータとを備え、前記ロータのACC位置からLOC
K位置への回動操作時に前記ロータの後方側への押込み
操作を強要し、ロータがACC位置からLOCK位置に
一気に回動しないようにして車両走行中の安全性を高め
たステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば実公平7
−5002号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
ロータの後方側でハウジングに回動自在に支承されてロ
ータに同軸に係合されるジョイントが前方すなわちロー
タ側にばね付勢され、ハウジングに圧入、固定されるコ
ントロールピンをロータがLOCK位置に在るときに係
合させる係合面と、前記ジョイントの軸線方向に沿って
前記係合面と同一位置に配置されるとともに前記ロータ
がLOCK位置以外の位置に在るときに前記コントロー
ルピンを係合させる係合面と、両係合面間に配置される
カム部とが、前記ジョイントの前端部に設けられてい
る。
【0004】このような構成では、コントロールピンに
比較的大きな荷重が作用するので、コントロールピンを
鍛造等により形成して大強度のものとせざるを得ず、コ
ストが比較的高くなるだけでなく、ロータをLOCK位
置からACC位置に回動せしめるときにはコントロール
ピンが前記カム部を登るようにジョイントを押込むこと
が必要であり、その分だけロータを回動せしめるのに必
要な力が比較的大きくなり、操作性が優れているとは言
い難い。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、コストの低減を図るとともにLOCK位置か
らACC位置にロータを回動せしめるのに必要な力を小
さくして操作性の向上を図ったステアリングロック装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固定のシリンダ体と、差し込まれたキー
による回動操作を可能として前記シリンダ体に挿入され
るとともに前方側にばね付勢されるロータとを備え、前
記ロータのACC位置からLOCK位置への回動操作時
に前記ロータの後方側への押込み操作を必要とするステ
アリングロック装置において、前記シリンダ体の後端に
は、前記ロータの回動軸線に直交する平面に沿っていて
該ロータの後方側に臨む第1係合面と、その第1係合面
から該ロータの後方側で段差をなすと共に前記平面に沿
っていて該ロータの後方側に臨む第2係合面とが設けら
れ、前記ロータには、前記平面に沿う方向の摺動を可能
として金属製平板状のストッパタンブラが装着され、該
ストッパタンブラおよびロータ間には、該ロータのシリ
ンダ体への挿入時に該シリンダ体の内面により前記スト
ッパタンブラをロータ内に収容させることを可能とする
とともに前記第1および第2係合面に択一的にストッパ
タンブラを係合させる方向の弾発力を発揮するばねが設
けられ、前記ロータがLOCK位置にあるときに前記ス
トッパタンブラを係合させる位置に第2係合面が配置さ
れるとともに前記ロータがLOCK位置以外の位置にあ
るときに前記ストッパタンブラを係合させる位置に第1
係合面が配置され、前記ストッパタンブラと前記各係合
面との係合により、ロータのシリンダ体からの抜止めが
なされることを特徴とする。尚,本発明において,「後
方側」とは,ロータの回動軸線に沿う方向の後方側,即
ちロータのACC位置からLOCK位置への回動操作時
にロータが押込み操作される側をいい,また「前方側」
とは,ロータの回動軸線に沿う方向の前方側をいう。
【0007】かかる構成によれば、ロータがACC位置
に在るときにはストッパタンブラが第1係合面に係合さ
れており、ACC位置からLOCK位置にロータを回動
させるときには、ストッパタンブラを第1係合面に係合
している位置から第2係合面に係合する位置までロータ
を押込む操作が強要される。しかもストッパタンブラは
金属製平板状のものであり、プレス成形可能であるの
で、鍛造成形されるコントロールピンを必要とする従来
のものと比べて製造コストの低減を図ることが可能であ
る。またLOCK位置でストッパタンブラを係合させて
いる第2係合面と、ACC位置でストッパタンブラを係
合させる第1係合面とは、ロータの回動軸線に直交する
平面に沿うように形成されているので、LOCK位置か
らACC位置にロータを回動させるときにロータに作用
する抵抗力は比較的小さく、したがってロータをLOC
K位置からACC位置側に回動せしめるのに必要な力を
小さくして操作性の向上を図ることが可能となる。しか
もACC位置からLOCK位置へのロータの回動操作時
に押込操作を強要する構成部品である上記ストッパタン
ブラが、ロータのシリンダ体からの抜止め機能をも発揮
するものであり、部品点数の低減を図ることが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図20は本発明の一実施例を示
すものであり、図1はロータがACC位置に在る状態で
のステアリングロック装置の縦断側面図、図2はロータ
がLOCK位置に在る状態での図1に対応した縦断側面
図、図3は図2の3矢視図、図4は図1の4−4線拡大
断面図、図5は図1の5−5線に沿うロータおよびキー
スライダの拡大断面図、図6は図2の6−6線に沿うロ
ータおよびキースライダの拡大断面図、図7はキースラ
イダの斜視図、図8は図1の8−8線拡大断面図、図9
は図2の9−9線拡大断面図、図10はシリンダ体およ
びロータの後端部を後方側から見た切欠き斜視図、図1
1はシリンダ体およびロータの後端部外面の周方向展開
図、図12は図1の12−12線拡大断面図、図13は
図1の13−13線拡大断面図、図14は図13の14
−14線断面図、図15は図14の15−15線断面
図、図16はインターロック機構の分解斜視図、図17
は図14の17−17線断面図、図18は図14の18
−18線断面図、図19は図15の19−19線断面
図、図20は図14の20−20線断面図である。
【0010】先ず図1ないし図3において、このステア
リングロック装置は、図示しないステアリングコラムに
取付けられるハウジング21と、該ハウジング21に挿
入、固定されるシリンダ体22と、差し込まれたキー2
3による回動操作を可能としてシリンダ体22に挿入さ
れるロータ24と、該ロータ24に相対回動不能に係合
されるとともにロータ24の後方側に同軸に配置されて
ハウジング21に回動自在に支承されるジョイント25
と、ステアリング軸72(図12参照)の回動を阻止す
るロック状態ならびにステアリング軸72の回動を可能
としたロック解除状態を前記ロータ24およびジョイン
ト25の回動に応じて切換可能なロック機構26と、ロ
ータ24へのキー23の差し込みならびに該ロータ24
からのキー23の抜き出しに応じてロータ24の一直径
線に沿う方向に摺動することを可能としてロータ24の
前端部に装着されるキースライダ27と、該キースライ
ダ27および前記ロック機構26間に設けられる作動部
材としての作動レバー28と、キー23のロータ24へ
の差し込みを検知するキー検出スイッチ29と、前記ジ
ョイント25に連結されてハウジング21の後端部に取
付けられるイグニッションスイッチ30と、オートマチ
ック車において図示しないシフトレバーがパーキング位
置になければロータ24の回動を阻止するようにしてハ
ウジング21に付設されるインターロック機構31とを
備える。
【0011】ハウジング21には、前端を開放した収納
孔34が設けられており、ハウジング21の前端部に係
合する係合鍔部32がシリンダ体22の前端に一体に設
けられ、該係合鍔部32の前面には、LOCK位置、A
CC位置、ON位置およびSTART位置が、周方向に
間隔をあけて表示される。
【0012】図4を併せて参照して、ハウジング21に
設けられている収納孔34の前半部すなわちシリンダ体
22に対応する部分は、ロータ24の一直径線に沿って
相互に平行に延びる第1および第2内壁面34a,34
bと、第1および第2内壁面34a,34bの一端間を
ほぼ直角に連結する第3内壁面34cと、第1および第
2内壁面34a,34bの他端間を結ぶ略半円状の第4
内壁面34dとから成る横断面形状を有するように形成
される。
【0013】第3内壁面34cには、ロータ24の回動
軸線に直交する平面内で円弧状に形成される係合溝35
が設けられ、第4内壁面34dの周方向中間部には、ロ
ータ24の回動軸線に沿って延びる縦溝36が設けられ
る。
【0014】シリンダ体22の外面は、収納孔34の前
半部内面にほぼ対応した形状に形成されるものであり、
第1および第2内壁面34a,34bに近接、対向する
第1および第2外壁面22a,22bと、第1および第
2外壁面22a,22b間を結んで第3内壁面34cに
近接、対向する第3外壁面22cと、第4内壁面34d
に比較的大きな間隔をあけた位置で対向して第1および
第2外壁面22a,22b間を結ぶ第4外壁面22dと
を備える。しかも第4外壁面22dには、ハウジング2
1の縦溝36に嵌合してハウジング21に当接し得る突
部37が一体に突設される。すなわちシリンダ体22
は、ロータ24の回動軸線まわりの回動を不能として収
納孔34の前半部に挿入されることになる。
【0015】シリンダ体22の外周には、第1ないし第
3内壁面34a〜34cにほぼ対応した範囲にわたる収
納溝38が前記係合溝35に対応する位置でロータ24
の回動軸線に直交する平面に沿うようにして設けられ、
該収納溝38の周方向両端にそれぞれ連なるようにして
シリンダ体22の外周に装着凹部39,39が設けられ
る。
【0016】シリンダ体22の外周には、係合溝35に
弾発係合可能な弾発係合部材40が装着される。この弾
発係合部材40は、ロータ24の回動軸線に沿う方向を
幅方向とした帯状の金属板が屈曲成形されて成るもので
あり、両装着凹部39,39にそれぞれ係合、装着され
るべく略J字状に形成される係合端部40a,40b
と、両係合端部40a,40c間を結んで山形に形成さ
れる連結部40cとから成る。而して連結部40cが係
合溝35に弾発係合することにより、収納孔34に挿入
されたシリンダ体22がロータ24の回動軸線に沿う方
向に移動することが阻止される。すなわちシリンダ体2
2がハウジング21内に挿入、固定されることになる。
【0017】この弾発係合部材40は、シリンダ体22
の収納孔34への挿入時に第3内壁面34cで連結部4
0cが押されることにより、収納孔34の内面に摺接し
つつ収納溝38に収納されるようにして該収納溝38に
配置される。而して第3内壁面34cの前端部には、収
納溝38から突出した状態に在る連結部40cを収納溝
38に円滑に収納せしめるべく、第3内壁面34cの前
端側に向うにつれて外側方に傾斜した案内溝41(図1
および図2参照)が設けられる。
【0018】ところで、収納溝38が係合溝35に対応
する位置までシリンダ体22が収納孔34に挿入された
ときに、前記弾発係合部材40は、そのばね力によって
収納溝38から外方に突出するものであり、それにより
連結部40cが係合溝35に係合するとともに、ロータ
24の回動軸線に直交する平面内で係合溝35、ならび
に第1および第2内壁面34a,34bに弾発係合部材
40が弾発的に接触する。すなわち弾発係合部材40に
おける連結部40cの先端部が第1接触点P1で係合溝
35の閉塞端面に弾発的に接触するとともに連結部40
cおよび両係合端部40a,40bの連結部が第2およ
び第3接触点P2,P3で第1および第2内壁面34
a,34bにそれぞれ弾発的に接触することになる。
【0019】第1接触点P1での弾発係合部材40のハ
ウジング21への弾発接触によりシリンダ体22の突部
37は縦溝36の閉塞端に弾発的に押付けられることに
なり、第1接触点P1を通るロータ24の一直径線に沿
う方向でのシリンダ体22のハウジング21内でのがた
つきが回避されることになり、また第2および第3接触
点P2,P3での弾発係合部材40のハウジング21へ
の弾発接触により、前記一直径線と直交する方向でのシ
リンダ体22のハウジング21内でのがたつきが回避さ
れることになる。
【0020】ロータ24は、前端を開放したキー孔44
を有して横断面円形の棒状に形成されており、シリンダ
体22に設けられているシリンダ孔45に回動自在に挿
入される。しかもシリンダ孔45の内面の周方向に間隔
をあけた複数箇所にはシリンダ孔45の軸線方向に沿っ
て延びる溝46…が設けられる。また前記シリンダ孔4
5の軸線方向に間隔をあけた位置でロータ24には、前
記溝46…に係合する方向に弾発付勢される複数のタン
ブラ47…が装着されており、それらのタンブラ47…
は、キー孔44にキー23が挿入されていないときには
溝46…に係合してロータ24の回動を阻止するが、キ
ー孔44へのキー23の挿入に応じて溝46…から離間
してロータ24の回動を許容する位置に摺動する。
【0021】図5、図6および図7を併せて参照して、
ロータ24の前端部には、該ロータ24の一直径線に沿
う方向でキー孔44を横断するとともに両端をロータ2
4の外側面に開口せしめた摺動孔49が設けられる。キ
ースライダ27は摺動孔49に摺動自在に嵌合され、ロ
ータ24の一直径線に沿う方向への移動を可能としてロ
ータ24の前端部にキースライダ27が装着されること
になる。
【0022】キースライダ27は、ロータ24のキー孔
44に対応した矩形状の透孔51を備えるものであり、
該透孔51の断面対角位置には、キー孔44に差込まれ
るキー23が衝合するのに応じてキースライダ27をロ
ータ24の一直径線に沿う方向すなわち摺動孔49内で
摺動せしめるための傾斜面52,52が、透孔51の中
心に関して対称に設けられ、また各傾斜面52,52が
設けられている部分でキースライダ27の外側面には外
側方に突出する突起53,53が前記透孔51の中心に
関して対称に設けられる。
【0023】このようなキースライダ27は、その長手
方向に沿ういずれの側からも摺動孔49に嵌合させて使
用することが可能であり、摺動孔49の一側面には一方
の突起53を摺動可能に案内せしめる案内溝54が、ま
た摺動孔49の他側面には他方の突起53を摺動可能に
案内せしめる案内溝55が設けられる。
【0024】摺動孔49に嵌合されているキースライダ
27の一端には、作動レバー28の前端が当接されてお
り、該作動レバー28には、キースライダ27を押圧す
るばね力が作用している。このため、キー23がキー孔
44から抜かれてロータ24がLOCK位置となったと
きには、図2および図6で示すようにキースライダ27
は、その他端をロータ24の外側面から突出させる位置
まで押されており、キースライダ27のロータ24の外
側面からの突出部を収納させる孔56が、図1および図
2で示すように、シリンダ体22に設けられる。またキ
ー孔44およびキースライダ27にキー23が差込まれ
たときには、図1および図5で示すように、作動レバー
28から作用する弾発力に抗してキースライダ27の両
端面をロータ24の外側面に面一に合わせる位置までキ
ースライダ27が移動することになり、この状態でロー
タ24が回動すると作動レバー28の一端はロータ24
の外側面に摺接することになる。
【0025】而して摺動孔49の両側面に設けられてい
る案内溝54,55のうち案内溝55は摺動孔49の全
長にわたって形成されるのに対し、案内溝54は、摺動
孔49内でのキースライダ27の移動量に対応した長さ
を有するようにして摺動孔49の一側面に形成されてい
る。
【0026】ところで、キースライダ27は、キー23
以外の不正工具たとえばスライドハンマー等がロータ2
4に挿入されることによる不正解錠を防止するために、
ロックウェル硬さを40(HRC)以上とした焼結合金
により形成されるものである。
【0027】このようなロックウェル硬さを40(HR
C)以上とした焼結合金は、たとえば97.5%のF
e、2%のNiおよび0.5%のCから成るものであ
る。而して焼結合金製のキースライダ27を得るにあた
っては、上記Fe,Ni,C等から成る原料粉末および
ワックス等のバインダーを混練する工程と、その混練工
程で得たコンパウンドを造粒してペレットを得る工程
と、そのペレットを金型内で射出成形して造形する工程
と、造形製品をたとえば300℃まで過熱してバインダ
ーを取り除く工程と、たとえば1200°Cの温度でた
とえば10時間加熱することにより焼結処理を施す工程
とを順次経過せしめればよい。
【0028】再び図1および図2において、作動レバー
28はロータ24の回動軸線に沿って長く形成されてシ
リンダ体22の側方に配置されるものであり、該作動レ
バー28の長手方向中間部は、ハウジング21に設けら
れた支持部57に、前記ロータ24がLOCK位置に在
る状態で摺動孔49の中心線およびロータ24の回動軸
線を含む平面と直交する支軸58を介して回動可能に支
持され、該作動レバー28の前端が前記キースライダ2
7に当接可能であり、シリンダ体22には、該作動レバ
ー28の前端側を摺動可能に嵌合せしめるスリット59
(図4参照)が設けられる。
【0029】前記支軸58とキースライダ27との間で
ハウジング21および作動レバー28間には、キースラ
イダ27に作動レバー28から押圧力を及ぼす方向に作
動レバー28を回動付勢するばね60が設けられる。ま
た前記支軸58は、シリンダ体22に対して近接・離反
させる方向での作動レバー28のわずかな動きを許容す
るようにして支持部57に取付けられている。
【0030】図8ないし図11を併せて参照して、ロー
タ24の後端部は、該ロータ24の後方側に同軸に配置
されてハウジング21で回動自在に支承されているジョ
イント25の前端部に相対回動不能に係合されるもので
あり、ロータ24およびジョイント25間には、ロータ
24を前方側に付勢するばね62が設けられる。
【0031】シリンダ体22から後方側に突出する部分
でロータ24の後端部には、該ロータ24の回動軸線に
直交する平面に沿う方向の摺動を可能として金属製平板
状のストッパタンブラ63が装着される。すなわちロー
タ24の後端部には、前記平面に沿うスリット状の孔6
4が両端をロータ24の外側面に開口させて設けられて
おり、ストッパタンブラ63は該孔64に摺動可能に嵌
合される。しかもストッパタンブラ63およびロータ2
4間には、該ストッパタンブラ63の一端をロータ24
の外面から突出させる方向にストッパタンブラ63を付
勢するばね65が設けられる。而してロータ24のシリ
ンダ体22への挿入時には、ストッパタンブラ63はシ
リンダ孔45の内面で押されることによりばね65を縮
少しつつロータ24の孔64内に収容され、ロータ24
の後端がシリンダ体22の後端よりも後方に位置するま
でロータ24がシリンダ体22内に挿入されたときに、
前記ストッパタンブラ63の一端がばね65のばね力に
よりロータ24の外側面から突出することになる。しか
もストッパタンブラ63の前記突出方向の移動端は、シ
リンダ体22の後端に設けられている円筒状の規制筒部
66により規制される。而してストッパタンブラ63の
一端がシリンダ体22の後端に係合することによりロー
タ24のシリンダ体22からの抜止めがなされることに
なる。
【0032】一方、シリンダ体22の後端には、前記ス
トッパタンブラ63を択一的に係合させる第1および第
2係合面67,68がロータ24の後端部を囲繞するよ
うにして設けられる。第1係合面67は、図8および図
10で示すように、ロータ24がLOCK位置以外の位
置すなわちACC位置、ON位置およびSTART位置
に在る状態でストッパタンブラ63を係合させるもので
あり、ロータ24の回動軸線に直交する平面に沿って後
方側に臨むようにして円弧状に形成される。また第2係
合面68は、図9で示すように、ロータ24がLOCK
位置に在る状態でストッパタンブラ63を係合させるも
のであり、第1係合面67から段差をなす後方側で前記
平面に沿って後方側に臨むようにして形成される。
【0033】ロータ24がLOCK位置に在り、ストッ
パタンブラ63が図11の鎖線で示すように第2係合面
68に係合している状態から、ロータ24がACC位置
側に回動操作されたときには、ロータ24がばね62で
前方側にばね付勢されていることにより、図11の実線
で示すように第1係合面67にストッパタンブラ63が
係合するまでロータ24が前進作動するのに対して、A
CC位置からLOCK位置にロータ24を回動せしめる
ときには、第1係合面67よりも後方側に在る第2係合
面68にストッパタンブラ63を係合せしめるまで、ロ
ータ24をばね62のばね力に抗して押込む操作が必要
である。
【0034】ハウジング21の後方側には、前記ジョイ
ント25を貫通せしめるガイド部材71が圧入されてお
り、ロータ24との間に設けられたばね62のばね力に
より後方側に付勢されているジョイント25の後方側へ
の移動は該ジョイント25に係合されるガイド部材71
により規制される。
【0035】図12において、ステアリング軸72の外
周に設けられた係合凹部73に係合して該ステアリング
軸72の回動を阻止するロック状態と、係合凹部73と
の係合を解除してステアリング軸72の回動を可能とす
るロック解除状態と切換えるロック機構26は、ジョイ
ント25に設けられるカム74と、該カム74を貫通せ
しめる貫通孔75を有してガイド部材71に摺動可能に
嵌合されるスライダ76と、ステアリング軸72の係合
凹部73に係合可能としてスライダ76に連結されるロ
ックピン77と、ガイド部材71の外端に装着されたキ
ャップ78およびスライダ76間に設けられてロックピ
ン77を係合凹部73に係合せしめる方向にスライダ7
6を付勢するばね79とを備え、貫通孔75の内側面に
は、前記カム74に当接してスライダ76の位置を定め
る当接面80が形成される。
【0036】このようなロック機構26では、ロータ2
4がLOCK位置以外の位置、すなわちACC位置、O
N位置およびSTART位置にあるときには、ロックピ
ン77を係合凹部73から離脱させてステアリング軸7
2の回動を許容する状態に在るのに対し、ロータ24が
LOCK位置に在るときには、カム74がロックピン7
7を係合凹部73に係合させるようにスライダ76をば
ね79のばね力で移動せしめるような回動位置となる。
一方、ロータ24のキー孔44へのキー23の差し込み
に応じたキースライダ27の移動により、作動レバー2
8は、その後端をスライダ76に近接させる方向に回動
せしめられるのであるが、スライダ76の外側面には、
ロータ24がLOCK位置以外の位置となるのに応じて
ロック機構26がロック解除状態となったときに作動レ
バー28の後端を係合せしめてロック機構26のロック
解除状態を保持するための係合凹部81が設けられる。
すなわちロータ24がLOCK位置にあってもキー孔4
4からキー23を抜き出すことにより、作動レバー28
がその後端を係合凹部81から離脱させる方向に回動し
ない限り、ロック機構26がロック状態となることはな
い。
【0037】図13ないし図16において、インターロ
ック機構31は、ロータ24の回動を阻止する回動阻止
位置ならびに前記ロータ24の回動を許容する回動許容
位置間での回動を可能としてハウジング21に支承され
るレバー82と、該レバー82に一端が係合されるプラ
ンジャ83と、該プランジャ83の他端を挿入せしめて
ハウジング21に取付けられるとともに励磁時にプラン
ジャ83を引き込んでレバー82を前記回動阻止位置に
回動せしめる電磁力を発揮するソレノイド84と、レバ
ー82を回動許容位置側に向けて付勢する弾発力を発揮
する戻しばね85と、ソレノイド84の一部、プランジ
ャ83、レバー82および戻しばね85を覆ってソレノ
イド84およびハウジング21に弾発係合されるカバー
86とを備える。
【0038】ロータ24と一体的に回動するジョイント
25には外側方に突出する規制突部87が一体に設けら
れており、レバー82は、その一端を規制突部87に当
接させてジョイント25すなわちロータ24の回動を阻
止する回動阻止位置(図13の鎖線で示す位置)と、規
制突部87との当接を回避するように前記一端を側方に
退避させてジョイント25すなわちロータ24の回動を
許容する回動許容位置(図13の点線で示す位置)との
間で回動可能である。
【0039】ハウジング21の側部にはインターロック
機構31を装着せしめる装着部88が設けられており、
該装着部88には、図示しないコイルを内蔵せしめて矩
形の箱状に形成されるソレノイド84を当接せしめる平
坦な取付け面89が形成される。
【0040】また装着部88には、図14で示すように
プランジャ83とは反対側でソレノイド84の端部の一
側面に当接する規制面90と、図17で示すようにプラ
ンジャ83側であるソレノイド84の端部の他側面に当
接する規制面91とが、前記取付け面89に直交する平
面に沿って形成され、プランジャ83とは反対側でソレ
ノイド84の端部の一側面から側方に突出される規制鍔
部92を嵌合せしめる規制溝93が前記規制面90に形
成される。したがって、取付け面89への当接状態でソ
レノイド84は一定に位置決めされることになる。
【0041】カバー86は、合成樹脂により形成される
ものであり、ソレノイド84のプランジャ83側の略半
部は該カバー86で覆われる。しかも前記規制面90で
規制されるソレノイド84の一側面から側方に突出され
る鍔部95に弾発係合する係合突部96と、図18で明
示するように、前記規制面91で規制されるソレノイド
84の他側面側でソレノイド84に弾発係合される係合
爪部97とがカバー86に設けられており、カバー86
はソレノイド84に弾発係合されることになる。
【0042】プランジャ83は、挿脱可能としてソレノ
イド84に挿入されるものであり、このプランジャ83
の一端がレバー82の他端に係脱可能に係合される。一
方、戻しばね85はプランジャ83を囲繞するコイル状
に形成されてレバー82の他端およびソレノイド84間
に設けられるものであり、該戻しばね85の一端には、
レバー82の他端部に係合する係合部85aが設けられ
る。
【0043】したがって、ソレノイド84と、該ソレノ
イド84に挿入されるプランジャ83と、該プランジャ
83の一端に係合されるレバー82と、レバー82およ
びソレノイド84間でプランジャ83を囲繞するコイル
状の戻しばね85と、ソレノイド84に弾発係合される
カバー86とで、ソレノイド組立ユニット98を構成す
ることができ、このソレノイド組立ユニット98がハウ
ジング21の装着部88に装着される。
【0044】しかもソレノイド84に弾発係合されてい
るカバー86には、ソレノイド84から突出しているプ
ランジャ83の一端に対向して該プランジャ83のソレ
ノイド84からの離脱を阻止する離脱阻止壁86aが設
けられており、ソレノイド組立ユニット98を組み立て
たときに、プランジャ83がソレノイド84から離脱し
てしまうことが回避される。
【0045】ソレノイド組立ユニット98を装着部88
に装着したときに、カバー86の離脱阻止壁86aにお
ける内面に係合する規制壁99が、ハウジング21の装
着部88に設けられており、この規制壁99は、ソレノ
イド組立ユニット98の装着部88への装着時にはプラ
ンジャ83のソレノイド84からの突出方向の移動端、
すなわちレバー82の回動許容位置側への回動端を規制
することになる。しかも規制壁99には係合スリット1
00が設けられており、離脱阻止壁86aの内面に突設
される係合突部101が該係合スリット100に係合さ
れる。
【0046】また前記離脱阻止壁86aよりもハウジン
グ21側の部分でカバー86には係合孔102が設けら
れ、装着部88に突設される係合突部103に該係合孔
102が弾発係合される。
【0047】図19を参照して、カバー86の一側面に
は、係合孔104が設けられており、略U字状の横断面
形状を有して装着部88に突設された係合突部105に
該係合孔104が弾発係合される。さらに図20で示す
ように、カバー86の他側面には、装着部88に設けら
れた係合凹部106に弾発係合する係合爪部107が一
体に設けられる。
【0048】このようにしてカバー86は、ハウジング
21の装着部88に弾発係合されることになり、ソレノ
イド84は該カバー86と取付け面89との間に挟持さ
れる。すなわちソレノイド組立ユニット98は、カバー
86を介してハウジング21の装着部88に確実に固定
される。
【0049】ところで、レバー82の他端側はハウジン
グ21における装着部88に設けられている溝110に
摺動可能に挿入されるものであり、このレバー82の中
間部には支持孔108が設けられる。一方、係合突部1
05を貫通する単一のねじ部材109が前記装着部88
に螺合せしめられるものであり、このねじ部材109に
は、支持孔108に嵌合してレバー82を回動可能に支
承する軸部109aが設けられる。
【0050】次にこの実施例の作用について説明する
と、ロータ24の前端部に装着されているキースライダ
27は、ロックウェル硬さを40(HRC)以上とした
焼結合金により形成されるものである。したがってキー
孔44へのキー23の挿脱に応じてロータ24の一直径
線に沿う方向に摺動して作動レバー28を回動せしめる
ようにしたキースライダ27本来の機能を発揮するため
に該キースライダ27で必要とされる複雑な形状を焼結
合金製とすることによって容易に形成可能とした上で、
該キースライダ27をロックウェル硬さ40(HRC)
以上の高硬度とすることにより従来のプロテクタとして
の機能をキースライダに具備させることができる。すな
わち、キー23以外の不正工具たとえばスライドハンマ
ー等がロータ24に挿入されることをキースライダ27
で防止することができ、従来必要であったプロテクタを
不要として部品点数の低減を図ることが可能となるとと
もに、プロテクタの組付け作業が不要となることにより
組付作業工数の低減を図ることが可能となる。
【0051】またシリンダ体22のハウジング21への
挿入、固定にあたっては、弾発係合部材40を収納溝3
8に配置してシリンダ体22に装着せしめた状態で、シ
リンダ体22をハウジング21の収納孔34に挿入せし
めればよく、そうすれば、収納孔34に設けられた係合
溝35に弾発係合部材40が対応する位置までシリンダ
体22が挿入されたときに、弾発係合部材40が収納溝
38から突出して係合溝35に弾発係合し、ロータ24
の回動軸線に沿うシリンダ体22の移動が阻止されるこ
とになる。すなわちシリンダ体22のハウジング21へ
の挿入、固定に必要な部品は弾発係合部材40のみであ
り、部品点数の低減が可能となり、しかも弾発係合部材
40をシリンダ体22に装着するだけであるので組付作
業工数も低減されることになる。
【0052】しかも前記収納孔34において、シリンダ
体22を挿入せしめる部分は、第1ないし第4内壁面3
4a〜34dから成る横断面形状を有するように形成さ
れるものであり、弾発係合部材40が、ロータ24の軸
線に直交する平面内で係合溝35、ならびに第1および
第2内壁面34a,34bに弾発的に接触せしめられ
る。これにより、弾発係合部材40が係合溝35に接触
することに伴ってシリンダ体22の突部37が第4内壁
面34dに設けられている縦溝36の閉塞端に弾発的に
接触せしめられ、第3および第4内壁面34a,34d
間でのシリンダ体22のがたつきが阻止され、弾発係合
部材40が第1および第2内壁面34a,34bに弾発
接触することに伴って第1および第2内壁面34a,3
4b間でのシリンダ体のがたつきが阻止される。したが
って収納孔34内でのシリンダ体22のがたつきが効果
的に防止される。
【0053】さらに弾発係合部材40は、ロータ24の
回動軸線に沿う方向を幅方向とした帯状の金属板が屈曲
成形されて成るものであり、ロータ24の回動軸線に沿
う方向での弾発係合部材40の強度、すなわちシリンダ
体22のハウジング21からの抜け強度を増大すること
ができる。
【0054】インターロック機構26は、ロータ24を
ACC位置としたときにシフトレバーがパーキング位置
になければ、ソレノイド84を励磁してレバー82をジ
ョイント25の規制突部87に係合させることによりロ
ータ24のACC位置からLOCK位置への回動を阻止
するためのものであり、オートマチック車に必要なもの
であるが、このインターロック機構26は、ソレノイド
84、プランジャ83、戻しばね85およびカバー86
で構成されるソレノイド組立ユニット98がハウジング
21の装着部88に装着されて成るものである。
【0055】このソレノイド組立ユニット98におい
て、カバー86はソレノイド84に弾発係合され、プラ
ンジャ83を囲繞してソレノイド84およびレバー82
間に戻しばね85が設けられるとともに該戻しばね85
が備える係合部85aがレバー82に係合され、プラン
ジャ83がソレノイド84から離脱することは、プラン
ジャ83の一端に対向してカバー86に設けられた離脱
阻止壁86aにより阻止されている。したがってソレノ
イド組立ユニット98の組立時に、ソレノイド84、プ
ランジャ83、戻しばね85およびカバー86は、相互
の連結状態を保持することができるものであり、ソレノ
イド組立ユニット98を予め組み付けて準備しておくこ
とができる。
【0056】したがって、オートマチック車用のステア
リングロック装置の組立にあたっては、ハウジング21
にソレノイド組立ユニット98を組付けるようにし、イ
ンターロック機構26が不要であるステアリングロック
装置の組立にあたってはハウジング21にソレノイド組
立ユニット98を組付けないようにするだけでよく、オ
ートマチック車用およびマニュアル車用に分けてハウジ
ング21を準備することが不要となり、便利である。
【0057】またハウジング21には、ソレノイド84
を位置決め当接せしめる取付け面89が設けられ、該取
付け面89との間にソレノイド84を挟持するカバー8
6がハウジング21の装着部88に弾発係合され、装着
部88に螺合される単一のねじ部材109に、レバー8
2を回動自在に支承する軸部109aが設けられている
ので、ソレノイド組立ユニット98のハウジング21へ
の組付けに必要な部品を単一のねじ部材109のみとし
て、部品点数の低減を図ることができる。
【0058】ところで、ロータ24のACC位置からL
OCK位置への回動操作時には、ロータ24の後方側へ
の押込み操作を必要とするものであるが、そのような押
込み操作を必要とするために、シリンダ体22の後端に
は、ロータ24の回動軸線に直交する平面に沿って後方
側に臨む第1係合面67と、その第1係合面67から段
差をなす後方側で前記平面に沿って後方側に臨む第2係
合面68とが設けられ、ロータ24には、前記平面に沿
う方向の摺動を可能として平板状のストッパタンブラ6
3が装着される。
【0059】しかもストッパタンブラ63は、ロータ2
4のシリンダ体22への挿入時に該シリンダ体22の内
面によってストッパタンブラ63がロータ24内に収容
されることを可能とするとともに第1および第2係合面
67,68に択一的にストッパタンブラ63を係合させ
る方向に弾発付勢されるものであり、ロータ24がLO
CK位置にあるときにストッパタンブラ63を係合させ
る位置に第2係合面68が配置され、ロータ24がLO
CK位置以外の位置にあるときにストッパタンブラ63
を係合させる位置に第1係合面67が配置されている。
【0060】したがって、ACC位置からLOCK位置
にロータ24を回動させるときには、ストッパタンブラ
63を第1係合面67に係合している位置から第2係合
面68に係合する位置までロータ24を押込む操作が必
要となる。
【0061】このストッパタンブラ63は平板状のもの
であり、プレス成形可能であるので、製造コストの低減
を図ることが可能である。
【0062】第1および第2係合面67,68は、ロー
タ24の回動軸線に直交する平面に沿うように形成され
ているので、LOCK位置からACC位置にロータ24
を回動させるときにロータ24に作用する抵抗力は比較
的小さく、したがってロータ24をLOCK位置からA
CC位置側に回動せしめるのに必要な力を小さくして操
作性の向上を図ることが可能となる。
【0063】しかもACC位置からLOCK位置へのロ
ータ24の回動操作時に押込操作を強要する構造の構成
部品であるストッパタンブラ63は、ロータ24のシリ
ンダ体22からの抜止め機能をも発揮するものであり、
部品点数の低減を図ることが可能となる。
【0064】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロータが
ACC位置に在るときにはストッパタンブラが第1係合
面に係合され、ACC位置からLOCK位置にロータを
回動させるときには、ストッパタンブラを第1係合面に
係合している位置から第2係合面に係合する位置までロ
ータを押込む操作が強要される。この場合、LOCK位
置でストッパタンブラを係合させている第2係合面と、
ACC位置でストッパタンブラを係合させる第1係合面
とは、ロータの回動軸線に直交する平面に沿うように形
成されているので、LOCK位置からACC位置にロー
タを回動させるときにロータに作用する回動抵抗力は比
較的小さく、したがってロータをLOCK位置からAC
C位置側に回動せしめるのに必要な操作力を小さくして
操作性の向上を図ることが可能となる。 しかもストッパ
タンブラは金属製平板状のものであり、プレス成形可能
であるので、鍛造成形されるコントロールピンを必要と
する従来のものと比べて製造コストの低減を図ることが
可能である。 またACC位置からLOCK位置へのロー
タの回動操作時に押込操作を強要する構成部品である上
記ストッパタンブラが、ロータのシリンダ体からの抜止
め機能をも発揮するものであり、部品点数の低減を図る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータがACC位置に在る状態でのステアリン
グロック装置の縦断側面図である。
【図2】ロータがLOCK位置に在る状態での図1に対
応した縦断側面図である。
【図3】図2の3矢視図である。
【図4】図1の4−4線拡大断面図である。
【図5】図1の5−5線に沿うロータおよびキースライ
ダの拡大断面図である。
【図6】図2の6−6線に沿うロータおよびキースライ
ダの拡大断面図である。
【図7】キースライダの斜視図である。
【図8】図1の8−8線拡大断面図である。
【図9】図2の9−9線拡大断面図である。
【図10】シリンダ体およびロータの後端部を後方側か
ら見た切欠き斜視図である。
【図11】シリンダ体およびロータの後端部外面の周方
向展開図である。
【図12】図1の12−12線拡大断面図である。
【図13】図1の13−13線拡大断面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図14の15−15線断面図である。
【図16】インターロック機構の分解斜視図である。
【図17】図14の17−17線断面図である。
【図18】図14の18−18線断面図である。
【図19】図15の19−19線断面図である。
【図20】図14の20−20線断面図である。
【符号の説明】
22・・・シリンダ体 23・・・キー 24・・・ロータ 63・・・ストッパタンブラ 65・・・ばね 67・・・第1係合面 68・・・第2係合面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/12 B60R 25/02 603 E05B 29/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定のシリンダ体(22)と、差し込ま
    れたキー(23)による回動操作を可能として前記シリ
    ンダ体(22)に挿入されるとともに前方側にばね付勢
    されるロータ(24)とを備え、前記ロータ(24)の
    ACC位置からLOCK位置への回動操作時に前記ロー
    タ(24)の後方側への押込み操作を必要とするステア
    リングロック装置において、 前記シリンダ体(22)の後端には、前記ロータ(2
    4)の回動軸線に直交する平面に沿っていて該ロータ
    (24)の後方側に臨む第1係合面(67)と、その第
    1係合面(67)から該ロータ(24)の後方側で段差
    をなすと共に前記平面に沿っていて該ロータ(24)の
    後方側に臨む第2係合面(68)とが設けられ、 前記ロータ(24)には、前記平面に沿う方向の摺動を
    可能として金属製平板状のストッパタンブラ(63)が
    装着され、 該ストッパタンブラ(63)およびロータ(24)間に
    は、該ロータ(24)のシリンダ体(22)への挿入時
    に該シリンダ体(22)の内面により前記ストッパタン
    ブラ(63)をロータ(24)内に収容させることを可
    能とするとともに前記第1および第2係合面(67,6
    8)に択一的にストッパタンブラ(63)を係合させる
    方向の弾発力を発揮するばね(65)が設けられ、 前記ロータ(24)がLOCK位置にあるときに前記ス
    トッパタンブラ(63)を係合させる位置に第2係合面
    (68)が配置されるとともに前記ロータ(24)がL
    OCK位置以外の位置にあるときに前記ストッパタンブ
    ラ(63)を係合させる位置に第1係合面(67)が配
    置され、 前記ストッパタンブラ(63)と前記各係合面(67,
    68)との係合により、ロータ(24)のシリンダ体
    (22)からの抜止めがなされる ことを特徴とするステ
    アリングロック装置。
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