JP3247237U - ローソク立て用風防 - Google Patents

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Abstract

Figure 0003247237000001
【課題】簡易な構成で、既設のローソク立てに容易に後付けできる風防を提供する。
【解決手段】ローソクを立てるための支持針が基台4に設けられ、その基台4が墓石に固定されたローソク立て2に適用される。基台4に着脱可能に保持されるホルダー9と、このホルダー9に着脱可能に設けられる風防筒10とを備える。ホルダー9は、基台4の平面視外方から基台4の下端部にはめ込まれる切欠き13を形成された取付部11と、風防筒10を保持する保持部12とを備える。風防筒10は、ホルダー9よりも上方へ延出して、ホルダー9の保持部12に保持される。
【選択図】図3

Description

本考案は、お墓のローソク立てに設けられる風防に関するものである。
従来、お墓のローソク立ての多くは、屋外にもかかわらず、風防を備えない。そのため、ローソクに火をつけても、風で消えてしまうことがある。これに対処するために、ローソク立て全体を風防付きのものに変更することも考えられるが、費用が高くなったり、専門業者による工事が必要となったりする。そこで、下記各特許文献に開示されるように、風防のない既設のローソク立てを利用しつつ、風防を後付けしようとする提案がなされている。以下、括弧書きの符号は、特許文献中における符号である。
特許文献1に開示される考案では、既設のローソク立て(1)に、火屋取付具(6)の円筒状体(7)が上方からはめ込まれる。ローソク立て(1)への円筒状体(7)の保持は、円筒状体(7)の周方向複数箇所に設けられた略V字形の帯状バネ(8)でなされるか(第1図)、固定ネジ(18)でなされる(第2図)。そして、円筒状体(7)には、ガラス円筒からなる火屋(16)が設けられる。
しかしながら、ローソク立て(1)への円筒状体(7)の保持に、複数のバネ(8)または固定ネジ(18)が必要である。しかも、ローソク立て(1)の受皿(3)をバネ(8)で押さえ付けたり、受皿(3)に固定ネジ(18)の先端を押し込んだりするため、ローソク立て(1)を傷めるおそれもある。
一方、特許文献2に開示される考案では、筒状体(1)は、多数の小孔(11)を有する金属製網板で形成され、周方向一部が縦方向に切り欠かれて切除部(12)が形成されている。つまり、筒状体(1)は、パンチングメタルにより、断面略C字の筒状に形成されている。そして、筒状体(1)の下端部には、略U字形状に屈曲された金属線材(31)からなる挟持部(3)が設けられている。挟持部(3)の開口部となる幅狭部(32)は、筒状体(1)の切除部(12)へ向けられている。そのため、切除部(12)に配置の幅狭部(32)から、既設のローソク立ての皿体(01)の側部に挟持部(3)をはめ込んで、ローソク立てに筒状体(1)を保持することができる。
しかしながら、筒状体(1)と挟持部(3)とが一体的に構成され、ローソク立ての皿体(01)の側部に略U字形状の挟持部(3)をはめ込む構成のため、風防筒としての筒状体(1)に切除部(12)を設けておく必要がある。切除部(12)が必須のため(言い換えれば完全な円筒状にできないため)、透明な耐熱ガラスから形成することが容易ではない。また、切除部(12)から風が吹き込み、ローソクの火が消えるおそれもある。さらに、ローソク立てへの筒状体(1)の取付状態でも、切除部(12)からローソク立てを抜き外すことができるので、ローソク立てに対しどの方向へも風防を固定できるものでもない。
実開昭62-4028号公報 実開平7-21933号公報
本考案が解決しようとする課題は、簡易な構成で、既設のローソク立てに容易に後付けできる風防を提供することにある。また、好ましくは、ローソク立てへの風防の取付状態において、風防のホルダーを上下、前後、左右のいずれの方向へも外れないように保持できる風防を提供することを課題とする。
本考案は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の考案は、ローソクを立てるための支持針が基台に設けられ、その基台が墓石に固定されたローソク立てに適用され、前記ローソク立てに風防を取り付けるためのローソク立て用風防であって、前記基台に着脱可能に保持されるホルダーと、このホルダーに着脱可能に設けられる風防筒とを備え、前記ホルダーは、前記基台の平面視外方から前記基台の下端部にはめ込まれる切欠きを形成された取付部と、前記風防筒を保持する保持部とを備え、前記風防筒は、前記ホルダーよりも上方へ延出して、前記ホルダーの保持部に保持されることを特徴とするローソク立て用風防である。
請求項1に記載の考案によれば、ローソク立ての基台にホルダーを設け、そのホルダーに風防筒を設けることで、既設のローソク立てに風防を容易に後付けすることができる。その際、ホルダーは、基台の平面視外方から、基台の下端部に切欠きをはめ込むだけで、基台に保持することができる。
請求項2に記載の考案は、前記基台は、上方へ開口した略半球状の皿部と、この皿部よりも小径で前記皿部の下方に連接された脚部とを備え、前記取付部は、板材から形成されると共に、その板材の外縁から内側へ向けて前記切欠きが形成されており、前記切欠きの幅は、前記脚部の径よりも大きいが、前記皿部の径よりも小さく形成され、前記風防筒は、前記基台を取り囲むように前記保持部に保持されることを特徴とする請求項1に記載のローソク立て用風防である。
請求項2に記載の考案によれば、ホルダーは、取付部が板材から形成されるので、その板面を墓石上に重ね合わせて、安定して設置することができる。また、ローソク立ての基台にホルダーをはめ、そのホルダーに風防筒をはめると、ローソク立てに対し、風防のホルダーを、上下、前後、左右、いずれの方向にも外れずに保持できる。具体的には、次のとおりである。すなわち、ホルダーの取付部の切欠きの幅は、ローソク立ての基台の脚部の径よりも大きいが、皿部の径よりも小さく形成されている。そのため、基台の下端部にホルダーの切欠きをはめ込んだ状態では、基台に対しホルダーの移動(切欠きのはめ込みを解除する方向以外への移動)が規制される。そして、そのようなホルダーに風防筒がはめ込まれ、その風防筒は基台を取り囲むよう設けられる。それにより、ホルダーの切欠きが基台から抜けるのが防止される。このようにして、風防のホルダーを、上下、前後、左右に外れない構成とできる。
請求項3に記載の考案は、前記風防筒は、略円筒状に形成されると共に、その軸線を上下方向へ沿って配置され、前記取付部は、略矩形の板材から形成され、その板材の左右方向中央部には前端辺へ開口すると共に前後方向へ沿って、前記切欠きが形成されており、前記取付部の左右両端部には、上方へ延出して、前記保持部が設けられており、前記保持部は、前記風防筒の周側面を保持するように平面視略円弧状に形成されており、前記風防筒の下端部は、前記取付部の板面に当接されて保持されることを特徴とする請求項2に記載のローソク立て用風防である。
請求項3に記載の考案によれば、ホルダーは、取付部が略矩形の板材から形成されるので、その板面を墓石上に重ね合わせて、安定して設置することができる。また、略円筒状の風防筒の外周面を、平面視略円弧状の一対の保持部で、確実に保持することができる。さらに、風防筒の下端部は、取付部の板面に当接されて保持されるが、取付部には基台まで延出して(言い換えれば風防筒の内外を連通して)切欠きが配置されるので、ローソクの燃焼中、この切欠きを空気導入口とすることができる。
請求項4に記載の考案は、前記脚部は、略短円柱状に形成されており、前記切欠きは、前記脚部にはまり込む幅寸法に形成されており、前記脚部に前記切欠きの奥端部が当接するまで、前記基台に前記ホルダーの切欠きがはめ込まれた状態で、前記ホルダーに保持される前記風防筒は、前記支持針と略同一軸線上に配置されることを特徴とする請求項3に記載のローソク立て用風防である。
請求項4に記載の考案によれば、基台の脚部に切欠きの奥端部が当接するまで、基台にホルダーの切欠きをはめ込むことで、ローソクと風防筒を略同心円状に配置することができる。
請求項5に記載の考案は、前記ホルダーは、金属板が屈曲されて形成されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のローソク立て用風防である。
請求項5に記載の考案によれば、金属板を屈曲形成して、ホルダーを製造することができる。一枚の金属板から形成することで、耐久性の向上と、コストダウンを図ることができる。
さらに、請求項6に記載の考案は、前記風防筒は、透光性を有する部材から形成されることを特徴とする請求項5に記載のローソク立て用風防である。
請求項6に記載の考案によれば、透光性を有する素材により風防筒を形成することができる。ローソク立ての基台に外周部(のいずれかの箇所)からホルダーを取り付ける構成でありながら、従来技術のように、風防筒の周方向一部を切除する必要がない上、透明な耐熱ガラスなどから風防筒を構成することができる。
本考案によれば、簡易な構成で、既設のローソク立てに容易に後付けできる風防を実現することができる。また、好ましくは、ローソク立てへの風防の取付状態において、風防のホルダーを上下、前後、左右のいずれの方向へも外れないように保持することができる。
本考案の一実施例のローソク立て用風防を示す分解斜視図である。 お墓のローソク立てに、図1の風防のホルダーを取り付けた状態を示す斜視図である。 図2のホルダーに、風防筒を取り付けた状態を示す斜視図である。 墓石に固定のローソク立ての一例を示す概略図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 墓石に固定のローソク立ての他の例を示す概略図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 図1のローソク立て用風防の使用状態を示す斜視図である。
以下、本考案の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施例のローソク立て用風防1を示す分解斜視図である。また、図2および図3は、お墓のローソク立て2に、本実施例の風防1を取り付ける手順を示す概略斜視図である。
本考案のローソク立て用風防1は、お墓に既設のローソク立て2に、風防を後付けするためのものである。以下、まずは念のため、既設のローソク立て2について説明し、その後、そのローソク立て2に後付けされる風防1について説明する。なお、墓石3とは、家名などの入った竿石(墓石本体)に限らず、その下部や手前などに設けられる石も含むものとする。墓石3に固定のローソク立て2として、典型的には、図4および図5に示すものが知られている。
図4は、墓石3に固定のローソク立て2の一例を示す概略図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。ローソク立て2は、基台4と、支持針5とを備える。基台4は、上方へ開口した略半球状の皿部6と、この皿部6の下端部中央から下方へ突出する略短円柱状の脚部7とを備える。支持針5、皿部6および脚部7は、軸線を揃えて配置される。
脚部7の下部には、図示しないが、墓石3への埋設部が設けられており、これによりローソク立て2は墓石3に固定される。皿部6は、上方へ開口して凹部6aが形成されている。皿部6の内周面(つまり凹部6a)も、略球面状とされている。皿部6の上端の外周部には、外方へ延出して、円環状のツバ部8が設けられている。
皿部6の内側中央部(つまり凹部6aの中央部)には、支持針5が固定されている。支持針5は、略鉛直に配置される棒材で、下端部が皿部6に固定される一方、上方へ行くに従ってやや先細りに形成されている。この支持針5にローソクの下端部の穴をはめ込んで、ローソク立て2にローソクを差すことができる。
図5は、墓石3に固定のローソク立て2の他の例を示す概略図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。図5のローソク立て2も、基本的には図4のローソク立て2と同様である。そのため、同様の箇所には同一の符号を付して、説明を省略する。図5の場合、皿部6の外周部に設けられるツバ部8が、図4のものより、短く形成されている。
本考案のローソク立て用風防1は、図4もしくは図5のローソク立て2、またはこれらと同種のローソク立て2に適用することができる。すなわち、ローソクを立てるための支持針5が基台4に設けられ、その基台4が墓石3に固定されたローソク立て2に適用できる。基台4は、上部に大径部としての皿部6を有し、下部に小径部としての脚部7を備えていればよい。皿部6および脚部7は、典型的には平面視(つまり真上から見て)円形とされるが、場合によりその他の形状であってもよい。
次に、図1~図3に基づき、本考案の一実施例のローソク立て用風防1について、具体的に説明する。なお、説明の便宜上、図1において、ホルダー9の取付部11の幅方向(切欠き13の幅方向)を左右方向、取付部11の奥行方向(切欠き13の延出方向)を前後方向(手前側が前方)、取付部11の板厚方向(風防筒10の長手方向)を上下方向として説明する。
本実施例の風防1は、ローソク立て2の基台4に着脱可能に保持されるホルダー9と、このホルダー9に着脱可能に設けられる風防筒10とを備える。
ホルダー9は、基台4の平面視外方(言い換えれば基台4の外周部)から基台4の下端部にはめ込まれる切欠き13を形成された取付部11と、この取付部11に連接されて風防筒10を保持する保持部12とを備える。
取付部11は、略矩形の板材から形成され、図1において、前後両端辺11a,11bは左右方向へ沿って配置される一方、左右両端辺11c,11dは前後方向へ沿って配置される。板状の取付部11には、切欠き13が形成されている。切欠き13は、略矩形状とされ、取付部11の左右方向中央部に前後方向へ沿って配置され、前端辺11aへ開口して形成される。切欠き13は、取付部11の前端辺11aから、取付部11の前後方向中央部よりもやや後方まで延出して形成される。切欠き13の奥端部(後端部)13aは、略半円状に形成されている。
取付部11の板厚(上下方向寸法)や、取付部11の切欠き13の幅(左右方向寸法)は、基台4の下端部に取付部11の切欠き13をはめ込み可能に設定される。典型的には、取付部11の板厚は、基台4の脚部7の高さと同じか、それよりも小さく形成される。また、取付部11の切欠き13の幅は、脚部7の径よりも大きいが、皿部6の径よりも小さく形成される。切欠き13の幅は、好ましくは、脚部7に切欠き13が適合してはめ込まれる寸法とされる。
脚部7に切欠き13の奥端部13aが当接するまで、基台4にホルダー9の切欠き13がはめ込まれた状態で、取付部11の中央部にローソク立て2(より具体的には基台4および支持針5)が配置されるのがよい。
取付部11の左右両端部には、それぞれ保持部12が設けられる。すなわち、保持部12は、取付部11の切欠き13を挟んだ左右両側に、取付部11から上方へ延出して設けられる。図示例の場合、保持部12は、側面視で(つまりホルダー9を真横から見て)略T字形状とされている。すなわち、取付部11の左右両端辺11c,11dの前後方向中央部から上方へ延出して第一片12aが設けられ、その第一片12aの上端部には、前後へ延出して第二片12bが連接されている。言い換えれば、第二片12bの前後方向中央部の下端辺に、第一片12aが下方へ延出して設けられている。
保持部12は、風防筒10の周側面を保持するように、平面視略円弧状に形成されている。左右一対の保持部12(特に第二片12b)の内周面は、平面視で同一の円周上に配置される。つまり、左右の保持部12は、一つの円筒の周側壁の一部ということができる。第一片12aについても、第二片12bと同様の円弧状に形成されるのがよいが、場合により、ホルダー9への風防筒10の取付状態で、風防筒10と第一片12aとの間には隙間が形成される構成でもよい。その場合でも、風防筒10は、左右一対の第二片12bにより、確実に保持される。
ローソク立て2の脚部7にホルダー9の切欠き13をはめ込む際、ローソク立て2とホルダー9とが干渉(衝突)しないように、ホルダー9の保持部12が構成される。具体的には、正面視(図1において手前側から奥を見た状態)において、ホルダー9の保持部12(より具体的には第二片12bの下端辺)と取付部11(より具体的には取付部11の上面)との間に、ローソク立て2の基台4を通過させる隙間が形成される。但し、ローソク立て2の一部(特に支持針5)については、左右の保持部12の第二片12b間の隙間(各第二片12bの前端部同士の隙間)を通過させるようにしてもよい。
ホルダー9は、金属板が屈曲されて形成されるのがよい。たとえば、一枚のステンレス板が所定形状に切り出された後、屈曲されて、取付部11や保持部12が形成される。一枚の金属板から形成することで、耐久性の向上と、コストダウンを図ることができる。
風防筒10は、上下へ開口した略円筒状の部材である。風防筒10は、透明または半透明など、透光性を有する部材から形成されるのがよい。但し、場合により、パンチングメタルのような金属製の多孔板から形成されてもよい。本実施例では、風防筒10は、透明な耐熱ガラスにより形成される。風防筒10の外径は、一対の円弧状の保持部12間の内径と略対応している。
本実施例のローソク立て用風防1は、次のようにして使用される。まず、図2に示すように、ローソク立て2の基台4の下端部に、ホルダー9の切欠き13をはめ込む。ホルダー9は、取付部11が板材から形成されるので、その板面を墓石3上に重ね合わせて、安定して設置することができる。基台4の脚部7に切欠き13の奥端部13aが当たるまで、基台4にホルダー9をはめ込むと、取付部11の略中央部に基台4が配置される。この状態では、基台4から切欠き13を抜き外す方向(図示例では基台4に対しホルダー9を後退させる方向)以外は、基台4に対しホルダー9の移動が規制される。
具体的には、ホルダー9の取付部11の切欠き13の幅は、ローソク立て2の基台4の脚部7の径よりも大きいが、皿部6の径(好ましくは脚部7のすぐ上の皿部6の径)よりも小さく形成されているので、基台4に対するホルダー9の上下方向移動が規制される。また、脚部7に切欠き13がはめ込まれることで、切欠き13のはめ込みを解除する方向以外への移動も規制される。図示例の場合、基台4に対しホルダー9を後方へ移動させること以外の移動が規制される。
このようにして、基台4にホルダー9を取り付けた状態で、図3に示すように、ホルダー9に風防筒10をはめ込めばよい。すなわち、ホルダー9の左右一対の保持部12間に、風防筒10をはめ込めばよい。風防筒10は、下端部が取付部11の板面に当接するまではめ込まれ、外周面は保持部12(少なくとも第二片12b)の内周面と当接される。
ホルダー9に風防筒10をはめ込んだ状態では、風防筒10は、基台4を取り囲むよう設けられると共に、左右の保持部12に挟まれて保持される。ホルダー9に風防筒10がはめ込まれている限り、基台4が風防筒10で囲まれることで、基台4からホルダー9を取り外すことができない。言い換えれば、基台4の脚部7からホルダー9の切欠き13を抜くことができない。このようにして、ローソク立て3の基台4にホルダー9をはめ、そのホルダー9に風防筒10をはめると、ローソク立て2に対し、風防1(特にそのホルダー9)を、上下、前後、左右、あるいは斜めの、いずれの方向にも外れずに保持できる。
本実施例の考案によれば、ローソク立て2の基台4にホルダー9を設け、そのホルダー9に風防筒10を設けることで、お墓に既設のローソク立て2に容易に風防1を後付けすることができる。しかも、ホルダー9から風防筒10を抜かない限り、ローソク立て2に風防1を確実に保持することができる。
ローソク立て2への風防1の取付状態では、ローソク立て2(基台4および支持針5)と、ホルダー9(取付部11および保持部12)や風防筒10が、同一軸線上に配置されるのが好ましい。本実施例では、脚部7に切欠き13の奥端部13aが当接するまで、基台4にホルダー9の切欠き13がはめ込まれた状態で、ホルダー9に保持される風防筒10は、支持針5と略同一軸線上に配置される。
図6は、本実施例のローソク立て用風防1の使用状態を示す斜視図である。この図に示すように、お墓に既設のローソク立て2に風防1を設置すると共に、ローソク立て2にローソク14を立てて、使用することができる。ローソク14に火をつけても、風防1で囲まれているため、火が消えにくい。風防筒10の下端部は、取付部11の板面に当接されて保持されるが、取付部11には基台4まで延出して(言い換えれば風防筒10の内外を連通して)切欠き13(図2)が配置されるので、ローソク14の燃焼中、この切欠き13を空気導入口とすることができる。
なお、ローソク立て2の基台4へのホルダー9の取付けは、図2に示すように、基台4の後方から取付部11の切欠き13をはめ込む以外に、これとは逆に基台4の前方から取付部11の切欠き13をはめ込んだり、あるいは基台4の側方や斜めから取付部11の切欠き13をはめ込んだりしてもよい。いずれの場合も、風防筒10は、上下方向へ沿って配置される。また、風防筒10は、ホルダー9よりも上方へ延出して配置される。
本考案のローソク立て用風防1は、前記実施例に限らず適宜変更可能である。特に、(a)ローソク14を立てるための支持針5が基台4に設けられ、その基台4が墓石3に固定されたローソク立て2に適用され、ローソク立て2に風防を取り付けるためのローソク立て用風防1であって、(b)基台4に着脱可能に保持されるホルダー9と、このホルダー9に着脱可能に設けられる風防筒10とを備え、(c)ホルダー9は、基台4の平面視外方(つまり前後左右の側部など)から基台4の下端部にはめ込まれる切欠き13を形成された取付部11と、風防筒10を保持する保持部12とを備え、(d)風防筒10は、ホルダー9よりも上方へ延出して、ホルダー9の保持部12に保持されるのであれば、その他は適宜に変更可能である。
たとえば、前記実施例では、ホルダー9の取付部11は、略矩形状とされたが、その他の形状(たとえば略円形状など)であってもよい。ホルダー9の保持部12についても、同様である。
また、前記実施例では、ホルダー9の切欠き13は、基台4の脚部7にはまり込む構成とされたが、場合により、皿部6の下部にもはまり込む構成とされてもよい。それに応じて、切欠き13の幅寸法などが予め調整される。
また、前記実施例では、風防筒10は、透明の耐熱ガラスから構成されたが、場合により、その他の素材から形成されてもよい。また、風防筒10の外周面などに、適宜の模様などを付してもよい。
また、前記実施例において、ホルダー9の保持部12(たとえば第二片12b)の内周面に、薄い弾性材などを貼り付けてもよい。
また、ローソク立て2の脚部7にホルダー9の切欠き13をはめ込む際、ローソク立て2とホルダー9(の保持部12)とが干渉しないのであれば、ホルダー9の保持部12の構成は、前記実施例に限らない。たとえば、前記実施例において、左右の第二片12b同士は、前方および/または後方で、互いに接続されてもよい。また、ホルダー9の取付部11と第二片12bとを接続する第一片12aは、取付部11の左右ではなく、後方に配置されてもよい。いずれにしても、ローソク立て2にホルダー9を設置後、ホルダー9に風防筒10をはめ込むと、風防筒10がローソク立て2を取り囲むことになり、ローソク立て2に対し風防筒10のホルダー9が外れずに保持される。
さらに、前記実施例では、ホルダー9の左右一対の保持部12の内側に、風防筒10をはめ込む構成としたが、場合により、ホルダー9の左右一対の保持部12の外側に、風防筒10をはめ込む構成としてもよい。つまり、略円弧状の保持部12の外周面と、風防筒10の内周面とが重なるように、ホルダー9に風防筒10をはめ込むようにしてもよい。
1 ローソク立て用風防
2 ローソク立て
3 墓石
4 基台
5 支持針
6 皿部(6a:凹部)
7 脚部
8 ツバ部
9 ホルダー
10 風防筒
11 取付部(11a:前端辺、11b後端辺、11c:左端辺、11d:右端辺)
12 保持部(12a:第一片、12b:第二片)
13 切欠き(13a:奥端部)
14 ローソク

Claims (6)

  1. ローソクを立てるための支持針が基台に設けられ、その基台が墓石に固定されたローソク立てに適用され、前記ローソク立てに風防を取り付けるためのローソク立て用風防であって、
    前記基台に着脱可能に保持されるホルダーと、このホルダーに着脱可能に設けられる風防筒とを備え、
    前記ホルダーは、前記基台の平面視外方から前記基台の下端部にはめ込まれる切欠きを形成された取付部と、前記風防筒を保持する保持部とを備え、
    前記風防筒は、前記ホルダーよりも上方へ延出して、前記ホルダーの保持部に保持される
    ことを特徴とするローソク立て用風防。
  2. 前記基台は、上方へ開口した略半球状の皿部と、この皿部よりも小径で前記皿部の下方に連接された脚部とを備え、
    前記取付部は、板材から形成されると共に、その板材の外縁から内側へ向けて前記切欠きが形成されており、
    前記切欠きの幅は、前記脚部の径よりも大きいが、前記皿部の径よりも小さく形成され、
    前記風防筒は、前記基台を取り囲むように前記保持部に保持される
    ことを特徴とする請求項1に記載のローソク立て用風防。
  3. 前記風防筒は、略円筒状に形成されると共に、その軸線を上下方向へ沿って配置され、
    前記取付部は、略矩形の板材から形成され、その板材の左右方向中央部には前端辺へ開口すると共に前後方向へ沿って、前記切欠きが形成されており、
    前記取付部の左右両端部には、上方へ延出して、前記保持部が設けられており、
    前記保持部は、前記風防筒の周側面を保持するように平面視略円弧状に形成されており、
    前記風防筒の下端部は、前記取付部の板面に当接されて保持される
    ことを特徴とする請求項2に記載のローソク立て用風防。
  4. 前記脚部は、略短円柱状に形成されており、
    前記切欠きは、前記脚部にはまり込む幅寸法に形成されており、
    前記脚部に前記切欠きの奥端部が当接するまで、前記基台に前記ホルダーの切欠きがはめ込まれた状態で、前記ホルダーに保持される前記風防筒は、前記支持針と略同一軸線上に配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載のローソク立て用風防。
  5. 前記ホルダーは、金属板が屈曲されて形成される
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のローソク立て用風防。
  6. 前記風防筒は、透光性を有する部材から形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載のローソク立て用風防。
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