JP3290417B2 - ストックコンベヤ - Google Patents

ストックコンベヤ

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JP3290417B2
JP3290417B2 JP05143399A JP5143399A JP3290417B2 JP 3290417 B2 JP3290417 B2 JP 3290417B2 JP 05143399 A JP05143399 A JP 05143399A JP 5143399 A JP5143399 A JP 5143399A JP 3290417 B2 JP3290417 B2 JP 3290417B2
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裕彦 秋山
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マルヤス機械株式会社
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搬送物(例え
ば、青果物を収容した段ボールケース(カートン))の
移動を一時的に停止させてコンベヤ上に被搬送物をスト
ックしたり、被搬送物を連続して搬送するストックコン
ベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、青果物を収容した段ボールケース
を搬送の途中でストックしたり、或いは連続して搬送す
るコンベヤとしてローラコンベヤが多く使用され、その
ローラの駆動方式としてチェーン駆動方式と丸ベルト駆
動方式が一般的に挙げられる。
【0003】ところで、青果物(野菜、果物など)を収
容した段ボールケースは、外表面が平らな直方体(又は
立方体)ではなく、必ず膨らみができている。特に、コ
ンベヤによる搬送に影響する底面は、内容物の形状に影
響されるだけでなく、収容する青果物に付着する水滴
(朝収穫した野菜に付着する露等)であるとか、或いは
段ボールを製凾する時に粘着テープ又はステップラーを
使用するが、段ボールの裁断寸法が精度よく行なわれて
いないために、フラップの合せ面が膨らみ易く、しかも
ステップラーを打つ場所は一般的に左右1ヶ所であるた
め、そのステップラー以外のところは膨らみ易い傾向に
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような段ボー
ルケースa’を一旦ストックするためにストッパ8等に
より搬送を止めて貯留した後、ストッパを解除して再発
進させた時、ローラ9とローラ9のピッチ間に前記した
段ボールケースの底面の膨らみが入り込むか、或いはス
テップラーで止めたフラップが下方(開き方向)に向け
て盛り上がってローラに引っ掛かり搬送できないという
ことが発生する。(図8参照)このような場合、現状で
はローラの回転速度を必要以上に上げてその反動で段ボ
ールケースのローラに対する引っ掛かりを外し、搬送し
ている。
【0005】しかし、上記した引っ掛かり解消法はロー
ラの回転速度を必要以上に上げその反動で搬送するた
め、衝撃が大きく内容物に傷がつくといった問題を有す
る。又、段ボールケースが引っ掛かって止まる形態で一
番困るのは、コンベヤ上にストックした最後尾の段ボー
ルケース自体が引っ掛かった場合で、この場合はストッ
クしたケースの最後のケースが残留することになり、数
量を限定してストックし、それらを出荷或いは積み付け
(パレタイズ)する時に、システム全体に影響を及ぼす
ことになる。更に、こうしたストックラインは品種や等
級毎にラインを構成するために、多段或いは多列におよ
ぶ為、残留した段ボールを発見したり、再発進させるこ
とが難しく、その改善が求められていた。
【0006】上記問題点を解決する手段として、無端回
動する前後一対のチェーン間にローラを一定のピッチで
架設したローラスラット式コンベヤが考えられるが、ロ
ーラ自体をスラットとして動作させるために構造が複雑
であり、高価である。又、ローラコンベヤのようにロー
ラピッチ間にストッパ等を配置することができない為、
ストックの為の制御も複雑となり、しかも搬送方向の上
流側と下流側に配置されるスプロケットは径が比較的大
きい為、接続配置するコンベヤ相互間の隙間が大きく、
乗り移りがスムーズに行えないし、チェーンが走行する
為に音がうるさく、速度を上げられないといった難点を
有する。
【0007】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
段ボールケース(カートン)の底部に膨らみや、フラッ
プ合せ面の盛り上がり(半開き)等があっても、それら
段ボールケースを滞留させること無く確実に搬送するこ
とができるストックコンベヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明が講じた技術的手段は、前後一対のフレーム間に
搬送ローラが所定のピッチで架設支持され、且つ任意の
搬送ローラ間に被搬送物の移動を止めるストッパが上下
出没自在に設けられたストックコンベヤにおいて、前記
搬送ローラを、軸長さの中央部に小径ローラを、その小
径ローラの左右両側に大径ローラを夫々遊転自在に取り
付けた一列3個からなるローラで構成し、前後一対のフ
レーム間に架設した各搬送ローラの小径ローラ部外周に
無端ベルトを巻装し、該無端ベルトを駆動機構で駆動自
在とした構成を特徴とする。上記搬送ローラを構成する
中央部の小径ローラと、その左右両側に配置される大径
ローラとの寸法差は、小径ローラの外周に無端ベルトを
巻装してもそのベルト表面よりも大径ローラの外周面が
僅か上位にある寸法差とする。又、小径ローラと大径ロ
ーラの幅寸法は、軸長さの約1/3とした同じ長さで
も、或いは大径ローラを小径ローラよりも長くするなど
任意である。更に、小径ローラの外周に巻装する無端ベ
ルトの幅は小径ローラのローラ幅よりもやや狭い幅と
し、ベルトの搬送面は滑りやすく形成する。
【0009】又、上記無端ベルトの回転方向の上流側と
下流側の端部に、少なくとも搬送ローラの小径ローラよ
り大径なテールローラを配置し、その両テールローラに
亘って無端ベルトを巻装してもよい。この場合、両端に
配置するテールローラの外径は搬送ローラを構成する大
径ローラの外径寸法と同じか、或いは大径ローラの外径
より僅かに大きい径とする。本発明のストックコンベヤ
は上記した3個1セットの搬送ローラのみで構成するこ
と無く、上記搬送ローラ間に、該搬送ローラを構成する
小径ローラと同径の一本ものの中間ローラを配置して構
成してもよい。この場合、中間ローラの配置は搬送ロー
ラと交互になるように1本おきに配置したり、或いは搬
送ローラ2本おきに中間ローラを配置するなど任意であ
る。被搬送物の移動を止めるストッパは無端ベルトの左
右両側に位置する大径ローラの横幅範囲内に設置し、そ
の大径ローラのピッチ間、又は大径ローラと中間ローラ
との間を利用して上下させるようにする。又、上記無端
ベルトを駆動する駆動機構としては、両端のテールロー
ラ間にドライブプーリを配置するセンタードライブ方
式、或いはテールローラの一方をドライブプーリとする
ヘッドドライブ方式等、ベルトを駆動でき得る機構であ
ればどんな方式でもよい。
【0010】上記した手段によれば、搬送ローラを幅方
向の中央部を小径ローラ、その左右両側を大径ローラと
した異径ローラの組み合わせで構成したことにより、段
ボールケースの底面が膨らんでいても程よくフィットす
る。そして、中央部に配置した小径ローラの外周に無端
ベルトを巻装したことにより、中央部に位置するベルト
の厚みを含めても程よい加減に段ボールケースの底面と
フィットする。しかも、段ボールケースの搬送は無端ベ
ルトに乗っている為スムーズに行なわれ、且つストッパ
により段ボールケースを止めてストックする場合でも、
段ボールケースは左右両側の大径ローラ上に荷重が分散
されて支持されている為、大きなラインプレッシャーと
ならずにストックすることが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1,2は本発明に係るストックコ
ンベヤの実施の形態の一例を示し、図中、1,1’は所
定の間隔をおいて対峙する前後一対のフレームで、この
フレーム1,1’間に搬送ローラ2と中間ローラ3が搬
送方向に向かって交互に配置され、更に搬送方向の上流
(始端)側と下流(終端)側の端部にテールローラ4,
4’が配置され、その両端部のテールローラ4,4’及
び前記した搬送ローラ2、中間ローラ3の幅方向の中央
部に無端ベルト5を巻装し、その無端ベルト5はセンタ
ードライブ方式の駆動機構6で駆動自在とされ、下流側
のテールローラ4と搬送ローラ2との間にストッパ7,
7’が出没自在に配置されている。
【0012】前後一対のフレーム1,1’間に配置する
搬送ローラ2は、フレーム1,1’に架設し得る長さを
有した軸2aと、その軸2aの長さの約1/3の長さを
有し該軸2aの中央部に配置する小径ローラ2bと、前
記小径ローラ2bよりやや長く且つ小径ローラ2bより
大径な左右両側の大径ローラ2c,2c’とで構成さ
れ、小径ローラ2bと大径ローラ2c,2c’は軸2a
に対して遊転自在に取り付けられている。そして、小径
ローラ2bと大径ローラ2c,2c’との外径寸法の差
は小径ローラ2bの外側に無端ベルト5が巻装されても
大径ローラ2c,2c’の外周面が無端ベルト5の外表
面(搬送面)よりも上位に位置するように設定する。
【0013】搬送ローラ2と交互に配置される中間ロー
ラ3は、フレーム1,1’間に架設し得る長さを有した
軸の外側に前記した搬送ローラ2を構成する小径ローラ
2bの外径と略同径で、搬送ローラ2と同じ長さを有し
たローラが遊転自在に取り付けられて形成されている。
【0014】テールローラ4,4’は、前記した中間ロ
ーラ3同様、フレーム1,1’間に架設し得る長さを有
した軸の外側に搬送ローラ2を構成する大径ローラ2
c,2c’の外径と略同径で、搬送ローラ2と同じ長さ
を有したローラが遊転自在に取り付けられて形成されて
いる。
【0015】上記した搬送方向に沿った両端のテールロ
ーラ4,4’に亘って巻装する無端ベルト5はベルトコ
ンベヤに使用される今日周知のベルトで、搬送面はやや
滑りやすく構成され、その無端ベルト5は前記した搬送
ローラ2を構成する幅方向の中央部に配置した小径ロー
ラ2bの横幅よりやや狭い幅とし、その無端ベルト5は
搬送ローラ2の小径ローラ2bの幅内に配置巻回されて
いる。そして、上記無端ベルト5は、モータ6a、ドラ
イブプーリ6b、及びスナップローラ6c,6c’から
なる今日周知のセンタードライブ方式の駆動機構6で駆
動されるように構成されている。尚、駆動機構6は、ベ
ルトが駆動でき得る機構であればどんな方法でもよい。
又、無端ベルト5は図4に示すように長さ方向の両側端
を厚さ方向が先細テーパ状となるように形成してそのテ
ーパ面を重合接着して無端状とし、更にその継ぎ部の搬
送面に同じベルト地から成る搬送方向下流側端部を面取
りした補強片5’を1枚重ね合わせ固定して継ぎ部の補
強と、搬送効果の向上を計ることが出来る。
【0016】段ボールケース等の被搬送物aの移動を止
めて該段ボールケースを貯留するストッパ7,7’は、
プレートタイプのストッパをエアシリンダ等で上下させ
る今日周知のもので、搬送ローラ2を構成する左右両側
の大径ローラ2c,2c’の横幅範囲内で搬送ローラ2
とテールローラ4との間に配置され、無端ベルト5の搬
送面を境として上下方向に出没するように構成されてい
る。
【0017】上記の如く構成したストックコンベヤ上に
段ボールケースaを載せた場合、下方に膨らんだ段ボー
ルケースaの底面はその中央部(頂部)が小径ローラ2
b上の無端ベルト5上に載り、段ボールケースaの両側
部は大径ローラ2c,2c’で支持され、段ボールケー
スの底面はベルトの厚みを含めてほど良い加減に搬送ロ
ーラ2、中間ローラ3と接触する。(図5参照)そし
て、段ボールケースaは搬送面の中央部に位置する無端
ベルト5上に載っている為、該段ボールケースaの底面
が上記したように下方に膨らんだり、フラップの合せ面
が山形に出っ張っても搬送ローラ2と中間ローラ3との
ピッチ間は無端ベルト5で閉鎖されるため、前記した従
来のストックコンベヤで生じた引っ掛かり等は完全に解
消され、該無端ベルト5の駆動で段ボールケースaはス
ムーズに搬送される。又、ストッパ7,7’を搬送面よ
り上方に突出させて段ボールケースaの移動を止め貯留
する場合、段ボールケースaは図5に示すように大径ロ
ーラ2c,2c’で荷重を分散して支持する為、大きな
ラインプレッシャとならずにストックすることができ
る。そして、ベルト式であるため騒音も少なく静かに搬
送できる。
【0018】図7は本発明の他の実施の形態を示し、
(a)は搬送ローラ2の間に配置する中間ローラ3の取
り付けピッチを、搬送ローラ2を2本おきに配置した
例、(b)は搬送方向の下流側と上流側に配置するテー
ルローラ4,4’以外を3個1セットの搬送ローラ2で
構成した例で、何れの場合も搬送ローラ2における小径
ローラ2bの横幅の範囲内に無端ベルト5を巻装するも
のである。尚、中間ローラ3を使用する場合の取り付け
ピッチは、図1及び図7(a)に示した形態に限られる
ものではなく適宜変更し得るものである。
【0019】
【発明の効果】本発明のストックコンベヤは請求項1、
2、3に記載の構成により、被搬送物の段ボールケース
の底部に膨らみや、フラップ合せ面の盛り上がりがあっ
ても、搬送ローラ間にケース底部の膨らみや、フラップ
合せ面の盛り上がりが入り込み引っ掛かるのを確実に防
止でき、被搬送物の搬送、ストック後の再発進を確実に
行うことができる。そして、ストッパを作動させてスト
ックする場合でも、被搬送物は大径ローラで荷重を分散
して支持される為、被搬送物に大きなラインプレッシャ
を掛けずにストックすることができる。因って、ストッ
クと発進(移動)を確実に行うことが出来るストックコ
ンベヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るストックコンベヤの実施の形態
の一例を示す一部切欠正面図である。
【図2】 同平面図である。
【図3】 要部を拡大して示す一部切欠平面図である。
【図4】 図3の円で囲んだベルトの継ぎ部を示す拡大
断面図である。
【図5】 図3の(V)−(V)線に沿える拡大断面図
である。
【図6】 ストッパを作動させて被搬送物をストックす
る状態を示す説明図である。
【図7】 他の実施の形態を示し、(a)は中間ローラ
の取り付けピッチを2本おきとした例、(b)は中間ロ
ーラを使用しない例を示す。
【図8】 従来のストックコンベヤによるストック状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1’…フレーム 2…搬送ローラ 2b…小径ローラ 2c,2c’…大径ローラ 3…中間ローラ 4,4’…テールローラ 5…無端ベルト 6…駆動機構 7,7’…ストッパ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対のフレーム間に搬送ローラが所
    定のピッチで架設支持され、且つ任意の搬送ローラ間に
    被搬送物の移動を止めるストッパが上下出没自在に設け
    られたストックコンベヤにおいて、前記搬送ローラを、
    軸長さの中央部に小径ローラを、その左右両側に大径ロ
    ーラを夫々遊転自在に取り付けて構成し、前後一対のフ
    レーム間に架設した各搬送ローラの小径ローラ部に無端
    ベルトを巻装し、該無端ベルトを駆動機構で駆動自在と
    したストックコンベヤ。
  2. 【請求項2】 上記無端ベルトの回転方向の上流側と下
    流側の端部に、少なくとも搬送ローラの小径ローラより
    大径なテールローラを配置し、その両テールローラに亘
    って無端ベルトを巻装した請求項1記載のストックコン
    ベヤ。
  3. 【請求項3】 上記搬送ローラ間に、該搬送ローラの小
    径ローラと同径の中間ローラを配置した請求項1又は請
    求項2記載のストックコンベヤ。
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