JP3201700B2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP3201700B2 JP32941794A JP32941794A JP3201700B2 JP 3201700 B2 JP3201700 B2 JP 3201700B2 JP 32941794 A JP32941794 A JP 32941794A JP 32941794 A JP32941794 A JP 32941794A JP 3201700 B2 JP3201700 B2 JP 3201700B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ操作に節度感
を与える節度機構を有するスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプッシュスイッチは、自
動車のリアフォグランプを点灯するためのスイッチ等に
使用されている。これを図7を用いて説明する。図7に
示すように、スイッチ100は、自動車の運転席のイン
ストルメントパネルに設置されており、ケース102内
のホルダ室104に、操作ノブ106と一体的に摺動す
るホルダ110を備えている。ホルダ110には、可動
接点112が装着されており、この可動接点112は、
ホルダ110の取付凹所114に支持される板ばねで構
成されて、固定接点120側に付勢されている。
【0003】また、ホルダ110の外側壁とケース10
2の内側壁とにかけて図8に示す節度機構130が設け
られている。この節度機構130は、スイッチ100の
操作に節度感を与えるものであり、ホルダ110の側壁
面に形成された収納凹所132に、コイルばね134と
ボール136とを収納し、ケース102の内側壁面に形
成した係合凹所138に係合させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなスイッチ1
00を組み立てるには、ホルダ110の収納凹所132
にコイルばね134及びボール136を収納し、これを
ケース102のホルダ室104に組み付けることが必要
である。こうしたコイルばね134、ボール136を組
み付ける作業は、細かい作業で面倒であるという問題が
あった。また、スイッチ100は、一層の部品点数を減
らし、より構成を簡単にしてコストダウンを図ることが
要請されていた。
【0005】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、組付作業が容易で、部品点数を減らして
コストダウンを実現したスイッチを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、ほぼ箱形であり、その前
面側と後部壁(13a)との間を連結する側壁を有する
ホルダ(13)と、上記ホルダ(13)の前面側に設け
られ、押圧操作を行なうための操作ノブ(14)と、
記ホルダ(13)を収納するホルダ室(12s)を有す
るケース(12)と、 上記ホルダ室(12s)内の上部
にて上記ケース(12)に固定されかつホルダ(13)
の側壁を操作ノブ(14)の押圧操作にしたがってガイ
ドする板状の部材であり、上記ホルダ(13)の後部壁
(13a)に対して間隙を隔てて突設されたガイド側ば
ね支持部(26a)を有するガイド部材(26)と、
記ホルダ(13)の後部壁(13a)と上記ガイド側ば
ね支持部(26a)との間に介在し、上記ホルダ(1
3)に操作ノブ(14)の操作力に抗した付勢力を与え
るコイルばね15と、上記ホルダ(13)の移動に節度
感を与えるための節度機構(30)と、を備え、上記節
度機構(30)は、上記ホルダ(13)に一体的に弾性
変形可能に分岐形成され、かつ係合部(32a)を有す
る弾性舌片(32)と、上記ガイド部材(26)に形成
され、操作ノブ(14)の操作に伴う該ホルダ(13)
の移動にしたがって上記弾性舌片(32)を弾性変形さ
せて上記係合部(32a)と係脱する節度凹所(34)
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】本発明に係るスイッチにおいて、操作ノブに操
作力を加えると、操作ノブと一体的なホルダがガイド部
に支持されつつコイルばねの付勢力に抗して移動す
る。また、スイッチには、ホルダまたはガイド部材とに
またがった節度機構が設けられており、この節度機構に
より節度感をもってスイッチが操作される。すなわち、
節度機構を構成する弾性舌片がホルダの移動にしたがっ
て弾性変形して、弾性舌片の係合部が節度凹所に係合す
ることにより節度感が与えられる。節度機構を構成する
弾性舌片は、ホルダの一部から分岐形成されているか
ら、部品点数が増加しない。
【0009】
【0010】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係るスイッチ1
0を示す平面図、図2は図1のA−A線に沿った断面
図、図3は図1のB−B線に沿った断面図である。これ
らの図に示すように、スイッチ10は、自動車のリアフ
ォグランプを点灯するためのスイッチであり、ホルダ室
12sを有するケース12と、ホルダ室12s内を摺動
するホルダ13と、該ホルダ13と一体に組み付けられ
ると共に押圧操作される操作ノブ14と、上記ホルダ1
3及び操作ノブ14を矢印方向aへ付勢するコイルばね
15と、ホルダ13に装着された可動接点22と、可動
接点22に接離すると共にプリント基板PC上に配置さ
れた固定接点24と、を主要な構成要素としている。
【0012】上記スイッチ10の動作について概説す
る。通常のオフ状態では、操作ノブ14及びホルダ13
は、コイルばね15の付勢力により、図2に示す位置に
ある。このとき、ホルダ13に装着された可動接点22
は、固定接点24に対して非接触状態にある。このオフ
状態から、操作ノブ14を矢印方向bへ押すと、操作ノ
ブ14及びホルダ13は、コイルばね15の付勢力に抗
して移動する。これにより、可動接点22が固定接点2
4に接触し、このとき発生する信号がプリント基板PC
上の電子回路ECにて入力処理される。そして、操作ノ
ブ14への操作力を解放すると、ホルダ13及び操作ノ
ブ14は、コイルばね15の付勢力で元の位置に戻る。
【0013】次に、スイッチ10の各部の構成及び動作
について、さらに詳細に説明する。スイッチ10を構成
するケース12は、開口部12aを有するホルダ室12
sを備えており、その上部に、ガイド部材26が固定さ
れている。このガイド部材26は、ホルダ13の上面に
接触支持してガイドする板状の部材であり、その後部側
がホルダ室12s内側へ突入折曲したばね支持部26a
となっている。
【0014】上記ホルダ室12sにスライド自在に保持
されたホルダ13は、下側が開放した箱形であり、その
前面側に操作ノブ14が図示しない爪と凹所で係合固定
されている。また、ホルダ13の後部側には、後部壁1
3aが形成されており、この後部壁13aと上記ガイド
部材26のばね支持部26aとの間にコイルばね15が
支持されている。
【0015】一方、可動接点22は、ほぼL字形の板ば
ねからなり、その一端部がホルダ13の支持凹所13b
に支持される基端部22aとなり、他端部が上記ホルダ
13上に装着された固定接点24に接離可能に設けられ
た接触部22bとなっている。
【0016】また、このホルダ室12sの下部には、ケ
ース12に固定されたプリント基板PCが配置されてい
る。このプリント基板PC上には、可動接点22が固定
接点24に接触したときに発生する信号によりトグルし
てオンオフ動作する電子回路ECが装着されている。
【0017】さらに、上記ホルダ13とガイド部材26
とにわたって節度機構30が形成されている。節度機構
30は、図3の拡大図である図4に示すように、ホルダ
13の上部にコ字形に切られかつその先端部に係合部3
2aを有する弾性舌片32(図6参照)と、上記ガイド
部材26の下面に形成されかつ上記係合部32aに係合
する節度凹所34とを備えている。上記弾性舌片32
は、図4及び図5に示すようにホルダ13の移動にした
がって節度凹所34に係脱することによりその基部32
bを中心に上下動するように弾性変形するものである。
なお、弾性舌片32は、ホルダ13の製造の際に、樹脂
射出成形により一体的に形成することができる。
【0018】次に、上記スイッチ10の動作について説
明する。いま、図3及び図4に示すようにスイッチ10
がオフ状態にあるとする。このとき、ケース12の上部
の弾性舌片32の係合部32aは、ケース12側の節度
凹所34に係合している。この状態から、操作ノブ14
に矢印方向bの操作力を加えると、図5に示すように、
操作ノブ14と一体的にホルダ13がホルダ室12s内
の奥側へコイルばね15の付勢力に抗して移動する。こ
のとき、ホルダ13の上部に形成された弾性舌片32の
係合部32aは、節度凹所34の傾斜面34bを倣うと
共に、弾性舌片32が下方へ押されるように弾性変形し
て、節度凹所34からの係合が外れる。
【0019】さらに、操作ノブ14が移動して可動接点
22が固定接点24に接触すると、信号が出力されてプ
リント基板PC上の電子回路ECによってオン作動す
る。そして、操作ノブ14への矢印方向bの操作力を解
放すると、コイルばね15の付勢力でホルダ13及び操
作ノブ14が元の位置に戻る。このとき、節度機構30
の弾性舌片32の係合部32aは、節度凹所34に係合
する。
【0020】したがって、上記実施例によれば、操作ノ
ブ14の操作に節度感を与えるための節度機構30とし
て、係合部32aを有する弾性舌片32で形成すると共
に、該弾性舌片32をホルダ13と一体的に分岐して樹
脂成形することにより、該弾性舌片32自体がホルダ1
3等と別部品とならない。よって、節度機構30は、従
来の技術で説明したようなコイルばねやボール等を用い
ておらず、部品点数を減らすことができ、構成が簡単で
組付作業が容易であり、コストダウンを実現することが
できる。
【0021】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0022】(1) 上記実施例において、弾性舌片3
2の係合部32aに係合する被係合部として節度凹所3
4で構成したが、これに限らず、弾性舌片32の係合部
32aが係合して節度感を与えるような構成であれば、
例えば、係合部32aが乗り越える山状の係合突起であ
ってもよい。
【0023】(2) 上記実施例では、ケース12の一
部をコ字形に切欠きした形状で弾性舌片32を形成した
が、これに限らず、ケース12の上面からヒンジ状に突
設した弾性舌片であってもよく、いずれにしてもケース
と一体的に分岐形成された構成であれば、その構成は特
に限定されない。
【0024】(3) 上記実施例では、プッシュ式のス
イッチ10であって、節度凹所34が1カ所の場合につ
いて説明したが、これに限らず、複数の被係合部(例え
ば3カ所)を形成し、ホルダの移動により係合部が複数
の被係合部のうち1つに選択的に係合するスライド式ま
たはロータリ式のスイッチに適用してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1のスイッチによれば、操作ノブの操作に節度感を与
えるための節度機構として、ホルダの一部を分岐形成し
かつ係合部を有する弾性舌片と、ガイド部材に形成しか
つ上記弾性舌片の係合部に係合する節度凹所とにより構
成することにより、従来の節度機構に対し、コイルばね
やボール等の多数の部品を用いていない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスイッチを示す平面
図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図。
【図4】図3の節度機構の周辺部の拡大断面図。
【図5】図4からオン作動させた状態を示す断面図。
【図6】節度機構の弾性舌片を示す斜視図。
【図7】従来のスイッチを示す断面図。
【図8】従来のスイッチに係る節度機構を示す説明図。
【符号の説明】
10…スイッチ 12…ケース 12s…ホルダ室 12a…開口部 13…ホルダ 13a…後部壁 13b…支持凹所 14…操作ノブ 15…コイルばね 22…可動接点 22a…基端部 22b…接触部 24…固定接点 26…ガイド部材 26a…ばね支持部 30…節度機構 32…弾性舌片 32a…係合部 32b…基部 34…節度凹所 34b…傾斜面 EC…電子回路 PC…プリント基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ箱形であり、その前面側と後部壁
    (13a)との間を連結する側壁を有するホルダ(1
    3)と、上記ホルダ(13)の前面側に設けられ、押圧操作を行
    なうための操作ノブ(14)と、 上記ホルダ(13)を収納するホルダ室(12s)を有
    するケース(12)と、 上記ホルダ室(12s)内の上部にて上記ケース(1
    2)に固定されかつホルダ(13)の側壁を操作ノブ
    (14)の押圧操作にしたがってガイドする板状の部材
    であり、上記ホルダ(13)の後部壁(13a)に対し
    て間隙を隔てて突設されたガイド側ばね支持部(26
    a)を有するガイド部材(26)と、 上記ホルダ(13)の後部壁(13a)と上記ガイド側
    ばね支持部(26a)との間に介在し、上記ホルダ(1
    3)に操作ノブ(14)の操作力に抗した付勢力を与え
    るコイルばね15と、 上記ホルダ(13)の移動に節度感を与えるための節度
    機構(30)と、を備え、 上記節度機構(30)は、 上記ホルダ(13)に一体的に弾性変形可能に分岐形成
    され、かつ係合部(32a)を有する弾性舌片(32)
    と、上記ガイド部材(26)に形成され、操作ノブ(14)
    の操作に伴う該ホルダ(13)の移動にしたがって上記
    弾性舌片(32)を 弾性変形させて上記係合部(32
    a)と係脱する節度凹所(34)と、 を備えたことを特徴とするスイッチ。
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