JP3250946B2 - 車両用カップ類支持装置 - Google Patents

車両用カップ類支持装置

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JP3250946B2
JP3250946B2 JP18960695A JP18960695A JP3250946B2 JP 3250946 B2 JP3250946 B2 JP 3250946B2 JP 18960695 A JP18960695 A JP 18960695A JP 18960695 A JP18960695 A JP 18960695A JP 3250946 B2 JP3250946 B2 JP 3250946B2
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浩章 安田
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サンショウ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用カップ類支持
装置に係り、たとえば、車両のセンターコンソールボッ
クスの前方部または後方部あるいは1ボックス車の壁面
部に取り付けるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用カップ類支持装置
としては、例えば、実公平6−40019号公報に記載
されているように、車両のリテーナにラック部材及びこ
のラック部材に噛合したギヤアセンブリを介してカップ
ホルダ本体を出し入れ自在に支持し、このカップホルダ
本体の後端部に固着したケースに定荷重を発生する巻ば
ねを組み付けたアイドルローラ及び前記巻ばねによる定
荷重を伝達するギヤアセンブリをそれぞれ回転自在に組
み付け、前記カップホルダ本体に軸にてトレイを回動自
在に軸着し、このトレイはカップホルダ本体を引き出し
た際に回動して下方へと延びる支持部及びこの支持部か
ら両側に延びてカップの底面側を受承する受承部を有し
て逆T字状に形成し、このトレイの支持部に回動自在に
軸着した二又状のアームの先端部に前記リテーナの内面
上を転動する複数のローラを回転自在に取り付け、前記
アームを、このアームの二又状部の長穴及びこの長穴に
挿通した軸にて前記カップホルダ本体に移動自在に取付
ける構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の公報に記載
の構成では、カップホルダ本体は後端部にケースを固着
し、このケースに巻ばねを組み付けたアイドルローラ及
び巻ばねによる定荷重を伝達するギヤアセンブリをそれ
ぞれ回転自在に組み付けているので、リテーナからカッ
プホルダ本体を出し入れする構造が複雑であり、また、
トレイは逆T字状で二又状のアームの先端部に複数のロ
ーラを有するとともに二又状部の長穴に軸を挿通してカ
ップホルダ本体に移動自在に取付けているので、カップ
ホルダ本体を引き出した際に回動してカップホルダ本体
の下方に突出させるトレイの連動機構が部品点数が多く
構造が複雑であり、したがって、全体的にカップホルダ
の部品点数が多く構造が複雑で、大型になり易い、とい
う問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、カップホルダ本体を支持した回転軸を回転する
ことにより歯車を回転させてカップホルダ本体を収納ケ
ースの出入口から出し入れさせることができるととも
に、このカップホルダ本体の動作に連動してカップ類の
底部を支持する支持体を収納ケースの出入口から出し入
れさせることができ、このカップホルダ本体及び支持体
を出し入れする構造が部品点数が少なく簡単であり、全
体的にコンパクトに構成できる車両用カップ類支持装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両用カ
ップ類支持装置は、車室内に取り付けられる収納ケース
と、この収納ケースに出し入れ可能に設けられカップ類
を保持するカップホルダとを具備し、前記収納ケース
は、その前側上部に前記カップホルダを出し入れする出
入口を開口するとともに、その左右部に前記カップホル
ダの出し入れを案内する上下方向の円弧状のガイドギヤ
及びこのガイドギヤの後方に離間位置して上下方向の円
弧状のガイドをそれぞれ形成し、このガイドの後側下部
に収納ケース内に収納した前記カップホルダを保持及び
この保持を解除するラッチを設け、前記カップホルダ
は、前記カップ類を挿入する挿入部を有するカップホル
ダ本体と、このカップホルダ本体に上下方向に回動可能
に軸支されこのカップホルダ本体が前記出入口から突出
された際にこのカップホルダ本体の下方に突出して前記
挿入部に挿入されたカップ類の底部を支持する板状支持
体とからなり、前記カップホルダ本体は、その左右部に
前記収納ケースの左右のガイドギヤに噛合した歯車を有
する左右方向の回転軸を回転自在に軸架するとともに、
前記収納ケースの左右のガイドに案内される案内部を設
け、その後側部に前記収納ケースのラッチに係脱自在に
係止される係止突起を設け、前記回転軸にカップホルダ
を前記収納ケース内に収納する際に蓄勢しその附勢力に
てカップホルダを前記出入口から突出させる方向に回転
軸を回転させるスプリングを設け、かつその前端部に押
動操作部を有し、この押動操作部の後方部に位置してこ
のカップホルダ本体の左右に形成された挿入凹部及びこ
の左右の挿入凹部に対向して左右方向に回転可能にこの
左右の挿入凹部に向かって附勢して軸支された左右のサ
イドアームにてカップ類を挿入する挿入部を開閉自在と
したものである。
【0006】そして、収納ケース内に収納されたカップ
ホルダを出入口から引き出す際には、この出入口に位置
したカップホルダ本体の部分を押動すると、このカップ
ホルダ本体の係止突起が収納ケースに設けたラッチから
外れ、このカップホルダ本体の保持が解除される。
【0007】そして、カップホルダ本体はこのカップホ
ルダ本体を収納ケース内に収納する際に蓄勢されたスプ
リングの附勢力によって回転軸が回転されるとともに、
この回転軸の左右の歯車が収納ケースの左右の円弧状の
ガイドギヤに沿って上昇回動され、かつ、このカップホ
ルダ本体の左右の案内部が収納ケースの左右の円弧状の
ガイドに沿って上方に向かって移動されることにより、
このカップホルダ本体は収納ケースの出入口から収納ケ
ースの前方に向かって水平状に突出される。
【0008】また、カップホルダ本体が収納ケースの出
入口から突出されると、このカップホルダ本体の支軸を
中心として板状支持体が下降回動され、この板状支持体
がカップホルダ本体の下方に突出されるとともに、この
板状支持体が出入口の開口縁部にて略水平状に支持され
る。
【0009】また、カップホルダ本体の挿入部にカップ
類を挿入すると、このカップ類の底部がカップホルダ本
体の下方に突出された板状支持体にて支持され、この板
状支持体及び挿入部にてカップ類が支持される。
【0010】つぎに、収納ケース内にカップホルダを収
納する際には、カップホルダ本体を収納ケース内に向か
って押動すると、このカップホルダ本体の回転軸の左右
の歯車が収納ケースの左右の円弧状のガイドギヤに沿っ
て下降回動され、かつ、このカップホルダ本体の左右の
案内部が収納ケースの左右の円弧状のガイドに沿って下
方に向かって移動されることにより、このカップホルダ
本体が収納ケースの出入口から収納ケース内に次第に収
納される。
【0011】この際、収納ケースの左右の円弧状のガイ
ドギヤに沿ってカップホルダ本体の回転軸の左右の歯車
が下降回動されるとともに、この左右の歯車にて回転軸
が回転され、この回転軸に設けたスプリングが次第に蓄
勢される。そして、カップホルダ本体が収納ケース内に
収納されるとともに、このカップホルダ本体の係止突部
が収納ケースに設けたラッチにて保持され、このラッチ
にて収納ケース内に収納されたカップホルダ本体が保持
される。
【0012】また、収納ケース内にカップホルダ本体が
収納されることにより、このカップホルダ本体に軸着し
た板状支持体がカップホルダ本体に連動されて下方に向
かって引き込み移動され、この板状支持体が収納ケース
の出入口から収納ケース内に次第に収納される。そし
て、収納ケース内にカップホルダ本体が収納されて保持
されることにより、この板状支持体が収納ケースの出入
口を閉じる状態で収納ケース内に収納される。
【0013】そして、カップホルダ本体の前端部の押動
操作部を押動操作することにより、このカップホルダ本
体を収納ケースの出入口から簡単に出し入れされるとと
もに、このカップホルダ本体の動作に連動されて板状支
持体が収納ケースの出入口から出し入れされる。
【0014】また、カップホルダ本体の左右の挿入凹部
と左右のサイドアームとによりカップ類を挿入する挿入
部を開閉自在としたことにより、カップ類がカップホル
ダ本体の左右の挿入部の内径より小さい場合には、この
カップ類は左右の挿入部から挿入して板状支持体上に簡
単に載置されて支持される。
【0015】また、カップ類がカップホルダ本体の左右
の挿入部の内径より大きい場合には、左右のサイドアー
ムを開回動することにより、左右の挿入部の内径が大径
のカップ類を挿入可能に大きく開口される。そして、こ
の左右の挿入部から大径のカップ類を挿入することによ
り、この大径のカップ類は板状支持体上に簡単に載置さ
れて支持される。そうして、この左右の挿入部の挿入凹
部と左右のサイドアームとにより、大径のカップ類の上
下方向の途中の周囲が挟持されるとともに、板状支持体
にてカップ類の底部が支持される。
【0016】請求項2記載の車両用カップ類支持装置
は、請求項1記載の車両用カップ類支持装置において、
カップホルダ本体は、回転軸に固着された左右の歯車の
中の少なくとも一方の歯車に噛合した回転減衰用のダン
パーギヤを有するものである。
【0017】そして、カップホルダ本体は回転軸に固着
された左右の歯車の中の少なくとも一方の歯車に噛合し
た回転減衰用のダンパーギヤを有するので、このダンパ
ーギヤのダンパー作用によって歯車の回転が減衰され、
したがって、カップホルダ本体がスプリングの附勢力に
よって急激に上昇されることが防止され、このカップホ
ルダ本体がゆっくりと収納ケースの出入口に向かって上
昇回動され、このカップホルダ本体が収納ケースの出入
口から収納ケースの前方に向かってスムーズに水平状に
突出される。
【0018】請求項3記載の車両用カップ類支持装置
は、請求項1または2記載の車両用カップ類支持装置に
おいて、ラッチは、収納ケース内に取り付けられたケー
ス体と 、このケース体内に上下動可能に設けられ、前記
収納ケース内に収納されたカップホルダを保持およびこ
の保持を解除するラッチ体と、前記ケース体内に収納さ
れ、前記ラッチ体を常時附勢するコイルスプリングと、
前記ケース体内に押し込まれた際の前記ラッチ体を保持
するロックアームとを備えているものである。
【0019】そして、カップホルダ本体の押動操作部が
押動されると、このカップホルダ本体の係止突起にてラ
ッチ体が下方に向かって押動され、このラッチ体がコイ
ルスプリングに抗して下降されるとともに、このラッチ
体がロックアームから下方に外れる。この結果、ラッチ
体によるカップホルダ本体の保持が解除される。
【0020】また、このラッチ体による保持が解除され
ると、カップホルダ本体の係止突起を保持した際にラッ
チ体にて蓄勢されたコイルスプリングの復帰力によって
ラッチ体がケース体に案内されて上昇される。したがっ
て、ロックアームにてコイルスプリングに抗してラッチ
体の上昇が保持されるとともに、このラッチ体にてカッ
プホルダ本体の係止突起が挟持され、ラッチにて収納ケ
ース内に収納されたカップホルダ本体が保持される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0022】1は各種の自動車の車室内に取り付けられ
る収納ケースで、この収納ケース1は分割して形成した
前側ケース1aと後側ケース1bとにより構成され、この前
側ケース1aと後側ケース1bとは相対する上下部において
複数のねじ1cにてそれぞれ着脱可能に連結されている。
【0023】前記前側ケース1aは、前側板2を有し、こ
の前側板2の上部には横長矩形状の出入口3が開口さ
れ、この出入口3の下縁部が後述する板状支持体の支持
部3aとして形成されている。また、前記前側ケース1a
は、左右の側板4を有し、この左右の側板4の内側部に
は略半円状のガイド板5がそれぞれ一体に固着され、こ
の左右のガイド板5には相対して後方に向かって円弧状
に湾曲した上下方向の円弧状のガイドギヤ6がそれぞれ
一体に突設され、この左右のガイドギヤ6は相対する位
置で同形状に形成されている。
【0024】また、前記円弧状のガイドギヤ6の後方に
離間位置して前記左右のガイド板5の内側部には相対し
て後方に向かって円弧状に湾曲した上下方向の2条のガ
イド突条7がそれぞれ一体に突設され、この左右の2条
のガイド突条7の間には相対して円弧状のガイドとして
のガイド溝8がそれぞれ形成され、この左右のガイド溝
8は相対する位置で同心円形状に形成されている。しか
して、前記ガイド溝8を有する左右の2条のガイド突条
7は前記左右のガイドギヤ6より大きい曲率半径で形成
され、この左右のガイドギヤ6と前記左右のガイド溝8
とは上下方向に同じ間隔で円弧状に形成されている。
【0025】さらに、前記左右のガイド板5の内側部に
は前記左右の円弧状のガイドギヤ6と前記左右の前側の
ガイド突条7との間に位置して後述する歯車が回転移動
することを可能にした歯車移動部9が形成されている。
【0026】また、前記後側ケース1bは、後側板10を有
し、この後側板10の外側下端部には車両の壁面部に取り
付ける取付凹部10aが形成され、この取付凹部10aの前側
部に位置して後側ケース1b内にはラッチ取付座11が一体
に突設され、このラッチ取付座11にはラッチ12が固定さ
れ、このラッチ12にて後述するカップホルダを保持及び
この保持を解除するようになっている。
【0027】つぎに、13はカップホルダで、このカップ
ホルダ13は、カップ類Aを挿入する挿入部14を有するカ
ップホルダ本体15と、このカップホルダ本体15に上下方
向に回動自在に軸支されこのカップホルダ本体15が前記
出入口3から突出された際にこのカップホルダ本体15の
下方に突出して前記挿入部14に挿入されたカップ類Aの
底部を支持する板状支持体16とからなっている。
【0028】前記カップホルダ本体15は、前記出入口3
から出し入れ自在の大きさで形成され、その前端部に左
右方向の押動操作部17を有し、この押動操作部17の後部
に連続して左右部には略半円状の挿入凹部14aがそれぞ
れ形成され、この左右の挿入凹部14aの後端部に連続し
て左右部には下方に向かって凹んだ取付凹部18がそれぞ
れ形成され、この左右の取付凹部18の中心部には上下方
向の軸受孔19がそれぞれ形成されている。
【0029】また、前記左右の取付凹部18の外端部には
略三形状の上下方向の取付板20がそれぞれ相対して一体
に形成され、この左右の取付板20の後側下端部間には前
記板状支持体16を上下方向に回動自在に軸支した左右方
向の取付軸21が水平状に軸着されている。また、前記左
右の取付板20には前記取付軸21の前方に位置してこの取
付軸21と平行に左右方向の回転軸22が回転自在に軸架さ
れ、この回転軸22の前記左右の取付板20から外方に向か
って突出された両端部には前記左右の歯車移動部9に位
置して前記左右のガイドギヤ6に噛合した歯車23がそれ
ぞれ固着されている。
【0030】また、前記左右の歯車23と前記取付軸21の
両端部との間に位置して前記左右の取付板20の外側部に
は前記左右のガイド板5のガイド溝8内に係合して案内
される案内部としての上下方向の円弧状の案内突条24が
それぞれ一体に突設されている。また、前記左右のガイ
ド板5には前記左右の歯車23の中の一方の歯車23に噛合
したダンパーギヤ25が回転自在に軸架されている。
【0031】そして、前記左右のガイドギヤ6に噛合し
た左右の歯車23の回転移動により左右のガイド溝8に沿
って左右の案内突条24が案内されるとともに、このカッ
プホルダ本体15が円弧運動によって前記出入口3から前
記収納ケース1内に出し入れされるようになっている。
【0032】また、前記回転軸22の一側部にはスプリン
グとしてのコイルスプリング26が巻装され、このコイル
スプリング26の一端部が回転軸22に止着されているとと
もに、このコイルスプリング26の他端部が前記一方側の
取付板20に係止されている。
【0033】そして、前記コイルスプリング26は前記カ
ップホルダ本体15を前記収納ケース1内に収納する際に
左右のガイドギヤ6に噛合した左右の歯車23の回転で回
転される回転軸22にて蓄勢され、その附勢力にて前記カ
ップホルダ本体15を前記収納ケース1の出入口3から突
出させるようになっている。また、前記コイルスプリン
グ26の附勢力にて前記カップホルダ本体15を出入口3か
ら突出させる際には前記ダンパーギヤ25の減衰作用によ
って前記カップホルダ本体15が急激に上昇することを防
止するようになっている。
【0034】さらに、前記左右の取付凹部18の間に位置
して前記カップホルダ本体15の後端部には係止突起27が
後下方に向かって傾斜して一体に突出され、この係止突
起27は先端部に矢型状の係止部27aを有している。そし
て、前記カップホルダ本体15が前記収納ケース1内に収
納された際には前記係止突起27は後下方から垂直状に移
行して下降され、前記収納ケース1に固着されたラッチ
12にて保持されるようになっている。
【0035】また、前記左右の取付凹部18には前記左右
の挿入凹部14aに対向して配設した左右のサイドアーム2
8がそれぞれ左右方向に回動自在に軸支されている。こ
の左右のサイドアーム28は、前記挿入凹部14aに対向し
て外方に向かって突出した円弧状の係合凹部28aをそれ
ぞれ有し、この左右の係合凹部28aに連続した一端部に
は前記左右の取付凹部18の軸受孔19内に挿入して回動自
在に軸支された上下方向の回動軸28bがそれぞれ下方に
向かって一体に突出されている。
【0036】また、前記左右の係合凹部28aに連続した
他端部には前記挿入凹部14aの前側部に形成された係止
部14bに当接する当接突部28cがそれぞれ相対して形成さ
れている。そして、前記カップホルダ本体15の左右の挿
入凹部14aと前記左右のサイドアーム28の係合凹部28aと
により前記カップ類Aを挿入する前記挿入部14としての
開閉自在の挿入口が形成されている。
【0037】さらに、前記左右のサイドアーム28の回動
軸28bにはこの左右のサイドアーム28を前記左右の挿入
凹部14aに向かって附勢するコイルスプリング29がそれ
ぞれ巻回され、このコイルスプリング29の一端部がそれ
ぞれの回動軸28bに係止され、その他端部が前記左右の
取付凹部18にそれぞれ係止されている。
【0038】そして、前記左右のコイルスプリング29に
て前記回動軸28bを中心として前記左右のサイドアーム2
8を前記左右の挿入凹部14aに向かってそれぞれ附勢し、
この左右のサイドアーム28の当接突部28cが前記左右の
挿入凹部14aの係止部14bに常時当接され、この左右のサ
イドアーム28の係合凹部28aと前記左右の挿入凹部14aと
により挿入部14に挿入したカップ類Aの周囲を挟持する
ようになっている。
【0039】つぎに、前記板状支持体16は、その上面部
をカップ類Aの底部を載置して支持する載置面部16aと
して前記出入口3に出し入れ自在の大きさで矩形平板状
に形成され、その後端下部には前記出入口3の支持部3a
上に当接して支持される係合面16bが形成されている。
また、前記板状支持体16の後端左右部には側面視略L字
形状の支持アーム16cがそれぞれ一体に突設され、この
左右の支持アーム16cの先端部が前記カップホルダ本体1
5の取付軸21にそれぞれ上下方向に回動自在に軸架され
ている。
【0040】そして、前記板状支持体16は前記前側ケー
ス1a内に収納された際には前記係合面16bの段部16dが前
記出入口3の支持部3aに係合して、この出入口3を閉じ
るようになっている。
【0041】つぎに、前記ラッチ12は、前記ラッチ取付
座11に取り付けられたケース体30と、このケース体30に
上下動可能に設けられたラッチ体31と、このラッチ体31
を常時附勢するコイルスプリング32及び前記ケース体30
内に押し込まれた際のラッチ体31を保持するロックアー
ム33とにより構成されている。
【0042】前記ケース体30は、合成樹脂にて前記ラッ
チ体31を収納する収納部34を有して中空角柱状に形成さ
れ、この収納部34の底板部35の一側部(右側)には前記
コイルスプリング32を嵌挿して支持する支柱36が一体に
立設されている。そして、前記支柱36には前記コイルス
プリング32が上方から嵌挿して支持されている。
【0043】また、前記底板部35の他側部(左側)の軸
支部37には前記ロックアーム33の下端軸部38が回動自在
に軸支され、この軸支部37を中心として前記ロックアー
ム33が左右方向に回動自在に取り付けられている。ま
た、前記ケース体30の前側部には上下方向の案内長溝39
が形成され、この案内長溝39の上端部は前記収納部34の
開口縁部34aの近傍に位置してストッパー40として形成
されている。
【0044】また、前記収納部34の開口縁部34aの前側
部には、その内面部に前記ストッパー40に連続する上下
方向の案内凹部41が形成されている。さらに、前記収納
部34の開口縁部34aの左右部の近傍に位置してケース体3
0の左右部には前記ラッチ取付座11に係止される弾性変
形可能な係止突部42がそれぞれ形成されている。
【0045】また、前記ロックアーム33は、線条材にて
前記下端軸部38を有して略矩形状に形成され、前記下端
軸部38の両端部から上方に向かって相対して平行状に突
出された両側軸部43の上端部には互いに近接方向に向か
って水平状に突出された保持用のアーム軸部44がそれぞ
れ一体に形成され、この両側部のアーム軸部44の先端部
間は所定の間隔をおいて離間して対向されている。
【0046】つぎに、前記ラッチ体31は、合成樹脂にて
前記ケース体30の収納部34内に上下動自在に収納される
ラッチ本体45が形成され、このラッチ本体45の右側部に
は下面を開口した上下方向の挿入孔46が形成され、この
挿入孔46内には前記ケース体30の支柱36に支持されたコ
イルスプリング32の上部が挿入されるようになってい
る。
【0047】また、前記ラッチ本体45の右側部の前面上
部には前記ケース体30の案内凹部41から圧入により前記
案内長溝39内に上下動自在に挿入されるガイド突起47が
一体に突設され、このガイド突起47の上面部には前記案
内長溝39の上端部のストッパー40に係止される係止面48
が形成されている。
【0048】つぎに、前記ラッチ本体45の左側部の前面
上部には前側カム49が一体に突設されている。この前側
カム49は、上下方向の弧状の右側カム面50と、この右側
カム面50の下端部から右側カム面50の上端部より高く形
成された上下方向の弧状の左側カム面51と、この左側カ
ム面51の上端部と前記右側カム面50の上端部との間に連
続して下方に向かって凹んで形成された係合凹部52とを
有している。
【0049】また、前記ラッチ本体45の左側部の前面下
部には前記前側カム49の下方に位置して上下方向の案内
溝53が形成され、この案内溝53の上端部に連通して前記
右側カム面50に沿って上下方向の右側分岐案内溝54が形
成され、前記案内溝53の上端部に連通して前記左側カム
面51に沿って上下方向の左側分岐案内溝55が形成され、
この左側分岐案内溝55の上端部と前記右側分岐案内溝54
の上端部との間に連通して前記係合凹部52に沿って切換
案内溝56が形成されている。
【0050】また、前記係合凹部52の上方に位置して前
記ラッチ本体45の左側部の前面上部に形成された水平面
57aには切換突片57が一体に突設されている。
【0051】つぎに、前記ラッチ本体45の左側部の後面
上部には後側カム58が一体に突設されている。この後側
カム58は、上下方向の弧状の右側カム面59(図面上では
左側)と、この右側カム面59の下端部から右側カム面59
の上端部より低く形成された上下方向の弧状の左側カム
面60(図面上では右側)と、この左側カム面60の上端部
と前記右側カム面59の上端部との間に連続して下方に向
かって凹んで形成された係合凹部61とを有している。
【0052】また、前記ラッチ本体45の左側部の前面下
部には前記後側カム58の下方に位置して上下方向の案内
溝62が形成され、この案内溝62の上端部に連通して前記
右側カム面59に沿って上下方向の右側分岐案内溝63が形
成され、前記案内溝62の上端部に連通して前記左側カム
面60に沿って上下方向の左側分岐案内溝64が形成され、
この左側分岐案内溝64の上端部と前記右側分岐案内溝63
の上端部との間に連通して前記係合凹部61に沿って切換
案内溝65が形成されている。
【0053】また、前記係合凹部61の上方に位置して前
記ラッチ本体45の左側部の前面上部に形成された水平面
66aには切換突片66が一体に突設され、この切換突片66
の下面にはテーパ状の切換面66bが形成されている。
【0054】さらに、前記ラッチ本体45の上端部には水
平状の押動面67が形成され、この押動面67の左右部には
ヒンジ部68を介して前記ケース体30の開口縁部34aにて
開閉される係止突片69がそれぞれ一体に突設され、この
左右の係止突片69の先端部には前記係止突起27の係止部
27aの挿入を案内する案内面70が互いに内側に向かって
それぞれ傾斜して形成され、この左右の案内面70の下端
部に連続して前記左右の係止突片69の内側部には相対し
て前記係止突起27の係止部27aを挟持する挟持凹部71が
それぞれ形成されている。
【0055】つぎに、前記ケース体30の収納部34内の支
柱36にコイルスプリング32の下部を嵌合して支持させる
とともに、このコイルスプリング32の上部をラッチ本体
45の挿入孔46内に挿入させ、このラッチ本体45をコイル
スプリング32に抗して前記ケース体30の収納部34内に挿
入すると、このラッチ本体45のガイド突起47が収納部34
の案内凹部41から案内長溝39内に上下動自在に挿入され
るとともに、この収納部34内にラッチ本体45が上下動自
在に収納される。
【0056】また、ケース体30の収納部34内にラッチ本
体45が収納される際には、この収納部34内に設けたロッ
クアーム33の上端部の相対するアーム軸部44の先端部が
ラッチ本体45の左側部の前後の案内溝53,62にそれぞれ
挿入されて係合される。
【0057】そして、収納部34内にラッチ本体45を収納
する際に圧縮されたコイルスプリング32にてラッチ本体
45が押し上げられ、このラッチ本体45のガイド突起47の
係止面48が案内長溝39の上端部のストッパー40に係止さ
れ、このストッパー40及びガイド突起47にてラッチ本体
45が抜け止めされるとともに、このラッチ本体45の上端
部の左右の係止突片69が収納部34の上方に突出して左右
方向に拡開し、このラッチ本体45の上端部の押動面67の
上方が大きく開放されている。
【0058】また、ラッチ体31を収納したケース体30を
収納ケース1のラッチ取付座11の挿入口72内に上方から
押し込むと、この挿入口72の開口縁部にてケース体30の
左右の係止突部42が収納部34内に向かってそれぞれ弾性
変形され、この左右の係止突部42が挿入口72の下方に押
し込まれるとともに、この左右の係止突部42が弾性復帰
してこの左右の係止突部42の上端部の係止段部42aがラ
ッチ取付座11の挿入口72の開口縁部の下縁に係止され
る。
【0059】そして、ケース体30の左右の係止突部42及
び開口縁部34aにてラッチ取付座11の挿入口72の開口縁
部が挟持された状態でこのラッチ取付座11の挿入口72に
ラッチ体31を収納したケース体30が固着される。このよ
うにして、収納ケース1のラッチ取付座11にラッチ12が
取り付けられる。
【0060】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0061】収納ケース1内に収納されたカップホルダ
13を出入口3から引き出す際には、この出入口3の上部
に位置したカップホルダ本体15の押動操作部17が押動さ
れると、このカップホルダ本体15の係止突起27が収納ケ
ース1の底部に設けたラッチ12から外れ、このカップホ
ルダ本体15の保持が解除され、このカップホルダ本体15
が出入口3に向かって上昇回動される。
【0062】すなわち、出入口3に位置したカップホル
ダ本体15の押動操作部17が押動されると、このカップホ
ルダ本体15の係止突起27の係止部27aにてラッチ体31の
押動面67が下方に向かって押動され、このラッチ体31が
コイルスプリング32に抗して下降されるとともに、この
ラッチ体31の前後の前側カム49及び後側カム58の係合凹
部52,61がロックアーム33の上端部の相対するアーム軸
部44から下方に外れる。
【0063】そして、相対するアーム軸部44の内の一方
のアーム軸部44に後側カム58の切換突片66が当接される
とともに、その他方のアーム軸部44の側部に前側カム49
の切換突片57が当接される一方、後側カム58の切換突片
66のテーパ状の切換面66bにて一方のアーム軸部44が水
平方向に押動され、このロックアーム33が下端軸部38を
支持した軸支部37を中心として垂直状に回動され、この
相対するアーム軸部44の先端部が左側分岐案内溝55,64
の上端部に移動されてラッチ体31の保持が解除される。
【0064】また、このラッチ体31の保持が解除される
と、カップホルダ本体15の係止突起27を保持した際にラ
ッチ体31にて蓄勢されたコイルスプリング32の復帰力に
よってラッチ体31がガイド突起47を介してケース体30の
案内長溝39に案内されて上昇されるとともに、ロックア
ーム33の相対するアーム軸部44の先端部が左側分岐案内
溝55,64から前側カム49及び後側カム58の下方の案内溝
53,62に移動される。
【0065】そして、このラッチ体31の左右の係止突片
69のヒンジ部68がケース体30の開口縁部34aより上昇さ
れると、この左右の係止突片69がそれぞれのヒンジ部68
から自動的に拡開復帰され、すなわち、係止突起27を保
持する際にケース体30の開口縁部34aにて弾性に抗して
絞り込まれた左右の係止突片69が開口縁部34aから外れ
ることにより左右方向に自動的に拡開復帰され、この左
右の係止突片69の挟持凹部71が係止突起27の係止部27a
から外れ、この係止突起27の保持が解除される。
【0066】また、係止突起27の保持が解除されると、
カップホルダ本体15はこのカップホルダ本体15を収納ケ
ース1内に収納する際に蓄勢されたコイルスプリング26
の附勢力によって回転軸22が回転されるとともに、この
回転軸22の両端部の歯車23が収納ケース1の左右の円弧
状のガイドギヤ6に沿って上方に向かって回転移動さ
れ、かつ、このカップホルダ本体15の左右の案内突条24
が収納ケース1の左右の円弧状のガイド溝8に沿って上
方に向かって移動されることにより、このカップホルダ
本体15は収納ケース1の出入口3から収納ケース1の前
方に向かって水平状に突出される。
【0067】この際、コイルスプリング26の附勢力によ
って回転される回転軸22の一端部の歯車23にはダンパー
ギヤ25が噛合されているので、このダンパーギヤ25のダ
ンパー作用によって歯車23の回転が減衰され、したがっ
て、カップホルダ本体15がコイルスプリング26の附勢力
によって急激に上昇されることが防止され、このカップ
ホルダ本体15がゆっくりと収納ケース1の出入口3に向
かって上昇回動され、このカップホルダ本体15が収納ケ
ース1の出入口3から収納ケース1の前方に向かってス
ムーズに水平状に突出される。
【0068】また、カップホルダ本体15が収納ケース1
の出入口3から突出されると、このカップホルダ本体15
の取付軸21を中心として板状支持体16が下降回動され、
この板状支持体16がカップホルダ本体15の下方に略水平
状に突出されるとともに、この板状支持体16の係合面16
bが出入口3の開口縁部の支持部3aにて略水平状に支持
される。そして、この板状支持体16の載置面部16aがカ
ップホルダ本体15の左右の挿入部14の下方に位置して配
置される。
【0069】また、カップホルダ本体15の左右の挿入口
からなる挿入部14内にカップ類Aを挿入すると、このカ
ップ類Aの底部が板状支持体16の載置面部16a上に支持
され、この左右の挿入部14及び板状支持体16の載置面部
16aにてそれぞれのカップ類Aが保持される。すなわ
ち、左右の挿入部14にてカップ類Aの上下方向の途中の
周囲が支持されるとともに、板状支持体16の載置面部16
aにてカップ類Aの底部が支持され、したがって、カッ
プ類Aは転倒することなく確実に支持される。
【0070】この際、カップ類Aがカップホルダ本体15
の左右の挿入部14の内径より小さい場合には、このカッ
プ類Aは左右の挿入部14から挿入して板状支持体16の載
置面部16a上に簡単に載置されて支持される。
【0071】また、カップ類Aがカップホルダ本体15の
左右の挿入部14の内径より大きい場合には、左右のサイ
ドアーム28を、それぞれのコイルスプリング29に抗して
この左右のサイドアーム28の回動軸28bを中心として外
方に向かって開回動することにより、左右の挿入部14の
内径が大径のカップ類Aを挿入可能に大きく開口され
る。
【0072】そして、この左右の挿入部14から大径のカ
ップ類Aを挿入することにより、この大径のカップ類A
は板状支持体16の載置面部16a上に簡単に載置されて支
持される。そうして、この左右の挿入部14の挿入凹部14
aと左右のサイドアーム28の係合凹部28aとにより、大径
のカップ類Aの上下方向の途中の周囲が挟持されるとと
もに、板状支持体16の載置面部16aにてカップ類Aの底
部が支持され、したがって、カップ類Aは転倒すること
なく確実に支持される。
【0073】つぎに、収納ケース1内にカップホルダ本
体15を収納する際には、カップホルダ本体15の押動操作
部17を収納ケース1内に向かって押動すると、このカッ
プホルダ本体15の回転軸22の両端部の歯車23がそれぞれ
収納ケース1の左右の円弧状のガイドギヤ6に沿って下
方に向かって回転移動され、かつ、このカップホルダ本
体15の左右の案内突条24がそれぞれ収納ケース1の左右
の円弧状のガイド溝8に沿って下方に向かって移動され
ることにより、このカップホルダ本体15が収納ケース1
の出入口3から収納ケース1内に次第に収納される。
【0074】この際、収納ケース1の左右の円弧状のガ
イドギヤ6に沿ってカップホルダ本体15の回転軸22の両
端部の歯車23が下方に向かって回転移動されるととも
に、この両端部の歯車23にて回転軸22が回転され、この
回転軸22に巻装されたコイルスプリング26が次第に蓄勢
される。
【0075】そして、カップホルダ本体15が収納ケース
1内に収納されるとともに、このカップホルダ本体15の
係止突起27の下端部の係止部27aが収納ケース1の底部
に設けたラッチ12に保持され、このラッチ12にて収納ケ
ース1内に収納されたカップホルダ本体15が保持され
る。
【0076】すなわち、カップホルダ本体15の係止突起
27の係止部27aにてラッチ体31の押動面67が下方に向か
って押動されると、このラッチ体31がコイルスプリング
32に抗して下降され、このラッチ体31の左右の係止突片
69がケース体30の開口縁部34aの左右部にて次第に絞り
込まれ、この左右の係止突片69の挟持凹部71間にカップ
ホルダ本体15の係止突起27の係止部27aが挟持される。
【0077】また、このラッチ体31の下降と同時に、こ
のケース体30のロックアーム33の相対するアーム軸部44
の先端部がラッチ体31の前後の案内溝53,62から前側カ
ム49及び後側カム58の右側カム面50,59に案内されて右
側分岐案内溝54,63に沿って上方に移動される。
【0078】そして、ロックアーム33の相対するアーム
軸部44の先端部が前側カム49及び後側カム58の右側カム
面50,59の上端部を通過し、この一方のアーム軸部44の
先端部が後側カム58の右側分岐案内溝63の上端部の弧状
面63aに当接すると、この弧状面63aにて一方のアーム軸
部44の先端部が切換突片66に向かって僅かに押動され、
このロックアーム33が下端軸部38を支持した軸支部37を
中心として切換突片57,66に向かって僅かに回動され
る。
【0079】また、このロックアーム33の回動により、
ケース体30内にラッチ体31が下降される際にラッチ体31
にて圧縮されたコイルスプリング32が伸長され、このコ
イルスプリング32にてラッチ体31が僅かに押し上げられ
るとともに、この前側カム49及び後側カム58の係合凹部
52,61がロックアーム33の相対するアーム軸部44の先端
部に係合され、この相対するアーム軸部44の先端部にて
ラッチ体31の上昇が保持される。
【0080】したがって、ロックアーム33にてコイルス
プリング32に抗してラッチ体31の上昇が保持されるとと
もに、このラッチ体31の左右の係止突片69の挟持凹部71
にてカップホルダ本体15の係止突起27の係止部27aが挟
持され、このラッチ12にて収納ケース1内に収納された
カップホルダ本体15が保持される。
【0081】また、収納ケース1内にカップホルダ本体
15が下降回動されて収納されることにより、このカップ
ホルダ本体15に取付軸21にて軸着した板状支持体16がカ
ップホルダ本体15に連動されて収納ケース1内の下方に
向かって引き込み移動され、この板状支持体16が収納ケ
ース1の出入口3から収納ケース1内に次第に収納され
る。そして、収納ケース1内にカップホルダ本体15が収
納されて保持されることにより、この板状支持体16が収
納ケース1の出入口3を閉じる状態で収納ケース1内に
収納される。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転軸にカッ
プホルダを収納ケース内に収納する際に蓄勢しその附勢
力にてカップホルダを収納ケースの出入口から突出させ
る方向に回転軸を回転させるスプリングを設け、前記回
転軸の両端部に収納ケースの左右の円弧状のガイドギヤ
に噛合した歯車を設けるとともに、カップホルダ本体の
左右部に収納ケースの左右の円弧状のガイドに案内され
る案内部を設けたので、この収納ケースのガイドギヤに
噛合して回転移動する歯車にてカップ類を挿入する挿入
部を有するカップホルダ本体を収納ケースからスムーズ
に安定して出し入れすることができると同時に、このカ
ップホルダ本体の動作に連動してカップ類の底部を支持
する板状支持体を収納ケースからスムーズに出し入れす
ることができる。
【0083】また、カップホルダを回転軸に設けたスプ
リングにて収納ケースから出し入れ回動させるので、こ
のカップホルダを出し入れする構造が部品点数が少なく
簡単であり、カップホルダ本体を収納ケースに出入口か
ら突出した際にはこのカップホルダ本体の下方にカップ
類の底部を支持する板状支持体を確実に突出することが
できる。
【0084】したがって、全体的にカップホルダ本体及
び板状支持体を出し入れする構造が部品点数が少なく簡
単であり、コンパクトに構成できる車両用カップ類支持
装置を提供することができる。
【0085】さらに、カップホルダ本体の左右の挿入凹
部とこの挿入凹部に対向して左右方向に回動自在に附勢
して軸支した左右のサイドアームとによりカップ類を挿
入する挿入部を開閉自在としたので、小径のカップ類は
もとより大径のカップ類も挿入部内に簡単に挿入するこ
とができ、大径のカップ類の場合には挿入凹部とサイド
アームとにより大径のカップ類の周囲を挟持して安定支
持することができる。また、カップホルダ本体の前端部
にこのカップホルダ本体を収納ケースから出し入れする
押動操作部を有するので、このカップホルダ本体の出し
入れ操作が簡単である。
【0086】請求項2の発明によれば、カップホルダ本
体は回転軸に固着された左右の歯車の中の少なくとも一
方の歯車に噛合した回転減衰用のダンパーギヤを有する
ので、このダンパーギヤのダンパー作用によって歯車の
回転を減衰してカップホルダ本体がスプリングの附勢力
によって急激に収納ケースから出し入れされることを防
止できる。
【0087】請求項3の発明によれば、カップホルダ本
体の押動操作部の押動により、ケース体内に取り付けら
れたラッチ体によるカップホルダ本体の保持を解除でき
るとともに、ラッチ体にて収納ケース内に収納されたカ
ップホルダ本体を保持できるとともに、収納ケース内に
取り付けたケース体内に上下動可能に設けたラッチ体
と、このラッチ体を常時附勢するコイルスプリングと、
ケース体内に押し込まれたラッチ体を保持するロックア
ームとにより、ラッチを構成したため、ラッチの部品点
数が少なく簡単であり、コンパクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す車両用カップ類支
持装置の分解斜視図である。
【図2】同上組み立て状態の一部を切欠した正面図であ
る。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上カップホルダを引き出した状態の断面図で
ある。
【図5】同上カップホルダを収納した状態の断面図であ
る。
【図6】同上ラッチの一方側の分解斜視図である。
【図7】同上ケース体の斜視図である。
【図8】同上ラッチの他方側の分解斜視図である。
【図9】同上ケース体の一方側の断面図である。
【図10】同上ケース体の他方側の断面図である。
【図11】同上ラッチ体の正面図である。
【図12】同上ラッチ体の背面図である。
【図13】同上ケース体にラッチ体を組み込んだ一方側
の断面図である。
【図14】同上ケース体にラッチ体を組み込んだ他方側
の断面図である。
【図15】同上ラッチ体の押し込み状態の正面側の断面
図である。
【図16】同上ラッチ体の押し込み状態の背面側の断面
図である。
【図17】同上ラッチ体の下降状態の正面側の断面図で
ある。
【図18】同上ラッチ体の下降状態の背面側の断面図で
ある。
【図19】同上ラッチ体の保持状態の正面側の断面図で
ある。
【図20】同上ラッチ体の保持状態の背面側の断面図で
ある。
【図21】同上ラッチ体の保持解除状態の正面側の断面
図である。
【図22】同上ラッチ体の保持解除状態の背面側の断面
図である。
【図23】同上ラッチ体の保持を解除した状態の正面側
の断面図である。
【図24】同上ラッチ体の保持を解除した状態の背面側
の断面図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 3 出入口 6 ガイドギヤ 8 ガイド 12 ラッチ 13 カップホルダ 14 挿入部 14a 挿入凹部 15 カップホルダ本体 16 板状支持体 17 押動操作部 22 回転軸 23 歯車 24 案内部 25 ダンパーギヤ 26 スプリング 27 係止突起 28 サイドアーム30 ケース体 31 ラッチ体 32 コイルスプリング 33 ロックアーム A カップ類

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に取り付けられる収納ケースと、
    この収納ケースに出し入れ可能に設けられカップ類を保
    持するカップホルダとを具備し、 前記収納ケースは、その前側上部に前記カップホルダを
    出し入れする出入口を開口するとともに、その左右部に
    前記カップホルダの出し入れを案内する上下方向の円弧
    状のガイドギヤ及びこのガイドギヤの後方に離間位置し
    て上下方向の円弧状のガイドをそれぞれ形成し、このガ
    イドの後側下部に収納ケース内に収納した前記カップホ
    ルダを保持及びこの保持を解除するラッチを設け、 前記カップホルダは、前記カップ類を挿入する挿入部を
    有するカップホルダ本体と、このカップホルダ本体に上
    下方向に回動可能に軸支されこのカップホルダ本体が前
    記出入口から突出された際にこのカップホルダ本体の下
    方に突出して前記挿入部に挿入されたカップ類の底部を
    支持する板状支持体とからなり、 前記カップホルダ本体は、その左右部に前記収納ケース
    の左右のガイドギヤに噛合した歯車を有する左右方向の
    回転軸を回転自在に軸架するとともに、前記収納ケース
    の左右のガイドに案内される案内部を設け、その後側部
    に前記収納ケースのラッチに係脱自在に係止される係止
    突起を設け、前記回転軸にカップホルダを前記収納ケー
    ス内に収納する際に蓄勢しその附勢力にてカップホルダ
    を前記出入口から突出させる方向に回転軸を回転させる
    スプリングを設け、かつその前端部に押動操作部を有
    し、この押動操作部の後方部に位置してこのカップホル
    ダ本体の左右に形成された挿入凹部及びこの左右の挿入
    凹部に対向して左右方向に回転可能にこの左右の挿入凹
    部に向かって附勢して軸支された左右のサイドアームに
    てカップ類を挿入する挿入部を開閉自在としたことを特
    徴とする車両用カップ類支持装置。
  2. 【請求項2】 カップホルダ本体は、回転軸に固着され
    た左右の歯車の中の少なくとも一方の歯車に噛合した回
    転減衰用のダンパーギヤを有することを特徴とする請求
    項1記載の車両用カップ類支持装置。
  3. 【請求項3】 ラッチは、 収納ケース内に取り付けられたケース体と、 このケース体内に上下動可能に設けられ、前記収納ケー
    ス内に収納されたカップホルダを保持およびこの保持を
    解除するラッチ体と、 前記ケース体内に収納され、前記ラッチ体を常時附勢す
    るコイルスプリングと、 前記ケース体内に押し込まれた際の前記ラッチ体を保持
    するロックアームと を備えている ことを特徴とする請求
    項1または2記載の車両用カップ類支持装置。
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