JP3202831B2 - 反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法 - Google Patents
反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は反射形カラー液晶ディ
スプレイの製造方法に関するものである。
スプレイの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、軽薄化、携帯化を図るこ
とが容易でかつ高輝度化が容易な新たな表示素子、表示
装置およびその製造方法(特開平4−178623号公
報)を考案した。
とが容易でかつ高輝度化が容易な新たな表示素子、表示
装置およびその製造方法(特開平4−178623号公
報)を考案した。
【0003】図9は特開平4−1786323号公報に
記載された表示素子の概略図である。この表示素子は、
ガラス等からなる基板501、502上に形成した透明
電極503、504の間に屈折率n3の透明膜505と
屈折率が電界によってn1からn2(n1<n2、n2
<n3)まで可変な屈折率可変透明膜(たとえば液晶
(高分子強誘電性液晶を含む)あるいは強誘電体)50
6を交互に配している。507は液晶を駆動する電源で
ある。
記載された表示素子の概略図である。この表示素子は、
ガラス等からなる基板501、502上に形成した透明
電極503、504の間に屈折率n3の透明膜505と
屈折率が電界によってn1からn2(n1<n2、n2
<n3)まで可変な屈折率可変透明膜(たとえば液晶
(高分子強誘電性液晶を含む)あるいは強誘電体)50
6を交互に配している。507は液晶を駆動する電源で
ある。
【0004】この表示素子においては、透明電極503
と透明電極504との間に加える電圧により、屈折率可
変透明膜506の屈折率をn1とすると、全体として屈
折率がn3/n1/n3(n1<n3)の多層膜構造と
なり、よく知られた干渉フィルタの原理(たとえば、光
学薄膜(藤原史朗編、共立出版、1986年)を参照)
に従い、入射光508のうち特定の波長帯域の光509
を反射し、それ以外の光は透過光510として得られ
る。また、透明電極503と透明電極504との間に加
える電圧により屈折率可変透明膜506の屈折率を変え
てn2とすると、屈折率可変透明膜506の屈折率がn
1の場合に比べて、透明膜505と屈折率可変透明膜5
06との屈折率差が小さくなるから、特定の波長帯域に
おける光の反射率は大幅に低下し、入射光508はその
まま表示素子を透過する。
と透明電極504との間に加える電圧により、屈折率可
変透明膜506の屈折率をn1とすると、全体として屈
折率がn3/n1/n3(n1<n3)の多層膜構造と
なり、よく知られた干渉フィルタの原理(たとえば、光
学薄膜(藤原史朗編、共立出版、1986年)を参照)
に従い、入射光508のうち特定の波長帯域の光509
を反射し、それ以外の光は透過光510として得られ
る。また、透明電極503と透明電極504との間に加
える電圧により屈折率可変透明膜506の屈折率を変え
てn2とすると、屈折率可変透明膜506の屈折率がn
1の場合に比べて、透明膜505と屈折率可変透明膜5
06との屈折率差が小さくなるから、特定の波長帯域に
おける光の反射率は大幅に低下し、入射光508はその
まま表示素子を透過する。
【0005】したがって、この表示素子を用いれば、特
定の波長帯域の光の反射、透過を制御でき、かつそれ以
外の波長帯域の光を常に透過する装置を構成できる。
定の波長帯域の光の反射、透過を制御でき、かつそれ以
外の波長帯域の光を常に透過する装置を構成できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平4−1
78623号公報に記載の表示素子においては、光の利
用効率を高くし、バックライトをつけなくても明るい表
示を実現するためには、屈折率が異なる薄層を0.5μ
m以下の微細間隔で数十層繰返し積層する必要がある。
このため、材料の異なる複数の膜を何度も堆積しなけれ
ばならず、作製工程が複雑であった。このため、反射形
カラー液晶ディスプレイの作製が困難であった。
78623号公報に記載の表示素子においては、光の利
用効率を高くし、バックライトをつけなくても明るい表
示を実現するためには、屈折率が異なる薄層を0.5μ
m以下の微細間隔で数十層繰返し積層する必要がある。
このため、材料の異なる複数の膜を何度も堆積しなけれ
ばならず、作製工程が複雑であった。このため、反射形
カラー液晶ディスプレイの作製が困難であった。
【0007】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、反射形カラー液晶ディスプレイの作製が
容易であり、表示が明るい反射形カラー液晶ディスプレ
イを得ることができる反射形カラー液晶ディスプレイの
製造方法を提供することを目的とする。
されたもので、反射形カラー液晶ディスプレイの作製が
容易であり、表示が明るい反射形カラー液晶ディスプレ
イを得ることができる反射形カラー液晶ディスプレイの
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、透明電極間に表示材料を挟持
してなる反射形カラー液晶ディスプレイであって、光硬
化性樹脂からなる高分子材料と液晶とからなり、上記液
晶と上記高分子材料との比率あるいは上記高分子材料中
の液晶領域の大きさにより層状に屈折率のちがいを生じ
させ特定波長帯の光を反射する液晶樹脂複合体を上記表
示材料として用い、上記液晶樹脂複合体からの反射波長
帯が異なる上記表示材料を有する表示素子を光吸収膜上
に複数積層して設置した反射形カラー液晶ディスプレイ
の製造方法において、上記透明電極間に光硬化性樹脂か
らなる上記高分子材料と上記液晶との混合物を配し、上
記混合物に2方向からレーザ光を照射して生ずる上記レ
ーザ光の干渉パターンを照射し、上記混合物中に上記液
晶と上記高分子材料との比率のちがいあるいは上記高分
子材料中の上記液晶領域の大きさのちがいによる層状の
上記屈折率のちがいを生じさせて特定波長帯の光を反射
する上記液晶樹脂複合体を形成する際に、2方向からの
上記レーザ光の波長を変えるかまたは2方向からの上記
レーザ光のなす角度を変えることにより各々反射波長帯
が異なる上記液晶樹脂複合体を上記表示材料とする複数
の上記表示素子を作製し、その後、反射波長帯が異なる
複数の上記表示素子を上記光吸収膜上に積層して設置す
る。
め、この発明においては、透明電極間に表示材料を挟持
してなる反射形カラー液晶ディスプレイであって、光硬
化性樹脂からなる高分子材料と液晶とからなり、上記液
晶と上記高分子材料との比率あるいは上記高分子材料中
の液晶領域の大きさにより層状に屈折率のちがいを生じ
させ特定波長帯の光を反射する液晶樹脂複合体を上記表
示材料として用い、上記液晶樹脂複合体からの反射波長
帯が異なる上記表示材料を有する表示素子を光吸収膜上
に複数積層して設置した反射形カラー液晶ディスプレイ
の製造方法において、上記透明電極間に光硬化性樹脂か
らなる上記高分子材料と上記液晶との混合物を配し、上
記混合物に2方向からレーザ光を照射して生ずる上記レ
ーザ光の干渉パターンを照射し、上記混合物中に上記液
晶と上記高分子材料との比率のちがいあるいは上記高分
子材料中の上記液晶領域の大きさのちがいによる層状の
上記屈折率のちがいを生じさせて特定波長帯の光を反射
する上記液晶樹脂複合体を形成する際に、2方向からの
上記レーザ光の波長を変えるかまたは2方向からの上記
レーザ光のなす角度を変えることにより各々反射波長帯
が異なる上記液晶樹脂複合体を上記表示材料とする複数
の上記表示素子を作製し、その後、反射波長帯が異なる
複数の上記表示素子を上記光吸収膜上に積層して設置す
る。
【0009】
【作用】この発明の反射形カラー液晶ディスプレイの製
造方法においては、0.5μm以下の微細な間隔で液晶
と高分子材料とによる層状の屈折率変化を極めて簡単に
実現でき、またこのように作製した樹脂液晶複合体は偏
光板を使用せずに特定波長帯の光の反射と透過とを制御
できるので、明るいカラー表示を得ることができる。
造方法においては、0.5μm以下の微細な間隔で液晶
と高分子材料とによる層状の屈折率変化を極めて簡単に
実現でき、またこのように作製した樹脂液晶複合体は偏
光板を使用せずに特定波長帯の光の反射と透過とを制御
できるので、明るいカラー表示を得ることができる。
【0010】
【実施例】図2はこの発明に係る製造方法により製造さ
れる反射形カラー液晶ディスプレイに使用する表示素子
すなわち反射/透過を制御する光学素子の構造および動
作原理を示す図である。この光学素子はガラス等からな
る基板601、602上に形成された透明電極603、
604の間に高分子材料605と液晶606との多層構
造が形成されている。607は液晶を駆動する電源であ
る。液晶606は電界により屈折率が変化するため、液
晶606と高分子材料605との屈折率差を変化させる
ことができる。図2に示すように、電圧を印加しない場
合には、高分子材料605と液晶606との屈折率差が
生じた多層構造となり、多層構造の光学的性質から入射
光608のうち特定波長帯の光609が反射し(たとえ
ば、光学薄膜(藤原史朗編、石黒浩三、池田英生、横田
英嗣著、共立出版)を参照)、他の波長の光は透過光6
10として得られる。また、電圧を印加して液晶606
の屈折率を変え、高分子材料605と液晶606との屈
折率差を小さくすると、多層構造が消失し、入射光60
8はそのまま透過光610として得られる。したがっ
て、特定波長帯の光の反射/透過を電気的に制御でき
る。この光学素子は、偏光依存性がなく明るい反射光が
得られる。また、特定波長帯を青色光、緑色光または赤
色光とすることによって、それぞれの波長帯の光の反射
/透過を制御できる光学素子となる。
れる反射形カラー液晶ディスプレイに使用する表示素子
すなわち反射/透過を制御する光学素子の構造および動
作原理を示す図である。この光学素子はガラス等からな
る基板601、602上に形成された透明電極603、
604の間に高分子材料605と液晶606との多層構
造が形成されている。607は液晶を駆動する電源であ
る。液晶606は電界により屈折率が変化するため、液
晶606と高分子材料605との屈折率差を変化させる
ことができる。図2に示すように、電圧を印加しない場
合には、高分子材料605と液晶606との屈折率差が
生じた多層構造となり、多層構造の光学的性質から入射
光608のうち特定波長帯の光609が反射し(たとえ
ば、光学薄膜(藤原史朗編、石黒浩三、池田英生、横田
英嗣著、共立出版)を参照)、他の波長の光は透過光6
10として得られる。また、電圧を印加して液晶606
の屈折率を変え、高分子材料605と液晶606との屈
折率差を小さくすると、多層構造が消失し、入射光60
8はそのまま透過光610として得られる。したがっ
て、特定波長帯の光の反射/透過を電気的に制御でき
る。この光学素子は、偏光依存性がなく明るい反射光が
得られる。また、特定波長帯を青色光、緑色光または赤
色光とすることによって、それぞれの波長帯の光の反射
/透過を制御できる光学素子となる。
【0011】図2では液晶606と高分子材料605と
が層状である例を示しているが、このように層状に分離
していることが本質でなく、たとえば図3に示すよう
に、高分子材料612中に粒状の液晶613が形成され
るなど、高分子材料と液晶により周期的に屈折率変調さ
れている構造でも、特定波長帯の光の反射/透過を制御
できる光学素子となる。
が層状である例を示しているが、このように層状に分離
していることが本質でなく、たとえば図3に示すよう
に、高分子材料612中に粒状の液晶613が形成され
るなど、高分子材料と液晶により周期的に屈折率変調さ
れている構造でも、特定波長帯の光の反射/透過を制御
できる光学素子となる。
【0012】図4はこの発明に係る反射形カラー液晶デ
ィスプレイの製造方法すなわち反射/直進を制御する光
学素子の形成方法の説明図である。この光学素子の形成
方法においては、まず図4(a)に示すように、ガラス等
からなる基板701、702上に形成されたたとえば膜
厚900ÅのITO膜等からなる透明電極703、70
4の間にたとえばネマティック液晶(メルク社製:E−
7)と光硬化性樹脂(たとえば、ラックストラックLA
0208)との混合物705を配する。つぎに、図4
(b)に示すように、たとえばアルゴンレーザによる波長
488nmの光707、706を照射する。このとき、
アルゴンレーザによる光707、706は干渉を起こ
し、波面708と波長λに対応して光の強弱が生じた干
渉パターン710が得られる。この光の強弱は、光の波
長と2つの光の入射角により決定される微細な間隔で、
光の進行方向に対応して生じる(たとえば、ホログラフ
ィ(大越孝敬著、電子通信学会編、1977年)を参
照)。この干渉パターン710が照射された混合物70
5は、図4(c)に示すように、光強度が強い領域で光硬
化性樹脂が硬化し、光の弱い領域には主に液晶が集ま
る。この結果、高分子材料711と液晶712とが分離
された構造が作製でき、波長488nm光を中心とした
特定波長帯の光を反射でき、その反射光を電気的に制御
できる光学素子が形成できる。この作製方法によれば、
照射レーザ光の波長を変えることにより、反射光の波長
を容易に制御でき、青色光(たとえば、波長488nm
のアルゴンレーザ光)、緑色光(たとえば、波長51
4.5nmのアルゴンレーザ光)、赤色光(たとえば、
波長632.8nmのヘリウムネオンレーザ光)のレー
ザ光を使用することによって、青色、緑色、赤色の波長
を反射する光学素子を容易に作製することができる。ま
た、照射レーザ光の波長を変えずに、2つの照射レーザ
光706、707のなす角度を変えても、光学素子から
の反射光の波長を変えることができる。
ィスプレイの製造方法すなわち反射/直進を制御する光
学素子の形成方法の説明図である。この光学素子の形成
方法においては、まず図4(a)に示すように、ガラス等
からなる基板701、702上に形成されたたとえば膜
厚900ÅのITO膜等からなる透明電極703、70
4の間にたとえばネマティック液晶(メルク社製:E−
7)と光硬化性樹脂(たとえば、ラックストラックLA
0208)との混合物705を配する。つぎに、図4
(b)に示すように、たとえばアルゴンレーザによる波長
488nmの光707、706を照射する。このとき、
アルゴンレーザによる光707、706は干渉を起こ
し、波面708と波長λに対応して光の強弱が生じた干
渉パターン710が得られる。この光の強弱は、光の波
長と2つの光の入射角により決定される微細な間隔で、
光の進行方向に対応して生じる(たとえば、ホログラフ
ィ(大越孝敬著、電子通信学会編、1977年)を参
照)。この干渉パターン710が照射された混合物70
5は、図4(c)に示すように、光強度が強い領域で光硬
化性樹脂が硬化し、光の弱い領域には主に液晶が集ま
る。この結果、高分子材料711と液晶712とが分離
された構造が作製でき、波長488nm光を中心とした
特定波長帯の光を反射でき、その反射光を電気的に制御
できる光学素子が形成できる。この作製方法によれば、
照射レーザ光の波長を変えることにより、反射光の波長
を容易に制御でき、青色光(たとえば、波長488nm
のアルゴンレーザ光)、緑色光(たとえば、波長51
4.5nmのアルゴンレーザ光)、赤色光(たとえば、
波長632.8nmのヘリウムネオンレーザ光)のレー
ザ光を使用することによって、青色、緑色、赤色の波長
を反射する光学素子を容易に作製することができる。ま
た、照射レーザ光の波長を変えずに、2つの照射レーザ
光706、707のなす角度を変えても、光学素子から
の反射光の波長を変えることができる。
【0013】以下、このような光学素子を用いた反射形
カラー液晶ディスプレイを図面に基づいて説明する。 (液晶ディスプレイ1) 図1は参考例の単純マトリクス駆動方式の反射形カラー
液晶ディスプレイの基本構成を示す断面図である。図1
において、101は青反射表示素子、102は緑反射表
示素子、103は赤反射表示素子で、青反射表示素子1
01、緑反射表示素子102、赤反射表示素子103は
平面設置されている。104はガラス、プラスティック
等からなる基板、105はITO等からなる透明電極、
107はガラス、プラスティック等からなる基板、10
8はITO等からなる透明電極、109は黒あるいは灰
色の光吸収膜である。透明電極105と透明電極108
との間に液晶110と高分子材料111とが層状をなし
た液晶樹脂複合体からなる表示材料が挟持された構造を
有している。
カラー液晶ディスプレイを図面に基づいて説明する。 (液晶ディスプレイ1) 図1は参考例の単純マトリクス駆動方式の反射形カラー
液晶ディスプレイの基本構成を示す断面図である。図1
において、101は青反射表示素子、102は緑反射表
示素子、103は赤反射表示素子で、青反射表示素子1
01、緑反射表示素子102、赤反射表示素子103は
平面設置されている。104はガラス、プラスティック
等からなる基板、105はITO等からなる透明電極、
107はガラス、プラスティック等からなる基板、10
8はITO等からなる透明電極、109は黒あるいは灰
色の光吸収膜である。透明電極105と透明電極108
との間に液晶110と高分子材料111とが層状をなし
た液晶樹脂複合体からなる表示材料が挟持された構造を
有している。
【0014】この反射形カラー液晶ディスプレイにおい
ては、液晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光を
面積的に分割して表示するもので、それぞれの光を反射
する表示素子101〜103を交互に配置し単純マトリ
クス駆動することによって、青、緑、赤の混色の反射表
示光が得られる。
ては、液晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光を
面積的に分割して表示するもので、それぞれの光を反射
する表示素子101〜103を交互に配置し単純マトリ
クス駆動することによって、青、緑、赤の混色の反射表
示光が得られる。
【0015】この反射形カラー液晶ディスプレイに使用
した液晶樹脂複合体は、図4で説明した方法により形成
する。すなわち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電
極105、108間に挾み、レーザ光を照射することに
より液晶110と高分子材料111による微細な層構造
の液晶樹脂複合体を形成する。ただし、青反射表示素子
101にのみ青色レーザ光(たとえば、波長488nm
のアルゴンレーザ光)を照射し、青反射表示素子101
の液晶樹脂複合体を作製する。また、緑反射表示素子1
02にのみ緑色レーザ光(たとえば、波長514.5n
mのアルゴンレーザ光)を照射し、緑反射表示素子10
2の液晶樹脂複合体を作製する。また、赤反射表示素子
103にのみ赤色レーザ光(たとえば、波長632.8
nmのヘリウムネオンレーザ光)を照射し、赤反射表示
素子103の液晶樹脂複合体を作製する。その後、光吸
収膜109を取り付け、反射形カラー液晶ディスプレイ
の基本構成を完成させる。このように、液晶と高分子材
料との層構造の液晶樹脂複合体の作製が極めて容易なた
め、液晶樹脂複合体を表示材料として用いた反射形カラ
ー液晶ディスプレイの作製が容易になる。
した液晶樹脂複合体は、図4で説明した方法により形成
する。すなわち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電
極105、108間に挾み、レーザ光を照射することに
より液晶110と高分子材料111による微細な層構造
の液晶樹脂複合体を形成する。ただし、青反射表示素子
101にのみ青色レーザ光(たとえば、波長488nm
のアルゴンレーザ光)を照射し、青反射表示素子101
の液晶樹脂複合体を作製する。また、緑反射表示素子1
02にのみ緑色レーザ光(たとえば、波長514.5n
mのアルゴンレーザ光)を照射し、緑反射表示素子10
2の液晶樹脂複合体を作製する。また、赤反射表示素子
103にのみ赤色レーザ光(たとえば、波長632.8
nmのヘリウムネオンレーザ光)を照射し、赤反射表示
素子103の液晶樹脂複合体を作製する。その後、光吸
収膜109を取り付け、反射形カラー液晶ディスプレイ
の基本構成を完成させる。このように、液晶と高分子材
料との層構造の液晶樹脂複合体の作製が極めて容易なた
め、液晶樹脂複合体を表示材料として用いた反射形カラ
ー液晶ディスプレイの作製が容易になる。
【0016】なお、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では青反射表示素子101、緑反射表示素子102、赤
反射表示素子103を縦方向に配置した例を示している
が、これに限ることはなく、たとえば図5(a)〜(c)に
示すように、反射表示素子101〜103を配置順にこ
だわらずかつ縦、横、斜めに配置すればよい。
では青反射表示素子101、緑反射表示素子102、赤
反射表示素子103を縦方向に配置した例を示している
が、これに限ることはなく、たとえば図5(a)〜(c)に
示すように、反射表示素子101〜103を配置順にこ
だわらずかつ縦、横、斜めに配置すればよい。
【0017】また、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子101〜103を配置してフルカラー表示を得る構
成としたが、マルチカラー表示においては、この構成に
限らず、異なる波長帯の光を反射する2種類以上の表示
素子を配置すればよい。
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子101〜103を配置してフルカラー表示を得る構
成としたが、マルチカラー表示においては、この構成に
限らず、異なる波長帯の光を反射する2種類以上の表示
素子を配置すればよい。
【0018】また、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子101〜103を、青色レーザ光(たとえば、波長
488nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(たと
えば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)および
赤色レーザ光(たとえば、波長623.8nmのヘリウ
ムネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、青
色レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角度
を変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を反
射する3種類の表示素子が作製できる。 (液晶ディスプレイ2) 図6は参考例のアクティブマトリクス駆動方式の反射形
カラー液晶ディスプレイを示す断面図である。図6にお
いて、201は青色光を反射する液晶表示素子、202
は緑色光を反射する液晶表示素子、203は赤色光を反
射する液晶表示素子で、青反射表示素子201、緑反射
表示素子202、赤反射表示素子203は平面設置され
ている。204はアクティブマトリクス用のガラス、プ
ラスティック等からなる基板、205はITO等からな
る透明電極、206はトランジスタ、ダイオード、非線
形抵抗素子等の能動素子、207は対向電極基板用のガ
ラス、プラスティック等からなる基板、208はITO
等からなる透明電極、209は黒あるいは灰色の光吸収
膜である。透明電極205と透明電極208との間には
液晶210と高分子材料211とが層状をなした液晶樹
脂複合体からなる表示材料が挟持された構造を有してい
る。
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子101〜103を、青色レーザ光(たとえば、波長
488nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(たと
えば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)および
赤色レーザ光(たとえば、波長623.8nmのヘリウ
ムネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、青
色レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角度
を変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を反
射する3種類の表示素子が作製できる。 (液晶ディスプレイ2) 図6は参考例のアクティブマトリクス駆動方式の反射形
カラー液晶ディスプレイを示す断面図である。図6にお
いて、201は青色光を反射する液晶表示素子、202
は緑色光を反射する液晶表示素子、203は赤色光を反
射する液晶表示素子で、青反射表示素子201、緑反射
表示素子202、赤反射表示素子203は平面設置され
ている。204はアクティブマトリクス用のガラス、プ
ラスティック等からなる基板、205はITO等からな
る透明電極、206はトランジスタ、ダイオード、非線
形抵抗素子等の能動素子、207は対向電極基板用のガ
ラス、プラスティック等からなる基板、208はITO
等からなる透明電極、209は黒あるいは灰色の光吸収
膜である。透明電極205と透明電極208との間には
液晶210と高分子材料211とが層状をなした液晶樹
脂複合体からなる表示材料が挟持された構造を有してい
る。
【0019】この反射形カラー液晶ディスプレイは、液
晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光を面積的に
分割してアクティブマトリクス駆動表示するもので、そ
れぞれの光を反射する表示素子201〜203を交互に
配置することによって、青、緑、赤の混色の反射表示光
を得る構造である。
晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光を面積的に
分割してアクティブマトリクス駆動表示するもので、そ
れぞれの光を反射する表示素子201〜203を交互に
配置することによって、青、緑、赤の混色の反射表示光
を得る構造である。
【0020】この反射形カラー液晶ディスプレイに使用
した液晶樹脂複合体は、上述参考例(液晶ディスプレイ
1)と同様に図4で説明した方法により形成する。すな
わち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電極205、
208間に挾み、レーザ光を照射することにより液晶2
10と高分子材料211とによる微細な層構造の液晶樹
脂複合体を形成する。ただし、青反射表示素子201に
のみ青色レーザ光(たとえば、波長488nmのアルゴ
ンレーザ光)を照射し、青反射表示素子201の液晶樹
脂複合体を作製する。また、緑反射表示素子202にの
み緑色レーザ光(たとえば、波長514.5nmのアル
ゴンレーザ光)を照射し、緑反射表示素子202の液晶
樹脂複合体を作製する。また、赤反射表示素子203に
のみ赤色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘ
リウムネオンレーザ光)を照射し、赤反射表示素子20
3の液晶樹脂複合体を作製する。その後、光吸収膜20
9を取り付け、反射形カラー液晶ディスプレイの基本構
成を完成させる。このように、液晶と高分子材料との層
構造の液晶樹脂複合体の作製が極めて容易なため、液晶
樹脂複合体を表示材料として用いた反射形カラー液晶デ
ィスプレイの作製が容易になる。
した液晶樹脂複合体は、上述参考例(液晶ディスプレイ
1)と同様に図4で説明した方法により形成する。すな
わち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電極205、
208間に挾み、レーザ光を照射することにより液晶2
10と高分子材料211とによる微細な層構造の液晶樹
脂複合体を形成する。ただし、青反射表示素子201に
のみ青色レーザ光(たとえば、波長488nmのアルゴ
ンレーザ光)を照射し、青反射表示素子201の液晶樹
脂複合体を作製する。また、緑反射表示素子202にの
み緑色レーザ光(たとえば、波長514.5nmのアル
ゴンレーザ光)を照射し、緑反射表示素子202の液晶
樹脂複合体を作製する。また、赤反射表示素子203に
のみ赤色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘ
リウムネオンレーザ光)を照射し、赤反射表示素子20
3の液晶樹脂複合体を作製する。その後、光吸収膜20
9を取り付け、反射形カラー液晶ディスプレイの基本構
成を完成させる。このように、液晶と高分子材料との層
構造の液晶樹脂複合体の作製が極めて容易なため、液晶
樹脂複合体を表示材料として用いた反射形カラー液晶デ
ィスプレイの作製が容易になる。
【0021】なお、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では青反射表示素子201、緑反射表示素子202、赤
反射表示素子203を縦方向に配置した例を示している
が、これに限ることはなく、たとえば図5(a)〜(c)に
示すように、反射表示素子201〜203を配置順にこ
だわらずかつ縦、横、斜めに配置すればよい。
では青反射表示素子201、緑反射表示素子202、赤
反射表示素子203を縦方向に配置した例を示している
が、これに限ることはなく、たとえば図5(a)〜(c)に
示すように、反射表示素子201〜203を配置順にこ
だわらずかつ縦、横、斜めに配置すればよい。
【0022】また、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子201〜203を配置しフルカラー表示を得る構成
としたが、マルチカラー表示においては、この構成に限
らず、異なる波長帯の光を反射する2種類以上の表示素
子を配置すればよい。
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子201〜203を配置しフルカラー表示を得る構成
としたが、マルチカラー表示においては、この構成に限
らず、異なる波長帯の光を反射する2種類以上の表示素
子を配置すればよい。
【0023】また、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子201〜203を青色レーザ光(たとえば、波長4
88nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(たとえ
ば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)および赤
色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘリウム
ネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、青色
レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角度を
変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を反射
する3種類の液晶表示素子が作製できる。 (液晶ディスプレイ3) 図7はこの発明に係る反射形カラー液晶ディスプレイの
製造方法によって製造された単純マトリクス駆動方式の
反射形カラー液晶ディスプレイを示す断面図である。図
7において、301は青色光を反射する青反射表示素
子、302は緑色光を反射する緑反射表示素子、303
は赤色光を反射する赤反射表示素子、304はガラス、
プラスティック等からなる基板、305はITO等から
なる透明電極、307は対向電極基板用のガラス、プラ
スティック等からなる基板、308はITO等からなる
透明電極、309は黒あるいは灰色の光吸収膜である。
液晶310と高分子材料311とが層状をなした液晶樹
脂複合体からなる表示材料が透明電極305、308の
間に挟持された構造を有している。この反射形カラー液
晶ディスプレイは、青反射表示素子301と緑反射表示
素子302と赤反射表示素子303とを積層した構造で
あり、液晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光あ
るいはその混色の反射表示光を得る構造である。
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子201〜203を青色レーザ光(たとえば、波長4
88nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(たとえ
ば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)および赤
色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘリウム
ネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、青色
レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角度を
変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を反射
する3種類の液晶表示素子が作製できる。 (液晶ディスプレイ3) 図7はこの発明に係る反射形カラー液晶ディスプレイの
製造方法によって製造された単純マトリクス駆動方式の
反射形カラー液晶ディスプレイを示す断面図である。図
7において、301は青色光を反射する青反射表示素
子、302は緑色光を反射する緑反射表示素子、303
は赤色光を反射する赤反射表示素子、304はガラス、
プラスティック等からなる基板、305はITO等から
なる透明電極、307は対向電極基板用のガラス、プラ
スティック等からなる基板、308はITO等からなる
透明電極、309は黒あるいは灰色の光吸収膜である。
液晶310と高分子材料311とが層状をなした液晶樹
脂複合体からなる表示材料が透明電極305、308の
間に挟持された構造を有している。この反射形カラー液
晶ディスプレイは、青反射表示素子301と緑反射表示
素子302と赤反射表示素子303とを積層した構造で
あり、液晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光あ
るいはその混色の反射表示光を得る構造である。
【0024】この反射形カラー液晶ディスプレイに使用
した液晶樹脂複合体は、上述参考例(液晶ディスプレイ
1)と同様に図4で説明した方法により形成する。すな
わち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電極305、
308間に挾み、レーザ光を照射することにより液晶3
10と高分子材料311とによる微細な層構造の液晶樹
脂複合体を形成する。ただし、青色レーザ光(たとえ
ば、波長488nmのアルゴンレーザ光)を照射して、
青反射表示素子301の液晶樹脂複合体を作製する。ま
た、緑色レーザ光(たとえば、波長514.5nmのア
ルゴンレーザ光)を照射して、緑反射表示素子302の
液晶樹脂複合体を作製する。また、赤色レーザ光(たと
えば、波長632.8nmのヘリウムネオンレーザ光)
を照射して、赤反射表示素子303の液晶樹脂複合体を
作製する。その後、光吸収膜309を取り付け、反射形
カラー液晶ディスプレイの基本構成を完成させる。この
構成では、同一領域で、青色光、緑色光、赤色光を制御
できるため、光の利用効率が高く明るいカラー表示が可
能であるばかりでなく、液晶と高分子材料との層構造の
作製が極めて容易なため、液晶樹脂複合体を用いた反射
形カラー液晶ディスプレイの作製が容易である。
した液晶樹脂複合体は、上述参考例(液晶ディスプレイ
1)と同様に図4で説明した方法により形成する。すな
わち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電極305、
308間に挾み、レーザ光を照射することにより液晶3
10と高分子材料311とによる微細な層構造の液晶樹
脂複合体を形成する。ただし、青色レーザ光(たとえ
ば、波長488nmのアルゴンレーザ光)を照射して、
青反射表示素子301の液晶樹脂複合体を作製する。ま
た、緑色レーザ光(たとえば、波長514.5nmのア
ルゴンレーザ光)を照射して、緑反射表示素子302の
液晶樹脂複合体を作製する。また、赤色レーザ光(たと
えば、波長632.8nmのヘリウムネオンレーザ光)
を照射して、赤反射表示素子303の液晶樹脂複合体を
作製する。その後、光吸収膜309を取り付け、反射形
カラー液晶ディスプレイの基本構成を完成させる。この
構成では、同一領域で、青色光、緑色光、赤色光を制御
できるため、光の利用効率が高く明るいカラー表示が可
能であるばかりでなく、液晶と高分子材料との層構造の
作製が極めて容易なため、液晶樹脂複合体を用いた反射
形カラー液晶ディスプレイの作製が容易である。
【0025】この反射形カラー液晶ディスプレイでは、
青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示素子3
01〜303を積層し、フルカラー表示を得る構成とし
たが、マルチカラー表示においては、この構成に限ら
ず、異なる波長帯の光を反射する2種類以上の液晶表示
素子を配置すればよいことは明らかである。
青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示素子3
01〜303を積層し、フルカラー表示を得る構成とし
たが、マルチカラー表示においては、この構成に限ら
ず、異なる波長帯の光を反射する2種類以上の液晶表示
素子を配置すればよいことは明らかである。
【0026】また、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の液晶
表示素子301〜303を青色レーザ光(たとえば、波
長488nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(た
とえば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)およ
び赤色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘリ
ウムネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、
青色レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角
度を変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を
反射する3種類の液晶表示素子が作製できる。 (液晶ディスプレイ4) 図8はこの発明に係る他の反射形カラー液晶ディスプレ
イの製造方法によって製造されたアクティブマトリクス
駆動方式の反射形カラー液晶ディスプレイを示す断面図
である。図8において、401は青色光を反射する青反
射表示素子、402は緑色光を反射する緑反射表示素
子、403は赤色光を反射する赤反射表示素子、404
はアクティブマトリクス用のガラス、プラスティック等
からなる基板、405はITO等からなる透明電極、4
06はトランジスタ、ダイオード、非線形抵抗素子等の
能動素子、407は対向電極基板用のガラス、プラステ
ィック等からなる基板、408はITO等からなる透明
電極、409は黒あるいは灰色の光吸収膜である。透明
電極405、408の間に液晶410と高分子材料41
1とが層状をなした液晶樹脂複合体からなる表示材料が
挟持された構造を有している。この反射形カラー液晶デ
ィスプレイは、青反射表示素子401と緑反射表示素子
402と赤反射表示素子403とを積層した構造であ
り、液晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光ある
いはその混色の反射表示光を得る構造である。
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の液晶
表示素子301〜303を青色レーザ光(たとえば、波
長488nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(た
とえば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)およ
び赤色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘリ
ウムネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、
青色レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角
度を変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を
反射する3種類の液晶表示素子が作製できる。 (液晶ディスプレイ4) 図8はこの発明に係る他の反射形カラー液晶ディスプレ
イの製造方法によって製造されたアクティブマトリクス
駆動方式の反射形カラー液晶ディスプレイを示す断面図
である。図8において、401は青色光を反射する青反
射表示素子、402は緑色光を反射する緑反射表示素
子、403は赤色光を反射する赤反射表示素子、404
はアクティブマトリクス用のガラス、プラスティック等
からなる基板、405はITO等からなる透明電極、4
06はトランジスタ、ダイオード、非線形抵抗素子等の
能動素子、407は対向電極基板用のガラス、プラステ
ィック等からなる基板、408はITO等からなる透明
電極、409は黒あるいは灰色の光吸収膜である。透明
電極405、408の間に液晶410と高分子材料41
1とが層状をなした液晶樹脂複合体からなる表示材料が
挟持された構造を有している。この反射形カラー液晶デ
ィスプレイは、青反射表示素子401と緑反射表示素子
402と赤反射表示素子403とを積層した構造であ
り、液晶樹脂複合体による青色光、緑色光、赤色光ある
いはその混色の反射表示光を得る構造である。
【0027】この反射形カラー液晶ディスプレイに使用
した液晶樹脂複合体は、上述参考例(液晶ディスプレイ
1)と同様に図4で説明した方法により形成する。すな
わち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電極405、
408間に挾み、レーザ光を照射することにより液晶4
10と高分子材料411による微細な層構造の液晶樹脂
複合体を形成する。ただし、青色レーザ光(たとえば、
波長488nmのアルゴンレーザ光)を照射して、青反
射表示素子401の液晶樹脂複合体を作製する。また、
緑色レーザ光(たとえば、波長514.5nmのアルゴ
ンレーザ光)を照射して、緑反射表示素子402の液晶
樹脂複合体を作製する。また、赤色レーザ光(たとえ
ば、波長632.8nmのヘリウムネオンレーザ光)を
照射して、赤反射表示素子403の液晶樹脂複合体を作
製する。その後、光吸収膜409を取り付け、反射形カ
ラー液晶ディスプレイの基本構成を完成させる。この構
成では、同一領域で、青色光、緑色光、赤色光を制御で
きるため、光の利用効率が高く明るいカラー表示が可能
であるばかりでなく、液晶と高分子材料との層構造の作
製が極めて容易なため、液晶樹脂複合体を用いた反射形
カラー液晶ディスプレイの作製が容易になる。
した液晶樹脂複合体は、上述参考例(液晶ディスプレイ
1)と同様に図4で説明した方法により形成する。すな
わち、液晶と光硬化性樹脂の混合液を透明電極405、
408間に挾み、レーザ光を照射することにより液晶4
10と高分子材料411による微細な層構造の液晶樹脂
複合体を形成する。ただし、青色レーザ光(たとえば、
波長488nmのアルゴンレーザ光)を照射して、青反
射表示素子401の液晶樹脂複合体を作製する。また、
緑色レーザ光(たとえば、波長514.5nmのアルゴ
ンレーザ光)を照射して、緑反射表示素子402の液晶
樹脂複合体を作製する。また、赤色レーザ光(たとえ
ば、波長632.8nmのヘリウムネオンレーザ光)を
照射して、赤反射表示素子403の液晶樹脂複合体を作
製する。その後、光吸収膜409を取り付け、反射形カ
ラー液晶ディスプレイの基本構成を完成させる。この構
成では、同一領域で、青色光、緑色光、赤色光を制御で
きるため、光の利用効率が高く明るいカラー表示が可能
であるばかりでなく、液晶と高分子材料との層構造の作
製が極めて容易なため、液晶樹脂複合体を用いた反射形
カラー液晶ディスプレイの作製が容易になる。
【0028】この反射形カラー液晶ディスプレイでは、
青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示素子4
01〜403を積層しフルカラー表示を得る構成とした
が、マルチカラー表示においては、この構成に限らず、
異なる波長帯の光を反射する2種類以上の液晶表示素子
を配置すればよいことは明らかである。
青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示素子4
01〜403を積層しフルカラー表示を得る構成とした
が、マルチカラー表示においては、この構成に限らず、
異なる波長帯の光を反射する2種類以上の液晶表示素子
を配置すればよいことは明らかである。
【0029】また、この反射形カラー液晶ディスプレイ
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子401〜403を青色レーザ光(たとえば、波長4
88nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(たとえ
ば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)および赤
色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘリウム
ネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、青色
レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角度を
変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を反射
する3種類の表示素子が作製できる。
では、青色光、緑色光、赤色光を反射する3種類の表示
素子401〜403を青色レーザ光(たとえば、波長4
88nmのアルゴンレーザ光)、緑色レーザ光(たとえ
ば、波長514.5nmのアルゴンレーザ光)および赤
色レーザ光(たとえば、波長632.8nmのヘリウム
ネオンレーザ光)を用いて作製した例を示したが、青色
レーザ光のみを用いて2つの青色レーザ光のなす角度を
変えることによっても、青色光、緑色光、赤色光を反射
する3種類の表示素子が作製できる。
【0030】なお、上述の反射形カラー液晶ディスプレ
イにおいては、液晶110、210、310、410と
高分子材料111、211、311、411とが層状を
なした液晶樹脂複合体からなる表示材料を用いたが、液
晶と高分子材料との比率あるいは高分子材料中の液晶領
域(ドロップレット)の大きさにより層状に屈折率のち
がいを生じさせ特定波長帯の光を反射する液晶樹脂複合
体からなる表示材料を用いてもよい。
イにおいては、液晶110、210、310、410と
高分子材料111、211、311、411とが層状を
なした液晶樹脂複合体からなる表示材料を用いたが、液
晶と高分子材料との比率あるいは高分子材料中の液晶領
域(ドロップレット)の大きさにより層状に屈折率のち
がいを生じさせ特定波長帯の光を反射する液晶樹脂複合
体からなる表示材料を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る反
射形カラー液晶ディスプレイの製造方法においては、反
射形カラー液晶ディスプレイの作製が容易であり、表示
が明るい反射形カラー液晶ディスプレイを得ることがで
きる。このように、この発明の効果は顕著である。
射形カラー液晶ディスプレイの製造方法においては、反
射形カラー液晶ディスプレイの作製が容易であり、表示
が明るい反射形カラー液晶ディスプレイを得ることがで
きる。このように、この発明の効果は顕著である。
【図1】参考例の単純マトリクス駆動方式の反射形カラ
ー液晶ディスプレイの基本構成を示す断面図である。
ー液晶ディスプレイの基本構成を示す断面図である。
【図2】この発明に係る製造方法により製造される反射
形カラー液晶ディスプレイに使用する表示素子の構造お
よび動作原理を示す図である。
形カラー液晶ディスプレイに使用する表示素子の構造お
よび動作原理を示す図である。
【図3】この発明に係る製造方法により製造される反射
形カラー液晶ディスプレイに使用する他の表示素子の構
造および動作原理を示す図である。
形カラー液晶ディスプレイに使用する他の表示素子の構
造および動作原理を示す図である。
【図4】この発明に係る反射形カラー液晶ディスプレイ
の製造方法すなわち図2に示した光学素子の形成方法の
説明図である。
の製造方法すなわち図2に示した光学素子の形成方法の
説明図である。
【図5】参考例の反射形カラー液晶ディスプレイの表示
素子の配置を示す図である。
素子の配置を示す図である。
【図6】参考例のアクティブマトリクス駆動方式の反射
形カラー液晶ディスプレイの基本構成を示す断面図であ
る。
形カラー液晶ディスプレイの基本構成を示す断面図であ
る。
【図7】この発明に係る反射形カラー液晶ディスプレイ
の製造方法によって製造された単純マトリクス駆動方式
の反射形カラー液晶ディスプレイの基本構成を示す断面
図である。
の製造方法によって製造された単純マトリクス駆動方式
の反射形カラー液晶ディスプレイの基本構成を示す断面
図である。
【図8】この発明に係る他の反射形カラー液晶ディスプ
レイの製造方法によって製造されたアクティブマトリク
ス駆動方式の反射形カラー液晶ディスプレイの基本構成
を示す断面図である。
レイの製造方法によって製造されたアクティブマトリク
ス駆動方式の反射形カラー液晶ディスプレイの基本構成
を示す断面図である。
【図9】従来の表示素子の概略図である。
101…青反射表示素子 102…緑反射表示素子 103…赤反射表示素子 105…透明電極 108…透明電極 109…光吸収膜 201…青反射表示素子 202…緑反射表示素子 203…赤反射表示素子 205…透明電極 208…透明電極 209…光吸収膜 301…青反射表示素子 302…緑反射表示素子 303…赤反射表示素子 305…透明電極 308…透明電極 309…光吸収膜 401…青反射表示素子 402…緑反射表示素子 403…赤反射表示素子 405…透明電極 408…透明電極 409…光吸収膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 重信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−178623(JP,A) 特開 平5−181401(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1334
Claims (1)
- 【請求項1】透明電極間に表示材料を挟持してなる反射
形カラー液晶ディスプレイであって、光硬化性樹脂から
なる高分子材料と液晶とからなり、上記液晶と上記高分
子材料との比率あるいは上記高分子材料中の液晶領域の
大きさにより層状に屈折率のちがいを生じさせ特定波長
帯の光を反射する液晶樹脂複合体を上記表示材料として
用い、上記液晶樹脂複合体からの反射波長帯が異なる上
記表示材料を有する表示素子を光吸収膜上に複数積層し
て設置した反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法に
おいて、 上記透明電極間に光硬化性樹脂からなる上記高分子材料
と上記液晶との混合物を配し、上記混合物に2方向から
レーザ光を照射して生ずる上記レーザ光の干渉パターン
を照射し、上記混合物中に上記液晶と上記高分子材料と
の比率のちがいあるいは上記高分子材料中の上記液晶領
域の大きさのちがいによる層状の上記屈折率のちがいを
生じさせて特定波長帯の光を反射する上記液晶樹脂複合
体を形成する際に、2方向からの上記レーザ光の波長を
変えるかまたは2方向からの上記レーザ光のなす角度を
変えることにより各々反射波長帯が異なる上記液晶樹脂
複合体を上記表示材料とする複数の上記表示素子を作製
し、 その後、反射波長帯が異なる複数の上記表示素子を上記
光吸収膜上に積層して設置することを特徴とする反射形
カラー液晶ディスプレイの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08284593A JP3202831B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08284593A JP3202831B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294952A JPH06294952A (ja) | 1994-10-21 |
| JP3202831B2 true JP3202831B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=13785729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08284593A Expired - Fee Related JP3202831B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 反射形カラー液晶ディスプレイの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3202831B2 (ja) |
Families Citing this family (50)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1993
- 1993-04-09 JP JP08284593A patent/JP3202831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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