JP3286080B2 - 高輝度時色抑圧回路 - Google Patents

高輝度時色抑圧回路

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JP3286080B2
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克巳 弘中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラなどに
利用される高輝度時色抑圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高輝度時色抑圧回路としては図7
に示すものがある。図7は、ビデオカメラで使用される
従来の高輝度時色抑圧回路のブロック図であり、1は輝
度信号Yを入力する入力端子、2は色信号Cを入力する
入力端子、3は輝度信号Yの高輝度部分を検出するため
の基準電圧、4は基準電圧3と輝度信号Yを比較して、
輝度信号Yの高輝度部分を検出し、そのレベルに応じて
検出電圧を出力する比較器、8は比較器4から出力され
た検出電圧に応じて入力端子2から入力された色信号C
の振幅を制御する利得制御回路、6は入力端子1から入
力した輝度信号Yを入力端子2から入力した色信号Cの
ディレイ量をあわせるためのディレイ回路、7は利得制
御回路8から出力された色信号とディレイ回路6から出
力された輝度信号をミックスしてビデオ信号をつくるY
/Cミックス回路、5はY/Cミックス回路7からのビ
デオ信号を出力する出力端子である。
【0003】以上のように構成された高輝度時色抑圧回
路について、以下その動作を説明する。まず、入力端子
1から入力した輝度信号Yは、比較器4とディレイ回路
6に入力する。比較器4に入力した輝度信号Yは、あら
かじめ設定された基準電圧3より高い部分を高輝度部分
として検出し、検出レベルに応じた検出電圧を出力す
る。入力端子2から入力した色信号Cは、利得制御回路
8に入力し、比較器4から出力される検出電圧によって
振幅を制御されて出力される。一方、ディレイ回路6で
は入力した輝度信号Yが、入力端子2から入力した色信
号Cが利得制御回路8を通過するのにディレイする分だ
け、ディレイするように設定しておく。ディレイ回路6
から出力された輝度信号は利得制御回路8から出力され
た色信号とY/Cミックス回路7でビデオ信号にミック
スされて、出力端子5から出力される。
【0004】ビデオカメラなどでは、高輝度部分をより
明るく見せるために色信号Cを抑圧して白くしている。
この高輝度時色抑圧回路では、輝度信号Yがあらかじめ
設定した基準電圧より高い部分を高輝度部分として検出
し、図8に示すように、輝度信号Yが100IRE以下
では色信号Cをある利得G0で増幅して出力し、輝度信
号Yが100IREを超えると色信号Cの利得を下げ
て、最終的に輝度信号Yが120IREで色信号CをG
0−40dBの利得で色信号Cを抑圧し、高輝度部分が
より明るく見えるように色を消して白くする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の高輝度時色抑圧回路では、高輝度部分は色信号Cを
抑圧して白くし、より明るく見えるようにするが、小さ
い面積の部分についている色だけでなく、広い面積の部
分たとえば青空などについている色も消えてしまい、違
和感のある画像になるという問題点があった。
【0006】この発明は上記従来の問題点を解決するも
ので、高輝度部分のうち小さな面積の部分の色は消して
白くして、より明るく見えるようにし、青空など広い面
積の部分の色は残して画像に違和感の生じない高輝度時
色抑圧回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の高輝度時
色抑圧回路は、あらかじめ設定されたレベル以上の輝度
信号の振幅を検出する比較回路と、輝度信号の振幅が比
較回路の設定レベル以下のときは色信号を通過させる一
定の帯域幅を有し、輝度信号の振幅が比較回路の設定レ
ベルを超えると比較回路の検出レベルに応じて色信号を
通過させる帯域幅を狭くするフィルタとを備えている。
【0008】請求項2記載の高輝度時色抑圧回路は、あ
らかじめ設定されたレベル以上の輝度信号の振幅を検出
する比較回路と、色信号を通過させる帯域幅の広い第1
のフィルタと、この第1のフィルタに並列接続され色信
号を通過させる帯域幅の狭い第2のフィルタと、第1お
よび第2のフィルタに接続され、輝度信号の振幅が比較
回路の設定レベル以下のときは第1のフィルタからの入
力を出力し、輝度信号の振幅が比較回路の設定レベルを
超えると比較回路の検出レベルに応じて第1のフィルタ
からの入力を出力する割合を減少させるとともに第2の
フィルタからの入力を出力する割合を増加させる混合回
路とを備えている。
【0009】請求項3記載の高輝度時色抑圧回路は、あ
らかじめ設定されたレベル以上の輝度信号の振幅を検出
する比較回路と、色信号を通過させる帯域幅の広い第1
のフィルタと、この第1のフィルタに並列接続され色信
号を通過させる帯域幅の狭い第2のフィルタと、第1お
よび第2のフィルタに接続され、輝度信号の振幅が比較
回路の設定レベル以下のときは第1のフィルタからの入
力を出力し、輝度信号の振幅が比較回路の設定レベルを
超えたときは第2のフィルタからの入力を出力する切替
回路とを備えている。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成によれば、フィルタの帯域
幅を変化させることにより、すなわち、輝度信号の振幅
が設定レベル以下のときは一定の帯域幅で色信号を通過
させ、輝度信号の振幅が設定レベルを超えるとその検出
レベルに応じて色信号を通過させる帯域幅を狭くするこ
とにより、高輝度部分のうち小さな部分の色は消して白
くしてより明るく見え、青空など広い面積の部分の色は
残るようになるため画像に違和感の生じない高輝度時色
抑圧回路を実現できる。
【0011】請求項2記載の構成によれば、帯域幅の異
なる第1および第2のフィルタからの入力を出力する混
合回路の出力の割合を変化させることにより、すなわ
ち、輝度信号の振幅が設定レベル以下のときは帯域幅の
広い第1のフィルタからの入力を出力し、輝度信号の振
幅が設定レベルを超えるとその検出レベルに応じて第1
のフィルタからの入力を出力する割合を減少させるとと
もに帯域幅の狭い第2のフィルタからの入力を出力する
割合を増加させることにより、高輝度部分のうち小さな
部分の色は消して白くしてより明るく見え、青空など広
い面積の部分の色は残るようになるため画像に違和感の
生じない高輝度時色抑圧回路を実現できる。
【0012】請求項3記載の構成によれば、切替回路の
出力を第1のフィルタからの入力と第2のフィルタから
の入力とを切り替えることにより、すなわち、輝度信号
の振幅が設定レベル以下のときは帯域幅の広い第1のフ
ィルタからの入力を出力し、輝度信号の振幅が比較回路
の設定レベルを超えたときは帯域幅の狭い第2のフィル
タからの入力を出力することにより、高輝度部分のうち
小さな部分の色は消して白くしてより明るく見え、青空
など広い面積の部分の色は残るようになるため画像に違
和感の生じない高輝度時色抑圧回路を実現できる。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1はこの発明の第1の実施例の高
輝度時色抑圧回路を示すブロック図である。図1におい
て、9は比較器4の検出電圧に応じて帯域幅を制限する
バンドパスフィルタであり、図7に示す従来例と同様な
部分については図7と同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0014】以上のように構成される第1の実施例の高
輝度時色抑圧回路について、以下その動作を説明する。
まず、入力端子1から入力した輝度信号Yは、比較器4
とディレイ回路6に入力する。比較器4に入力した輝度
信号Yは、あらかじめ設定された基準電圧3より高い部
分を高輝度部分として検出し、検出レベルに応じた検出
電圧を出力する。入力端子2から入力した色信号Cは、
バンドパスフィルタ9に入力し、比較器4から出力され
る検出電圧によって帯域幅を制御されて出力される。一
方、ディレイ回路6では、入力した輝度信号Yを、入力
端子2から入力した色信号Cがバンドパスフィルタ9を
通過するのにディレイする分だけ、ディレイするように
設定しておく。ディレイ回路6から出力された輝度信号
はバンドパスフィルタ9から出力された色信号とY/C
ミックス回路7でビデオ信号にミックスされて、出力端
子5から出力される。
【0015】たとえばこの構成をNTSC方式のビデオ
カメラに使用したとする。輝度信号が100IRE以下
のときのバンドパスフィルタ9の帯域幅を3.58MH
z±500kHzとし、輝度信号が100IREを超え
ると、図4に示すように、バンドパスフィルタ9の帯域
幅を狭くしていき、最終的にバンドパスフィルタ9の帯
域幅が3.58MHz±100kHzに制限されるとす
ると、画面の水平方向は16.73kHzの周波数に相
当しているから、±100kHzの帯域幅にある色信号
は、画面の水平方向の(16.73kHz/100kH
z)=1/6以上の面積を占めていると考えられる。す
なわち画面全体が一様な色の場合は3.58MHzの単
一周波数の色信号で、±100kHzの帯域幅にある色
信号は画面の1/6以上の広い面積についている色と考
えられるから、青空のような広い面積の色は消されずに
のこり、図5に示されるように、画面51において小さ
く写っている金属棒の先端52のような部分の色信号は
バンドパスフィルタ9を通過できないので白くなり、よ
り明るく見せることができる。
【0016】以上のようにこの実施例によれば、高輝度
部分のうち小さな面積の部分の色は消して白くして、よ
り明るく見えるようにし、青空など広い面積の部分の色
は残るようしているため画像に違和感が生じない。また
この発明は色信号のみならず、原色信号や色差信号にも
同様に適用できるものであり、その場合にはバンドパス
フィルタ9のかわりにローパスフィルタを用いればよ
い。
【0017】次に、この発明の第2の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図2はこの発明の第2の
実施例の高輝度時色抑圧回路を示すブロック図である。
図2において、10aは第1のバンドパスフィルタであ
り、10bは第2のバンドパスフィルタであり、11は
第1,第2のバンドパスフィルタ10a,10bの出力
信号を比較器4の検出電圧に応じて混合する混合回路で
あり、図7に示す従来例と同様な部分については図7と
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0018】以上のように構成される第2の実施例の高
輝度時色抑圧回路について、以下その動作を説明する。
まず、入力端子1から入力した輝度信号Yは、比較器4
とディレイ回路6に入力する。比較器4に入力した輝度
信号Yは、あらかじめ設定された基準電圧3より高い部
分を高輝度部分として検出し、検出レベルに応じた検出
電圧を出力する。入力端子2から入力した色信号Cは、
第1,第2のバンドパスフィルタ10a,10bに入力
される。第1のバンドパスフィルタ10aに入力した色
信号Cはある帯域幅に制限されて出力され、第2のバン
ドパスフィルタ10bに入力した色信号Cはまた別のあ
る帯域幅に制限されて出力され、混合回路11で比較器
4からの検出電圧に応じたある割合で混合されて出力さ
れる。一方、ディレイ回路6では、入力した輝度信号Y
を、入力端子2から入力した色信号Cが第1,第2のバ
ンドパスフィルタ10a,10bを通過するのにディレ
イする分だけ、ディレイするように設定しておく。ディ
レイ回路6から出力された輝度信号は混合回路11から
出力された色信号とY/Cミックス回路7でビデオ信号
にミックスされて、出力端子5から出力される。
【0019】たとえばこの構成を第1の実施例と同じく
NTSC方式のビデオカメラに使用したとする。第1の
バンドパスフィルタ10aの帯域幅を3.58MHz±
500kHzとし、第2のバンドパスフィルタ10bの
帯域幅を3.58MHz±100kHzとしておく。そ
して混合回路11からの出力信号における第1のバンド
パスフィルタ10aからの出力信号の占める混合の割合
をkとし、図6の実線61で示すように、輝度信号が1
00IRE以下のときは混合の割合k=1とし、輝度信
号が100IREを超えると混合の割合kが小さくなっ
ていき、最終的に輝度信号が120IREでk=0にな
るようにしておくと、100IREを越える高輝度部分
では輝度信号の振幅が100IREよりも大きくなる
と、混合回路11からは第1のバンドパスフィルタ10
aから出力される3.58MHz±500kHzの帯域
幅を持つ色信号は徐々に小さくなって最終的に出力され
なくなり、逆に第2のバンドパスフィルタ10bから出
力される3.58MHz±100kHzに帯域制限され
た色信号が大きくなっていく。よって輝度信号が100
IREよりも大きくなるにつれて±100kHz〜±5
00kHzの帯域にある色信号は徐々に小さくなって、
最終的に出力されなくなるが、3.58MHz±100
kHzの帯域にある色信号は常にある一定の振幅に保た
れる。
【0020】最終的に第2のバンドパスフィルタ10b
の帯域幅が3.58MHz±100kHzに制限される
とすると、画面の水平方向は16.73kHzの周波数
に相当しているから、±100kHzの帯域幅にある色
信号は画面の水平方向の(16.73kHz/100k
Hz)=1/6以上の面積を占めていると考えられる。
すなわち画面全体が一様な色の場合は3.58MHzの
単一周波数の色信号で、±100kHzの帯域幅にある
色信号は画面の1/6以上の広い面積についている色と
考えられるから、青空のような広い面積の色は消されず
にのこり、図5に示されるように、画面51において小
さく写っている金属棒の先端52のような部分の色信号
はバンドパスフィルタを通過できないので白くなり、よ
り明るく見せることができる。
【0021】以上のようにこの実施例によれば、高輝度
部分のうち小さな面積の部分の色は消して白くして、よ
り明るく見えるようにし、青空など広い面積の部分の色
は残るようにしているため画像に違和感が生じない。ま
たこの実施例によれば、図6の破線62で示すように、
高輝度時にも混合の割合kが最終的に輝度信号が120
IREのときにある割合k=bを維持するようにするこ
とで、高輝度時に広い面積の色とともに小さな面積につ
いている色についても消してしまわずに薄く残すという
ことも簡単にできる。
【0022】またこの発明は色信号のみならず、原色信
号や色差信号にも同様に適用できるものであり、バンド
パスフィルタ10a,10bのかわりにローパスフィル
タを用いればよい。次に、この発明の第3の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。図3はこの発明の
第3の実施例の高輝度時色抑圧回路を示すブロック図で
ある。図3において、10aは第1のバンドパスフィル
タであり、10bは第2のバンドパスフィルタであり、
12は第1,第2のバンドパスフィルタ10a,10b
の出力信号を比較器4の検出電圧に応じて切り換える切
替回路であり、図7に示す従来例と同様な部分について
は図7と同一符号を付し、その説明を省略する。
【0023】以上のように構成される第3の実施例の高
輝度時色抑圧回路について、以下その動作を説明する。
まず、入力端子1から入力した輝度信号Yは、比較器4
とディレイ回路6に入力する。比較器4に入力した輝度
信号Yは、あらかじめ設定された基準電圧3より高い部
分を高輝度部分として検出し、検出レベルに応じた検出
電圧を出力する。入力端子2から入力した色信号Cは、
第1,第2のバンドパスフィルタ10a,10bに入力
される。第1のバンドパスフィルタ10aに入力した色
信号Cはある帯域幅に制限されて出力され、第2のバン
ドパスフィルタ10bに入力した色信号Cはまた別のあ
る帯域幅に制限されて出力され、切替回路12で第1の
バンドパスフィルタ10aの出力信号および第2のバン
ドパスフィルタ10bの出力信号のうちどちらかを比較
器4からの検出電圧に応じて出力する。一方、ディレイ
回路6では、入力した輝度信号Yを、入力端子2から入
力した色信号Cが第1,第2のバンドパスフィルタ10
a,10bを通過するのにディレイする分だけ、ディレ
イするように設定しておく。ディレイ回路6から出力さ
れた輝度信号は切替回路12から出力された色信号とY
/Cミックス回路7でビデオ信号にミックスされて、出
力端子5から出力される。
【0024】たとえばこの構成を第1の実施例と同じく
NTSC方式のビデオカメラに使用したとする。第1の
バンドパスフィルタ10aの帯域幅を3.58MHz±
500kHzとし、第2のバンドパスフィルタ10bの
帯域幅を3.58MHz±100kHzとしておく。さ
らに切替回路12は、輝度信号Yが100IRE以下で
は第1のバンドパスフィルタ10aからの信号を出力
し、100IREを超えると第2のバンドパスフィルタ
10bからの信号を出力するように切り替わるとする
と、高輝度部分の輝度信号Yが100IRE以下のとき
には3.58MHz±500kHzの帯域幅を持つ色信
号が出力され、100IREを超えるときには3.58
MHz±100kHzの帯域幅を持つ色信号が出力され
るようになる。
【0025】第2のバンドパスフィルタ10bの帯域幅
が3.58MHz±100kHzに制限されるとする
と、画面の水平方向は16.73kHzの周波数に相当
しているから、±100kHzの帯域にある色信号は画
面の水平方向の(16.73kHz/100kHz)=
1/6以上の面積を占めていると考えられる。すなわち
画面全体が一様な色の場合は3.58MHzの単一周波
数の色信号で、±100kHzの帯域幅にある色信号は
画面の1/6以上の広い面積についている色と考えられ
るから、青空のような広い面積の色は消されずにのこ
り、図5に示されるように、画面51において小さく写
っている金属棒の先端52のような部分の色信号はバン
ドパスフィルタを通過できないので白くなり、より明る
く見せることができる。
【0026】以上のようにこの実施例によれば、高輝度
部分のうち小さな面積の部分の色は消して白くして、よ
り明るく見えるようにし、青空など広い面積の部分の色
は残るようにしているため画像に違和感が生じない。ま
たこの実施例によれば、第1,第2のバンドパスフィル
タ10a,10bからの信号を輝度信号の振幅に応じて
切り換えて出力するだけで、輝度信号の振幅に応じてバ
ンドパスフィルタ10a,10bの特性を変化させた
り、色信号の振幅を変化させたりしないので、あらかじ
め第1,第2のバンドパスフィルタ10a,10bの特
性を設定しておけば、輝度信号により色信号の特性にバ
ラツキを生じることなく必要な帯域と振幅をもった色信
号を得ることができる。
【0027】またこの発明は色信号のみならず、原色信
号や色差信号にも同様に適用できるものであり、バンド
パスフィルタ10a,10bのかわりにローパスフィル
タを用いればよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の高輝度時色抑圧回路は、
フィルタの帯域幅を変化させることにより、すなわち、
輝度信号の振幅が設定レベル以下のときは一定の帯域幅
で色信号を通過させ、輝度信号の振幅が設定レベルを超
えるとその検出レベルに応じて色信号を通過させる帯域
幅を狭くすることにより、高輝度部分のうち小さな部分
の色は消して白くしてより明るく見え、青空など広い面
積の部分の色は残るようになるため画像に違和感を生じ
ないようにできる。
【0029】請求項2記載の高輝度時色抑圧回路は、帯
域幅の異なる第1および第2のフィルタからの入力を出
力する混合回路の出力の割合を変化させることにより、
すなわち、輝度信号の振幅が設定レベル以下のときは帯
域幅の広い第1のフィルタからの入力を出力し、輝度信
号の振幅が設定レベルを超えるとその検出レベルに応じ
て第1のフィルタからの入力を出力する割合を減少させ
るとともに帯域幅の狭い第2のフィルタからの入力を出
力する割合を増加させることにより、高輝度部分のうち
小さな部分の色は消して白くしてより明るく見え、青空
など広い面積の部分の色は残るようになるため画像に違
和感を生じないようにできる。
【0030】請求項3記載の高輝度時色抑圧回路は、切
替回路の出力を第1のフィルタからの入力と第2のフィ
ルタからの入力とを切り替えることにより、すなわち、
輝度信号の振幅が設定レベル以下のときは帯域幅の広い
第1のフィルタからの入力を出力し、輝度信号の振幅が
比較回路の設定レベルを超えたときは帯域幅の狭い第2
のフィルタからの入力を出力することにより、高輝度部
分のうち小さな部分の色は消して白くしてより明るく見
え、青空など広い面積の部分の色は残るようになるため
画像に違和感を生じないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の高輝度時色抑圧回路
を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施例の高輝度時色抑圧回路
を示すブロック図である。
【図3】この発明の第3の実施例の高輝度時色抑圧回路
を示すブロック図である。
【図4】この発明の第1の実施例におけるバンドパスフ
ィルタ特性を示す図である。
【図5】この発明の実施例において画面上小さく写って
いる金属棒の表示例を示す図である。
【図6】この発明の第2の実施例における混合回路の特
性を示す図である。
【図7】従来例の高輝度時色抑圧回路を示すブロック図
である。
【図8】従来例における利得制御回路の特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 輝度信号入力端子 2 色信号入力端子 3 基準電圧 4 比較器 5 出力端子 6 ディレイ回路 7 Y/Cミックス回路 9 バンドパスフィルタ 10a 第1のバンドパスフィルタ 10b 第2のバンドパスフィルタ 11 混合回路 12 切替回路 Y 輝度信号 C 色信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 好宜 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−105694(JP,A) 特開 平3−254294(JP,A) 特開 平6−54339(JP,A) 特開 平7−67130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/64 - 9/77

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定されたレベル以上の輝度
    信号の振幅を検出する比較回路と、輝度信号の振幅が前
    記比較回路の設定レベル以下のときは色信号を通過させ
    る一定の帯域幅を有し、輝度信号の振幅が前記比較回路
    の設定レベルを超えると前記比較回路の検出レベルに応
    じて色信号を通過させる帯域幅を狭くするフィルタとを
    備えた高輝度時色抑圧回路。
  2. 【請求項2】 あらかじめ設定されたレベル以上の輝度
    信号の振幅を検出する比較回路と、色信号を通過させる
    帯域幅の広い第1のフィルタと、この第1のフィルタに
    並列接続され色信号を通過させる帯域幅の狭い第2のフ
    ィルタと、前記第1および第2のフィルタに接続され、
    輝度信号の振幅が前記比較回路の設定レベル以下のとき
    は前記第1のフィルタからの入力を出力し、輝度信号の
    振幅が前記比較回路の設定レベルを超えると前記比較回
    路の検出レベルに応じて前記第1のフィルタからの入力
    を出力する割合を減少させるとともに前記第2のフィル
    タからの入力を出力する割合を増加させる混合回路とを
    備えた高輝度時色抑圧回路。
  3. 【請求項3】 あらかじめ設定されたレベル以上の輝度
    信号の振幅を検出する比較回路と、色信号を通過させる
    帯域幅の広い第1のフィルタと、この第1のフィルタに
    並列接続され色信号を通過させる帯域幅の狭い第2のフ
    ィルタと、前記第1および第2のフィルタに接続され、
    輝度信号の振幅が前記比較回路の設定レベル以下のとき
    は前記第1のフィルタからの入力を出力し、輝度信号の
    振幅が前記比較回路の設定レベルを超えたときは前記第
    2のフィルタからの入力を出力する切替回路とを備えた
    高輝度時色抑圧回路。
JP12363894A 1994-06-06 1994-06-06 高輝度時色抑圧回路 Expired - Fee Related JP3286080B2 (ja)

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