JP3209246B2 - 渦流量計 - Google Patents
渦流量計Info
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- JP3209246B2 JP3209246B2 JP04387893A JP4387893A JP3209246B2 JP 3209246 B2 JP3209246 B2 JP 3209246B2 JP 04387893 A JP04387893 A JP 04387893A JP 4387893 A JP4387893 A JP 4387893A JP 3209246 B2 JP3209246 B2 JP 3209246B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低流速まで精度良く正
確な流速流量測定が可能な渦流量計に関するものであ
る。
確な流速流量測定が可能な渦流量計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、特開平3−02061
8号(特願平1−033256号)に示されている。1
0は流体が流れる管路、11は管路10に直角に設けら
れた円筒状のノズルである。
従来例の構成説明図で、例えば、特開平3−02061
8号(特願平1−033256号)に示されている。1
0は流体が流れる管路、11は管路10に直角に設けら
れた円筒状のノズルである。
【0003】12はノズル11とは間隔を持って管路1
0に直角に挿入された台形断面を持つ柱状の渦発生体で
あり、その一端はネジ13により管路10に支持され、
他端はフランジ部14でノズル11にネジ或いは溶接に
より固定されている。15は渦発生体12のフランジ部
14側に設けられた凹部である。
0に直角に挿入された台形断面を持つ柱状の渦発生体で
あり、その一端はネジ13により管路10に支持され、
他端はフランジ部14でノズル11にネジ或いは溶接に
より固定されている。15は渦発生体12のフランジ部
14側に設けられた凹部である。
【0004】この凹部15の中には、その底部から順に
金属製の第1コモン電極16、圧電素子17、電極板1
8、絶縁板19、電極板20、圧電素子21がサンドイ
ッチ状に配列され金属製の押圧棒22でこれ等は押圧固
定されている。さらに、電極板18からはリ−ド線2
3、電極板20からはリ−ド線24がそれぞれ端子A、
Bに引き出されている。
金属製の第1コモン電極16、圧電素子17、電極板1
8、絶縁板19、電極板20、圧電素子21がサンドイ
ッチ状に配列され金属製の押圧棒22でこれ等は押圧固
定されている。さらに、電極板18からはリ−ド線2
3、電極板20からはリ−ド線24がそれぞれ端子A、
Bに引き出されている。
【0005】圧電素子17、21は各圧電素子17、2
1の紙面に向かって左側と右側とがそれぞれ逆方向に分
極されており同じ方向の応力に対して互いに上下の電極
に逆極性の電荷を発生する。
1の紙面に向かって左側と右側とがそれぞれ逆方向に分
極されており同じ方向の応力に対して互いに上下の電極
に逆極性の電荷を発生する。
【0006】圧電素子17に発生した電荷は電極板18
と接続された端子Aと台座16を介して接続された管路
10との間に得られ、圧電素子21に発生した電荷は電
極板20と接続された端子Bと押圧棒20と接続された
管路10との間に得られる。
と接続された端子Aと台座16を介して接続された管路
10との間に得られ、圧電素子21に発生した電荷は電
極板20と接続された端子Bと押圧棒20と接続された
管路10との間に得られる。
【0007】この2個の電極板18、20に発生した電
荷は図9に示すように電荷増幅器25、26に入力され
る。電荷増幅器25の出力と電荷増幅器26の出力をボ
リウム27を介した出力とを加算器28で加算して流量
信号を得る。この流量信号は例えば電流出力に変換され
て2線を介して負荷に伝送される(図示せず)。次に、
以上のように構成された渦流量計の動作について図10
と図11を用いて説明する。
荷は図9に示すように電荷増幅器25、26に入力され
る。電荷増幅器25の出力と電荷増幅器26の出力をボ
リウム27を介した出力とを加算器28で加算して流量
信号を得る。この流量信号は例えば電流出力に変換され
て2線を介して負荷に伝送される(図示せず)。次に、
以上のように構成された渦流量計の動作について図10
と図11を用いて説明する。
【0008】流体が管路10の中に流れると渦発生体1
2に矢印Fで示した方向にカルマン渦による振動が発生
する。この振動により渦発生体12には図10(a)に
示すような応力分布とこの逆の応力分布の繰返しが生
じ、各圧電素子17、21には図10(a)に示す渦周
波数を持つ信号応力に対応した電荷+Q、−Qの繰返し
が生じる。なお、図10においては説明の便宜のため電
極板18或いは21を紙面に対して左右に2つに分割
し、かつ上下の一方の電極は台座16あるいは押圧棒2
2に相当するものとしてある。
2に矢印Fで示した方向にカルマン渦による振動が発生
する。この振動により渦発生体12には図10(a)に
示すような応力分布とこの逆の応力分布の繰返しが生
じ、各圧電素子17、21には図10(a)に示す渦周
波数を持つ信号応力に対応した電荷+Q、−Qの繰返し
が生じる。なお、図10においては説明の便宜のため電
極板18或いは21を紙面に対して左右に2つに分割
し、かつ上下の一方の電極は台座16あるいは押圧棒2
2に相当するものとしてある。
【0009】一方、管路10にはノイズとなる管路振動
も生じる。この管路振動は流体の流れと同じ方向の抗
力方向、流体の流れとは直角方向の揚力方向、渦発
生体の長手方向の3方向成分に分けられる。このうち、
抗力方向の振動に対する応力分布は第10図(b)に示
すようになり1個の電極内で正負の電荷は打ち消されて
ノイズ電荷は発生しない。また、長手方向の振動に対し
ては図10(c)に示すように電極内で打ち消されて抗
力方向と同様にノイズ電荷は発生しない。
も生じる。この管路振動は流体の流れと同じ方向の抗
力方向、流体の流れとは直角方向の揚力方向、渦発
生体の長手方向の3方向成分に分けられる。このうち、
抗力方向の振動に対する応力分布は第10図(b)に示
すようになり1個の電極内で正負の電荷は打ち消されて
ノイズ電荷は発生しない。また、長手方向の振動に対し
ては図10(c)に示すように電極内で打ち消されて抗
力方向と同様にノイズ電荷は発生しない。
【0010】しかし、揚力方向の振動は信号応力と同一
の応力分布となりノイズ電荷が生じる。そこで、このノ
イズ電荷を消去するために以下の演算を実行する。圧電
素子17、21の各電荷をQ1、Q2、信号成分をS1、
S2、揚力方向のノイズ成分をN1、N2とし、圧電素子
17、21で分極を逆とするとQ1、Q2は次式で示され
る。 Q1=S1+N1 −Q2=−S2−N2
の応力分布となりノイズ電荷が生じる。そこで、このノ
イズ電荷を消去するために以下の演算を実行する。圧電
素子17、21の各電荷をQ1、Q2、信号成分をS1、
S2、揚力方向のノイズ成分をN1、N2とし、圧電素子
17、21で分極を逆とするとQ1、Q2は次式で示され
る。 Q1=S1+N1 −Q2=−S2−N2
【0011】ただし、S1とS2、N1とN2のベクトル方
向は同じである。ここで、圧電素子17、21の信号成
分とノイズ成分の関係は図11(この図は揚力方向のノ
イズと信号に対する渦発生体の曲げモ−メントの関係を
示す)に示すようになっているので、図9に示すように
圧電素子17側の電荷増幅器25の出力を加算器28で
加算する際にボリウム27と共にN1/N2倍して圧電素
子21側の電荷増幅器26の出力と加算すると、 Q1−Q2(N1/N2) =S1−S2(N1/N2) となり管路ノイズは除去される。
向は同じである。ここで、圧電素子17、21の信号成
分とノイズ成分の関係は図11(この図は揚力方向のノ
イズと信号に対する渦発生体の曲げモ−メントの関係を
示す)に示すようになっているので、図9に示すように
圧電素子17側の電荷増幅器25の出力を加算器28で
加算する際にボリウム27と共にN1/N2倍して圧電素
子21側の電荷増幅器26の出力と加算すると、 Q1−Q2(N1/N2) =S1−S2(N1/N2) となり管路ノイズは除去される。
【0012】しかして、第1コモン電極16、圧電素子
17、電極板18、絶縁板19、電極板20、圧電素子
21は、凹部15に押圧棒22で押圧固定されている。
ここで渦発生体12と第1コモン電極16、圧電素子1
7、電極板18、絶縁板19、電極板20、圧電素子2
1、押圧棒22との温度膨脹を等しくしておけば、測定
流体温度が変化しても、初期の押付け力は変化しないの
で、問題は無い。
17、電極板18、絶縁板19、電極板20、圧電素子
21は、凹部15に押圧棒22で押圧固定されている。
ここで渦発生体12と第1コモン電極16、圧電素子1
7、電極板18、絶縁板19、電極板20、圧電素子2
1、押圧棒22との温度膨脹を等しくしておけば、測定
流体温度が変化しても、初期の押付け力は変化しないの
で、問題は無い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】要するに、渦流量計
は、測定流路中に渦発生体を置き、発生するカルマン渦
の周波数を測定することにより、流速及び流量を測定す
るものである。渦流量計の原理は,渦発生体によって発
生するカルマン渦の周波数が流速に比例するという現象
を利用したものである。
は、測定流路中に渦発生体を置き、発生するカルマン渦
の周波数を測定することにより、流速及び流量を測定す
るものである。渦流量計の原理は,渦発生体によって発
生するカルマン渦の周波数が流速に比例するという現象
を利用したものである。
【0014】周波数fと渦発生体の幅dを掛けたもの
を、流速uで割るとストローハル数Stという無次元量
になるが、これが広い流速範囲で一定になるので、周波
数を測定することにより以下の式(1)を用いて、比較
的簡単に流速を測定することができる。 u=(f・d)/St (1)
を、流速uで割るとストローハル数Stという無次元量
になるが、これが広い流速範囲で一定になるので、周波
数を測定することにより以下の式(1)を用いて、比較
的簡単に流速を測定することができる。 u=(f・d)/St (1)
【0015】しかし、流速が小さくなると、測定流路中
の乱れや渦発生体側面での渦剥離点の揺らぎによりカル
マン渦が安定に発生せず、ストローハル数Stが一定で
はなくなるため、式(1)に渦周波数を代入しても正確
な流速を求める事が出来なくなる。すなわち、図8従来
例の渦流量計では精度のよい測定が出来なくなる。
の乱れや渦発生体側面での渦剥離点の揺らぎによりカル
マン渦が安定に発生せず、ストローハル数Stが一定で
はなくなるため、式(1)に渦周波数を代入しても正確
な流速を求める事が出来なくなる。すなわち、図8従来
例の渦流量計では精度のよい測定が出来なくなる。
【0016】そこで図12のように、同じ形あるいは少
し大きさの違う渦発生体31、32を流れ方向に並べる
方式が考えられている。これにより単体の渦発生体の場
合の2倍以上の圧力低下を引き起こす強い渦が得られ
る。
し大きさの違う渦発生体31、32を流れ方向に並べる
方式が考えられている。これにより単体の渦発生体の場
合の2倍以上の圧力低下を引き起こす強い渦が得られ
る。
【0017】しかしこの方法も、2つの渦発生体の間隔
Lを下流の渦発生体32の幅dに対して4dから6d程
度にしなくてはならず、上流渦発生体31で発生した渦
が下流渦発生体32に到達する前に乱れてしまい、下流
渦発生体32で安定に渦を発生させることは出来なくな
ってしまう。
Lを下流の渦発生体32の幅dに対して4dから6d程
度にしなくてはならず、上流渦発生体31で発生した渦
が下流渦発生体32に到達する前に乱れてしまい、下流
渦発生体32で安定に渦を発生させることは出来なくな
ってしまう。
【0018】そのため単に2つに渦発生体31、32を
並べるだけの構造は正確な流速測定には不向きである。
本発明は、この問題点を解決するものである。本発明の
目的は、低流速まで精度良く正確な流速流量測定が可能
な渦流量計を提供するにある。
並べるだけの構造は正確な流速測定には不向きである。
本発明は、この問題点を解決するものである。本発明の
目的は、低流速まで精度良く正確な流速流量測定が可能
な渦流量計を提供するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、カルマン渦により渦発生体に作用する交
番力を検出して流速流量を測定する渦流量計において、
測定流路に垂直に設けられた柱状の下流渦発生体と、該
下流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該下流渦発生体か
ら該下流渦発生体の幅のほぼ0.2倍から0.4倍の上
流側に該下流渦発生体と平行に配置され測定流体の流れ
方向の断面における流れ方向寸法が流れに垂直方向寸法
の0.3倍以下である平板状の下流柱状体と、前記下流
渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該下流渦発生体から該
下流渦発生体の幅のほぼ4倍から6倍の上流側に設けら
れた柱状の上流渦発生体と、該上流渦発生体の幅とほぼ
同じ幅を有し該上流渦発生体から該上流渦発生体の幅の
ほぼ0.2倍から0.4倍の上流側に該上流渦発生体と
平行に配置され測定流体の流れ方向の断面における流れ
方向寸法が流れに垂直方向寸法の0.3倍以下である平
板状の上流柱状体とを具備したことを特徴とする渦流量
計を構成したものである。
に、本発明は、カルマン渦により渦発生体に作用する交
番力を検出して流速流量を測定する渦流量計において、
測定流路に垂直に設けられた柱状の下流渦発生体と、該
下流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該下流渦発生体か
ら該下流渦発生体の幅のほぼ0.2倍から0.4倍の上
流側に該下流渦発生体と平行に配置され測定流体の流れ
方向の断面における流れ方向寸法が流れに垂直方向寸法
の0.3倍以下である平板状の下流柱状体と、前記下流
渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該下流渦発生体から該
下流渦発生体の幅のほぼ4倍から6倍の上流側に設けら
れた柱状の上流渦発生体と、該上流渦発生体の幅とほぼ
同じ幅を有し該上流渦発生体から該上流渦発生体の幅の
ほぼ0.2倍から0.4倍の上流側に該上流渦発生体と
平行に配置され測定流体の流れ方向の断面における流れ
方向寸法が流れに垂直方向寸法の0.3倍以下である平
板状の上流柱状体とを具備したことを特徴とする渦流量
計を構成したものである。
【0020】
【作用】以上の構成において、上流渦発生体と平板状の
上流柱状体によってカルマン渦が発生し、下流に流れて
いく。このカルマン渦が下流渦発生体と下流柱状体とに
よってさらに渦度を供給され、強い圧力低下を引き起こ
す渦となる。このとき、上流渦発生体で発生した渦には
乱れが入っているが、上流渦発生体の前方に上流柱状体
を取り付けたことにより、渦の剥離が促進され安定した
渦が発生する。
上流柱状体によってカルマン渦が発生し、下流に流れて
いく。このカルマン渦が下流渦発生体と下流柱状体とに
よってさらに渦度を供給され、強い圧力低下を引き起こ
す渦となる。このとき、上流渦発生体で発生した渦には
乱れが入っているが、上流渦発生体の前方に上流柱状体
を取り付けたことにより、渦の剥離が促進され安定した
渦が発生する。
【0021】このため、下流渦発生体に到達するまで擾
乱が発達しにくくなっている。また、下流渦発生体にも
下流柱状体が取り付けられているため、ここでの渦発生
も安定になる。このカルマン渦の発生による圧力低下が
導圧孔から導圧管を通り圧力センサに導かれる。
乱が発達しにくくなっている。また、下流渦発生体にも
下流柱状体が取り付けられているため、ここでの渦発生
も安定になる。このカルマン渦の発生による圧力低下が
導圧孔から導圧管を通り圧力センサに導かれる。
【0022】圧力センサの出力は信号処理回路に入り、
信号処理され、カルマン渦周波数が計算され、この周波
数と予め実験によって求められたストローハル数と渦発
生体の幅によって流速が計算される。以下、実施例に基
づき詳細に説明する。
信号処理され、カルマン渦周波数が計算され、この周波
数と予め実験によって求められたストローハル数と渦発
生体の幅によって流速が計算される。以下、実施例に基
づき詳細に説明する。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の寸法関係図である。41は、測定流路42
に垂直に設けられた柱状の下流渦発生体である。43
は、下流渦発生体41の幅d2とほぼ同じ幅を有し、下
流渦発生体41から下流渦発生体41の幅d2のほぼ
0.2倍から0.4倍の上流側b2に、下流渦発生体4
1と平行に配置され、測定流体の流れ方向44の断面に
おける、流れ方向寸法t2が、流れに垂直方向寸法d2の
0.3倍以下である平板状の下流柱状体である。
図2は図1の寸法関係図である。41は、測定流路42
に垂直に設けられた柱状の下流渦発生体である。43
は、下流渦発生体41の幅d2とほぼ同じ幅を有し、下
流渦発生体41から下流渦発生体41の幅d2のほぼ
0.2倍から0.4倍の上流側b2に、下流渦発生体4
1と平行に配置され、測定流体の流れ方向44の断面に
おける、流れ方向寸法t2が、流れに垂直方向寸法d2の
0.3倍以下である平板状の下流柱状体である。
【0024】45は、下流渦発生体41の幅d2とほぼ
同じ幅d1を有し、下流渦発生体41から下流渦発生体
41の幅d2のほぼ4倍から6倍の上流側に設けられた
柱状の上流渦発生体である。46は、上流渦発生体45
の幅d1とほぼ同じ幅を有し、上流渦発生体45から上
流渦発生体45の幅d1のほぼ0.2倍から0.4倍の
上流側b1に、上流渦発生体45と平行に配置され、測
定流体の流れ44方向の断面における、流れ方向寸法t
1が、流れに垂直方向寸法d1の0.3倍以下である平板
状の上流柱状体である。
同じ幅d1を有し、下流渦発生体41から下流渦発生体
41の幅d2のほぼ4倍から6倍の上流側に設けられた
柱状の上流渦発生体である。46は、上流渦発生体45
の幅d1とほぼ同じ幅を有し、上流渦発生体45から上
流渦発生体45の幅d1のほぼ0.2倍から0.4倍の
上流側b1に、上流渦発生体45と平行に配置され、測
定流体の流れ44方向の断面における、流れ方向寸法t
1が、流れに垂直方向寸法d1の0.3倍以下である平板
状の上流柱状体である。
【0025】47は、圧力変動を検出する圧力センサで
ある。48a,48bは、渦発生体41の側面に設けら
れた導圧孔である。49a,49bは、導圧孔48a,
48bと圧力センサ47とをそれぞれ連通する導圧管で
ある。51は、圧力センサ47の出力を信号処理する信
号処理回路である。
ある。48a,48bは、渦発生体41の側面に設けら
れた導圧孔である。49a,49bは、導圧孔48a,
48bと圧力センサ47とをそれぞれ連通する導圧管で
ある。51は、圧力センサ47の出力を信号処理する信
号処理回路である。
【0026】
【作用】以上の構成において、上流渦発生体45と平板
状の上流柱状体46によってカルマン渦が発生し、下流
に流れていく。このカルマン渦が下流渦発生体41と下
流柱状体43とによってさらに渦度を供給され、強い圧
力低下を引き起こす渦となる。
状の上流柱状体46によってカルマン渦が発生し、下流
に流れていく。このカルマン渦が下流渦発生体41と下
流柱状体43とによってさらに渦度を供給され、強い圧
力低下を引き起こす渦となる。
【0027】このとき、上流渦発生体45で発生した渦
には乱れが入っているが、上流渦発生体45の前方に上
流柱状体46を取り付けたことにより、渦の剥離が促進
され安定した渦が発生する。このため、下流渦発生体4
1に到達するまで擾乱が発達しにくくなっている。
には乱れが入っているが、上流渦発生体45の前方に上
流柱状体46を取り付けたことにより、渦の剥離が促進
され安定した渦が発生する。このため、下流渦発生体4
1に到達するまで擾乱が発達しにくくなっている。
【0028】また、下流渦発生体41にも下流柱状体4
3が取り付けられているため、ここでの渦発生も安定に
なる。このカルマン渦の発生による圧力低下が導圧孔4
8a,48bから導圧49a,49管を通り圧力センサ
47に導かれる。
3が取り付けられているため、ここでの渦発生も安定に
なる。このカルマン渦の発生による圧力低下が導圧孔4
8a,48bから導圧49a,49管を通り圧力センサ
47に導かれる。
【0029】圧力センサ47の出力は信号処理回路51
に入り、信号処理され、カルマン渦周波数が計算され、
この周波数と予め実験によって求められたストローハル
数と渦発生体の幅によって流速が計算される。
に入り、信号処理され、カルマン渦周波数が計算され、
この周波数と予め実験によって求められたストローハル
数と渦発生体の幅によって流速が計算される。
【0030】この結果、上流と下流の渦発生体41、4
5の上流側に平板43、46を適当な間隔をおいて設置
することにより、渦の発生を安定にし、なおかつ強い渦
を得ることが出来るため、低流速における流速測定を可
能にする。
5の上流側に平板43、46を適当な間隔をおいて設置
することにより、渦の発生を安定にし、なおかつ強い渦
を得ることが出来るため、低流速における流速測定を可
能にする。
【0031】本発明の効果を証明する実験結果を示す。
図3は、渦発生体の側面で測定した圧力低下の大きさを
流速の自乗に対して示したものである。Aは、渦発生体
が1つのものである。、Bは、同形の渦発生体を、流れ
方向に渦発生体の幅dの4倍の間隔で並べたものであ
る。Cは、それぞれの渦発生体の上流に平板を取り付け
た本発明の渦流量計の場合である。
図3は、渦発生体の側面で測定した圧力低下の大きさを
流速の自乗に対して示したものである。Aは、渦発生体
が1つのものである。、Bは、同形の渦発生体を、流れ
方向に渦発生体の幅dの4倍の間隔で並べたものであ
る。Cは、それぞれの渦発生体の上流に平板を取り付け
た本発明の渦流量計の場合である。
【0032】渦発生体を2つ並べたものとそれぞれの渦
発生体の上流に平板を置いたものは、1つものものより
も大きな圧力低下が生じていることが分かる。図4、図
5は、2つの渦発生体を並べた場合の出力信号波形とパ
ワースペクトル波形を示す。
発生体の上流に平板を置いたものは、1つものものより
も大きな圧力低下が生じていることが分かる。図4、図
5は、2つの渦発生体を並べた場合の出力信号波形とパ
ワースペクトル波形を示す。
【0033】図6、図7は2つの渦発生体を並べて、そ
れぞれの渦発生体の上流側に平板を置いた場合の出力信
号波形とパワースペクトル波形を示す。平板の効果によ
り乱れの少ない波形が得られ、パワースペクトルのピー
クも鋭くなっていることが分かる。
れぞれの渦発生体の上流側に平板を置いた場合の出力信
号波形とパワースペクトル波形を示す。平板の効果によ
り乱れの少ない波形が得られ、パワースペクトルのピー
クも鋭くなっていることが分かる。
【0034】なお、 (1)渦発生体41、45は、台形である必要はなく、
例えば、平らな面を上流側に向けた半円柱や三角柱でも
良く、要するに、カルマン渦を安定に発生できる形状で
あればよい。 (2)カルマン渦周波数の検出については、圧力センサ
を用いて測定していたが、これに限ることはなく、例え
ば、超音波方式や、熱線式、光式でもよい。
例えば、平らな面を上流側に向けた半円柱や三角柱でも
良く、要するに、カルマン渦を安定に発生できる形状で
あればよい。 (2)カルマン渦周波数の検出については、圧力センサ
を用いて測定していたが、これに限ることはなく、例え
ば、超音波方式や、熱線式、光式でもよい。
【0035】(3) 圧力測定のための導圧孔48a,
48bは、下流渦発生体41だけに開けるのではなく、
上流渦発生体45の側面にも開けて、上流渦発生体45
と下流渦発生体41からの圧力信号を処理するようにし
ても良い。 (4) このような渦発生体41,45に前に平板4
3,46を置いた構造のものを2つ以上流れ方向に並べ
ても良い。
48bは、下流渦発生体41だけに開けるのではなく、
上流渦発生体45の側面にも開けて、上流渦発生体45
と下流渦発生体41からの圧力信号を処理するようにし
ても良い。 (4) このような渦発生体41,45に前に平板4
3,46を置いた構造のものを2つ以上流れ方向に並べ
ても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カルマ
ン渦により渦発生体に作用する交番力を検出して流速流
量を測定する渦流量計において、測定流路に垂直に設け
られた柱状の下流渦発生体と、該下流渦発生体の幅とほ
ぼ同じ幅を有し該下流渦発生体から該下流渦発生体の幅
のほぼ0.2倍から0.4倍の上流側に該下流渦発生体
と平行に配置され測定流体の流れ方向の断面における流
れ方向寸法が流れに垂直方向寸法の0.3倍以下である
平板状の下流柱状体と、前記下流渦発生体の幅とほぼ同
じ幅を有し該下流渦発生体から該下流渦発生体の幅のほ
ぼ4倍から6倍の上流側に設けられた柱状の上流渦発生
体と、該上流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該上流渦
発生体から該上流渦発生体の幅のほぼ0.2倍から0.
4倍の上流側に該上流渦発生体と平行に配置され測定流
体の流れ方向の断面における流れ方向寸法が流れに垂直
方向寸法の0.3倍以下である平板状の上流柱状体とを
具備したことを特徴とする渦流量計を構成した。
ン渦により渦発生体に作用する交番力を検出して流速流
量を測定する渦流量計において、測定流路に垂直に設け
られた柱状の下流渦発生体と、該下流渦発生体の幅とほ
ぼ同じ幅を有し該下流渦発生体から該下流渦発生体の幅
のほぼ0.2倍から0.4倍の上流側に該下流渦発生体
と平行に配置され測定流体の流れ方向の断面における流
れ方向寸法が流れに垂直方向寸法の0.3倍以下である
平板状の下流柱状体と、前記下流渦発生体の幅とほぼ同
じ幅を有し該下流渦発生体から該下流渦発生体の幅のほ
ぼ4倍から6倍の上流側に設けられた柱状の上流渦発生
体と、該上流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該上流渦
発生体から該上流渦発生体の幅のほぼ0.2倍から0.
4倍の上流側に該上流渦発生体と平行に配置され測定流
体の流れ方向の断面における流れ方向寸法が流れに垂直
方向寸法の0.3倍以下である平板状の上流柱状体とを
具備したことを特徴とする渦流量計を構成した。
【0037】この結果、上流と下流の渦発生体の上流側
に平板を適当な間隔をおいて設置することにより、渦の
発生を安定にし、なおかつ強い渦を得ることが出来るた
め、低流速における流速測定を可能にする。
に平板を適当な間隔をおいて設置することにより、渦の
発生を安定にし、なおかつ強い渦を得ることが出来るた
め、低流速における流速測定を可能にする。
【0038】従って、本発明によれば、低流速まで精度
良く正確な流速流量測定が可能な渦流量計を実現するこ
とが出来る。
良く正確な流速流量測定が可能な渦流量計を実現するこ
とが出来る。
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の寸法関係説明図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】図1の動作説明図である。
【図5】図1の動作説明図である。
【図6】図1の動作説明図である。
【図7】図1の動作説明図である。
【図8】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
明図である。
【図9】図8に示す検出部で検出した電荷を電圧に変換
する変換部の構成を示すブロック図である。
する変換部の構成を示すブロック図である。
【図10】図8の動作説明図である。
【図11】図8の動作説明図である。
【図12】従来より一般に使用されている他の従来例の
構成説明図である。
構成説明図である。
41…下流渦発生体 42…測定流路 43…下流柱状体 44…流れ 45…上流渦発生体 46…上流柱状体 47…圧力センサ 48a…導圧孔 48b…導圧孔 49a…導圧管 49b…導圧管 51…処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−68854(JP,A) 特開 昭48−20554(JP,A) 特開 昭55−469(JP,A) 特開 昭55−23497(JP,A) 特開 昭49−114958(JP,A) 特開 昭49−3867(JP,A) 特開 昭61−164115(JP,A) 特開 昭63−52011(JP,A) 特開 昭62−289729(JP,A) 特開 昭62−255819(JP,A) 特開 昭58−144712(JP,A) 実開 昭63−83618(JP,U) 実開 昭55−46250(JP,U) 実開 昭51−50067(JP,U) 実開 昭51−19770(JP,U) 実開 昭53−147760(JP,U) 実開 昭55−81730(JP,U) 実開 昭60−33621(JP,U) 実開 昭62−150631(JP,U) 実開 昭62−150632(JP,U) 実開 昭63−14118(JP,U) 特公 昭55−40804(JP,B2) 特公 昭54−9069(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/32
Claims (1)
- 【請求項1】カルマン渦により渦発生体に作用する交番
力を検出して流速流量を測定する渦流量計において、 測定流路に垂直に設けられた柱状の下流渦発生体と、 該下流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該下流渦発生体
から該下流渦発生体の幅のほぼ0.2倍から0.4倍の
上流側に該下流渦発生体と平行に配置され測定流体の流
れ方向の断面における流れ方向寸法が流れに垂直方向寸
法の0.3倍以下である平板状の下流柱状体と、 前記下流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該下流渦発生
体から該下流渦発生体の幅のほぼ4倍から6倍の上流側
に設けられた柱状の上流渦発生体と、 該上流渦発生体の幅とほぼ同じ幅を有し該上流渦発生体
から該上流渦発生体の幅のほぼ0.2倍から0.4倍の
上流側に該上流渦発生体と平行に配置され測定流体の流
れ方向の断面における流れ方向寸法が流れに垂直方向寸
法の0.3倍以下である平板状の上流柱状体とを具備し
たことを特徴とする渦流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04387893A JP3209246B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04387893A JP3209246B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 渦流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06258105A JPH06258105A (ja) | 1994-09-16 |
| JP3209246B2 true JP3209246B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=12675967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04387893A Expired - Fee Related JP3209246B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 渦流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3209246B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110455353A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-11-15 | 贵阳学院 | 一种浮球涡街对射式光纤流量传感器及其流量检测方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5540804B2 (ja) | 2010-03-23 | 2014-07-02 | 株式会社デンソー | アイドルストップ制御装置 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP04387893A patent/JP3209246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5540804B2 (ja) | 2010-03-23 | 2014-07-02 | 株式会社デンソー | アイドルストップ制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06258105A (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |