JP3248574U - ケーブル巻き付け用ノイズ遮断具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力ケーブルの束を一回の簡単な作業で巻き付け、その巻き付け状態を維持することができるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具を提供する。【解決手段】ケーブル巻き付け用ノイズ遮断具は、フェライト成分を含む可撓性を有するシート状の帯部材と、帯部材の長手方向一端側に同平面上で一体連結されて帯部材の他端側を通して電力ケーブルに巻き付けるための幅方向の長孔を設けた可撓性を有する留め部材と、を備えている。また、本ケーブル巻き付け用ノイズ遮断具は、帯部材の他端側を留め部材の長孔に通して帯部材を電力ケーブルに巻き付けるときに、巻き付けられた帯部材の外表面に巻き付けて帯部材の電力ケーブルへの巻き付け状態を維持するための結束部材と、結束部材の一端側を帯部材に固定して帯部材及び結束部材を電力ケーブルに巻き付けたときに結束部材の他端側に一端側を位置決めするための巻付固定部材と、を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、電力ケーブルの束を一回で簡単な巻き付け作業でその巻き付け状態を維持することができるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具に関する。
装置の筐体間や内部、配電盤周辺に配設される電力ケーブル(以下、単に「ケーブル」と称する。)に巻き付けるように包んで装着される概ねリング状のフェライトコアにより高周波電流を阻止し、放射妨害波(電磁ノイズ)を抑制することが一般的に行われている(特許文献1~2等参照)。
この一般的なフェライトコアは一本のケーブルに巻き付けて装着することを前提にしており、複数のケーブルが近接して存在し、ケーブルが散乱するような場合、それぞれのケーブルごとにフェライトコアを装着し、複数のケーブルをまとめて結束バンド等でまとめる必要があり、装着工程が煩雑で部品点数の増加も招いていた。
このような事情を考慮して複数のケーブルをまとめて結束可能にしながらフェライトコアと同様の効果を奏する帯状のフェライト製バンド(パワーサポート社製「POWER SAVER」)が提供されている(特許文献3参照)。
このフェライト製バンドは詳細には後述するが概ね、フェライト製バンドの銅製テープを巻き付けた一本のケーブル又は複数本のケーブルにまとめて巻き付けて所謂「二重巻き」にし、その上からアルミ製テープを巻き付けた状態で結束バンドを巻いて固定するものであり、帯状で長さ調節可能なシート部材なので装着性及び保管性が良く、種々のケーブル径に対応でき複数のケーブルをまとめて結束できる点で有利である。
しかしながら、上記フェライト製バンドの場合、一端側の留め具に設けた長孔に他端側の帯状部材を通してその幅縁部に設けたギザギザで長孔に固定することでケーブルに巻き付け固定するが、固定した際に留め具が突出すること及び帯状部材が余ることによりスペース上の邪魔が多いという問題があり、多数のケーブルが配置される場所での使用に必ずしも向いているとは言えない。
特開2011-192825号公報 特開2012-134028号公報 特開2020-88456号公報
このような事情に鑑みて本考案は創作されたものであり、従来のフェライト製バンドのように電力ケーブル又はその束に巻き付けた状態を片手で維持しながら別途の結束バンド等を準備してオペレータの感覚で結束バンドを位置決めする必要がなく、一回のフェライト製バンドの巻き付け作業でその巻き付け状態を維持することができるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく創作された本考案は、
フェライト成分を含む可撓性を有するシート状の帯部材と、該帯部材の長手方向一端側に同平面上で一体連結されて前記帯部材の他端側を通して電力ケーブルに巻き付けるための幅方向の長孔を設けた可撓性を有する留め部材と、を備えるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具であって、
さらに前記帯部材の他端側を前記留め部材の長孔に通して該帯部材を電力ケーブルに巻き付けるときに、巻き付けられた帯部材の外表面に巻き付けて帯部材の電力ケーブルへの巻き付け状態を維持するための結束部材と、
該結束部材の一端側を前記帯部材に固定して帯部材及び該結束部材を電力ケーブルに巻き付けたときに該結束部材の他端側に一端側を位置決めするための巻付固定部材と、を備えるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具、を提供している。
本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具(100,200,300,400)では、従来のフェライト製バンドの改善として提案されたものであり、フェライトシートの帯状部(110,210,310,410)を留め部材の長孔(122,222,322,422)に通して1本又は複数本の電力ケーブルに巻き付けたときに巻き付け状態を維持するために帯部材に巻き付ける結束部材(130,230,330,430)を固定する巻付固定部材(140,240,340,440)を帯部材の他端側(自由端側)に設けている。具体的には本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具では、従来のフェライト製バンド同様に電力ケーブルに巻き付ける際に帯部材の他端側(自由端側)を留め部材の長孔に通すと同時に結束部材も通しておき、帯部材がケーブル巻き付けられた状態に上から結束部材を巻き付けて結束部材の根元(一端側(132,232,332,432))に結束部材の他端側(自由端側(134,234,334,434))を位置決め(後述の引掛け固定、結束固定等)させる巻付固定部材を予め帯部材の他端側(自由端側)に設けている点が特長的である。
このような構成を付加していることで、従来のフェライト製バンドのようにケーブルに巻き付けた状態を片手で維持しながら別途の結束バンド等を準備してオペレータの感覚で結束バンドを位置決めする必要がなく、一回のフェライト製バンドの巻き付け作業でその巻き付け状態を維持する作業も達成し得る点で有利である。
以下、好適な巻付固定部材及び結束部材について例示列挙する。
また、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第一の実施形態において、
前記結束部材は、輪状の弾性紐であり、
前記帯部材の他端側は、互いに幅方向に整列する2つの貫通孔を有し、
前記巻付固定部材は、樹脂製であり、
前記帯部材を電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の内表面側に配設され、前記弾性紐を幅方向に亘って留置させて前記2つの貫通孔から前記帯部材の外表面側に通して固定する裏側部と、
前記帯部材の外表面側に配設されて前記裏側部によって帯部材の前記貫通孔から前記帯部材の内表面側に通された前記弾性紐を通す貫通孔を設け、前記裏側部に対して該帯部材を厚み方向に挟み込んで互いにスナップ固定される表側部と、を有し、
該表側部は、帯部材及び弾性紐を電力ケーブルに巻き付けたときに引っ掛ける他端側に屈曲するフック部を備えてなる、ことが例示される。
まず、第一の好適な巻付固定部材(140)及び結束部材(120)の構成例では、結束部材として弾性紐(所謂ゴム紐)を使用し、巻付固定部材(140)としては帯部材及び弾性紐を電力ケーブルに巻き付けたときに引っ掛けて留めるフック部(146)を有する樹脂部品を帯部材の自由端側(他端側(114))で挟み込んでスナップ固定することで弾性力により帯部材の巻き付けを維持することとしている。なお、帯部材の裏側部(144)で弾性紐を幅方向に留置させることで巻き付け時に弾性紐の捩じれを防止しているが、この留置は裏側部(144)でカシメ固定することが好ましい。
また、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第二の実施形態において、
前記結束部材は、弾性樹脂材料で形成されたOリングであり、
前記巻付固定部材は、樹脂製であり、
電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の内表面側から該帯部材に設けた1つの貫通孔を通して該帯部材の外表面で長手方向両側に屈曲するフック部を有し、
一端側に屈曲するフック部には鉤爪状の返し部が設けられて前記Oリングが引っ掛けられて固定されており、帯部材及びOリングを電力ケーブルに巻き付けたときに他端側に屈曲するフック部に引っ掛けて前記返し部で位置決めすることで帯部材の巻き付け状態を維持する。
次に、第2の好適な巻付固定部材(240)及び結束部材(230)の構成例では、結束部材として弾性樹脂部材で形成されたOリングを使用し、巻付固定部材としては帯部材の自由端側(他端214側)に設けた1つ貫通孔(250)に差し込んで帯部材に位置決めし、表面側(外表面218側)に長手方向両側にOリングを引っ掛けることができるフック部(246)を設けている。第1の構成例では、結束部材として弾性体を巻き付けて巻き付けを維持する点では上記第1の構成例と同技術思想であるが、第1の構成例の弾性紐より細径で反復強度が強いOリングを第2の構成例では用いるため、通常時(非巻き付け時)に一端側の鉤爪状の返し部(246a)を有するフック部でOリングを引っ掛けてしっかり固定しておき、巻き付け時に弾性力がかけられた際に逆側(自由端側(他端214側))に屈曲するフック部で弾性力がかけられたOリングを引っ掛けて留置することができる。このようにOリングを結束部材とし、両側フックの巻付固定部材とすることで破損し易い留め部材の長孔の長手方向幅や帯部材の自由端側の貫通孔を小さくして強度不足を改善しつつ、組付け易さを向上させている点で有利である。
また、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第三の実施形態において、
前記結束部材は、長手方向に沿って複数の爪を多段に連続して設けた爪部を有する帯状のバンド本体部と、前記バンド本体部を巻き付けられた前記帯状部の周囲に巻き付けて前記バンド本体部の先端側を挿通して掛止するためのヘッド部とを有する樹脂製の結束バンドであり、
前記巻付固定部材は、軸方向に貫通孔を設けた傘状部材であり、電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の外表面側から前記傘状部材の軸部分を前記帯部材の他端側に設けた1つの貫通孔に挿入して軸部分を前記帯部材の内表面側でカシメることで前記帯部材の外表面側で縁部が肉盛りされた円形開口を形成して帯部材に取り付けられた結束バンドのヘッド留置部を有し、
該ヘッド留置部が前記結束バンドのヘッド部のストッパとなって結束バンドのバンド本体部の先端がヘッド留置部の円形開口に挿入され、帯部材及び前記バンド本体部を電力ケーブルに巻き付けたときに該バンド本体部の先端側をヘッド部に挿通して掛止することで帯部材の巻き付けを維持する。
第三の好適な巻付固定部材(340)及び結束部材(330)の構成例では、結束部材として汎用される構成の結束バンドを使用し、巻付固定部材として樹脂製の所謂グロメット(所謂ハトメ)を使用して帯部材の内面側をカシメて固定し、外面側からグロメットの開口(円形開口347a)に結束バンドの先端を挿入してヘッド部(338)がストッパになるようにしている。
このような構成を採用すれば、結束バンドによりフェライト製バンドを電力ケーブルにしっかりと巻き付けられるとともに、フェライト製バンドに貫通孔(350)をあけたことによる強度不足をグロメットにより補強できる点でも有利である。但し、従来のフェライト製バンドで電力ケーブルに巻き付けたときに帯状部材が余ってしまう問題と同様に、結束バンドでの結束時に結束バンドのバンド本体部が余る問題が発生するが、この点、樹脂製の結束バンドは汎用される構成であり、一般的な切断工具で容易に切断できるため大きな問題とまではならない。
さらに、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第四の実施形態において、
前記結束部材は、基層と、前記基層の電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の外表面側に凸状に形成された複数の円柱状突起と、前記複数の円柱状突起に応じて前記基層の前記円柱状突起が形成された面上に画定された複数の受容部とを備えた係合及び係合解除可能なペアとして使用可能な軟質の面ファスナー部材である。
なお、上記ケーブル巻き付け用ノイズ遮断具において、
前記帯部材及び留め部材の電力ケーブルに巻き付けたときの内表面の少なくとも前記巻付固定部材を含む位置及び/又は留め部材の少なくとも長孔の周囲を含む位置に、グラスファイバー含有シートが貼り付けられる、ことが好ましい。
フェライト製バンドは、フェライトを含有するがその主成分は可撓性を有する樹脂材料であり、複数の電力ケーブルをまとめて結束する場合等ではき裂等破損し易いことがわかってきている。とりわけ巻付固定部材や留め部材の長孔の周囲にき裂が発生し易いことがわかってきた。好適な例では、き裂が発生し易い位置を補強すべく耐引張強度性が高く可撓性を有するグラスファイバー含有シート部材(160,162,164,166)を内側表面(116,216,316)に貼り付けて巻き付け時の強度を維持できるようにしている。
本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具では、従来のフェライト製バンドのようにケーブルに巻き付けた状態を片手で維持しながら別途の結束バンド等を準備してオペレータの感覚で結束バンドを位置決めする必要がなく、一回のフェライト製バンドの巻き付け作業でその巻き付け状態を維持することができる。
(a)は本ノイズ遮断具の第一実施形態の外表面側から見た写真図、(b)は本ノイズ遮断具の第一実施形態を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、(c)は本ノイズ遮断具の第一実施形態の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図、(d)は本ノイズ遮断具の第一実施形態の巻付固定部材を装着した状態を示す内表面側から見た拡大写真図を示している。 (a)は本ノイズ遮断具の第一実施形態の巻付固定部材を示す斜視写真図、(b)は(a)の巻付固定部材を本ノイズ遮断具に装着した状態を上下段に示す略断面図、を示している。 (a)は本ノイズ遮断具の第二実施形態の外表面側から見た写真図、(b)は本ノイズ遮断具の第二実施形態を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、(c)は本ノイズ遮断具の第二実施形態の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図、を示している。 (a)は本ノイズ遮断具の第二実施形態の巻付固定部材を示す斜視写真図、(b)は(a)の巻付固定部材を本ノイズ遮断具に装着した状態を上下段に示す略断面図、を示している。 (a)は本ノイズ遮断具の第三実施形態の外表面側から見た写真図、(b)は本ノイズ遮断具の第三実施形態を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、(c)は本ノイズ遮断具の第三実施形態の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図、を示している。 (a)は本ノイズ遮断具の第四実施形態の外表面側から見た写真図、(b)は本ノイズ遮断具の第四実施形態を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、(c)は本ノイズ遮断具の第四実施形態の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図を示している。 図6の本ノイズ遮断具の結束部材(結束バンド)を帯部材に装着するためのカシメ金具を上下段左右に示す写真図、を示している。 (a)はグラスファイバー含有シートで補強する前の帯部材及び留め部材を外表面側から見た写真図、(b)は帯部材の貫通孔及び留め部材の長孔の周囲をグラスファイバー含有シートで補強した状態を外表面側から見た写真図、(c)は(b)の他の例として留め部材の長孔の周囲をグラスファイバー含有シートで補強した状態を外表面側から見た拡大写真図を示している。 図8(b)の他の例として帯部材及び留め部材の内表面の全域にわたってグラスファイバー含有シートで補強した状態を示す写真図、を示している。
以下、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具(以下、単に「本ノイズ遮断具」とも称する。)の実施形態について例示説明する。なお、本明細書及び図面において、同一の参照番号を付する部材は同一の実施形態における同一部材を意味し、末尾2桁が同一の参照番号を付する部材は、異なる実施形態における同種部材を意味している。
《第一の実施形態》
図1~図2は、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第一の実施形態を示しており、図1(a)は本ノイズ遮断具の第一実施形態100の外表面側から見た写真図、図1(b)は本ノイズ遮断具の第一実施形態100を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、図1(c)は本ノイズ遮断具の第一実施形態100の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図、図1(d)は本ノイズ遮断具の第一実施形態の巻付固定部材140を装着した状態を示す内表面側から見た拡大写真図、図2(a)は本ノイズ遮断具の第一実施形態の巻付固定部材140を示す斜視写真図、図2(b)は図2(a)の巻付固定部材140を本ノイズ遮断具100に装着した状態を上下段に示すの略断面図、を示している。
まず、本ノイズ遮断具の第一実施形態100は、概ねシート状の帯部材110と、帯部材110の長手方向一端112側に同平面上で一体連結された留め部材120と、帯部材110を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けて巻き付けた状態を維持する結束部材130と、で構成されている。帯部材110と留め部材120とは一枚のシート状の部材から切り出して形成されている。そのシート状の部材は、フェライト成分を含んで可撓性を有している。また、留め部材120は、帯部材110より幅方向(図1(a)の上下方向)に長く両側に突出しており、幅方向にスリット状の長孔122が設けられている。この長孔122に帯部材110の先端側(他端114側)を通して電力ケーブル50,60,70の束に巻き付け可能にしている。
結束部材130は、上述するように帯部材110を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けた状態で巻き付けを維持固定するものであり、第一実施形態のノイズ遮断具100の結束部材130では、ゴム製の紐バンドのような輪状の弾性紐で形成されている。帯部材110の自由端側(他端114側)を留め部材120の長孔122に通して帯部材110を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けるときに、巻き付けられた帯部材110の外表面118(図1(a)の紙面裏側面)に巻き付けて帯部材110の電力ケーブル50,60,70の束への巻き付け状態を維持し、固定する(図1(b)参照)。帯部材110の自由端側(他端114側)には巻付固定部材140が配設されており、帯部材110を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けた状態で結束部材130の先端側(他端134側)を巻付固定部材140に引っ掛けることで巻き付け状態を維持・固定を達成している。
巻付固定部材140は、ある程度の弾性を有する樹脂材料で形成されており、図2(a)(b)に示すように帯部材110の内表面116側(図1(a)の紙面裏側)に配設される裏側部144と、帯部材110の外表面118側(図1(a)の紙面表側)に配設される表側部142と、で構成されている。裏側部144は帯部材110の外表面118に配設されるものであり、弾性紐である結束部材130の根元側(一端132側)を幅方向に亘って留置させて、帯部材110を貫通して幅方向に並列する2つの貫通孔150(第一貫通孔152,第二貫通孔154)から帯部材110の内表面116側に結束部材130を通している。なお、図1(d)に示すように結束部材130はその根元側(一端132側)を裏側部144の幅方向に亘って留置させる際に、その両端を金属片等でカシメることで連結して輪形状を形成している(図1(d)のカシメ接続部136参照)。
また、表側部142は、帯部材110の内表面116に配設されるものであり、裏側部144によって帯部材110の第一貫通孔152及び第二貫通孔154から帯部材110の内表面116側に通された結束部材130を通す貫通孔を設けている。そして、表側部142と裏側部144とは帯部材110を厚み方向に挟み込んで互いにスナップ固定することで帯部材110に固定される。
さらに、図2(b)にも示すように表側部142は帯部材110の外表面118から弾性紐である結束部材130の外径以上の高さを有して留め部材120側(一端112側(図2(b)上段の左側))に突出する鉤状のフック部146を有しており、帯部材110及び結束部材130を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けたときに結束部材130の先端側(他端134側)をフック部146に引っ掛けることで帯部材110及び結束部材130の巻き付け状態を維持・固定する。
《第二の実施形態》
図3~図4は、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第二の実施形態を示しており、図3(a)は本ノイズ遮断具の第二実施形態200の外表面側から見た写真図、図3(b)は本ノイズ遮断具の第二実施形態200を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、図3(c)は本ノイズ遮断具の第二実施形態200の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図、図4(a)は本ノイズ遮断具の第二実施形態の巻付固定部材240を示す斜視写真図、図4(b)は図4(a)の巻付固定部材240を本ノイズ遮断具200に装着した状態を上下段に示す略断面図、を示している。
まず、本ノイズ遮断具の第一実施形態200は、概ね第一実施形態100と同様にシート状の帯部材210と、帯部材110に同平面上で一体連結された留め部材220と、帯部材210を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けた状態を維持する結束部材230と、で構成されている、また、帯部材210と留め部材220も第一実施形態100と同様にノイズ遮断具としてフェライト成分を含んでなる一枚のシート状の部材から切り出して留め部材220が帯部材210より幅方向両側に突出してスリット状の長孔222が設けられている。
一方、結束部材230は第一実施形態100の帯部材110と同様に弾性体であるが、第二実施形態200の結束部材230では、所謂輪ゴムのごとき弾性樹脂材料で形成されたOリングで形成されている(図3(a)(c)参照)。第二実施形態200でも、結束部材230は帯部材210の自由端側(他端214側)を留め部材220の長孔222に通し、電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けられた帯部材210の外表面218(図3(a)の紙面裏側面)に巻き付けて固定しているが(図3(b)参照)、このとき結束部材230の先端側(他端234側)を巻付固定部材240のフック部246に引っ掛けることで巻き付け状態を維持・固定を達成している。
巻付固定部材240は、第一実施形態の巻付固定部材140と同様にある程度の弾性を有する樹脂材料で形成されるが、図4(a)(b)に示すように帯部材210の自由端側(他端214側)に設けられた1つの貫通孔250に挿入されて帯部材210の内表面216側と外表面218側とを跨いで固定される一体部材を形成している。巻付固定部材240のフック部246は、帯部材210の外表面218から弾性樹脂製のOリングである結束部材230を引っ掛けられる高さを有して留め部材220側(一端212側(図4(b)上段の左側))に突出する鉤状部材であり、細径の結束部材230が外れないように下方(帯部材210の外表面218の方向)に返し部246が突出している。この構成により帯部材210及び結束部材230を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けたときに結束部材230の先端側(他端234側)をフック部246に引っ掛けて位置決めすることで帯部材210及び結束部材230の巻き付け状態を維持・固定する。
《第三の実施形態》
図5は、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第三の実施形態を示しており、図5(a)は本ノイズ遮断具の第三実施形態300の外表面側から見た写真図、図5(b)は本ノイズ遮断具の第三実施形態300を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、図5(c)は本ノイズ遮断具の第三実施形態300の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図、を示している。
まず、本ノイズ遮断具の第三実施形態300は、概ね第一実施形態100及び第二実施形態200と同様にシート状の帯部材310と、帯部材310に同平面上で一体連結された留め部材320とを有しており、帯部材310と留め部材320も第一実施形態100及び第二実施形態200と同様にノイズ遮断具としてフェライト成分を含んでなる一枚のシート状の部材から切り出して留め部材320が帯部材310より幅方向両側に突出してスリット状の長孔322が設けられている。
一方、結束部材330は第一実施形態100や第二実施形態200と異なり、別途、独立した樹脂製の結束バンドが用いられる。この結束バンド330は、バンド本体部337とヘッド部338とで構成されており、バンド本体部337が第一実施形態100や第二実施形態200の結束部材130,230の役割を有しており、ヘッド部338及び後述のヘッド留置部347が第一実施形態100や第二実施形態200の巻付固定部材140,240の役割を有している。
結束バンド330のバンド本体部337は、長手方向に延びる帯状部材であり、先端側に長手方向に沿った複数の爪部を多段連続に設けている。また、ヘッド部337は、バンド本体部337の先端側を挿通させて進行方向と逆方向の抜去を爪部がストッパになることで結束バンド330を輪状にして所望の位置で位置決めする。また、図5(c)に示すように帯部材310の自由端側(他端314側)には1つの貫通孔350が設けられ、この貫通孔350の縁部を補強するヘッド留置部347が装着され、その中心に貫通孔350と同心の円形開口347aにバンド本体部337の先端側が挿入され、根元側のヘッド部337がヘッド留置部347の挿通方向と逆方向の抜去のストッパとして機能する。この構成により帯部材310及び結束バンド330を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けて帯部材310及び結束部材330の巻き付け状態を維持・固定する。
《第四の実施形態》
図6は、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第四の実施形態を示しており、図6(a)は本ノイズ遮断具の第四実施形態400の外表面側から見た写真図、図6(b)は本ノイズ遮断具の第四実施形態400を複数本の電力ケーブルの束に巻き付けた状態を示す写真図、図6(c)は本ノイズ遮断具の第四実施形態400の先端(他端)近傍を外表面側から見た拡大写真図を示している。また、図7は図6の本ノイズ遮断具の結束部材(結束バンド)430を帯部材410に装着するためのカシメ金具439を上下段左右に示す写真図、を示している。
本ノイズ遮断具の第四実施形態400は、概ね第一実施形態100及び第二実施形態200及び第三実施形態300と同様に、シート状の帯部材410と、帯部材410に同平面上で一体連結された留め部材420と、を有しており、帯部材410と留め部材420も第一実施形態100及び第二実施形態200及び第三実施形態300と同様にノイズ遮断具としてフェライト成分を含んでなる一枚のシート状の部材から切り出して留め部材420が帯部材410より幅方向両側に突出してスリット状の長孔422が設けられている。
一方、結束部材430は第一実施形態100や第二実施形態200、第三実施形態300と異なり、テープ本体部431及び固定用テープ部433とで構成されている。このテープ本体部431は軟質の所謂面ファスナー部材であって第一実施形態100や第二実施形態200の結束部材130,230の役割を有しており、図示しない基層と、この基層の電力ケーブル50,60,70に巻き付けたときに外表面になる面に凸状に形成された複数の円柱状突起と、この円柱状突起を受容して係合及び係合解除し得る複数の受容部とを備えている。
また、テープ本体部431の根元側は、帯部材410の先端側(他端414側)で接着テープである固定用テープ部433で帯部材410に固定されている。この固定用テープ部433が第一実施形態100や第二実施形態200、第三実施形態300の巻付固定部材140,240,340の役割を有している。なお、テープ本体部431を固定用テープ部433で帯部材410に固定する際に、その固定力の補強のため図6(a)の例では固定位置438で図7に示すようなカシメ金具439を装着している。
以上の構成により帯部材410及び結束バンド430を電力ケーブル50,60,70の束に巻き付けて帯部材410及び結束部材430の巻き付け状態を維持・固定する。
《第一の実施形態~第四の実施形態の補強構造》
図8~図9は、図1~図7に示す本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第一実施形態~第四の実施形態における帯部材及び留め部材をグラスファイバー含有シートで補強した状態を示しており、図8(a)はグラスファイバー含有シートで補強する前の帯部材及び留め部材を外表面側から見た写真図、図8(b)は帯部材の貫通孔及び留め部材の長孔の周囲をグラスファイバー含有シートで補強した状態を外表面側から見た写真図、図8(c)は図8(b)の他の例として留め部材の長孔の周囲をグラスファイバー含有シートで補強した状態を外表面側から見た拡大写真図、図9は図8(b)の他の例として帯部材及び留め部材の内表面の全域にわたってグラスファイバー含有シートで補強した状態を示す写真図、を示している。
この補強では、フェライト含有の帯部材110,210,310,410の外表面118,218,318,418にグラフスファイバー等を含有したシート160,260,360,460を貼り付けて屈曲したときに負荷が掛かり切断や破損し易い箇所を補強している。切断や破損し易い箇所として例えば、図8(b)では帯部材の先端側の巻付固定部材の装着箇所と留め部材の長孔の縁部分にグラフスファイバー含有シートを貼り付けている(符号160,162参照)。また、図8(c)では留め部材全域にわたってグラフスファイバー含有シートを貼り付けている(符号164参照)。さらに図9は、では帯部材及び留め部材の全域にわたってグラフスファイバー含有シートを貼り付けている(符号166参照)。
上記に例示された補強箇所は、帯部材110,210,310,410及び留め部材120,220,320,420の強度(引張強度)により選択され、例えばフェライト90%、塩化ポリエチレン10%で形成されているような場合には、破損し易いため図9のように帯部材及び留め部材の全域にわたってグラフスファイバー含有シートを貼り付けて補強し、フェライト70%、シリコン30%で形成されているような場合には、図8(b)のように特に破損し易い箇所のみ補強している。なお、ここで使用するグラフスファイバー含有シートは、ポリエチレンをコーテイングしたポリエステルメッシュファイバーの基材の表面にゴム系の粘着剤を使用することが例示される。
以上、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具について、それぞれの実施形態を例示説明してきたが、本考案はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲および明細書等の記載の精神や教示を逸脱しない範囲で他の変形例や改良例が得られることが当業者は理解できるであろう。
50,60,70 電力ケーブル
100,200,300,400 ケーブル巻き付け用ノイズ遮断器
110,210,310,410 帯部材
112,212,312,412 一端
114,214,314,414 他端
116,216,316,416 内表面
118,218,318,418 外表面
120,220,320,420 留め部材
122,222,322,422 長孔
130,230,330,430 結束部材
431 テープ本体部
132,232,332,432 一端
433 固定用テープ部
134,234,334,434 他端
136 カシメ接続部
337 バンド本体部
338 ヘッド部
438 固定位置
439 カシメ金具
140,240,340 巻付固定部材
142 表側部
144 裏側部
146,246 フック部
246a 返し部
347 ヘッド留置部
347a 円形開口
150,250,350 貫通孔
152 第1貫通孔
154 第2貫通孔
160,162,164,166 グラスファイバー含有シート
本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具(100,200,300,400)では、従来のフェライト製バンドの改善として提案されたものであり、フェライトシートの帯部材(110,210,310,410)を留め部材の長孔(122,222,322,422)に通して1本又は複数本の電力ケーブルに巻き付けたときに巻き付け状態を維持するために帯部材に巻き付ける結束部材(130,230,330,430)を固定する巻付固定部材(140,240,340,440)を帯部材の他端側(自由端側)に設けている。具体的には本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具では、従来のフェライト製バンド同様に電力ケーブルに巻き付ける際に帯部材の他端側(自由端側)を留め部材の長孔に通すと同時に結束部材も通しておき、帯部材がケーブル巻き付けられた状態に上から結束部材を巻き付けて結束部材の根元(一端側(132,232,332,432))に結束部材の他端側(自由端側(134,234,334,434))を位置決め(後述の引掛け固定、結束固定等)させる巻付固定部材を予め帯部材の他端側(自由端側)に設けている点が特長的である。
また、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第二の実施形態において、
前記結束部材は、弾性樹脂材料で形成されたリングであり、
前記巻付固定部材は、樹脂製であり、
電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の内表面側から該帯部材に設けた1つの貫通孔を通して該帯部材の外表面で長手方向両側に屈曲するフック部を有し、
一端側に屈曲するフック部には鉤爪状の返し部が設けられて前記リングが引っ掛けられて固定されており、帯部材及びリングを電力ケーブルに巻き付けたときに他端側に屈曲するフック部に引っ掛けて前記返し部で位置決めすることで帯部材の巻き付け状態を維持する。
次に、第2の好適な巻付固定部材(240)及び結束部材(230)の構成例では、結束部材として弾性樹脂部材で形成されたリングを使用し、巻付固定部材としては帯部材の自由端側(他端214側)に設けた1つ貫通孔(250)に差し込んで帯部材に位置決めし、表面側(外表面218側)に長手方向両側にリングを引っ掛けることができるフック部(246)を設けている。第1の構成例では、結束部材として弾性体を巻き付けて巻き付けを維持する点では上記第1の構成例と同技術思想であるが、第1の構成例の弾性紐より細径で反復強度が強いリングを第2の構成例では用いるため、通常時(非巻き付け時)に一端側の鉤爪状の返し部(246a)を有するフック部でリングを引っ掛けてしっかり固定しておき、巻き付け時に弾性力がかけられた際に逆側(自由端側(他端214側))に屈曲するフック部で弾性力がかけられたリングを引っ掛けて留置することができる。このようにリングを結束部材とし、両側フックの巻付固定部材とすることで破損し易い留め部材の長孔の長手方向幅や帯部材の自由端側の貫通孔を小さくして強度不足を改善しつつ、組付け易さを向上させている点で有利である。
また、本考案のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具の第三の実施形態において、
前記結束部材は、長手方向に沿って複数の爪を多段に連続して設けた爪部を有する帯状のバンド本体部と、前記バンド本体部を巻き付けられた前記帯部材の周囲に巻き付けて前記バンド本体部の先端側を挿通して掛止するためのヘッド部とを有する樹脂製の結束バンドであり、
前記巻付固定部材は、軸方向に貫通孔を設けた傘状部材であり、電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の外表面側から前記傘状部材の軸部分を前記帯部材の他端側に設けた1つの貫通孔に挿入して軸部分を前記帯部材の内表面側でカシメることで前記帯部材の外表面側で縁部が肉盛りされた円形開口を形成して帯部材に取り付けられた結束バンドのヘッド留置部を有し、
該ヘッド留置部が前記結束バンドのヘッド部のストッパとなって結束バンドのバンド本体部の先端がヘッド留置部の円形開口に挿入され、帯部材及び前記バンド本体部を電力ケーブルに巻き付けたときに該バンド本体部の先端側をヘッド部に挿通して掛止することで帯部材の巻き付けを維持する。

Claims (6)

  1. フェライト成分を含む可撓性を有するシート状の帯部材と、該帯部材の長手方向一端側に同平面上で一体連結されて前記帯部材の他端側を通して電力ケーブルに巻き付けるためのための幅方向の長孔を設けた可撓性を有する留め部材と、を備えるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具であって、
    さらに前記帯部材の他端側を前記留め部材の長孔に通して該帯部材を電力ケーブルに巻き付けるときに、巻き付けられた帯部材の外表面に巻き付けて帯部材の電力ケーブルへの巻き付け状態を維持するための結束部材と、
    該結束部材の一端側を前記帯部材に固定して帯部材及び該結束部材を電力ケーブルに巻き付けたときに該結束部材の他端側に一端側を位置決めするための巻付固定部材と、を備えるケーブル巻き付け用ノイズ遮断具。
  2. 前記結束部材は、輪状の弾性紐であり、
    前記帯部材の他端側は、互いに幅方向に整列する2つの貫通孔を有し、
    前記巻付固定部材は、樹脂製であり、
    前記帯部材を電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の内表面側に配設され、前記弾性紐を幅方向に亘って留置させて前記2つの貫通孔から前記帯部材の外表面側に通して固定する裏側部と、
    前記帯部材の外表面側に配設されて前記裏側部によって帯部材の前記貫通孔から前記帯部材の内表面側に通された前記弾性紐を通す貫通孔を設け、前記裏側部に対して該帯部材を厚み方向に挟み込んで互いにスナップ固定される表側部と、を有し、
    該表側部は、帯部材及び弾性紐を電力ケーブルに巻き付けたときに引っ掛ける他端側に屈曲するフック部を備えてなる、請求項1に記載のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具。
  3. 前記結束部材は、弾性樹脂材料で形成されたOリングであり、
    前記巻付固定部材は、樹脂製であり、
    電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の内表面側から該帯部材に設けた1つの貫通孔を通して該帯部材の外表面で長手方向両側に屈曲するフック部を有し、
    一端側に屈曲するフック部には鉤爪状の返し部が設けられて前記Oリングが引っ掛けられて固定されており、帯部材及びOリングを電力ケーブルに巻き付けたときに他端側に屈曲するフック部に引っ掛けて前記返し部で位置決めすることで帯部材の巻き付け状態を維持する、請求項1に記載のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具。
  4. 前記結束部材は、長手方向に沿って複数の爪を多段に連続して設けた爪部を有する帯状のバンド本体部と、前記バンド本体部を巻き付けられた前記帯状部の周囲に巻き付けて前記バンド本体部の先端側を挿通して掛止するためのヘッド部とを有する樹脂製の結束バンドであり、
    前記巻付固定部材は、軸方向に貫通孔を設けた傘状部材であり、電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の外表面側から前記傘状部材の軸部分を前記帯部材の他端側に設けた1つの貫通孔に挿入して軸部分を前記帯部材の内表面側でカシメることで前記帯部材の外表面側で縁部が肉盛りされた円形開口を形成して帯部材に取り付けられた結束バンドのヘッド留置部を有し、
    該ヘッド留置部が前記結束バンドのヘッド部のストッパとなって結束バンドのバンド本体部の先端がヘッド留置部の円形開口に挿入され、帯部材及び前記バンド本体部を電力ケーブルに巻き付けたときに該バンド本体部の先端側をヘッド部に挿通して掛止することで帯部材の巻き付けを維持する、請求項1に記載のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具。
  5. 前記結束部材は、基層と、前記基層の電力ケーブルに巻き付けたときの前記帯部材の外表面側に凸状に形成された複数の円柱状突起と、前記複数の円柱状突起に応じて前記基層の前記円柱状突起が形成された面上に画定された複数の受容部とを備えた係合及び係合解除可能なペアとして使用可能な軟質の面ファスナー部材である、請求項1に記載のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具。
  6. 前記帯部材及び留め部材の電力ケーブルに巻き付けたときの内表面の少なくとも前記巻付固定部材を含む位置及び/又は留め部材の少なくとも長孔の周囲を含む位置に、グラスファイバー含有シートが貼り付けられる、請求項1~5のいずれか1項に記載のケーブル巻き付け用ノイズ遮断具。
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