JP3268677B2 - 耐火構造 - Google Patents

耐火構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐火構造に関し、ユニッ
ト建物に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、予め工場で製造された複数の建
物ユニットを建築現場で組立てることにより建築される
ユニット建物が知られている。このユニット建物には、
短期間で建築を完了できるというメリットがある。この
ようなユニット建物では、建物の構成要素である建物ユ
ニットの骨組みは金属製の柱や梁で形成される。当該建
物が集合住宅の場合や所定の高さを超える場合等には、
骨組みの周囲を耐火面材で囲う耐火構造を設ける必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
骨組みを個別に耐火材で被覆したのでは、被覆作業が煩
雑となって作業効率が悪いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、作業効率が向上する耐火
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、複
数の建物ユニットを相互に接合して建築されたユニット
建物の各ユニットの外壁部分に設けられる骨組みを一括
して囲む耐火構造であって、前記外壁部分の屋外側に
は、耐火性能を有する外壁材が設けられ、前記外壁部分
の室内側には、耐火性能を有する内壁材が設けられ、こ
れらの外壁材および内壁材は、取付部材を介して前記骨
組みに取り付けられ、前記外壁材および前記内壁材の間
の内部空間は、少なくとも一つの建物ユニットにおいて
は連通するとともに、当該建物ユニットの端縁部分では
内部が露出され、この内部空間に前記外壁部分に配置さ
れる骨組みである柱および梁が収納され、互いに隣接す
る建物ユニット同士の連結部においては、前記外壁材同
士および前記内壁材同士が隙間をおいて対向し、この隙
間には、可撓性を有する耐火目地材が前記外壁材および
前記内壁材と同一平面をなすように介装され、この耐火
目地材で前記内部空間が封鎖されていることを特徴とす
る。
【0006】本発明の第2発明は、複数の建物ユニット
を相互に接合して建築されたユニット建物の各ユニット
外壁部分に設けられる骨組みを一括して囲む耐火構造
であって、前記外壁部分の屋外側には、耐火性能を有す
る外壁材が設けられ、前記外壁部分の室内側には、耐火
性能を有する内壁材が設けられ、これらの外壁材および
内壁材は、互いに同材質の面材からなり、取付部材を介
して前記骨組みに取り付けられ、前記外壁材および前記
内壁材の間の内部空間には、前記外壁部分に配置される
骨組みである柱および梁が収納され、前記外壁材および
前記内壁材の互いに対応した位置に開口部が設けられ、
これらの開口部により、前記外壁部分に前記ユニット建
物の内外を連通する開口が設けられ、前記開口には、前
記外壁材の当該開口部における端縁と、前記内壁材の当
該開口部における端縁との間に架け渡された耐火面材が
設けられ、前記内部空間は、前記開口における前記外壁
材と前記内壁材との間が前記耐火面材により閉塞されて
いることを特徴とする。
【0007】
【作用】このような本発明の第1発明では、ユニット建
物の外壁部分に沿った複数の骨組みを、各ユニット毎に
まとめて外壁材および内壁材で耐火被覆するため、骨組
みを耐火面材で個別に被覆する煩雑さがなくなる。しか
も、隣接する建物ユニットの外壁材同士および内壁材同
士の隙間に、可撓性を有する耐火目地材を介装したの
で、建築現場でユニット建物を組み立てるにあたり、予
め、隣接する建物ユニットの一方に耐火目地材を取り付
けておけば、建物ユニット同士の連結により、隣接する
建物ユニットの外壁材同士および内壁材同士の隙間が耐
火目地材で自動的に塞がれ、これにより、外壁材および
内壁材の間に形成されている内部空間が封鎖される。そ
のうえ、耐火目地材が前記外壁材および前記内壁材の表
面と同一平面をなすので、外観を損なうことがない。こ
のため、ユニット建物の外壁部分の骨組みを耐火被覆で
覆う作業が容易に行えるようになり、耐火被覆作業の効
率が向上される。そのうえ、取付部材を介して外壁材お
よび内壁材を骨組みに取り付けたので、厚さの異なる各
種の外壁を建物ユニットに設置するにあたり、外壁の厚
さによらず、所定の厚さの外壁材および内壁材が利用で
き、外壁を形成する外壁材および内壁材の種類が少なく
なり、その取付作業に用いられる工具や治具の種類も少
なくなり、取付作業中に工具や冶具の交換作業が減り、
作業効率が向上し、これにより前記目的が達成される。
また、本発明の第2発明では、第1発明と同様に各ユニ
ット毎にまとめて外壁材および内壁材で複数の骨組みを
耐火被覆した上に、ユニット建物に窓や出入口を形成す
るために、外壁部分に内外を連通する開口を設けるにあ
たり、外壁材および内壁材の互いに対応した位置に開口
部を設けても、外壁材の開口部における端縁と、内壁材
の開ロ部における端縁との間に耐火面材が架け渡され、
この耐火面材により、外壁材と内壁材との間に形成され
る内部空間が閉塞される。このため、外壁部分に開口を
設けても、当該開口の近傍に設けられる骨組みを個別に
耐火面材で被覆する必要がなくなり、この点からも、ユ
ニット建物の外壁部分の骨組みを耐火被覆で覆う作業が
容易に行えるようになり、耐火被覆作業の効率が向上さ
れる。そのうえ、前記第1発明と同様に、取付部材を介
して外壁材および内壁材を骨組みに取り付けたので、厚
さの異なる各種の外壁を建物ユニットに設置するにあた
り、外壁の厚さによらず、所定の厚さの外壁材および内
壁材が利用でき、しかも、外壁材および内壁材として同
じ面材が採用でき、外壁を形成する画材の種類が一層少
なくなり、その取付作業に用いられる工具や冶具の種類
もさらに少なくなり、取付作業中に工具や冶具の交換作
業が減り、作業効率が向上し、これにより前記目的が達
成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係るユニット建物1の平
面が示されている。ユニット建物1は、予め工場で製造
した複数の建物ユニット2を建築現場で組立てて建築し
たものである。建物ユニット2の骨組み3は、四角筒状
の柱4および断面コ字形状の梁5から形成されたもので
ある。
【0009】これらの複数の骨組み3は、耐火性能の有
る外壁材6および内壁材7で一括して囲われており、こ
れらの外壁材6および内壁材7によりメンブレン式の耐
火構造が形成されている。すなわち、ユニット建物1の
外壁部分の屋外側には、耐火性能を有する外壁材6が設
けられ、外壁部分の室内側には、耐火性能を有する内壁
材7が設けられている。外壁材6および内壁材7の間の
内部空間は、少なくとも一つの建物ユニット2において
は連通している。また、この内部空間は、他の建物ユニ
ット2と連結する以前においては、建物ユニット2の端
縁部分に配置される端縁の内部が露出されている。さら
に、外壁材6および内壁材7の間の内部空間には、ユニ
ット建物1の外壁部分に配置される骨組み3である柱4
および梁5が収納されている。
【0010】外壁材6は、耐火性を有する珪酸カルシウ
ム製の面材である。外壁材6のうち、ユニット建物1の
図中左側の側面に配置されるものは、開口等が設けられ
ていない通常の外壁材6Aであり、図中上側の側面に配置
されるものは、中央部分に開口部6Cの有る窓用の外壁材
6Bである。
【0011】内壁材7は、外壁材6と同様に珪酸カルシ
ウム製の面材である。内壁材7のうち、ユニット建物1
の図中左側の側面に配置されるものは、開口等が設けら
れていない通常の内壁材7Aであり、図中上側の側面に配
置されるものは、外壁材6Bの開口部6Cに応じた位置に開
口部7Cが設けられた窓用の内壁材7Bである。
【0012】外壁材6および内壁材7とは、互いに所定
の間隔を開けて平行に設置されている。このうち外壁材
6Bと内壁材7Bとの間には、互いの開口部6C, 7Cの閉塞内
周部分を形成する珪酸カルシウム製の耐火面材8が介入
されている。すなわち、外壁材6の開口部6Cにおける端
縁と、内壁材7の開口部7Cにおける端縁との間には、耐
火面材8が架け渡されている。外壁材6および内壁材7
の間に形成される内部空間は、外壁部分の開口における
外壁材6と内壁材7との間が耐火面材8により閉塞され
ている。
【0013】図2には、水平に配列された二つの建物ユ
ニット2の外壁材6および内壁材7同士を直線的に連結
する連結部分Aが拡大されて示されている。図におい
て、柱4の図中左右の側面の各々には、外壁材6および
内壁材7の高さ寸法に応じた長さを有する断面コ字形状
の取付部材9が取付けられている。外壁材6および内壁
材7はこのコ字形状の取付部材9を介して柱4に固定さ
れている。各取付部材9の背面は、外壁材6および内壁
材7の端面と同一面を形成するように、隣接する建物ユ
ニット2に向かって突き出されている。これらの取付部
材9の背面と外壁材6および内壁材7の端面とが形成す
る連続面は、二つの建物ユニット2の接合時に対向配置
される突き合わせ面10となっている。一対の突き合わせ
面10の間には、ロックウール等の可撓性の有る耐火目地
材11が介装されている。この可撓性を有する耐火目地材
11により、建物ユニット2同士を連結すると、外壁材6
および内壁材7の間の内部空間が封鎖されるようになっ
ている。
【0014】図3には、図1で示した建物ユニット2の
コーナー部分において外壁材6および内壁材7同士を連
結する連結部分Bが拡大されて示されている。建物ユニ
ット2のコーナー部分においては、上下の梁5の間に断
面コ字形状の取付部材9A, 9Bが架け渡されている。この
うち取付部材9Bは、梁5から室内側に突き出た受材9Cを
介して梁5に固定されている。外壁材6は取付部材9Aを
介して梁5に取付けられ、内壁材7は取付部材9Bに介し
て梁5に取付けられている。柱4の建物ユニット2のコ
ーナーに当たる部分には、軽量気泡コンクリートで形成
した断面「く」字形状のコーナーパネル12が柱4の側面
に沿わせて設置されている。
【0015】コーナパネル12は、端面の表面側に段付部
13を有する物である。段付部13には所定寸法の隙間14を
あけて外壁材6の端部が配置されている。隙間14には耐
火性を有するロックウール等の耐火目地材15が充填され
ている。このコーナパネル12を介して建物ユニット2の
コーナー部分まで延びてきた外壁材6A, 6Bが互いに連結
されるようになっている。一方、内壁材7A, 7Bは、単に
一方の側面の縁に他方の端面を当接させた状態で固定す
ることにより連結されている。
【0016】図4には、上下に配列された二つの建物ユ
ニット2の外壁材6および内壁材7同士を直線的に連結
する連結部分Cが拡大されて示されている。上階建物ユ
ニット2における外壁材6の下端部は、断面コ字形状の
取付部材16を介して建物ユニット2の下方の梁5に固定
されている。外壁材6、取付部材16および梁5の各々の
底面は高さレベルが揃えられて連続面17を形成してい
る。下階建物ユニット2における外壁材6の上端部は、
下端部と同様に断面コ字形状の取付部材16を介して建物
ユニット2の上方の梁5に固定されている。外壁材6、
取付部材16および梁5の各々の上面は高さレベルが揃え
られて連続面18を形成している。
【0017】上階建物ユニット2における内壁材7の下
端部は、断面コ字形状の取付部材19を介して軽量気泡コ
ンクリート製の床下地面材20の上面に固定されている。
同建物ユニット2の下側の梁5からは、断面コ字形状の
受材21が室内側に突き出されている。一方、内壁材7の
裏面には、上下方向に延びる取付部材22が固定されてい
る。受材21に取付部材22の下端部を接合することによっ
ても、内壁材7の下端部の固定がなされている。なお、
内壁材7の下端が当接する床下地面材20の下面23は、高
さレベルが連続面17と同一となっている。下階建物ユニ
ット2の上側の梁5には、室内側に突き出た断面コ字形
状の受材24が設けられている。一方、同建物ユニット2
の内壁材7には、裏面に沿って上下方向に延びる取付部
材25が固定されている。受材24に取付部材25の下端部を
接合することにより、内壁材7の上端部が梁5に固定さ
れている。取付部材25の上端には、断面コ字形状の縁部
材26が設けられている。この縁部材26の上面27は、高さ
レベルが連続面18と同一となっている。
【0018】上側の連続面17と下側の連続面18との間、
および、床下地面材20の下面23との縁部材26の上面27と
の間には、それぞれロックウール等の可撓性を有する耐
火目地材28, 29が介装されている。二つの建物ユニット
2を相互に接合することにより、上下の外壁材6および
内壁材7同士が耐火目地材28, 29および床下地面材20を
介して自動的に連結されるようになっている。
【0019】このような本実施例では、予め工場で建物
ユニット2を製造する際に、外壁材6、内壁材7、およ
び、コーナーパネル12等を建物ユニット2に組付けてお
き、かつ相互に接合される一対の建物ユニット2のうち
の一方には、突き合わせ面10や連続面18等に耐火目地材
11,28,29を取付けておく。そして、建築現場で複数の建
物ユニット2の接合により、互いの外壁材6および内壁
材7を連結して耐火構造を完成させる。
【0020】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、建物ユニット2の外壁部分に
沿った複数の骨組み3を共に耐火性能を有する外壁材6
および内壁材7で耐火被覆したため、個別に骨組み3に
耐火被覆を施す煩雑さがなくなり、耐火被覆を行う作業
が容易となって作業効率を向上することができる。
【0021】また、外壁材6および内壁材7の連結部分
A,Cには、可撓性のある耐火目地材11,28,29を介装す
るようにしたため、建物ユニット2を相互に接合するに
あたり、建物ユニット2の設置位置に多少誤差が生じて
も、この誤差は耐火目地材11,28,29の変形により許容さ
れるようになるので、建物ユニット2を容易に接合する
ことができるうえ、外壁材6および内壁材7の同士の間
に隙間が生じても、耐火目地材11,28,29で塞がれるの
で、優れた耐火性を確保できる。
【0022】さらに、工場で建物ユニット2を製造する
にあたり、相互に接合される一対の建物ユニット2のう
、その一方には、予め工場で突き合わせ面10や連続面
18等に耐火目地材11,28,29を取付けておくので、建築現
場で建物ユニット2を接合すれば、各建物ユニット2の
外壁材6および内壁材7が自動的に連結される。このた
め、別途耐火構造を形成するための作業が要らず、建築
現場での作業を増やすことがない。また、ユニット建物
1に窓や出入口を形成するために、外壁部分に内外を連
通する開口を設けるにあたり、外壁材6および内壁材7
の互いに応した位置に開口部6C,7Cを設けても、外壁材
6の開口部6Cにおける端縁と、内壁材7の開口部7Cにお
ける端縁との間に耐火面材8が架け渡され、この耐火面
材8により、外壁材6および内壁材7の間に形成される
内部空間が閉塞される。このため、外壁部分に開口を設
けても、当該開口の近傍に設けられる骨組み3を個別に
耐火面材で被覆する必要がなくなり、ユニット建物1の
外壁部分の骨組み3を耐火被覆で覆う作業を容易に行う
ことができる。さらに、取付部材9,9A,9Bを介して外壁
材6および内壁材7を骨組み3に取り付け、厚さの異な
る各種の外壁でも、所定の厚さの外壁材6および内壁材
7を利用できるようにするとともに、外壁材6および内
壁材7として、同じ珪酸カルシウム製の耐火面材を採用
し、外壁材6および内壁材7を共用化できるようにした
ので、外壁を形成する面材の種類が一層少なくなり、そ
の取付作業に用いられる工具や治具の種類もさらに少な
くなり、取付作業中に工具や治具の交換作業が減り、こ
の点からも、作業効率を向上することができる。
【0023】なお、本発明は前述の一実施例に限定され
るものでなく、次に示すような変形などをも含むもので
ある。すなわち、外壁材としては、珪酸カルシウム製の
ものに限らず、他の材質、例えば、軽量気泡コンクリー
ト製のものでもよい。
【0024】また、内壁材としては、珪酸カルシウム製
のものに限らず、他の材質、例えば、ガラス繊維強化石
膏ボードや軽量気泡コンクリート製のものなどでもよ
い。
【0025】さらに、骨組みを形成する梁や柱として
は、断面四角形状の柱4や断面コ字形状の梁5に限ら
ず、例えば、断面H形状の柱、梁等でもよく、柱や梁の
形状は実施にあたり適宜選択すればよい。
【0026】また、耐火目地材11,28,29の材質として
は、ロックウールに限らず、例えば、セラミックファイ
バー等でもよく、要するに、可撓性および耐火性の両方
を有する材質であればよい。さらに、耐火目地材11,28,
29としては、予め工場で接合すべき二つの建物ユニット
2のうちの一方に取付けられるワンピースのものに限ら
ず、予め工場で建物ユニット2の各々に個別に取付けら
れ、建物ユニット2の接合により一体化される二分割式
のものでもよい。
【0027】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、耐火被覆
にかかる作業効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のユニット建物の全体を示す
平面図である。
【図2】図1の連結部分Aを示す拡大された平面図であ
る。
【図3】図1の連結部分Bを示す拡大された平面図であ
る。
【図4】上下に配列された二つの建物ユニットにおける
連結部分Cを示す拡大された立面図である。
【符号の説明】
ユニット建物 2 建物ユニット 3 骨組み 4 骨組みである柱 5 骨組みである梁 6 外壁材 7 内壁材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の建物ユニットを相互に接合して建
    築されたユニット建物の耐火構造であって、 各ユニットの外壁部分に設けられる骨組みを含めて外壁
    部分の屋外側を耐火性能を有する外壁材で覆い、 各ユニットの外壁部分に設けられる骨組みを含めて外壁
    部分の室内側を耐火性能を有する内壁材で覆い、 これらの外壁材および内壁材は、取付部材を介して前記
    骨組みに取り付けられ、 前記外壁材および前記内壁材の間の内部空間は、少なく
    とも一つの建物ユニットにおいては連通するとともに、
    当該建物ユニットの端縁部分では内部が露出され、この
    内部空間に前記外壁部分に配置される骨組みである柱お
    よび梁が収納され、 互いに隣接する建物ユニット同士の連結部においては、
    前記外壁材同士および前記内壁材同士が隙間をおいて対
    向し、この隙間には、可撓性を有する耐火目地材が前記
    外壁材および前記内壁材と同一平面をなすように介装さ
    れ、この耐火目地材で前記内部空間が封鎖されているこ
    とを特徴とするユニット建物の耐火構造
  2. 【請求項2】 複数の建物ユニットを相互に接合して建
    築されたユニット建物の耐火構造であって、 各ユニットの外壁部分に設けられる骨組みを含めて外壁
    部分の屋外側を耐火性能を有する外壁材で覆い、 各ユニットの外壁部分に設けられる骨組みを含めて外壁
    部分の室内側を耐火性能を有する内壁材で覆い、 これらの外壁材および内壁材は、互いに同材質の面材か
    らなり、取付部材を介して前記骨組みに取り付けられ、 前記外壁材および前記内壁材の間の内部空間には、前記
    外壁部分に配置される骨組みである柱および梁が収納さ
    れ、 前記外壁材および前記内壁材の互いに対応した位置に開
    口部が設けられ、これらの開口部により、前記外壁部分
    に前記ユニット建物の内外を連通する開口が設けられ、 前記開口には、前記外壁材の当該開口部における端縁
    と、前記内壁材の当該開口部における端縁との間に架け
    渡された耐火面材が設けられ、 前記内部空間は、前記開口における前記外壁材と前記内
    壁材との間が前記耐火面材により閉塞されていることを
    特徴とするユニット建物の耐火構造。
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