JP3203263B2 - 撮像システム,電子カメラおよびそれらの制御方法 - Google Patents

撮像システム,電子カメラおよびそれらの制御方法

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JP3203263B2
JP3203263B2 JP04762792A JP4762792A JP3203263B2 JP 3203263 B2 JP3203263 B2 JP 3203263B2 JP 04762792 A JP04762792 A JP 04762792A JP 4762792 A JP4762792 A JP 4762792A JP 3203263 B2 JP3203263 B2 JP 3203263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は撮像システム,電子カメラおよ
び電子カメラを制御するコンピュータ・システム,なら
びにそれらの制御方法に関する。
【0002】
【背景技術】被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
すアナログ映像信号またはディジタル画像データを出力
する電子カメラには,ビデオ・カメラ,スチル・ビデオ
・カメラ(電子スチル・カメラ),ディジタル・スチル
・ビデオ・カメラ(ディジタル電子スチル・カメラ)等
がある。
【0003】これらの電子カメラでは例外なく,シャッ
タ・レリーズはもちろん,露光量(絞り値およびシャッ
タ速度),ホワイト・バランス等の撮像および画像処理
のためのいわゆるカメラ制御パラメータの設定(自動設
定の場合を除いて)は電子カメラに設けられたスイッチ
・ボタン等を用いて電子カメラ側で行なわれていた。
【0004】電子カメラ,とりわけディジタル画像デー
タが得られるディジタル・タイプの電子カメラはコンピ
ュータ・システムと結合された応用の展開が可能である
ので,最近注目を集めている。たとえば,電子カメラか
ら得られる被写体像を表わす画像データをコンピュータ
・システムに設けられている光ディスク,磁気ディスク
等の記録媒体に保存したり,これらを編集することによ
り,ニュー・メディアを作成することができる。このニ
ュー・メディアは画像による広報,広告,資料の提示,
情報の提供等に利用することができる。
【0005】このようなニュー・メディア作成のために
は電子カメラで撮影により得られた画像データをコンピ
ュータ・システムに伝送しなければならない。一般に画
像データは大容量のものであるから伝送のために長い時
間がかかる。
【0006】電子カメラで撮影した被写体像を表わす画
像データを記録媒体に格納する前に,被写体が適切に撮
影されているかどうかを調べることは重要である。撮影
が適切でなければ,カメラ制御パラメータの再設定を含
めて撮影のやり直しが必要である。
【0007】被写体が適切に撮影されているかどうかを
視覚的に調べるためには,電子カメラから得られるディ
ジタル画像データによって表わされる被写体像を表示装
置に表示する必要がある。被写体像をコンピュータ・シ
ステムに設けられた表示装置の画面上に表示しようとす
ると,全画像データを電子カメラからコンピュータ・シ
ステムに伝送することが必要となり,上述のように伝送
時間が長くかかり能率的ではない。
【0008】上述のように撮影のためのカメラ制御パラ
メータの設定は電子カメラにおいて行なわれる。撮影条
件を変更するたびに,コンピュータ・システムの操作者
が電子カメラの設置場所まで行って調整するのは煩雑で
ある。
【0009】さらに,電子カメラによって撮影された被
写体像の全体を常に記録媒体に格納するのが好ましいと
は限らない。撮影された被写体像の一部のみしか必要な
い場合もある。必要な画像データのみを切出して記録媒
体に格納すればその容量の節約になる。また,記録媒体
に格納する画像を必要に応じて拡大,縮小することも要
求される。
【0010】このような観点から,電子カメラとコンピ
ュータ・システムとを結合させて構成される撮像システ
ムでは,撮影のための操作,画像データ通信のための操
作,画像データの記録媒体への格納のための操作等をす
べてコンピュータ・システムにおいて行なえるようにす
ることが望まれる。
【0011】
【発明の開示】この発明は電子カメラとコンピュータ・
システムとを結合させて構成される撮像システムにおい
て,露光量,各種バランス等のカメラ制御パラメータの
設定をコンピュータ・システム側で行なえるようにする
ことを目的とする。
【0012】この発明による撮像システムは,撮像光学
系の制御パラメータを所与の指令に応じて調整し,この
撮像光学系を用いて被写体を撮影し,撮影した被写体像
を表わす画像データを生成する電子カメラ,および上記
電子カメラと交信可能であり,上記電子カメラとの交信
において主導権をもつコンピュータ・システムから構成
される。
【0013】第1の発明においては,上記コンピュータ
・システムが,上記撮像光学系の制御パラメータに関す
る目標値を設定する手段,および設定された目標値を設
定指令とともに上記電子カメラに伝送する手段を備えて
いる。
【0014】上記電子カメラは,上記撮像光学系の制御
パラメータに関する制御量を定期的に検出する手段,与
えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値を
記憶する目標値記憶手段,上記検出手段により検出され
た制御量が所与の目標値と一致するようにフィードバッ
ク制御する手段,検出された撮像光学系に関する制御量
と記憶されている目標値とを定期的に比較する手段,上
記比較手段による比較結果を記憶する比較値記憶手段,
上記比較値記憶手段により記憶された比較結果を上記コ
ンピュータ・システムに送信する手段,および上記コン
ピュータ・システムから設定指令とともに目標値が伝送
されたことに応答して,その直前に上記比較値記憶手段
に比較された比較結果を読取り,比較結果が一致を示し
ていれば上記コンピュータ・システムから伝送された目
標値を新たな目標値として上記目標値記憶手段に記憶
し,一致している旨を上記送信手段を用いて上記コンピ
ュータ・システムに上記設定指令の応答として送信し,
そして上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量
が新たに記憶された目標値となるように上記フィードバ
ック制御手段にフィードバック制御を行ない,比較結果
が不一致を示しているならばその旨を上記送信手段を用
いて上記コンピュータ・システムに送信するよう制御す
る手段を備えている。
【0015】第2の発明においては,上記コンピュータ
・システムは,上記撮像光学系の制御パラメータに関す
る現在の制御量を報知する報知モードを設定する手段,
および報知モードが設定されたときに上記電子カメラに
制御量送信指令を伝送する手段を備えている。
【0016】上記電子カメラは,上記撮像光学系の制御
パラメータに関する制御量を定期的に検出する手段,与
えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値を
記憶する手段,検出した撮像光学系の制御パラメータに
関する制御量と記憶している目標値とを定期的に比較す
る手段,上記比較手段による比較結果および上記撮像光
学系に関する目標値を上記コンピュータ・システムに送
信する手段,ならびに上記コンピュータ・システムから
制御量送信指令が伝送されたことに応答して,その直前
に上記比較手段によって比較された比較結果を読取り,
比較結果が一致を示していれば制御量送信指令の受信時
の直前に上記検出手段によって検出された制御量を上記
制御量送信指令の応答として上記送信手段を用いて上記
コンピュータ・システムに送信し,比較結果が不一致を
示しているならばその旨を上記制御量送信指令に応答し
て上記送信手段を用いて上記コンピュータ・システムに
送信するよう制御する手段を備えている。
【0017】この発明はまた,上記撮像システムの制御
方法,上記撮像システムを構成する電子カメラおよびそ
の制御方法を提供している。
【0018】これらの発明によると,電子カメラにおい
て記憶された目標値と検出された現在の制御量とが比較
されている。電子カメラが正確に制御されているならば
両者は一致する筈である。
【0019】第1の発明によると,コンピュータ・シス
テムにおいて設定された目標値が設定指令とともに電子
カメラに伝送される。電子カメラにおいて目標値が受信
されると,比較結果が読取られ比較結果が一致していれ
ば記憶手段の書換えが行なわれ,かつ新しく記憶された
目標値となるように撮像光学系がフィードバック制御さ
れる。また比較結果が一致を示すときはその旨がコンピ
ュータ・システムに送信され,比較結果が不一致を示し
ているならばその旨がコンピュータ・システムに送信さ
れる。
【0020】第2の発明によると,コンピュータ・シス
テムにおいて設定された報知制御指令が電子カメラに伝
送される。電子カメラにおいて報知制御指令が受信され
ると比較結果が読取られる。比較結果が一致を示してい
れば記憶されている現在の制御量がコンピュータ・シス
テムに送信され,比較結果が不一致を示しているならば
その旨がコンピュータ・システムに送信される。
【0021】このように目標値と制御量とが比較され,
比較結果がコンピュータ・システムに送信されるので,
撮影のための操作がコンピュータ・システムにおいて行
なわれる場合でも電子カメラが正確に制御されているか
どうかを比較的容易に把握することができる。
【0022】またコンピュータ・システムからのみ制御
指令が伝送されるので,全体の動作制御も比較的簡単と
なる。
【0023】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すもので,撮像
システムの構成を示している。
【0024】撮像システムは,被写体OBを撮影し被写
体像を表わす画像データを生成する電子カメラ10および
電子カメラ10と通信路により接続されたホスト・コンピ
ュータ30とから構成されている。電子カメラ10はたとえ
ばディジタル電子スチル・カメラである。
【0025】電子カメラ10には被写体像を表示するため
のモニタ表示装置5が接続されている。モニタ表示装置
5は電子カメラ10と一体化されたビューファインダであ
ってもよい。
【0026】ホスト・コンピュータ30には表示装置40が
接続されており,表示装置40に電子カメラ10を用いて撮
影した被写体像や,後に詳述するカメラ制御パラメー
タ,キャプチャ・コマンド等が表示される。またホスト
・コンピュータ30には入力装置としてのキーボード36お
よびマウス37,ならびに画像データの記録のための光デ
ィスク装置38が接続されている。
【0027】図2は図1に示す撮像システムの電気的構
成を示すブロック図である。
【0028】電子カメラ10の撮影動作,画像データの加
工および送信処理等はホスト・コンピュータ30から送信
されるコマンドに基づいて動作するカメラ制御装置18に
よって統括される。ホスト・コンピュータ30から送信さ
れるコマンドの受信およびホスト・コンピュータ30への
画像データの送信のために,電子カメラ10には通信イン
ターフェイス9が含まれている。
【0029】電子カメラ10には被写体像を結像するため
のズーム・レンズ機構11,絞り12,被写体像の結像位置
に配置され,撮影した被写体像を表わす映像信号を出力
するCCD13,CCD13から出力される映像信号に,色
分離,白バランス調整,黒バランス調整等を施してRG
B信号を得る信号処理回路14が含まれている。
【0030】ズーム・レンズ機構11のズーム量の調整お
よび絞り12の制御を行なうためにディジタル/アナログ
(D/A)変換回路22およびドライバ23が含まれてい
る。カメラ制御装置18からズーム量についての制御デー
タおよび絞りの制御データが出力され,D/A変換回路
22を介してドライバ23が駆動されることにより,ズーム
量の調整および絞りの調整がそれぞれ行なわれる。
【0031】信号処理回路14における信号処理もカメラ
制御装置18によって行なわれる。カメラ制御装置18から
出力される信号処理についてのディジタル制御データを
アナログ制御信号に変換して信号処理回路14に与えるた
めに電子カメラ10にはD/A変換回路28が含まれてい
る。
【0032】また電子カメラ10には測光素子20が含まれ
ている。測光素子20から出力される受光量を表わす信号
はアナログ/ディジタル(A/D)変換回路21に与えら
れディジタル・データに変換されてカメラ制御装置18に
与えられる。測光素子20から得られる受光量についての
データは絞り12の制御,信号処理回路14における白バラ
ンス調整および黒バランス調整に利用される。
【0033】ズーム・レンズ機構11におけるズーム量お
よび絞り12の絞り量をカメラ制御装置18において把握す
るために増幅器24およびA/D変換回路25が含まれてい
る。増幅器24およびA/D変換回路25を介してズーム量
および絞り量を表わすデータがカメラ制御装置18に与え
られる。
【0034】信号処理回路14における白バランス量およ
び黒バランス量をカメラ制御装置18において把握するた
めに積分回路26およびA/D変換回路27が含まれてい
る。積分回路26は信号処理回路14から得られる輝度信号
Yならびに色差信号R−GおよびB−Gをそれぞれ積分
するもので,積分された信号はA/D変換回路27を経て
カメラ制御装置18に与えられる。これによりカメラ制御
装置18において白バランス量および黒バランス量が把握
される。
【0035】ズーム量,絞り値,白バランス値および黒
バランス値はカメラ制御装置18の制御のもとにフィード
バック制御される。
【0036】電子カメラ10にはさらに,信号処理回路14
から出力されるRGB信号をディジタル画像データに変
換するアナログ/ディジタル(A/D)変換回路15,A
/D変換回路15において変換されたディジタル画像デー
タを記憶する画像メモリ16,画像データによって表わさ
れる画素を間引く間引回路19,および主メモリ17が含ま
れている。主メモリ17にはホスト・コンピュータ30に送
信する画像データを一時的に記憶する転送バッファ17
A,シャッタ制御,白バランスおよび黒バランスの調整
のためのカメラ制御パラメータを記憶するカメラ制御パ
ラメータ記憶部17B,現在の制御量が記憶される制御量
記憶部17Cならびにホスト・コンピュータ30から送信さ
れるカメラ制御パラメータを一時的に記憶する受信バッ
ファ17Dが設けられている。画像メモリ16は少なくとも
1フレーム分の画像データを記憶できる容量をもつ。
【0037】さらに電子カメラ10には撮影した被写体像
をモニタ表示装置5に表示するためにディジタル画像デ
ータをアナログ映像信号に変換するD/A変換回路29が
含まれている。
【0038】ホスト・コンピュータ30にはCPU31が含
まれており,CPU31によってホスト・コンピュータ30
の動作が統括される。ホスト・コンピュータ30に接続さ
れたキーボード36およびマウス37からCPU31に与えら
れる入力信号にもとづいてCPU31は後述する各種のデ
ータ,コマンド等を作成する。
【0039】またホスト・コンピュータ30には通信イン
ターフェイス33が含まれており,CPU31によって作成
されたデータやコマンドの電子カメラ10への送信および
電子カメラ10から送信される画像データの受信がこの通
信インターフェイス33を通して行なわれる。
【0040】さらにホスト・コンピュータ30には主メモ
リ32および表示メモリ34が含まれている。主メモリ32に
は,電子カメラ10から送信される画像データを記憶する
転送バッファ32A,およびキーボード36またはマウス37
によって表示装置40の画面上に設定された露光量,黒バ
ランス,白バランスなどのカメラ制御パラメータを記憶
するカメラ制御パラメータ記憶部32Bが含まれている。
表示メモリ34には表示装置40に表示される画像,文字お
よび記号を表わすデータが記憶される。
【0041】ホスト・コンピュータ30には光ディスク装
置38が接続され,光ディスク装置38において画像データ
が光ディスクに記録される。
【0042】鎖線で示すようにホスト・コンピュータ30
にモニタ表示装置5Aを付属させ,このモニタ表示装置
5Aと電子カメラ10とを直接に接続し,電子カメラ10に
おいて撮影した被写体像をこのモニタ表示装置5Aに表
示してホスト・コンピュータ30を操作しながら見ること
ができるようにしてもよい。
【0043】図3および図4はこの撮像システムにおけ
る撮像,伝送,表示,記録等の処理手順を示すフローチ
ャートであり,図3はホスト・コンピュータ30における
処理手順を,図4は電子カメラ10における処理手順をそ
れぞれ示している。
【0044】図5はホスト・コンピュータ30におけるカ
メラ制御パラメータのセットアップの一部を示すフロー
チャートであり,図3のステップ63の処理の一部を示し
ている。図6は電子カメラ10におけるカメラ制御パラメ
ータ記憶部17Bの書換え処理を示すフローチャートであ
り,図4のステップ81,82の処理の一部を示している。
図5および図6の詳細な説明については後述する。
【0045】図7は表示装置40の画面に設定される各種
領域を示すものである。図8は表示装置40の画面に設定
される各種領域のうち一部の領域の表示例を示すもの
で,主としてセットアップ領域の表示例を示している。
図9から図23は表示装置40に表示される画面の例を示し
ている。
【0046】ホスト・コンピュータ30の電源が入れられ
ると表示装置40に初期画面が表示される(図3ステップ
61)。
【0047】表示装置40の画面には,図7に示すように
メニュー表示領域126 ,セットアップ領域120 ,キャプ
チャ・コマンド入力領域122 ,プレビュー画像表示領域
121,カメラ制御パラメータ表示領域124 ,パラメータ
設定領域125 および主画像表示領域123 が必要に応じて
表示される。また図7には示されていないが,後述する
ようにプレビュー画像表示領域121 にプレビュー画像を
表示したときにプレビュー画像の画素レベル・ヒストグ
ラムを表示するためのヒストグラム・ウィンドウが表示
装置40の画面に表示される。初期画面にはメニュー表示
領域126 ,セットアップ領域120 ,キャプチャ・コマン
ド入力領域122 ,プレビュー画像表示領域121 およびカ
メラ制御パラメータ表示領域124 が表示される。
【0048】メニュー表示領域126 には「ファイル」,
「エディット」,「セットアップ」などのメニューが表
示される。「ファイル」は光ディスクに記録されている
データを主メモリ32に転送する処理,主メモリ32に記憶
されているデータを光ディスクに転送する処理などを行
なうときにマウス37を用いてクリックされる。「エディ
ット」は光ディスクに記録されているデータを読出して
そのデータによって表わされる画像を特定の領域に表示
するときにマウス37を用いてクリックされる。「セット
アップ」はカメラ制御パラメータを設定するときにクリ
ックされる。
【0049】「セットアップ」をクリックすることによ
り始まるカメラ制御データのセットアップ処理(図3ス
テップ62)について,図7から図17を参照して以下に説
明する。カメラ制御パラメータのセットアップはホスト
・コンピュータ30と電子カメラ10とが通信しながら行な
われる。
【0050】セットアップの項目には大別すると図8に
示すように,セレクトとアジャストとがある。セレクト
にはインプット,フラッシュ,露出,ポジ/ネガおよび
LUT(ルックアップテーブル)の各項目が含まれる。
アジャストには露出,黒バランスおよび白バランスが含
まれる。「セットアップ」がクリックされると,これら
の項目がセットアップ領域に表示される。
【0051】「インプット」は入力される画像データの
発生源,態様等を選択するときにクリックされる。「イ
ンプット」がクリックされると,上記発生源,態様等を
表わす項目が表示される。図8には画像データの発生源
の一例として「カメラ」(電子カメラ10を意味する)が
示されている。電子カメラ10から画像データを取込むと
きにはこの「カメラ」がクリックされる。
【0052】「フラッシュ」はフラッシュ発光をさせる
かどうかを設定するもので,「フラッシュ」がクリック
されると「オン」および「オフ」が表示され,マウス37
を用いていずれか一方を選択することができる。
【0053】露光量の調整に関しては,電子カメラ10に
おいて露出を自動的に調整するオート(AE)機能,ホ
スト・コンピュータ30において操作者が露出を設定する
リモート機能および電子カメラ10において操作者が露出
を設定するマニュアル機能の3種類がある。「露出」は
上記の3種類の機能のいずれかを選択するときにクリッ
クされる。セレクトの「露出」がクリックされると,
「AE」,「リモート」および「マニュアル」が表示さ
れ,操作者はマウス37を用いてこれらのうちのいずれか
の機能を選択することができる。
【0054】「ポジ/ネガ」はポジティブ撮影(通常の
撮影)とするか,ネガティブ撮影(白,黒レベルを反転
したもので,ネガフィルムの撮影などに適している)と
するかを設定するもので,「ポジ/ネガ」がクリックさ
れると「ポジ」および「ネガ」が表示され,いずれか一
方を選択することができる。
【0055】「LUT」は階調特性を設定するものであ
る。調整可能な階調特性には「デフォルト」および「L
UT1」〜「LUT5」がある。「デフォルト」はあら
かじめ定められた最も一般的な階調特性であり,「LU
T1」〜「LUT5」はこの撮影システムの利用者が任
意に定めることができる階調特性の種類を示す。「LU
T」がクリックされると,「デフォルト」および「LU
T1」〜「LUT5」が表示され,いずれかが選択され
る。
【0056】アジャストの「露出」は「リモート」モー
ドで,すなわちホスト・コンピュータ30において露光量
を設定するときにクリックされる。「露出」がクリック
されることにより表示装置40の表示画面のパラメータ設
定領域125 に露光量設定のために適した内容が表示さ
れ,露出の設定がホスト・コンピュータ30において可能
となる。
【0057】「黒バランス」は黒バランスを調整するも
のである。「黒バランス」がクリックされることにより
表示装置40の表示画面のパラメータ設定領域125 に黒バ
ランス調整に適した画面が表示され,黒バランス調整が
可能となる。
【0058】「白バランス」は白バランス調整をするた
めのものである。「白バランス」がクリックされること
により表示装置40の表示画面のパラメータ設定領域125
に白バランス調整に適した画面が表示され,白バランス
調整が可能となる。
【0059】図9は,上述したセットアップ項目のセレ
クトのうち,「インプット」について「カメラ」が,
「フラッシュ」について「オフ」が,「ポジ/ネガ」に
ついて「ポジ」が,「LUT」について「LUT1」が
それぞれ設定された状態の表示例を示しており,これら
の設定された項目はカメラ制御パラメータ表示領域124
に表示される。「セレクト」の5項目はどの順序で設定
してもよいが,ここでは最後に「露出」が設定されるこ
とになるものとする。
【0060】露光量の調整のために「AE」,「リモー
ト」または「マニュアル」のいずれかのモードを設定す
るために,セットアップ領域120 に表示されるセレクト
の「露出」をクリックすると,図10に示すようにプレビ
ュー画像表示領域121 に,「AE」,「リモート」およ
び「マニュアル」が表示される。マウス37を用いていず
れかのモードが選択される。
【0061】たとえば,「リモート」がクリックされた
とすると,カメラ制御パラメータ表示領域104 の「露
出」に「リモート」と表示され,リモート指令が電子カ
メラ10に送信される。「オート」がクリックされたとす
るとカメラ制御パラメータ表示領域104 の「露出」に
「オート」と表示され,オート指令が電子カメラ10に送
信される。
【0062】上述したように「リモート」はホスト・コ
ンピュータ30において操作者が露光量を調整するモード
であるから,操作者は,図11に示すように「アジャス
ト」の「露出」をクリックする。すると,図12に示すよ
うに表示装置40の表示画面のパラメータ設定領域125
に,露光量の調整に適した画面が表示される。
【0063】露光量はこの実施例においては絞り値によ
り調整される。シャッタ速度は固定である。もっともシ
ャッタ速度も設定可能としてもよいのはいうまでもな
い。
【0064】図12に示すパラメータ設定領域125 におい
て,絞り値のレンジ(開放絞り値:オープンFおよび全
閉絞り値:クローズF)および現在の絞り値(現在値
F)が表示される。現在値Fは電子カメラ10における絞
りの現在の絞り値であり,電子カメラ10からホスト・コ
ンピュータ30に伝送されてきたものが表示される。
【0065】スクロール・バー125 Aの長さによって表
わされる絞り値は現在値として数字で表示される。操作
者が「OK」の表示をクリックすると,そのときのスク
ロール・バー125 Aの長さによって表わされる絞り値に
設定される。設定された絞り値は,図13に示すようにカ
メラ制御パラメータ表示領域124 に表示される。設定さ
れた絞り値についてのセットアップ・データは電子カメ
ラ10に送信される。セットアップ・データが電子カメラ
10に送信されたあとの処理について詳しくは後述する。
【0066】パラメータ設定領域125 には「取消」の表
示もあり,これをクリックすることにより設定絞り値を
キャンセルすることができる。
【0067】次に黒バランス調整について説明する。
【0068】図14に示すようにセットアップ領域120 に
表示される「黒バランス」がクリックされると,図15に
示すようにパラメータ設定領域125 に黒バランス調整に
適した内容が表示される。
【0069】「露出」に関しては上述したように「セレ
クト」の項目で「AE」,「リモート」および「マニュ
アル」のいずれかを選択することができたが,黒バラン
スに関しては「セレクト」の項目に含まれていない。そ
こで,黒バランス調整についても自動調整が選択できる
ようにパラメータ設定領域125 には「オート」の表示が
含まれている。操作者が「オート」をクリックすると,
その旨がホスト・コンピュータ30から電子カメラ10に伝
送される。
【0070】黒バランス調整は赤と青について行なわれ
る。パラメータ表示領域124 に表示される「赤」,
「青」をクリックすることにより黒バランスのリモート
制御が設定される。リモート制御が設定されるとリモー
ト指令が電子カメラ10に送信される。
【0071】絞り値の設定と同じように,マウス37を操
作してスクロール・バー125 R,125 Bの長さを所望の
値となるように調整することにより黒バランス調整が行
なわれる。スクロール・バー125 R,125 Bの長さによ
って表わされる赤,青についての設定値はそれぞれ数字
で表示される。
【0072】「OK」の表示がクリックされると,これ
らの設定値は電子カメラ10に送信される。
【0073】電子カメラ10にオート指令が与えられたと
きには黒バランスの自動制御が行なわれる。
【0074】黒バランス設定値は図16に示すようにカメ
ラ制御パラメータ表示領域124 に表示される。白バラン
ス調整も黒バランス調整と同様にして行なわれる。
【0075】図17に示すようにセットアップ領域120 に
表示される「白バランス」がクリックされると,図18に
示すようにパラメータ設定領域125 に白バランス調整に
適した内容が表示される。
【0076】白バランス調整についても黒バランス調整
と同様に自動調整が選択できるようにパラメータ設定領
域125 に「オート」の表示が含まれている。操作者が
「オート」をクリックすると,その旨がホスト・コンピ
ュータ30から電子カメラ10に伝送される。
【0077】白バランス調整も赤と青について行なわれ
る。白バランス調整においてもパラメータ表示領域104
に表示される「赤」,「青」をクリックすることにより
リモート制御が設定される。リモート制御が設定される
とリモート指令が電子カメラ10に送信される。
【0078】マウス37を操作してスクロール・バー125
R,125 Bの長さが所望の長さとなるようにして白バラ
ンス調整が行なわれる。スクロール・バー125 R,125
Bの長さによって表わされる赤,青についての設定値は
それぞれ数字で表示される。
【0079】「OK」の表示がクリックされると,これ
らの設定値は電子カメラ10に送信される。電子カメラ10
において白バランス設定値が受信されると,この設定値
にしたがって白バランス調整が行なわれる(図4ステッ
プ81,82)。
【0080】このようにして電子カメラ10の撮影制御は
ホスト・コンピュータ30からの指令に応答して行なわれ
る。セットアップ・モードにおいて設定されたすべての
カメラ制御データは図19に示すようにカメラ制御データ
表示領域124 に表示されるとともに,ホスト・コンピュ
ータ30の主メモリ32のカメラ制御パラメータ記憶部32B
および電子カメラ10の主メモリ17の受信バッファ17Dに
記憶された後カメラ制御パラメータ記憶部17Bに記憶さ
れる。電子カメラ10においてはカメラ制御パラメータ記
憶部17Bと制御量記憶部17Cにそれぞれ記憶されたパラ
メータが一致しているときにカメラ制御パラメータにも
とづいた調整が行なわれる。この調整については詳しく
は後述する。
【0081】さらにフォーカシングのためのレンズ位
置,ズーム倍率などもカメラ制御パラメータ記憶部32B
に記憶するようにし,リモート制御のときには制御量記
憶部17Cから読出してホスト・コンピュータ30に送信し
て表示するようにしてもよい。
【0082】続いてキャプチャ・コマンド入力領域122
について説明する。
【0083】図20に示すようにキャプチャ・コマンド入
力領域122 には,「インプット」,「フレーム」,「シ
ョット」,「ゲット」,「ウィンドウ」,「ファイ
ル」,「X」,「Y」,「W」,「H」,「残容量」,
「データ量」および「倍率」が表示され,プレビュー画
像表示領域121 には電子カメラ10が撮影している被写体
像が表示される。
【0084】「インプット」および「フレーム」はモニ
タ表示装置5に表示する画像を表わす映像信号をどこか
ら得るかということを選択するためのものである。「イ
ンプット」モードでは,CCD13から得られる映像信号
が信号処理回路14を経て,画像メモリ16を通すことな
く,直接にモニタ表示装置5に与えられる。CCD13は
通常のNTSC駆動(640 ×480 画素)とハイビジョン
駆動(1280×960 画素)とを選択的に切替えることが可
能なものである。モニタ表示装置5はNTSCレートで
動作するので,「インプット」モードではCCD13はN
TSC駆動される。これに対して「フレーム」モード
は,画像メモリ16に蓄えられている画像データをD/A
変換回路29を経てモニタ表示装置5に与え,その画像デ
ータによって表わされる画像を表示させるものである。
信号処理回路14から出力されるスルーの映像信号(「イ
ンプット」モード)と,D/A変換回路29から出力され
る映像信号(「フレーム」モード)とを切替えるため
に,カメラ制御装置18によって制御される切替回路6が
設けられている。
【0085】図20においては「フレーム」に黒丸の表示
が加えられており,「フレーム」モードが設定されてい
ることを表わす。図4に示すステップ83〜90の処理も
「フレーム」モードにおける動作を示している。
【0086】「ショット」は電子カメラ10に被写体を撮
影させ,かつこの撮影により得られた画像データを間引
いてホスト・コンピュータに伝送させる指令を与えるも
のである。「ショット」のクリックに応答して電子カメ
ラ10で撮影されることにより得られる画像データは一旦
画像メモリ16に蓄えられ,後述するように1/8に縮小
されてホスト・コンピュータ30に伝送され,プレビュー
画像表示領域121 にプレビュー画像として表示される。
被写体像の撮影はCCD13のハイビジョン駆動により行
なわれる。また,「ショット」指令が与えられると自動
的に「フレーム」モードになり,モニタ表示装置6には
画像メモリ16に蓄えられた画像データによって表わされ
る画像が表示される。
【0087】「ショット」がクリックされることにより
表示装置40の画面にプレビュー画像の画素レベル・ヒス
トグラムを表示するヒストグラム・ウィンドウ127 が表
示される。ヒストグラム・ウィンドウ127 にプレビュー
画像の色レベル分布が表示されるので,最適な撮影条件
の設定に利用できる。
【0088】「ゲット」は電子カメラ10において撮影に
より得られた画像データを最終的にホスト・コンピュー
タ30に取込むことを指令するものであり,「フレーム」
モードにおいて意義がある。一般的には,後述するよう
に,「ショット」のクリックによりプレビュー画像表示
領域121 に表示させ,領域や倍率(解像度)を指定した
のちに「ゲット」がクリックされる。
【0089】「ウィンドウ」および「ファイル」は「ゲ
ット」指令によって取込むべき画像データの行先を指定
するものである。「ウィンドウ」がクリックされると,
電子カメラ10から伝送された画像データは主メモリ32の
転送バッファ32Aに格納されるとともに,表示装置40の
主画像表示領域123 にその画像データによって表わされ
る像が表示される。「ファイル」がクリックされると,
電子カメラ10から伝送された画像データは主メモリ32の
転送バッファ32Aに格納されたのち,必要に応じて加工
されながら,光ディスク装置38によって光ディスクに格
納される。
【0090】「X」,「Y」,「W」および「H」はプ
レビュー画像上において,「ゲット」指令によって取込
むべき画像領域を指定するためのものである。図21に示
すように「X」および「Y」は指定領域の一角の点の
X,Y座標を表わし,「W」は指定領域の幅を,「H」
は指定領域の高さをそれぞれ表わしている。マウス37の
操作によってこれら「X」,「Y」,「W」および
「H」の値を入力することにより所望の領域を指定する
ことができる。
【0091】倍率は「ゲット」指令によって取込むべき
画像の解像度を選択するためのもので,この実施例では
1倍,0.5 倍,0.25倍および0.125 倍のうちのいずれか
をマウス37により選択することができる。ズーム・レン
ズ機構11における拡大率をホスト・コンピュータ30にお
いて設定可能であれば撮影倍率を1倍を超える値にする
ことも可能となる。この実施例では,電子カメラ10のズ
ーム・レンズ機構11を操作者が手動で操作して拡大した
ときのみ,倍率として1を超える値が設定される。
【0092】「残容量」はホスト・コンピュータ30の主
メモリ32の転送バッファ32Aの残容量を示すものであ
る。
【0093】「データ量」は「ゲット」指令に応答して
電子カメラ10から送信される画像データの量を示すもの
である。
【0094】再び図3および図4を参照して,ホスト・
コンピュータ30のキャプチャ・コマンド入力領域122 か
らの各種指令の入力に応答して,電子カメラ10で被写体
を撮像し,撮像により得られた画像データをホスト・コ
ンピュータ30に伝送して,表示装置40に表示する処理に
ついて統一的に説明する。
【0095】上述したセットアップ処理(図3ステップ
62)が終了すると,ホスト・コンピュータ30は,「ショ
ット」のクリック待ち(図3ステップ63)または領域指
定,倍率および撮影した画像データの取込み先の指定待
ち(図3ステップ68)になる。
【0096】「ショット」がクリックされると(図3ス
テップ63),CPU31によってショット・コマンドが作
成される(図3ステップ64)。作成されたショット・コ
マンドは電子カメラ10に送信される。
【0097】続いて,プレビュー・コマンドが作成され
る(図3ステップ65)。このプレビュー・コマンドは,
撮像により得られた画像データを縮小(この実施例では
一律に1/8)した上で送信せよという指令であり,電
子カメラ10に送られる。
【0098】電子カメラ10においてショット・コマンド
が受信されると(図4ステップ83),既に設定されてい
るカメラ制御パラメータの条件下で被写体OBの撮影お
よび必要な画像データ処理が行なわれる。
【0099】撮像,処理により得られる画像データは画
像メモリ16に記憶される(図4ステップ84)。
【0100】続いて,電子カメラ10においてプレビュー
・コマンドが受信されると(図4ステップ85),インプ
ット・モードであればフレーム・モードとなり,画像メ
モリ16に記憶されている画像データが読出され間引回路
19に与えられる。間引回路19において,水平方向に160
画素,垂直方向に120 画素の画像データとなるように画
像データが1/8に均一に間引かれる。間引かれた画像
データは間引回路19から転送バッファ17Aに与えられ一
時記憶される(図4ステップ86)。転送バッファ17Aに
一時記憶された画像データが,ホスト・コンピュータ30
に送信される。
【0101】ホスト・コンピュータ30において電子カメ
ラ10から送信された1/8に縮小された画像データが受
信されると,このプレビュー画像データは転送バッファ
32Aに一時記憶される(図3ステップ66)。転送バッフ
ァ32Aに記憶されている画像データは転送バッファ32A
から読出され表示メモリ34に与えられ,この画像データ
によって表わされるプレビュー画像がプレビュー画像表
示領域121 に表示される(図3ステップ67)。プレビュ
ー画像表示領域121 に表示されたプレビュー画像の一例
が図20に示されている。
【0102】操作者はこのプレビュー画像を見て,所望
のアングル,大きさ,画質等の像が得られているかどう
かを確認することができる。もし必要ならばカメラ制御
パラメータの再設定(図3ステップ62)を行なってもよ
い。
【0103】所望の画像データが得られたかどうかをホ
スト・コンピュータ30において見るためには電子カメラ
10からホスト・コンピュータ30に撮像画像データを伝送
する必要がある。一駒分の画像データは上述のように12
80×960 画素(1画素当り1バイトとすると1228Kバイ
ト,カラーの場合にはこの3倍)とデータ量がきわめて
多いので,データ伝送に長い時間がかかる。上述のよう
にプレビュー画像データについては1/8に縮小して電
子カメラ10からホスト・コンピュータ30に伝送している
ので伝送時間を短くすることができる。
【0104】操作者がプレビュー画像を見て良好な画像
が得られていることを確認すると,撮像した画像データ
を最終的に取込む必要がある。一駒全体(1280×960 )
の画像データを取込んでもよいが,一般には一部分のみ
が必要な場合が多い。そこで操作者はプレビュー画像上
で図21に示すように,取込むべき画像の領域,倍率およ
び取込み先を指定する(図3ステップ68でYES )。続い
て操作者は「ゲット」をクリックする(図3ステップ69
でYES )。すると,指定された領域,倍率を含むゲット
・コマンドが作成され,電子カメラ10に送信される(図
3ステップ70)。
【0105】上述したように,拡大画像が欲しい場合に
は操作者は電子カメラ10のズーム・レンズ機構11を手動
操作して所望の倍率に設定することができる。この場合
には操作者は再び「ショット」をクリックして,被写体
の撮影,プレビューを繰返す。
【0106】電子カメラ10においてゲット・コマンドが
受信されると(図4ステップ88),指定された領域の画
像データが画像メモリ16から読出される。
【0107】倍率が1より小さいときには画像メモリ16
から読出された画像データは間引回路19に与えられ,設
定された倍率に応じた間引きが行なわれる。画像データ
は転送バッファ17Aに一時記憶されたのち(図4ステッ
プ89),ホスト・コンピュータ30に送信される(図4ス
テップ90)。
【0108】このように真に必要な領域についての画像
データのみが電子カメラ10から送信されるので,画像デ
ータの伝送時間を短縮することができる。
【0109】電子カメラ10から送信された画像データは
ホスト・コンピュータ30において受信される(図3ステ
ップ71)。画像データが受信されると,この画像データ
は先に指定されている取込み先に転送される。すなわ
ち,取込み先が「ウィンドウ」(主メモリ)の場合に
は,受信した画像データは主メモリ32の転送バッファ32
Aに記憶されるとともに,その画像データによって表わ
される画像が図22に示すように表示装置40の主画像表示
領域123 に表示される(図3ステップ73)。取込み先が
「ファイル」の場合には,受信した画像データは一旦主
メモリ32に記憶されたのち,必要に応じ加工され,光デ
ィスク装置38に転送されて,光ディスクに記録される
(図3ステップ75)。このときには主画像表示領域123
には画像は表示されない(図23参照)が,表示するよう
にしてもよい。
【0110】操作者は取込み先を「ウィンドウ」にして
おいて主画像表示領域123 に表示された被写体像を見た
のちに,「ファイル」をクリックしてもよい。それに応
答して主メモリ32に記憶されている画像データは光ディ
スクに記録される(図3ステップ74でYES ,ステップ7
5)。「ファイル」をクリックすることなく,再度「シ
ョット」指令からやり直すようにしてももちろんよい。
【0111】キャプチャ・コマンド入力領域122 には主
メモリ32の残容量および伝送されてきた画像データのデ
ータ量が表示されているので,これらの量を見ながら操
作者は上述したような各種の指令を入力することができ
る。主メモリ32の残容量が電子カメラ10から伝送されて
くる画像データのデータ量よりも少ないときには「ゲッ
ト」指令の入力を禁止するようにすることが好ましい。
【0112】次に図5および図6を参照し,ホスト・コ
ンピュータ30におけるカメラ制御パラメータのセットア
ップ処理および電子カメラ10におけるホスト・コンピュ
ータ30から送信されるセットアップ・データに応じた調
整処理について詳述する。
【0113】電子カメラ10の電源が入れられると撮影中
であるかどうかが調べられる(図6ステップ101 )。撮
影中でないと判断されると,電子カメラ10に装着されて
いるズーム・レンズ機構11および絞り12がリモート制御
可能かどうかが判断される(図6ステップ103 )。
【0114】リモート制御可能なズーム・レンズ機構11
および絞り12であれば現在の絞り値が検出される(図6
ステップ104 )。検出された絞り値は主メモリ17に与え
られ制御量記憶部17Cに新しい絞り値として記憶される
(図6ステップ105 )。リモート制御不可能なズーム・
レンズ機構11および絞り12が電子カメラ10に装着されて
いるときには,リモート制御不可能である旨が制御量記
憶部17Cに記憶される(図6ステップ106 )。
【0115】白バランス値,黒バランス値も検出され制
御量記憶部17Cに記憶されるがこれらの値は必ずしも検
出する必要はない。
【0116】被写体の撮影が行なわれていると絞り値等
の制御量の検出処理において画像が乱れるのを防止する
ため,垂直帰線期間となるまで上記の処理は実行されな
い。絞り12の絞り値の検出は被写体の撮影中でなければ
定期的に行なわれ,撮影中であれば垂直帰線期間ごとに
行なわれる。このようにして電子カメラ10においては絞
り12の絞り値が常に新しいデータとして制御量記憶部17
Cに記憶される。必要ならば白バランス値,黒バランス
値などのその他の制御量も常に新しいデータが制御量記
憶部17Cに記憶される。
【0117】ホスト・コンピュータ30から電子カメラ10
への送信にはセットアップ・データの送信および制御量
送信指令の送信の2種類がある。
【0118】セットアップ・データの送信は上述したよ
うにセットアップされたカメラ制御パラメータの送信処
理であり,制御量送信指令の送信は電子カメラ10の現在
の制御量をホスト・コンピュータ30に送信させるときの
送信処理である。
【0119】カメラ制御データのセットアップ処理を行
なうときに電子カメラ10に設定されている現在の制御量
を知る必要があるときには(図5ステップ91),キーボ
ード36を用いて報知モードが指定される。するとCPU
31において制御量送信指令が作成される。作成された制
御量送信指令は電子カメラ10に送信される。
【0120】電子カメラ10はカメラ制御パラメータ記憶
部17Bに記憶されたカメラ制御パラメータに応じてフィ
ードバック制御され,制御された制御量が制御量記憶部
17Cに記憶される。このため制御量記憶部17Cに記憶さ
れている現在の制御量とカメラ制御パラメータ記憶部17
Bに記憶されているカメラ制御パラメータとは本来一致
する筈である。しかし,かメラ制御パラメータ記憶部17
Bに記憶され,絞り12の制御が行なわれたあとに絞り12
を含む撮像光学系が外されたり,制御パラメータの異な
る撮像光学系が電子カメラ10に装着されたときには両者
は一致しない。このようなときにホスト・コンピュータ
10から送信された制御パラメータにもとづいて電子カメ
ラ10を制御しても正確な制御を行なうことはできない。
このためにホスト・コンピュータ30から制御量送信指令
が送信されると制御量記憶部17Cに記憶されている現在
の制御量(絞り値,黒バランス,白バランスなど)とカ
メラ制御パラメータ記憶部17Bに記憶されているカメラ
制御パラメータとが定期的に比較されている(図6ステ
ップ107 )。
【0121】ホスト・コンピュータ30からデータまたは
制御指令が送信されなければ図6ステップ101 の処理に
戻る(図6ステップ108 )。
【0122】電子カメラ10においてはホスト・コンピュ
ータ30からの送信があると,その内容が解析され(図6
ステップ108 ,109 ),その受信時の直前に比較された
結果が読取られる(図6ステップ116 )。
【0123】比較の結果が一致していると判断される
と,制御量記憶部17Cに記憶されている制御量がホスト
・コンピュータ30に送信される(図6ステッブ117 ,11
8 )。このように電子カメラ10の制御量はホスト・コン
ピュータ30からの送信制御指令に応答してのみホスト・
コンピュータ30に送信される。
【0124】ホスト・コンピュータ30において電子カメ
ラ10から送信されるカメラ制御パラメータが受信され
(図5ステップ92),カメラ制御パラメータの内容が表
示装置40に表示される(図5ステップ93)。表示された
カメラ制御パラメータのうち設定または変更が必要なカ
メラ制御パラメータについてセットアップ処理が行なわ
れる。
【0125】比較の結果,不一致と判定されるとその旨
がホスト・コンピュータ30に送信される(図6ステップ
119 )。これにより操作者による電子カメラ10の点検が
行なわれる。
【0126】上述のようにして設定された絞り値,黒バ
ランス値,白バランス値などのセットアップ・データが
電子カメラ10に送信されたときにも制御量記憶部17Cに
記憶された制御量とカメラ制御パラメータ記憶部17Bに
記憶されたカメラ制御パラメータとの比較結果の読取り
が行なわれる(図6ステップ110 )。但し,黒バランス
値,白バランス値については必ずしも比較してその結果
を読取る必要はない。ホスト・コンピュータ30から送信
されたセットアップ・データは受信バッファ17Dにおい
て一時的に記憶される。
【0127】比較の結果,記憶部17Bおよび17Cに記憶
されているカメラ制御パラメータと制御量とが不一致な
らば(図6ステップ111 ),ホスト・コンピュータ30か
ら送信されたカメラ制御パラメータに基づいた制御を正
確に達成できないと判断できるので,不一致である旨が
ホスト・コンピュータ30に送信される(図6ステップ11
9 )。これによりホスト・コンピュータ30側において,
撮像光学系の交換などがあったことが認識される。
【0128】比較の結果,記憶部17Bおよび17Cに記憶
されている絞り値のカメラ制御パラメータが一致すれ
ば,その旨がホスト・コンピュータ30に送信される(図
6ステップ112 )。また受信バッファ17Dに一時的に記
憶されたセットアップ・データがカメラ制御パラメータ
記憶部17Bに記憶される(図6ステップ113 ,114 )。
【0129】カメラ制御パラメータ記憶部17Bにカメラ
制御パラメータが記憶されると,設定された目標値とな
るように制御される(図6ステップ115 )。
【0130】このようにして,正確な制御を達成するこ
とができるときにのみ制御可能なので,常に正確な制御
量の調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮像システムの全体構成を示している。
【図2】撮像システムの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】ホスト・コンピュータにおける処理手順を示す
フローチャートである。
【図4】電子カメラにおける処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】セットアップ処理の一部の手順を表わすフロー
チャートである。
【図6】カメラ制御パラメータの書換処理を表わすフロ
ーチャートである。
【図7】表示装置に表示される複数の表示領域を示して
いる。
【図8】表示装置の一部の領域に表示される内容を示し
ている。
【図9】表示装置における表示例を示している。
【図10】表示装置における表示例を示している。
【図11】表示装置における表示例を示している。
【図12】表示装置における表示例を示している。
【図13】表示装置における表示例を示している。
【図14】表示装置における表示例を示している。
【図15】表示装置における表示例を示している。
【図16】表示装置における表示例を示している。
【図17】表示装置における表示例を示している。
【図18】表示装置における表示例を示している。
【図19】表示装置における表示例を示している。
【図20】表示装置における表示例を示している。
【図21】表示装置における表示例を示している。
【図22】表示装置における表示例を示している。
【図23】表示装置における表示例を示している。
【符号の説明】
9,33 通信インターフェイス 10 電子カメラ 11 ズーム・レンズ機構 12 絞り 13 CCD 14 信号処理回路 15 A/D変換回路 16 画像メモリ 17,32 主メモリ 18 カメラ制御装置 30 ホスト・コンピュータ 31 CPU 36 キーボード 37 マウス 40 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−4679(JP,A) 特開 平3−247179(JP,A) 特開 昭62−42672(JP,A) 特開 平1−94311(JP,A) 特開 平2−58485(JP,A) 特開 平4−348674(JP,A) 特開 平5−56327(JP,A) 特開 平5−56326(JP,A) 特開 平5−219430(JP,A) 特開 平5−219428(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系の制御パラメータを所与の指
    令に応じて調整し,この撮像光学系を用いて被写体を撮
    影し,撮影した被写体像を表わす画像データを生成する
    電子カメラ,および上記電子カメラと交信可能であり,
    上記電子カメラとの交信において主導権をもつコンピュ
    ータ・システムから構成される撮像システムの制御方法
    であり, 上記コンピュータ・システムが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する目標値が設定
    されたときに,設定された目標値を設定指令とともに上
    記電子カメラに伝送するように制御し, 上記電子カメラが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出し, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶しておき, 検出した撮像光学系に関する制御量と記憶している目標
    値とを定期的に比較し,かつその比較結果を記憶してお
    き, 上記コンピュータ・システムから設定指令とともに目標
    値が伝送されたことに応答して,その直前の記憶してい
    る比較結果を読取り,比較結果が一致を示していれば上
    記コンピュータ・システムから伝送された目標値を新た
    な目標値として記憶し,一致している旨を上記コンピュ
    ータ・システムに上記設定指令の応答として送信し,そ
    して上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量が
    新たに記憶された目標値となるようにフィードバック制
    御を行い,比較結果が不一致を示しているならばその旨
    を上記設定指令の応答として上記コンピュータ・システ
    ムに送信するように制御する, 撮像システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 撮像光学系の制御パラメータを所与の指
    令に応じて調整し,この撮像光学系を用いて被写体を撮
    影し,撮影した被写体像を表わす画像データを生成する
    電子カメラ,および上記電子カメラと交信可能であり,
    上記電子カメラとの交信において主導権をもつコンピュ
    ータ・システムから構成される撮像システムの制御方法
    であり, 上記コンピュータ・システムが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する現在の制御量
    を報知する報知モードが設定されたときに,上記電子カ
    メラに制御量送信指令を伝送するように制御し, 上記電子カメラが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出し, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶しておき, 検出した撮像光学系の制御パラメータに関する制御量と
    記憶している目標値とを定期的に比較し,かつその比較
    結果を記憶しておき, 上記コンピュータ・システムから制御量送信指令が伝送
    されたことに応答して,その直前の記憶している比較結
    果を読取り,比較結果が一致を示していれば制御量送信
    指令の受信時の直前に検出された制御量を上記制御量送
    信指令の応答として上記コンピュータ・システムに送信
    し,比較結果が不一致を示しているならばその旨を上記
    制御量送信指令に応答して上記コンピュータ・システム
    に送信する, 撮像システムの制御方法。
  3. 【請求項3】 交信において主導権をもつコンピュータ
    ・システムと通信路を用いて交信可能であり,撮像光学
    系の制御パラメータを所与の指令に応じて調整し,この
    撮像光学系を用いて被写体を撮影し,撮影した被写体像
    を表わす画像データを生成する電子カメラの制御方法で
    あり, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出し, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶しておき, 検出した撮像光学系に関する制御量と記憶している目標
    値とを定期的に比較し,かつその比較結果を記憶してお
    き, 上記コンピュータ・システムから設定指令とともに上記
    撮像光学系に関する目標値が伝送されたことに応答し
    て,その直前の記憶している比較結果を読取り,比較結
    果が一致を示していれば上記コンピュータ・システムか
    ら伝送された目標値を新たな目標値として記憶し,一致
    している旨を上記コンピュータ・システムに上記設定指
    令の応答として送信し,そして上記撮像光学系の制御パ
    ラメータに関する制御量が新たに記憶された目標値とな
    るようにフィードバック制御を行ない,比較結果が不一
    致を示しているならばその旨を上記コンピュータ・シス
    テムに送信する, 電子カメラの制御方法。
  4. 【請求項4】 交信において主導権をもつコンピュータ
    ・システムと通信路を用いて交信可能であり,撮像光学
    系の制御パラメータを所与の指令に応じて調整し,この
    撮像光学系を用いて被写体を撮影し,撮影した被写体像
    を表わす画像データを生成する電子カメラの制御方法で
    あり, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出し, 与えられた撮像光学系に関する目標値を記憶しておき, 検出した撮像光学系の制御パラメータに関する制御量と
    記憶している目標値とを定期的に比較し,かつその比較
    結果を記憶しておき, 上記コンピュータ・システムから制御量送信指令が伝送
    されたことに応答して,その直前の記憶している比較結
    果を読取り,比較結果が一致を示していれば制御量送信
    指令の受信時の直前に検出された制御量を上記制御量送
    信指令の応答として上記コンピュータ・システムに送信
    し,比較結果が不一致を示しているならばその旨を上記
    制御量送信指令に応答して上記コンピュータ・システム
    に送信する, 電子カメラの制御方法。
  5. 【請求項5】 撮像光学系の制御パラメータを所与の指
    令に応じて調整し,この撮像光学系を用いて被写体を撮
    影し,撮影した被写体像を表わす画像データを生成する
    電子カメラ,および上記電子カメラと交信可能であり,
    上記電子カメラとの交信において主導権をもつコンピュ
    ータ・システムから構成される撮像システムであり, 上記コンピュータ・システムが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する目標値を設定
    する手段,および設定された目標値を設定指令とともに
    上記電子カメラに伝送する手段を備え, 上記電子カメラが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出する手段, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶する目標値記憶手段, 上記検出手段により検出された制御量が所与の目標値と
    一致するようにフィードバック制御する手段, 検出された撮像光学系に関する制御量と記憶されている
    目標値とを定期的に比較する手段, 上記比較手段による比較結果を記憶する比較結果記憶手
    段, 上記比較結果記憶手段により記憶された比較結果を上記
    コンピュータ・システムに送信する手段,および上記コ
    ンピュータ・システムから設定指令とともに目標値が伝
    送されたことに応答して,その直前に上記比較結果記憶
    手段に比較された比較結果を読取り,比較結果が一致を
    示していれば上記コンピュータ・システムから伝送され
    た目標値を新たな目標値として上記目標値記憶手段に記
    憶し,一致している旨を上記送信手段を用いて上記コン
    ピュータ・システムに上記設定指令の応答として送信
    し,そして上記撮像光学系の制御パラメータに関する制
    御量が新たに記憶された目標値となるように上記フィー
    ドバック制御手段を用いてフィードバック制御を行な
    い,比較結果が不一致を示しているならばその旨を上記
    送信手段を用いて上記コンピュータ・システムに送信す
    るよう制御する手段を備えている, 撮像システム。
  6. 【請求項6】 撮像光学系の制御パラメータを所与の指
    令に応じて調整し,この撮像光学系を用いて被写体を撮
    影し,撮影した被写体像を表わす画像データを生成する
    電子カメラ,および上記電子カメラと交信可能であり,
    上記電子カメラとの交信において主導権をもつコンピュ
    ータ・システムとから構成される撮像システムであり, 上記コンピュータ・システムが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する現在の制御量
    を報知する報知モードを設定する手段,および報知モー
    ドが設定されたときに上記電子カメラに制御量送信指令
    を伝送する手段を備え, 上記電子カメラが, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出する手段, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶する目標値記憶手段, 検出した撮像光学系の制御パラメータに関する制御量と
    記憶している目標値とを定期的に比較する手段, 上記比較手段による比較結果を記憶する比較結果記憶手
    段, 上記比較結果記憶手段により記憶された比較結果および
    上記撮像光学系に関する目標値を上記コンピュータ・シ
    ステムに送信する手段,ならびに上記コンピュータ・シ
    ステムから制御量送信指令が伝送されたことに応答し
    て,その直前に上記比較結果記憶手段に記憶された比較
    結果を読取り,比較結果が一致を示していれば制御量送
    信指令の受信時の直前に上記検出手段によって検出され
    た制御量を上記制御量送信指令の応答として上記送信手
    段を用いて上記コンピュータ・システムに送信し,比較
    結果が不一致を示しているならばその旨を上記制御量送
    信指令に応答して上記送信手段を用いて上記コンピュー
    タ・システムに送信するよう制御する手段を備えてい
    る, 撮像システム。
  7. 【請求項7】 交信において主導権をもつコンピュータ
    ・システムと通信路を用いて交信可能であり,撮像光学
    系の制御パラメータを所与の指令に応じて調整し,この
    撮像光学系を用いて被写体を撮影し,撮影した被写体像
    を表わす画像データを生成する電子カメラであり, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出する手段, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶する目標値記憶手段, 上記検出手段により検出された制御量が所与の目標値と
    一致するようにフィードバック制御する手段, 検出された撮像光学系に関する制御量とすでに記憶され
    ている目標値とを定期的に比較する手段, 上記比較手段による比較結果を記憶する比較結果記憶手
    段, 上記比較結果記憶手段により記憶された比較結果を上記
    コンピュータ・システムに送信する手段,および上記コ
    ンピュータ・システムから設定指令とともに上記撮像光
    学系に関する目標値が伝送されたことに応答して,その
    直前の記憶している比較結果を上記比較結果記憶手段か
    ら読取り,比較結果が一致を示していれば上記コンピュ
    ータ・システムから伝送された目標値を新たな目標値と
    して上記目標値記憶手段に記憶し,一致している旨を表
    わす一致データを上記送信手段を用いて上記コンピュー
    タ・システムに上記設定指令の応答として送信し,そし
    て上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量が新
    たに記憶された目標値となるように上記フィードバック
    制御手段にフィードバック制御を行ない,比較結果が不
    一致を示しているならばその旨を上記送信手段を用いて
    上記コンピュータ・システムに送信するよう制御する手
    段, を備えた電子カメラ。
  8. 【請求項8】 交信において主導権をもつコンピュータ
    ・システムと通信路を用いて交信可能であり,撮像光学
    系の制御パラメータを所与の指令に応じて調整し,この
    撮像光学系を用いて被写体を撮影し,撮影した被写体像
    を表わす画像データを生成する電子カメラであり, 上記撮像光学系の制御パラメータに関する制御量を定期
    的に検出する手段, 与えられた撮像光学系の制御パラメータに関する目標値
    を記憶する目標値記憶手段, 検出された撮像光学系の制御パラメータに関する制御量
    と記憶されている目標値とを定期的に比較する手段, 上記比較手段による比較結果を記憶する比較結果記憶手
    段, 上記比較結果記憶手段により記憶された比較結果および
    上記撮像光学系に関する目標値を上記コンピュータ・シ
    ステムに送信する手段,ならびに上記コンピュータ・シ
    ステムから制御量送信指令が伝送されたことに応答し
    て,その直前に上記比較結果記憶手段に記憶されている
    比較結果を読取り,比較結果が一致を示していれば制御
    量送信指令の受信時の直前に上記検出手段によって検出
    された制御量を上記制御量送信指令の応答として上記送
    信手段を用いて上記コンピュータ・システムに送信し,
    比較結果が不一致を示しているならばその旨を上記制御
    量送信指令に応答して上記送信手段を用いて上記コンピ
    ュータ・システムに送信するよう制御する手段, を備えた電子カメラ。
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