JP3206040B2 - 電子弦楽器 - Google Patents
電子弦楽器Info
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- JP3206040B2 JP3206040B2 JP28368191A JP28368191A JP3206040B2 JP 3206040 B2 JP3206040 B2 JP 3206040B2 JP 28368191 A JP28368191 A JP 28368191A JP 28368191 A JP28368191 A JP 28368191A JP 3206040 B2 JP3206040 B2 JP 3206040B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子弦楽器に関し、詳細
には、ピッキングされた弦の音に複数の効果を付加して
出力する場合に、少なくとも特定の音に対して付与する
効果と他の音に対して付与する効果とを異ならせること
が可能な電子弦楽器に関する。
には、ピッキングされた弦の音に複数の効果を付加して
出力する場合に、少なくとも特定の音に対して付与する
効果と他の音に対して付与する効果とを異ならせること
が可能な電子弦楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子弦楽器(例えば、電子ギター等)等
においては、ピッキングされた弦の弦振動をピックアッ
プにより電気信号に変換し、効果付加回路を接続して原
音とは異なった音を演奏することができるようになって
いる。このような従来のものとしては、例えば、エレキ
ギターがあり、エレキギターでは、電磁ピックアップに
より弦信号を電気信号に変換して、この電気信号に変換
した弦振動信号に効果付加回路により効果を付加してい
る。ところが、電磁ピックアップにより弦振動を電気信
号に変換すると、複数の弦が同時にピッキングされた場
合、電気信号に変換する過程で複数の弦振動がミックス
(混合)されてしまい、その後効果を付加すると、ピッ
キングされた全ての弦のミックス音に対して1つの効果
を付加することができるだけで、複数の弦のそれぞれに
異なった効果を付加することができない。そこで、従
来、ヘクサ(HEX)ピックアップ等を用いて、各弦の
弦振動を独立して電気信号に変換し、この電気信号に変
換した各弦振動信号にそれぞれ効果付加回路により異な
った効果を付加する電子弦楽器が考案されている。この
従来の電子弦楽器は、図11に示すように、各弦の弦振
動をピックアップP1〜P6毎により電気信号に変換
し、この各ピックアップP1〜P6に効果付加回路EF
1〜EF6が接続可能である。この各ピックアップP1
〜P6に接続される効果付加回路EF1〜EF6は、演
奏に先立って演奏者が接続を行ない、演奏中は固定的に
接続される。
においては、ピッキングされた弦の弦振動をピックアッ
プにより電気信号に変換し、効果付加回路を接続して原
音とは異なった音を演奏することができるようになって
いる。このような従来のものとしては、例えば、エレキ
ギターがあり、エレキギターでは、電磁ピックアップに
より弦信号を電気信号に変換して、この電気信号に変換
した弦振動信号に効果付加回路により効果を付加してい
る。ところが、電磁ピックアップにより弦振動を電気信
号に変換すると、複数の弦が同時にピッキングされた場
合、電気信号に変換する過程で複数の弦振動がミックス
(混合)されてしまい、その後効果を付加すると、ピッ
キングされた全ての弦のミックス音に対して1つの効果
を付加することができるだけで、複数の弦のそれぞれに
異なった効果を付加することができない。そこで、従
来、ヘクサ(HEX)ピックアップ等を用いて、各弦の
弦振動を独立して電気信号に変換し、この電気信号に変
換した各弦振動信号にそれぞれ効果付加回路により異な
った効果を付加する電子弦楽器が考案されている。この
従来の電子弦楽器は、図11に示すように、各弦の弦振
動をピックアップP1〜P6毎により電気信号に変換
し、この各ピックアップP1〜P6に効果付加回路EF
1〜EF6が接続可能である。この各ピックアップP1
〜P6に接続される効果付加回路EF1〜EF6は、演
奏に先立って演奏者が接続を行ない、演奏中は固定的に
接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子弦楽器にあっては、演奏に先立って弦毎
に異なる効果付加回路を接続することはできるが、一旦
接続すると、固定的に接続され、演奏できる音楽の幅が
限定されるだけでなく、演奏上不便であった。すなわ
ち、演奏前に弦毎に設定した効果付加回路が固定的に接
続されるため、目的とする効果を付加するためには、そ
の効果付加回路の接続された弦を引く必要がある。例え
ば、第1弦にソロ演奏用を行なうためにディストーショ
ン用の効果付加回路を接続し、他の弦にバッキング演奏
を行なうためにコーラス用の効果付加回路を接続した場
合、これらの効果付加回路は一旦接続すると固定的に接
続されるため、ソロ演奏を行なうには、常に第1弦で演
奏する必要があり、演奏できる音楽の幅が限定されるだ
けでなく、演奏上不便であった。そこで、本発明は、複
数の弦が同時にピッキングされた場合、各弦の弦振動に
応答して発生される複数の楽音に所定の効果を自動的に
付加するようにし、演奏できる音楽の幅を広げるととも
に、演奏上の便宜性を向上させることを目的としてい
る。
うな従来の電子弦楽器にあっては、演奏に先立って弦毎
に異なる効果付加回路を接続することはできるが、一旦
接続すると、固定的に接続され、演奏できる音楽の幅が
限定されるだけでなく、演奏上不便であった。すなわ
ち、演奏前に弦毎に設定した効果付加回路が固定的に接
続されるため、目的とする効果を付加するためには、そ
の効果付加回路の接続された弦を引く必要がある。例え
ば、第1弦にソロ演奏用を行なうためにディストーショ
ン用の効果付加回路を接続し、他の弦にバッキング演奏
を行なうためにコーラス用の効果付加回路を接続した場
合、これらの効果付加回路は一旦接続すると固定的に接
続されるため、ソロ演奏を行なうには、常に第1弦で演
奏する必要があり、演奏できる音楽の幅が限定されるだ
けでなく、演奏上不便であった。そこで、本発明は、複
数の弦が同時にピッキングされた場合、各弦の弦振動に
応答して発生される複数の楽音に所定の効果を自動的に
付加するようにし、演奏できる音楽の幅を広げるととも
に、演奏上の便宜性を向上させることを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、各弦独立に弦
振動を検出する弦振動検出手段と、この弦振動検出手段
により検出される弦振動に応答して発生される楽音信号
の音高を指定する音高指定手段と、前記発生される楽音
信号に対し、第1及び第2の効果を付加する第1及び第
2の効果付加手段と、前記音高指定手段により指定され
た音高から和音を検出するコード検出手段と、このコー
ド検出手段により検出された和音の根音に対応する楽音
信号に対して、前記第1の効果付加手段によって第1の
効果を付加し、前記和音の根音に対応しない楽音信号に
対して、前記第2の効果付加手段によって第2の効果を
付加するように制御する制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
振動を検出する弦振動検出手段と、この弦振動検出手段
により検出される弦振動に応答して発生される楽音信号
の音高を指定する音高指定手段と、前記発生される楽音
信号に対し、第1及び第2の効果を付加する第1及び第
2の効果付加手段と、前記音高指定手段により指定され
た音高から和音を検出するコード検出手段と、このコー
ド検出手段により検出された和音の根音に対応する楽音
信号に対して、前記第1の効果付加手段によって第1の
効果を付加し、前記和音の根音に対応しない楽音信号に
対して、前記第2の効果付加手段によって第2の効果を
付加するように制御する制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0005】
【作用】本発明は、弦振動検出手段により各弦の弦振動
を独立して検出し、この弦振動に基づいて発生される楽
音信号に対し、第1の効果付加手段により第1の効果
を、また、第2の効果付加手段により第2の効果を付加
する。この場合、発生されるべきコードの構成音の種類
に基づいて、発生される各楽音に対して各効果が付加さ
れる。すなわち、コード検出手段により和音を検出し、
その構成音の中の根音に対しては、制御手段が第1の効
果付加手段で第1の効果を付加させ、他方、根音以外の
音に対しては、制御手段が第2の効果付加手段で第2の
効果を付加させる。ここで、第1の効果付加手段と第2
の効果付加手段とは、互いに異なる効果を付加する。例
えば、第1の効果としてディストーション効果を、第2
の効果としてコーラス効果を付加する。また、コード検
出手段による和音の検出は、例えば、弦振動検出手段に
より検出された各弦振動からそれぞれ振動周期を抽出
し、あるいはフレット操作された各フレット位置を検出
することにより行われる。したがって、コード演奏を行
った場合、弦振動検出手段に応答して発生する楽音で構
成されるコードの構成音のうち、根音に対しては第1の
効果を、また、その他の構成音に対しては第2の効果
を、自動的に付加することができる。その結果、根音と
その他の構成音とを音響的に区別した形で発生させるこ
とができる。
を独立して検出し、この弦振動に基づいて発生される楽
音信号に対し、第1の効果付加手段により第1の効果
を、また、第2の効果付加手段により第2の効果を付加
する。この場合、発生されるべきコードの構成音の種類
に基づいて、発生される各楽音に対して各効果が付加さ
れる。すなわち、コード検出手段により和音を検出し、
その構成音の中の根音に対しては、制御手段が第1の効
果付加手段で第1の効果を付加させ、他方、根音以外の
音に対しては、制御手段が第2の効果付加手段で第2の
効果を付加させる。ここで、第1の効果付加手段と第2
の効果付加手段とは、互いに異なる効果を付加する。例
えば、第1の効果としてディストーション効果を、第2
の効果としてコーラス効果を付加する。また、コード検
出手段による和音の検出は、例えば、弦振動検出手段に
より検出された各弦振動からそれぞれ振動周期を抽出
し、あるいはフレット操作された各フレット位置を検出
することにより行われる。したがって、コード演奏を行
った場合、弦振動検出手段に応答して発生する楽音で構
成されるコードの構成音のうち、根音に対しては第1の
効果を、また、その他の構成音に対しては第2の効果
を、自動的に付加することができる。その結果、根音と
その他の構成音とを音響的に区別した形で発生させるこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図7は、本発明の電子弦楽器の第1実施
例を示す図である。図1は、本発明の電子弦楽器1の概
略構成図であり、電子弦楽器1は、図示しないが、6本
の弦を備えている。電子弦楽器1は、ピックアップ2〜
7、ピッチ抽出回路8、レベル検出回路9、制御部1
0、切換器11、12、13、14、15、16、ミッ
クスアンプ17、18、エフェクト回路19、20、出
力アンプ21及びスピーカ22等を備えている。
明する。図1〜図7は、本発明の電子弦楽器の第1実施
例を示す図である。図1は、本発明の電子弦楽器1の概
略構成図であり、電子弦楽器1は、図示しないが、6本
の弦を備えている。電子弦楽器1は、ピックアップ2〜
7、ピッチ抽出回路8、レベル検出回路9、制御部1
0、切換器11、12、13、14、15、16、ミッ
クスアンプ17、18、エフェクト回路19、20、出
力アンプ21及びスピーカ22等を備えている。
【0007】電子弦楽器1は、複数本の弦、本実施例で
は6本の弦を備えており、各弦の弦振動をピックアップ
2〜7で検出する。いま、ピックアップ2は、第1弦
に、ピックアップ3は、第2弦に、ピックアップ4は、
第3弦に、ピックアップ5は、第4弦に、ピックアップ
6は、第5弦に、ピックアップ7は、第6弦に、それぞ
れ設けられている。ピックアップ2〜7は、それぞれ対
応する弦の弦振動を独立して検出し、電気信号に変換し
て弦振動信号としてピッチ抽出回路8及びレベル検出回
路9に出力するとともに、対応する切換器11〜16に
出力する。したがって、ピックアップ2〜7は、各弦の
弦振動をそれぞれ独立して検出する弦振動検出手段とし
て機能する。
は6本の弦を備えており、各弦の弦振動をピックアップ
2〜7で検出する。いま、ピックアップ2は、第1弦
に、ピックアップ3は、第2弦に、ピックアップ4は、
第3弦に、ピックアップ5は、第4弦に、ピックアップ
6は、第5弦に、ピックアップ7は、第6弦に、それぞ
れ設けられている。ピックアップ2〜7は、それぞれ対
応する弦の弦振動を独立して検出し、電気信号に変換し
て弦振動信号としてピッチ抽出回路8及びレベル検出回
路9に出力するとともに、対応する切換器11〜16に
出力する。したがって、ピックアップ2〜7は、各弦の
弦振動をそれぞれ独立して検出する弦振動検出手段とし
て機能する。
【0008】ピッチ抽出回路8は、例えば、ハイパスフ
ィルタやローパスフィルタ等で構成され、各ピックアッ
プ2〜7から入力される弦振動信号からそれぞれの弦振
動信号のピッチを抽出して、制御部10に出力する。
ィルタやローパスフィルタ等で構成され、各ピックアッ
プ2〜7から入力される弦振動信号からそれぞれの弦振
動信号のピッチを抽出して、制御部10に出力する。
【0009】レベル検出回路9は、各ピックアップ2〜
7から入力される弦振動信号の振幅レベルを検出し、制
御部10に出力する。レベル検出回路9は、例えば、検
出した各弦振動信号の振幅レベルをあらかじめ設定され
ているスレッショルドレベルと比較し、弦振動信号の振
幅レベルが、スレッショルドレベルを越えているときに
は、”ハイ”のレベル信号を、また、弦振動信号の振幅
レベルが、スレッショルドレベル以下のときには、”ロ
ー”のレベル信号を制御部10に出力する。
7から入力される弦振動信号の振幅レベルを検出し、制
御部10に出力する。レベル検出回路9は、例えば、検
出した各弦振動信号の振幅レベルをあらかじめ設定され
ているスレッショルドレベルと比較し、弦振動信号の振
幅レベルが、スレッショルドレベルを越えているときに
は、”ハイ”のレベル信号を、また、弦振動信号の振幅
レベルが、スレッショルドレベル以下のときには、”ロ
ー”のレベル信号を制御部10に出力する。
【0010】したがって、ピッチ抽出回路8は、発生さ
れるべき楽音の音高を指定する音高指定手段として機能
する。
れるべき楽音の音高を指定する音高指定手段として機能
する。
【0011】制御部10は、CPU(Central Processi
ng Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Ran
dom Access Memory)等を備え、ROM内には、電子弦楽
器1としてのプログラムや後述する楽音特性に基づくエ
フェクト回路19、20の選択処理及び各種システムデ
ータ等が格納されている。制御部10は、そのCPU
が、RAMをワークエリアとして使用して、ROM内の
プログラムに従って電子弦楽器1の各部を制御し、電子
弦楽器1としての動作を行わせるとともに、切換器11
〜16を、ピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9の検
出結果に基づいて切換制御することにより後述するエフ
ェクト(効果)付加選択処理を行う。また、制御部10
は、ピッチ抽出回路8の検出結果に基づいてコードを判
別し、該コードに基づいて切り換え器11〜16を制御
して、効果付加選択処理を行う。したがって、制御部1
0は、ピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9の検出結
果に基づいてピックアップ2〜7の検出した各弦の弦振
動信号を入力させるべきエフェクト回路19、20を選
択して切換器11〜16の動作を制御する制御手段とし
て機能する。
ng Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Ran
dom Access Memory)等を備え、ROM内には、電子弦楽
器1としてのプログラムや後述する楽音特性に基づくエ
フェクト回路19、20の選択処理及び各種システムデ
ータ等が格納されている。制御部10は、そのCPU
が、RAMをワークエリアとして使用して、ROM内の
プログラムに従って電子弦楽器1の各部を制御し、電子
弦楽器1としての動作を行わせるとともに、切換器11
〜16を、ピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9の検
出結果に基づいて切換制御することにより後述するエフ
ェクト(効果)付加選択処理を行う。また、制御部10
は、ピッチ抽出回路8の検出結果に基づいてコードを判
別し、該コードに基づいて切り換え器11〜16を制御
して、効果付加選択処理を行う。したがって、制御部1
0は、ピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9の検出結
果に基づいてピックアップ2〜7の検出した各弦の弦振
動信号を入力させるべきエフェクト回路19、20を選
択して切換器11〜16の動作を制御する制御手段とし
て機能する。
【0012】切換器11〜16には、上述のように、各
ピックアップ2〜7から弦振動信号が入力され、各切換
器11〜16は、制御部10の制御下で作動して、各ピ
ックアップ2〜7から入力される弦振動信号をミックス
アンプ17及びミックスアンプ18に選択的に切り換え
て出力する。
ピックアップ2〜7から弦振動信号が入力され、各切換
器11〜16は、制御部10の制御下で作動して、各ピ
ックアップ2〜7から入力される弦振動信号をミックス
アンプ17及びミックスアンプ18に選択的に切り換え
て出力する。
【0013】ミックスアンプ17は、切換器11〜16
を介して入力される各弦振動信号を混合(ミックス)し
て、エフェクト回路19に出力し、同様に、ミックスア
ンプ18は、切換器11〜16を介して入力される各弦
振動信号をミックスして、エフェクト回路20に出力す
る。したがって、ミックスアンプ17、18は、入力さ
れる弦振動信号が1つのときには、入力弦振動信号をエ
フェクト回路19、20に出力し、入力される弦振動信
号が2つ以上のときには、これら入力される弦振動信号
をミックスしてミックス信号としてエフェクト回路1
9、20に出力する。
を介して入力される各弦振動信号を混合(ミックス)し
て、エフェクト回路19に出力し、同様に、ミックスア
ンプ18は、切換器11〜16を介して入力される各弦
振動信号をミックスして、エフェクト回路20に出力す
る。したがって、ミックスアンプ17、18は、入力さ
れる弦振動信号が1つのときには、入力弦振動信号をエ
フェクト回路19、20に出力し、入力される弦振動信
号が2つ以上のときには、これら入力される弦振動信号
をミックスしてミックス信号としてエフェクト回路1
9、20に出力する。
【0014】エフェクト回路19、20は、ミックスア
ンプ17、18から入力される弦振動信号あるいはミッ
クス信号に所定の効果を付加して、出力アンプ21に出
力する。このエフェクト回路19、20で付加する効果
は、図外のキー操作部(選択指示手段)のキー操作等に
より適宜選択することができ、付加することのできる効
果としては、例えば、ディストーション、コーラス、エ
コー、リバーブ等種々の効果が可能である。エフェクト
回路19、20としては、従来から既知のものを使用す
ることができるが、例えば、A/D変換器、DSP(デ
ィジタル信号処理プロセッサ:Digital Signal Process
or)等を利用して、ディジタル信号処理により行うよう
にすることにより、安価で、かつ多くの種類の効果を簡
単に付加することができる。
ンプ17、18から入力される弦振動信号あるいはミッ
クス信号に所定の効果を付加して、出力アンプ21に出
力する。このエフェクト回路19、20で付加する効果
は、図外のキー操作部(選択指示手段)のキー操作等に
より適宜選択することができ、付加することのできる効
果としては、例えば、ディストーション、コーラス、エ
コー、リバーブ等種々の効果が可能である。エフェクト
回路19、20としては、従来から既知のものを使用す
ることができるが、例えば、A/D変換器、DSP(デ
ィジタル信号処理プロセッサ:Digital Signal Process
or)等を利用して、ディジタル信号処理により行うよう
にすることにより、安価で、かつ多くの種類の効果を簡
単に付加することができる。
【0015】出力アンプ21は、エフェクト回路19、
20からは出力される効果の付加された信号を増幅し
て、スピーカ22に出力し、スピーカ22は、この増幅
信号を外部に放音する。
20からは出力される効果の付加された信号を増幅し
て、スピーカ22に出力し、スピーカ22は、この増幅
信号を外部に放音する。
【0016】次に作用について説明する。電子弦楽器1
は、電源が投入され、弦がピッキングされると、図2に
示すように、ピッキングされた弦の弦振動をピックアッ
プ2〜7で検出し(ステップS1)、ピックアップ2〜
7は、検出した弦振動を電気信号に変換して、弦振動信
号としてピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9に出力
するとともに、切換器11〜16に出力する。
は、電源が投入され、弦がピッキングされると、図2に
示すように、ピッキングされた弦の弦振動をピックアッ
プ2〜7で検出し(ステップS1)、ピックアップ2〜
7は、検出した弦振動を電気信号に変換して、弦振動信
号としてピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9に出力
するとともに、切換器11〜16に出力する。
【0017】ピッチ抽出回路8は、入力される弦振動信
号からピッチ抽出を行い、抽出結果を制御部10に出力
する。また、レベル検出回路9は、入力される弦振動信
号のレベル検出を行い、検出結果を制御部9に出力す
る。
号からピッチ抽出を行い、抽出結果を制御部10に出力
する。また、レベル検出回路9は、入力される弦振動信
号のレベル検出を行い、検出結果を制御部9に出力す
る。
【0018】制御部10は、ピッチ抽出回路8の抽出結
果及びレベル検出回路9の検出結果に基づいてピッキン
グされた弦振動の楽音特性を判別し、判別した楽音特性
に基づいて切換器11〜16を制御する。
果及びレベル検出回路9の検出結果に基づいてピッキン
グされた弦振動の楽音特性を判別し、判別した楽音特性
に基づいて切換器11〜16を制御する。
【0019】いま、複数の弦が同時にピッキングされた
とすると、制御部10は、例えば、ピッキングされた複
数の弦の弦振動信号から最高音を選別して(ステップS
2)、最高音のピッキングされた弦に対応するピックア
ップ2〜7に接続された切換器11〜16をミックスア
ンプ17に接続し、他の弦に対応するピックアップ2〜
7に接続された切換器11〜16をミックスアンプ18
に接続する(ステップS3)。
とすると、制御部10は、例えば、ピッキングされた複
数の弦の弦振動信号から最高音を選別して(ステップS
2)、最高音のピッキングされた弦に対応するピックア
ップ2〜7に接続された切換器11〜16をミックスア
ンプ17に接続し、他の弦に対応するピックアップ2〜
7に接続された切換器11〜16をミックスアンプ18
に接続する(ステップS3)。
【0020】また、制御部10は、ピッチ抽出回路8の
検出結果に基づいてコード判別を行うことができ、コー
ドが弾かれたときには、そのコードに基づいて付加する
効果を選択することができる。例えば、図3に示すよう
に、Dコード、Aコード、Dコードと順番に弾くものと
すると、弦及びフレットの操作は、Dコードでは、図4
に示すように、フレット5とフレット7が操作され、☆
印で表示する第3弦から第5弦がピッキングされる。ま
た、Aコードでは、図5に示すように、フレット5、フ
レット6及びフレット7が操作され、☆印で表示する第
1弦から第4弦までがピッキングされる。なお、図4の
×印は、指を現に軽く触れてミュートすること、また、
図5の○印は、開放弦を示している。
検出結果に基づいてコード判別を行うことができ、コー
ドが弾かれたときには、そのコードに基づいて付加する
効果を選択することができる。例えば、図3に示すよう
に、Dコード、Aコード、Dコードと順番に弾くものと
すると、弦及びフレットの操作は、Dコードでは、図4
に示すように、フレット5とフレット7が操作され、☆
印で表示する第3弦から第5弦がピッキングされる。ま
た、Aコードでは、図5に示すように、フレット5、フ
レット6及びフレット7が操作され、☆印で表示する第
1弦から第4弦までがピッキングされる。なお、図4の
×印は、指を現に軽く触れてミュートすること、また、
図5の○印は、開放弦を示している。
【0021】このように、Dコード、Aコード、Dコー
ドと弾いた場合、図6に示すように、Dコードでは、第
3弦が最高音となり、Aコードでは、第1弦と第2弦が
異弦同音であるから、第1弦と第2弦が最高音となる。
したがって、Dコードでは、第3弦に対応する楽音信号
がミックスアンプ17に、Aコードでは、第1弦と第2
弦に対応する楽音信号がミックスアンプ17に出力さ
れ、他の弦に対応する楽音信号がミックスアンプ18に
出力される。ここで、エフェクト回路19にディストー
ションを、エフェクト回路20にコーラスを、それぞれ
付加させるようにすると、図6に示すように、Dコード
では、第3弦に対応する音にディストーションが、第4
弦及び第5弦に対応する音にはコーラスが付加され、A
コードでは、第1弦及び第2弦に対応する音にはディス
トーションが、第3弦及び第4弦に対応する音にはコー
ラスが付加されることになる。
ドと弾いた場合、図6に示すように、Dコードでは、第
3弦が最高音となり、Aコードでは、第1弦と第2弦が
異弦同音であるから、第1弦と第2弦が最高音となる。
したがって、Dコードでは、第3弦に対応する楽音信号
がミックスアンプ17に、Aコードでは、第1弦と第2
弦に対応する楽音信号がミックスアンプ17に出力さ
れ、他の弦に対応する楽音信号がミックスアンプ18に
出力される。ここで、エフェクト回路19にディストー
ションを、エフェクト回路20にコーラスを、それぞれ
付加させるようにすると、図6に示すように、Dコード
では、第3弦に対応する音にディストーションが、第4
弦及び第5弦に対応する音にはコーラスが付加され、A
コードでは、第1弦及び第2弦に対応する音にはディス
トーションが、第3弦及び第4弦に対応する音にはコー
ラスが付加されることになる。
【0022】また、コード演奏されたとき、根音かどう
かにより付加する効果を選択することもできる。例え
ば、図7に示すように、ピッチ抽出回路8で、各弦のピ
ッチ抽出を行い(ステップQ1)、この抽出結果からコ
ード判別を制御部10で行う(ステップQ2)。このコ
ード判別の結果から、根音かどうかチェックし(ステッ
プQ3)、根音のときには、切換器11〜16を制御し
て、ミックスアンプ17を介してエフェクト回路19に
入力させ、根音でないときには、切換器11〜16を制
御して、ミックスアンプ18を介してエフェクト回路2
0に入力させる。したがって、コード演奏されたとき、
根音かどうかにより付加する効果を選択することができ
る。
かにより付加する効果を選択することもできる。例え
ば、図7に示すように、ピッチ抽出回路8で、各弦のピ
ッチ抽出を行い(ステップQ1)、この抽出結果からコ
ード判別を制御部10で行う(ステップQ2)。このコ
ード判別の結果から、根音かどうかチェックし(ステッ
プQ3)、根音のときには、切換器11〜16を制御し
て、ミックスアンプ17を介してエフェクト回路19に
入力させ、根音でないときには、切換器11〜16を制
御して、ミックスアンプ18を介してエフェクト回路2
0に入力させる。したがって、コード演奏されたとき、
根音かどうかにより付加する効果を選択することができ
る。
【0023】また、異なる効果を付加するために選別す
る音としては、最高音に限るものではなく、例えば、ピ
ッキングされた複数の弦の弦振動から最低音から2番目
の音を判別して、最低音から2番目の音がピッキングさ
れた弦に対応するピックアップ2〜7に接続された切換
器11〜16をミックスアンプ17に接続し、他の弦に
対応するピックアップ2〜7に接続された切換器11〜
16をミックスアンプ18に出力するようにしてもよ
い。
る音としては、最高音に限るものではなく、例えば、ピ
ッキングされた複数の弦の弦振動から最低音から2番目
の音を判別して、最低音から2番目の音がピッキングさ
れた弦に対応するピックアップ2〜7に接続された切換
器11〜16をミックスアンプ17に接続し、他の弦に
対応するピックアップ2〜7に接続された切換器11〜
16をミックスアンプ18に出力するようにしてもよ
い。
【0024】ミックスアンプ17に出力された弦振動信
号は、エフェクト回路19に出力され、ミックスアンプ
18に出力された弦振動信号は、エフェクト回路20に
出力される。いま、上述のように、ミックスアンプ17
には1つの弦振動信号が入力され、ミックスアンプ18
には他の複数の弦振動信号が入力されたものとすると、
ミックスアンプ17は、入力された弦振動信号をそのま
まエフェクト回路19に出力し、ミックスアンプ18
は、入力された複数の弦振動信号をミックスしてエフェ
クト回路20に出力する。
号は、エフェクト回路19に出力され、ミックスアンプ
18に出力された弦振動信号は、エフェクト回路20に
出力される。いま、上述のように、ミックスアンプ17
には1つの弦振動信号が入力され、ミックスアンプ18
には他の複数の弦振動信号が入力されたものとすると、
ミックスアンプ17は、入力された弦振動信号をそのま
まエフェクト回路19に出力し、ミックスアンプ18
は、入力された複数の弦振動信号をミックスしてエフェ
クト回路20に出力する。
【0025】ここで、エフェクト回路19とエフェクト
回路20とに、異なる効果を付与するように設定する
と、エフェクト回路19に入力された弦振動信号と、エ
フェクト回路20に入力された弦振動信号とで、異なる
効果を付加することができる。
回路20とに、異なる効果を付与するように設定する
と、エフェクト回路19に入力された弦振動信号と、エ
フェクト回路20に入力された弦振動信号とで、異なる
効果を付加することができる。
【0026】例えば、エフェクト回路19には、ディス
トーションを、エフェクト回路20には、コーラスを設
定し、最高音の弦振動信号をエフェクト回路19に、他
の音の弦振動信号をエフェクト回路20に入力させる
と、最高音の弦振動信号には、ディストーションを付加
し、他の音の弦振動信号には、コーラスを付加すること
ができる。また、付加する効果としても、ディストーシ
ョンやコーラスに限るものでないことはいうまでもな
い。
トーションを、エフェクト回路20には、コーラスを設
定し、最高音の弦振動信号をエフェクト回路19に、他
の音の弦振動信号をエフェクト回路20に入力させる
と、最高音の弦振動信号には、ディストーションを付加
し、他の音の弦振動信号には、コーラスを付加すること
ができる。また、付加する効果としても、ディストーシ
ョンやコーラスに限るものでないことはいうまでもな
い。
【0027】これら各エフェクト回路19、20で効果
の付加された信号は、出力アンプ21で増幅され、スピ
ーカ22を介して放音される。したがって、複数の弦が
同時にピッキングされた場合に、ピッキングされた弦振
動の楽音特性に基づいて、ピッキングされた各弦の弦振
動に付加する効果を適宜選択することができ、演奏でき
る音楽の幅を広げることができるとともに、演奏上の便
宜性を向上させることができる。特に、上述のように、
ピッキングされた弦のうち最高音の弦に関する信号、あ
るいは、ピッキングされた弦のうち最低音から2番目の
音の弦に関する信号に、特定の効果を付加するように設
定すると、、特定の弦をソロ演奏用に割り当てる等の演
奏上の制約をなくすことができ、演奏上の便宜性をより
一層向上させることができる。
の付加された信号は、出力アンプ21で増幅され、スピ
ーカ22を介して放音される。したがって、複数の弦が
同時にピッキングされた場合に、ピッキングされた弦振
動の楽音特性に基づいて、ピッキングされた各弦の弦振
動に付加する効果を適宜選択することができ、演奏でき
る音楽の幅を広げることができるとともに、演奏上の便
宜性を向上させることができる。特に、上述のように、
ピッキングされた弦のうち最高音の弦に関する信号、あ
るいは、ピッキングされた弦のうち最低音から2番目の
音の弦に関する信号に、特定の効果を付加するように設
定すると、、特定の弦をソロ演奏用に割り当てる等の演
奏上の制約をなくすことができ、演奏上の便宜性をより
一層向上させることができる。
【0028】また、どのような音にどの様な効果を付加
するかは、電子弦楽器1の操作部(選択指示手段:図示
略)により任意に設定することができ、切換器11〜1
6により特定のエフェクト回路19またはエフェクト回
路20に入力させる楽音特性を指示することができ、任
意の楽音特性の信号に任意の効果を付加することができ
る。その結果、一層音楽性豊かな演奏を行うことができ
る。
するかは、電子弦楽器1の操作部(選択指示手段:図示
略)により任意に設定することができ、切換器11〜1
6により特定のエフェクト回路19またはエフェクト回
路20に入力させる楽音特性を指示することができ、任
意の楽音特性の信号に任意の効果を付加することができ
る。その結果、一層音楽性豊かな演奏を行うことができ
る。
【0029】図8は、本発明の第2実施例を示す図であ
る。本実施例は、楽音発生器を用いて発生させた楽音に
対して異なった効果を付与するものであり、図1に示し
た第1実施例と同様の構成部分には、同一の符号を付し
てその説明を省略する。
る。本実施例は、楽音発生器を用いて発生させた楽音に
対して異なった効果を付与するものであり、図1に示し
た第1実施例と同様の構成部分には、同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0030】図8においては、電子弦楽器30の各ピッ
クアップ2〜7の出力する弦振動信号は、切換器11〜
16には入力されず、ピッチ抽出回路8及びレベル検出
回路9にのみ入力される。
クアップ2〜7の出力する弦振動信号は、切換器11〜
16には入力されず、ピッチ抽出回路8及びレベル検出
回路9にのみ入力される。
【0031】ピッチ抽出回路8は、上記同様に、弦振動
信号からピッチ抽出してその抽出結果を制御部32に出
力し、また、レベル検出回路9は、弦振動信号のレベル
検出を行って、検出結果を制御部32に出力する。
信号からピッチ抽出してその抽出結果を制御部32に出
力し、また、レベル検出回路9は、弦振動信号のレベル
検出を行って、検出結果を制御部32に出力する。
【0032】制御部32は、前記制御部10と同様の構
成であるが、楽音発生器31の制御処理を行うことがで
きるものである。制御部32は、楽音発生器31を制御
し、ピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9からの信号
に基づいてピッキングされた弦に対応する楽音を発生さ
せる。すなわち、制御部32は、ピッチ抽出回路8及び
レベル検出回路9から入力される信号に基づいて、ピッ
キングされた弦の音高等を判断し、楽音発生器31に音
高データ等を出力して弦振動周期(ピッチ)に対応する
音高の楽音を、操作部等で選択したピアノ音等の音色で
発生指示する。楽音発生器31は、制御部32の制御下
で作動し、制御部32から入力される音階データや音色
データに基づいて、ギター音、ピアノ音、オルガン音等
の指示された音色の楽音信号をピッキングされた弦に対
応する切換器11〜16に出力する。また、制御部32
は、第1実施例の場合と同様に、ピッチ抽出回路8及び
レベル検出回路9からの信号に基づいてピッキングされ
た弦の弦振動特性を判別し、判別した弦振動特性に基づ
いて切換器11〜16を制御して、楽音発生器31から
各切換器11〜16に出力される楽音信号をミックスア
ンプ17及びミックスアンプ18に選択的に出力する。
成であるが、楽音発生器31の制御処理を行うことがで
きるものである。制御部32は、楽音発生器31を制御
し、ピッチ抽出回路8及びレベル検出回路9からの信号
に基づいてピッキングされた弦に対応する楽音を発生さ
せる。すなわち、制御部32は、ピッチ抽出回路8及び
レベル検出回路9から入力される信号に基づいて、ピッ
キングされた弦の音高等を判断し、楽音発生器31に音
高データ等を出力して弦振動周期(ピッチ)に対応する
音高の楽音を、操作部等で選択したピアノ音等の音色で
発生指示する。楽音発生器31は、制御部32の制御下
で作動し、制御部32から入力される音階データや音色
データに基づいて、ギター音、ピアノ音、オルガン音等
の指示された音色の楽音信号をピッキングされた弦に対
応する切換器11〜16に出力する。また、制御部32
は、第1実施例の場合と同様に、ピッチ抽出回路8及び
レベル検出回路9からの信号に基づいてピッキングされ
た弦の弦振動特性を判別し、判別した弦振動特性に基づ
いて切換器11〜16を制御して、楽音発生器31から
各切換器11〜16に出力される楽音信号をミックスア
ンプ17及びミックスアンプ18に選択的に出力する。
【0033】したがって、本実施例においても、上記第
1実施例と同様に、複数の弦が同時にピッキングされた
場合に、ピッキングされた弦振動の楽音特性に基づい
て、ピッキングされた各弦の弦振動に付加する効果を適
宜選択することができ、演奏できる音楽の幅を広げるこ
とができるとともに、演奏上の便宜性を向上させること
ができる。さらに、本実施例においては、楽音発生器3
1で発生させる音としてピアノ音等を適宜設定すること
ができ、より一層演奏できる音楽の幅を広げることがで
きる。
1実施例と同様に、複数の弦が同時にピッキングされた
場合に、ピッキングされた弦振動の楽音特性に基づい
て、ピッキングされた各弦の弦振動に付加する効果を適
宜選択することができ、演奏できる音楽の幅を広げるこ
とができるとともに、演奏上の便宜性を向上させること
ができる。さらに、本実施例においては、楽音発生器3
1で発生させる音としてピアノ音等を適宜設定すること
ができ、より一層演奏できる音楽の幅を広げることがで
きる。
【0034】図9、図10は、本発明の第3実施例を示
す図である。本実施例は、ピッキング弦の検出をピッキ
ング検出部で行い、またフレット位置の検出をフレット
検出部で行い、このピッキング弦とフレット位置により
音高及びレベルを検出し、検出結果からコードの検出を
可能としたものであり、上記第1及び第2実施例と同様
の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
す図である。本実施例は、ピッキング弦の検出をピッキ
ング検出部で行い、またフレット位置の検出をフレット
検出部で行い、このピッキング弦とフレット位置により
音高及びレベルを検出し、検出結果からコードの検出を
可能としたものであり、上記第1及び第2実施例と同様
の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0035】図9において、電子弦楽器40は、各弦の
ピッキングをピッキング検出部(ピッキング検出手段)
41で検出しており、ピッキング検出部41は、各弦の
ピッキングを検出して制御部43に出力する。また、各
弦のフレット位置は、フレット検出部(フレット位置検
出手段)42で検出し、フレット位置検出部42は、検
出結果を制御部43に出力する。このフレット検出部4
2は、例えば、各弦フレット位置(指板上)に設けられ
たフレット位置検出スイッチを備え、フレット位置検出
部42は、制御部43から入力されるキー走査信号と同
期して各フレット検出スイッチが検出したフレット位置
を検出データとして制御部43に出力する。
ピッキングをピッキング検出部(ピッキング検出手段)
41で検出しており、ピッキング検出部41は、各弦の
ピッキングを検出して制御部43に出力する。また、各
弦のフレット位置は、フレット検出部(フレット位置検
出手段)42で検出し、フレット位置検出部42は、検
出結果を制御部43に出力する。このフレット検出部4
2は、例えば、各弦フレット位置(指板上)に設けられ
たフレット位置検出スイッチを備え、フレット位置検出
部42は、制御部43から入力されるキー走査信号と同
期して各フレット検出スイッチが検出したフレット位置
を検出データとして制御部43に出力する。
【0036】制御部43は、ピッキング検出部41及び
フレット位置検出部42の検出結果に基づいて、ピッキ
ングされた弦やそのフレット位置を判別し、その判別結
果から、ピッキング状態や弾かれたコード及び楽音特性
を判断する。制御部43は、この判断結果に基づいて楽
音発生器31を制御して、楽音を発生させ、また切換器
11〜16を制御して、楽音発生器31の出力する楽音
信号をミックスアンプ17及びミックスアンプ18に選
択的に入力させる。したがって、制御部43は、ピッキ
ング検出部41あるいは(及び)フレット検出部42の
検出結果から各弦振動の振動特性を検出する特性検出手
段として機能し、またこれらの検出結果に基づいて楽音
発生器31の出力する楽音信号を入力させるべきエフェ
クト回路19、20を選択して切換器11〜16の動作
を制御する制御手段として機能する。
フレット位置検出部42の検出結果に基づいて、ピッキ
ングされた弦やそのフレット位置を判別し、その判別結
果から、ピッキング状態や弾かれたコード及び楽音特性
を判断する。制御部43は、この判断結果に基づいて楽
音発生器31を制御して、楽音を発生させ、また切換器
11〜16を制御して、楽音発生器31の出力する楽音
信号をミックスアンプ17及びミックスアンプ18に選
択的に入力させる。したがって、制御部43は、ピッキ
ング検出部41あるいは(及び)フレット検出部42の
検出結果から各弦振動の振動特性を検出する特性検出手
段として機能し、またこれらの検出結果に基づいて楽音
発生器31の出力する楽音信号を入力させるべきエフェ
クト回路19、20を選択して切換器11〜16の動作
を制御する制御手段として機能する。
【0037】このようにピッキングやフレット操作が行
われると、電子弦楽器40は、図10に示すように、制
御部43からのキー走査信号に同期してフレット操作さ
れた各フレット位置を検出し、制御部43に出力する
(ステップP1)。またピッキングされた弦(操作弦)
をピッキング検出部41が検出し、制御部43に出力す
る(ステップP2)。制御部43は、これらの検出結果
に基づいて最高音のものを判別し(ステップP3)、切
換器11〜16を制御して、楽音発生器31の出力する
楽音信号のうち最高音に対応する楽音信号をミックスア
ンプ17に他の音高に対応する楽音信号をミックスアン
プ18に出力する。これらのミックスアンプ17、18
を介して最高音に対応する楽音信号は、エフェクト回路
19に出力され、他の音に対応する楽音信号は、エフェ
クト回路29に出力される。各エフェクト回路19、2
0により、異なる効果、例えば、ディストーションとコ
ーラスが付加され、出力アンプ21を介してスピーカ2
2から放音される(ステップP4)。
われると、電子弦楽器40は、図10に示すように、制
御部43からのキー走査信号に同期してフレット操作さ
れた各フレット位置を検出し、制御部43に出力する
(ステップP1)。またピッキングされた弦(操作弦)
をピッキング検出部41が検出し、制御部43に出力す
る(ステップP2)。制御部43は、これらの検出結果
に基づいて最高音のものを判別し(ステップP3)、切
換器11〜16を制御して、楽音発生器31の出力する
楽音信号のうち最高音に対応する楽音信号をミックスア
ンプ17に他の音高に対応する楽音信号をミックスアン
プ18に出力する。これらのミックスアンプ17、18
を介して最高音に対応する楽音信号は、エフェクト回路
19に出力され、他の音に対応する楽音信号は、エフェ
クト回路29に出力される。各エフェクト回路19、2
0により、異なる効果、例えば、ディストーションとコ
ーラスが付加され、出力アンプ21を介してスピーカ2
2から放音される(ステップP4)。
【0038】したがって、本実施例においても、上記第
1実施例と同様に、複数の弦が同時にピッキングされた
場合に、各フレット操作されたフレット位置に対応する
各音高の各楽音信号に付加する効果を適宜選択すること
ができ、演奏できる音楽の幅を広げることができるとと
もに、演奏上の便宜性を向上させることができる。ま
た、第2及び第3の実施例においては、楽音発生器31
で発生させる音としてピアノの音等を適宜設定すること
ができ、より一層演奏できる音楽の幅を広げることがで
きる。さらに、コード判別手段としての制御部10によ
りコードを判別することができ、特定の音、例えば、根
音等を判別して、これに特定の効果を付加することがで
きる。その結果、より一層演奏できる音楽の幅を広げる
ことができる。
1実施例と同様に、複数の弦が同時にピッキングされた
場合に、各フレット操作されたフレット位置に対応する
各音高の各楽音信号に付加する効果を適宜選択すること
ができ、演奏できる音楽の幅を広げることができるとと
もに、演奏上の便宜性を向上させることができる。ま
た、第2及び第3の実施例においては、楽音発生器31
で発生させる音としてピアノの音等を適宜設定すること
ができ、より一層演奏できる音楽の幅を広げることがで
きる。さらに、コード判別手段としての制御部10によ
りコードを判別することができ、特定の音、例えば、根
音等を判別して、これに特定の効果を付加することがで
きる。その結果、より一層演奏できる音楽の幅を広げる
ことができる。
【0039】
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、コード検出手段により
和音を検出し、その構成音の中の根音に対しては、制御
手段が第1の効果付加手段で第1の効果を付加させ、他
方、根音以外の音に対しては、制御手段が第2の効果付
加手段で第2の効果を付加させる構成となっているた
め、コード演奏を行った場合、発生されるべき各楽音に
より構成されたコードの構成音のうち、根音に対しては
第1の効果(例えば、ディストーション効果)を、ま
た、その他の構成音に対しては第2の効果(例えば、コ
ーラス効果)を、自動的に付加することができる。その
結果、効果切り換えのための特別な操作を要することな
く、コード演奏しながら自動的に根音とその他の構成音
とを音響的に区別した形で発生させることができ、した
がって、根音により作られる旋律を他の構成音から強調
することができる。
和音を検出し、その構成音の中の根音に対しては、制御
手段が第1の効果付加手段で第1の効果を付加させ、他
方、根音以外の音に対しては、制御手段が第2の効果付
加手段で第2の効果を付加させる構成となっているた
め、コード演奏を行った場合、発生されるべき各楽音に
より構成されたコードの構成音のうち、根音に対しては
第1の効果(例えば、ディストーション効果)を、ま
た、その他の構成音に対しては第2の効果(例えば、コ
ーラス効果)を、自動的に付加することができる。その
結果、効果切り換えのための特別な操作を要することな
く、コード演奏しながら自動的に根音とその他の構成音
とを音響的に区別した形で発生させることができ、した
がって、根音により作られる旋律を他の構成音から強調
することができる。
【図1】本発明の電子弦楽器の第1実施例の概略構成
図。
図。
【図2】第1実施例の効果付加選択処理を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図3】演奏される譜面の一例を示す図。
【図4】電子弦楽器上のコード体系を示す図。
【図5】
電子弦楽器上のコード体系を示す図。
【図6】
図2の処理により付加される効果の一例を示す
図。
図。
【図7】コード判別に基づく効果付加選択処理を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図8】本発明の電子弦楽器の第2実施例の概略構成
図。
図。
【図9】本発明の電子弦楽器の第3実施例の概略構成
図。
図。
【図10】第3実施例の効果付加選択処理を示すフロー
チャート。
チャート。
【図11】従来の電子弦楽器の一例の概略構成図。
1、30、40 電子弦楽器 2〜7 ピックアップ 8 ピッチ抽出回路 9 レベル検出回路 10、32、43 制御部 11〜16 切換器 17、18 ミックスアンプ 19、20 エフェクト回路 21 出力アンプ 22 スピーカ 31 楽音発生器 41 ピッキング検出部 42 フレット位置検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 3/18 G10H 1/00 - 1/46
Claims (1)
- 【請求項1】 各弦独立に弦振動を検出する弦振動検出
手段と、 この弦振動検出手段により検出される弦振動に応答して
発生される楽音信号の音高を指定する音高指定手段と、 前記発生される楽音信号に対し、第1及び第2の効果を
付加する第1及び第2の効果付加手段と、 前記音高指定手段により指定された音高から和音を検出
するコード検出手段と、 このコード検出手段により検出された和音の根音に対応
する楽音信号に対して、前記第1の効果付加手段によっ
て第1の効果を付加し、前記和音の根音に対応しない楽
音信号に対して、前記第2の効果付加手段によって第2
の効果を付加するように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子弦楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28368191A JP3206040B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 電子弦楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28368191A JP3206040B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 電子弦楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06110464A JPH06110464A (ja) | 1994-04-22 |
| JP3206040B2 true JP3206040B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17668697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28368191A Expired - Fee Related JP3206040B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 電子弦楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206040B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW442771B (en) * | 1998-07-09 | 2001-06-23 | Paul Reed Smith Guitars | Signal processing circuit for string instruments |
| JP2006267342A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Roland Corp | 楽音制御装置および楽音制御プログラム |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP28368191A patent/JP3206040B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06110464A (ja) | 1994-04-22 |
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