JP3294892B2 - 封着用合金材料及びその熱処理方法 - Google Patents

封着用合金材料及びその熱処理方法

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JP3294892B2 JP05553793A JP5553793A JP3294892B2 JP 3294892 B2 JP3294892 B2 JP 3294892B2 JP 05553793 A JP05553793 A JP 05553793A JP 5553793 A JP5553793 A JP 5553793A JP 3294892 B2 JP3294892 B2 JP 3294892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管のシャドウ
マスクを支持するサポートスタッド等の封着用合金及び
その熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス,セラミックス等との封着に使用
される合金としては、Fe−42Ni−6Cr合金,F
e−42〜50Ni合金,Fe−29Ni−17Co合
金,Fe−18Cr合金等が使用されている。なかで
も、Fe−18Cr合金は、ブラウン管に使用されてい
るガラスに近い熱膨張係数をもつことから、サポートス
タッド等のシャドウマスク支持部品として広く使用され
ている。サポートスタッドには、棒状材料を冷間鍛造及
び切削し、図1の断面形状をもつカップに加工したもの
が使用されてきた。しかし、このサポートスタッド10
は、多数の加工工程を必要とし、また重量が大きい欠点
がある。
【0003】最近では、プレス加工技術の進展に伴って
加工工数の減少が可能となり、板厚0.8mm前後の薄
鋼板をプレス加工することによって図2に示す断面形状
をもつサポートスタッド20が一部で使用され始めてい
る。サポートスタッド20に使用される薄鋼板は、一般
に溶製,熱間圧延,焼鈍及び冷間圧延を経て、950〜
1050℃に0.5〜5分加熱する仕上げ焼鈍が施され
ている。薄鋼板をプレス加工によってカップ状に加工し
た後、加熱温度1100〜1200℃,加熱時間10〜
60分で湿潤水素ガス雰囲気中で予備酸化処理が施され
る。予備酸化処理によって、ガラス封着に有効な酸化皮
膜が表面に形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サポートスタッドに要
求される特性としては、比較的重量の大きなシャドウマ
スクを支持するに十分な強度をもつことが要求される。
この点、棒状材料から冷間鍛造及び切削加工によって製
造されたサポートスタッド10(図1)は、肉厚があ
り、強度の信頼性が高い。他方、薄鋼板をプレス加工し
て製造したサポートスタッド20(図2)は、薄肉であ
る。このサポートスタッド20が予備酸化時の高温に曝
されると、大きな加工を受けた湾曲部21における再結
晶が平坦部22に比較して優先的に進行する。その結
果、湾曲部21の結晶粒が粗大化し、結晶粒の粗大化が
それほど進行しない平坦部22との間に強度差が発生す
る場合があり、湾曲部21に変形,亀裂等が発生し易く
なる。
【0005】結晶粒が粗大化して板厚を貫通すると、板
厚の表裏が単一の結晶粒界で連絡され、ガスの粒界拡散
に起因したスローリークが発生し易くなる。その結果、
サポートスタッドの気密性が低下し、ブラウン管の性能
を著しく害する。この点、必要な気密性を確保する上で
は、予備酸化後の結晶粒が板厚に対し安定して3個以上
の細粒であることが要望されている。しかし、従来の製
造方法では、予備酸化された状態で細粒組織を安定して
得ることが困難であった。また、強度,気密性等の問題
は、サポートスタッドに限らず、薄鋼板から製造される
蛍光表示管用リードフレーム等の他の封着用部品につい
ても同様である。
【0006】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、Ti,C,N及びSの含有量が規
定されたFe−18Cr系合金に二段階の仕上げ焼鈍を
施すことにより、仕上げ焼鈍後に結晶粒径が揃った整粒
組織を得、予備酸化後の結晶粒が板厚に対して安定して
3個以上の細粒であることを満足する信頼性に優れた封
着用合金材料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の封着用合金材料
は、その目的を達成するため、C:0.005〜0.0
8重量%,Si:0.05〜1.0重量%,Mn:0.
10〜0.80重量%,S:0.005〜0.015重
量%,Cr:16〜25重量%,N:0.005〜0.
02重量%,Ti:0.15〜0.60重量%,Al:
0.01〜0.30重量%を含むFe合金であって、仕
上げ焼鈍後の結晶粒が粒度5〜6の範囲に整粒されてい
ることを特徴とする。この封着用合金材料は、前述した
組成をもつFe合金を、800〜950℃で30分以内
保持し、500℃以下に冷却し、更に900〜1050
℃で30分以内保持する二段階仕上げ焼鈍を施すことに
より製造される。
【0008】
【作用】プレス加工により製造したサポートスタッド等
の封着用合金が十分なシャドウマスク支持強度をもち且
つ優れた気密性を維持するためには、予備酸化処理時に
おける結晶粒の成長を抑制する必要があるとの前提で、
本発明者等は、予備酸化後の結晶粒の変化を種々の観点
から調査・研究した。結晶粒の粗大化を抑制する方法と
して、予備酸化処理の加熱温度を低くしたり、加熱時間
を短くすることが考えられる。しかし、低温或いは短時
間の予備酸化処理では、薄い酸化皮膜が形成され、封着
強度が低下する欠点を伴う。また、合金中のC及びNに
対する親和力が大きいTiを含有させることによって、
Tiの炭窒化物を形成することにより粗大化防止を図る
ことも知られている(昭和55年12月25日 日刊工
業新聞社発行「ステンレス鋼便覧」第360〜361頁
参照)。
【0009】本発明者等もTi添加による効果を調査し
たが、プレス加工によるサポートスタッドの結晶粒粗大
化の抑止について、予備酸化後の結晶粒が板厚に対し安
定して3個以上の細粒の要求が満足されず、Tiの炭窒
化物を析出させるのみでは不十分であることを確認し
た。結晶粒の粗大化は、合金の成分設計及び仕上げ焼鈍
後の組織に大きな影響を受ける。本発明者等は、仕上げ
焼鈍後の結晶粒を整粒することが、予備酸化処理後の結
晶粒の粗大化防止に有効に働くことを実験的に確認し
た。そして、実験結果からTi,C,Nに加えてSの含
有量をも特定したFe−Cr系合金に、一段目を800
〜950℃,二段目を900〜1050℃に加熱する二
段階の仕上げ焼鈍を施すとき、予備酸化後の結晶粒の粗
大化が有効に抑制されることを見い出した。なお、一段
階及び二段階の加熱は、何れも所定温度に昇温した後、
その温度に30分以内の時間保持する。
【0010】適正な成分設計及び二段階の仕上げ焼鈍に
よって、整粒組織が得られ、予備酸化処理状態で板厚方
向に関する結晶粒の粗大化が抑制される機構は、次のよ
うに推察される。一段目の加熱によって、TiC,Ti
S,TiN等の微細なTi系化合物がマトリックス中に
均一に分散析出する。析出したTi系化合物は、予備酸
化処理時において結晶粒の成長を抑制するピンニング作
用を呈する。再結晶成長過程において、結晶粒が部分的
に大きく成長することがある。大きく成長した結晶粒
は、その後の結晶成長過程で、隣接する小さな結晶粒を
吸収し、一層大きな粒径になる。その結果、大きな結晶
粒の粒界に小さな結晶粒が散在する混粒組織となる。こ
のような組織では、予備酸化後に板厚に対して3個以上
の結晶粒が存在する状態を安定して得ることができな
い。
【0011】そこで、一段目の加熱で、再結晶時の粒成
長を、混粒組織となる直前の結晶成長7番の段階で一旦
加熱を留める。加熱されたFe−Cr系合金を500℃
以下の低温まで冷却すると、個々の結晶粒に生じていた
結晶粒界移動の駆動力のバラツキが均一化される。その
結果、二段目の再加熱を受けたとき、個々の結晶粒が均
等に成長し、二次再結晶で生じ易い結晶粒の混粒が抑制
され整粒化された組織が得られる。このように、一段目
の加熱温度を800〜950℃、二段目の加熱温度を9
00〜1050℃とし、それぞれの加熱時間を30分以
内に設定するとき、二次再結晶で生じ易い混粒の発生を
抑制し、整粒組織が得られる。また、結晶粒の粗大化
は、一段目の加熱で析出したTi系化合物によっても抑
制される。
【0012】仕上げ焼鈍された状態での整粒組織は、結
晶粒径が5〜6の範囲に揃っていることが必要である。
結晶粒径が揃った組織をもつ合金材料は、後続する予備
酸化処理工程で高温に加熱されても、全体的に均等な結
晶成長が進行し、一部の結晶粒が隣接する結晶粒を吸収
し粗大化することがない。すなわち、結晶粒成長に関し
ては、一次再結晶後、大部分の再結晶粒の大きさがd
で、少数の再結晶粒の大きさがD>2dであるとき、そ
の少数の再結晶粒のみが大きく成長すると一般にいわれ
ている。この一次再結晶後の粒径に影響され、混粒組織
が形成されるものと考えられる。
【0013】また、二段階仕上げ焼鈍によって整粒組織
を得るためには、合金成分及びその含有量を規定する必
要がある。以下、各合金成分について、説明する。 C: Tiと結合してTiCとなり、結晶粒の粗大化を
防止する上で有効な合金元素である。この作用は、0.
005重量%以上のC含有量で顕著になる。しかし、オ
ーステナイト相の析出防止及び良好な耐食性を維持する
ために、C含有量を0.08重量%以下に規制すること
が必要である。 Si: 予備酸化処理時に内部酸化粒子を形成し、酸化
皮膜の密着強度を向上させる作用を呈する。この作用を
確保するために、0.05重量%以上のSiが必要であ
る。しかし、1.0重量%を超える多量のSiは、酸化
膜を薄くすることに作用し、酸化膜の密着強度を低下さ
せることから好ましくない。 Mn: 予備酸化時に生成される酸化膜をスピネル型に
し、酸化膜とガラスとの密着強度を向上させる上で有効
な合金元素である。Mn含有量が0.10重量%未満で
は、スピネル型酸化物の形成が少ない。しかし、Mn含
有量が0.80重量%を超えると、予備酸化時に生成す
る酸化膜が厚くなりすぎ、下地に対する密着性が低下す
る。
【0014】S: TiSとなって結晶粒の粗大化を抑
制する。S含有量が0.005重量%未満ではTiSの
生成量が少なく、結晶粒粗大化に対する抑止作用が得ら
れない。逆に、0.015重量%を超えるS含有量で
は、腐食の起点となる硫化物系介在物が多量に生成し、
耐食性を劣化させる。 Cr: ブラウン管用のガラスに近似した熱膨張係数を
付与するため、16〜25重量%の範囲にCr含有量が
規定される。Cr含有量が16重量%未満では、熱膨張
係数が大きくなり、ガラスとの熱膨張差に起因する欠陥
が生じ易くなる。また、25重量%を超えるCr含有量
では、加工性が劣化する。 Ti: TiC,TiS,TiN等の微細なTi系化合
物を生成する上で必要な合金元素である。Ti含有量が
0.15重量%未満では、必要とする微細なTi系化合
物の生成量が少なく、十分な結晶粒の粗大化抑止効果が
得られない。逆に、0.60重量%を超える多量のTi
含有量では、合金材料の表面性状が劣化する。
【0015】N: TiNとなって結晶粒の粗大化を抑
制する。N含有量が0.005重量%未満であると、T
iNの生成量が少なく、有効な結晶粒粗大化抑止効果が
得られない。逆に、0.02重量%を超える多量のNが
含有されると、予備酸化処理時に酸化ムラが生じ易くな
り、均質な酸化皮膜が得られ難くなる。 Al: 内部酸化粒子の形成によりアンカーリング効果
を増進させる上で、必要な合金元素である。有効な内部
酸化粒子を形成させるために、0.01重量%以上のA
lを含有させる。しかし、0.30重量%を超える多量
のAlを含有させると、Alの優先酸化によって生じた
酸化皮膜がバリヤー層として働き、他の元素の酸化を抑
制する。その結果、生成する酸化膜が薄くなり、下地に
対する密着性が低下する。
【0016】合金元素及びその含有量が規定されたFe
合金は、二段階の仕上げ焼鈍を受ける。一段目の加熱
は、800〜950℃,好ましくは850〜930℃の
温度範囲で行われる。加熱温度が800℃未満であると
き、或いは950℃を超えるとき、適正な微細Ti系化
合物が均質に分散析出した一次再結晶組織が得られな
い。二段目の加熱は、900〜1050℃、好ましくは
930〜1020℃の温度範囲で行われる。二段目の加
熱によって二次再結晶を十分に行わせるため、900℃
以上の加熱温度が必要である。しかし、1050℃を超
える加熱温度では、結晶粒を過度に成長させ、プレス成
形された製品の表面肌を悪化させる。
【0017】一段目及び二段目の加熱時間は、結晶粒の
成長を考慮して30分以内に設定される。加熱時間が短
すぎると十分な焼鈍効果が得られず、長すぎると生産性
が低下する。好ましくは、一段目の加熱を0.1〜5
分,二段目の加熱を1〜5分の間で設定する。また、一
段目の加熱と二段目の加熱との間に、合金材料を500
℃以下に冷却する降温工程をおく。この冷却は、個々の
結晶粒に生じていた結晶粒界移動の駆動力を一旦無く
し、そのバラツキを均一化することを目的とする。
【0018】
【実施例】表1に示した4種類の合金を、真空誘導溶解
炉で溶製した。得られた合金からそれぞれ板厚5.5m
mの熱延板を製造し、各熱延板を900℃で焼鈍した
後、ディスケールし、圧延率70%の冷間圧延を施すこ
とによって板厚0.8mmの冷延板を得た。
【表1】
【0019】各冷延板に、750〜1000℃の範囲に
おける一段目の加熱,500℃以下に降温する冷却、次
いで850〜1100℃の範囲における二段目の加熱を
行う二段階仕上げ焼鈍を施した。なお、従来通り一段階
の仕上げ焼鈍を950〜1050℃の範囲で施した比較
材も用意した。焼鈍後の各供試材を、図3に示す形状に
プレス成形した。なお、小径部の寸法d1 =6mm,大
径部の寸法d2 =12mm及び全高H=10mmに設定
した。プレス加工後の各供試材に、湿潤水素雰囲気中で
1150℃で40分間加熱する予備酸化処理を施した。
その後、図3に示した湾曲部を輪切りにして試験片を採
取した。試験片の矢印Fで示す面を顕微鏡観察し、板厚
方向に関する結晶粒の個数をカウントした。調査結果
を、表2に示す。
【表2】
【0020】表2から明らかなように、一段階だけの仕
上げ焼鈍を施したときには、予備酸化後の結晶粒が粗大
化し、板厚方向に関し3個以上の結晶粒が存在するもの
は得られなかった。これに対し、適量のTi,C及びN
を加え更にS含有量を規定した合金に、800〜950
℃での一段加熱及び900〜1050℃での二段加熱を
施したものでは、湾曲部に粗大粒が出現しておらず、板
厚方向に3個以上の結晶粒が存在した組織が安定して得
られた。予備酸化処理された供試材を使用してガラス封
着を行ったところ、強度及び気密性に優れた封着部が得
られた。
【0021】実施例2:供試材No.1に種々の熱処理条
件で二段階焼鈍を施し、焼鈍後の結晶粒度を変化させ
た。実験結果から、一段目の加熱を800〜950℃,
二段目の加熱を900〜1050℃とした場合、焼鈍後
の結晶粒が粒度5〜6の範囲に維持された整粒組織が得
られることが判明した。
【0022】各種結晶粒度をもつ供試材をプレス成形し
た後、相対湿度70%の湿潤雰囲気中で1200℃に4
0分間加熱する予備酸化処理を施した。そして、予備酸
化処理後における板厚方向に関する結晶組織を観察し、
焼鈍後の整粒状態との関係で整理したところ、両者の間
に表3に示す関係があった。なお、表3における予備酸
化処理後の結晶組織は、顕微鏡観察によって結晶粒をカ
ウントし、板厚方向に関し3個以上の結晶粒が安定して
存在する組織をA,板厚方向に関し1個又は2個の結晶
粒が面積率10%以下にみられる組織をB,板厚方向に
関し1個又は2個の結晶粒が観察される部分の面積率が
11〜50%である組織をC,板厚方向に関し1個又は
2個の結晶粒が観察される部分の面積率が50%を超え
る組織をDとして評価した。
【表3】
【0023】表3から明らかなように、焼鈍条件の調整
によって焼鈍後の結晶粒度を5〜6に揃えるとき、予備
酸化された状態で結晶粒は板厚方向に関して安定して3
個以上になっており、微細組織をもつ封着合金材料とな
ることが判った。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、Ti,C,N,S等の含有量が規定されたFe−C
r系合金に二段階の仕上げ焼鈍を施すことにより、粒度
が5〜6の範囲に揃った整粒組織をもった封着合金用素
材を得ている。この材料を予備酸化処理すると、結晶粒
が板厚方向に関して3個以上存在する微細組織が安定し
て得られる。そのため、予備酸化された封着合金は、シ
ャドウマスク等を支持するために十分な強度をもち、し
かも気密性に優れた封着部を形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷間鍛造及び切削加工によって棒状材料から
製造されたサポートスタッドの断面図
【図2】 プレス加工で帯鋼から製造されたサポートス
タッドの断面図
【図3】 本発明実施例で製造したサポートスタッドの
斜視図
【符号の説明】
1 :小径部の直径 d2 :大径部の直径 H:サ
ポートスタッドの全高 F:結晶粒の観察面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 誠 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新 製鋼株式会社鉄鋼研究所内 (56)参考文献 特開 平6−49599(JP,A) 特開 平4−371550(JP,A) 特開 平4−293751(JP,A) 特開 昭62−267449(JP,A) 特開 昭62−44526(JP,A) 特開 昭61−147852(JP,A) 特開 平6−158162(JP,A) 特公 昭63−19588(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 - 38/60 H01J 5/02 H01J 29/02 H01J 29/92

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.005〜0.08重量%,S
    i:0.05〜1.0重量%,Mn:0.10〜0.8
    0重量%,S:0.005〜0.015重量%,Cr:
    16〜25重量%,N:0.005〜0.02重量%,
    Ti:0.15〜0.60重量%,Al:0.01〜
    0.30重量%を含むFe合金であって、仕上げ焼鈍後
    の結晶粒が粒度5〜6の範囲に整粒されていることを特
    徴とする封着用合金材料。
  2. 【請求項2】 C:0.005〜0.08重量%,S
    i:0.05〜1.0重量%,Mn:0.10〜0.8
    0重量%,S:0.005〜0.015重量%,Cr:
    16〜25重量%,N:0.005〜0.02重量%,
    Ti:0.15〜0.60重量%,Al:0.01〜
    0.30重量%を含むFe合金を、800〜950℃に
    30分以内保持し、500℃以下に冷却し、更に900
    〜1050℃に30分以内保持する二段階仕上げ焼鈍を
    施すことを特徴とする封着用合金の熱処理方法。
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