JP3246775B2 - 電圧補償回路 - Google Patents

電圧補償回路

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JP3246775B2 JP24915892A JP24915892A JP3246775B2 JP 3246775 B2 JP3246775 B2 JP 3246775B2 JP 24915892 A JP24915892 A JP 24915892A JP 24915892 A JP24915892 A JP 24915892A JP 3246775 B2 JP3246775 B2 JP 3246775B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧補償回路に関し、
より詳しくは、自動車,船外機,家電製品等の大電流が
流れる電装品に用いて好適な電圧補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電源から負荷へ規定電流を流しこの負荷
を駆動する回路として従来図5に示すものが知られてい
る。
【0003】同図に示す回路は、電源20に対して、負
荷としてのコイル(例えば自動車のイグニッションコイ
ル)Lと、パワートランジスタ21とを直列に接続した
通電回路22と、電源20から駆動電圧を得るとともに
入力端子24からの制御信号に基づき所定のタイミング
で前記パワートランジスタ21をオンオフし、コイルL
の通電制御を行う駆動回路23とを具備している。
【0004】駆動回路23は、2個のトランジスタT1
,T2 を具備し、両トランジスタT1 ,T2 の各ベー
スを抵抗R1 を介して入力端子24に接続するととも
に、一方のトランジスタT1 のコレクタを通電回路22
に接続し、他方のトランジスタT2 のコレクタを接地
し、一方のトランジスタT1 のエミッタと他方のトラン
ジスタT2 のエミッタとを接続している。そして、両エ
ミッタの接続点を抵抗R2 を介して前記パワートランジ
スタ21のゲートに接続している。
【0005】尚、図5中、R3 はバイアス抵抗、C1 ,
C2 は平滑コンデンサである。
【0006】ここで、図5に示す回路の電源電圧をVB
、コイルLに印加される負荷電圧をVC 、負荷電流を
I、パワートランジスタ21のゲート電圧をVG として
以下の説明を行う。
【0007】図5に示す回路において、入力端子24に
制御信号が入力すると、駆動回路23の一方のトランジ
スタT1 には電源電圧VB が印加されているので、両ト
ランジスタT1 ,T2 はオンとなり、これにより、パワ
ートランジスタ21のゲートにはゲート電圧VG が加わ
りこのパワートランジスタ21はオンして負荷電流Iが
コイルLに流れる。
【0008】このような動作において、負荷電流Iが例
えば50Aと大電流のときは、図4に示すように、電源
電圧VB 、コイルLに印加される負荷電圧VC が低下し
てしまい、これに伴いパワートランジスタ21のゲート
電圧VG も低下してパワートランジスタ21に流れる負
荷電流Iが図4に実線で示すように規定値を維持できな
くなってしまう。
【0009】このような問題があるため、従来において
は、電源電圧VB が低下してもコイルLに規定の負荷電
流Iを流せるようなパワートランジスタ21を選定する
か、又は、電源電圧VB が低下しないようにC1 ,C2
の容量を大きくしているのが実情である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
においては、大電流を流す場合に電源電圧が低下してし
まい、規定の負荷電流を流すことができなくなってしま
うという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、大電流を流す際の電源
電圧の低下を補償し常に負荷に規定の負荷電流を供給す
ることができる電圧補償回路を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源から負荷
への通電回路に接続したパワートランジスタと、前記電
源から駆動電圧を得るとともに制御信号に基づき所定の
タイミングで前記パワートランジスタをオンオフし、負
荷の通電制御を行う駆動回路とを有する回路に用いられ
る電圧補償回路であって、前記電源から負荷へ流れる負
荷電流を2次側に取り出すカレントトランスと、このカ
レントトランスの2次側から電源側への負荷電流の逆流
を防止する逆流防止素子と、前記カレントトランスによ
り取り出した負荷電流により充電されるとともに電源か
ら負荷へ負荷電流が流れる際の駆動回路の駆動電圧の低
下を充電電圧により高めて前記パワートランジスタを含
む通電回路に規定電流を流す充放電回路とを有するもの
である。
【0013】
【作用】上述した構成の電圧補償回路の作用を以下に説
明する。
【0014】電源から駆動電圧を得ている駆動回路に制
御信号が入力すると、この駆動回路が動作し、所定のタ
イミングで前記パワートランジスタをオンする。これに
より、通電回路には電源からの負荷電流が流れるが、こ
の際、カレントトランスの2次側に負荷電流が取り出さ
れ、充放電回路を充電する。逆流防止素子はカレントト
ランスの2次側から電源側への負荷電流の逆流を防止す
る。
【0015】そして、充放電回路は、電源から負荷へ負
荷電流が流れる際の駆動回路の駆動電圧の低下を充電電
圧により高める。
【0016】これにより、負荷電流が大電流で電源電圧
の低下が生じても、前記パワートランジスタの駆動電圧
が高められているので、負荷に規定の負荷電流を流すこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0018】尚、図1に示す電装品の回路において、図
5に示すものと同一の機能を有するものには同一の符号
を付して示す。
【0019】図1に示す電装品の回路は、電源20に対
して、負荷としてのコイルLと、パワートランジスタ2
1とを直列に接続した通電回路22と、コイルLの通電
制御を行う駆動回路23とを具備している。
【0020】さらに、図1に示す電装品の回路は、電源
20からコイルLへ流れる負荷電流Iを2次側に取り出
すカレントトランス2と、このカレントトランス2の2
次側と電源20との間に接続され、カレントトランス2
の2次側から電源20側への負荷電流Iの逆流を防止す
る逆流防止素子としてのダイオードDと、前記カレント
トランス2により取り出した負荷電流Iにより充電され
るとともに電源20からコイルLへ負荷電流Iが流れる
際の駆動回路23の駆動電圧の低下を充電電圧により高
めて前記パワートランジスタ21を含む通電回路22に
規定の負荷電流Iを流す充放電回路3とからなる電圧補
償回路1を有している。
【0021】充放電回路3は、カレントトランス2の2
次側と一方のトランジスタT1 との間に接続したコンデ
ンサC0 を接地することにより構成している。
【0022】次に、図1に示す電装品の回路の動作を、
電圧補償回路1の動作を主にして説明する。
【0023】電源20から駆動電圧を得ている駆動回路
23に入力端子24から制御信号が入力すると、この駆
動回路23のトランジスタT1 がオンし、これにより、
パワートランジスタ21のゲートにはゲート電圧VG が
加わりこのパワートランジスタ21はオンして負荷電流
IがコイルLに流れる。この際、カレントトランス2の
2次側に負荷電流Iが取り出され、充放電回路3のコン
デンサC0 を充電する。
【0024】このような動作において、負荷電流Iが例
えば50Aと大電流のときは、図3に示すように、電源
電圧VB が低下するが、このとき充放電回路3のコンデ
ンサC0 は、電源20からコイルLへ負荷電流Iが流れ
る際の駆動回路23の駆動電圧を充電電圧により高め
る。
【0025】これにより、負荷電流Iが大電流で電源電
圧VB の低下が生じても、前記パワートランジスタ21
のゲート電圧VGOが図3に示すように高められ、コイル
Lに印加される負荷電圧VC も従来例とは逆に大きくな
り、コイルLに規定の負荷電流Iを流すことができる。
【0026】このような電圧補償回路1の動作により、
負荷電流Iが例えば50Aと大電流の場合においても、
コイルLに印加される負荷電圧VC の低下を補償し、コ
イルLに規定の負荷電流Iを流すことが可能となって、
電装品の性能を十分に発揮させることができる。また、
このような電圧補償回路1の動作により、パワートラン
ジスタ21として従来例の場合よりも定格の小さいもの
を使用できることになり、従来例の場合よりもパワート
ランジスタ21の選定の幅を広くすることができる。
【0027】図2は、本発明の他の実施例であり、上述
した電圧補償回路1を付加した電源20により、4個の
コイルL1 乃至L4 に通電する例を示すものである。
【0028】即ち、図2に示す回路は、電圧補償回路1
のコンデンサC0 の放電電圧VK を4個の駆動回路23
の駆動電圧とするものである。この場合、4個の駆動回
路23の各入力端子24への第1乃至第4の制御信号の
タイミングを時間差が生じるように適切に設定すること
により、1個の電源20及び電圧補償回路1により4個
のコイルL1 乃至L4 への通電を時間差をもって行うこ
とができ、かつ、電圧補償回路1により各コイルL1 乃
至L4 へ既述した場合と同様規定の負荷電流Iを流すこ
とができる。
【0029】図2に示す回路は、4気筒のエンジンのイ
グニッション回路として用いて好適である。
【0030】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、大電流を流す際の電源電圧の低下を補
償し常に負荷に規定の負荷電流を供給することができる
電圧補償回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図
【図3】本発明の実施例における動作を示すタイミング
チャート
【図4】従来例の動作を示すタイミングチャート
【図5】従来例を示す回路図
【符号の説明】
1 電圧補償回路 2 カレントトランス 3 充放電回路 21 パワートランジスタ 22 通電回路 L コイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−55538(JP,A) 特開 昭63−174563(JP,A) 実開 平3−116770(JP,U) 実開 昭60−10883(JP,U) 実開 平2−98584(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 15/00 F02P 3/045 303

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から負荷への通電回路に接続したパ
    ワートランジスタと、前記電源から駆動電圧を得るとと
    もに制御信号に基づき所定のタイミングで前記パワート
    ランジスタをオンオフし、負荷の通電制御を行う駆動回
    路とを有する回路に用いられる電圧補償回路であって、
    前記電源から負荷へ流れる負荷電流を2次側に取り出す
    カレントトランスと、このカレントトランスの2次側か
    ら電源側への負荷電流の逆流を防止する逆流防止素子
    と、前記カレントトランスにより取り出した負荷電流に
    より充電されるとともに電源から負荷へ負荷電流が流れ
    る際の駆動回路の駆動電圧の低下を充電電圧により高め
    て前記パワートランジスタを含む通電回路に規定電流を
    流す充放電回路とを有することを特徴とする電圧補償回
    路。
JP24915892A 1992-09-18 1992-09-18 電圧補償回路 Expired - Lifetime JP3246775B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3116770U (ja) 2005-05-12 2005-12-15 博 原田 車両の激突における衝撃の緩衝材である。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3116770U (ja) 2005-05-12 2005-12-15 博 原田 車両の激突における衝撃の緩衝材である。

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