JP3244549B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP3244549B2
JP3244549B2 JP32021292A JP32021292A JP3244549B2 JP 3244549 B2 JP3244549 B2 JP 3244549B2 JP 32021292 A JP32021292 A JP 32021292A JP 32021292 A JP32021292 A JP 32021292A JP 3244549 B2 JP3244549 B2 JP 3244549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やス
キャナのように画像の圧縮データを記憶するバッファが
フル状態になると原稿の搬送を一旦停止して読み取りを
中断する画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置における送信
時には、送信レートが遅い場合や、相手側のI/Oレー
トが遅い場合や、画像情報量が多くて圧縮時間が長くな
る場合には、画像の圧縮データを記憶するバッファがフ
ル状態になると読み取りが中断され、ある程度の空きが
バッファに発生すると読み取りが再開される。
【0003】従来、この種の画像入力装置では、例えば
特開平2−161871公報に示すように圧縮処理が遅
滞した場合には、読み取り速度を1/nに減速して読み
取り、連続するnラインのうち(n−1)ラインの画像
データを間引くように構成され、また、他の従来の画像
入力装置では、例えば特開平2−107065公報に示
すようにバッファメモリのデータ占有量に応じて符号化
量を変更するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿を
間欠的に読み取ったり、特開平2−161871公報に
示す従来の画像入力装置では、図8に示すように原稿の
停止時に送り量が変動するので、細い線が欠けたりして
画質が劣化するという問題点がある。また、特開平2−
107065公報に示す方法においても同様に、符号化
量を少なくすると画質が劣化するという問題点がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、原稿の
搬送を一旦停止して読み取りを中断する場合に画質の劣
化を最小限に防止することができる画像入力装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、原稿の画像を読み取って出力する画像
入力手段と、前記画像入力手段から出力される信号に基
づいて2値化された画像データを生成する画像処理手段
と、前記2値化された画像データを圧縮する画像圧縮手
段と、前記圧縮された画像データを記憶する記憶手段
と、読み取った原稿画像の前記圧縮された画像データを
前記記憶手段に一旦記憶させた後、順次送信するととも
に、前記記憶手段の使用量を判別し、前記使用量が予め
設定した量に満たないときには前記画像圧縮手段による
画像データの圧縮を継続させ、前記使用量が前記予め設
定した量以上になったときには前記記憶手段が満杯状態
か否かを判別し、満杯状態であれば、前記画像入力手段
による原稿の読み取りを中断させ、満杯状態でなけれ
ば、原稿1ライン分の圧縮前の2値化データをモニタ
し、モニタ結果として黒画素数が予め設定した数以下の
場合に前記画像入力手段による原稿の読み取りを中断
せる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】第2の手段は、第1の手段において、前記
制御手段が前記モニタ結果として全画素が白画素の場合
に原稿の読み取りを中断することを特徴とする。
【0008】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて、前記制御手段が、ライン検知回路とCPUとを有
し、ライン検知回路によって前記モニタを行い、前記ラ
イン検知回路の検出信号に基づいてCPUによって前記
原稿の読み取りを中断することを特徴とする。
【0009】第4の手段は、第3の手段において、前記
ライン検知回路には、前記2値化前の多値データが入力
され、当該ライン検知回路で前記多値データを2値化し
て前記モニタを行うことを特徴とする。
【0010】第5の手段は、第1の手段において、前記
制御手段が、前記圧縮データの前記記憶手段における占
有率をモニタし、前記画像入力手段による副走査方向の
読取線密度に応じて異なる占有率を閾値として前記記憶
手段の使用量が予め設定した量以上かどうか判断する
とを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段では、記憶手段の使用量が予め設定
した量以上になった場合に原稿1ライン分の前記圧縮前
の2値化データをモニタし、モニタ結果として黒画素数
が予め設定された数以下の場合に前記画像入力手段によ
原稿の読み取りを中断するので、原稿の搬送を一旦停
止して読み取りを中断する場合に細い線や文字画像が少
ない領域で画像が欠けたりして画質が劣化することを防
止することができる。
【0012】第2の手段では、モニタ結果として全画素
が白の場合に原稿の読み取りを中断するので、原稿の搬
送を一旦停止して読み取りを中断する場合に細い線が欠
けたりして画質が劣化することを防止することができ
る。
【0013】第3の手段では、CPUがモニタ回路の検
出信号に基づいて原稿の読み取りを中断するように制御
するので、CPUの負担を軽減することができる。
【0014】第4の手段では、ライン検知回路には2値
化前の多値データが入力され、当該ライン検知回路で多
値データを2値化して前記モニタを行うので、CPUの
負担を軽減することができる。
【0015】第5の手段では、圧縮データの前記記憶手
段における占有率をモニタし、前記画像入力手段による
副走査方向の読取線密度に応じて異なる占有率を閾値と
して前記記憶手段の使用量が残記憶容量が予め設定した
量以上かどうか判断するので、細い線が欠けたりして画
質が劣化することを防止することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の画像入力装置の一実施例としてフ
ァクシミリ装置を示すブロック図、図2は図1の画像処
理部を詳細に示すブロック図、図3は図1のファクシミ
リ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0017】図1に示す読み取り部1は概略的に画像入
力部1aと画像処理部1bにより構成され、画像入力部
1aは光源、反射ミラー、結像レンズ、原稿搬送モータ
等の他に図2に示すように読み取りセンサ10を備えて
いる。
【0018】画像処理部1bでは図2に示すように、セ
ンサ10により読み取られたアナログのビデオ信号がア
ナログ画像処理部11によりシェーディング補正が施さ
れた後多値のディジタルデータに量子化され、ディジタ
ル画像処理部12に転送される。
【0019】この多値データは、ディジタル画像処理部
12により画像処理用メモリ13に既に蓄積された前の
2ライン分の多値データとともに3×3のマトリクスと
して構成され、このデータに基づいてMTF補正され、
ついで、白黒データに2値化された後システムバス14
に出力される。
【0020】図1に戻り、システムバス14にはCPU
(中央処理装置)15と、メモリ16と、操作部17
と、記録部18と、通信制御部19と画像圧縮伸長部2
0等が接続されている。CPU15はこのファクシミリ
装置の各部1、10〜14、16〜20の制御を行い、
特に図3に示すような原稿の読み取り制御を行う。
【0021】メモリ(バッファ)16は読み取り部1に
より読み取られた原稿の圧縮データを格納したり、受信
画像データを格納し、また、操作部17はファクシミリ
装置として必要な各種キーと表示部を備えている。記録
部18は受信画像や読み取り部1により読み取られた原
稿画像を記録紙に記録し、通信制御部19は回線を介し
てファクシミリの通信制御を行う。
【0022】画像圧縮伸長部20は画像入力部1aによ
り読み取られた原稿画像を圧縮してメモリ16に格納
し、また、メモリ16に格納等された受信画像の符号を
伸長する。なお、前述したように送信レートが遅い場合
や、相手側のI/Oレートが遅い場合や、画像情報量が
多くて圧縮時間が長くなる場合には、画像の圧縮データ
を記憶するバッファ16がフル状態になると読み取りが
中断され、ある程度の空きがバッファ16に発生すると
読み取りが開始される。
【0023】つぎに、図3を参照して上記実施例の動作
を説明する。まず、回線が確立されて送信を開始すると
(ステップS1)、画像入力部1aにより原稿の読み取
りを開始し(ステップS2)、ディジタル画像処理部1
2により2値化された画像データを画像圧縮伸長部20
により圧縮し、バッファ16に記憶する。なお、この圧
縮データは送信レート等に応じて相手側に順次送信され
る。
【0024】ついで、原稿の圧縮処理を終了しない場合
にはステップS4からステップS5に進み、バッファ1
6のエリアが半分以上使用されているか否かを判別し、
YESの場合にステップS6に進み、NOの場合にはス
テップS3に戻って圧縮処理を継続する。
【0025】ステップS6ではバッファ16のエリアが
満杯か否かを判別し、YESの場合にステップS9にジ
ャンプし、NOの場合にはステップS7に進む。そし
て、本実施例ではCPU15がステップS7において圧
縮前の1ライン分の2値化データをモニタし、1ライン
の全画素が白の場合には原稿搬送用のモータを停止して
読み取りを中断し、1ラインの全画素が白でない場合に
はステップS3に戻って圧縮処理を継続する。
【0026】ついで、読み取りの中断中においてバッフ
ァ16内の圧縮データをモニタしてデータが無くなると
原稿搬送用のモータを再スタートして読み取りを再開し
(ステップS11)、ステップS3に戻って圧縮処理を
再開する。なお、ステップS4において圧縮処理を終了
するとこのルーチンを終了する。
【0027】したがって、上記実施例によれば、バッフ
ァ16のエリアが満杯になると圧縮前の1ラインの全画
素が白の場合には原稿搬送用のモータを停止して読み取
りを中断するので、細い線が欠けたりして画質が劣化す
ることを防止することができ、原稿の搬送を一旦停止し
て読み取りを中断する場合に画質の劣化を最小限に防止
することができる。
【0028】なお、上記実施例ではステップS8におい
て圧縮前の1ラインの全画素が白の場合には原稿搬送用
のモータを停止して読み取りを中断するように構成した
が、例えば1ラインの画素が1028個の場合に図4に
示すように1ラインの黒画素が10画素以下(ステップ
S8a)のように所定数以下の場合には原稿搬送用のモ
ータを停止して読み取りを中断するようにしてもよく、
この場合には白ラインがなかなか出現しなくても、文字
画像が少ないラインにおいて画質の劣化を最小限に防止
することができる。
【0029】また、上記実施例ではCPU15が画素を
判別しているが、ハードウエアにより判別することによ
りCPU15の負担を減少することができる。すなわ
ち、図2に示すアナログ処理部11からの多値データは
図5に詳しく示すように、ディジタル画像処理部12a
内のマトリクス回路121により、画像処理用メモリ1
3に既に蓄積された前の2ライン分の多値データととも
に3×3のマトリクスとして構成され、このデータに基
づいてMTF補正回路122によりMTF補正され、つ
いで、閾値設定回路124により設定された閾値に基づ
いて2値化回路123により白黒データに変換された後
画情報転送回路125によりシステムバス14に出力さ
れる。
【0030】そして、本実施例では白ライン検知回路1
26が2値化データをモニタし、1ラインの全画素が白
(または1ラインの白画素が所定数以下)の場合にその
検出信号をシステムバス14を介してCPU(中央処理
装置)15に出力するように構成されている。なお、タ
イミング発生回路127はディジタル画像処理部12内
の各回路121〜126に対して必要なタイミング信号
を出力する。
【0031】また、白ライン検知回路126が2値化回
路からのデータにより1ラインの全画素が白か否か等を
検知する代わりに、図6に示すように白ライン検知回路
126aがアナログ画像処理部11からの多値データを
閾値設定回路124により設定された閾値に基づいて2
値化してこのデータにより1ラインの全画素が白か否か
等を検知するように構成してもよい。
【0032】さらに、上記実施例では図3に示すステッ
プS5において、バッファ16のエリアが半分以上使用
されているか否かを判別しているが、代わりに図7に示
すように副走査方向の線密度を判別するように構成して
もよい。すなわち、例えば線密度が3.75lp/mm の場
合(ステップS51)、バッファ16の占有率が80%
以上の場合(ステップS52)には図4に示すステップ
S6に進み、80%以上でない場合にはステップS3に
戻って圧縮処理を継続する。
【0033】また、線密度が7.7lp/mm の場合(ステ
ップS53)、バッファ16の占有率が50%以上の場
合(ステップS54)には図4に示すステップS6に進
み、50%以上でない場合にはステップS3に戻って圧
縮処理を継続する。そして、線密度が上記値でない場合
には、バッファ16の占有率が25%以上の場合(ステ
ップS55)には図4に示すステップS6に進み、50
%以上でない場合にはステップS3に戻って圧縮処理を
継続する。
【0034】この例では、線密度が大きい場合に1ライ
ンの読み取り量が大きくなるので、白ラインを検出する
確率を大きくすることができ、したがって、細い線が欠
けたりして画質が劣化することを防止することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
によれば、記憶手段の使用量が予め設定した量以上に
なった場合に原稿1ライン分の前記圧縮前の2値化デー
タをモニタし、モニタ結果として黒画素数が予め設定し
た数以下の場合に前記画像入力手段による原稿の読み取
りを中断する制御手段を備えたので、原稿の搬送を一旦
停止して読み取りを中断する場合に細い線や文字画像が
少ない領域で画像が欠けたりして画質が劣化することを
防止することができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、モニタ結果
として全画素が白の場合に原稿の読み取りを中断するよ
うに制御するので、原稿の搬送を一旦停止して読み取り
を中断する場合に細い線が欠けたりして画質が劣化する
ことを防止することができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、ライン検知
回路とCPUとを有し、ライン検知回路によってモニタ
を行い、前記ライン検知回路の検出信号に基づいてCP
Uによって原稿の読み取りを中断するので、CPUの負
担を軽減することができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、ライン検知
回路には、2値化前の多値データが入力され、当該ライ
ン検知回路で多値データを2値化してモニタを行う
で、CPUの負担を軽減することができる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、前記圧縮デ
ータの前記記憶手段における占有率をモニタし、前記画
像入力手段による副走査方向の読取線密度に応じて異な
る占有率を閾値として前記記憶手段の使用量が予め設定
した量以上かどうか判断するので、細い線が欠けたりし
て画質が劣化することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像入力装置の一実施例としてファク
シミリ装置を示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理部を詳細に示すブロック図であ
る。
【図3】図1のファクシミリ装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】図3に示す動作の変形例の要部を説明するため
のフローチャートである。
【図5】図2に示すディジタル画像処理部の変形例を詳
細に示すブロック図である。
【図6】図2に示すディジタル画像処理部の他の変形例
を詳細に示すブロック図である。
【図7】図3に示す動作の他の変形例の要部を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】原稿の搬送を一旦停止して読み取りを中断する
場合の原稿送り量を示す説明図である。
【符号の説明】
1a 画像入力部 15 CPU(中央処理装置) 16 メモリ(バッファ) 20 画像圧縮伸長部 126,126a 白ライン検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207 G06T 1/00 G06T 1/60 H04N 1/41 - 1/419

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取って出力する画像入
    力手段と、 前記画像入力手段から出力される信号に基づいて2値化
    された画像データを生成する画像処理手段と、 前記2値化された画像データを圧縮する画像圧縮手段
    と、 前記圧縮された画像データを記憶する記憶手段と、 読み取った原稿画像の前記圧縮された画像データを前記
    記憶手段に一旦記憶させた後、順次送信するとともに、
    前記記憶手段の使用量を判別し、前記使用量が予め設定
    した量に満たないときには前記画像圧縮手段による画像
    データの圧縮を継続させ、前記使用量が前記予め設定し
    た量以上になったときには前記記憶手段が満杯状態か否
    かを判別し、満杯状態であれば、前記画像入力手段によ
    る原稿の読み取りを中断させ、満杯状態でなければ、原
    稿1ライン分の圧縮前の2値化データをモニタし、モニ
    タ結果として黒画素数が予め設定した数以下の場合に前
    記画像入力手段による 原稿の読み取りを中断させる制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記モニタ結果として
    全画素が白画素の場合に原稿の読み取りを中断すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ライン検知回路とCP
    Uとを有し、ライン検知回路によって前記モニタを行
    い、前記ライン検知回路の検出信号に基づいてCPUに
    よって前記原稿の読み取りを中断することを特徴とする
    請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ライン検知回路には、前記2値化前
    の多値データが入力され、当該ライン検知回路で前記多
    値データを2値化して前記モニタを行うことを特徴とす
    る請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記圧縮データの前記
    記憶手段における占有率をモニタし、前記画像入力手段
    による副走査方向の読取線密度に応じて異なる占有率を
    閾値として前記記憶手段の使用量が予め設定した量以上
    かどうか判断することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
JP32021292A 1992-11-30 1992-11-30 画像入力装置 Expired - Lifetime JP3244549B2 (ja)

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