JP3183264B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に係り、特に、容量コンタクトホールと共
にN+コンタクトホールとP+コンタクトホールとを備
えたスタックド・キャパシタ(Stacked Capacitor )構
造を有する半導体装置の製造過程において、上記コンタ
クトホールのN+及びP+コンタクト抵抗を低減するた
めに必要であったフォトリソグラフィー工程の省略を可
能にするコンタクトホールの形成方法に関する。
その製造方法に係り、特に、容量コンタクトホールと共
にN+コンタクトホールとP+コンタクトホールとを備
えたスタックド・キャパシタ(Stacked Capacitor )構
造を有する半導体装置の製造過程において、上記コンタ
クトホールのN+及びP+コンタクト抵抗を低減するた
めに必要であったフォトリソグラフィー工程の省略を可
能にするコンタクトホールの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板表面等に形成されたN型高濃
度層(N+)層又はP型高濃度層(P+)層を半導体装
置の外に引き出すために、コンタクトホールとコンタク
トホール内に配置されたポリシリコン等から形成された
引き出し電極が多用されている。この引き出し電極とN
+層又はP+層との接触抵抗(以下、N+コンタクト抵
抗およびP+コンタクト抵抗)を低減するために、各コ
ンタクトホールに選択的にリンまたはボロンなどをイオ
ン注入することが行われている。
度層(N+)層又はP型高濃度層(P+)層を半導体装
置の外に引き出すために、コンタクトホールとコンタク
トホール内に配置されたポリシリコン等から形成された
引き出し電極が多用されている。この引き出し電極とN
+層又はP+層との接触抵抗(以下、N+コンタクト抵
抗およびP+コンタクト抵抗)を低減するために、各コ
ンタクトホールに選択的にリンまたはボロンなどをイオ
ン注入することが行われている。
【0003】例えば、特開平7−29989号公報に開
示された技術では、まず、N+層に接続されたN+コン
タクトホールおよびP+層に接続されたP+コンタクト
ホールを同時に開口する。次に、N+コンタクト抵抗
(金属の引き出し層と半導体基板表面のN型高濃度領域
との間の接触抵抗)を低減するためにリンをN+および
P+コンタクトホール底へイオン注入する。その後、フ
ォトリソグラフィー工程を用いて、N+コンタクトホー
ル上をフォトレジストで覆った後、P+コンタクト抵抗
(金属の引き出し層と半導体基板表面のP型高濃度領域
との間の接触抵抗)を低減するために、ボロンを選択的
にP+コンタクトホール底へイオン注入している。
示された技術では、まず、N+層に接続されたN+コン
タクトホールおよびP+層に接続されたP+コンタクト
ホールを同時に開口する。次に、N+コンタクト抵抗
(金属の引き出し層と半導体基板表面のN型高濃度領域
との間の接触抵抗)を低減するためにリンをN+および
P+コンタクトホール底へイオン注入する。その後、フ
ォトリソグラフィー工程を用いて、N+コンタクトホー
ル上をフォトレジストで覆った後、P+コンタクト抵抗
(金属の引き出し層と半導体基板表面のP型高濃度領域
との間の接触抵抗)を低減するために、ボロンを選択的
にP+コンタクトホール底へイオン注入している。
【0004】また、特開平9−64177号公報には、
半導体基板上にトランジスタを形成した後、第1の層間
絶縁膜を堆積し、第1の層間絶縁膜をエッチングして第
1のコンタクトホールと、配線部の上部の電極を形成す
る製造工程と、該製造工程の後の製造工程で、前記電極
を構成する導電膜の一部からなるポリシリコンプラグが
埋め込まれた形の第2のコンタクトホールを形成し、第
2のコンタクトホールの深さを実質的に浅く形成し得る
製造方法が開示されている。
半導体基板上にトランジスタを形成した後、第1の層間
絶縁膜を堆積し、第1の層間絶縁膜をエッチングして第
1のコンタクトホールと、配線部の上部の電極を形成す
る製造工程と、該製造工程の後の製造工程で、前記電極
を構成する導電膜の一部からなるポリシリコンプラグが
埋め込まれた形の第2のコンタクトホールを形成し、第
2のコンタクトホールの深さを実質的に浅く形成し得る
製造方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−29989
号公報に開示された技術では、上記のとおり、N+およ
びP+コンタクト抵抗低減のためだけに、少なくとも1
回のフォトリソグラフィー工程が必要であり、工程数の
増加をもたらしていた。
号公報に開示された技術では、上記のとおり、N+およ
びP+コンタクト抵抗低減のためだけに、少なくとも1
回のフォトリソグラフィー工程が必要であり、工程数の
増加をもたらしていた。
【0006】また、特開平9−64177号公報に開示
された製造方法は、コンタクトホールの実質的な深さを
短縮することを目的とするが、容量コンタクトホール
と、N+コンタクトホールと、P+コンタクトホールと
を備えたスタックド・キャパシタ構造を有する半導体装
置におけるN+およびP+コンタクト抵抗を低減する手
法は開示していない。
された製造方法は、コンタクトホールの実質的な深さを
短縮することを目的とするが、容量コンタクトホール
と、N+コンタクトホールと、P+コンタクトホールと
を備えたスタックド・キャパシタ構造を有する半導体装
置におけるN+およびP+コンタクト抵抗を低減する手
法は開示していない。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、スタックド・キャパシタ構造を有する半導体
装置の製造において、N+とP+のコンタクトホールを
形成するに際して、フォトリソグラフィー工程を省略す
ることを可能にすることを目的とする。また、本発明
は、コンタクト抵抗の小さいN+とP+のコンタクトホ
ールを簡単な工程で製造可能にすることを目的とする。
のであり、スタックド・キャパシタ構造を有する半導体
装置の製造において、N+とP+のコンタクトホールを
形成するに際して、フォトリソグラフィー工程を省略す
ることを可能にすることを目的とする。また、本発明
は、コンタクト抵抗の小さいN+とP+のコンタクトホ
ールを簡単な工程で製造可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の第1の観点にかかる半導体装置の製造方
法は、半導体基板上に、第1の絶縁層を形成する工程
と、前記第1の絶縁層に容量コンタクトホールと第1の
コンタクトホールを形成する工程と、前記容量コンタク
トホールを充填する一方の容量電極と、前記第1のコン
タクトホールを充填する導電層とを、第1導電型の不純
物が添加された導体で形成する工程と、前記一方の容量
電極に絶縁膜を介して対向する他方の容量電極を形成す
る工程と、前記他方の容量電極と前記第1のコンタクト
ホールとを覆って第2の絶縁層を形成する工程と、前記
第1と第2の絶縁膜に、前記導電層に至る第2のコンタ
クトホールと半導体基板に至る第3のコンタクトホール
を形成する工程と、前記第2及び第3のコンタクトホー
ルに第2導電型の半導体不純物をイオン注入する工程
と、を備えることを特徴とする。
めに、本発明の第1の観点にかかる半導体装置の製造方
法は、半導体基板上に、第1の絶縁層を形成する工程
と、前記第1の絶縁層に容量コンタクトホールと第1の
コンタクトホールを形成する工程と、前記容量コンタク
トホールを充填する一方の容量電極と、前記第1のコン
タクトホールを充填する導電層とを、第1導電型の不純
物が添加された導体で形成する工程と、前記一方の容量
電極に絶縁膜を介して対向する他方の容量電極を形成す
る工程と、前記他方の容量電極と前記第1のコンタクト
ホールとを覆って第2の絶縁層を形成する工程と、前記
第1と第2の絶縁膜に、前記導電層に至る第2のコンタ
クトホールと半導体基板に至る第3のコンタクトホール
を形成する工程と、前記第2及び第3のコンタクトホー
ルに第2導電型の半導体不純物をイオン注入する工程
と、を備えることを特徴とする。
【0009】この製造方法によれば、第2及び第3のコ
ンタクトホールをN+及びP+のコンタクトホールとし
て形成するに際して、フォトリソグラフィー工程が省略
される。また、この製造方法によれば、半導体基板との
間のコンタクト抵抗が小さい第2及び第3のコンタクト
ホールが簡単な工程で製造される。
ンタクトホールをN+及びP+のコンタクトホールとし
て形成するに際して、フォトリソグラフィー工程が省略
される。また、この製造方法によれば、半導体基板との
間のコンタクト抵抗が小さい第2及び第3のコンタクト
ホールが簡単な工程で製造される。
【0010】前記容量電極と前記導電層を形成する工程
は、例えば、前記容量コンタクトホールと前記第1のコ
ンタクトホールとを充填して前記第1の絶縁層上に第1
導電型の不純物が添加された前記導体を堆積する工程
と、前記導体をパターニングする工程と、を備える。こ
れにより、半導体基板の底面から第1のコンタクトを充
填する導電層の頂部までの高さは、最大で、ほぼ容量電
極頂部の高さまで確保できる。このため、導電層の厚み
が十分に確保され、導電層のうち第1のコンタクトホー
ルの底部に堆積された部分が、後に第2導電型の半導体
不純物のイオン注入により導電型を変化させる危険が回
避される。
は、例えば、前記容量コンタクトホールと前記第1のコ
ンタクトホールとを充填して前記第1の絶縁層上に第1
導電型の不純物が添加された前記導体を堆積する工程
と、前記導体をパターニングする工程と、を備える。こ
れにより、半導体基板の底面から第1のコンタクトを充
填する導電層の頂部までの高さは、最大で、ほぼ容量電
極頂部の高さまで確保できる。このため、導電層の厚み
が十分に確保され、導電層のうち第1のコンタクトホー
ルの底部に堆積された部分が、後に第2導電型の半導体
不純物のイオン注入により導電型を変化させる危険が回
避される。
【0011】また、本発明の第2の態様の半導体装置の
製造方法は、半導体基板に、第1導電型の第1の表面領
域及び第2の導電型の第2の表面領域を形成する工程
と、前記第1と第2の表面領域上に絶縁層を形成する工
程と、前記絶縁層に、前記第1の表面領域の少なくとも
近傍に至る第1のコンタクトホールを形成する工程と、
前記第1のコンタクトホールの少なくとも底部に第1導
電型の不純物が添加された導電層を堆積する堆積工程
と、前記絶縁層に前記第2の表面領域の少なくとも近傍
に至る第2のコンタクトホールを形成する工程と、前記
第1のコンタクトホール内の前記導電層をマスクとし
て、前記第2のコンタクトホールの底部に第2導電型の
不純物をイオン注入するイオン注入工程と、を備えるこ
とを特徴とする。
製造方法は、半導体基板に、第1導電型の第1の表面領
域及び第2の導電型の第2の表面領域を形成する工程
と、前記第1と第2の表面領域上に絶縁層を形成する工
程と、前記絶縁層に、前記第1の表面領域の少なくとも
近傍に至る第1のコンタクトホールを形成する工程と、
前記第1のコンタクトホールの少なくとも底部に第1導
電型の不純物が添加された導電層を堆積する堆積工程
と、前記絶縁層に前記第2の表面領域の少なくとも近傍
に至る第2のコンタクトホールを形成する工程と、前記
第1のコンタクトホール内の前記導電層をマスクとし
て、前記第2のコンタクトホールの底部に第2導電型の
不純物をイオン注入するイオン注入工程と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0012】このような半導体装置の製造方法によれ
ば、第1及び第2のコンタクトホールをN+及びP+の
コンタクトホールとして形成するに際して、フォトリソ
グラフィー工程が省略される。また、このような半導体
装置の製造方法によれば、半導体基板との間のコンタク
ト抵抗が小さい第1及び第2のコンタクトホールが簡単
な工程で製造される。
ば、第1及び第2のコンタクトホールをN+及びP+の
コンタクトホールとして形成するに際して、フォトリソ
グラフィー工程が省略される。また、このような半導体
装置の製造方法によれば、半導体基板との間のコンタク
ト抵抗が小さい第1及び第2のコンタクトホールが簡単
な工程で製造される。
【0013】前記イオン注入工程は、前記導電層をマス
クとして、前記導電層に添加された第1導電型の不純物
の濃度よりも濃度が小さい第2導電型の不純物をイオン
注入することにより、第2のコンタクトホールの底部に
第2導電型の高濃度領域を形成する工程を含み、さら
に、前記導電層から第1導電型の不純物を前記半導体基
板に拡散することにより、第1のコンタクトホールの底
部に第1導電型の高濃度領域を形成する工程を含むもの
であってもよい。この場合、第1のコンタクトの底部に
形成された高濃度領域は、後に第2導電型イオンの注入
によっても、導電型を変化させない。従って、第2導電
型イオンの注入による導電型の変化を回避するための工
程が省略される。
クとして、前記導電層に添加された第1導電型の不純物
の濃度よりも濃度が小さい第2導電型の不純物をイオン
注入することにより、第2のコンタクトホールの底部に
第2導電型の高濃度領域を形成する工程を含み、さら
に、前記導電層から第1導電型の不純物を前記半導体基
板に拡散することにより、第1のコンタクトホールの底
部に第1導電型の高濃度領域を形成する工程を含むもの
であってもよい。この場合、第1のコンタクトの底部に
形成された高濃度領域は、後に第2導電型イオンの注入
によっても、導電型を変化させない。従って、第2導電
型イオンの注入による導電型の変化を回避するための工
程が省略される。
【0014】また、本発明の第3の態様の半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に、容量コンタクトホール
と、第1のコンタクトホールと、第2のコンタクトホー
ルとを備えたスタックド・キャパシタ構造を有する半導
体装置の製造方法であって、前記容量コンタクトホール
及び前記第1のコンタクトホールを形成し、形成した前
記第1のコンタクトホールに第1導電型の不純物がドー
プされた導電層を形成し、前記容量コンタクトホールの
内部を前記導電層で充填すると共に容量下部電極を形成
し、さらに、容量絶縁膜を介して容量上部電極を形成す
る容量形成工程と、前記容量上部電極及び前記第1のコ
ンタクトホール上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁
膜に前記第1のコンタクトホールを再開口すると共に前
記第2のコンタクトホールを開口し、開口された前記第
2のコンタクトホールに第2導電型の不純物をイオン注
入する工程と、を有することを特徴とする。
製造方法は、半導体基板上に、容量コンタクトホール
と、第1のコンタクトホールと、第2のコンタクトホー
ルとを備えたスタックド・キャパシタ構造を有する半導
体装置の製造方法であって、前記容量コンタクトホール
及び前記第1のコンタクトホールを形成し、形成した前
記第1のコンタクトホールに第1導電型の不純物がドー
プされた導電層を形成し、前記容量コンタクトホールの
内部を前記導電層で充填すると共に容量下部電極を形成
し、さらに、容量絶縁膜を介して容量上部電極を形成す
る容量形成工程と、前記容量上部電極及び前記第1のコ
ンタクトホール上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁
膜に前記第1のコンタクトホールを再開口すると共に前
記第2のコンタクトホールを開口し、開口された前記第
2のコンタクトホールに第2導電型の不純物をイオン注
入する工程と、を有することを特徴とする。
【0015】このような半導体装置の製造方法によれ
ば、第1及び第2のコンタクトホールをN+及びP+の
コンタクトホールとして形成するに際して、フォトリソ
グラフィー工程が省略される。また、このような半導体
装置の製造方法によれば、半導体基板との間のコンタク
ト抵抗が小さい第1及び第2のコンタクトホールが簡単
な工程で製造される。
ば、第1及び第2のコンタクトホールをN+及びP+の
コンタクトホールとして形成するに際して、フォトリソ
グラフィー工程が省略される。また、このような半導体
装置の製造方法によれば、半導体基板との間のコンタク
ト抵抗が小さい第1及び第2のコンタクトホールが簡単
な工程で製造される。
【0016】前記第1導電型の不純物はリンであって、
該リンは前記導電層に濃度1E20/cm2程度でドー
プされており、且つ、前記第2導電型の不純物はボロン
であり、該ボロンは前記第2のコンタクトホールに濃度
1E13/cm2程度でイオン注入されているものであ
ってもよい。この場合、第1のコンタクト内の導電層は
N型高濃度層となる、このため、第1のコンタクト内の
導電層は、後にボロンイオンの注入を受けても、導電型
がP型になる事態は実質的に生じない。
該リンは前記導電層に濃度1E20/cm2程度でドー
プされており、且つ、前記第2導電型の不純物はボロン
であり、該ボロンは前記第2のコンタクトホールに濃度
1E13/cm2程度でイオン注入されているものであ
ってもよい。この場合、第1のコンタクト内の導電層は
N型高濃度層となる、このため、第1のコンタクト内の
導電層は、後にボロンイオンの注入を受けても、導電型
がP型になる事態は実質的に生じない。
【0017】また、本発明の第4の態様の半導体装置
は、半導体基板上に、容量コンタクトホールと、N+コ
ンタクトホールと、P+コンタクトホールとを備えたス
タックド・キャパシタ(Stacked Capacitor )構造を有
する半導体装置であって、半導体基板上に形成され、容
量のスイッチとなるトランジスタと、該トランジスタの
上に形成された第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜に形成
され、前記トランジスタの電流路の一端に接続された容
量コンタクトホールと、前記容量コンタクトホールを充
填し、かつ、第1導電型の不純物がドープされた導電体
から構成された導電層からなる容量下部電極と、該容量
下部電極に容量絶縁膜を介して対向して配置された容量
上部電極と、前記第1の絶縁膜に、前記半導体基板の表
面領域に達して形成され、前記第1導電型の不純物がド
ープされた導電体から構成された導電層がその少なくと
も底部に形成された前記第1のコンタクトホールと、前
記容量上部電極及び前記第1の絶縁膜上に形成された第
2の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜を
貫通し、半導体基板の表面領域に達して形成された前記
第2のコンタクトホールと、前記半導体基板の前記第2
のコンタクトホールに対応する部分に前記第2導電型の
不純物がイオン注入された第2導電型の領域と、を備え
ることを特徴とする。
は、半導体基板上に、容量コンタクトホールと、N+コ
ンタクトホールと、P+コンタクトホールとを備えたス
タックド・キャパシタ(Stacked Capacitor )構造を有
する半導体装置であって、半導体基板上に形成され、容
量のスイッチとなるトランジスタと、該トランジスタの
上に形成された第1の絶縁膜と、該第1の絶縁膜に形成
され、前記トランジスタの電流路の一端に接続された容
量コンタクトホールと、前記容量コンタクトホールを充
填し、かつ、第1導電型の不純物がドープされた導電体
から構成された導電層からなる容量下部電極と、該容量
下部電極に容量絶縁膜を介して対向して配置された容量
上部電極と、前記第1の絶縁膜に、前記半導体基板の表
面領域に達して形成され、前記第1導電型の不純物がド
ープされた導電体から構成された導電層がその少なくと
も底部に形成された前記第1のコンタクトホールと、前
記容量上部電極及び前記第1の絶縁膜上に形成された第
2の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜を
貫通し、半導体基板の表面領域に達して形成された前記
第2のコンタクトホールと、前記半導体基板の前記第2
のコンタクトホールに対応する部分に前記第2導電型の
不純物がイオン注入された第2導電型の領域と、を備え
ることを特徴とする。
【0018】このような半導体装置の第1及び第2のコ
ンタクトホールは、N+及びP+のコンタクトホールと
して形成され、これらのコンタクトホールと半導体基板
との間のコンタクト抵抗が小さくなる。第1及び第2の
コンタクトホールではフォトリソグラフィー工程が省略
され、製造の工程は簡単である。
ンタクトホールは、N+及びP+のコンタクトホールと
して形成され、これらのコンタクトホールと半導体基板
との間のコンタクト抵抗が小さくなる。第1及び第2の
コンタクトホールではフォトリソグラフィー工程が省略
され、製造の工程は簡単である。
【0019】前記第1導電型の不純物はリンであって、
該リンは、前記第1導電型の不純物がドープされた導電
体から構成された導電層に濃度1E20/cm2程度で
ドープされており、且つ、前記第2導電型の不純物はボ
ロンであって、該ボロンは前記第2導電型の領域に濃度
1E13/cm2程度でイオン注入されているものであ
ってもよい。この場合、第1のコンタクト内の導電層は
N型高濃度層となる、このため、第1のコンタクト内の
導電層は、後にボロンイオンの注入を受けていた場合で
あっても、導電型がP型に変化しているといった状態に
なることはない。
該リンは、前記第1導電型の不純物がドープされた導電
体から構成された導電層に濃度1E20/cm2程度で
ドープされており、且つ、前記第2導電型の不純物はボ
ロンであって、該ボロンは前記第2導電型の領域に濃度
1E13/cm2程度でイオン注入されているものであ
ってもよい。この場合、第1のコンタクト内の導電層は
N型高濃度層となる、このため、第1のコンタクト内の
導電層は、後にボロンイオンの注入を受けていた場合で
あっても、導電型がP型に変化しているといった状態に
なることはない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。始めに、この実施の形態の製造方
法により製造されるCOB構造のDRAM(Dinamic Ran
dam Access Memory)の構造を説明する。
を参照して説明する。始めに、この実施の形態の製造方
法により製造されるCOB構造のDRAM(Dinamic Ran
dam Access Memory)の構造を説明する。
【0021】図1は、COB(Capacitor-Over-Bit-lin
e)構造のDRAMの構造断面構造を示す。図1におい
て、半導体基板1上には、メモリセルを構成する容量2
と容量スイッチとして機能するMOSトランジスタ3と
が形成されている。例えば、半導体基板1は半絶縁性単
結晶シリコン基板から構成され、MOSトランジスタ3
はNチャネルMOSトランジスタから構成され、容量2
とMOSトランジスタ3との対から構成されるメモリセ
ルは、半導体基板1上にアレイ状に配置されている(図
1ではそのうちの一対を示している)。
e)構造のDRAMの構造断面構造を示す。図1におい
て、半導体基板1上には、メモリセルを構成する容量2
と容量スイッチとして機能するMOSトランジスタ3と
が形成されている。例えば、半導体基板1は半絶縁性単
結晶シリコン基板から構成され、MOSトランジスタ3
はNチャネルMOSトランジスタから構成され、容量2
とMOSトランジスタ3との対から構成されるメモリセ
ルは、半導体基板1上にアレイ状に配置されている(図
1ではそのうちの一対を示している)。
【0022】メモリセルアレイの同一行のMOSトラン
ジスタ3のゲート電極は、ゲートライン(ワード線)に
より相互に接続されており、隣接する行のゲートライン
4がフィールド酸化膜5上に延在している状態が示され
ている。また、半導体基板1上の他の領域には、例え
ば、書き込み回路、読み出し回路等の制御回路等を形成
するNチャネルMOSトランジスタ6及びPチャネルM
OSトランジスタ7などが形成されている。
ジスタ3のゲート電極は、ゲートライン(ワード線)に
より相互に接続されており、隣接する行のゲートライン
4がフィールド酸化膜5上に延在している状態が示され
ている。また、半導体基板1上の他の領域には、例え
ば、書き込み回路、読み出し回路等の制御回路等を形成
するNチャネルMOSトランジスタ6及びPチャネルM
OSトランジスタ7などが形成されている。
【0023】各トランジスタ3,6.7及びゲートライ
ン4を覆って保護酸化膜8が形成され、さらに、BPS
Gなどからなる層間絶縁膜9が形成される。この層間絶
縁膜9上に図示せぬビット線が形成され、このビット線
を保護する保護酸化膜11が形成され、さらに、BPS
Gなどからなる層間絶縁膜12が形成され、さらに、基
板全体に酸化膜13が配置されている。
ン4を覆って保護酸化膜8が形成され、さらに、BPS
Gなどからなる層間絶縁膜9が形成される。この層間絶
縁膜9上に図示せぬビット線が形成され、このビット線
を保護する保護酸化膜11が形成され、さらに、BPS
Gなどからなる層間絶縁膜12が形成され、さらに、基
板全体に酸化膜13が配置されている。
【0024】容量2は、絶縁膜9,11,12,13に
形成され、MOSトランジスタ3のソース又はドレイン
に接続された容量コンタクトホール10と、容量コンタ
クトホール10を充填し、容量下部電極となる導体層4
0と、容量絶縁膜50と,容量上部電極60と,層間絶
縁膜70,80から形成されている。導体層40はリン
を含んでおり、このリンが半導体基板1中に拡散して、
半導体基板1の表面領域にN+層を形成しており、導体
層40と半導体基板1の表面領域との接触抵抗を低減
し、ひいては、導体層40とMOSトランジスタ3のソ
ース又はドレインとの間の抵抗も低減している。
形成され、MOSトランジスタ3のソース又はドレイン
に接続された容量コンタクトホール10と、容量コンタ
クトホール10を充填し、容量下部電極となる導体層4
0と、容量絶縁膜50と,容量上部電極60と,層間絶
縁膜70,80から形成されている。導体層40はリン
を含んでおり、このリンが半導体基板1中に拡散して、
半導体基板1の表面領域にN+層を形成しており、導体
層40と半導体基板1の表面領域との接触抵抗を低減
し、ひいては、導体層40とMOSトランジスタ3のソ
ース又はドレインとの間の抵抗も低減している。
【0025】また、N+コンタクトホール21にも、リ
ンなどのN型不純物を大量に含んだ導体層40が形成さ
れ、NチャネルMOSトランジスタ6のソース又はドレ
インに接続されている。この導体層40は図示せぬ金属
層等により層間絶縁膜80の外に電気的に引き出されて
いる。導体層40はリンを含んでおり、このリンが半導
体基板1中に拡散して、半導体基板1の表面領域にN+
層を形成しており、導体層40と半導体基板1の表面領
域との接触抵抗を低減し、ひいては、導体層40とMO
Sトランジスタ8のソース又はドレインとの間の抵抗も
低減している。
ンなどのN型不純物を大量に含んだ導体層40が形成さ
れ、NチャネルMOSトランジスタ6のソース又はドレ
インに接続されている。この導体層40は図示せぬ金属
層等により層間絶縁膜80の外に電気的に引き出されて
いる。導体層40はリンを含んでおり、このリンが半導
体基板1中に拡散して、半導体基板1の表面領域にN+
層を形成しており、導体層40と半導体基板1の表面領
域との接触抵抗を低減し、ひいては、導体層40とMO
Sトランジスタ8のソース又はドレインとの間の抵抗も
低減している。
【0026】さらに、また、P+コンタクトホール30
にも、金属等から形成される引き出し電極が堆積され、
PチャネルMOSトランジスタ7のソース又はドレイン
に接続されている。半導体基板1のP+コンタクトホー
ル30と対向する部分には、ボロンがイオン注入されて
おり、引き出し電極と半導体基板1の半導体基板表面と
の接触抵抗を低減し、ひいては、引き出し電極とMOS
トランジスタ9のソース又はドレインとの間の抵抗も低
減している。
にも、金属等から形成される引き出し電極が堆積され、
PチャネルMOSトランジスタ7のソース又はドレイン
に接続されている。半導体基板1のP+コンタクトホー
ル30と対向する部分には、ボロンがイオン注入されて
おり、引き出し電極と半導体基板1の半導体基板表面と
の接触抵抗を低減し、ひいては、引き出し電極とMOS
トランジスタ9のソース又はドレインとの間の抵抗も低
減している。
【0027】次に、本実施の形態に係る半導体装置の製
造方法を、図1の構造のDRAMを製造する場合を例に
説明する。図2(a)〜(c)は、本実施の形態に係る
半導体装置の製造方法を説明するための図であって、C
OB構造のDRAMを製造する工程を順次示す断面図で
ある。
造方法を、図1の構造のDRAMを製造する場合を例に
説明する。図2(a)〜(c)は、本実施の形態に係る
半導体装置の製造方法を説明するための図であって、C
OB構造のDRAMを製造する工程を順次示す断面図で
ある。
【0028】まず、図2(a)に示すように、半導体基
板1の分離領域にフィールド酸化膜5が形成され、さら
に、スイッチ用MOSトランジスタ3と、NチャネルM
OSトランジスタ6と、PチャネルMOSトランジスタ
7、ゲートライン4等が形成される。
板1の分離領域にフィールド酸化膜5が形成され、さら
に、スイッチ用MOSトランジスタ3と、NチャネルM
OSトランジスタ6と、PチャネルMOSトランジスタ
7、ゲートライン4等が形成される。
【0029】その後、保護酸化膜8,BPSG膜9,保
護酸化膜11,BPSG膜12,酸化膜13が順次形成
される。
護酸化膜11,BPSG膜12,酸化膜13が順次形成
される。
【0030】続いて、フォトリソグラフィプロセスを用
いて、絶縁膜に容量コンタクトホール10を開口する時
点で、将来のN+コンタクトホールおよびP+コンタク
トホールとなる領域20,30の内、N+コンタクトホ
ールとなる領域20だけを同時に開口する。
いて、絶縁膜に容量コンタクトホール10を開口する時
点で、将来のN+コンタクトホールおよびP+コンタク
トホールとなる領域20,30の内、N+コンタクトホ
ールとなる領域20だけを同時に開口する。
【0031】次に、基板全面に、CVD法等により、例
えばリンが1E20/cm2程度ドープされたポリシリ
コン層(DOPOS)を開口10,20を充填するよう
に堆積する。次に、図2(b)に示すように、このポリ
シリコン層をフォトリソグラフィプロセスを用いてパタ
ーニングし、リンがドープされたポリシリコン層(DO
POS)からなり、容量下部電極となる導体層40を形
成する。この際、N+コンタクトホール20中の導体層
を若干オーバーエッチングする。
えばリンが1E20/cm2程度ドープされたポリシリ
コン層(DOPOS)を開口10,20を充填するよう
に堆積する。次に、図2(b)に示すように、このポリ
シリコン層をフォトリソグラフィプロセスを用いてパタ
ーニングし、リンがドープされたポリシリコン層(DO
POS)からなり、容量下部電極となる導体層40を形
成する。この際、N+コンタクトホール20中の導体層
を若干オーバーエッチングする。
【0032】最後に、図2(c)に示すように、容量絶
縁膜50を形成し、さらに、容量上部電極となる導体層
60をCVD法により成長した後、容量絶縁膜50と導
体層60とをパターニングして、容量2を形成し、さら
に、層間絶縁膜70,80を成長する。
縁膜50を形成し、さらに、容量上部電極となる導体層
60をCVD法により成長した後、容量絶縁膜50と導
体層60とをパターニングして、容量2を形成し、さら
に、層間絶縁膜70,80を成長する。
【0033】続いて、N+コンタクトホール21及びP
+コンタクトホール30を、フォトリソグラフィプロセ
スを用いて、同時又は相次いで開口する。
+コンタクトホール30を、フォトリソグラフィプロセ
スを用いて、同時又は相次いで開口する。
【0034】続いて、P+コンタクト抵抗低減の為に、
例えばボロンを1E13/cm2程度イオン注入する。
このイオンはコンタクトホール30を介して半導体基板
1の表面領域に打ち込まれ、コンタクトホール30の底
面には、P+領域が形成され、トランジスタ7のソース
又はドレインとのコンタクトも良好に行われる。
例えばボロンを1E13/cm2程度イオン注入する。
このイオンはコンタクトホール30を介して半導体基板
1の表面領域に打ち込まれ、コンタクトホール30の底
面には、P+領域が形成され、トランジスタ7のソース
又はドレインとのコンタクトも良好に行われる。
【0035】ボロンイオンはN+コンタクトホール21
にも注入される。しかし、N+コンタクトホール21内
には、導体層40が埋め込まれているため、ボロンがN
+コンタクトホール21の底まで到達することない。し
かも、イオン注入されたボロンの濃度が1E13/cm
2程度なのに対し、導体層40に含まれているリンの濃
度が1E20/cm2程度と非常に高い。このため、N
+コンタクトホール21に注入されたボロンをほとんど
無視することができる。
にも注入される。しかし、N+コンタクトホール21内
には、導体層40が埋め込まれているため、ボロンがN
+コンタクトホール21の底まで到達することない。し
かも、イオン注入されたボロンの濃度が1E13/cm
2程度なのに対し、導体層40に含まれているリンの濃
度が1E20/cm2程度と非常に高い。このため、N
+コンタクトホール21に注入されたボロンをほとんど
無視することができる。
【0036】また、N+コンタクトホール21の界面、
即ち、ポリシリコン層40と半導体基板1の界面では、
導体層40に含まれている高濃度のリンが半導体基板1
に拡散され、N+領域が形成される。このため、導体層
40と半導体基板1との間のコンタクト抵抗が小さくな
り、さらに、導体層40とトランジスタ3又は6のソー
ス又はドレインとの接続も良好に行われる。即ち、ボロ
ンイオンの注入及び活性化の過程で、N+コンタクト抵
抗も低減される。
即ち、ポリシリコン層40と半導体基板1の界面では、
導体層40に含まれている高濃度のリンが半導体基板1
に拡散され、N+領域が形成される。このため、導体層
40と半導体基板1との間のコンタクト抵抗が小さくな
り、さらに、導体層40とトランジスタ3又は6のソー
ス又はドレインとの接続も良好に行われる。即ち、ボロ
ンイオンの注入及び活性化の過程で、N+コンタクト抵
抗も低減される。
【0037】その後、コンタクトホール21と30を充
填して、基板全体に、金属CVDなどにより金属などの
導体を堆積し、これをパターニングし、トランジスタ
6,7の引き出し電極を形成する。この時、N+コンタ
クトホール21内では、高濃度の不純物を含んだ導体層
40と金属の引き出し電極が接続することとなり、低接
触抵抗のオーミックコンタクトが得られる。また、P+
コンタクトホール30内では、金属の引き出し電極と半
導体基板1の表面領域に形成されたP+領域が接触する
こととなり、低接触抵抗のオーミックコンタクトが得ら
れる。
填して、基板全体に、金属CVDなどにより金属などの
導体を堆積し、これをパターニングし、トランジスタ
6,7の引き出し電極を形成する。この時、N+コンタ
クトホール21内では、高濃度の不純物を含んだ導体層
40と金属の引き出し電極が接続することとなり、低接
触抵抗のオーミックコンタクトが得られる。また、P+
コンタクトホール30内では、金属の引き出し電極と半
導体基板1の表面領域に形成されたP+領域が接触する
こととなり、低接触抵抗のオーミックコンタクトが得ら
れる。
【0038】上述したように、この実施の形態の製造方
法によれば、容量2とトランジスタ3との間の抵抗も小
さく、N+コンタクトホールのコンタクト抵抗及びP+
コンタクトホールのコンタクト抵抗を低減することがで
きる。しかも、リン又はボロンをコンタクトホールに注
入するためのマスクの形成のためだけに、フォトリソグ
ラフ工程を用いる必要がなく、工程を簡略化することが
できる。
法によれば、容量2とトランジスタ3との間の抵抗も小
さく、N+コンタクトホールのコンタクト抵抗及びP+
コンタクトホールのコンタクト抵抗を低減することがで
きる。しかも、リン又はボロンをコンタクトホールに注
入するためのマスクの形成のためだけに、フォトリソグ
ラフ工程を用いる必要がなく、工程を簡略化することが
できる。
【0039】なお、図2(b)に該当する製造工程で
は、図3に示すように、N+コンタクトホールとなる領
域20上にも、ポリシリコン層(DOPOS)40から
なる導体層40を下部電極とせしめるようにパターニン
グしてもよい。この場合には、図2(c)に示す工程の
代わりに、図4に示すように、N+コンタクトホール2
1およびP+コンタクトホール30を開口する際に、N
+コンタクトホール21部での重ね合わせマージンを下
部電極の厚み分dだけ広げることができる。
は、図3に示すように、N+コンタクトホールとなる領
域20上にも、ポリシリコン層(DOPOS)40から
なる導体層40を下部電極とせしめるようにパターニン
グしてもよい。この場合には、図2(c)に示す工程の
代わりに、図4に示すように、N+コンタクトホール2
1およびP+コンタクトホール30を開口する際に、N
+コンタクトホール21部での重ね合わせマージンを下
部電極の厚み分dだけ広げることができる。
【0040】また、以上説明した実施の形態において
は、N+コンタクトホールを形成する対象の領域にまず
N型半導体が堆積され、次いで、P+コンタクトホール
を形成する対象の領域にP型不純物をイオン注入されて
いる。しかし、このような手法に代えて、まずP型半導
体を堆積し、次いでN型不純物をイオン注入するように
してもよい。ただし、この場合、容量の容量下部電極と
なる導体層は、Pチャネル型のMOSトランジスタのソ
ース又はドレインに接触するものとする。
は、N+コンタクトホールを形成する対象の領域にまず
N型半導体が堆積され、次いで、P+コンタクトホール
を形成する対象の領域にP型不純物をイオン注入されて
いる。しかし、このような手法に代えて、まずP型半導
体を堆積し、次いでN型不純物をイオン注入するように
してもよい。ただし、この場合、容量の容量下部電極と
なる導体層は、Pチャネル型のMOSトランジスタのソ
ース又はドレインに接触するものとする。
【0041】具体的には、まず、絶縁膜に容量コンタク
トホールを開口する時点で、将来のN+コンタクトホー
ルおよびP+コンタクトホールとなる領域20,30の
内、P+コンタクトホールとなる領域30だけを同時に
開口する。
トホールを開口する時点で、将来のN+コンタクトホー
ルおよびP+コンタクトホールとなる領域20,30の
内、P+コンタクトホールとなる領域30だけを同時に
開口する。
【0042】次に、基板全面に、例えばボロンがドープ
されたポリシリコン層を、容量コンタクトホール及び開
口30を充填するように堆積する。そして、このポリシ
リコン層をパターニングして、ボロンがドープされたポ
リシリコン層からなり、Pチャネル型のMOSトランジ
スタのソース又はドレインに接触する容量下部電極とな
る導体層を形成する。
されたポリシリコン層を、容量コンタクトホール及び開
口30を充填するように堆積する。そして、このポリシ
リコン層をパターニングして、ボロンがドープされたポ
リシリコン層からなり、Pチャネル型のMOSトランジ
スタのソース又はドレインに接触する容量下部電極とな
る導体層を形成する。
【0043】次に、容量2を形成し、層間絶縁膜70,
80を成長させ、続いて、N+コンタクトホール21及
びP+コンタクトホール30を開口し、続いて、N+コ
ンタクト抵抗低減の為に、例えばリンイオンをイオン注
入する。リンイオンがコンタクトホール20を介して半
導体基板1の表面領域に打ち込まれると、コンタクトホ
ール20の底面にN+領域が形成される。
80を成長させ、続いて、N+コンタクトホール21及
びP+コンタクトホール30を開口し、続いて、N+コ
ンタクト抵抗低減の為に、例えばリンイオンをイオン注
入する。リンイオンがコンタクトホール20を介して半
導体基板1の表面領域に打ち込まれると、コンタクトホ
ール20の底面にN+領域が形成される。
【0044】リンイオンはP+コンタクトホール21に
も注入されるものの、P+コンタクトホール30内に
は、導体層40が形成されると同時に埋め込まれた導体
層が存在するため、リンがP+コンタクトホール21の
底まで到達することない。このため、P+コンタクトホ
ール30に注入されたリンをほとんど無視することがで
きる。
も注入されるものの、P+コンタクトホール30内に
は、導体層40が形成されると同時に埋め込まれた導体
層が存在するため、リンがP+コンタクトホール21の
底まで到達することない。このため、P+コンタクトホ
ール30に注入されたリンをほとんど無視することがで
きる。
【0045】また、以上説明した実施の形態では、N+
コンタクトホールとP+コンタクトホールを形成する場
合に、N+コンタクトホールとなる領域20に、DRA
Mの容量下部電極を形成する導体層と実質的に同一の導
体層を同時に形成して埋め込む方法を述べた。しかし、
N+コンタクトホールとなる領域20に埋め込まれる導
体層は、DRAMの容量下部電極を形成するために堆積
する導体層である必要はなく、例えば、配線層を形成す
るために堆積する導体層であってもよい。この場合、こ
の発明に係る半導体装置の製造方法は、DRAMとは限
らず、N+およびP+コンタクトホールを有する任意の
半導体装置の製造にも適用可能である。
コンタクトホールとP+コンタクトホールを形成する場
合に、N+コンタクトホールとなる領域20に、DRA
Mの容量下部電極を形成する導体層と実質的に同一の導
体層を同時に形成して埋め込む方法を述べた。しかし、
N+コンタクトホールとなる領域20に埋め込まれる導
体層は、DRAMの容量下部電極を形成するために堆積
する導体層である必要はなく、例えば、配線層を形成す
るために堆積する導体層であってもよい。この場合、こ
の発明に係る半導体装置の製造方法は、DRAMとは限
らず、N+およびP+コンタクトホールを有する任意の
半導体装置の製造にも適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明に係る半
導体装置の製造方法によれば、スタックド・キャパシタ
構造を有する半導体装置の製造に際して、N+およびP
+コンタクト抵抗を低減する機能を持ったN+およびP
+コンタクトホールを、フォトリソグラフィー工程を使
用することなく形成することができるので、例えばCO
B構造DRAMの製造プロセスを簡素化することが可能
となった。
導体装置の製造方法によれば、スタックド・キャパシタ
構造を有する半導体装置の製造に際して、N+およびP
+コンタクト抵抗を低減する機能を持ったN+およびP
+コンタクトホールを、フォトリソグラフィー工程を使
用することなく形成することができるので、例えばCO
B構造DRAMの製造プロセスを簡素化することが可能
となった。
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体装置を説明す
るためのCOB構造のDRAMを示す断面図である。
るためのCOB構造のDRAMを示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方
法を説明するための図であって、COB構造DRAMを
製造する工程順断面図である。
法を説明するための図であって、COB構造DRAMを
製造する工程順断面図である。
【図3】図2(b)に示す製造工程で使用される形成手
段の他の形成手段を説明するためのCOB構造DRAM
の断面図である。
段の他の形成手段を説明するためのCOB構造DRAM
の断面図である。
【図4】図3に示す形成手段において、N+コンタクト
ホール21およびP+コンタクトホール30を開口する
際に利用可能な、N+コンタクトホール21部の重ね合
わせマージンdを説明する図である。
ホール21およびP+コンタクトホール30を開口する
際に利用可能な、N+コンタクトホール21部の重ね合
わせマージンdを説明する図である。
1 半導体基板 2 容量 3 MOSトランジスタ(トランジスタ) 4 ゲートライン 5 フィールド酸化膜 6 NチャネルMOSトランジスタ(トラン
ジスタ) 7 PチャネルMOSトランジスタ(トラン
ジスタ) 8、11 保護酸化膜(絶縁膜) 9、12 層間絶縁膜(絶縁膜) 13 酸化膜(絶縁膜) 10 容量コンタクトホール 20、21 N+コンタクトホール 30 P+コンタクトホール 40 導体層 50 容量絶縁膜 60 容量上部電極 70、80 層間絶縁膜
ジスタ) 7 PチャネルMOSトランジスタ(トラン
ジスタ) 8、11 保護酸化膜(絶縁膜) 9、12 層間絶縁膜(絶縁膜) 13 酸化膜(絶縁膜) 10 容量コンタクトホール 20、21 N+コンタクトホール 30 P+コンタクトホール 40 導体層 50 容量絶縁膜 60 容量上部電極 70、80 層間絶縁膜
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/768 H01L 21/8242
Claims (8)
- 【請求項1】半導体基板上に、第1の絶縁層を形成する
工程と、 前記第1の絶縁層に容量コンタクトホールと第1のコン
タクトホールを形成する工程と、 前記容量コンタクトホールを充填する一方の容量電極
と、前記第1のコンタクトホールを充填する導電層と
を、第1導電型の不純物が添加された導体で形成する工
程と、 前記一方の容量電極に絶縁膜を介して対向する他方の容
量電極を形成する工程と、 前記他方の容量電極と前記第1のコンタクトホールとを
覆って第2の絶縁層を形成する工程と、 前記第1と第2の絶縁膜に、前記導電層に至る第2のコ
ンタクトホールと半導体基板に至る第3のコンタクトホ
ールを形成する工程と、 前記第2及び第3のコンタクトホールに第2導電型の半
導体不純物をイオン注入する工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記容量電極と前記導電層とを形成する工
程は、 前記容量コンタクトホールと前記第1のコンタクトホー
ルとを充填して、前記第1の絶縁層上に第1導電型の不
純物が添加された前記導体を堆積する工程と、 前記導体をパターニングする工程と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項3】半導体基板に、第1導電型の第1の表面領
域及び第2の導電型の第2の表面領域を形成する工程
と、 前記第1と第2の表面領域上に絶縁層を形成する工程
と、 前記絶縁層に、前記第1の表面領域の少なくとも近傍に
至る第1のコンタクトホールを形成する工程と、 前記第1のコンタクトホールの少なくとも底部に第1導
電型の不純物が添加された導電層を堆積する堆積工程
と、 前記絶縁層に前記第2の表面領域の少なくとも近傍に至
る第2のコンタクトホールを形成する工程と、 前記第1のコンタクトホール内の前記導電層をマスクと
して、前記第2のコンタクトホールの底部に第2導電型
の不純物をイオン注入するイオン注入工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記イオン注入工程は、前記導電層をマス
クとして、前記導電層に添加された第1導電型の不純物
の濃度よりも濃度が小さい第2導電型の不純物をイオン
注入することにより、第2のコンタクトホールの底部に
第2導電型の高濃度領域を形成する工程を含み、 さらに、前記導電層から第1導電型の不純物を前記半導
体基板に拡散することにより、第1のコンタクトホール
の底部に第1導電型の高濃度領域を形成する工程を含
む、 ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項5】半導体基板上に、容量コンタクトホール
と、第1のコンタクトホールと、第2のコンタクトホー
ルとを備えたスタックド・キャパシタ構造を有する半導
体装置の製造方法であって、 前記容量コンタクトホール及び前記第1のコンタクトホ
ールを形成し、形成した前記第1のコンタクトホールに
第1導電型の不純物がドープされた導電層を形成し、前
記容量コンタクトホールの内部を前記導電層で充填する
と共に容量下部電極を形成し、さらに、容量絶縁膜を介
して容量上部電極を形成する容量形成工程と、 前記容量上部電極及び前記第1のコンタクトホール上に
絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜に前記第1のコンタクトホールを再開口する
と共に前記第2のコンタクトホールを開口し、開口され
た前記第2のコンタクトホールに第2導電型の不純物を
イオン注入する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記第1導電型の不純物はリンであって、
該リンは前記導電層に濃度1E20/cm2程度でドー
プされており、且つ、前記第2導電型の不純物はボロン
であり、該ボロンは前記第2のコンタクトホールに濃度
1E13/cm2程度でイオン注入されている、 ことを特徴とする請求項3、4又は5に記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項7】半導体基板上に、容量コンタクトホール
と、N+コンタクトホールと、P+コンタクトホールと
を備えたスタックド・キャパシタ(Stacked Capacitor
)構造を有する半導体装置であって、 半導体基板上に形成され、容量のスイッチとなるトラン
ジスタと、 該トランジスタの上に形成された第1の絶縁膜と、 該第1の絶縁膜に形成され、前記トランジスタの電流路
の一端に接続された容量コンタクトホールと、 前記容量コンタクトホールを充填し、かつ、第1導電型
の不純物がドープされた導電体から構成された導電層か
らなる容量下部電極と、該容量下部電極に容量絶縁膜を
介して対向して配置された容量上部電極と、 前記第1の絶縁膜に、前記半導体基板の表面領域に達し
て形成され、前記第1導電型の不純物がドープされた導
電体から構成された導電層がその少なくとも底部に形成
された前記第1のコンタクトホールと、 前記容量上部電極及び前記第1の絶縁膜上に形成された
第2の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜を貫通し、半導体
基板の表面領域に達して形成された前記第2のコンタク
トホールと、前記半導体基板の前記第2のコンタクトホールに対応す
る部分に前記第2導電型の不純物がイオン注入された 第
2導電型の領域と、 を備えることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】前記第1導電型の不純物はリンであって、
該リンは、前記第1導電型の不純物がドープされた導電
体から構成された導電層に濃度1E20/cm2程度で
ドープされており、且つ、前記第2導電型の不純物はボ
ロンであって、該ボロンは前記第2導電型の領域に濃度
1E13/cm2程度でイオン注入されていること、 ことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22715298A JP3183264B2 (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22715298A JP3183264B2 (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 半導体装置及びその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000058787A JP2000058787A (ja) | 2000-02-25 |
| JP3183264B2 true JP3183264B2 (ja) | 2001-07-09 |
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ID=16856321
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP22715298A Expired - Fee Related JP3183264B2 (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 半導体装置及びその製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3183264B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10473257B2 (en) | 2015-11-26 | 2019-11-12 | Seiko Epson Corporation | Electronic device support stand |
-
1998
- 1998-08-11 JP JP22715298A patent/JP3183264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10473257B2 (en) | 2015-11-26 | 2019-11-12 | Seiko Epson Corporation | Electronic device support stand |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000058787A (ja) | 2000-02-25 |
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