JP3201212B2 - 無機質板の成形用金型 - Google Patents
無機質板の成形用金型Info
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Landscapes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波形形状の瓦等のセメン
トプレス成形品を製造するのに好適な成形用金型に関す
るものである。
トプレス成形品を製造するのに好適な成形用金型に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものは、山部を形成する
凸状の下型と、これと組み合わせて使用される凹状の上
型とを備える無機質板の成形用金型により波形形状の無
機質板を製造していた。
凸状の下型と、これと組み合わせて使用される凹状の上
型とを備える無機質板の成形用金型により波形形状の無
機質板を製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、曲率半径の小さな波形形状の無機質板を成形する成
形用材料が引っ張られて伸びることによりクラックが発
生していたため曲率半径の大きな波形形状の無機質板し
か製造できなかった。本発明はこの点に鑑みてなされた
ものであり、曲率半径の比較的小さな波形形状の無機質
板を成形することができる無機質板の成形用金型を提供
することを目的とするものである。
は、曲率半径の小さな波形形状の無機質板を成形する成
形用材料が引っ張られて伸びることによりクラックが発
生していたため曲率半径の大きな波形形状の無機質板し
か製造できなかった。本発明はこの点に鑑みてなされた
ものであり、曲率半径の比較的小さな波形形状の無機質
板を成形することができる無機質板の成形用金型を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
無機質板の成形用金型は、山部を形成する凸状の下型
と、これと組み合わせて使用される凹状の上型とを備え
る無機質板の成形用金型において、下型の山部の頂部付
近を下型と上型とを組み合わせて加圧するときに体積を
減少させる補助材で形成したことを特徴とするものであ
る。
無機質板の成形用金型は、山部を形成する凸状の下型
と、これと組み合わせて使用される凹状の上型とを備え
る無機質板の成形用金型において、下型の山部の頂部付
近を下型と上型とを組み合わせて加圧するときに体積を
減少させる補助材で形成したことを特徴とするものであ
る。
【0005】本発明の請求項2記載の無機質板の成形用
金型は、請求項1記載の無機質板の成形用金型におい
て、下型の山部の頂部両側に角部を形成し、上型にこれ
と組み合わされる角部を形成したことを特徴とするもの
である。
金型は、請求項1記載の無機質板の成形用金型におい
て、下型の山部の頂部両側に角部を形成し、上型にこれ
と組み合わされる角部を形成したことを特徴とするもの
である。
【0006】本発明の請求項3記載の無機質板の成形用
金型は、請求項1又は請求項2記載の無機質板の成形用
金型において、補助材を弾性体で成したことを特徴とす
るものである。
金型は、請求項1又は請求項2記載の無機質板の成形用
金型において、補助材を弾性体で成したことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】本発明の請求項1記載の無機質板の成形用金型
は、成形時に下型の表面に沿って成形用材料を載せる。
下型の山部の頂部付近においては補助材の表面に沿って
成形用材料を載せる。その後上型と下型を組み合わせて
加圧する。加圧により補助材は体積を減少するので下型
の表面積は加圧前に比べて減少する。その結果加圧状態
においては下型の山部の頂部付近の成形用材料は余裕の
材料が生ずることとなる。この余裕の材料により成形時
に引っ張られて伸びることにより最もクラックが生じや
すい山部の頂部付近のクラックの発生を防止することが
できる。
は、成形時に下型の表面に沿って成形用材料を載せる。
下型の山部の頂部付近においては補助材の表面に沿って
成形用材料を載せる。その後上型と下型を組み合わせて
加圧する。加圧により補助材は体積を減少するので下型
の表面積は加圧前に比べて減少する。その結果加圧状態
においては下型の山部の頂部付近の成形用材料は余裕の
材料が生ずることとなる。この余裕の材料により成形時
に引っ張られて伸びることにより最もクラックが生じや
すい山部の頂部付近のクラックの発生を防止することが
できる。
【0008】本発明の請求項2記載の無機質板の成形用
金型は、下型の山部の頂部両側に角部を形成しており、
これに対応する部分の上型に角部を形成しており、加圧
状態においては下型の山部の頂部付近の成形用材料は余
裕の材料が生ずることとなるので最もクラックが生じや
すい角部のクラックの発生を防止することができる。
金型は、下型の山部の頂部両側に角部を形成しており、
これに対応する部分の上型に角部を形成しており、加圧
状態においては下型の山部の頂部付近の成形用材料は余
裕の材料が生ずることとなるので最もクラックが生じや
すい角部のクラックの発生を防止することができる。
【0009】本発明の請求項3記載の無機質板の成形用
金型は、加圧により補助材は体積を減少し、下型の表面
積は加圧前に比べて減少するが、前記補助材が弾性体で
あるから、成形終了後解圧すると補助材の体積は増大し
加圧前の体積に戻る。これにより下型の表面積も増大し
加圧前の状態に戻る。従って、下型に補助材を一旦設置
すれば、容易に連続成形することができる。
金型は、加圧により補助材は体積を減少し、下型の表面
積は加圧前に比べて減少するが、前記補助材が弾性体で
あるから、成形終了後解圧すると補助材の体積は増大し
加圧前の体積に戻る。これにより下型の表面積も増大し
加圧前の状態に戻る。従って、下型に補助材を一旦設置
すれば、容易に連続成形することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一の実施例である無機質板の
成形用金型の断面図である。図1に示すようにこの無機
質板の成形用金型は上型1と下型2とを備え上型1と下
型2の間の成形用材料3を、上型1と下型2とを組み合
わせて加圧することにより無機質板を成形するものであ
る。下型2は凸状でありその山部の頂部付近は補助材4
で形成されている。補助材4は弾性体でありその材質は
プラスチック、ゴム等が使用できるが、発泡ウレタン等
が適切である。上型1は凹状であり下型2とかみ合う形
状である。
成形用金型の断面図である。図1に示すようにこの無機
質板の成形用金型は上型1と下型2とを備え上型1と下
型2の間の成形用材料3を、上型1と下型2とを組み合
わせて加圧することにより無機質板を成形するものであ
る。下型2は凸状でありその山部の頂部付近は補助材4
で形成されている。補助材4は弾性体でありその材質は
プラスチック、ゴム等が使用できるが、発泡ウレタン等
が適切である。上型1は凹状であり下型2とかみ合う形
状である。
【0011】以下に無機質板の一つである波形形状の瓦
の成形について説明する。先ず成形用材料3を以下の配
合で製造した。オートクレーブ養生配合としてはポルト
ランドセメント40乃至60重量%、珪石粉25乃至4
5重量%、充填材3乃至10重量%、粘土0.5乃至2
重量%、アスベスト0乃至10重量%、パルプ3乃至5
重量%であり、必要に応じて未叩解パルプ0.5乃至2
重量%、有機繊維0.5乃至1.5重量%を添加する。
尚充填材としてはワラストナイト、マイカ等を使用し、
粘土としてはセピオライト、カオリナイト、アパタルジ
ャイト等を使用し、アスベストとしては4乃至6クラス
のものを使用し、パルプとしては叩解度50度SR乃至
85度SRのものを使用した。有機繊維としてはビニロ
ン、ポリプロピレン等を使用する。湿熱養生配合として
はポルトランドセメント65乃至85重量%、シリカ5
乃至10重量%(シリカとしては6乃至8号ケイ砂)、
それ以外の充填材、粘土等はすべてオートクレーブ養生
配合と同一の場合、及びポルトランドセメント75乃至
90重量%、シリカ10乃至13重量%(シリカとして
は6乃至8号ケイ砂)、アスベスト5乃至12重量%、
パルプ0.5乃至2重量%の場合がある。
の成形について説明する。先ず成形用材料3を以下の配
合で製造した。オートクレーブ養生配合としてはポルト
ランドセメント40乃至60重量%、珪石粉25乃至4
5重量%、充填材3乃至10重量%、粘土0.5乃至2
重量%、アスベスト0乃至10重量%、パルプ3乃至5
重量%であり、必要に応じて未叩解パルプ0.5乃至2
重量%、有機繊維0.5乃至1.5重量%を添加する。
尚充填材としてはワラストナイト、マイカ等を使用し、
粘土としてはセピオライト、カオリナイト、アパタルジ
ャイト等を使用し、アスベストとしては4乃至6クラス
のものを使用し、パルプとしては叩解度50度SR乃至
85度SRのものを使用した。有機繊維としてはビニロ
ン、ポリプロピレン等を使用する。湿熱養生配合として
はポルトランドセメント65乃至85重量%、シリカ5
乃至10重量%(シリカとしては6乃至8号ケイ砂)、
それ以外の充填材、粘土等はすべてオートクレーブ養生
配合と同一の場合、及びポルトランドセメント75乃至
90重量%、シリカ10乃至13重量%(シリカとして
は6乃至8号ケイ砂)、アスベスト5乃至12重量%、
パルプ0.5乃至2重量%の場合がある。
【0012】次にこの無機質板の成形用金型の使用方法
について説明する。下型2の表面に沿って成形用材料3
を載せる。下型2の山部の頂部付近は補助材4で形成さ
れているので、頂部付近は補助材4の表面に沿って成形
用材料3を載せる。次に下型2と上型1を組み合わせて
加圧する。下型2の山部の頂部付近の補助材4は弾性体
であるから圧力が加わることにより弾性変形してその体
積を減少するので下型2の表面積は、圧力が加わる前に
比べて減少する。かかる状態においては下型2の山部の
頂部付近の成形用材料3は余裕の材料が生ずることとな
る。瓦の成形時には成形用材料3は上型1及び下型2の
外側に向かって引っ張られ伸びるため下型2山部の頂部
付近に相当する部分に最もクラックが生じやすいのであ
るが、前記余裕の材料によりクラックの発生を防止する
ことができた。また成形終了後解圧すると補助材4の体
積は増大し加圧前の体積に戻る。これにより下型2の表
面積も増大し加圧前の状態に戻る。従って、下型2に弾
性材4を一旦設置すれば、容易に連続成形することがで
きる。このように曲率半径の比較的小さな波形形状の瓦
を成形することができた。尚複数の曲率半径の比較的小
さな波形形状を有する瓦を成形することもできる。
について説明する。下型2の表面に沿って成形用材料3
を載せる。下型2の山部の頂部付近は補助材4で形成さ
れているので、頂部付近は補助材4の表面に沿って成形
用材料3を載せる。次に下型2と上型1を組み合わせて
加圧する。下型2の山部の頂部付近の補助材4は弾性体
であるから圧力が加わることにより弾性変形してその体
積を減少するので下型2の表面積は、圧力が加わる前に
比べて減少する。かかる状態においては下型2の山部の
頂部付近の成形用材料3は余裕の材料が生ずることとな
る。瓦の成形時には成形用材料3は上型1及び下型2の
外側に向かって引っ張られ伸びるため下型2山部の頂部
付近に相当する部分に最もクラックが生じやすいのであ
るが、前記余裕の材料によりクラックの発生を防止する
ことができた。また成形終了後解圧すると補助材4の体
積は増大し加圧前の体積に戻る。これにより下型2の表
面積も増大し加圧前の状態に戻る。従って、下型2に弾
性材4を一旦設置すれば、容易に連続成形することがで
きる。このように曲率半径の比較的小さな波形形状の瓦
を成形することができた。尚複数の曲率半径の比較的小
さな波形形状を有する瓦を成形することもできる。
【0013】図2は本発明の別の実施例である無機質板
の成形用金型の断面図である。この無機質板の成形用金
型は上型1は図1の無機質板の成形用金型と共通であ
り、下型2が異なる。この場合下型2は凸状でありその
中央付近の山部にスプリングにより弾発付勢される支持
片5を突出させている。
の成形用金型の断面図である。この無機質板の成形用金
型は上型1は図1の無機質板の成形用金型と共通であ
り、下型2が異なる。この場合下型2は凸状でありその
中央付近の山部にスプリングにより弾発付勢される支持
片5を突出させている。
【0014】この無機質板の成形用金型の使用方法は図
1の無機質板の成形用金型と類似しているが、下型2の
表面に沿って成形用材料3を載せる場合下型2の山部の
頂部付近は支持片5の表面に沿って成形用材料3を載せ
る。次に下型2と上型1を組み合わせて加圧する。下型
2の山部の頂部付近の支持片5は圧力が加わることによ
りスプリングの変形が縮み支持片5がない状態となる。
即ち下型2の表面積が減少し、図1の場合と同様にクラ
ックの発生を防止することができる。また成形終了後解
圧すると支持片5は元の突出した状態に戻る。従って、
下型2に支持片5を一旦設置すれば、容易に連続成形す
ることができる。
1の無機質板の成形用金型と類似しているが、下型2の
表面に沿って成形用材料3を載せる場合下型2の山部の
頂部付近は支持片5の表面に沿って成形用材料3を載せ
る。次に下型2と上型1を組み合わせて加圧する。下型
2の山部の頂部付近の支持片5は圧力が加わることによ
りスプリングの変形が縮み支持片5がない状態となる。
即ち下型2の表面積が減少し、図1の場合と同様にクラ
ックの発生を防止することができる。また成形終了後解
圧すると支持片5は元の突出した状態に戻る。従って、
下型2に支持片5を一旦設置すれば、容易に連続成形す
ることができる。
【0015】図3は本発明の別の実施例である無機質板
の成形用金型の断面図である。この無機質板の成形用金
型は図1の無機質板の成形用金型と類似しているが、下
型2の山部の頂部付近が補助材4としての風船6を設置
している点が異なる。この場合成形時に風船6に空気を
入れて、下型2の表面に沿って成形用材料3を載せる場
合には下型2の山部の頂部付近は風船6の表面に沿って
成形用材料3を載せて、加圧時に風船6から空気を抜く
ことにより図1の場合と同様にクラックの発生を防止す
ることができる。
の成形用金型の断面図である。この無機質板の成形用金
型は図1の無機質板の成形用金型と類似しているが、下
型2の山部の頂部付近が補助材4としての風船6を設置
している点が異なる。この場合成形時に風船6に空気を
入れて、下型2の表面に沿って成形用材料3を載せる場
合には下型2の山部の頂部付近は風船6の表面に沿って
成形用材料3を載せて、加圧時に風船6から空気を抜く
ことにより図1の場合と同様にクラックの発生を防止す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の無機質板の成形
用金型は、成形時に最もクラックが生じやすい山部の頂
部付近のクラックの発生を防止することができる。これ
により曲率半径の比較的小さな波形形状の無機質板を成
形することができる。
用金型は、成形時に最もクラックが生じやすい山部の頂
部付近のクラックの発生を防止することができる。これ
により曲率半径の比較的小さな波形形状の無機質板を成
形することができる。
【0017】本発明の請求項2記載の無機質板の成形用
金型は、シャープな形状を有する無機質板を成形するこ
とができる。
金型は、シャープな形状を有する無機質板を成形するこ
とができる。
【0018】本発明の請求項3記載の無機質板の成形用
金型は、請求項1又は請求項2記載の無機質板の成形用
金型の効果に加えて、下型に補助材を一旦設置すれば、
容易に連続成形することができる。
金型は、請求項1又は請求項2記載の無機質板の成形用
金型の効果に加えて、下型に補助材を一旦設置すれば、
容易に連続成形することができる。
【図1】本発明の一の実施例である無機質板の成形用金
型の断面図である。
型の断面図である。
【図2】本発明の別の実施例である無機質板の成形用金
型の断面図である。
型の断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施例である無機質板の成
形用金型の断面図である。
形用金型の断面図である。
1 上型 2 下型 3 成形用材料 4 補助材 7 角部
Claims (3)
- 【請求項1】 山部を形成する凸状の下型と、これと組
み合わせて使用される凹状の上型とを備える無機質板の
成形用金型において、下型の山部の頂部付近を下型と上
型とを組み合わせて加圧するときに体積を減少させる補
助材で形成したことを特徴とする無機質板の成形用金
型。 - 【請求項2】 下型の山部の頂部両側に角部を形成し、
上型にこれと組み合わされる角部を形成したことを特徴
とする請求項1記載の無機質板の成形用金型。 - 【請求項3】 補助材を弾性体で成したことを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の無機質板の成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07530895A JP3201212B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 無機質板の成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07530895A JP3201212B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 無機質板の成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267431A JPH08267431A (ja) | 1996-10-15 |
| JP3201212B2 true JP3201212B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=13572505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07530895A Expired - Fee Related JP3201212B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 無機質板の成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201212B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP07530895A patent/JP3201212B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08267431A (ja) | 1996-10-15 |
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