JP3247018U - クランプ工具のマグネットアタッチメント - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のクランプ工具に容易に装着することが可能で、鉄支柱などに鉄梁などを締め付け固定して所要の作業をする際に補助者を必要とすることなく一人で作業することを可能とする、クランプ工具のマグネットアタッチメントを提供する。
【解決手段】アーム部材と、アーム部材の一先端部に形成され、被締め付け材料との当接面を有する受けパッドと、受けパッドと対になる押しパッドと、を備えたクランプ工具に用いられるアタッチメント1であって、アタッチメント1は、マグネット2と、マグネット2を保持し、受けパッドに装着保持するためのホルダー3と、を備え、ホルダー3は、受けパッドに対しスライド式またはキャップ式に被せることで受けパッドに装着される。
【選択図】図1
【解決手段】アーム部材と、アーム部材の一先端部に形成され、被締め付け材料との当接面を有する受けパッドと、受けパッドと対になる押しパッドと、を備えたクランプ工具に用いられるアタッチメント1であって、アタッチメント1は、マグネット2と、マグネット2を保持し、受けパッドに装着保持するためのホルダー3と、を備え、ホルダー3は、受けパッドに対しスライド式またはキャップ式に被せることで受けパッドに装着される。
【選択図】図1
Description
本考案は、クランプ工具に装着可能なマグネットアタッチメントに関する。
従来から、クランプ工具として、L字型又はC字型のアーム部材と、アーム部材の一先端部に形成された、被締め付け材料に当接される受けパッドと、アーム部材の他の先端部にネジ結合されたネジ棒と、ネジ棒の先端部に設けられ受けパッドと対になる押しパッドと、ネジ棒の後端部に設けられネジ棒を回転させるためのレンチと、を備えたものが知られている(非特許文献1参照)。このクランプ工具は、受けパッドと押しパッドとの間に複数の被締め付け材料を締め付け固定し、それらを固定した状態で溶接その他の作業を行うために用いられる。
インターネットURL;https://www.diyfactory.jp/studiy/note/handtool003/
非特許文献1に示されるようなクランプ工具を用いて、被締め付け材料として、例えば鉄支柱などに鉄梁などを締め付け固定する際には、作業者はクランプ工具と鉄梁などとを保持しながら締め付け作業をしなければならず、一人の作業者で作業することは容易でなく、もう一人の補助者が必要となる。
本考案は、上記を考慮して成されたものであり、既存のクランプ工具に容易に装着することが可能で、鉄支柱などに鉄梁などを締め付け固定して所要の作業をする際に補助者を必要とすることなく一人で作業することを可能とする、クランプ工具のマグネットアタッチメントを提供することを目的とする。
本考案は、F字又はC字型のアーム部材と、前記アーム部材の一先端部に形成され、被締め付け材料との当接面を有する受けパッドと、前記アーム部材の他の先端部にネジ結合されたネジ棒と、前記ネジ棒の先端部に設けられ前記受けパッドと対になる押しパッドと、前記ネジ棒の後端部に設けられ前記ネジ棒を回転させるためのレンチと、を備えたクランプ工具に用いられるアタッチメントであって、
マグネットと、
前記受けパッドに前記マグネットを装着保持するためのホルダーと、を備え、
前記ホルダーは、前記受けパッドに対しスライド式またはキャップ式に被せることで前記受けパッドに装着される、ことを特徴とする。
マグネットと、
前記受けパッドに前記マグネットを装着保持するためのホルダーと、を備え、
前記ホルダーは、前記受けパッドに対しスライド式またはキャップ式に被せることで前記受けパッドに装着される、ことを特徴とする。
本考案によれば、既存のクランプ工具の受けパッドにマグネットアタッチメントを装着することで、受けパッドを鉄支柱などの一面にマグネット吸着保持させて自立させることができ、鉄支柱などの反対面に鉄梁などを当てて、鉄梁などの背面側からクランプ工具の押しパッドを締め付けていけばよいので、一人の作業者でも作業が可能となる。また、既存のクランプ工具の他に、受けパッド部分がマグネットにより構成されたクランプ工具を備える必要がなく、無駄なコストを省くことができる。
以下、本考案の一実施形態に係るクランプ工具のマグネットアタッチメントについて図面を参照して説明する。図1(a)(b)は、一実施形態に係るマグネットアタッチメントを示す。マグネットアタッチメント1は、マグネット2と、マグネット2を保持し、クランプ工具10(後述の図2参照)の受けパッド14(同)に装着保持するためのホルダー3と、を備えている。
マグネット2は、比較的磁力強度の高い性質の磁石を用いることか望ましい。ホルダー3は、鉄鋼などの磁性材料を加工して製作されればよく、本例では、マグネット2を保持する第1ホルダー31と、受けパッド14に装着保持するための第2ホルダー32との接合体で構成している。ホルダー3は、この構成に限られることはなく、マグネット2を保持し受けパッド14にスライド式またはキャップ式に被せることができれば、一体のものであっても構わない。
ホルダー3は、受けパッド14に装着されたとき、受けパッド14に替わって被締め付け材料と当接する面となる第1の面4と、受けパッド14自体のもともとの被締め付け材料との当接面に当接される面となる第2の面5と、を有する。マグネット2は、第1の面4と第2の面5との間に位置するように第1ホルダー31に設けた穴33内に内装し固定される。
ホルダー3は、受けパッド14の先端側からスライド式またはキャップ式に被せるための一端が開口した空洞部6と、受けパッド14にホルダー3を固定するためのスクリューネジ7,7を有している。ホルダー3は、空洞部6を形成するための外壁8を有し、この外壁8には、スリット9が形成されている。
このスリット9は、ホルダー3を受けパッド14にキャップ形式で被せるときに、受けパッド14の外側面に形成されたアーム部材の強度補強用の山形状部が嵌まり込み、ホルダー3を案内する。スクリューネジ7,7は、外壁8に設けられており、空洞部6内に受けパッド14が装入された状態でねじ込むことで、ホルダー3を受けパッド14に固定する。
ホルダー3を受けパッド14に固定するための構成は、スクリューネジ7,7に限られず、任意の固定構造を採用することができる。また、ホルダー3を受けパッド14に装着保持するための構成は、第2ホルダー32の構成に限られず、任意の形態を採用することができる。
本実施形態のマグネットアタッチメント1をクランプ工具10に用いることで、被締め付け材料がホルダー3の第1の面4に当接し、マグネット2には当接しない構成とすることができる。このため、被締め付け材料を強く締め付けたときに、マグネット2がホルダー3の機械的強度よりも低い材質であったとしても、マグネット2が機械的損傷を受けることを防止できる。
また、ホルダー3の空洞部6を用いてスライド式またはキャップ式でホルダー3を受けパッド14に容易に装着でき、また、そのとき、受けパッド14の強度補強用の山形状部がスリット9に嵌まり込みホルダー3を案内するので、ホルダー3を受けパッド14に装着する作業が容易となる。
図2は、マグネットアタッチメント1と、マグネットアタッチメント1装着前の一実施形態に係るクランプ工具10を示す。クランプ工具10は、本例では全体としてF字型を成すアーム部材11,12,13と、被締め付け材料(図示なし)との当接面を有する受けパッド14と、ネジ棒15と、ネジ棒15を回転させるためのレンチ16と、受けパッド14と対になる押しパッド17とを備えている。クランプ工具10は、全体として機械強度の高い鉄鋼材などにより作製される。マグネットアタッチメント1は、そのホルダー3の空洞部6にクランプ工具10の受けパッド14を装入することで、キャップ形式でクランプ工具10に装着される。
受けパッド14は、一つのアーム部材11の一先端部に形成されている。ネジ棒15は、他のアーム部材13の他の先端部18にネジ結合されている。レンチ16は、ネジ棒15の後端部に設けられている。押しパッド17は、ネジ棒15の先端部に設けられている。
アーム部材11,12は一体にL字型を成し、アーム部材13はI字型を成し、その一端部19がアーム部材12に対してスライド移動可能に嵌合されている。受けパッド14と押しパッド17との間に被締め付け材料を締め付けクランプしたとき、その反力によりアーム部材13は僅かに傾き、その一端部19はアーム部材12に食い込み移動は阻止される。なお、アーム部材11,12,13は全体としてC字型構成でも構わない。
図3及び図4は、マグネットアタッチメント1装着後のクランプ工具10を示す。クランプ工具10は、受けパッド14部分を含めアーム部材11,12,13の外側面に形成された強度補強用の山形状部20を備えている。マグネットアタッチメント1が、クランプ工具10の受けパッド14にキャップ形式で装着された状態、すなわち、マグネットアタッチメント1のホルダー3の空洞部6内に受けパッド14が装入された状態では、マグネットアタッチメント1のホルダー3のスリット9内に受けパッド14の山形状部20が嵌まり込んでいる。マグネットアタッチメント1は、スクリューネジ7,7をねじ込むことで受けパッド14に固定される。
図5は、マグネットアタッチメント1を装着したクランプ工具10を鉄支柱100にマグネット吸着させた状態を示す。クランプ工具10は、受けパッド14に被せたマグネットアタッチメント1により鉄支柱100の一側面にマグネット吸着させ、自立させることができる。
図6は、図5の状態において鉄支柱100と鉄梁101とを締め付け固定するクランプ作業の様子を示す。クランプ工具10を鉄支柱100に自立させた状態において、鉄支柱100の上記とは反対側の側面に鉄梁101の一側面を当てた状態とし、鉄梁101の反対側の側面から押しパッド17で押して鉄支柱100と鉄梁101とを締め付け固定する。押しパッド17は、レンチ16を回転操作してネジ棒15を回転させることで、締め付け方向に移動させることができる。このように、鉄支柱100と鉄梁101とを締め付け固定した状態で、溶接・切断・穴あけなどの作業を行う。クランプ作業は、鉄支柱100と鉄梁101とのクランプに限られず、各種の複数の材料のクランプ固定を含む。
次に、本実施形態のマグネットアタッチメント1による作用効果を説明する。マグネットアタッチメント1をクランプ工具10の受けパッド14に装着する際に、マグネットアタッチメント1のホルダー3のスリット9内にクランプ工具10の受けパッド14の山形状部20が嵌まり込むように装着すればよいので、装着作業は容易であり、また、マグネットアタッチメント1の回り止め及び位置決めになる。
そして、マグネットアタッチメント1を装着したクランプ工具10を用いたクランプ作業においては、図5及び図6に示したように、クランプ工具10は鉄支柱100にマグネット吸着させて自立させた状態にできるので、作業者は、クランプ工具10を持たなくてよく、片手H1で鉄梁101を持ち、もう一方の手H2でレンチ16を回転操作すればよい。よって、作業者は補助者を必要とせず、一人で締め付け作業を行うことができる。
また、クランプ工具10をマグネット吸着させる必要がない場合は、マグネットアタッチメント1を取り外して使用すればよく、汎用性がある。
図7は、既存のクランプ工具10を用いて鉄支柱100と鉄梁101とを締め付け固定する作業の様子を示す。この場合は、クランプ工具10を鉄支柱100に自立させることができないので、補助者が鉄梁101を手H3で持って保持し、作業者の手H1でクランプ工具10を保持しつつ、もう一方の手H2でレンチ16を操作して締め付ける。このように、作業者と補助者の二人が必要となる。
なお、既存のクランプ工具10において、マグネット吸着できるように受けパッド14自体をマグネットとすることも考えられるが、その場合は、マグネット吸着が不要な作業用に、受けパッド14自体がマグネットでない工具も用意しなければならず、2種の工具が必要で無駄となる。
また、本考案は、上記実施形態に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記マグネットアタッチメント1は、マグネット2と、マグネット2を内装しクランプ工具10への装着保持のためのホルダー3と、を備えた形態を示したが、ホルダー3自体がマグネットとなっている形態であっても構わない。
1 マグネットアタッチメント
2 マグネット
3 ホルダー
31 第1ホルダー
32 第2ホルダー
33 穴
4 第1の面
5 第2の面
6 空洞部
7,7 スクリューネジ
8 外壁
9 スリット
10 クランプ工具
11,12,13 アーム部材
14 受けパッド
15 ネジ棒
16 レンチ
17 押しパッド
18 先端部
19 一端部
20 山形状部
100 鉄支柱
101 鉄梁
H1 片手
H2 一方の手
H3 手
2 マグネット
3 ホルダー
31 第1ホルダー
32 第2ホルダー
33 穴
4 第1の面
5 第2の面
6 空洞部
7,7 スクリューネジ
8 外壁
9 スリット
10 クランプ工具
11,12,13 アーム部材
14 受けパッド
15 ネジ棒
16 レンチ
17 押しパッド
18 先端部
19 一端部
20 山形状部
100 鉄支柱
101 鉄梁
H1 片手
H2 一方の手
H3 手
Claims (3)
- F字又はC字型のアーム部材と、前記アーム部材の一先端部に形成され、被締め付け材料との当接面を有する受けパッドと、前記アーム部材の他の先端部にネジ結合されたネジ棒と、前記ネジ棒の先端部に設けられ前記受けパッドと対になる押しパッドと、前記ネジ棒の後端部に設けられ前記ネジ棒を回転させるためのレンチと、を備えたクランプ工具に用いられるアタッチメントであって、
マグネットと、
前記受けパッドに前記マグネットを装着保持するためのホルダーと、を備え、
前記ホルダーは、前記受けパッドに対しスライド式またはキャップ式に被せることで前記受けパッドに装着される、クランプ工具のマグネットアタッチメント。 - 前記ホルダーは、前記受けパッドに装着されたとき、被締め付け材料と当接する面となる第1の面と、前記受けパッド自体の被締め付け材料との当接面に当接される面となる第2の面と、を有し、
前記マグネットは、前記第1の面と前記第2の面との間に内装されており、
前記ホルダーは、前記受けパッドの先端側からスライド式またはキャップ式に被せるための一端が開口した空洞部と、前記受けパッドに前記ホルダーを固定するためのスクリューネジを有している、請求項1に記載のクランプ工具のマグネットアタッチメント。 - 前記ホルダーは、前記受けパッドの外側面に形成されたアーム部材の強度補強用の山形状部が嵌まり込むスリットを有し、前記受けパッドにスライド式またはキャップ式に被せるときに前記スリットにより案内される、請求項2に記載のクランプ工具のマグネットアタッチメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024001161U JP3247018U (ja) | 2024-04-12 | 2024-04-12 | クランプ工具のマグネットアタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024001161U JP3247018U (ja) | 2024-04-12 | 2024-04-12 | クランプ工具のマグネットアタッチメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3247018U true JP3247018U (ja) | 2024-06-07 |
Family
ID=91321389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024001161U Active JP3247018U (ja) | 2024-04-12 | 2024-04-12 | クランプ工具のマグネットアタッチメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3247018U (ja) |
-
2024
- 2024-04-12 JP JP2024001161U patent/JP3247018U/ja active Active
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Legal Events
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| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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