JP3224005B2 - 電線圧着端子 - Google Patents
電線圧着端子Info
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は例えば自動車の電気
系統の配索に使用する電線にかしめ固定される電線圧着
端子に関し、異なる線径の電線を容易且つ確実に圧着す
るようにしたものである。
系統の配索に使用する電線にかしめ固定される電線圧着
端子に関し、異なる線径の電線を容易且つ確実に圧着す
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来電線圧着端子には図21乃至図24
に示すものがある。すなわち金属薄板により形成され、
電気接触部Aと、電線Dの導体部d1 をかしめるための
一対の対向する導体圧着片2aおよび電線Dの被覆部d
2 をかしめるための一対の電線圧着片2bを電気接触部
Aに隣接して有する圧着部Bとよりなる。
に示すものがある。すなわち金属薄板により形成され、
電気接触部Aと、電線Dの導体部d1 をかしめるための
一対の対向する導体圧着片2aおよび電線Dの被覆部d
2 をかしめるための一対の電線圧着片2bを電気接触部
Aに隣接して有する圧着部Bとよりなる。
【0003】また上記構造の電線圧着端子に電線Dを圧
着する装置には、例えば図25に示すものがある。この
装置は、電線圧着端子の圧着部Bを載置するための収容
凹部30aを上面に設けた雄型部30と、一対の導体圧
着片2aまたは一対の電線圧着片2b間にそれぞれ電線
Dの導体部d1 または被覆部d2 を挿入し、巻き込んだ
後に、加圧力によって一対の導体圧着片2aまたは電線
圧着片2bを対向して折り曲げるための略双子山形状の
加工凹部31aが下面に形成され、前記雄型部30に対
して対向して移動可能に設けられた加圧用の雌型部31
とから形成されるものであった。そして例えば被覆部d
2 が剥離された電線Dの導体部d1 は、前記雄型部30
と、前記雌型部31との加圧により圧着端子の一対の導
体圧着片2aが対向して折り曲げられることにより図2
3および図24に示されるように抱き込まれた状態にか
しめ固定される。
着する装置には、例えば図25に示すものがある。この
装置は、電線圧着端子の圧着部Bを載置するための収容
凹部30aを上面に設けた雄型部30と、一対の導体圧
着片2aまたは一対の電線圧着片2b間にそれぞれ電線
Dの導体部d1 または被覆部d2 を挿入し、巻き込んだ
後に、加圧力によって一対の導体圧着片2aまたは電線
圧着片2bを対向して折り曲げるための略双子山形状の
加工凹部31aが下面に形成され、前記雄型部30に対
して対向して移動可能に設けられた加圧用の雌型部31
とから形成されるものであった。そして例えば被覆部d
2 が剥離された電線Dの導体部d1 は、前記雄型部30
と、前記雌型部31との加圧により圧着端子の一対の導
体圧着片2aが対向して折り曲げられることにより図2
3および図24に示されるように抱き込まれた状態にか
しめ固定される。
【0004】本来、電線の線径の太い、細いに応じた電
線圧着端子と専用の装置とを用いて電線をかしめ固定す
るのが最適である。しかし、製作費および資材費がかか
る等の経済性に鑑み、従来図21乃至図24に示す上記
構造の1種類の電線圧着端子と、図25に示す1種類の
装置とを用いて太径、中径、細径等の数種のサイズの電
線D1 ,D2 ,D3 を電線圧着端子の圧着部Bにかしめ
固定していた。
線圧着端子と専用の装置とを用いて電線をかしめ固定す
るのが最適である。しかし、製作費および資材費がかか
る等の経済性に鑑み、従来図21乃至図24に示す上記
構造の1種類の電線圧着端子と、図25に示す1種類の
装置とを用いて太径、中径、細径等の数種のサイズの電
線D1 ,D2 ,D3 を電線圧着端子の圧着部Bにかしめ
固定していた。
【0005】ところで電線Dの導体部d1 による電線圧
着端子の圧着部Bの圧着状態の良否判断の基本特性とし
て、一対の導体圧着片2aによる電線Dの導体部d1 の
接触抵抗と、導体圧着片2aによる導体部d1 の電線固
着力とがある。電線圧着端子の圧接形状は、その圧着部
Bの一対の導体圧着片2aの長さLを一定にした場合
に、図23および図24に示すように導体圧着片2a,
2a間の圧着幅C/W と圧着高さC/H とが関与する。そし
て圧着高さC/H を設定する場合、初期抵抗、150時抵
抗、300時抵抗等の接触抵抗と電線固着力(端子圧着
部強度)との関係を図26に示す特性図のように、接触
抵抗安定領域( 斜線部) に設定することが望ましい。こ
の特性図において電線固着力を表す曲線aの最大値a1
を境に、圧着高さC/H が大の側で電線Dが抜け出し、圧
着高さC/H が小さい側で断線することになる。
着端子の圧着部Bの圧着状態の良否判断の基本特性とし
て、一対の導体圧着片2aによる電線Dの導体部d1 の
接触抵抗と、導体圧着片2aによる導体部d1 の電線固
着力とがある。電線圧着端子の圧接形状は、その圧着部
Bの一対の導体圧着片2aの長さLを一定にした場合
に、図23および図24に示すように導体圧着片2a,
2a間の圧着幅C/W と圧着高さC/H とが関与する。そし
て圧着高さC/H を設定する場合、初期抵抗、150時抵
抗、300時抵抗等の接触抵抗と電線固着力(端子圧着
部強度)との関係を図26に示す特性図のように、接触
抵抗安定領域( 斜線部) に設定することが望ましい。こ
の特性図において電線固着力を表す曲線aの最大値a1
を境に、圧着高さC/H が大の側で電線Dが抜け出し、圧
着高さC/H が小さい側で断線することになる。
【0006】ところが1種類の電線圧着端子を共用化し
て太径、中径、細径等の各種サイズの電線D1 ,D2 ,
D3 をかしめ固定するために、電線圧着端子の一対の導
体圧着片2a間の圧着幅C/W を太径の電線D1 に対応し
て設定すると、細径サイズの電線D3 では電線をかしめ
る際に圧着幅C/W が広過ぎる。このため、圧着高さC/H
を図24に示すような太径サイズの電線D1 よりも図2
3に示すような細径サイズの電線D3 に設定して低くし
なければ、電線Dの導体部d1 を一対の導体圧着片2a
によって充分な圧着強度をもって圧着することはできな
かった。もし太径の電線D1 に対応する圧着高さC/H を
設定して細径の線径の電線D3 を一対の導体圧着片2a
によって圧着するのであれば、圧着強度に欠け、電線D
3 は抜け出し易いという不都合があった。従って従来、
圧着高さC/H ・圧着幅C/W 比率=圧着高さC/H /(圧着高
さC/H +圧着幅C/W)が40%付近の導体圧着片2aで電
線Dを圧着していた。
て太径、中径、細径等の各種サイズの電線D1 ,D2 ,
D3 をかしめ固定するために、電線圧着端子の一対の導
体圧着片2a間の圧着幅C/W を太径の電線D1 に対応し
て設定すると、細径サイズの電線D3 では電線をかしめ
る際に圧着幅C/W が広過ぎる。このため、圧着高さC/H
を図24に示すような太径サイズの電線D1 よりも図2
3に示すような細径サイズの電線D3 に設定して低くし
なければ、電線Dの導体部d1 を一対の導体圧着片2a
によって充分な圧着強度をもって圧着することはできな
かった。もし太径の電線D1 に対応する圧着高さC/H を
設定して細径の線径の電線D3 を一対の導体圧着片2a
によって圧着するのであれば、圧着強度に欠け、電線D
3 は抜け出し易いという不都合があった。従って従来、
圧着高さC/H ・圧着幅C/W 比率=圧着高さC/H /(圧着高
さC/H +圧着幅C/W)が40%付近の導体圧着片2aで電
線Dを圧着していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そして図21乃至図2
4に示す上記従来の1種類の電線圧接端子と、図25に
示す1種類の装置とを用いて太径、中径、細径等の数種
のサイズの電線D1 ,D 2 ,D3 を電線圧着端子の圧着
部Bにかしめ固定する場合に、例えば太径側において良
好な特性を得る圧着高さC/H の低電圧電流抵抗と端子圧
着部強度との関係の特性図として図27を得る。この特
性図は電線サイズが直径1.25mmである場合の測定
結果である。そして折線d′で示されるように電線Dに
対する導体圧着片2aの圧着強度が25.5(Kgf)
付近から30.0(Kgf)付近まで増大すると、初期
抵抗値を折線e′で、耐熱時間が伺える折線f′の15
0時抵抗値、折線g′の300時抵抗値等の低電圧電流
抵抗(接触抵抗)は圧着高さC/H が1.40(mm)付
近までは横這い状態で低い。そして圧着高さC/H が1.
40(mm)を越えると、端子圧着部強度は強いまま3
0.0(Kgf)付近から緩やかな増加傾向を示して最
高になり、一方初期抵抗値、150時抵抗値、300時
抵抗値は増加するが、比較的緩やかであり、大径側にお
いて良好な特性となる。
4に示す上記従来の1種類の電線圧接端子と、図25に
示す1種類の装置とを用いて太径、中径、細径等の数種
のサイズの電線D1 ,D 2 ,D3 を電線圧着端子の圧着
部Bにかしめ固定する場合に、例えば太径側において良
好な特性を得る圧着高さC/H の低電圧電流抵抗と端子圧
着部強度との関係の特性図として図27を得る。この特
性図は電線サイズが直径1.25mmである場合の測定
結果である。そして折線d′で示されるように電線Dに
対する導体圧着片2aの圧着強度が25.5(Kgf)
付近から30.0(Kgf)付近まで増大すると、初期
抵抗値を折線e′で、耐熱時間が伺える折線f′の15
0時抵抗値、折線g′の300時抵抗値等の低電圧電流
抵抗(接触抵抗)は圧着高さC/H が1.40(mm)付
近までは横這い状態で低い。そして圧着高さC/H が1.
40(mm)を越えると、端子圧着部強度は強いまま3
0.0(Kgf)付近から緩やかな増加傾向を示して最
高になり、一方初期抵抗値、150時抵抗値、300時
抵抗値は増加するが、比較的緩やかであり、大径側にお
いて良好な特性となる。
【0008】しかしながら、導体圧接片2aの圧着高さ
C/H を図23に示すように細径の電線D3 に対応して設
定した場合に、一対の導体圧着片2aの先端が圧着部B
の底部内面に圧接され、2室に分割された状態で導体圧
着片2aにて電線D3 の導体部は圧着される。この圧着
状態を例えば電線サイズが直径0.5mmである場合の
圧着高さC/Hと、低電圧電流抵抗と、端子圧着部強度と
の関係を測定すると、図28に示す特性図を得る。この
特性図において同様に折線e″は初期抵抗値、折線f″
は150時抵抗値、g″は300時抵抗値、折線d″は
端子圧着部強度である。そしてこの特性図から圧着高さ
C/H が1.15(mm)付近までは初期抵抗値、150
時抵抗値、300時抵抗値は低い。また端子圧着部強度
は、圧着高さC/H が1.25付近までは12.0〜1
3.0(Kgf)の範囲の緩やかな増加となって最高値
に到るが弱い。それから圧着高さC/H が1.25付近を
越えると、端子圧着部強度は横這い状態から減少傾向を
示している。一方、初期抵抗値、150時抵抗値、30
0時抵抗値等の接触抵抗は急激に増加し、高温雰囲気で
不安定であることがわかる。
C/H を図23に示すように細径の電線D3 に対応して設
定した場合に、一対の導体圧着片2aの先端が圧着部B
の底部内面に圧接され、2室に分割された状態で導体圧
着片2aにて電線D3 の導体部は圧着される。この圧着
状態を例えば電線サイズが直径0.5mmである場合の
圧着高さC/Hと、低電圧電流抵抗と、端子圧着部強度と
の関係を測定すると、図28に示す特性図を得る。この
特性図において同様に折線e″は初期抵抗値、折線f″
は150時抵抗値、g″は300時抵抗値、折線d″は
端子圧着部強度である。そしてこの特性図から圧着高さ
C/H が1.15(mm)付近までは初期抵抗値、150
時抵抗値、300時抵抗値は低い。また端子圧着部強度
は、圧着高さC/H が1.25付近までは12.0〜1
3.0(Kgf)の範囲の緩やかな増加となって最高値
に到るが弱い。それから圧着高さC/H が1.25付近を
越えると、端子圧着部強度は横這い状態から減少傾向を
示している。一方、初期抵抗値、150時抵抗値、30
0時抵抗値等の接触抵抗は急激に増加し、高温雰囲気で
不安定であることがわかる。
【0009】本発明は上記従来の不都合を解決し、太
径、中径、細径等の異なるサイズの線径の電線に対応し
て1種の圧接端子により電線を容易に、強い端子圧着力
によって確実に圧着するという共用化がはかれ、また接
触抵抗が高温雰囲気においても安定である等、製品とし
ての信頼度が高く、経済的にも優れた電線圧着端子を提
供することを目的とする。
径、中径、細径等の異なるサイズの線径の電線に対応し
て1種の圧接端子により電線を容易に、強い端子圧着力
によって確実に圧着するという共用化がはかれ、また接
触抵抗が高温雰囲気においても安定である等、製品とし
ての信頼度が高く、経済的にも優れた電線圧着端子を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、金
属薄板により形成され、電気接触部と折返二重片を有す
る導体の圧着部とを設けた電線圧着端子において、前記
折返二重片は電線に対する電線挿入方向の接触長さが電
線の線径に対応して異なる複数種が導体圧着片に形成さ
れるという手段を採用した。
属薄板により形成され、電気接触部と折返二重片を有す
る導体の圧着部とを設けた電線圧着端子において、前記
折返二重片は電線に対する電線挿入方向の接触長さが電
線の線径に対応して異なる複数種が導体圧着片に形成さ
れるという手段を採用した。
【0011】また本発明の請求項2において前記折返二
重片は、中径または細径の電線に対応して電線の挿入方
向の接触長さがそれぞれ前記導体圧着片の設置長さの略
2/3の幅、略1/3の幅に折返えされるという手段を
採用した。
重片は、中径または細径の電線に対応して電線の挿入方
向の接触長さがそれぞれ前記導体圧着片の設置長さの略
2/3の幅、略1/3の幅に折返えされるという手段を
採用した。
【0012】また本発明の請求項3において前記折返二
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち一方に
電線の中径に、他方には電線の細径に対応する接触長さ
に複数種が形成されるという手段を採用した。
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち一方に
電線の中径に、他方には電線の細径に対応する接触長さ
に複数種が形成されるという手段を採用した。
【0013】また本発明の請求項4において前記折返二
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち一方に
電線の中径および細径に、他方には電線の中径に対応す
る接触長さに複数種が形成されるという手段を採用し
た。
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち一方に
電線の中径および細径に、他方には電線の中径に対応す
る接触長さに複数種が形成されるという手段を採用し
た。
【0014】また本発明の請求項5において折返二重片
は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち一方に電線
の中径および細径に、他方には電線の細径に対応する接
触長さに複数種が形成されるという手段を採用した。
は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち一方に電線
の中径および細径に、他方には電線の細径に対応する接
触長さに複数種が形成されるという手段を採用した。
【0015】また本発明の請求項6において前記折返二
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち少なく
とも一方に電線の中径に対応する接触長さに複数種が形
成されるという手段を採用した。
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち少なく
とも一方に電線の中径に対応する接触長さに複数種が形
成されるという手段を採用した。
【0016】また本発明は請求項7において前記折返二
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち少なく
とも一方に電線の細径に対応する接触長さに複数種が形
成されるという手段を採用した。
重片は、導体圧着片の左右対向する両側壁のうち少なく
とも一方に電線の細径に対応する接触長さに複数種が形
成されるという手段を採用した。
【0017】
【実施の形態】以下図面に従って本発明の実施の形態の
具体例を説明する。図1乃至図5は本発明の第1実施例
を示す。1は電線圧着端子であり、この電線圧着端子1
は金属薄板により形成され、電気接触部Aと電線Dの導
体部をかしめるための一対の導体圧着片2aを電気接触
部Aに隣接して設けた圧着部Bとよりなる点は図21乃
至図24に示す上記従来の電線圧着端子と略同様の構造
である。
具体例を説明する。図1乃至図5は本発明の第1実施例
を示す。1は電線圧着端子であり、この電線圧着端子1
は金属薄板により形成され、電気接触部Aと電線Dの導
体部をかしめるための一対の導体圧着片2aを電気接触
部Aに隣接して設けた圧着部Bとよりなる点は図21乃
至図24に示す上記従来の電線圧着端子と略同様の構造
である。
【0018】3,3′は折返二重片であり、この折返二
重片3,3′は例えば太径、中径、細径等の異なるサイ
ズの電線D1 ,D2 ,D3 に対応して電線挿入方向の接
触長さが異なる複数種が一対の導体圧着片2aの内側に
折り返し可能に形成される。例えばこの実施例では図1
に示すように一対の導体圧着片2aの左右対向する両側
壁のうち一方に中径の電線D2 に対応して電線D2 の挿
入方向の接触長さが前記導体圧着片2aの設置長さLの
略2/3の幅と、また他方には細径の電線D 3 に対応し
て電線D3 の挿入方向の接触長さが前記導体圧着片2a
の設置長さLの略1/3の幅とに前記導体圧着片2aの
内側にそれぞれ折り返し可能に形成される。
重片3,3′は例えば太径、中径、細径等の異なるサイ
ズの電線D1 ,D2 ,D3 に対応して電線挿入方向の接
触長さが異なる複数種が一対の導体圧着片2aの内側に
折り返し可能に形成される。例えばこの実施例では図1
に示すように一対の導体圧着片2aの左右対向する両側
壁のうち一方に中径の電線D2 に対応して電線D2 の挿
入方向の接触長さが前記導体圧着片2aの設置長さLの
略2/3の幅と、また他方には細径の電線D 3 に対応し
て電線D3 の挿入方向の接触長さが前記導体圧着片2a
の設置長さLの略1/3の幅とに前記導体圧着片2aの
内側にそれぞれ折り返し可能に形成される。
【0019】4は大径の電線D1 を圧着するための圧着
片部であり、この圧着片部4は導体圧着片2aの左右対
向する両側壁部の一方(図1において左側)に略2/3
の幅をなす前記折返二重片3を設置する一側の側壁部の
残余部分を利用して折り返し可能に形成される。同じく
4′は前記圧着片部4と協同して大径の電線D1 を圧着
するための圧着片部であり、この圧着片部4′は導体圧
着片2aの左右対向する両側壁部の他方(図1において
右側)に略1/3の幅をなす前記折返二重片3′を設置
する他側の側壁部の残余部分を利用して折り返し可能に
形成される。
片部であり、この圧着片部4は導体圧着片2aの左右対
向する両側壁部の一方(図1において左側)に略2/3
の幅をなす前記折返二重片3を設置する一側の側壁部の
残余部分を利用して折り返し可能に形成される。同じく
4′は前記圧着片部4と協同して大径の電線D1 を圧着
するための圧着片部であり、この圧着片部4′は導体圧
着片2aの左右対向する両側壁部の他方(図1において
右側)に略1/3の幅をなす前記折返二重片3′を設置
する他側の側壁部の残余部分を利用して折り返し可能に
形成される。
【0020】本発明の一実施例は以上の構成からなり、
例えば細径の電線D3 ,D3 の導体部を電線圧着端子の
圧着部Bにかしめ固定するのには、圧着部Bの左右対向
する両側壁のうち一方に中径の電線D2 を圧着するため
の略2/3Lの幅をなす折返二重片3と、他方には細径
の電線D3 を圧着するための略1/3Lの幅をなす折返
二重片3′とを対向して図25に示すような装置を用い
る等して圧着部Bの内側に重合して折曲げることにより
細径の電線D3 ,D3 をかしめる(図2参照)。
例えば細径の電線D3 ,D3 の導体部を電線圧着端子の
圧着部Bにかしめ固定するのには、圧着部Bの左右対向
する両側壁のうち一方に中径の電線D2 を圧着するため
の略2/3Lの幅をなす折返二重片3と、他方には細径
の電線D3 を圧着するための略1/3Lの幅をなす折返
二重片3′とを対向して図25に示すような装置を用い
る等して圧着部Bの内側に重合して折曲げることにより
細径の電線D3 ,D3 をかしめる(図2参照)。
【0021】このように細径の電線D3 の導体部は、導
体圧着端子の圧着部Bの左右対向する側壁部の一方の側
壁部の内側に折り返された中径の電線D2 の圧着用の略
2/3Lの幅をなす折返二重片3と、左右対向する側壁
部の他方の側壁部の内側に折り返された細径の電線D3
の圧着用の略1/3Lの幅をなす折返二重片3′とを介
して細径の電線D3 ,D3 の導体部は圧着部Bにかしめ
られる。
体圧着端子の圧着部Bの左右対向する側壁部の一方の側
壁部の内側に折り返された中径の電線D2 の圧着用の略
2/3Lの幅をなす折返二重片3と、左右対向する側壁
部の他方の側壁部の内側に折り返された細径の電線D3
の圧着用の略1/3Lの幅をなす折返二重片3′とを介
して細径の電線D3 ,D3 の導体部は圧着部Bにかしめ
られる。
【0022】この際、細径サイズの電線D3 ,D3 は、
前述のように折返二重片3,3′を電線圧着端子の圧着
部Bの内側に折り返してかしめられるので、従来のよう
に圧着幅C/W が広くなるという不都合はない。また細径
サイズの電線D3 ,D3 に対応して圧着部Bの圧着強度
を設定しなくてもよいので、従来のように圧着高さC/H
が低くなって一対の折返二重片3, 3′の先端( 上端)
が圧着部Bの底部内面に圧接されて圧着部Bが2室に分
割されるという不都合がなくなる(図2参照)。そして
電線の端子圧着部強度と、低電圧電流抵抗と、圧着高さ
との関係を測定した結果、図5に示す特性図を得た。こ
の特性図において、電線D3 の端子圧着部強度を折線d
で、低電圧電流抵抗としての初期抵抗値を折線eで、1
50時抵抗値を折線fで、300時抵抗値を折線gでそ
れぞれ表わされる。またこの特性図から細径の電線D3
の圧着高さC/H が、1.55〜1.90付近までは端子
圧着部強度は23〜35(Kgf)の範囲で上昇し、強
い圧着強度であり、接触抵抗は0.2(mΩ)以下と低
く、良好な圧着高さC/H となる。それからなお端子圧着
部強度は増加して40(kgf)を越えて最高点に到る
が、初期抵抗値、150時抵抗値、300時抵抗値等の
低電圧電流抵抗は上昇する。
前述のように折返二重片3,3′を電線圧着端子の圧着
部Bの内側に折り返してかしめられるので、従来のよう
に圧着幅C/W が広くなるという不都合はない。また細径
サイズの電線D3 ,D3 に対応して圧着部Bの圧着強度
を設定しなくてもよいので、従来のように圧着高さC/H
が低くなって一対の折返二重片3, 3′の先端( 上端)
が圧着部Bの底部内面に圧接されて圧着部Bが2室に分
割されるという不都合がなくなる(図2参照)。そして
電線の端子圧着部強度と、低電圧電流抵抗と、圧着高さ
との関係を測定した結果、図5に示す特性図を得た。こ
の特性図において、電線D3 の端子圧着部強度を折線d
で、低電圧電流抵抗としての初期抵抗値を折線eで、1
50時抵抗値を折線fで、300時抵抗値を折線gでそ
れぞれ表わされる。またこの特性図から細径の電線D3
の圧着高さC/H が、1.55〜1.90付近までは端子
圧着部強度は23〜35(Kgf)の範囲で上昇し、強
い圧着強度であり、接触抵抗は0.2(mΩ)以下と低
く、良好な圧着高さC/H となる。それからなお端子圧着
部強度は増加して40(kgf)を越えて最高点に到る
が、初期抵抗値、150時抵抗値、300時抵抗値等の
低電圧電流抵抗は上昇する。
【0023】また中径の電線D2 の導体部を図1に示す
導体圧着端子を用いて圧着するのには、細径の電線D3
を圧着する場合と同様に、左右対向する一対の導体圧着
片2aの両側壁の内側に略1/3Lの幅の電線接触長さ
を有する折返二重片3′と、略2/3Lの幅の電線接触
長さを有する折返二重片3とを導体圧着片2aの内側に
重合して折り返す。そして図2に示すように圧着部Bの
左右対向する側壁部をかしめることにより中径の電線D
2 を電線圧着端子に圧着する。また他の方法として図4
に示すように圧着部Bの一方の側壁部に設けた略2/3
Lの幅の折返二重片3のみを一方の側壁部の内側に折り
返すとともに略1/3Lの幅の折返二重片3′は折り返
すことなく一方の導体圧着片2a全体を他方の側壁部と
ともに対向して折曲することによっても中径の電線
D2 ,D2 を圧着することができる。
導体圧着端子を用いて圧着するのには、細径の電線D3
を圧着する場合と同様に、左右対向する一対の導体圧着
片2aの両側壁の内側に略1/3Lの幅の電線接触長さ
を有する折返二重片3′と、略2/3Lの幅の電線接触
長さを有する折返二重片3とを導体圧着片2aの内側に
重合して折り返す。そして図2に示すように圧着部Bの
左右対向する側壁部をかしめることにより中径の電線D
2 を電線圧着端子に圧着する。また他の方法として図4
に示すように圧着部Bの一方の側壁部に設けた略2/3
Lの幅の折返二重片3のみを一方の側壁部の内側に折り
返すとともに略1/3Lの幅の折返二重片3′は折り返
すことなく一方の導体圧着片2a全体を他方の側壁部と
ともに対向して折曲することによっても中径の電線
D2 ,D2 を圧着することができる。
【0024】このように中径の電線D2 ,D2 をかしめ
る場合にも、従来の電線圧着端子のように圧着部Bの圧
着幅C/W が広過ぎることなく、中径サイズの電線D2,D
2 に対応して圧着部Bの圧着強度を設定することがない
とともに圧着高さC/H が低くなって一対の折返二重片
3, 3′の先端が圧着部Bの底部内面に圧着されて圧着
部Bを2室に分割するという不都合がなく、中径の電線
D2 の導体部を図5に示すような充分な圧着部強度をも
って圧着することができ、電線D2 の抜け出しは防止さ
れる。そして電線圧着端子に対する接触抵抗も良好な特
性を得る。
る場合にも、従来の電線圧着端子のように圧着部Bの圧
着幅C/W が広過ぎることなく、中径サイズの電線D2,D
2 に対応して圧着部Bの圧着強度を設定することがない
とともに圧着高さC/H が低くなって一対の折返二重片
3, 3′の先端が圧着部Bの底部内面に圧着されて圧着
部Bを2室に分割するという不都合がなく、中径の電線
D2 の導体部を図5に示すような充分な圧着部強度をも
って圧着することができ、電線D2 の抜け出しは防止さ
れる。そして電線圧着端子に対する接触抵抗も良好な特
性を得る。
【0025】さらに大径の電線D1 の導体部を図1に示
す導体圧着端子を用いて圧着するのには、圧着部Bの左
右対向する側壁部の一方(図において左側)に折返二重
片3を設置した残余部分を利用して形成される圧着片部
4と、他方(図において右側)に折返二重片3′を設置
した残余部分を利用して形成される圧着片部4′とを図
3に示すように対向して折り曲げることにより大径の電
線D1 ,D1 を電線圧着端子に圧着する。
す導体圧着端子を用いて圧着するのには、圧着部Bの左
右対向する側壁部の一方(図において左側)に折返二重
片3を設置した残余部分を利用して形成される圧着片部
4と、他方(図において右側)に折返二重片3′を設置
した残余部分を利用して形成される圧着片部4′とを図
3に示すように対向して折り曲げることにより大径の電
線D1 ,D1 を電線圧着端子に圧着する。
【0026】このように本発明の第1実施例は、太径、
中径、細径等の異なるサイズの線径の電線D1 ,D2 ,
D3 に対応して1種の電線圧着端子の圧着部Bにおける
左右対向する側壁部に、電線挿入方向の電線Dに対する
接触長さが電線の線径に対応して異なる幅の細径用、中
径用等の複数種の折返二重片3,3′を導体圧着片2a
の内側に重合して折り返すことにより太径、中径、細径
等の電線D1 ,D2 ,D3 を圧着部Bの圧着幅C/W が同
一であっても、従来のように圧着高さC/H を細径の電線
D3 に対応して設定しなくても充分な端子圧着部強度
(圧接強さ)にて圧着することができる。また圧着部B
に対する電線D1 ,D2 ,D3 の接触抵抗も高温雰囲気
下においても急激には増大しないで使用することができ
る。
中径、細径等の異なるサイズの線径の電線D1 ,D2 ,
D3 に対応して1種の電線圧着端子の圧着部Bにおける
左右対向する側壁部に、電線挿入方向の電線Dに対する
接触長さが電線の線径に対応して異なる幅の細径用、中
径用等の複数種の折返二重片3,3′を導体圧着片2a
の内側に重合して折り返すことにより太径、中径、細径
等の電線D1 ,D2 ,D3 を圧着部Bの圧着幅C/W が同
一であっても、従来のように圧着高さC/H を細径の電線
D3 に対応して設定しなくても充分な端子圧着部強度
(圧接強さ)にて圧着することができる。また圧着部B
に対する電線D1 ,D2 ,D3 の接触抵抗も高温雰囲気
下においても急激には増大しないで使用することができ
る。
【0027】図6乃至図8に示すものは本発明の第2実
施例であり、この実施例においては特に中径と細径の電
線D2 ,D3 をそれぞれ圧着するのに適するものであ
る。そしてこの実施例においては、圧着部Bの左右対向
する両側壁部のうち一方の側壁部に電線の挿入方向の接
触長さが、導体圧着片2aの設置長さLの2/3以下の
幅をなす中径の電線D2 を圧着するための折返二重片3
および導体圧着片2aの設置長さLの1/3以下の幅を
なして細径の電線D3 を圧着するための折返二重片3′
を折り返し可能に設け、他方の側壁部には2/3L以下
の幅の中径の電線D2 を圧着するための折返二重片3を
折り返し可能に設けた。こうして折返二重片3、3をそ
れぞれ圧着部Bの内側に選択的に折り返すことにより細
径の電線D3 、中径の電線D2 を圧着するとともに必要
に応じて太径の電線D1 を圧着することができるように
して点が前記第1実施例とは異なる。
施例であり、この実施例においては特に中径と細径の電
線D2 ,D3 をそれぞれ圧着するのに適するものであ
る。そしてこの実施例においては、圧着部Bの左右対向
する両側壁部のうち一方の側壁部に電線の挿入方向の接
触長さが、導体圧着片2aの設置長さLの2/3以下の
幅をなす中径の電線D2 を圧着するための折返二重片3
および導体圧着片2aの設置長さLの1/3以下の幅を
なして細径の電線D3 を圧着するための折返二重片3′
を折り返し可能に設け、他方の側壁部には2/3L以下
の幅の中径の電線D2 を圧着するための折返二重片3を
折り返し可能に設けた。こうして折返二重片3、3をそ
れぞれ圧着部Bの内側に選択的に折り返すことにより細
径の電線D3 、中径の電線D2 を圧着するとともに必要
に応じて太径の電線D1 を圧着することができるように
して点が前記第1実施例とは異なる。
【0028】また図9乃至図11に示すものは本発明の
第3実施例であり、この実施例においても中径の電線D
2 と細径の電線D3 とを圧着する場合に最適に使用され
る。そしてこの実施例においては圧着部Bの左右対向す
る両側壁のうち一方に、電線の挿入方向の接触長さが導
体圧着片2a,2aの長さLの2/3以下の幅をなす中
径の電線D2 を圧着するための折返二重片3と導体圧着
片2aの設置長さLの1/3以下の幅をなす細径の電線
D3 を圧着するための折返二重片3′とを折り返し可能
に設け、他方には細径の電線D3 を圧着するための1/
3L以下の幅をなす折返二重片3′を折り返し可能に設
けた。こうして折返二重片3、3′を導体圧着片2a,
2aの内側に選択的に折り返すことにより細径の電線D
3 、中径の電線D2 、さらには必要に応じて太径の電線
D1 にそれぞれ対応して電線を圧着できるようにした点
が前記各実施例とは異なる。
第3実施例であり、この実施例においても中径の電線D
2 と細径の電線D3 とを圧着する場合に最適に使用され
る。そしてこの実施例においては圧着部Bの左右対向す
る両側壁のうち一方に、電線の挿入方向の接触長さが導
体圧着片2a,2aの長さLの2/3以下の幅をなす中
径の電線D2 を圧着するための折返二重片3と導体圧着
片2aの設置長さLの1/3以下の幅をなす細径の電線
D3 を圧着するための折返二重片3′とを折り返し可能
に設け、他方には細径の電線D3 を圧着するための1/
3L以下の幅をなす折返二重片3′を折り返し可能に設
けた。こうして折返二重片3、3′を導体圧着片2a,
2aの内側に選択的に折り返すことにより細径の電線D
3 、中径の電線D2 、さらには必要に応じて太径の電線
D1 にそれぞれ対応して電線を圧着できるようにした点
が前記各実施例とは異なる。
【0029】また図12乃至図14に示すものは本発明
の第4実施例であり、さらに図15乃至図17は本発明
の第5実施例である。このうち図12乃至図14の第4
実施例においては、圧着部Bにおける一対の導体圧着片
2aの左右対向する側壁部に、細径の電線D3 に対応し
て導体圧着片2aの設置長さLの略1/3の幅をなす折
返二重片3′を形成し、この折返二重片3′を導体圧着
片2aの内側に選択的に重合して折り返えすことにより
小径の電線D3 を圧着する(図13参照)ほか、図14
に示すように折返二重片3′の設置個所以外の対向する
導体圧着片2aの残余部分を利用した圧着片部4,4′
を対向して折り曲げることにより大径の電線D1 を圧着
するようにした点が前記各実施例とは異なる。また第5
実施例は圧着部Bにおける一対の導体圧着片2aの左右
対向する両側壁のうち一方の側壁に、略1/3Lの幅の
電線接触長さの折返二重片3′を形成し、この折返二重
片3′を導体圧着片2aの内側に選択的に折り返すこと
により図16に示すように小径の電線D3 を圧着するこ
とができるほか、残余部分としての圧着片部4,4′を
図17に示すように対向して折り曲げることにより大径
の電線D1 を圧着部Bに圧着することができるようにし
た。
の第4実施例であり、さらに図15乃至図17は本発明
の第5実施例である。このうち図12乃至図14の第4
実施例においては、圧着部Bにおける一対の導体圧着片
2aの左右対向する側壁部に、細径の電線D3 に対応し
て導体圧着片2aの設置長さLの略1/3の幅をなす折
返二重片3′を形成し、この折返二重片3′を導体圧着
片2aの内側に選択的に重合して折り返えすことにより
小径の電線D3 を圧着する(図13参照)ほか、図14
に示すように折返二重片3′の設置個所以外の対向する
導体圧着片2aの残余部分を利用した圧着片部4,4′
を対向して折り曲げることにより大径の電線D1 を圧着
するようにした点が前記各実施例とは異なる。また第5
実施例は圧着部Bにおける一対の導体圧着片2aの左右
対向する両側壁のうち一方の側壁に、略1/3Lの幅の
電線接触長さの折返二重片3′を形成し、この折返二重
片3′を導体圧着片2aの内側に選択的に折り返すこと
により図16に示すように小径の電線D3 を圧着するこ
とができるほか、残余部分としての圧着片部4,4′を
図17に示すように対向して折り曲げることにより大径
の電線D1 を圧着部Bに圧着することができるようにし
た。
【0030】さらに図18乃至図20に示すものは本発
明の第6実施例である。この実施例においては、圧着部
Bにおける一対の導体圧着片2aの左右対向する側壁部
のうち少なくとも一方に中径の電線D2 の導体部に対応
する電線接触長さをなす幅の折返二重片3を形成し、こ
の折返二重片3を圧着部Bにおける導体圧着片2aの内
側に選択的に折り返すことにより中径の電線D2 を圧着
する(図19参照)のと、圧着片部4,4′を対向して
折り曲げることにより大径の電線D1 を圧着する(図2
0参照)ようにした点が前記各実施例とは異なる。
明の第6実施例である。この実施例においては、圧着部
Bにおける一対の導体圧着片2aの左右対向する側壁部
のうち少なくとも一方に中径の電線D2 の導体部に対応
する電線接触長さをなす幅の折返二重片3を形成し、こ
の折返二重片3を圧着部Bにおける導体圧着片2aの内
側に選択的に折り返すことにより中径の電線D2 を圧着
する(図19参照)のと、圧着片部4,4′を対向して
折り曲げることにより大径の電線D1 を圧着する(図2
0参照)ようにした点が前記各実施例とは異なる。
【0031】なお上記各実施例においては、主に中径の
電線D2 をかしめるための折返二重片3を電線挿入方向
の導体圧着片2aの設置長さLの略2/3の幅に形成
し、また細径の電線D3 をかしめるための折返二重片
3′を電線挿入方向の導体圧着片2aの設置長さLの略
1/3の幅に形成しているが、これは例示であって要は
折返二重片3,3′の電線Dに対する接触幅が電線挿入
方向の導体圧着片2aの設置長さLが太径、中径、細径
等の電線D1 ,D2 ,D3 の線径に対応して異なる複数
種の折返二重片3,3′を導体圧着片2aに折り返して
設けることにより1つの電線圧着端子を使用して線径を
異にする電線D1 ,D2 ,D3 をかしめることができる
ものであれば本発明の適用範囲である。
電線D2 をかしめるための折返二重片3を電線挿入方向
の導体圧着片2aの設置長さLの略2/3の幅に形成
し、また細径の電線D3 をかしめるための折返二重片
3′を電線挿入方向の導体圧着片2aの設置長さLの略
1/3の幅に形成しているが、これは例示であって要は
折返二重片3,3′の電線Dに対する接触幅が電線挿入
方向の導体圧着片2aの設置長さLが太径、中径、細径
等の電線D1 ,D2 ,D3 の線径に対応して異なる複数
種の折返二重片3,3′を導体圧着片2aに折り返して
設けることにより1つの電線圧着端子を使用して線径を
異にする電線D1 ,D2 ,D3 をかしめることができる
ものであれば本発明の適用範囲である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、太径、中径、細
径等の異なるサイズの線径の電線に対応して1種の圧着
端子により電線を容易に、強い端子圧着力によって確実
に圧着することができ、共用化がはかれる。また導体圧
着部での接触抵抗が高温雰囲気においても安定であり、
製品としての信頼度が高く、経済的にも優れている。
径等の異なるサイズの線径の電線に対応して1種の圧着
端子により電線を容易に、強い端子圧着力によって確実
に圧着することができ、共用化がはかれる。また導体圧
着部での接触抵抗が高温雰囲気においても安定であり、
製品としての信頼度が高く、経済的にも優れている。
【図1】本発明の電線圧着端子の第1実施例を示す斜面
図である。
図である。
【図2】同じく図1のイ−イ線において電線を圧着した
使用状態の断面図である。
使用状態の断面図である。
【図3】同じく図1のロ−ロ線において電線を圧着した
使用状態の断面図である。
使用状態の断面図である。
【図4】同じく圧着部における一方の導体圧着片に設け
た折返二重片を折り返して電線を圧着部に圧着した使用
状態の断面図である。
た折返二重片を折り返して電線を圧着部に圧着した使用
状態の断面図である。
【図5】同じく本実施例における端子圧着部の圧着高さ
C/H と、低電圧電流抵抗と、端子圧着部強度との関係を
示す特性図である。
C/H と、低電圧電流抵抗と、端子圧着部強度との関係を
示す特性図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す斜面図である。
【図7】同じく折返二重片3を一対の導体圧着片の内側
に対向して折り返して電線を圧着した使用状態を示す断
面図である。
に対向して折り返して電線を圧着した使用状態を示す断
面図である。
【図8】同じく折返二重片3′を折り返して電線を圧着
した使用状態を示す断面図である。
した使用状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例を示す斜面図である。
【図10】同じく折返二重片3,3′を一対の導体圧着
片の内側に対向して折り返して電線を圧着した使用状態
を示す断面図である。
片の内側に対向して折り返して電線を圧着した使用状態
を示す断面図である。
【図11】同じく折返二重片3′を折り返して電線を圧
着した使用状態を示す断面図である。
着した使用状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第4実施例を示す斜面図である。
【図13】同じく折返二重片3′,3′を一対の導体圧
着片の内側に対向して折り返して電線を圧着した使用状
態を示す断面図である。
着片の内側に対向して折り返して電線を圧着した使用状
態を示す断面図である。
【図14】同じく一対の圧着片部によって電線を圧着し
た使用状態を示す断面図である。
た使用状態を示す断面図である。
【図15】本発明の第5実施例を示す斜面図である。
【図16】同じく折返二重片3′を折り返して電線を圧
着した使用状態を示す断面図である。
着した使用状態を示す断面図である。
【図17】同じく一対の圧着片部を対向して折り曲て電
線を圧着した使用状態を示す断面図である。
線を圧着した使用状態を示す断面図である。
【図18】本発明の第6実施例を示す斜面図である。
【図19】同じく一方の折返二重片3を折り返して電線
を圧着した使用状態を示す断面図である。
を圧着した使用状態を示す断面図である。
【図20】同じく一対の圧着片部にて電線を圧着した使
用状態を示す断面図である。
用状態を示す断面図である。
【図21】従来の電線圧着端子に電線を圧接した状態を
示す斜面図である。
示す斜面図である。
【図22】同じく図21の正面図である。
【図23】同じく細径の電線を圧着部において圧着した
状態の図21のイ′−イ′線における断面図である。
状態の図21のイ′−イ′線における断面図である。
【図24】同じく太径の電線を圧着部において圧着した
状態の図21のイ′−イ′線における断面図である。
状態の図21のイ′−イ′線における断面図である。
【図25】従来の電線圧着装置の一例を示す斜面図であ
る。
る。
【図26】従来の電線圧着端子における接触抵抗と、電
線固着力と、圧着高さとの関係を示す特性図である。
線固着力と、圧着高さとの関係を示す特性図である。
【図27】同じく従来の電線圧着端子における端子の圧
着高さを太径の電線に設定した場合の端子圧着部強度
と、低電圧電流抵抗と、圧着高さC/H との関係を示す特
性図である。
着高さを太径の電線に設定した場合の端子圧着部強度
と、低電圧電流抵抗と、圧着高さC/H との関係を示す特
性図である。
【図28】同じく従来の電線圧着端子における端子の圧
着高さを細径の電線に設定した場合の端子圧着部強度
と、低電圧電流抵抗と、圧着高さC/H との関係を示す特
性図である。
着高さを細径の電線に設定した場合の端子圧着部強度
と、低電圧電流抵抗と、圧着高さC/H との関係を示す特
性図である。
1 電線圧着端子 2a 導体圧着片 2b 電線圧着片 3 折返二重片 3′ 折返二重片 4 圧着片部 4′ 圧着片部 A 電気接触部 B 圧着部 D 電線 D1 太径の電線 D2 中径の電線 D3 細径の電線 L 設置長さ
Claims (7)
- 【請求項1】 金属薄板により形成され、電気接触部と
折返二重片を有する導体の圧着部とを設けた電線圧着端
子において、前記折返二重片は電線に対する電線挿入方
向の接触長さが電線の線径に対応して異なる複数種が導
体圧着片に形成されたことを特徴とする電線圧着端子。 - 【請求項2】 前記折返二重片は、中径または細径の電
線に対応して電線の挿入方向の接触長さがそれぞれ前記
導体圧着片の設置長さの略2/3の幅、略1/3の幅に
折返えされることを特徴とした請求項1に記載の電線圧
着端子。 - 【請求項3】 前記折返二重片は、導体圧着片の左右対
向する両側壁のうち一方に電線の中径に、他方には電線
の細径に対応する接触長さに複数種が形成されることを
特徴とした請求項1または請求項2に記載の電線圧着端
子。 - 【請求項4】 前記折返二重片は、導体圧着片の左右対
向する両側壁のうち一方に電線の中径および細径に、他
方には電線の中径に対応する接触長さに複数種が形成さ
れることを特徴とした請求項1または請求項2に記載の
電線圧着端子。 - 【請求項5】 前記折返二重片は、導体圧着片の左右対
向する両側壁のうち一方に電線の中径および細径に、他
方には電線の細径に対応する接触長さに複数種が形成さ
れることを特徴とした請求項1または請求項2に記載の
電線圧着端子。 - 【請求項6】 前記折返二重片は、導体圧着片の左右対
向する両側壁のうち少なくとも一方に電線の中径に対応
する接触長さに複数種が形成されることを特徴とした請
求項1または請求項2に記載の電線圧着端子。 - 【請求項7】 前記折返二重片は、導体圧接片の左右対
向する両側壁のうち少なくとも一方に電線の細径に対応
する接触長さに複数種が形成されることを特徴とした請
求項1または請求項2に記載の電線圧着端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34245195A JP3224005B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電線圧着端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34245195A JP3224005B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電線圧着端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180772A JPH09180772A (ja) | 1997-07-11 |
| JP3224005B2 true JP3224005B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=18353850
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34245195A Expired - Fee Related JP3224005B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 電線圧着端子 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3224005B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59813527D1 (de) * | 1997-09-25 | 2006-06-08 | Tyco Electronics Logistics Ag | Anschlussorgan für elektrische Leitungen |
| JP4941095B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2012-05-30 | 住友電装株式会社 | 端子金具 |
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|---|---|---|---|---|
| JP3119959U (ja) | 2005-06-22 | 2006-03-23 | 日出男 辻 | 燃料電池・太陽電池を搭載した小型船舶(業務艇・プレジヤーボート・漁船等) |
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1995
- 1995-12-28 JP JP34245195A patent/JP3224005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH09180772A (ja) | 1997-07-11 |
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