JP3244401U - エアフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】気流中の塵芥だけではなく小さな虫等の捕集を円滑に行うことのできるエアフィルタの提供。【解決手段】気流4の中に設けられるエアフィルタ1であって、通気性を有するフィルタ本体2の通気上流側の面に、粘着性を有する粘着フィルタまたは粘着シート3が設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、エアフィルタに関する。
下記特許文献1に、換気扇用エアフィルタが記載されている。特許文献1に記載の換気扇用エアフィルタは、箱形フレーム本体に、巻込み体からなるフィルタを送り出して使用される。
実開昭63-51620号公報
ところで、空気中には塵芥の他に、小さな虫も存在する。しかしながら、上記換気扇用エアフィルタに用いられるフィルタは単なる不織布フィルタであり、よって、換気に際して気流中の小さな虫等の捕集がうまくいかない場合があった。
そこで本考案は、気流中の塵芥だけではなく小さな虫等の捕集を円滑に行うことのできるエアフィルタの提供を目的とする。
本考案は、気流の中に設けられるエアフィルタであって、通気性を有するフィルタ本体の通気上流側の面に、粘着性を有する粘着フィルタまたは粘着シートが設けられている。
上記構成のエアフィルタによれば、フィルタ本体で気流中の塵芥を捕集しつつ、さらに粘着性を有する粘着フィルタまたは粘着シートで、気流中に存在する小さな虫を捕集できる。
本考案のエアフィルタでは、前記粘着フィルタまたは粘着シートは通気性を有している。
上記構成のエアフィルタによれば、粘着フィルタまたは粘着シートは通気性を有するので、フィルタ本体に粘着フィルタまたは粘着シートが設けられていても、エアフィルタ全体として、空気の流れが良好である。
本考案のエアフィルタは、前記粘着フィルタまたは粘着シートの目付けは、前記フィルタ本体の目付けよりも大きい構成とすることができる。
上記構成のエアフィルタによれば、粘着フィルタまたは粘着シートの目付けはフィルタ本体の目付けよりも大きいから、粘着フィルタまたは粘着シートで小さな虫を捕集しつつも、エアフィルタ全体として、空気の流れが良好である。
本考案のエアフィルタでは、前記粘着フィルタまたは粘着シートの面積は、前記フィルタ本体の面積の5~30%とされた構成とすることができる。
上記構成のエアフィルタによれば、粘着フィルタまたは粘着シートで気流を阻害しないようにしつつ小さな虫を捕集できる。
本考案のエアフィルタでは、前記粘着フィルタまたは粘着シートは、前記フィルタ本体の通気上流側の面の中心部分に配置されている。
上記構成のエアフィルタによれば、粘着フィルタまたは粘着シートは、フィルタ本体の中心部分に配置されていることで、粘着フィルタまたは粘着シートが気流の中心に位置して小さな虫を捕集し易くなる。
本考案のエアフィルタは、前記フィルタ本体と、前記粘着フィルタまたは粘着シートとの間に、該粘着フィルタまたは粘着シートを前記フィルタ本体に貼着するための粘着層が設けられ、該粘着層は通気性を有している。
上記構成のエアフィルタによれば、粘着フィルタまたは粘着シートも粘着層も通気性を有するので、エアフィルタ全体として空気の流れが良好である。
本考案のエアフィルタでは、前記粘着フィルタまたは粘着シートの表面側に粘着層が形成されている。
上記構成のエアフィルタでは粘着フィルタまたは粘着シートの表面側に粘着層が形成されているので、小さな虫を捕集し易くなる。
本考案のエアフィルタは、前記フィルタ本体と、前記粘着フィルタまたは粘着シートとは、両面テープで取付けられている。
上記構成のエアフィルタでは、フィルタ本体および粘着フィルタまたは粘着シートが両面テープで接合させているので、フィルタ本体および粘着シートの取付けがし易い。
本考案によれば、気流中の塵芥だけではなく小さな虫等の捕集を円滑に行うことのできるエアフィルタが提供できる。
本考案の一実施形態を示すエアフィルタの斜視図である。 同使用状態を示す断面図である。
以下、本考案の一実施形態に係るエアフィルタを、図1、図2を参照して説明する。図1に示すように、本考案のエアフィルタ1は、フィルタ本体2と粘着シート3とを備え、空気の流れ、すなわち気流4中に設けられる。気流4中に設けられる例として、本実施形態では換気扇Aを利用しているが、換気扇Aの他、レンジフード、エアコン等が用いられる。なお、粘着シート3の代わりに粘着フィルタを用いることもできるが、本実施形態では、粘着シート3として説明をする。
換気扇Aやレンジフードに用いられるフィルタ本体2は不織布製であり、通気性を有している。本実施形態では、フィルタ本体2は非帯電フィルタであり、通気上流側の面、すなわち表面2aと、表面2aに対向する裏面とを有し、本実施形態では略正方形(略矩形)に形成されている。例えば、フィルタ本体2は縦横100~500mmの略四方形とされる。また、フィルタ本体2の厚み(図2に示す、気流4方向での幅)は、8~12mmであり、好ましくは10mmとされる。本実施形態では、フィルタ本体2の目付は100~200g/mであり、好ましく150g/mとされる。また、フィルタ本体2は、フィルタ本体2全体として粘着性はない。
フィルタ本体2の繊維は、ポリエステル系繊維と難燃アクリル系繊維を難燃樹脂で加工した混合繊維である。
粘着シート3は空気の流れ、すなわち気流4での配置において、塵芥の他にも主に小さな虫を駆除するよう構成されている。本実施形態では、粘着シート3は表面3aと、表面3aに対向する裏面3bとを備えて略正方形(略矩形)に形成されている。前述のように、フィルタ本体2は略正方形に形成されており、本実施形態では、粘着シート3の面積は、フィルタ本体2の面積のうちの5~30%とされ、粘着シート3は、フィルタ本体2の縦横の中心部分に配置されている。例えば、粘着シート3は縦横80~120mmの略四方形とされる。
粘着シート3は不織布製であり、フィルタ本体2の通気上流側の面、すなわちフィルタ本体2の表面2aに設けられており、フィルタ本体2の縦横の中心部分に配置されている。つまり、粘着シート3の裏面3b側に粘着層5が形成されて、粘着シート3は粘着層5によってフィルタ本体2の表面2aに貼着されている。また、粘着シート3の表面3a側もまた粘着層を有している。
粘着シート3の裏面3b側に形成された粘着層5は通気性を有し、粘着シート3の表面3a側も通気性を有している。よって、粘着シート3全体は通気性を有していることから、エアフィルタ1全体もまた、通気性を有する。これら通気性および粘着性(粘着層)に関し、フィルタ本体2は主として塵芥を捕集できるよう、粘着シート3は主として小さな虫を捕集できるように、しかも通気性が確保されている。
粘着シート3の厚みは、フィルタ本体2の厚みよりも薄く形成されている。例えば、粘着シート3の厚みは、0.1~3mmとされ、好ましくは0.5~1mmとされる。粘着シート3の目付けは、フィルタ本体2の目付けよりも大きく形成され、小さい虫が粘着シート3を通過できないように目付が形成されている。この粘着シート3の目付は、30~70g/mであり、好ましくは50g/mとされる。
このようなエアフィルタ1では、粘着シート3の裏面3b側に粘着層5が形成されており、粘着層5によって粘着シート3はフィルタ本体2の表面2aに貼着されているため、フィルタ本体2に対し粘着シート3の位置が確保されて、脱落がない。また、粘着シート3は、フィルタ本体2の縦横の中心部分に配置されているので、フィルタ本体2の縦横の寸法を考慮しなくてもよいことから、エアフィルタ1の製造が容易になる。
本実施形態では、エアフィルタ1は、図2の使用状態で示すように、例えば壁6に設置された換気扇Aに配置されている。換気扇Aの中心にはファン(図示せず)が配置され、ファンの回転駆動で、室内7から室外8に向けて気流4が発生する。
そして、換気扇Aのサイズに合わせてフィルタ本体2を形成したエアフィルタ1が用いられている。また、換気扇A側にフィルタ本体2が配置され、フィルタ本体2の外側(換気扇Aに対する上流側)に、粘着シート3が配置されている。
エアフィルタ1を換気扇Aに装着する装着手段としては種々考えられ、例えば、枠体にエアフィルタ1を装着させて換気扇Aに取付けたり、このような枠体を介することなく、面ファスナを用いて換気扇Aに取付けたりすることもできる。なお、図2では着脱手段は図示していない。
エアフィルタ1を、装着手段を介して換気扇Aに取付ける際、例えば、粘着シート3がファンに対応する位置に配置することが好ましく、この場合、粘着シート3は、フィルタ本体2の縦横の中心部分に配置されているので、換気扇Aのファンに対し、粘着シート3を気流4の中心側、すなわちファンに対応する場所に合わせることが容易である。
エアフィルタ1を換気扇Aに装着し、ファンを駆動すると、室内7から室外8へ向けて気流4が発生する。そして、フィルタ本体2と粘着シート3とが通気性を有しているため、エアフィルタ1全体として空気の流れが良く、気流4による通気が滞ることはない。また、粘着シート3の目付けはフィルタ本体2の目付けよりも大きいから、粘着シート3がフィルタ本体2に設けられていたとしても、エアフィルタ1全体として空気の流れが良好である。
ところで、この気流4には、塵芥や、場合によっては小さな虫が存在することがあるが、室内7から室外8へ向けて流れる気流4が存在することで、フィルタ本体2および粘着シート3で塵芥等が捕集されるとともに、特に、粘着シート3の表面が粘着層を有していることから、小さな虫も捕集され、室内7の空気が浄化される。このように、粘着シート3で小さな虫を捕集しつつ、また、気流4を阻害しないようにできるエアフィルタ1となる。
本考案は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態では、粘着シート3の裏面3b側に粘着層5を形成し、粘着層5によって粘着シート3はフィルタ本体2の表面2aに貼着されている例を挙げた。しかしながら、フィルタ本体2に粘着シート3を取付けるために、次のような取付方法も可能である。
あるいは、フィルタ本体2と粘着シート3との重なり部分に、穴を形成した両面テープで保持することで一体化することもできる。この構成のエアフィルタ1では、フィルタ本体2と粘着シート3とが、矩形枠の両面テープで接合させている。このため、フィルタ本体2および粘着シート3の取付けがし易く、且つ両面テープに形成された穴により、エアフィルタ1全体としても通気が良い。この穴は、フィルタ本体2と粘着シート3の形状に合わせて、複数個形成される。あるいは、矩形枠の内側に沿うように、矩形枠形状に倣った一つの穴とすることもできる。
上記実施形態では、フィルタ本体2と粘着シート3とは、ともに正方形に形成された。しかしながら、エアフィルタ1を取付ける換気具(レンジフード、業務用のエアコン等)の吸込口や吐出口によって、正方形に限定されるものではなく、長方形、楕円形等に変更することができる。つまり気流4を用いる換気具であれば、形状は問うものではない。また、フィルタ本体2が矩形形状であり、粘着シート3は円形等とすることもでき、フィルタ本体2が円形であり、粘着シート3は矩形形状とすることもできる。
上記実施形態の中で、粘着シート3の裏面3b側に粘着層5が形成されて、粘着シート3は粘着層5によってフィルタ本体2の表面2aに貼着されている例を挙げた。しかしながら、粘着シート3の裏面3b側に粘着層5を設けず、フィルタ本体2の表面2aのうち、粘着シート3を貼着する部分に粘着層を形成して、粘着シート3を貼着することもできる。
1…エアフィルタ、2…フィルタ本体、2a…表面、3…粘着シート、3a…表面、3b…裏面、4…気流、5…粘着層、6…壁、7…室内、8…室外、A…換気扇

Claims (8)

  1. 気流の中に設けられるエアフィルタであって、
    通気性を有するフィルタ本体の通気上流側の面に、粘着性を有する粘着フィルタまたは粘着シートが設けられたことを特徴とするエアフィルタ。
  2. 前記粘着フィルタまたは粘着シートは通気性を有する請求項1に記載のエアフィルタ。
  3. 前記粘着フィルタまたは粘着シートの目付けは、前記フィルタ本体の目付けよりも大きい請求項1に記載のエアフィルタ。
  4. 前記粘着フィルタまたは粘着シートの面積は、前記フィルタ本体の面積の5~30%とされた請求項1に記載のエアフィルタ。
  5. 前記粘着フィルタまたは粘着シートは、前記フィルタ本体の通気上流側の面の中心部分に配置された請求項1に記載のエアフィルタ。
  6. 前記フィルタ本体と、前記粘着フィルタまたは粘着シートとの間に、該粘着フィルタまたは粘着シートを前記フィルタ本体に貼着するための粘着層が設けられ、該粘着層は通気性を有する請求項2に記載のエアフィルタ。
  7. 前記粘着フィルタまたは粘着シートの表面側に粘着層が形成されている請求項1に記載のエアフィルタ。
  8. 前記フィルタ本体と、粘着フィルタまたは粘着シートとは、両面テープで取付けられている請求項1に記載のエアフィルタ。
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