JP3159882U - 敷巻兼用防水シーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】敷布団やマットレスなどの敷側寝具に敷設して使用できることはもちろん、必要に応じて使用者の腰(体幹)に巻回して使用することも可能な敷巻兼用防水シーツを提供する。【解決手段】マットレスへの体液浸潤を防止するための防水シーツ100であって、防水性を有するシート状且つ矩形の本体部110と、該本体部110に取り付けられた巻回ベルト120、130と、を備え、本体部110の長手方向の長さWが、マットレスの幅方向に沿って敷設すると両端部αが当該マットレスの裏面にまで至る長さに設定されていることにより、マットレス上に敷設して使用できると共に使用者の腰に巻回して使用することもできる。【選択図】図1

Description

本考案は、敷き布団やマットレスなどの敷側寝具に対して経血や尿などの体液の浸潤を防止するための防水シーツの技術分野に関する。
従来から、生理時の女性や要介護者、乳幼児等が就寝する場合、敷き布団やマットレス等の敷側寝具に経血や尿などが浸潤してしまわないよう、これら敷側寝具の表面に防水性のある素材でできたシーツを敷設して使用されている。
例えば特許文献1においては、敷布団の中間部から下部に部分的に被せて使用者の尿によって敷布団が汚れるのを防止する敷布団カバーであって、少なくとも敷布団の幅より広く、その両端部を敷布団の両側で折り曲げ可能な幅を有する防水性のある布地シートと、前記布地シートの両端部を前記敷布団の裏側で連結する複数のバンドとを有することを特徴とする敷布団カバーが開示されている。
特許文献1に開示されているこの敷布団カバーは、複数のバンドによって敷布団に対してシートが固定されるので、就寝時の寝返り等によってもカバーに「ズレ」が生じ難くなっている。
特開2006−230705号公報
確かに特許文献1の敷布団カバー(防水カバー)を使用すれば、カバーのズレを防止することができる。しかしながら、寝相の悪い者の場合、必ずしも常にこのカバー上で就寝しているとは限らない。カバー自体を大きく構成すればこの問題は解決できるが、そうするとカバーの装着や取り替えが面倒となるばかりか、洗濯物の量が多くなるといった問題もある。また、複数の乳幼児を育児中の女性などの場合、複数の部屋に布団を敷いて必要に応じて寝床を変えて就寝したい場合(例えば一方の乳幼児のみが伝染性の病気にかかっているような場合。)がある。かかる場合に、両方の敷布団に防水カバーを取り付けるのは面倒であるし、その都度付け替えるのは更に面倒である。
また、夫婦が同じベッドで就寝する状況を想定する。防水カバーはその性質上、通気性を阻害し蒸れが生じやすくなる傾向にあるが、妻の都合でベット全体に防水カバーを掛けたとすれば、それにより夫の快適な睡眠が阻害される場合もある。
本考案は、このような問題を解決するべくなされたものであって、敷布団やマットレスなどの敷側寝具に敷設して使用できることはもちろん、必要に応じて使用者の体幹(腰や胸)に巻回して使用することも可能な敷巻兼用防水シーツを提供することをその目的としている。
請求項1に記載の本考案は、敷側寝具への体液浸潤を防止するための防水シーツであって、防水性を有するシート状且つ矩形の本体部と、該本体部に取り付けられた巻回ベルトと、を備え、前記本体部の長手方向の長さが、前記敷側寝具の幅方向に沿って敷設すると両端部が当該敷側寝具の裏面にまで至る長さに設定されていることにより、敷側寝具上に敷設して使用できると共に使用者の体幹(腰や胸など)に巻回して使用することもできることを特徴としている。なおここで「体液」とは経血や尿が含まれることは勿論であるが、母乳、汗、その他の体から排出される水分を全て含んだ概念である。
請求項2及び3に記載の本考案は、請求項1に記載の考案を前提として、前記本体部の短手方向の長さが、使用者の腰から膝まで若しくは胸から膝までをカバーできる長さとされていることを特徴としている。
請求項4に記載の本考案は、請求項1〜3に記載の考案を前提として、前記巻回ベルトが、前記本体部に対して着脱自在に取り付けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の本考案は、請求項1〜4に記載の考案を前提として、前記本体部の少なくとも一面に柄模様が施されていることを特徴としている。
請求項6に記載の本考案は、請求項1〜5に記載の考案を前提として、前記本体部に、前記巻回ベルトの一方を通過させるための貫通孔が設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の本考案は、請求項1〜6に記載の考案を前提として、前記巻回ベルトが、前記本体部の長手方向両端側且つ短手方向の一方寄りに取り付けられ、更に、開き防止具が、前記本体部の長手方向両端付近且つ短手方向他方寄りに備わっていることを特徴としている。
請求項1に記載の考案により、必要性や状況に応じて、敷設しての使用と体幹に巻回しての使用を切り替えることができる。
請求項2に記載の考案により、腰に巻回した場合は勿論、敷側寝具上に敷設した場合でも、腰回りを十分にカバーすることができる。
請求項3に記載の考案により、胸に巻回した場合は勿論、敷側寝具上に敷設した場合でも、胸周りから腰回りまでを十分にカバーすることができる。
請求項4に記載の考案により、敷側寝具に敷設して使用する場合において、巻回ベルトが存在することにより生じ得る凸凹感を排除し、寝心地の良さを確保することができる。
請求項5に記載の考案により、敷側寝具に敷設して使用する場合は当該柄模様を上面にして使用し、一方、腰に巻回して使用する場合には当該柄模様を外側にして使用することで見た目も良くなり、気分良く使用することが可能となる。
請求項6に記載の考案により、体幹に巻回して使用する場合において、巻回時、巻回ベルトが重なり合ったりよじれたりすることを防止し、結果として寝転んだ際の体幹部の不快な圧迫感を防止することができる。
請求項7に記載の考案により、体幹に巻回して使用する場合において、下側(膝側)が不用意に開くことを防止できるので、就寝時の寝返り等によっても本体部の捲れを防ぎ、結果として経血や尿等の体液が敷側寝具に浸潤してしまうことを効果的に防止することができる。
本考案にかかる敷巻兼用防水シーツの正面図である。 図1のII部周辺拡大図である。 図1のIII部周辺拡大図である。 図1のIV部周辺拡大図である。 敷巻兼用防水シーツをマットレスに敷設して使用している状態を示した図である。 敷巻兼用防水シーツを体に巻回する途中の状態を示した図である。 巻回ベルト装着後、開き防止具を閉じる前の状態を示した図である。 敷巻兼用防水シーツを体に巻回し終えた状態を示した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施形態の一例につき詳細に説明を加える。
〈敷巻兼用防水シーツの構成〉
敷巻兼用防水シーツ(以下単に「防水シーツ」という場合がある。)100は、防水性を有するシート状且つ矩形の本体部110と、この本体部110に取り付けられた第1の巻回ベルト120、第2の巻回ベルト130と、を備える。また、本体部110の長手方向(図1において左右方向)の長さWが、敷側寝具(敷布団やマットレスなど、就寝時に体の下方に位置する寝具)の幅方向に沿って敷設すると両端部αが当該敷側寝具の裏面にまで至る長さとされている。また、本体部110の短手方向(図1において上下方向)の長さHが、使用者の腰から膝までをカバーできる長さ(例えば60cm程度)とされている。
本体部110は、水分の透過を防止できる素材が布地にサンドイッチ構造に配設されている。表側(図1において手前側)の布地には花柄模様が施された布地が使われている。また本体部110の上方(図1において上方)の中央やや右よりの位置には、(巻回時において)第2の巻回ベルト130を挿通させるための貫通孔112が形成されている(図2参照)。更に当該貫通孔112の近傍にはベルト挿通輪114が取り付けられている(図2参照)。
また、本体部110の両端部αには、第1、第2の巻回ベルト120、130が取り付けられている。これらの巻回ベルト120、130は織込まれた扁平な繊維で構成されている。第1の巻回ベルト120は、本体部110の端に取り付けられたベルト取付輪116に対して当該第1の巻回ベルト120の一端を通して折り返し、当該先端に取り付けられた雄雌ボタン120a、120bにより取り付けられている。即ち、必要に応じて着脱可能な構成で取り付けられている(図3参照)。また、第2の巻回ベルト130は、第1の巻回ベルト120の取り付け位置とは反対の方向に雄雌ボタン130a、130bにより直接取り付けられている(図4参照)。なおここでも着脱可能に構成されている。
また、本体部110の下方(図1において下方)の両端付近にも開き防止具としての雄雌ボタン118a、118bが備わっている。この雄雌ボタン118a、118bは当該防水シーツ100を人の体に巻回した状態で雄雌嵌合可能な構成とされている。
〈敷巻兼用防水シーツの作用・機能〉
次に防水シーツ100の使い方と共に、その作用・機能を説明する。
第1の使い方として、マットレス(敷側寝具)200の上に当該防水シーツ100を敷設して使用する場合を想定する(図5参照)。この場合、本体部110の長手方向(W)がマットレス200の幅方向(X)に沿うように敷設する。このとき、本体部110の長手方向の長さWは、(マットレス200の幅方向長さX+マットレス200の厚み(高さ)Z×2)よりも大きくなるように構成されているため、本体部110の両端部αを当該マットレス200の裏面にまで至らせて挟み込むように固定する。このとき、本体部110のマットレス長さ方向(Y)の位置は、使用者の腰付近となるように適宜位置を調整する。
なおこのとき、第1、第2の巻回ベルト120、130は、本体部110から取り外しておいても良いし、付けたままであってもよい。取り外した場合は巻回ベルト120、130が敷側寝具の裏面に位置しないので、寝転んだ際の凸凹感を防止できる(特にマットレス200ではなく敷布団の時にその効果が発揮される。)。一方、取り付けた状態のままで使用し、マットレス200の裏面で結んで使用することもでき、かかる場合、本体部110の「ズレ」をより一層防止することができる。
第2の使い方として、使用者300の腰に当該防水シーツ100を巻回して使用する使い方が可能である(図6〜図8参照)。最初に本体部110の長手方向両端を掴み、腰の後ろ側に回して位置決めする。このとき、本体部110の上端が腰に位置するように、且つ、長手方向の中央辺りに腰が位置するように位置決めする。続いて本体部110の両端を前方に巻くように移動させると共に、第2の巻回ベルト130の先端を本体部110に設けられた貫通孔112に対して内側から外側に向って挿通する(図6参照)。その後、第1の巻回ベルト120を使用者300の前面側から後方に巻回するように回し、後ろで第1、第2の巻回ベルト120、130をクロスさせて再度前面に戻し、前面で結んで固定する。このとき、第2の巻回ベルト130はベルト取付輪116を挿通させており、一方、第1の巻回ベルト120はベルト挿通輪114を挿通させて前面に戻されている。これにより、巻回ベルト120、130が、使用時に位置ずれするのを防止している。
このように巻回した状態で、最後に、開き防止具としての雄雌ボタン118a、118bを雄雌嵌合し(図7参照)、巻回したまま就寝する。
このように防水シーツ100を体に巻回しているので、寝相が悪い場合でもマットレス200に経血や尿が浸潤することがない。また、寝場所を変えることもでき、複数の布団に防水シーツを用意する煩わしさもない。
〈その他の実施例〉
なお、本体部110の裏面に、滑り止め防止加工(例えばウレタン素材の塗布)を施してもよい。このようにすれば、敷設時においても、巻回時においても本体部110のズレをより効果的に防止することができる。
また、上記実施例では、本体部110と巻回ベルトの取付、及び、開き防止具が「雄雌ボタン」により構成されているが、これに限られるものではない。例えば、面ファスナにより構成されていてもよいし、単純にベルトを結んで止めるような構成であっても良い。
また、上記実施例では、第1、第2の巻回ベルト120、130同士が結んで固定されていたが、これに限られるものではない。例えば面ファスナ、スナップボタン、係止穴方式(所謂紳士用腰ベルトの固定方式)など種々の係止手段を利用することができる。
また、上記実施例では、本体部110の短手方向(図1において上下方向)の長さHが、使用者の腰から膝までをカバーできる長さ(例えば60cm程度)とされていたが、これに限らず、例えば胸から膝まで(例えば90cm程度)に設定されていてもよい。このように構成すれば、例えば母乳の浸潤と経血の浸潤とを同時に防止することができる。
また、巻回ベルト120、130自体がゴム等のように伸縮性を有する素材で構成されていてもよい。このように構成すれば、より体幹へのフィット感を向上させることが可能となる。
100…敷巻兼用防水シーツ
110…本体部
112…貫通孔
114…ベルト挿通輪
116…ベルト取付輪
118a…スナップボタン雄(開き防止具)
118b…スナップボタン雌(開き防止具)
120…第1の巻回ベルト
120a…第1の巻回ベルト取付用ボタン雄
120b…第1の巻回ベルト取付用ボタン雌
130…第2の巻回ベルト
130a…第2の巻回ベルト取付用ボタン雄
130b…第2の巻回ベルト取付用ボタン雌
200…マットレス(敷側寝具)
210…ベッド脚部
300…使用者
W…本体部幅(長手方向長さ)
H…本体部高さ(短手方向長さ)

Claims (7)

  1. 敷側寝具への体液浸潤を防止するための防水シーツであって、
    防水性を有するシート状且つ矩形の本体部と、該本体部に取り付けられた巻回ベルトと、を備え、
    前記本体部の長手方向の長さが、前記敷側寝具の幅方向に沿って敷設すると両端部が当該敷側寝具の裏面にまで至る長さに設定されていることにより、敷側寝具上に敷設して使用できると共に使用者の体幹に巻回して使用することもできる
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。
  2. 請求項1において、
    前記本体部の短手方向の長さが、使用者の腰から膝までをカバーできる長さとされている
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。
  3. 請求項1において、
    前記本体部の短手方向の長さが、使用者の胸から膝までをカバーできる長さとされている
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記巻回ベルトが、前記本体部に対して着脱自在に取り付けられている
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記本体部の少なくとも一面に柄模様が施されている
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記本体部に、前記巻回ベルトの一方を通過させるための貫通孔が設けられている
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記巻回ベルトが、前記本体部の長手方向両端側且つ短手方向の一方寄りに取り付けられ、
    更に、開き防止具が、前記本体部の長手方向両端付近且つ短手方向他方寄りに備わっている
    ことを特徴とする敷巻兼用防水シーツ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080280A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社やわらぎ おむつ交換に適した医療又は介護用シーツ

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