JP3185149U - チューブ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】肩部内面に残留する練歯磨剤を容易に取り出して、練歯磨剤を使い切ることができるチューブ容器を提供する。
【解決手段】一端が閉塞部50によって閉じられた内部中空の胴部10と、胴部10の他端において、胴部の内部中空と連通する流通路を備える首部30と、首部30と胴部10とを連結する肩部20と、肩部内面21を露出させる開口22を形成させるための切開誘導部41とを備える。切欠部51を中心として、閉塞部50を異なる方向に引っ張ることで、切断し始め、その後、切開誘導部41が切断される。
【選択図】図3

Description

本考案は、充填物を容器内に残留させることなく使い切ることができるチューブ容器に関する。
従来、例えば歯磨き粉やクリーム等の高い粘性を有するものは、可撓性を有するチューブ容器に収容されて販売及び使用されている。このチューブ容器は、一般に、内容物を収容する一端が閉塞された胴部と、内容物を取り出す首部が中央に形成され、前記胴部の他端を閉塞する肩部から構成されており、首部に装着されたキャップをはずし、胴部を適宜押して内容物を首部を通して注出口より押し出して利用するものである(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されたチューブ容器は、首部に螺子蓋が施蓋され内部が清浄な密封体の底部を内容物の充填間際に切り離して容器体を形成し、切り離された開放部から流体物を充填した後、開放部を溶着して封着帯によって封止するものである。
特開平08−276945号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているようなチューブ容器では、内容物を押し出すために胴部は軟質材料で作られていても、肩部及首部は内容物を緊密に封止するためのネジ式あるいはスナップ式のキャップを取付けるために肉厚を厚くしたり、硬質の別部材を用いたりして構造的強度を与えている。
したがって、外部から使用者が押圧した場合であっても、肩部及び首部周辺は胴部に比べ変形し難く、収容された内容物を完全に押し出すことが困難であるため、チューブ容器を廃棄する際に少なからぬ内容物が残留するという問題がある。また、胴部内面にも付着した内容物が相当量残留しするという問題がある。
そこで、本考案は、上記のような問題を解決するものであり、内容物を容器内に残留させることなく使い切ることができるチューブ容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、一端が閉塞部によって閉じられた内部中空の胴部と、胴部の他端において、胴部の内部中空と連通する流通路を備える首部と、首部と胴部とを連結する肩部と、肩部内面を露出させる開口を形成させるための切開誘導部とを備えることを特徴とする。
ここで、切開誘導部とは、例えば、胴部の表面、又は裏面に形成される凹状の溝、またはミシン目であったり、例えば、胴部を形成する部材よりも軟らかい部材で形成された部分が含まれる。さらに、切開誘導部とは、例えば、胴部の内面において形成され、互いに係合される凹部と凸部とから構成される、いわゆる密閉式の線ジッパーが含まれる。
このような考案によれば、使用者が切開誘導部に沿って、胴部等を切り開くことで、容易に肩部内面を露出させる開口を形成させることができる。その結果、肩部近郊の胴部を外部から押圧しても取り出すことができなかった肩部内面に残留する内容物を容易に取り出して、内容物を使い切ることができる。特に、本実施形態では、ハサミやカッター等の刃物を用いることなく、チューブ容器を切開させることができるため、子供や高齢者にとっても安全である。
上記考案において、切開誘導部は、閉塞部から肩部に向かって長手方向に延びて形成される第1誘導部と、第1誘導部と連続して、肩部及び首部の表面上に形成される第2誘導部とを有し、第1誘導部と第2誘導部とは、胴部の中心軸を介して向かい合う2つの面にそれぞれ設けられることが好ましい。
この場合には、第1誘導部及び第2誘導部は、チューブ容器全体を長手方向に二分させているため、この各誘導部に基づいて、チューブ容器を切り開くことで、肩部内面を露出させる開首部分を形成させることができ、肩部内面に残留する内容物を容易に取り出して、内容物を使い切ることができる。
また、上記考案において、切開誘導部は、閉塞部から肩部に向かって長手方向と平行に延びて形成される第1誘導部と、第1誘導部と連続し、肩部近郊で当該肩部の外縁に向かって形成される第2誘導部とを備え、第1誘導部と第2誘導部とは、胴部の中心軸を介して向かい合う2つの面にそれぞれ設けられることが好ましい。
この場合には、胴部を長手方向に二分する第1誘導部と連続して、肩部の外縁に向かって形成される第2誘導部を備えているので、この各誘導部に基づいて、チューブ容器を切り開くことで、肩部内面を露出させる開首部分を形成させることができる。その結果、肩部内面に残留する内容物を容易に取り出して、内容物を使い切ることができる。
さらに、切開誘導部は、肩部から閉塞部に向かって螺旋状に形成されていることが好ましい。また、開誘導部は、閉塞部の外縁から、胴部の中心軸を介して反対に位置する肩部の外縁に向かって延びることが好ましい。さらに、切開誘導部は、胴部の周方向に沿って形成されていることが好ましい。
このように様々な形態を有する切開誘導部であっても、切開誘導部に沿ってチューブ容器を切り開くことで、肩部内面を露出させる開口を形成させることができるので、肩部内面に残留する内容物を容易に取り出して、内容物を使い切ることができる。
上記考案において、閉塞部には、溝の延びる方向と同一軸上において、閉塞部の一部を切り欠く切欠部が形成されていることが好ましい。この場合には、切欠部を引っ張ることで、引っ張り力が切欠部分に集中的に作用し、当該部分が切開位置(切り開きに必要な引っ張り力の作用点)の起点となって切断し始め、その後、同一軸上の切開誘導部に向けて連続的に変移してスムーズに切断されるため、切り開きに必要な引っ張り力を多く必要とせず、子供や老人等であっても簡易に切り開くことができる。
以上述べたように、この考案によれば、肩部内面及び胴体内面に残留する内容物を容易に取り出して、内容物を使い切ることができる。
(a)は、実施形態に係るチューブ容器の全体構成を示す上面図であり、同図(b)は、側面図である。 実施形態に係るチューブ容器の断面を示す図であり、(a)は、図1(b)におけるA−A断面図であり、同図(b)は、図1(b)におけるB−B断面図であり、同図(c)は、図1(b)におけるC−C断面図である。 (a)は、実施形態に係るチューブ容器切り開き前の状態を示す斜視図であり、同図(b)は、切り開き後の状態を示す斜視図である。 (a)〜(d)は、変形例に係る切開誘導部の構成を示す上面図である。 (a)は、変形例に係るチューブ容器の全体構成を示す斜視図であり、同図(b)は、首部を拡大した斜視図であり、同図(c)は、同図(b)のA−A断面図である。 (a)は、変形例に係るチューブ容器切り開き前の状態を示す斜視図であり、同図(b)は、閉塞部の構成を示す要部断面図である。 変形例に係るチューブ容器切り開き後の状態を示す斜視図である。
切り開き後の状態を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本考案に係るチューブ容器100について詳細に説明する。なお、本実施形態では、本考案のチューブ容器100に、ペースト状の練り歯磨きである練歯摩剤を内容物として収容した場合を例に説明するが、本考案は、内容物としてペースト状、ゲル状、ゼリー状もしくはクリーム状の可塑性あるいは凖液状物、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、練り調味料などの生活用品、または、接着剤、パテ等の産業用製品を収容するチューブ容器であれば、全てに適用することができる。
(チューブ容器の全体構成)
図1(a)は、本実施形態に係るチューブ容器の全体構成を示す上面図であり、同図(b)は、その側面図である。図2は、本実施形態に係るチューブ容器の断面を示す図であり、同図(a)は、図1(b)におけるA−A断面図であり、同図(b)は、図1(b)におけるB−B断面図であり、同図(c)は、図1(b)におけるC−C断面図である。
本実施形態において、図1(a)及び(b)に示すように、内部に例えば、練歯磨剤を収容する胴部10と、練歯磨剤を外部に排出する首部30と、首部30と胴部10とを連結する肩部20とから構成されている。
胴部10は、合成樹脂、あるいは金属部材で形成され、可撓性を有する筒状の部材である。ここで、胴部10に用いられる合成樹脂材としては、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂が挙げられる。また、金属部材としては、アルミニウム、スズ、鉛等が挙げられる。これら合成樹脂または金属部材のみを用いて単層又は多層の胴部を構成してもよいが、これら合成樹脂を用いた層とアルミニウム等の金属箔層を多層に重ね合わせたラミネート部材も含まれる。
この胴部10は一端が閉塞部50によって閉じられ、他端には肩部20及び首部30が接続され、内部中空となっている。この閉塞部50を閉塞するには、例えば、胴部10の一方の端部を一直線状に押し潰し、その部分を熱圧着や超音波溶着等によって結着することにより行われている。
肩部20は、胴部10の他端側とほぼ同軸の同心円状に形成されたもので、その外縁23部分と胴部10とが一体的に接続されている。首部30は、肩部20の中央部から突出する筒体で構成されている。この首部30には、胴部10の内部中空と連通する流通路32を備えており、この流通路32の開首部分から練歯磨剤が排出されるようになっている。また、首部30は、この筒体の外周部には、図示しない蓋を螺着するためのねじ部31が形成されている。
肩部20及び首部30は、胴部10に比べて部材の肉厚が厚く設定されたり、硬質の別部材を用いたりして構造的強度を有するようになっている。また、胴部10、肩部20及び首部30はいずれも筒状に形成されており、これらの胴部10および首部30は、図1(a)に示すように、それぞれの中心軸線CLが共通軸上に位置された状態で配設されている。
なお、首部30は、必ずしも蓋を螺合して閉塞する構造に限らず、例え首部30に対してスナップフィットによりワンタッチで装着する構造でも良く、或いは首部30と一体形成された開閉可能な蓋等を設けても良い。
このようなチューブ容器100は、例えば、アルミニウムなどの金属部材を用いた場合には、金型の中に入れた原料を衝撃的にパンチングして製造される。さらに、材料として合成樹脂材が用いられた場合には、融かした合成樹脂材原料を押出機から筒状にして金型に入れ、穴の部分から空気を吹き込むことにより胴部10、肩部20、及び首部30を一体に成型するブロー成型法で形成させてもよい。さらに、合成樹脂材やアルミ箔等を重ね合わせたラミネート部材を用いた場合には、胴部10を押出機で連続的に押し出して製造し、肩部20並びにそれに連続する首部30を射出成形して、胴部と肩部20とを接合する押出成型法で形成させてもよい。
そして、チューブ容器100は、開放された他端から内容物である練歯磨剤5を充填した後、熱溶着して閉塞部50を形成させることで、チューブ容器100が閉じられる構造となっている。
このようなチューブ容器100には、図1(b)に示すように、肩部20内面を露出させる開口を形成させるための切開誘導部40が設けられている。本実施形態における切開誘導部40は、チューブ容器100の表面に形成される凹状の溝であり、胴部10の表面上に形成される第1誘導部41と、肩部20及び首部30の表面上に形成される第2誘導部42とが形成されている。
本実施形態において、第1誘導部41は、閉塞部50から肩部20に向かって長手方向に延びて形成されるようになっている。一方、第2誘導部42は、第1誘導部41と連続し、肩部20及び首部30の表面上を長手方向に延びて形成されている。これらの第1誘導部41と第2誘導部42とは、図2(a)〜(c)に示すように、チューブ容器100の中心軸線を介して向かい合う2つの面にそれぞれ設けられる。なお、本実施形態では、胴部10の閉塞部50側は、図2(c)に示すように、中心軸CLと垂直に交差する方向の断面形状が略楕円形状に成形されている。そして、本実施形態では、この略楕円形状の短軸S1上に第1誘導部41が形成され、長軸S2と略平行になるように閉塞部50が形成されている。また、図1(b)に示すように、切開誘導部40の延びる方向と同一軸上においては、閉塞部の一部を切り欠く切欠部51が閉塞部50に形成されている。
そして、チューブ容器100内に練歯磨剤5の残量が少なくなって肩部20内部に残っている場合には、図3(a)に示すように、ユーザが手指により、閉塞部50を両手で掴み、切欠部51を中心として、閉塞部50を異なる方向に引っ張ることで、引っ張り力が切欠部51に集中的に作用し、当該部分が切開位置(切り開きに必要な引っ張り力の作用点)の起点となって切断し始め、その後、引っ張り力は、同一軸上の第1誘導部41に向けて連続的に変移してスムーズに第1誘導部41が切断される。さらに、第1誘導部41は、第2誘導部42と連続して溝が形成されているため、そのまま、肩部20及び首部30の第2誘導部42についてもスムーズに切断される。
切断されたチューブ容器100は、図3(b)に示すように、肩部内面21を露出させる開口22が形成される。その結果、肩部内面21に残留する練歯磨剤5をスプーン等ですくい出すなど、容易に取り出すことができるため、練歯磨剤5を使い切ることができる。さらに、本実施形態では、首部30の流通路32部分についても開口されるため、流通路32に貯まった練歯磨剤5についても容易に取り出すことができる。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、使用者が切開誘導部40に沿って、胴部10等を切り開くことで、チューブ容器100を半分に割って、容易に肩部内面21を露出させる開口22を形成させることができる。その結果、肩部20近郊の胴部10を外部から押圧しても取り出すことができなかった肩部内面に残留する内容物を容易に取り出して、内容物を使い切ることができる。特に、本実施形態では、切開誘導部40の延びる方向と同一軸上に切欠部が形成されているので、切欠部51を引っ張ることで、引っ張り力が切欠部分に集中的に作用し、当該部分が切開位置の起点となって切断し始め、その後、同一軸上の切開誘導部40に向けて連続的に変移してスムーズに切断されるため、切り開きに必要な引っ張り力を多く必要とせず、子供や老人等であっても簡易に切り開くことができる。
(変更例)
本考案によるチューブ容器の切開誘導部40は、実施例の記載に限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下に、本考案の変形例について説明する。図4(a)〜(d)は、本変形例に係るチューブ容器100a〜100dの切開誘導部40a〜40dの構成を示す上面図である。
例えば、上述したチューブ容器の切開誘導部40は、胴部10上に形成される第1誘導部41と肩部20及び首部30上に形成される第2誘導部42とを形成させたが、他の構成としてもよい。具体的には、図4(a)に示すように、切開誘導部40aを、肩部20から閉塞部50に向かって胴部10の外周を螺旋状に形成させてもよい。この際、切欠部51は、閉塞部50の端に形成される。また、図4(b)に示すように、切開誘導部40bを胴部10の周方向に沿って形成させてもよい。
このような変形例であっても、切開誘導部40a及び40bに沿ってチューブ容器100を切り開くことで、肩部内面21を露出させる開口22を形成させることができるので、肩部内面21に残留する練歯磨剤5を容易に取り出して、練歯磨剤5を使い切ることができる。
また、例えば、図4(c)に示すように、閉塞部50から肩部20に向かって長手方向と平行に延びて形成される第1誘導部44と、第1誘導部44と連続し、肩部20近郊で、当該肩部20の外縁23に向かって2つに分岐して延びる第2誘導部43とを有する切開誘導部40cを形成させてもよい。この際、第1誘導部44と第2誘導部43とは、胴部10の中心軸を介して向かい合う2つの面10a,10bにそれぞれ形成させる。
この場合には、胴部10を長手方向に二分する第1誘導部44と連続して、肩部の外縁23に向かって形成される第2誘導部43を備えているので、この各誘導部43,44に基づいて、チューブ容器を切り開くことで、肩部内面21を露出させる開口22を形成させることができる。その結果、肩部内面21や、胴部10の内面に残留する練歯磨剤5を容易に取り出して、練歯磨剤を使い切ることができる。
ここで、本変例において、第2誘導部43は、2つに分岐されているが、切り開き動作時に一方の第2誘導部43のみを切り開くようにしてもよい。また、第2誘導部43は、分岐された2つの溝を形成させたが、予め一方の肩部外縁23に延びる1つの溝のみを形成させてもよい。
さらに、図4(d)に示すように、切開誘導部40dを、閉塞部50の端から、胴部10の中心軸線CLを介して反対に位置する肩部20の外縁23に向かって延びるように形成させてもよい。このような変形例であっても、切開誘導部40dに沿ってチューブ容器100を切り開くことで、肩部内面21を露出させる開口22を形成させることができるので、肩部内面21に残留する練歯磨剤5を容易に取り出して、練歯磨剤5を使い切ることができる。
さらに、上述した実施形態において、切開誘導部40は、胴部10の表面に形成される凹状の溝であったが、本考案は、これに限定するものでなく、他の構成としてもよい。例えば、切開誘導部40を胴部10の表面に形成されたミシン目で形成させてもよい。また、胴部10を形成する部材よりも軟らかい部材で切開誘導部40を形成し、使用者が当該部分を引っ張ることで当該部分が切り開かれるようになっていてもよい。
さらに、胴部10の内面において形成される凹部と、当該凹部と係合される凸部とから構成され、凹部及び凸部と噛み合わせて密着させる樹脂製ジッパーを切開誘導部として用いてもよい。さらに、例えば、胴部10には、溝を形成させ、肩部20及び首部30は、ミシン目を形成させるなど、胴部10,肩部20,首部30で異なる態様の誘導部を形成させることもできる。
また、上述した実施形態及び変形例では、切開誘導部40の溝は表面に形成されているが、図5に示すように、胴部10、肩部20及び首部30の裏面に溝40eを形成してもよい。この場合、胴部10、肩部20及び首部30の表面には、切り取り線44を印字する。
この場合には、チューブの裏面に溝が形成されているので、製造時に首部30の開口を塞ぐように貼り付けられるキャップ部材(例えば、アルミシール等)が誤ってひっかかり、剥がれてしまうことを防止することができる。
また、図2の首部30の外面には、切開誘導部41,42の切り込みを形成させていないので、表面の螺旋状の溝を完全に残して、キャップ部材を完全に首部30と密着させることができる。また、表面には切り取り線を印字しているので、ユーザーに対して切り裂く方向を誘導できるようにする。なお、本変形例では、溝を裏面のみに形成させたが、溝を表裏両面に形成してもよく、胴部10、肩部20又は首部30のいずれかの表面に溝を設け、他部分には、裏面に溝を設けてもよい。
さらに、この変形例のチューブ容器100eのように、首部30の裏面に溝を形成させた場合には、図5(b)及び(c)に示すように、流通路32の内部にのみ溝40fを形成し、首部30の開口部分には、溝が外部と連通しないように環状の壁部材33を形成させてもよい。この場合には、首部30の開口部分の強度を高めることができる。
また、上述した実施形態において、例えば、チューブ容器100では、図2(b)に示すように胴部10のの短軸S1上に第1切開誘導部41,41を形成させたが、本発明は、これに限定するものではなく、例えば、図6(a)に示すように、断面の長軸S2上において、閉塞部50aから20肩部に向かって長手方向に延びる一対の切開誘導部45,45を形成させてもよい。なお、本変形例のチューブ容器100fでは、胴部10,肩部20及び首部30に形成される切開誘導部を切開誘導部45と称する。
また、本変形例においては、胴部10の一端に接続され、外方に向けて突出した一対の片部材52,53が上下に形成された閉塞部50aを有している。この閉塞部50aは、図6(b)に示すように、一対の片部材の胴部10側が互いに接着されて側面視で略Y字状となっており、胴部10の一端を閉塞している。また一対の片部材52,53の間には、該一対の片部材52,53を上下に切り離す切込部55が閉塞部50aに沿って形成されている。本実施形態において、切込部55は、一対の片部材52,53の間に形成される溝で形成されている。また胴部10の外周には、当該切込部55の位置に沿って切り込み線54が表記されるようになっている。
このような構成により、ユーザーが一対の片部材52,53を上下方向に引っ張ることで、切込部55に沿って、図7に示すように、一対の片部材52,53は切り離される。さらに、一対の片部材52,53を引っ張ると、切開誘導部45に引っ張り力が集中的に作用するので、切開誘導部45に沿って胴部10が切り開かれることとなる。
そして、この切開部45は、肩部内面21まで連続して形成されているため、肩部内面21を露出させる開口を形成させることができ、その結果、肩部内面21に残留する練歯磨剤5を容易に取り出して、練歯磨剤を使い切ることができる。
5…練歯磨剤
10…胴部
20…肩部
21…肩部内面
22…開口
23…外縁
30…首部
31…ねじ部
32…流通路
33…側壁
40、40a〜40d,45…切開誘導部
41,44…第1誘導部
42,43…第2誘導部
50,50a…閉塞部
51…切欠部
52,53…片部材
55…切込部
100,100a〜100f…チューブ容器

Claims (10)

  1. 一端が閉塞部によって閉じられた内部中空の胴部と、
    前記胴部の他端において、前記胴部の内部中空と連通する流通路を備える首部と、
    前記首部と前記胴部とを連結する肩部と
    前記肩部内面を露出させる開口を形成させるための切開誘導部と
    を備えることを特徴とするチューブ容器。
  2. 前記切開誘導部は、
    前記閉塞部から前記肩部に向かって長手方向に延びて形成される第1誘導部と、
    前記第1誘導部と連続して、前記肩部及び前記首部に形成される第2誘導部とを有し、
    前記第1誘導部と第2誘導部とは連設されている
    ることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  3. 前記切開誘導部は、
    前記閉塞部から前記肩部に向かって長手方向と略平行に延びて形成される第1誘導部と、
    前記第1誘導部と連続し、前記肩部近郊で当該肩部の外縁に向かって分岐される第2誘導部と
    を備え、
    前記第1誘導部と第2誘導部とは連設されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  4. 前記切開誘導部は、前記肩部から前記閉塞部に向かって螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  5. 前記切開誘導部は、前記閉塞部の外縁から、前記胴部の中心軸を介して反対に位置する前記肩部の外縁に向かって延びて形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  6. 前記閉塞部には、前記切開誘導部の延びる方向と同一軸上において、当該前記閉塞部の一部を切り欠く切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のチューブ容器。
  7. 前記切開誘導部は、前記胴部の周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  8. 前記胴部は、該胴部の中心軸と垂直に交差する方向の断面形状が略楕円形状に成形され、
    前記切開誘導部は、前記楕円の長軸上において、前記閉塞部から前記肩部に向かって長手方向に延びて形成される第1誘導部を有し、
    前記閉塞部は、前記胴部の一端に接続され、外方に向けて突出した一対の片部材が上下に形成され、
    前記一対の片部材の間には、該一対の片部材を上下に切り離す切込部が前記閉塞部に沿って形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のチューブ容器。
  9. 前記首部には、前記胴部の内部中空と連通する流通路を有し、
    前記首部に形成される前記第2誘導部は、前記流通路の内部に形成され、前記首部の開口部分には、第2誘導部が外部と連通しないように環状の壁部材が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のチューブ容器。
  10. 前記切開誘導部は、
    前記胴部の表面、又は裏面に形成される凹状の溝、又はミシン目、
    前記胴部を形成する部材よりも強度が低い部材、
    若しくは、
    前記胴部の内面において形成される凹部と凸部とからなる部材
    のいずれかで形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のチューブ容器。
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JP2021160280A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 大日本印刷株式会社 積層体およびチューブ容器
WO2022269727A1 (ja) * 2021-06-21 2022-12-29 株式会社エイエムジー 流体用容器

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