JP3260978B2 - トナー搬送装置 - Google Patents
トナー搬送装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電子写真プロセスを用
いた複写機,ファクシミリ装置,プリンター等の画像形
成装置における廃トナーの凝集化を電界カーテンの作用
により抑制・阻止して良好なリサイクルトナーとして現
像装置に供給するトナー搬送装置に関するものである。
いた複写機,ファクシミリ装置,プリンター等の画像形
成装置における廃トナーの凝集化を電界カーテンの作用
により抑制・阻止して良好なリサイクルトナーとして現
像装置に供給するトナー搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,電子写真プロセスを用いた画像
形成装置の主要部は以下のような構成およびプロセスで
ある。図13は,従来から知られている画像形成装置の
主要構成を示す説明図である。図において,1301は
静電潜像が形成される感光体ドラム,1302は感光体
ドラム1301を均一に帯電処理を行う帯電チャージ
ャ,1303は原稿の反射光あるいは画像データに応じ
たレーザ光等を照射するための露光装置,1304は感
光体ドラム1301の静電潜像にトナーを付着させる現
像装置,1305は感光体ドラム1301上のトナー像
を記録紙1306に転写処理する転写チャージャ,13
06は給紙部(図示せず)から搬送される記録紙,13
07は感光体ドラム1301表面の残留トナーを除去
し,回収するクリーニング装置,1308は転写後の感
光体ドラム1301を除電する除電装置,1309は記
録紙1306に転写された未定着のトナー像を定着処理
する定着装置である。なお,図13では,他の電子写真
プロセスにおいて通常必要な機能ユニットは省略してあ
る。
形成装置の主要部は以下のような構成およびプロセスで
ある。図13は,従来から知られている画像形成装置の
主要構成を示す説明図である。図において,1301は
静電潜像が形成される感光体ドラム,1302は感光体
ドラム1301を均一に帯電処理を行う帯電チャージ
ャ,1303は原稿の反射光あるいは画像データに応じ
たレーザ光等を照射するための露光装置,1304は感
光体ドラム1301の静電潜像にトナーを付着させる現
像装置,1305は感光体ドラム1301上のトナー像
を記録紙1306に転写処理する転写チャージャ,13
06は給紙部(図示せず)から搬送される記録紙,13
07は感光体ドラム1301表面の残留トナーを除去
し,回収するクリーニング装置,1308は転写後の感
光体ドラム1301を除電する除電装置,1309は記
録紙1306に転写された未定着のトナー像を定着処理
する定着装置である。なお,図13では,他の電子写真
プロセスにおいて通常必要な機能ユニットは省略してあ
る。
【0003】以上のように構成された画像形成装置にお
ける基本的な作像動作について説明する。感光体ドラム
1301の表面を帯電チャージャ1302により一様に
高電位に帯電する。その直後,感光体ドラム1301面
に露光装置1303により画像光が照射されると,照射
された部分は電位が低下する。画像光は,画像の黒/白
に応じた光量の分布であるため,画像光の照射によって
感光体ドラム1301面に記録画像に対応する電位分
布,すなわち,静電潜像が形成される。
ける基本的な作像動作について説明する。感光体ドラム
1301の表面を帯電チャージャ1302により一様に
高電位に帯電する。その直後,感光体ドラム1301面
に露光装置1303により画像光が照射されると,照射
された部分は電位が低下する。画像光は,画像の黒/白
に応じた光量の分布であるため,画像光の照射によって
感光体ドラム1301面に記録画像に対応する電位分
布,すなわち,静電潜像が形成される。
【0004】静電潜像が形成された部分が現像装置13
04を通過すると,その電位の高低に応じてトナーが付
着し,静電潜像を可視像化したトナー像が形成される。
トナー像が形成された部分に所定のタイミングでレジス
トローラ(図示せず)により記録紙1306が搬送さ
れ,上記トナー像に重なる。このトナー像が転写チャー
ジャ1305によって記録紙1306に転写された後,
該記録紙1306は感光体ドラム1301から分離され
る。分離された記録紙は搬送経路を通って搬送され,定
着装置1309によって熱定着された後,機外へ排出さ
れる。また,上記転写処理終了後,感光体ドラム130
1の表面は 除電装置1308により潜像電荷を除去さ
れると共に,クリーニング装置1307によりクリーニ
ング処理され,次回の作像処理に備える。
04を通過すると,その電位の高低に応じてトナーが付
着し,静電潜像を可視像化したトナー像が形成される。
トナー像が形成された部分に所定のタイミングでレジス
トローラ(図示せず)により記録紙1306が搬送さ
れ,上記トナー像に重なる。このトナー像が転写チャー
ジャ1305によって記録紙1306に転写された後,
該記録紙1306は感光体ドラム1301から分離され
る。分離された記録紙は搬送経路を通って搬送され,定
着装置1309によって熱定着された後,機外へ排出さ
れる。また,上記転写処理終了後,感光体ドラム130
1の表面は 除電装置1308により潜像電荷を除去さ
れると共に,クリーニング装置1307によりクリーニ
ング処理され,次回の作像処理に備える。
【0005】このように,現在普及している画像形成装
置の多くは,転写処理後に感光体上に残留する未転写ト
ナーをクリーニング装置1307により除去する工程が
必要である。このクリーニング装置1307により除去
された残留トナーは画像形成装置内あるいはクリーニン
グ装置1307に装備した廃トナータンクあるいは回収
部分に溜められる。その後,通常は,廃トナータンクあ
るいは回収部分が満杯(検知手段が用意されている)に
達した状態で廃棄していた。一方,近年,環境問題や資
源リサイクルといった社会的な背景を受けて,上記回収
した廃トナーを印字用として再利用するため,トナー搬
送装置を装備した装置が増えてきている。
置の多くは,転写処理後に感光体上に残留する未転写ト
ナーをクリーニング装置1307により除去する工程が
必要である。このクリーニング装置1307により除去
された残留トナーは画像形成装置内あるいはクリーニン
グ装置1307に装備した廃トナータンクあるいは回収
部分に溜められる。その後,通常は,廃トナータンクあ
るいは回収部分が満杯(検知手段が用意されている)に
達した状態で廃棄していた。一方,近年,環境問題や資
源リサイクルといった社会的な背景を受けて,上記回収
した廃トナーを印字用として再利用するため,トナー搬
送装置を装備した装置が増えてきている。
【0006】上記トナー搬送装置は,例えば,クリーニ
ング装置1307から現像装置1304に向けてトナー
を搬送するためのパイプ状の搬送路を設け,さらに,該
搬送路の中にスクリューやコイルスプリング等の回転す
る搬送部材を設けて,上記の如くクリーニング処理によ
り回収した廃トナーを現像装置1304に順次送り込む
ものである。
ング装置1307から現像装置1304に向けてトナー
を搬送するためのパイプ状の搬送路を設け,さらに,該
搬送路の中にスクリューやコイルスプリング等の回転す
る搬送部材を設けて,上記の如くクリーニング処理によ
り回収した廃トナーを現像装置1304に順次送り込む
ものである。
【0007】ところが,上記廃トナーは,新しいトナー
に比べて流動性が極めて悪い。このため,廃トナーの搬
送過程で非常に凝集し易くなる。この凝集の程度は,例
えば,新トナーの粒径が約10μm前後であるのに対
し,凝集したトナーの大きさは500μmにもなる。こ
のような凝集トナーがそのまま現像用トナーとして使用
されると,画像不良(濃度ムラの発生,シャープな画像
が得られない,転写不良)や搬送路でつまったりする
(トナーブロッキング)等の問題点があった。このた
め,従来は凝集したトナーを機械的に粉砕する機構や分
級する装置をトナー搬送路の下流部分に設ける等の措置
がとられている。
に比べて流動性が極めて悪い。このため,廃トナーの搬
送過程で非常に凝集し易くなる。この凝集の程度は,例
えば,新トナーの粒径が約10μm前後であるのに対
し,凝集したトナーの大きさは500μmにもなる。こ
のような凝集トナーがそのまま現像用トナーとして使用
されると,画像不良(濃度ムラの発生,シャープな画像
が得られない,転写不良)や搬送路でつまったりする
(トナーブロッキング)等の問題点があった。このた
め,従来は凝集したトナーを機械的に粉砕する機構や分
級する装置をトナー搬送路の下流部分に設ける等の措置
がとられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来のトナー搬送装置にあっては,トナ
ーは非常に小さい粒子であるため機械的に粉砕したり分
級するには限界があり,新トナー並の良好な画像がなか
なか得られないといった問題点があった。さらに,これ
らの装置は大型化し,その設置スペースを広く必要とし
たり,部品コストが嵩む等経済的にも問題点があった。
示されるような従来のトナー搬送装置にあっては,トナ
ーは非常に小さい粒子であるため機械的に粉砕したり分
級するには限界があり,新トナー並の良好な画像がなか
なか得られないといった問題点があった。さらに,これ
らの装置は大型化し,その設置スペースを広く必要とし
たり,部品コストが嵩む等経済的にも問題点があった。
【0009】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,装置自体の大型化やコストアップを招来させるこ
となく,廃トナーの搬送過程における凝集発生を効率的
に抑制・阻止し,良好な廃トナーの再利用を実現するこ
とを目的とする。
って,装置自体の大型化やコストアップを招来させるこ
となく,廃トナーの搬送過程における凝集発生を効率的
に抑制・阻止し,良好な廃トナーの再利用を実現するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るトナー搬送装置にあっては,クリ
ーニング処理により回収した廃トナーを搬送路と該搬送
路内で回転する回転部材により現像装置に搬送するトナ
ー搬送装置において,前記搬送路の内壁面に沿って搬送
方向に平行な互いに絶縁された第1の電極と第2の電極
とを交互に埋設した電界形成手段と,前記第1および第
2の電極とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手段
とを設けたものである。
めに,請求項1に係るトナー搬送装置にあっては,クリ
ーニング処理により回収した廃トナーを搬送路と該搬送
路内で回転する回転部材により現像装置に搬送するトナ
ー搬送装置において,前記搬送路の内壁面に沿って搬送
方向に平行な互いに絶縁された第1の電極と第2の電極
とを交互に埋設した電界形成手段と,前記第1および第
2の電極とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手段
とを設けたものである。
【0011】また,請求項2に係るトナー搬送装置にあ
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転する回転部材により現像装置に
搬送するトナー搬送装置において,前記搬送路の内壁面
に沿って搬送方向に平行な互いに絶縁された第1の電極
と第2の電極とを交互に配列すると共に,前記第1の電
極と第2の電極の配列に複数個並列した第1の電極を所
定間隔で埋設した電界形成手段と,前記第1および第2
の電極とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手段と
を設けたものである。
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転する回転部材により現像装置に
搬送するトナー搬送装置において,前記搬送路の内壁面
に沿って搬送方向に平行な互いに絶縁された第1の電極
と第2の電極とを交互に配列すると共に,前記第1の電
極と第2の電極の配列に複数個並列した第1の電極を所
定間隔で埋設した電界形成手段と,前記第1および第2
の電極とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手段と
を設けたものである。
【0012】また,請求項3に係るトナー搬送装置にあ
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転する導電性のコイルスプリング
により現像装置に搬送するトナー搬送装置において,前
記搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体と,前記
平板状導電体の上に設けられた絶縁板と,前記コイルス
プリングと前記平板状導電体とに単相交番電圧を印加す
る交番電圧印加手段とを設けたものである。
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転する導電性のコイルスプリング
により現像装置に搬送するトナー搬送装置において,前
記搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体と,前記
平板状導電体の上に設けられた絶縁板と,前記コイルス
プリングと前記平板状導電体とに単相交番電圧を印加す
る交番電圧印加手段とを設けたものである。
【0013】また,請求項4に係るトナー搬送装置にあ
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するスクリューにより現像装置
に搬送するトナー搬送装置において,少なくとも前記ス
クリューの外周部分を導電体とし,前記搬送路の内壁面
に沿って設けた平板状導電体と,前記平板状導電体の上
に設けられた絶縁板と,前記スクリューと前記平板状導
電体とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手段とを
設けたものである。
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するスクリューにより現像装置
に搬送するトナー搬送装置において,少なくとも前記ス
クリューの外周部分を導電体とし,前記搬送路の内壁面
に沿って設けた平板状導電体と,前記平板状導電体の上
に設けられた絶縁板と,前記スクリューと前記平板状導
電体とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手段とを
設けたものである。
【0014】また,請求項5に係るトナー搬送装置にあ
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するコイルスプリングにより現
像装置に搬送するトナー搬送装置において,前記コイル
スプリングは,第1の電極と第2の電極および該第1の
電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成され,
前記第1および第2の電極とに単相交番電圧を印加する
交番電圧印加手段とを設けたものである。
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するコイルスプリングにより現
像装置に搬送するトナー搬送装置において,前記コイル
スプリングは,第1の電極と第2の電極および該第1の
電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成され,
前記第1および第2の電極とに単相交番電圧を印加する
交番電圧印加手段とを設けたものである。
【0015】また,請求項6に係るトナー搬送装置にあ
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するコイルスプリングにより現
像装置に搬送するトナー搬送装置において,前記コイル
スプリングは,第1の電極と第2の電極および該第1の
電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成し,さ
らにネジリ形状としたツイスト状の線状で成り,前記第
1および第2の電極とに単相交番電圧を印加する交番電
圧印加手段とを設けたものである。
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するコイルスプリングにより現
像装置に搬送するトナー搬送装置において,前記コイル
スプリングは,第1の電極と第2の電極および該第1の
電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成し,さ
らにネジリ形状としたツイスト状の線状で成り,前記第
1および第2の電極とに単相交番電圧を印加する交番電
圧印加手段とを設けたものである。
【0016】また,請求項7に係るトナー搬送装置にあ
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するスクリューにより現像装置
に搬送するトナー搬送装置において,少なくとも前記ス
クリュー外周部分の稜線付近が互いに絶縁された2つの
導電体とし,前記2つの導電体に単相交番電圧を印加す
る交番電圧印加手段とを設けたものである。
っては,クリーニング処理により回収した廃トナーを搬
送路と該搬送路内で回転するスクリューにより現像装置
に搬送するトナー搬送装置において,少なくとも前記ス
クリュー外周部分の稜線付近が互いに絶縁された2つの
導電体とし,前記2つの導電体に単相交番電圧を印加す
る交番電圧印加手段とを設けたものである。
【0017】
【作用】本発明に係るトナー搬送装置(請求項1)は,
搬送路の内壁面に沿って搬送方向に平行な互いに絶縁さ
れた第1の電極と第2の電極とを交互に埋設した電界形
成手段とを設け,第1および第2の電極とに交番電圧印
加手段で単相交番電圧を印加することにより,第1の電
極と第2の電極間に不平等交番電界を形成して,搬送さ
れてくる廃トナーに微小振動を与える。
搬送路の内壁面に沿って搬送方向に平行な互いに絶縁さ
れた第1の電極と第2の電極とを交互に埋設した電界形
成手段とを設け,第1および第2の電極とに交番電圧印
加手段で単相交番電圧を印加することにより,第1の電
極と第2の電極間に不平等交番電界を形成して,搬送さ
れてくる廃トナーに微小振動を与える。
【0018】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項2)は,搬送路の内壁面に沿って搬送方向に平行な互
いに絶縁された第1の電極と第2の電極とを交互に配列
すると共に,第1の電極と第2の電極の配列に複数個並
列した第1の電極を所定間隔で埋設した電界形成手段を
設け,第1および第2の電極とに交番電圧印加手段で単
相交番電圧を印加することにより,第1の電極と第2の
電極間に反発性の不平等交番電界を形成して,搬送され
てくる廃トナーに微小振動を与える。
項2)は,搬送路の内壁面に沿って搬送方向に平行な互
いに絶縁された第1の電極と第2の電極とを交互に配列
すると共に,第1の電極と第2の電極の配列に複数個並
列した第1の電極を所定間隔で埋設した電界形成手段を
設け,第1および第2の電極とに交番電圧印加手段で単
相交番電圧を印加することにより,第1の電極と第2の
電極間に反発性の不平等交番電界を形成して,搬送され
てくる廃トナーに微小振動を与える。
【0019】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項3)は,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体
と導電性のコイルスプリングとに単相交番電圧を印加す
ることにより,平板状導電体とコイルスプリング間に不
平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナーに微
小振動を与える。
項3)は,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体
と導電性のコイルスプリングとに単相交番電圧を印加す
ることにより,平板状導電体とコイルスプリング間に不
平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナーに微
小振動を与える。
【0020】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項4)は,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体
と少なくとも外周部分が導電性のスクリューとに単相交
番電圧を印加することにより,平板状導電体とスクリュ
ー間に不平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃ト
ナーに微小振動を与える。
項4)は,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体
と少なくとも外周部分が導電性のスクリューとに単相交
番電圧を印加することにより,平板状導電体とスクリュ
ー間に不平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃ト
ナーに微小振動を与える。
【0021】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項5)は,第1の電極と第2の電極および該第1の電極
と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成された線材
でコイルスプリングを形成し,該コイルスプリングの第
1と第2の電極とに交番電圧印加手段で単相交番電圧を
印加することにより,第1の電極と第2の電極間に不平
等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナーに微小
振動を与える。
項5)は,第1の電極と第2の電極および該第1の電極
と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成された線材
でコイルスプリングを形成し,該コイルスプリングの第
1と第2の電極とに交番電圧印加手段で単相交番電圧を
印加することにより,第1の電極と第2の電極間に不平
等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナーに微小
振動を与える。
【0022】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項6)は,第1の電極と第2の電極および該第1の電極
と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成したネジリ
形状としたツイスト状の線材でコイルスプリングを形成
し,該コイルスプリングの第1と第2の電極とに交番電
圧印加手段で単相交番電圧を印加することにより,第1
の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形成して,搬
送されてくる廃トナーに微小振動を与える。
項6)は,第1の電極と第2の電極および該第1の電極
と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成したネジリ
形状としたツイスト状の線材でコイルスプリングを形成
し,該コイルスプリングの第1と第2の電極とに交番電
圧印加手段で単相交番電圧を印加することにより,第1
の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形成して,搬
送されてくる廃トナーに微小振動を与える。
【0023】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項7)は,少なくともスクリュー外周部分の稜線付近が
互いに絶縁された2つの導電体とし,2つの導電体に交
番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することにより,
第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形成し
て,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与える。
項7)は,少なくともスクリュー外周部分の稜線付近が
互いに絶縁された2つの導電体とし,2つの導電体に交
番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することにより,
第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形成し
て,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与える。
【0024】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。本発明は,図1の原理図に示すように,2
つの線状電極101a,101b間に単相交番電圧を印
加し,そこで発生させた定在波不平等電界により,搬送
されてくる廃トナーに微小振動を与えて凝集トナーの生
成を抑制・阻止するものである。例えば,2本の線状電
極101a,101b間に交番電圧を印加したとき,該
線状電極101a,101b間には図1に示すような不
平等交番電界が形成される。この不平等交番電界の中に
凝集した廃トナーを置くと,烈しく振動し凝集化してい
る廃トナーが外側から次々と離脱し,数秒のうちに粉砕
する。また,粉砕の過程では離脱した廃トナーは離脱直
後に電界外へ飛ばされて周囲に散っていく。以下,この
ような原理を利用した具体的な実施例について説明す
る。
て説明する。本発明は,図1の原理図に示すように,2
つの線状電極101a,101b間に単相交番電圧を印
加し,そこで発生させた定在波不平等電界により,搬送
されてくる廃トナーに微小振動を与えて凝集トナーの生
成を抑制・阻止するものである。例えば,2本の線状電
極101a,101b間に交番電圧を印加したとき,該
線状電極101a,101b間には図1に示すような不
平等交番電界が形成される。この不平等交番電界の中に
凝集した廃トナーを置くと,烈しく振動し凝集化してい
る廃トナーが外側から次々と離脱し,数秒のうちに粉砕
する。また,粉砕の過程では離脱した廃トナーは離脱直
後に電界外へ飛ばされて周囲に散っていく。以下,この
ような原理を利用した具体的な実施例について説明す
る。
【0025】〔実施例1〕図2は,実施例1に係るトナ
ー搬送装置の主要部分を示す説明図であり,(a)は搬
送路の断面斜視図,(b)は搬送路内壁部分の拡大断面
図である。図において,201は搬送路下側部,202
は搬送路内に設けられたコイルスプリングである。ま
た,搬送路下側部201の内壁には,図2(b)に示す
ように,内壁面に沿って線状電極203a,203bが
交互に,かつ,搬送方向に平行に等間隔で埋設されてい
る。また,線状電極203a,203bは,各々導線2
04により単相交番電圧発生源205に接続されてい
る。なお,このような構成のトナー搬送装置は,クリー
ニング装置の廃トナー出口と現像装置のトナー補給タン
ク(何れも図示せず)とを中継するように設置されてい
る。
ー搬送装置の主要部分を示す説明図であり,(a)は搬
送路の断面斜視図,(b)は搬送路内壁部分の拡大断面
図である。図において,201は搬送路下側部,202
は搬送路内に設けられたコイルスプリングである。ま
た,搬送路下側部201の内壁には,図2(b)に示す
ように,内壁面に沿って線状電極203a,203bが
交互に,かつ,搬送方向に平行に等間隔で埋設されてい
る。また,線状電極203a,203bは,各々導線2
04により単相交番電圧発生源205に接続されてい
る。なお,このような構成のトナー搬送装置は,クリー
ニング装置の廃トナー出口と現像装置のトナー補給タン
ク(何れも図示せず)とを中継するように設置されてい
る。
【0026】次に,以上のように構成されたトナー搬送
装置の動作について説明する。上記搬送路に,単相交番
電圧発生源205により導線204を介して線状電極2
03a,203bに電圧を印加する。すると,図2
(b)の矢印に示されるような円周方向の電界が形成さ
れ,さらに,コイルスプリング202の回転によりクリ
ーニング装置から搬送されてくる廃トナーに対し,周囲
から微小振動が与えられる。これにより,廃トナーが密
の状態で搬送されてきても,上記微小振動により成長過
程の凝集トナーを粉砕し,新トナーの粒径あるいはそれ
に近い粒径を維持したトナーとして,現像装置に供給す
ることができる。
装置の動作について説明する。上記搬送路に,単相交番
電圧発生源205により導線204を介して線状電極2
03a,203bに電圧を印加する。すると,図2
(b)の矢印に示されるような円周方向の電界が形成さ
れ,さらに,コイルスプリング202の回転によりクリ
ーニング装置から搬送されてくる廃トナーに対し,周囲
から微小振動が与えられる。これにより,廃トナーが密
の状態で搬送されてきても,上記微小振動により成長過
程の凝集トナーを粉砕し,新トナーの粒径あるいはそれ
に近い粒径を維持したトナーとして,現像装置に供給す
ることができる。
【0027】なお,上記電界による微小振動の有効範囲
は非常に小さいため,搬送路の中心付近まで及ばない
が,廃トナーは電界から逃れるように動くので外周部の
廃トナーと中心付近の廃トナーとが次々と入れ替わり,
廃トナー全体に振動が及ぶことになる。
は非常に小さいため,搬送路の中心付近まで及ばない
が,廃トナーは電界から逃れるように動くので外周部の
廃トナーと中心付近の廃トナーとが次々と入れ替わり,
廃トナー全体に振動が及ぶことになる。
【0028】ところで,前述したように電界カーテン
は,トナーを搬送する特性を持っているため,線状電極
203a,203bを搬送方向に対して垂直に配置して
やれば粉砕と搬送の両方を兼ねることが可能であると考
えられる。ところが,そのように配置すると,低凝集ト
ナーも搬送してしまうことになるので,本発明では,電
界カーテンを粉砕専用にするため,電界の方向を搬送方
向に対して垂直に配置している。
は,トナーを搬送する特性を持っているため,線状電極
203a,203bを搬送方向に対して垂直に配置して
やれば粉砕と搬送の両方を兼ねることが可能であると考
えられる。ところが,そのように配置すると,低凝集ト
ナーも搬送してしまうことになるので,本発明では,電
界カーテンを粉砕専用にするため,電界の方向を搬送方
向に対して垂直に配置している。
【0029】〔実施例2〕図3は,実施例2に係るトナ
ー搬送装置の主要部分を示す説明図であり,(a)は搬
送路の断面斜視図,(b)は搬送路内壁部分の拡大断面
図である。本構成は,図2において示したトナー搬送装
置と主構成は同一であるが,線状電極203a,203
bの配置順が異なる。すなわち,実施例1では線状電極
203aと線状電極203bとを交互に配置したが,本
実施例2では,図3(b)に示す如く,203a−20
3a−203b−203a−203b・・203a−2
03a−203b・・というように203a−203a
の同一電極を2つ並べた同一電極部301の部分を所定
の間隔で設け,他の部分は図2と同様に交互に搬送路内
壁に埋設したものである。また,本実施例2では,コイ
ルスプリング202の代わりに,スクリュー302を搬
送路内に入れている。
ー搬送装置の主要部分を示す説明図であり,(a)は搬
送路の断面斜視図,(b)は搬送路内壁部分の拡大断面
図である。本構成は,図2において示したトナー搬送装
置と主構成は同一であるが,線状電極203a,203
bの配置順が異なる。すなわち,実施例1では線状電極
203aと線状電極203bとを交互に配置したが,本
実施例2では,図3(b)に示す如く,203a−20
3a−203b−203a−203b・・203a−2
03a−203b・・というように203a−203a
の同一電極を2つ並べた同一電極部301の部分を所定
の間隔で設け,他の部分は図2と同様に交互に搬送路内
壁に埋設したものである。また,本実施例2では,コイ
ルスプリング202の代わりに,スクリュー302を搬
送路内に入れている。
【0030】次に,以上のように構成されたトナー搬送
装置の動作について説明する。上記搬送路に,単相交番
電圧発生源205により導線204を介して線状電極2
03a,203bに電圧を印加する。このとき該印加に
より生じる電界は,図4に示すように,互いに反発する
電界となる。この反発する電界により,搬送路中心付近
と外側付近との廃トナーの入れ替えが促進される。特
に,廃トナーの搬送量が多いときや流動性に悪い廃トナ
ーを搬送するとき,および,廃トナーが密になり易いス
クリュー302における搬送時に有効となる。
装置の動作について説明する。上記搬送路に,単相交番
電圧発生源205により導線204を介して線状電極2
03a,203bに電圧を印加する。このとき該印加に
より生じる電界は,図4に示すように,互いに反発する
電界となる。この反発する電界により,搬送路中心付近
と外側付近との廃トナーの入れ替えが促進される。特
に,廃トナーの搬送量が多いときや流動性に悪い廃トナ
ーを搬送するとき,および,廃トナーが密になり易いス
クリュー302における搬送時に有効となる。
【0031】ただし,上記の如く,反発する電界では凝
集トナーを粉砕することはできないため,必要以上に同
一電極部301の部分を増やしたり,あるいは同一電極
部301の部分の電極数を増やしたりしないほうがよ
い。また,搬送部材がコイルスプリング202の場合
は,コイルスプリング202内部の廃トナーは直接的に
コイルスプリング202から搬送力を受けるのではな
く,周囲の廃トナー同士の引きずり流れによって搬送さ
れるため,反発電界はその妨げとなるので,コイルスプ
リング202を用いる場合は,実施例1の方が適してい
る。
集トナーを粉砕することはできないため,必要以上に同
一電極部301の部分を増やしたり,あるいは同一電極
部301の部分の電極数を増やしたりしないほうがよ
い。また,搬送部材がコイルスプリング202の場合
は,コイルスプリング202内部の廃トナーは直接的に
コイルスプリング202から搬送力を受けるのではな
く,周囲の廃トナー同士の引きずり流れによって搬送さ
れるため,反発電界はその妨げとなるので,コイルスプ
リング202を用いる場合は,実施例1の方が適してい
る。
【0032】〔実施例3〕図5は,実施例3に係るトナ
ー搬送装置の主要部分を示す説明図である。搬送路下側
部501には,平板状電極502が搬送路内壁面に沿っ
て円形状に設けられている。また,平板状電極502の
表面には絶縁体503を覆い,導電体であるコイルスプ
リング202と絶縁状態としている。なお,他の構成は
図3と同様である。
ー搬送装置の主要部分を示す説明図である。搬送路下側
部501には,平板状電極502が搬送路内壁面に沿っ
て円形状に設けられている。また,平板状電極502の
表面には絶縁体503を覆い,導電体であるコイルスプ
リング202と絶縁状態としている。なお,他の構成は
図3と同様である。
【0033】次に,以上のように構成されたトナー搬送
装置の動作について説明する。単相交番電圧発生源20
5により導線204を介して平板状電極502に電圧を
印加する。このとき,該印加によりスプリングコイル2
02と平板状電極502との間には,図6に示すような
電界が生じる。この電界により,搬送される廃トナーは
微小振動を受けて,その凝集化が抑制される。また,低
凝集の廃トナーも粉砕され,微小振動によって外周部分
の廃トナーと中心部分の廃トナーの入れ替わりも促進さ
れ,搬送過程における廃トナーの凝集化を阻止すること
ができる。
装置の動作について説明する。単相交番電圧発生源20
5により導線204を介して平板状電極502に電圧を
印加する。このとき,該印加によりスプリングコイル2
02と平板状電極502との間には,図6に示すような
電界が生じる。この電界により,搬送される廃トナーは
微小振動を受けて,その凝集化が抑制される。また,低
凝集の廃トナーも粉砕され,微小振動によって外周部分
の廃トナーと中心部分の廃トナーの入れ替わりも促進さ
れ,搬送過程における廃トナーの凝集化を阻止すること
ができる。
【0034】〔実施例4〕図7は,実施例4に係るトナ
ー搬送装置の主要部分を示す説明図であり,主構成は,
上記実施例3と同様である。すなわち,搬送路下側部5
01には,平板状電極502が搬送路内壁面に沿って円
形状に設けられている。また,平板状電極502の表面
には絶縁体503を覆い,コイルスプリング202の代
わりにスクリュー302を用い,該スクリュー302の
外周面には導電体701が設けられている。
ー搬送装置の主要部分を示す説明図であり,主構成は,
上記実施例3と同様である。すなわち,搬送路下側部5
01には,平板状電極502が搬送路内壁面に沿って円
形状に設けられている。また,平板状電極502の表面
には絶縁体503を覆い,コイルスプリング202の代
わりにスクリュー302を用い,該スクリュー302の
外周面には導電体701が設けられている。
【0035】次に,以上のように構成されたトナー搬送
装置の動作について説明する。単相交番電圧発生源20
5により導線204を介して平板状電極502とスクリ
ュー302の導電体701とに交番電圧を印加する。こ
のとき,該交番電圧によりスクリュー302と平板状電
極502との間には,図8に示すような電界が生じる。
この電界により,搬送される廃トナーは微小振動を受け
て,その凝集化が抑制される。また,低凝集の廃トナー
も粉砕され,微小振動によって外周部分の廃トナーと中
心部分の廃トナーの入れ替わりも促進され,搬送過程に
おける廃トナーの凝集化を阻止することができる。
装置の動作について説明する。単相交番電圧発生源20
5により導線204を介して平板状電極502とスクリ
ュー302の導電体701とに交番電圧を印加する。こ
のとき,該交番電圧によりスクリュー302と平板状電
極502との間には,図8に示すような電界が生じる。
この電界により,搬送される廃トナーは微小振動を受け
て,その凝集化が抑制される。また,低凝集の廃トナー
も粉砕され,微小振動によって外周部分の廃トナーと中
心部分の廃トナーの入れ替わりも促進され,搬送過程に
おける廃トナーの凝集化を阻止することができる。
【0036】〔実施例5〕図9は,実施例5に係る搬送
部材(コイルスプリング)の断面構造を示す説明図であ
る。図において,コイルスプリングの線材自体が2本の
線状電極901a,901bと該線状電極901aと9
01b間に設けられた絶縁体902とで構成されてい
る。また,線状電極901a,901bには単相交番電
圧発生源205が接続されている。
部材(コイルスプリング)の断面構造を示す説明図であ
る。図において,コイルスプリングの線材自体が2本の
線状電極901a,901bと該線状電極901aと9
01b間に設けられた絶縁体902とで構成されてい
る。また,線状電極901a,901bには単相交番電
圧発生源205が接続されている。
【0037】以上のような線材で形成されたコイルスプ
リングは,線状電極901a,901bの2極間に単相
交番電圧発生源205から交番電圧が印加されることで
電界が生じる。これにより,前述の実施例と同様に,搬
送路内における廃トナーの凝集化を抑制したり阻止する
ことができる。なお,図9では,角型の線状電極901
a,901bで絶縁体902を挟んだ3層構造とした
が,図10に示すように,丸型の線状電極1001a,
1001bと,該線状電極1001a,1001b全体
を絶縁体1002で被覆した構造であってもよい。ま
た,線状電極を3本以上設けて,電界の形成される方向
を増やすことで,さらに廃トナーの凝集化を抑制するこ
とができる。
リングは,線状電極901a,901bの2極間に単相
交番電圧発生源205から交番電圧が印加されることで
電界が生じる。これにより,前述の実施例と同様に,搬
送路内における廃トナーの凝集化を抑制したり阻止する
ことができる。なお,図9では,角型の線状電極901
a,901bで絶縁体902を挟んだ3層構造とした
が,図10に示すように,丸型の線状電極1001a,
1001bと,該線状電極1001a,1001b全体
を絶縁体1002で被覆した構造であってもよい。ま
た,線状電極を3本以上設けて,電界の形成される方向
を増やすことで,さらに廃トナーの凝集化を抑制するこ
とができる。
【0038】〔実施例6〕図11は,実施例6に係る搬
送部材(コイルスプリング)の構造を示す説明図であ
る。本実施例は,断面では上記図10と同様の構造をな
しており,さらに,これにネジリを加えた構造,すなわ
ち,ツイストペア線状としてある。
送部材(コイルスプリング)の構造を示す説明図であ
る。本実施例は,断面では上記図10と同様の構造をな
しており,さらに,これにネジリを加えた構造,すなわ
ち,ツイストペア線状としてある。
【0039】以上のような線材で形成されたコイルスプ
リングは,2本の線状電極1001a,1001bの間
に形成される電界の方向を,線材の周囲全体に渡って設
定することができる。これにより,コイルスプリングの
外周部分と中心部分との廃トナーの入れ替わりが促進さ
れ,搬送する廃トナーの量が多いときや流動性の悪いト
ナーを搬送するときに効果的に作用して,その凝集化を
阻止することができる。
リングは,2本の線状電極1001a,1001bの間
に形成される電界の方向を,線材の周囲全体に渡って設
定することができる。これにより,コイルスプリングの
外周部分と中心部分との廃トナーの入れ替わりが促進さ
れ,搬送する廃トナーの量が多いときや流動性の悪いト
ナーを搬送するときに効果的に作用して,その凝集化を
阻止することができる。
【0040】〔実施例7〕図12は,実施例7に係る搬
送部材(スクリュー)の構造を示す説明図である。図に
おいて,スクリュー外周の稜線部分1201を導電体1
202として所定間隔を開けて絶縁する構造とする。そ
して,導電体1202に単相交番電圧発生源205を接
続する。
送部材(スクリュー)の構造を示す説明図である。図に
おいて,スクリュー外周の稜線部分1201を導電体1
202として所定間隔を開けて絶縁する構造とする。そ
して,導電体1202に単相交番電圧発生源205を接
続する。
【0041】以上のような線材で形成されたスクリュー
は,導電体1202間に単相交番電圧発生源205から
交番電圧を印加される。これにより,不平等電界が形成
され,該不平等電界によって,搬送路内の廃トナーに微
小振動を与え,その凝集化を阻止することができる。
は,導電体1202間に単相交番電圧発生源205から
交番電圧を印加される。これにより,不平等電界が形成
され,該不平等電界によって,搬送路内の廃トナーに微
小振動を与え,その凝集化を阻止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るトナ
ー搬送装置(請求項1)によれば,電界形成手段の第1
および第2の電極とに交番電圧印加手段で単相交番電圧
を印加することにより,第1の電極と第2の電極間に不
平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナーに微
小振動を与えるようにしたため,廃トナーの凝集化をそ
の成長過程で粉砕し,電界によってトナーが拡散され凝
集化を抑制することができる。しかも,搬送路内で凝集
トナーを粉砕したり分級することにより,特別な機構や
装置を不要とし,小スペースで上記効果を奏することが
できる。さらに,電界の作用するところが搬送路の内壁
面と搬送部材との間に生じるギャップなので,該ギャッ
ブで発生し易いトナーの固化・固着(トナーブロッキン
グ)を阻止することができ,搬送部材にかかる負荷も軽
減する。また,電界カーテンには粉粒体を搬送する作用
があるため,トナー搬送を促進させることができる。
ー搬送装置(請求項1)によれば,電界形成手段の第1
および第2の電極とに交番電圧印加手段で単相交番電圧
を印加することにより,第1の電極と第2の電極間に不
平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナーに微
小振動を与えるようにしたため,廃トナーの凝集化をそ
の成長過程で粉砕し,電界によってトナーが拡散され凝
集化を抑制することができる。しかも,搬送路内で凝集
トナーを粉砕したり分級することにより,特別な機構や
装置を不要とし,小スペースで上記効果を奏することが
できる。さらに,電界の作用するところが搬送路の内壁
面と搬送部材との間に生じるギャップなので,該ギャッ
ブで発生し易いトナーの固化・固着(トナーブロッキン
グ)を阻止することができ,搬送部材にかかる負荷も軽
減する。また,電界カーテンには粉粒体を搬送する作用
があるため,トナー搬送を促進させることができる。
【0043】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項2)によれば,電界形成手段の第1および第2の電極
とに交番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することに
より,第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形
成して,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与えるよ
うにしたため,上記請求項1と同様な効果を奏する。さ
らに,反発電界によって搬送中のトナーの拡散および搬
送中心部分と外周部分とのトナー入れ替えが強力とな
り,特に,トナーの搬送量が多いときや流動性が悪いと
き,あるいはトナーが密になって搬送され易いスクリュ
ーでの搬送時に有効である。
項2)によれば,電界形成手段の第1および第2の電極
とに交番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することに
より,第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形
成して,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与えるよ
うにしたため,上記請求項1と同様な効果を奏する。さ
らに,反発電界によって搬送中のトナーの拡散および搬
送中心部分と外周部分とのトナー入れ替えが強力とな
り,特に,トナーの搬送量が多いときや流動性が悪いと
き,あるいはトナーが密になって搬送され易いスクリュ
ーでの搬送時に有効である。
【0044】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項3)によれば,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状
導電体と導電性のコイルスプリングとに単相交番電圧を
印加することにより,平板状導電体とコイルスプリング
間に不平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナ
ーに微小振動を与えるようにしたため,上記請求項1と
同様な効果を奏する。
項3)によれば,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状
導電体と導電性のコイルスプリングとに単相交番電圧を
印加することにより,平板状導電体とコイルスプリング
間に不平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナ
ーに微小振動を与えるようにしたため,上記請求項1と
同様な効果を奏する。
【0045】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項4)によれば,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状
導電体と少なくとも外周部分が導電性のスクリューとに
単相交番電圧を印加することにより,平板状導電体とス
クリュー間に不平等交番電界を形成して,搬送されてく
る廃トナーに微小振動を与えるようにしたため,上記請
求項1と同様な効果を奏する。
項4)によれば,搬送路の内壁面に沿って設けた平板状
導電体と少なくとも外周部分が導電性のスクリューとに
単相交番電圧を印加することにより,平板状導電体とス
クリュー間に不平等交番電界を形成して,搬送されてく
る廃トナーに微小振動を与えるようにしたため,上記請
求項1と同様な効果を奏する。
【0046】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項5)によれば,第1の電極と第2の電極および該第1
の電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成され
た線材でコイルスプリングを形成し,該コイルスプリン
グの第1と第2の電極とに交番電圧印加手段で単相交番
電圧を印加することにより,第1の電極と第2の電極間
に不平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナー
に微小振動を与えるようにしたため,上記請求項1と同
様な効果を奏する。
項5)によれば,第1の電極と第2の電極および該第1
の電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成され
た線材でコイルスプリングを形成し,該コイルスプリン
グの第1と第2の電極とに交番電圧印加手段で単相交番
電圧を印加することにより,第1の電極と第2の電極間
に不平等交番電界を形成して,搬送されてくる廃トナー
に微小振動を与えるようにしたため,上記請求項1と同
様な効果を奏する。
【0047】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項6)によれば,第1の電極と第2の電極および該第1
の電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成した
ネジリ形状としたツイスト状の線材でコイルスプリング
を形成し,該コイルスプリングの第1と第2の電極とに
交番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することによ
り,第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形成
して,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与えるよう
にしたため,上記請求項1と同様な効果を奏する。さら
に,電界の作用を線材の周り,すなわち,コイルスプリ
ング内部にも及ぼすことになり,より効果的にトナーの
凝集化を抑制・阻止することができる。
項6)によれば,第1の電極と第2の電極および該第1
の電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成した
ネジリ形状としたツイスト状の線材でコイルスプリング
を形成し,該コイルスプリングの第1と第2の電極とに
交番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することによ
り,第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形成
して,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与えるよう
にしたため,上記請求項1と同様な効果を奏する。さら
に,電界の作用を線材の周り,すなわち,コイルスプリ
ング内部にも及ぼすことになり,より効果的にトナーの
凝集化を抑制・阻止することができる。
【0048】また,本発明に係るトナー搬送装置(請求
項7)によれば,少なくともスクリュー外周部分の稜線
付近が互いに絶縁された2つの導電体とし,2つの導電
体に交番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することに
より,第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形
成して,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与えるよ
うにしたため,上記請求項1と同様な効果を奏する。
項7)によれば,少なくともスクリュー外周部分の稜線
付近が互いに絶縁された2つの導電体とし,2つの導電
体に交番電圧印加手段で単相交番電圧を印加することに
より,第1の電極と第2の電極間に不平等交番電界を形
成して,搬送されてくる廃トナーに微小振動を与えるよ
うにしたため,上記請求項1と同様な効果を奏する。
【図1】本発明に係る電界発生原理を示す説明図であ
る。
る。
【図2】実施例1に係るトナー搬送装置の主要部分を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】実施例2に係るトナー搬送装置の主要部分を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】実施例2に係る電界の発生状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】実施例3に係るトナー搬送装置の主要部分を示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】実施例3に係る電界の発生状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】実施例4に係るトナー搬送装置の主要部分を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】実施例4に係る電界の発生状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図9】実施例5に係る搬送部材(コイルスプリング)
の断面構造を示す説明図である。
の断面構造を示す説明図である。
【図10】実施例5に係る搬送部材(コイルスプリン
グ)の他の断面構造を示す説明図である。
グ)の他の断面構造を示す説明図である。
【図11】実施例6に係る搬送部材(コイルスプリン
グ)の構造を示す説明図である。
グ)の構造を示す説明図である。
【図12】実施例7に係る搬送部材(スクリュー)の構
造を示す説明図である。
造を示す説明図である。
【図13】画像形成装置の作像プロセスを示す説明図で
ある。
ある。
201 搬送路下側部 202 コイルスプリング 203a 線状電極 203b 線状電極 205 単相交番電圧発生源 301 同一電極部 302 スクリュー 501 搬送路下側部 502 平板状電極 503 絶縁体 901a 線状電極(角型) 901b 線状電極(角型) 1001a 線状電極(丸型) 1001b 線状電極(丸型) 1002 絶縁体 1201 稜線部分 1202 導電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/08 - 15/08 507 B65G 33/00 - 33/38
Claims (7)
- 【請求項1】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転する回転部材により現像
装置に搬送するトナー搬送装置において,前記搬送路の
内壁面に沿って搬送方向に平行な互いに絶縁された第1
の電極と第2の電極とを交互に埋設した電界形成手段
と,前記第1および第2の電極とに単相交番電圧を印加
する交番電圧印加手段とを設けたことを特徴とするトナ
ー搬送装置。 - 【請求項2】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転する回転部材により現像
装置に搬送するトナー搬送装置において,前記搬送路の
内壁面に沿って搬送方向に平行な互いに絶縁された第1
の電極と第2の電極とを交互に配列すると共に,前記第
1の電極と第2の電極の配列に複数個並列した第1の電
極を所定間隔で埋設した電界形成手段と,前記第1およ
び第2の電極とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加
手段とを設けたことを特徴とするトナー搬送装置。 - 【請求項3】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転する導電性のコイルスプ
リングにより現像装置に搬送するトナー搬送装置におい
て,前記搬送路の内壁面に沿って設けた平板状導電体
と,前記平板状導電体の上に設けられた絶縁板と,前記
コイルスプリングと前記平板状導電体とに単相交番電圧
を印加する交番電圧印加手段とを設けたことを特徴とす
るトナー搬送装置。 - 【請求項4】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転するスクリューにより現
像装置に搬送するトナー搬送装置において,少なくとも
前記スクリューの外周部分を導電体とし,前記搬送路の
内壁面に沿って設けた平板状導電体と,前記平板状導電
体の上に設けられた絶縁板と,前記スクリューと前記平
板状導電体とに単相交番電圧を印加する交番電圧印加手
段とを設けたことを特徴とするトナー搬送装置。 - 【請求項5】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転するコイルスプリングに
より現像装置に搬送するトナー搬送装置において,前記
コイルスプリングは,第1の電極と第2の電極および該
第1の電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成
され,前記第1および第2の電極とに単相交番電圧を印
加する交番電圧印加手段とを設けたことを特徴とするト
ナー搬送装置。 - 【請求項6】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転するコイルスプリングに
より現像装置に搬送するトナー搬送装置において,前記
コイルスプリングは,第1の電極と第2の電極および該
第1の電極と第2の電極とを絶縁する絶縁体とから構成
し,さらにネジリ形状としたツイスト状の線状で成り,
前記第1および第2の電極とに単相交番電圧を印加する
交番電圧印加手段とを設けたことを特徴とするトナー搬
送装置。 - 【請求項7】 クリーニング処理により回収した廃トナ
ーを搬送路と該搬送路内で回転するスクリューにより現
像装置に搬送するトナー搬送装置において,少なくとも
前記スクリュー外周部分の稜線付近が互いに絶縁された
2つの導電体とし,前記2つの導電体に単相交番電圧を
印加する交番電圧印加手段とを設けたことを特徴とする
トナー搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16393094A JP3260978B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | トナー搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16393094A JP3260978B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | トナー搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830160A JPH0830160A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3260978B2 true JP3260978B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=15783533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16393094A Expired - Fee Related JP3260978B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | トナー搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3260978B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP5399319B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-01-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2014098748A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Fuji Xerox Co Ltd | トナー搬送装置、クリーニング装置及び画像形成装置 |
| JP6169051B2 (ja) * | 2014-07-17 | 2017-07-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤搬送装置、画像形成装置 |
| CN105035667B (zh) * | 2015-08-05 | 2017-07-28 | 浙江三信智能机械科技有限公司 | 瓶片专用管式螺旋输送机机壳 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP16393094A patent/JP3260978B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0830160A (ja) | 1996-02-02 |
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