JP3298902B2 - Dcモータの運転方法と運転回路 - Google Patents
Dcモータの運転方法と運転回路Info
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- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
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Description
にDCモータを駆動する運転方法および運転回路に関す
る。
て説明する。ブラシレスDCモータは永久磁石を有する
ロータとステータコイルを有するステータを有する。ロ
ータの回転角度に応じてステータコイルに電流を供給す
ることによって回転トルクを発生させ、ロータを回転な
いし制動する。
Cモータの運転方法および運転回路について説明する。
図3(A)に示す構成において、モータ1は、永久磁石
を有するロータと、ステータコイルを有するステータと
を含む。ステータコイルは3相の場合を図示する。モー
タ1のステータコイルには駆動回路2から位相を制御さ
れた3相電流が供給される。駆動回路2は、制御部3に
よって制御される。制御部3は、速度制御部3aと電流
制御部3bを有し、速度制御部3aからの出力信号は駆
動回路2に供給され、3相電流の位相(周波数)を制御
することにより、モータ1の回転速度を制御する。電流
制御部3bは、駆動回路2と負荷8の接続点に接続さ
れ、駆動回路2からモータ1へ供給される電流の振幅を
制御する。
タ1に発生するトルクの波形を、図3(B)に示す。図
3(B)のトルク波形は、モータ1のステータコイルの
1相分のみに駆動電流を供給したときに発生するトルク
を測定したものである。発生するトルクの最大値は、モ
ータ1に要求される仕様によって決定される。実際に
は、3相分のトルクが相乗的に発生する。トルク波形の
正の部分のみを取り出してロータを駆動する。
有するディスク等を駆動する場合、使用期間の経過等に
伴い、摩擦等によりモータの負荷が増大することがあ
る。また、モータの発生トルクが減少することもある。
このような場合、設計されたモータのトルクが必要とさ
れる駆動力に対してあまり余裕がない場合、モータが起
動しなくなることがある。
モータの発生するトルクが不足する場合、モータの交
換、修理等を必要とした。
能低下等により、モータの発生するトルクが不足するよ
うになった場合にも交換、修理等を必要とせず、モータ
を使用できるようにするDCモータの運転方法を提供す
ることである。本発明の他の目的は、負荷の増大、モー
タの性能低下等により、モータの発生するトルクが不足
するようになった場合にも交換、修理等を必要とせず、
モータを使用できるようにするDCモータの運転回路を
提供することである。
転方法は、多相のコイルを有し、該多相のコイルそれぞ
れに周期的に順次通電して回転子を回転させるDCモー
タの運転方法であって、個々の相のコイルへの通電期間
それぞれにおいて該コイルに供給する電力を平均値の上
下に振動させて最大瞬時値を増大させることにより、起
動に十分なトルクを前記DCモータに発生させることを
特徴とする。本発明のDCモータの運転回路は、多相の
コイルを有するDCモータの運転回路であり、パルス列
を発生するパルス発生回路と、多相のコイルそれぞれに
駆動電流を周期的に順次供給することができ、個々の相
のコイルへの通電期間それぞれにおいて該コイルに供給
する駆動電流を平均値の上下に振動させて最大瞬時値を
増大させることができる駆動回路とを含む。
個々の相のコイルへの通電期間それぞれにおいて当該コ
イルに供給する電力を平均値の上下に振動させて最大瞬
時値を増大させることにより、振動するトルクが発生す
る。この場合、トルクの最大値は、平均トルクよりも高
い値となる。一般に、モータの負荷は回転しはじめると
きに最大のトルクを必要とし、一旦回転した後は必要と
するトルクは減少する。トルクが振動することにより、
トルクの平均値は以前と同じであっても、トルクの最大
値は増大する。このため、起動時に必要な最大トルクを
満足できるようになる。一旦起動した後は必要とするト
ルクが減少するため、変動するトルクの小さい部分によ
っても駆動することが可能となる。
転方法および運転回路を示す。図1(A)はDCモータ
の運転回路を示し、図1(B)は発生トルクの波形を示
す。モータ1には、駆動回路2から3相の駆動電流が供
給される。駆動回路2は電源端子10と接地11の間に
接続されるが、電源端子10と駆動回路2の間には昇圧
回路4およびスイッチング回路5が直列に接続されてい
る。昇圧回路4は電源端子10から供給される電圧を増
大させる。スイッチング回路5にはパルス発生回路6か
らパルス信号が供給され、昇圧回路4の出力電圧をスイ
ッチングする。このため、スイッチング回路5の出力電
圧はパルス状に振動する電圧となる。駆動回路2には、
制御回路3の速度制御部3aから制御信号が与えられ、
駆動回路2と負荷8の接続点には制御回路3の電流制御
部3bが接続されている。制御回路3は従来の技術にお
ける制御回路と同様に動作する。パルス発生回路6の発
生するパルス信号は、たとえば数10Hzに設定され
る。
の1相分のステータコイルによって発生するトルク波形
を示す。1回転30秒程度で回転させた場合のトルク波
形である。駆動回路2の電源電圧が振動するため、駆動
回路2から供給される電流値も相内で振動する。このた
め、モータ1に発生するトルク波形も図に示すように、
数10Hzの周波数で各相内で振動するものとなる。
図2は、駆動回路2の出力電流、すなわちモータ1に供
給される電流波形を示す。
電源電圧がスイッチング回路5によってパルス状に制御
されているので、所定の周波数でパルス状に変化してい
る。振動波形I1 が、直流電流波形I0 と同一の平均値
を有する場合、実行電流値は同じである。従って、電源
端子10に接続される電流源の供給能力は変更する必要
がない。このため、昇圧回路4、スイッチング回路5、
パルス発生回路6以外は従来と同一の回路要素を用いて
も、駆動回路2に供給される電流を、図2(A)に示す
ように振動させることにより、駆動回路2からモータ1
に供給される電流の最大値を増大させることができる。
モータ1に供給される瞬時電流値が増大すれば、発生す
る瞬時トルクは増大する。このため、電流I0 で駆動さ
れたときには起動しなかったモータであっても、振動す
る電流波形I1 で駆動される場合には、最大電流値の増
大によってモータ1は駆動する。一般にモータは回転を
開始すると、必要とされる駆動トルクは減少するため、
その後、瞬時電流値が平均値I0 よりも減少した状態に
おいても回転を維持する。
起動しなくなった場合にも、供給する電流をI1 に示す
ように振動させることにより、平均電流値は同一であっ
てもモータ1を起動させることが可能となる。
す。図2(B)においては、スイッチング回路5の制御
により、駆動回路2に供給される電流I2 は、振動しつ
つ次第にその最大値を減少させる。電流I2 の最大値が
一定の期間においてモータが起動を始めれば、必要とす
るトルクは減少する。このため、電流I2 の最大値が次
第に減少してもモータ1の回転を維持するのに十分なト
ルクが得られる。
せることにより、モータの発生するトルクは振動する。
このトルクの振動により、負荷に振動を発生させること
もできる。たとえば、モータがハードディスクを駆動す
る場合、モータが振動することによってハードディスク
が振動し、ハードディスクとヘッドの吸着力を弱めるこ
とが可能である。吸着力の減少により、モータ、すなわ
ちハードディスクは回転を開始する。
駆動回路に供給される電圧自身をパルス状に振動させ
た。
タの運転回路を示す。本実施例においては、昇圧回路4
の出力がそのまま駆動回路2に印加されている。また、
パルス発生回路6の出力が駆動回路2に供給される。モ
ータ1および制御回路3は図1(A)の回路と同様であ
る。駆動回路2はパルス発生回路6からのパルス信号を
受けることにより、モータ1に供給する電流値を相内で
パルス状に変動させる。このようにして、駆動回路2か
らモータ1に供給する電流の平均値は変化させず、かつ
その最大値を増大させることができる。このため、モー
タ1の発生する瞬時トルクは増大する。モータ1の発生
する瞬時トルクの増大により、直流電流駆動によっては
モータ1の発生するトルクが不足して負荷を駆動できな
くなった場合にも、トルク最大値の増大によって負荷を
駆動することが可能となる。
増大させず、電流値を振動させることによってモータ1
の発生する最大トルクを増大させる場合を説明したが、
モータ1の発生する最大トルクが増大すれば、平均電流
値が直流供給の場合の電流値に等しい必要はない。たと
えば、供給電流の平均値は減少しても、瞬時電力が増大
すれば発生する最大トルクは増大するため、駆動力を増
大させることが可能である。また、図1、図4の回路に
おいて、直流電流供給によってもトルクが不足しない場
合は、あえて駆動回路2から供給する電流をパルス的に
変動させなくても良い。たとえば、通常の状態において
は、電源端子10を駆動回路2に直接接続し、モータ1
に通常の起動電流を供給してもモータ1が起動しないと
きにのみ電源端子10を昇圧回路4に接続するような回
路構成としてもよい。
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
DCモータに供給される電流が振動させられることによ
って、モータが発生する瞬時トルクの最大値は増大す
る。
不能となった場合にも、起動トルクを増大させて起動を
行うことが可能となる。
を示し、図1(B)はトルク波形を示す。
(A)は一定の平均電流値を供給する場合、図2(B)
は漸減する平均電流値を供給する場合の電流波形であ
る。
図である。図3(A)は運転回路の回路図、図3(B)
はモータに発生するトルク波形のグラフである。
路を示す回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 多相のコイルを有し、該多相のコイルそ
れぞれに周期的に順次通電して回転子を回転させるDC
モータの運転方法であって、個々の相のコイルへの通電
期間それぞれにおいて該コイルに供給する電力を平均値
の上下に振動させて最大瞬時値を増大させることによ
り、起動に十分なトルクを前記DCモータに発生させる
ことを特徴とするDCモータの運転方法。 - 【請求項2】 パルス列を発生するパルス発生回路と、 多相のコイルそれぞれに駆動電流を周期的に順次供給す
ることができ、個々の相のコイルへの通電期間それぞれ
において該コイルに供給する駆動電流を平均値の上下に
振動させて最大瞬時値を増大させることができる駆動回
路とを含む多相のコイルを有するDCモータの運転回
路。
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