JP3299397B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル複写機に
おいて原稿上の画像が読み取られることにより得られた
信号やコンピュータによって生成された信号などの多値
画像信号をエッジ処理する画像処理装置に関する。
おいて原稿上の画像が読み取られることにより得られた
信号やコンピュータによって生成された信号などの多値
画像信号をエッジ処理する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機やプリンタにおいて
は、ディジタル複写機の画像読取装置で原稿上の画像が
読み取られることによって得られた画像信号や、コンピ
ュータ内部で生成されてコンピュータから入力された画
像信号に対して、必要かつ適切なエッジ処理がなされ
る。
は、ディジタル複写機の画像読取装置で原稿上の画像が
読み取られることによって得られた画像信号や、コンピ
ュータ内部で生成されてコンピュータから入力された画
像信号に対して、必要かつ適切なエッジ処理がなされ
る。
【0003】たとえば、ディジタル複写機においては、
原稿上の画像である入力画像の線部ないし文字部と網点
で構成された中間調部が識別され、線部ないし文字部は
エッジがシャープにされ、鮮鋭度が高められるように、
中間調部はエッジがなめらかにされ、中間調が良好に再
現されるように、画像読取装置からの入力多値画像信号
に対してエッジ処理がなされる。
原稿上の画像である入力画像の線部ないし文字部と網点
で構成された中間調部が識別され、線部ないし文字部は
エッジがシャープにされ、鮮鋭度が高められるように、
中間調部はエッジがなめらかにされ、中間調が良好に再
現されるように、画像読取装置からの入力多値画像信号
に対してエッジ処理がなされる。
【0004】また、コンピュータからの画像をプリント
出力するプリンタにおいては、特にコンピュータからの
画像である入力画像のフォント展開による線部ないし文
字部につき、不自然な段差ないしジャグ(jag)が軽
減され、なめらかな線や文字となるように、コンピュー
タからの入力多値画像信号に対してエッジ処理がなされ
る。
出力するプリンタにおいては、特にコンピュータからの
画像である入力画像のフォント展開による線部ないし文
字部につき、不自然な段差ないしジャグ(jag)が軽
減され、なめらかな線や文字となるように、コンピュー
タからの入力多値画像信号に対してエッジ処理がなされ
る。
【0005】ところで、ディジタル複写機ないしプリン
タのような画像出力システムとして、最近は、原稿上の
画像を読み取って処理した上で記録媒体上に出力する複
写機能と、コンピュータからの画像を処理した上で記録
媒体上に出力するプリンタ機能とを備えた、あるいはさ
らにファクシミリとしての機能を備えた、複合化システ
ムが考えられている。
タのような画像出力システムとして、最近は、原稿上の
画像を読み取って処理した上で記録媒体上に出力する複
写機能と、コンピュータからの画像を処理した上で記録
媒体上に出力するプリンタ機能とを備えた、あるいはさ
らにファクシミリとしての機能を備えた、複合化システ
ムが考えられている。
【0006】このような複合化システムにおいては、従
来、入力多値画像信号に対して入力画像が画像読取装置
で読み取られた画像であるかコンピュータからの画像で
あるかを区分するフラグが付加され、エッジ処理にあた
っては、そのフラグにより入力多値画像信号が画像読取
装置からの画像信号とコンピュータからの画像信号に分
離され、画像読取装置からの画像信号に対しては、上述
したように線部ないし文字部と中間調部を区別した、い
わゆる適応型のエッジ処理がなされ、コンピュータから
の画像信号に対しては、必要に応じて上述したようにフ
ォント展開による線や文字をなめらかにするエッジ処理
がなされるようにしている。
来、入力多値画像信号に対して入力画像が画像読取装置
で読み取られた画像であるかコンピュータからの画像で
あるかを区分するフラグが付加され、エッジ処理にあた
っては、そのフラグにより入力多値画像信号が画像読取
装置からの画像信号とコンピュータからの画像信号に分
離され、画像読取装置からの画像信号に対しては、上述
したように線部ないし文字部と中間調部を区別した、い
わゆる適応型のエッジ処理がなされ、コンピュータから
の画像信号に対しては、必要に応じて上述したようにフ
ォント展開による線や文字をなめらかにするエッジ処理
がなされるようにしている。
【0007】図15は、その複合化システムにおけるエ
ッジ処理のための従来の画像処理装置の一例を示し、上
記のフラグが付加された入力多値画像信号Diが画像分
離回路1に供給されて、画像読取装置からの画像信号D
siとコンピュータからの画像信号Dciに分離され
る。
ッジ処理のための従来の画像処理装置の一例を示し、上
記のフラグが付加された入力多値画像信号Diが画像分
離回路1に供給されて、画像読取装置からの画像信号D
siとコンピュータからの画像信号Dciに分離され
る。
【0008】画像読取装置からの画像信号Dsiは、エ
ッジ処理フィルタ2,3および領域識別部5に並列的に
供給される。
ッジ処理フィルタ2,3および領域識別部5に並列的に
供給される。
【0009】エッジ処理フィルタ2は、入力画像の注目
画素領域が線部ないし文字部であると想定して画像信号
のDsiのエッジ成分を増強する、文字画像用の2次元
フィルタである。エッジ処理フィルタ3は、入力画像の
注目画素領域が中間調部であると想定して画像信号Ds
iの網点成分を除去し、かつ画像信号Dsiを帯域増強
する、中間調画像用の2次元フィルタである。
画素領域が線部ないし文字部であると想定して画像信号
のDsiのエッジ成分を増強する、文字画像用の2次元
フィルタである。エッジ処理フィルタ3は、入力画像の
注目画素領域が中間調部であると想定して画像信号Ds
iの網点成分を除去し、かつ画像信号Dsiを帯域増強
する、中間調画像用の2次元フィルタである。
【0010】エッジ処理フィルタ2および3の出力は、
選択回路4に供給されて後述するように領域識別部5か
らの識別信号Seにより切り換えられ、エッジ処理され
た画像読取装置からの画像信号Dsoとして後段に供給
される。
選択回路4に供給されて後述するように領域識別部5か
らの識別信号Seにより切り換えられ、エッジ処理され
た画像読取装置からの画像信号Dsoとして後段に供給
される。
【0011】領域識別部5は、入力画像の注目画素につ
いてのエッジ度から、入力画像の注目画素が線部ないし
文字部であるか中間調部であるかを識別するものであ
る。
いてのエッジ度から、入力画像の注目画素が線部ないし
文字部であるか中間調部であるかを識別するものであ
る。
【0012】すなわち、領域識別部5においては、その
エッジ度検出回路6において、入力画像の注目画素を中
心とする例えば5×5画素の領域内の各画素についての
画像信号Dsiの最大値と最小値の差が、注目画素につ
いてのエッジ度として検出される。
エッジ度検出回路6において、入力画像の注目画素を中
心とする例えば5×5画素の領域内の各画素についての
画像信号Dsiの最大値と最小値の差が、注目画素につ
いてのエッジ度として検出される。
【0013】そのエッジ度は所定ビット数の規格化され
たエッジ度信号Deに変換され、そのエッジ度信号De
が比較回路7に供給されてROM8から読み出された基
準値信号Dtと比較され、比較回路7からエッジ度信号
Deが基準値信号Dtより大きいときには「1」とな
り、基準値信号Dt以下のときには「0」となる識別信
号Seが得られる。
たエッジ度信号Deに変換され、そのエッジ度信号De
が比較回路7に供給されてROM8から読み出された基
準値信号Dtと比較され、比較回路7からエッジ度信号
Deが基準値信号Dtより大きいときには「1」とな
り、基準値信号Dt以下のときには「0」となる識別信
号Seが得られる。
【0014】そして、識別信号Seが選択回路4に切換
信号として供給されて、識別信号Seが「1」となると
きには、エッジ処理された画像読取装置からの画像信号
Dsoとしてエッジ処理フィルタ2からの画像信号が取
り出され、識別信号Seが「0」となるときには、エッ
ジ処理された画像読取装置からの画像信号Dsoとして
エッジ処理フィルタ3からの画像信号が取り出される。
信号として供給されて、識別信号Seが「1」となると
きには、エッジ処理された画像読取装置からの画像信号
Dsoとしてエッジ処理フィルタ2からの画像信号が取
り出され、識別信号Seが「0」となるときには、エッ
ジ処理された画像読取装置からの画像信号Dsoとして
エッジ処理フィルタ3からの画像信号が取り出される。
【0015】したがって、画像読取装置で読み取られた
画像の、エッジ度の高い線部ないし文字部は、エッジが
シャープにされ、鮮鋭度が高められるとともに、エッジ
度の低い中間調部は、エッジがなめらかにされ、中間調
が良好に再現されるように、画像読取装置からの画像信
号Dsiがエッジ処理されることになる。
画像の、エッジ度の高い線部ないし文字部は、エッジが
シャープにされ、鮮鋭度が高められるとともに、エッジ
度の低い中間調部は、エッジがなめらかにされ、中間調
が良好に再現されるように、画像読取装置からの画像信
号Dsiがエッジ処理されることになる。
【0016】コンピュータからの画像信号Dciは、別
にエッジ処理部9に供給されて必要に応じてフォント展
開による線や文字をなめらかにするなどのエッジ処理が
なされ、エッジ処理部9から後段に供給されるべき画像
信号Dcoが出力される。
にエッジ処理部9に供給されて必要に応じてフォント展
開による線や文字をなめらかにするなどのエッジ処理が
なされ、エッジ処理部9から後段に供給されるべき画像
信号Dcoが出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
に示して上述した従来の画像処理装置は、画像分離回路
1により入力多値画像信号Diが画像読取装置からの画
像信号Dsiとコンピュータからの画像信号Dciに分
離され、その分離された画像信号DsiおよびDciに
対して全く別個のエッジ処理がなされるので、入力多値
画像信号Diによって表される1ページ分の入力画像中
に画像読取装置で読み取られた画像とコンピュータによ
り生成された画像とが混在する場合には、両者の境界部
において出力画像中に不自然な画像欠陥を生じる欠点が
ある。
に示して上述した従来の画像処理装置は、画像分離回路
1により入力多値画像信号Diが画像読取装置からの画
像信号Dsiとコンピュータからの画像信号Dciに分
離され、その分離された画像信号DsiおよびDciに
対して全く別個のエッジ処理がなされるので、入力多値
画像信号Diによって表される1ページ分の入力画像中
に画像読取装置で読み取られた画像とコンピュータによ
り生成された画像とが混在する場合には、両者の境界部
において出力画像中に不自然な画像欠陥を生じる欠点が
ある。
【0018】このような画像欠陥が生じるのを回避する
ために、入力多値画像信号を画像読取装置からの画像信
号とコンピュータからの画像信号に分離しないで共通の
エッジ処理部によりエッジ処理することも考えられる。
しかし、たとえば同じ文字部でも、画像読取装置で読み
取られた画像の文字部はエッジが強調される必要がある
のに対し、コンピュータにより生成された画像のフォン
ト展開による文字部はエッジがなめらかにされる必要が
あるというように、画像読取装置からの画像信号とコン
ピュータからの画像信号に対しては異なる態様のエッジ
処理が要求される。
ために、入力多値画像信号を画像読取装置からの画像信
号とコンピュータからの画像信号に分離しないで共通の
エッジ処理部によりエッジ処理することも考えられる。
しかし、たとえば同じ文字部でも、画像読取装置で読み
取られた画像の文字部はエッジが強調される必要がある
のに対し、コンピュータにより生成された画像のフォン
ト展開による文字部はエッジがなめらかにされる必要が
あるというように、画像読取装置からの画像信号とコン
ピュータからの画像信号に対しては異なる態様のエッジ
処理が要求される。
【0019】そのため、入力多値画像信号を画像読取装
置からの画像信号とコンピュータからの画像信号に分離
しないで共通のエッジ処理部によりエッジ処理する場合
には、画像読取装置からの画像信号およびコンピュータ
からの画像信号のいずれか一方または双方に対して、不
適切なエッジ処理にならざるを得ない不都合がある。
置からの画像信号とコンピュータからの画像信号に分離
しないで共通のエッジ処理部によりエッジ処理する場合
には、画像読取装置からの画像信号およびコンピュータ
からの画像信号のいずれか一方または双方に対して、不
適切なエッジ処理にならざるを得ない不都合がある。
【0020】さらに、上述した従来の画像処理装置は、
領域識別部5において注目画素についてのエッジ度から
画像読取装置で読み取られた画像の線部ないし文字部と
中間調部が識別されるが、エッジ度の比較的小さい線部
ないし文字部をも確実に線部ないし文字部と識別される
ようにすると、エッジ度の比較的大きい、網点で構成さ
れた中間調部までも線部ないし文字部と識別されてしま
って、中間調部をなめらかに再現できなくなり、逆に中
間調部はエッジ度が比較的大きくても確実に中間調部と
識別されるようにすると、エッジ度の比較的小さい線部
ないし文字部までも中間調部と識別されてしまって、線
部ないし文字部の鮮鋭度が劣化してしまう不都合があ
る。
領域識別部5において注目画素についてのエッジ度から
画像読取装置で読み取られた画像の線部ないし文字部と
中間調部が識別されるが、エッジ度の比較的小さい線部
ないし文字部をも確実に線部ないし文字部と識別される
ようにすると、エッジ度の比較的大きい、網点で構成さ
れた中間調部までも線部ないし文字部と識別されてしま
って、中間調部をなめらかに再現できなくなり、逆に中
間調部はエッジ度が比較的大きくても確実に中間調部と
識別されるようにすると、エッジ度の比較的小さい線部
ないし文字部までも中間調部と識別されてしまって、線
部ないし文字部の鮮鋭度が劣化してしまう不都合があ
る。
【0021】特開昭60−32475号公報や特開昭6
0−103872号公報などにより、線部ないし文字部
または中間調部を確実に識別しようとする各種の方法が
提案されているが、いずれも完全に識別できるものでは
ない。
0−103872号公報などにより、線部ないし文字部
または中間調部を確実に識別しようとする各種の方法が
提案されているが、いずれも完全に識別できるものでは
ない。
【0022】そして、従来の画像処理装置は、このよう
な線部ないし文字部と中間調部の識別信号Seによりエ
ッジ処理フィルタの出力を切り換えるので、画像読取装
置で読み取られた画像の線部ないし文字部と中間調部と
の境界線や誤判別部においても出力画像中に不自然な画
像欠陥を生じる欠点がある。
な線部ないし文字部と中間調部の識別信号Seによりエ
ッジ処理フィルタの出力を切り換えるので、画像読取装
置で読み取られた画像の線部ないし文字部と中間調部と
の境界線や誤判別部においても出力画像中に不自然な画
像欠陥を生じる欠点がある。
【0023】そこで、この発明は、複写機能とプリンタ
機能とを備えた複合化システムのように、画像読取装置
からの画像信号とコンピュータからの画像信号が混在す
るような入力多値画像信号をエッジ処理する画像処理装
置において、出力画像中に不自然な画像欠陥を生じるこ
となく、いずれの画像ないし画像領域に対しても適切な
エッジ処理がなされるようにしたものである。
機能とを備えた複合化システムのように、画像読取装置
からの画像信号とコンピュータからの画像信号が混在す
るような入力多値画像信号をエッジ処理する画像処理装
置において、出力画像中に不自然な画像欠陥を生じるこ
となく、いずれの画像ないし画像領域に対しても適切な
エッジ処理がなされるようにしたものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、図
1に示して後述する実施例の参照符号を対応させると、
入力多値画像信号Diから、入力画像が最大値または最
小値の付近の所定範囲内の値の多値画像信号からなる画
像である二値的画像の性質を有する程度を連続量として
表す二値的性質度を算出する二値的性質度算出手段40
と、入力多値画像信号Diから、入力画像が文字画像ま
たは線画像の性質を有する程度を連続量として表す線的
性質度であって、文字部または線部では、その程度が大
きくなり、エッジ部でない部分および画素値の近似する
画素が連結する度合が低い部分では、その程度が小さく
なる線的性質度を算出する線的性質度算出手段30と、
それぞれ入力多値画像信号Diをエッジ処理する、互い
に周波数特性の異なる複数のエッジ処理手段21〜23
と、上記二値的性質度算出手段40により算出された二
値的性質度、および上記線的性質度算出手段30により
算出された線的性質度に応じて、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3を加重平均化する加重
平均化手段50と、を設ける。
1に示して後述する実施例の参照符号を対応させると、
入力多値画像信号Diから、入力画像が最大値または最
小値の付近の所定範囲内の値の多値画像信号からなる画
像である二値的画像の性質を有する程度を連続量として
表す二値的性質度を算出する二値的性質度算出手段40
と、入力多値画像信号Diから、入力画像が文字画像ま
たは線画像の性質を有する程度を連続量として表す線的
性質度であって、文字部または線部では、その程度が大
きくなり、エッジ部でない部分および画素値の近似する
画素が連結する度合が低い部分では、その程度が小さく
なる線的性質度を算出する線的性質度算出手段30と、
それぞれ入力多値画像信号Diをエッジ処理する、互い
に周波数特性の異なる複数のエッジ処理手段21〜23
と、上記二値的性質度算出手段40により算出された二
値的性質度、および上記線的性質度算出手段30により
算出された線的性質度に応じて、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3を加重平均化する加重
平均化手段50と、を設ける。
【0025】請求項2の発明では、図2に示して後述す
る実施例の参照符号を対応させると、入力多値画像信号
Diから、入力画像が最大値または最小値の付近の所定
範囲内の値の多値画像信号からなる画像である二値的画
像の性質を有する程度を連続量として表す二値的性質度
を算出する二値的性質度算出手段40と、入力多値画像
信号Diから、入力画像が文字画像または線画像の性質
を有する程度を連続量として表す線的性質度であって、
文字部または線部では、その程度が大きくなり、エッジ
部でない部分および画素値の近似する画素が連結する度
合が低い部分では、その程度が小さくなる線的性質度を
算出する線的性質度算出手段30と、それぞれ入力多値
画像信号Diをエッジ処理する、互いに周波数特性の異
なる複数のエッジ処理手段21〜23と、上記二値的性
質度算出手段40により算出された二値的性質度、およ
び上記線的性質度算出手段30により算出された線的性
質度に応じて、上記複数のエッジ処理手段21〜23の
周波数特性f1〜f3を連続的に変化させる周波数特性
変調手段52,81〜83と、上記複数のエッジ処理手
段21〜23の出力D1〜D3を合成する合成手段90
と、を設ける。
る実施例の参照符号を対応させると、入力多値画像信号
Diから、入力画像が最大値または最小値の付近の所定
範囲内の値の多値画像信号からなる画像である二値的画
像の性質を有する程度を連続量として表す二値的性質度
を算出する二値的性質度算出手段40と、入力多値画像
信号Diから、入力画像が文字画像または線画像の性質
を有する程度を連続量として表す線的性質度であって、
文字部または線部では、その程度が大きくなり、エッジ
部でない部分および画素値の近似する画素が連結する度
合が低い部分では、その程度が小さくなる線的性質度を
算出する線的性質度算出手段30と、それぞれ入力多値
画像信号Diをエッジ処理する、互いに周波数特性の異
なる複数のエッジ処理手段21〜23と、上記二値的性
質度算出手段40により算出された二値的性質度、およ
び上記線的性質度算出手段30により算出された線的性
質度に応じて、上記複数のエッジ処理手段21〜23の
周波数特性f1〜f3を連続的に変化させる周波数特性
変調手段52,81〜83と、上記複数のエッジ処理手
段21〜23の出力D1〜D3を合成する合成手段90
と、を設ける。
【0026】
【0027】請求項3の発明では、請求項1または2の
発明の画像処理装置において、上記加重平均化手段50
または周波数特性変調手段52,81〜83は、上記二
値的性質度算出手段40により算出された二値的性質度
が高く、かつ上記線的性質度算出手段30により算出さ
れた線的性質度が高いときほど、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3に対する重み付け、ま
たは上記複数のエッジ処理手段21〜23全体の周波数
特性を、スムージングの度合いを高める方向に設定する
ものとする。
発明の画像処理装置において、上記加重平均化手段50
または周波数特性変調手段52,81〜83は、上記二
値的性質度算出手段40により算出された二値的性質度
が高く、かつ上記線的性質度算出手段30により算出さ
れた線的性質度が高いときほど、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3に対する重み付け、ま
たは上記複数のエッジ処理手段21〜23全体の周波数
特性を、スムージングの度合いを高める方向に設定する
ものとする。
【0028】請求項4の発明では、請求項1または2の
発明の画像処理装置において、上記加重平均化手段50
または周波数特性変調手段52,81〜83は、上記二
値的性質度算出手段40により算出された二値的性質度
が低く、かつ上記線的性質度算出手段30により算出さ
れた線的性質度が高いときほど、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3に対する重み付け、ま
たは上記複数のエッジ処理手段21〜23全体の周波数
特性を、画像鮮鋭度を高める方向に設定するものとす
る。
発明の画像処理装置において、上記加重平均化手段50
または周波数特性変調手段52,81〜83は、上記二
値的性質度算出手段40により算出された二値的性質度
が低く、かつ上記線的性質度算出手段30により算出さ
れた線的性質度が高いときほど、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3に対する重み付け、ま
たは上記複数のエッジ処理手段21〜23全体の周波数
特性を、画像鮮鋭度を高める方向に設定するものとす
る。
【0029】請求項5の発明では、請求項1または2の
発明の画像処理装置において、上記加重平均化手段50
または周波数特性変調手段52,81〜83は、上記二
値的性質度算出手段40により算出された二値的性質度
が低く、かつ上記線的性質度算出手段30により算出さ
れた線的性質度が低いときほど、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3に対する重み付け、ま
たは上記複数のエッジ処理手段21〜23全体の周波数
特性を、スムージングの度合いを高める方向に設定する
ものとする。
発明の画像処理装置において、上記加重平均化手段50
または周波数特性変調手段52,81〜83は、上記二
値的性質度算出手段40により算出された二値的性質度
が低く、かつ上記線的性質度算出手段30により算出さ
れた線的性質度が低いときほど、上記複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3に対する重み付け、ま
たは上記複数のエッジ処理手段21〜23全体の周波数
特性を、スムージングの度合いを高める方向に設定する
ものとする。
【0030】なお、この発明で「線的」と言うのは、
「文字的」というのを含むものである。
「文字的」というのを含むものである。
【0031】
【作用】上記のように構成した、この発明の画像処理装
置においては、それぞれ入力多値画像信号Diをエッジ
処理する、互いに周波数特性の異なる複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3が、これに対する重み
係数k1〜k3が入力画像の二値的性質度および線的性
質度に応じて連続的に変えられる状態で加重平均化さ
れ、または複数のエッジ処理手段21〜23の周波数特
性f1〜f3が入力画像の二値的性質度および線的性質
度に応じて連続的に変えられる状態で、複数のエッジ処
理手段21〜23の出力D1〜D3が合成される。
置においては、それぞれ入力多値画像信号Diをエッジ
処理する、互いに周波数特性の異なる複数のエッジ処理
手段21〜23の出力D1〜D3が、これに対する重み
係数k1〜k3が入力画像の二値的性質度および線的性
質度に応じて連続的に変えられる状態で加重平均化さ
れ、または複数のエッジ処理手段21〜23の周波数特
性f1〜f3が入力画像の二値的性質度および線的性質
度に応じて連続的に変えられる状態で、複数のエッジ処
理手段21〜23の出力D1〜D3が合成される。
【0032】したがって、入力画像中にコンピュータよ
り生成された画像のような二値的画像と画像読取装置で
読み取られた画像のような非二値的画像とが、混在する
場合に、両者の境界部において出力画像中に不自然な画
像欠陥を生じることがなく、それぞれの画像の線的性質
を有する線部ないし文字部と非線的性質を有する中間調
部の境界部や誤判別部においても出力画像中に不自然な
画像欠陥を生じることがない。
り生成された画像のような二値的画像と画像読取装置で
読み取られた画像のような非二値的画像とが、混在する
場合に、両者の境界部において出力画像中に不自然な画
像欠陥を生じることがなく、それぞれの画像の線的性質
を有する線部ないし文字部と非線的性質を有する中間調
部の境界部や誤判別部においても出力画像中に不自然な
画像欠陥を生じることがない。
【0033】
【実施例】図1は、この発明の画像処理装置の一例を示
し、入力端子10には入力多値画像信号Diとして、コ
ンピュータなどからの二値的画像信号と画像読取装置な
どからの非二値的画像信号が混在しうる、8ビットのデ
ィジタルデータが供給される。
し、入力端子10には入力多値画像信号Diとして、コ
ンピュータなどからの二値的画像信号と画像読取装置な
どからの非二値的画像信号が混在しうる、8ビットのデ
ィジタルデータが供給される。
【0034】この入力端子10からの入力多値画像信号
Diは、エッジ処理フィルタ21〜23、線的性質度算
出部30および二値的性質度算出部40に並列的に供給
される。
Diは、エッジ処理フィルタ21〜23、線的性質度算
出部30および二値的性質度算出部40に並列的に供給
される。
【0035】線的性質度算出部30は、この例において
は、入力画像の注目画素についての後述するエッジ度と
連結度とから、入力画像の注目画素が線的性質を有する
程度が連続量として算出される。そのため、入力多値画
像信号Diは、線的性質度算出部30において、エッジ
度検出回路31および連結度検出回路32に並列的に供
給される。
は、入力画像の注目画素についての後述するエッジ度と
連結度とから、入力画像の注目画素が線的性質を有する
程度が連続量として算出される。そのため、入力多値画
像信号Diは、線的性質度算出部30において、エッジ
度検出回路31および連結度検出回路32に並列的に供
給される。
【0036】エッジ度検出回路31は、入力画像の例え
ば図3に示すような注目画素Pcを中心とする5×5画
素の領域Wp内の各画素についての入力多値画像信号D
iと、図3に対応させて図4に示すような値の係数と
の、コンボリュージョン演算による2次元微分フィルタ
を構成するもので、その空間周波数特性は図5に示すよ
うなものとなる。
ば図3に示すような注目画素Pcを中心とする5×5画
素の領域Wp内の各画素についての入力多値画像信号D
iと、図3に対応させて図4に示すような値の係数と
の、コンボリュージョン演算による2次元微分フィルタ
を構成するもので、その空間周波数特性は図5に示すよ
うなものとなる。
【0037】このエッジ度検出回路31の出力は、入力
画像の線部ないし文字部では大きい値となり、網点で構
成された中間調部では小さい値となる連続量で、その出
力が、入力画像の注目画素Pcについてのエッジ度とし
て0から255までの値をとり得る8ビットデータに規
格化されて、エッジ度信号Deとして合成回路33に供
給される。
画像の線部ないし文字部では大きい値となり、網点で構
成された中間調部では小さい値となる連続量で、その出
力が、入力画像の注目画素Pcについてのエッジ度とし
て0から255までの値をとり得る8ビットデータに規
格化されて、エッジ度信号Deとして合成回路33に供
給される。
【0038】連結度検出回路32においては、入力画像
の例えば図3に示すような注目画素Pcを中心とする5
×5画素の領域Wp内の、図6に示すように注目画素P
cを中心として水平方向、垂直方向、左上から右下にか
けての斜め方向、および右上から左下にかけての斜め方
向に並ぶ総計17個の画素についての入力多値画像信号
Diの値A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,
K.L,M,N,O,P,Qから、入力画像の注目画素
Pcについての連結度rとして、 r=255−min(V1,V2,V3,V4) …(1) で表される値が算出される。
の例えば図3に示すような注目画素Pcを中心とする5
×5画素の領域Wp内の、図6に示すように注目画素P
cを中心として水平方向、垂直方向、左上から右下にか
けての斜め方向、および右上から左下にかけての斜め方
向に並ぶ総計17個の画素についての入力多値画像信号
Diの値A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,
K.L,M,N,O,P,Qから、入力画像の注目画素
Pcについての連結度rとして、 r=255−min(V1,V2,V3,V4) …(1) で表される値が算出される。
【0039】ただし、式(1)中の値V1,V2,V
3,V4は、それぞれ、 V1=max(|A−C|,|B−C|,|D−C|,|E−C|) … V2=max(|F−C|,|G−C|,|H−C|,|I−C|) … V3=max(|J−C|,|K−C|,|L−C|,|M−C|) … V4=max(|N−C|,|O−C|,|P−C|,|Q−C|) … で表されるものである。
3,V4は、それぞれ、 V1=max(|A−C|,|B−C|,|D−C|,|E−C|) … V2=max(|F−C|,|G−C|,|H−C|,|I−C|) … V3=max(|J−C|,|K−C|,|L−C|,|M−C|) … V4=max(|N−C|,|O−C|,|P−C|,|Q−C|) … で表されるものである。
【0040】すなわち、値V1は、注目画素Pcを中心
として水平方向に並ぶ5個の画素のうちの注目画素Pc
を除く画素のそれぞれの画素値A,B,D,Eと注目画
素Pcの画素値Cとの差の絶対値のうちで最大のもの
で、注目画素Pcを中心として水平方向に並ぶ5個の画
素の間での画素値の変化の大小を示すものである。
として水平方向に並ぶ5個の画素のうちの注目画素Pc
を除く画素のそれぞれの画素値A,B,D,Eと注目画
素Pcの画素値Cとの差の絶対値のうちで最大のもの
で、注目画素Pcを中心として水平方向に並ぶ5個の画
素の間での画素値の変化の大小を示すものである。
【0041】同様に、値V2は注目画素Pcを中心とし
て垂直方向に並ぶ、値V3は注目画素Pcを中心として
左上から右下にかけての斜め方向に並ぶ、値V4は注目
画素Pcを中心として右上から左下にかけての斜め方向
に並ぶ、それぞれ5個の画素の間での画素値の変化の大
小を示す。
て垂直方向に並ぶ、値V3は注目画素Pcを中心として
左上から右下にかけての斜め方向に並ぶ、値V4は注目
画素Pcを中心として右上から左下にかけての斜め方向
に並ぶ、それぞれ5個の画素の間での画素値の変化の大
小を示す。
【0042】そして、これら4通りの最大値V1〜V4
のうちの最小値を255から減じたものが連結度rであ
る。
のうちの最小値を255から減じたものが連結度rであ
る。
【0043】具体的数値例として、上記の画素値A〜Q
が図7に示すような値となる場合、および図8に示すよ
うな値となる場合を示す。
が図7に示すような値となる場合、および図8に示すよ
うな値となる場合を示す。
【0044】図7は水平方向に沿う直線部分で、この場
合、 V1=max(|72−71|,|74−71|,|72−71|,|74−71|)=3 V2=max(|12−71|,|26−71|,|65−71|,|23−71|)=59 V3=max(|13−71|,|26−71|,|60−71|,|21−71|)=58 V4=max(|12−71|,|26−71|,|67−71|,|29−71|)=59 となるので、 r=255−min(3,59,58,59)=255
−3=252 となり、連結度rはかなり大きい値として算出される。
合、 V1=max(|72−71|,|74−71|,|72−71|,|74−71|)=3 V2=max(|12−71|,|26−71|,|65−71|,|23−71|)=59 V3=max(|13−71|,|26−71|,|60−71|,|21−71|)=58 V4=max(|12−71|,|26−71|,|67−71|,|29−71|)=59 となるので、 r=255−min(3,59,58,59)=255
−3=252 となり、連結度rはかなり大きい値として算出される。
【0045】また、図8は網点で構成された中間調部
で、この場合、 V1=68,V2=64,V3=70,V4=28 となるので、 r=255−28=227 となり、連結度rは図7の場合よりも小さい値として算
出される。
で、この場合、 V1=68,V2=64,V3=70,V4=28 となるので、 r=255−28=227 となり、連結度rは図7の場合よりも小さい値として算
出される。
【0046】連結度検出回路32においては、このよう
に算出された0から255までの値をとり得る、入力画
像の注目画素Pcについての連結度rが、8ビットデー
タの連結度信号Drとして合成回路33に出力される。
に算出された0から255までの値をとり得る、入力画
像の注目画素Pcについての連結度rが、8ビットデー
タの連結度信号Drとして合成回路33に出力される。
【0047】もっとも、連結度rとして、式(1)の代
わりに、 r=1/min(V1,V2,V3,V4) …(2) で表される値が算出され、その算出値が、0から255
までの値をとり得る8ビットデータに規格化されて、連
結度信号Drとし合成回路33に供給されるようにして
もよい。
わりに、 r=1/min(V1,V2,V3,V4) …(2) で表される値が算出され、その算出値が、0から255
までの値をとり得る8ビットデータに規格化されて、連
結度信号Drとし合成回路33に供給されるようにして
もよい。
【0048】ちなみに、このようにされるときは、線部
ないし文字部と中間調部での連結度rの違いは、式
(1)のようにされるときに比べて、より大きなものと
なる。
ないし文字部と中間調部での連結度rの違いは、式
(1)のようにされるときに比べて、より大きなものと
なる。
【0049】いずれにしても、連結度検出回路32の出
力も、入力画像の線部ないし文字部では大きい値とな
り、中間調部では小さい値となる連続量として得られ
る。
力も、入力画像の線部ないし文字部では大きい値とな
り、中間調部では小さい値となる連続量として得られ
る。
【0050】合成回路33においては、エッジ度検出回
路31からのエッジ度信号Deおよび連結度検出回路3
2からの連結度信号Drの値に応じて出力の合成信号の
値が変化し、エッジ度信号Deおよび連結度信号Drの
値がともに大きいときほど出力の合成信号の値が大きく
なるような演算がなされ、出力の合成信号が0から25
5までの値をとり得る8ビットデータに規格化されて得
られる。
路31からのエッジ度信号Deおよび連結度検出回路3
2からの連結度信号Drの値に応じて出力の合成信号の
値が変化し、エッジ度信号Deおよび連結度信号Drの
値がともに大きいときほど出力の合成信号の値が大きく
なるような演算がなされ、出力の合成信号が0から25
5までの値をとり得る8ビットデータに規格化されて得
られる。
【0051】したがって、合成回路33の出力も、入力
画像の線部ないし文字部では大きい値となり、中間調部
では小さい値となる連続量として得られる。
画像の線部ないし文字部では大きい値となり、中間調部
では小さい値となる連続量として得られる。
【0052】この合成回路33の出力は、平均化回路3
4に供給されて、入力画像の各画素ごとにその画素を中
心とする例えば5×5画素の領域で平均化される。これ
は、線的性質度が高い領域を周辺の領域まで拡散する効
果をもたらすものである。
4に供給されて、入力画像の各画素ごとにその画素を中
心とする例えば5×5画素の領域で平均化される。これ
は、線的性質度が高い領域を周辺の領域まで拡散する効
果をもたらすものである。
【0053】この平均化回路34の8ビットデータ出力
が、最終的に入力画像の各画素についての線的性質度s
を連続的に示す信号Ssとして、加重平均化部50の重
み係数算出回路52に供給される。
が、最終的に入力画像の各画素についての線的性質度s
を連続的に示す信号Ssとして、加重平均化部50の重
み係数算出回路52に供給される。
【0054】二値的性質度算出部40は、この例におい
ては、入力画像の例えば図3に示すような注目画素Pc
を中心とする5×5画素の領域Wp内の各画素について
の入力多値画像信号Diの値から、その画素値が0また
は255付近となる、例えば0から9まで、または24
6から255までの値となる領域Wp内の画素数N1
の、領域Wp内の総画素数N0(=25)に対する比N
1/N0が、入力画像の注目画素Pcについての二値的
性質度nとして、0から1までの連続量として算出され
る。
ては、入力画像の例えば図3に示すような注目画素Pc
を中心とする5×5画素の領域Wp内の各画素について
の入力多値画像信号Diの値から、その画素値が0また
は255付近となる、例えば0から9まで、または24
6から255までの値となる領域Wp内の画素数N1
の、領域Wp内の総画素数N0(=25)に対する比N
1/N0が、入力画像の注目画素Pcについての二値的
性質度nとして、0から1までの連続量として算出され
る。
【0055】コンピュータ内部でフォント展開により生
成された文字画像などは、二値的性質を有し、領域Wp
内の画素値が図9に示すように0または255付近に集
中して、上記の比N1/N0が1に近い大きな値とな
る。
成された文字画像などは、二値的性質を有し、領域Wp
内の画素値が図9に示すように0または255付近に集
中して、上記の比N1/N0が1に近い大きな値とな
る。
【0056】これに対して、画像読取装置で読み取られ
た自然画像などは、非二値的性質を有し、領域Wp内の
画素値が図10に示すように分散して、上記の比N1/
N0が0に近い小さな値となる。
た自然画像などは、非二値的性質を有し、領域Wp内の
画素値が図10に示すように分散して、上記の比N1/
N0が0に近い小さな値となる。
【0057】二値的性質度算出部40においては、この
ように0から1までの連続量として算出された比N1/
N0、すなわち入力画像の注目画素Pcについての二値
的性質度nが、0から255までの値をとり得る8ビッ
トデータに規格化されて、二値的性質度信号Snとして
加重平均化部50の重み係数算出回路52に供給され
る。
ように0から1までの連続量として算出された比N1/
N0、すなわち入力画像の注目画素Pcについての二値
的性質度nが、0から255までの値をとり得る8ビッ
トデータに規格化されて、二値的性質度信号Snとして
加重平均化部50の重み係数算出回路52に供給され
る。
【0058】もっとも、領域Wp内の総画素数N0は上
記の例ではN0=25というように、あらかじめ定めら
れるので、上記の比N1/N0が算出されることなく、
画素値が0または255付近となる領域Wp内の画素数
N1そのものが直接、入力画像の注目画素Pcについて
の二値的性質度nとして、0から例えば25までの連続
量として算出され、その算出値が、0から255までの
値をとり得る8ビットデータに規格化されて、二値的性
質度信号Snとして出力されてもよい。
記の例ではN0=25というように、あらかじめ定めら
れるので、上記の比N1/N0が算出されることなく、
画素値が0または255付近となる領域Wp内の画素数
N1そのものが直接、入力画像の注目画素Pcについて
の二値的性質度nとして、0から例えば25までの連続
量として算出され、その算出値が、0から255までの
値をとり得る8ビットデータに規格化されて、二値的性
質度信号Snとして出力されてもよい。
【0059】エッジ処理フィルタ21,22,23は、
それぞれ、例えば5×5画素の画素ウインドウ内での、
入力多値画像信号Diとメモリ60から読み出されたフ
ィルタ係数とのコンボリュージョン演算により、入力多
値画像信号Diをエッジ処理するものである。ただし、
その5×5画素についてのフィルタ係数はエッジ処理フ
ィルタ21,22,23の間で互いに異なるものとさ
れ、これによりエッジ処理フィルタ21,22,23の
周波数特性が互いに異なるものとされる。
それぞれ、例えば5×5画素の画素ウインドウ内での、
入力多値画像信号Diとメモリ60から読み出されたフ
ィルタ係数とのコンボリュージョン演算により、入力多
値画像信号Diをエッジ処理するものである。ただし、
その5×5画素についてのフィルタ係数はエッジ処理フ
ィルタ21,22,23の間で互いに異なるものとさ
れ、これによりエッジ処理フィルタ21,22,23の
周波数特性が互いに異なるものとされる。
【0060】具体的に、エッジ処理フィルタ21は文字
用で、その周波数特性は図11の特性f1で示すように
高周波成分を増強するものとされる。エッジ処理フィル
タ22は二値的絵柄用で、その周波数特性は図11の特
性f2で示すように入力信号をほぼそのまま通過させる
ものとされる。エッジ処理フィルタ23は中間調用およ
び二値的文字用で、その周波数特性は図11の特性f3
で示すようにモアレやノイズを除去するために高周波成
分をカットするものとされる。
用で、その周波数特性は図11の特性f1で示すように
高周波成分を増強するものとされる。エッジ処理フィル
タ22は二値的絵柄用で、その周波数特性は図11の特
性f2で示すように入力信号をほぼそのまま通過させる
ものとされる。エッジ処理フィルタ23は中間調用およ
び二値的文字用で、その周波数特性は図11の特性f3
で示すようにモアレやノイズを除去するために高周波成
分をカットするものとされる。
【0061】なお、エッジ処理フィルタ21,22,2
3に対するフィルタ係数は、あらかじめ、CPU71を
有する制御部70において生成され、制御部70からメ
モリ60に書き込まれる。
3に対するフィルタ係数は、あらかじめ、CPU71を
有する制御部70において生成され、制御部70からメ
モリ60に書き込まれる。
【0062】エッジ処理フィルタ21,22,23から
の、それぞれ8ビットデータからなる画像信号D1,D
2,D3は、加重平均化部50の積和演算回路51に供
給される。
の、それぞれ8ビットデータからなる画像信号D1,D
2,D3は、加重平均化部50の積和演算回路51に供
給される。
【0063】加重平均化部50においては、その重み係
数算出回路52において、二値的性質度算出部40から
の二値的性質度信号Snおよび線的性質度算出部30か
らの線的性質度信号Ssから、エッジ処理フィルタ2
1,22,23からの画像信号D1,D2,D3に対す
る後述するような重み係数k1,k2,k3が算出さ
れ、積和演算回路51において、 Do=k1・D1+k2・D2+k3・D3 …(3) で表される積和演算により、エッジ処理フィルタ21,
22,23からの画像信号D1,D2,D3が加重平均
化され、積和演算回路51から8ビットデータからなる
出力多値画像信号Doが得られる。
数算出回路52において、二値的性質度算出部40から
の二値的性質度信号Snおよび線的性質度算出部30か
らの線的性質度信号Ssから、エッジ処理フィルタ2
1,22,23からの画像信号D1,D2,D3に対す
る後述するような重み係数k1,k2,k3が算出さ
れ、積和演算回路51において、 Do=k1・D1+k2・D2+k3・D3 …(3) で表される積和演算により、エッジ処理フィルタ21,
22,23からの画像信号D1,D2,D3が加重平均
化され、積和演算回路51から8ビットデータからなる
出力多値画像信号Doが得られる。
【0064】入力画像の局部的領域は、大別して、
(a)画像読取装置で読み取られた画像の線部ないし文
字部のように、二値的性質度が低く、かつ線的性質度は
高い部分、(b)画像読取装置で読み取られた画像の網
点で構成された中間調部のように、二値的性質度が低
く、かつ線的性質度も低い部分、(c)コンピュータに
より生成された画像の線部ないし文字部のように、二値
的性質度が高く、かつ線的性質度も高い部分、(d)コ
ンピュータにより生成された画像の網点で構成された中
間調部のように、二値的性質度が高く、かつ線的性質度
は低い部分、の4種類に分けられる。
(a)画像読取装置で読み取られた画像の線部ないし文
字部のように、二値的性質度が低く、かつ線的性質度は
高い部分、(b)画像読取装置で読み取られた画像の網
点で構成された中間調部のように、二値的性質度が低
く、かつ線的性質度も低い部分、(c)コンピュータに
より生成された画像の線部ないし文字部のように、二値
的性質度が高く、かつ線的性質度も高い部分、(d)コ
ンピュータにより生成された画像の網点で構成された中
間調部のように、二値的性質度が高く、かつ線的性質度
は低い部分、の4種類に分けられる。
【0065】重み係数算出回路52では、この入力画像
の局部的領域の性質の違いに応じて、エッジ処理フィル
タ21からの画像信号D1に対する重み係数k1として
は、二値的性質度信号Snの値が小さく、かつ線的性質
度信号Ssの値が大きいときほど、すなわち図12に示
すように、入力画像の注目画素についての二値的性質度
が低く、かつ線的性質度が高いときほど、値が1に近づ
いて大きくなるものが算出される。
の局部的領域の性質の違いに応じて、エッジ処理フィル
タ21からの画像信号D1に対する重み係数k1として
は、二値的性質度信号Snの値が小さく、かつ線的性質
度信号Ssの値が大きいときほど、すなわち図12に示
すように、入力画像の注目画素についての二値的性質度
が低く、かつ線的性質度が高いときほど、値が1に近づ
いて大きくなるものが算出される。
【0066】エッジ処理フィルタ22からの画像信号D
2に対する重み係数k2としては、まったく逆に、二値
的性質度信号Snの値が大きく、かつ線的性質度信号S
sの値が小さいときほど、すなわち図13に示すよう
に、入力画像の注目画素についての二値的性質度が高
く、かつ線的性質度が低いときほど、値が1に近づいて
大きくなるものが算出される。
2に対する重み係数k2としては、まったく逆に、二値
的性質度信号Snの値が大きく、かつ線的性質度信号S
sの値が小さいときほど、すなわち図13に示すよう
に、入力画像の注目画素についての二値的性質度が高
く、かつ線的性質度が低いときほど、値が1に近づいて
大きくなるものが算出される。
【0067】エッジ処理フィルタ23からの画像信号D
3に対する重み係数k3は、 k3=1−(k1+k2) …(4) で表される演算により算出される。したがって、重み係
数k3としては、二値的性質度信号Snの値が大きく、
かつ線的性質度信号Ssの値が大きいときほど、また
は、二値的性質度信号Snの値が小さく、かつ線的性質
度信号Ssの値が小さいときほど、すなわち図14に示
すように、入力画像の注目画素についての二値的性質度
が高く、かつ線的性質度が高いときほど、または、二値
的性質度が低く、かつ線的性質度が低いときほど、値が
1に近づいて大きくなるものが算出される。
3に対する重み係数k3は、 k3=1−(k1+k2) …(4) で表される演算により算出される。したがって、重み係
数k3としては、二値的性質度信号Snの値が大きく、
かつ線的性質度信号Ssの値が大きいときほど、また
は、二値的性質度信号Snの値が小さく、かつ線的性質
度信号Ssの値が小さいときほど、すなわち図14に示
すように、入力画像の注目画素についての二値的性質度
が高く、かつ線的性質度が高いときほど、または、二値
的性質度が低く、かつ線的性質度が低いときほど、値が
1に近づいて大きくなるものが算出される。
【0068】なお、これら重み係数k1〜k3の二値的
性質度信号Snおよび線的性質度信号Ssに対する特性
は、制御部70からの制御信号CTによって設定ないし
調整できるようにされる。
性質度信号Snおよび線的性質度信号Ssに対する特性
は、制御部70からの制御信号CTによって設定ないし
調整できるようにされる。
【0069】したがって、上記(a)の、画像読取装置
で読み取られた画像の線部ないし文字部では、出力多値
画像信号Doに占めるエッジ処理フィルタ21からの画
像信号D1の割合が大きくなり、すなわち等価的にエッ
ジ処理フィルタ21〜23全体の周波数特性が図11に
示した特性f1に近いものとなり、その画像読取装置で
読み取られた画像の線部ないし文字部のエッジが強調さ
れ、鮮鋭度が高められる。
で読み取られた画像の線部ないし文字部では、出力多値
画像信号Doに占めるエッジ処理フィルタ21からの画
像信号D1の割合が大きくなり、すなわち等価的にエッ
ジ処理フィルタ21〜23全体の周波数特性が図11に
示した特性f1に近いものとなり、その画像読取装置で
読み取られた画像の線部ないし文字部のエッジが強調さ
れ、鮮鋭度が高められる。
【0070】上記(b)の、画像読取装置で読み取られ
た画像の網点で構成された中間調部では、出力多値画像
信号Doに占めるエッジ処理フィルタ23からの画像信
号D3の割合が大きくなり、すなわち等価的にエッジ処
理フィルタ21〜23全体の周波数特性が図11に示し
た特性f3に近いものとなり、その画像読取装置で読み
取られた画像の網点で構成された中間調部がなめらかに
出力され、中間調が良好に再現される。
た画像の網点で構成された中間調部では、出力多値画像
信号Doに占めるエッジ処理フィルタ23からの画像信
号D3の割合が大きくなり、すなわち等価的にエッジ処
理フィルタ21〜23全体の周波数特性が図11に示し
た特性f3に近いものとなり、その画像読取装置で読み
取られた画像の網点で構成された中間調部がなめらかに
出力され、中間調が良好に再現される。
【0071】上記(c)の、コンピュータにより生成さ
れた画像の線部ないし文字部では、上記(b)の、画像
読取装置で読み取られた画像の網点で構成された中間調
部と同様に、出力多値画像信号Doに占めるエッジ処理
フィルタ23からの画像信号D3の割合が大きくなり、
すなわち等価的にエッジ処理フィルタ21〜23全体の
周波数特性が図11に示した特性f3に近いものとな
り、そのコンピュータにより生成された画像の線部ない
し文字部における不自然な段差ないしジャグが軽減さ
れ、線ないし文字がなめらかに出力される。
れた画像の線部ないし文字部では、上記(b)の、画像
読取装置で読み取られた画像の網点で構成された中間調
部と同様に、出力多値画像信号Doに占めるエッジ処理
フィルタ23からの画像信号D3の割合が大きくなり、
すなわち等価的にエッジ処理フィルタ21〜23全体の
周波数特性が図11に示した特性f3に近いものとな
り、そのコンピュータにより生成された画像の線部ない
し文字部における不自然な段差ないしジャグが軽減さ
れ、線ないし文字がなめらかに出力される。
【0072】上記(d)の、コンピュータにより生成さ
れた画像の網点で構成された中間調部では、出力多値画
像信号Doに占めるエッジ処理フィルタ22からの画像
信号D2の割合が大きくなり、すなわち等価的にエッジ
処理フィルタ21〜23全体の周波数特性が図11に示
した特性f2に近いものとなり、そのコンピュータによ
り生成された画像の網点で構成された中間調部がほとん
どそのまま出力される。
れた画像の網点で構成された中間調部では、出力多値画
像信号Doに占めるエッジ処理フィルタ22からの画像
信号D2の割合が大きくなり、すなわち等価的にエッジ
処理フィルタ21〜23全体の周波数特性が図11に示
した特性f2に近いものとなり、そのコンピュータによ
り生成された画像の網点で構成された中間調部がほとん
どそのまま出力される。
【0073】このように図1の例によれば、いずれの画
像ないし画像領域に対しても、それぞれの画像ないし画
像領域の性質に応じた適切なエッジ処理がなされるとと
もに、エッジ処理フィルタ21〜23からの画像信号D
1〜D3に対する重み係数k1〜k3が入力多値画像信
号Diの二値的性質度および線的性質度に応じて連続的
に変えられるので、画像読取装置で読み取られた画像と
コンピュータにより生成された画像の境界部や、それぞ
れの画像の線部ないし文字部と網点で構成された中間調
部との境界部において出力画像中に不自然な画像欠陥を
生じることがない。
像ないし画像領域に対しても、それぞれの画像ないし画
像領域の性質に応じた適切なエッジ処理がなされるとと
もに、エッジ処理フィルタ21〜23からの画像信号D
1〜D3に対する重み係数k1〜k3が入力多値画像信
号Diの二値的性質度および線的性質度に応じて連続的
に変えられるので、画像読取装置で読み取られた画像と
コンピュータにより生成された画像の境界部や、それぞ
れの画像の線部ないし文字部と網点で構成された中間調
部との境界部において出力画像中に不自然な画像欠陥を
生じることがない。
【0074】また、二値的性質度算出部40において
は、入力画像の注目画素を中心とする所定画素数の領域
内における画素値の頻度分布から注目画素についての二
値的性質度が算出されるので、二値的性質度が正確かつ
容易に算出されるとともに、線的性質度算出部30にお
いては、入力画像の注目画素についてのエッジ度と連結
度とから注目画素についての線的性質度が算出されるの
で、線的性質度が正確かつ安定に算出される。
は、入力画像の注目画素を中心とする所定画素数の領域
内における画素値の頻度分布から注目画素についての二
値的性質度が算出されるので、二値的性質度が正確かつ
容易に算出されるとともに、線的性質度算出部30にお
いては、入力画像の注目画素についてのエッジ度と連結
度とから注目画素についての線的性質度が算出されるの
で、線的性質度が正確かつ安定に算出される。
【0075】図2は、この発明の画像処理装置の他の例
を示し、エッジ処理フィルタ21,22,23に対す
る、それぞれメモリ60から読み出されたフィルタ係数
が、それぞれ変調回路81,82,83において重み係
数算出回路52からの図1の例と同様の重み係数k1,
k2,k3により変調されて、エッジ処理フィルタ2
1,22,23に供給され、エッジ処理フィルタ21,
22,23からの画像信号D1,D2,D3が加算回路
90において同一の重みで加算されて、加算回路90か
ら8ビットデータとされた出力多値画像信号Doが得ら
れるようにされる。変調回路81〜83は、それぞれ乗
算器により構成される。
を示し、エッジ処理フィルタ21,22,23に対す
る、それぞれメモリ60から読み出されたフィルタ係数
が、それぞれ変調回路81,82,83において重み係
数算出回路52からの図1の例と同様の重み係数k1,
k2,k3により変調されて、エッジ処理フィルタ2
1,22,23に供給され、エッジ処理フィルタ21,
22,23からの画像信号D1,D2,D3が加算回路
90において同一の重みで加算されて、加算回路90か
ら8ビットデータとされた出力多値画像信号Doが得ら
れるようにされる。変調回路81〜83は、それぞれ乗
算器により構成される。
【0076】その他の構成は、図1の例と同じである。
線的性質度算出部30も、図1の例と同様に構成され
る。
線的性質度算出部30も、図1の例と同様に構成され
る。
【0077】この例においては、重み係数k1,k2,
k3に応じてエッジ処理フィルタ21,22,23に対
するフィルタ係数が変調され、これによりエッジ処理フ
ィルタ21,22,23の周波数特性が変調されて、エ
ッジ処理フィルタ21〜23全体の周波数特性が変えら
れる。したがって、この例によっても、図1の例と同様
の効果が得られる。
k3に応じてエッジ処理フィルタ21,22,23に対
するフィルタ係数が変調され、これによりエッジ処理フ
ィルタ21,22,23の周波数特性が変調されて、エ
ッジ処理フィルタ21〜23全体の周波数特性が変えら
れる。したがって、この例によっても、図1の例と同様
の効果が得られる。
【0078】なお、図1および図2の例に共通するが、
エッジ処理フィルタ21〜23におけるコンボリュージ
ョン演算の画素サイズは、5×5画素に限らず、3×3
画素、3×5画素、5×7画素、7×7画素などでもよ
い。
エッジ処理フィルタ21〜23におけるコンボリュージ
ョン演算の画素サイズは、5×5画素に限らず、3×3
画素、3×5画素、5×7画素、7×7画素などでもよ
い。
【0079】線的性質度算出部30のエッジ度検出回路
31におけるコンボリュージョン演算の画素サイズも、
同様に5×5画素に限る必要はない。
31におけるコンボリュージョン演算の画素サイズも、
同様に5×5画素に限る必要はない。
【0080】線的性質度算出部30の連結度検出回路3
2においては、図6に示すような注目画素Pcを中心と
する水平方向、垂直方向、左上から右下にかけての斜め
方向、および右上から左下にかけての斜め方向の、それ
ぞれ片側ずつが独立に扱われて、 V1=max(|A−C|,|B−C|) V2=max(|D−C|,|E−C|) V3=max(|F−C|,|G−C|) V4=max(|H−C|,|I−C|) V5=max(|J−C|,|K−C|) V6=max(|L−C|,|M−C|) V7=max(|N−C|,|O−C|) V8=max(|P−C|,|Q−C|) が算出され、注目画素Pcについての連結度rとして、 r=255−min(V1,V2,V3,V4,V5,
V6,V7,V8) または、 r=255/min(V1,V2,V3,V4,V5,
V6,V7,V8) で表される値が算出されてもよい。
2においては、図6に示すような注目画素Pcを中心と
する水平方向、垂直方向、左上から右下にかけての斜め
方向、および右上から左下にかけての斜め方向の、それ
ぞれ片側ずつが独立に扱われて、 V1=max(|A−C|,|B−C|) V2=max(|D−C|,|E−C|) V3=max(|F−C|,|G−C|) V4=max(|H−C|,|I−C|) V5=max(|J−C|,|K−C|) V6=max(|L−C|,|M−C|) V7=max(|N−C|,|O−C|) V8=max(|P−C|,|Q−C|) が算出され、注目画素Pcについての連結度rとして、 r=255−min(V1,V2,V3,V4,V5,
V6,V7,V8) または、 r=255/min(V1,V2,V3,V4,V5,
V6,V7,V8) で表される値が算出されてもよい。
【0081】また、この連結度検出回路32における連
結度算出対象の画素サイズも、5×5画素に限る必要は
ない。
結度算出対象の画素サイズも、5×5画素に限る必要は
ない。
【0082】さらに、連結度検出回路32の出力Drが
一定画素サイズの領域で平均化され、その平均化後の連
結度信号が合成回路33に供給されるようにしてもよ
い。
一定画素サイズの領域で平均化され、その平均化後の連
結度信号が合成回路33に供給されるようにしてもよ
い。
【0083】図1および図2の例は3個のエッジ処理フ
ィルタ21〜23が設けられる場合であるが、エッジ処
理フィルタは2個以上であればよい。エッジ処理フィル
タが2個しか設けられない場合には、その一方は上述し
たエッジ処理フィルタ21のように文字用とされて、そ
の周波数特性が図11の特性f1で示すように高周波成
分を増強するものとされ、その他方は上述したエッジ処
理フィルタ23のように中間調用および二値的文字用と
されて、その周波数特性が図11の特性f3で示すよう
に高周波成分をカットするものとされ、上述したエッジ
処理フィルタ22のように入力信号をほぼそのまま通過
させる周波数特性は、その一方および他方のエッジ処理
フィルタの合成周波数特性として得られるようにされれ
ばよい。
ィルタ21〜23が設けられる場合であるが、エッジ処
理フィルタは2個以上であればよい。エッジ処理フィル
タが2個しか設けられない場合には、その一方は上述し
たエッジ処理フィルタ21のように文字用とされて、そ
の周波数特性が図11の特性f1で示すように高周波成
分を増強するものとされ、その他方は上述したエッジ処
理フィルタ23のように中間調用および二値的文字用と
されて、その周波数特性が図11の特性f3で示すよう
に高周波成分をカットするものとされ、上述したエッジ
処理フィルタ22のように入力信号をほぼそのまま通過
させる周波数特性は、その一方および他方のエッジ処理
フィルタの合成周波数特性として得られるようにされれ
ばよい。
【0084】なお、この発明は、カラー画像信号の場合
にも適用することができる。カラー画像信号の場合、各
色成分の多値画像信号につき上述したエッジ処理をする
必要はなく、例えばLab色空間で表現されたカラー画
像信号の場合であれば、明度信号であるL信号のみにつ
き上述したエッジ処理をし、色度信号であるa信号およ
びb信号についてはエッジ処理されたL信号に対して時
間を合わせるように遅延すればよい。
にも適用することができる。カラー画像信号の場合、各
色成分の多値画像信号につき上述したエッジ処理をする
必要はなく、例えばLab色空間で表現されたカラー画
像信号の場合であれば、明度信号であるL信号のみにつ
き上述したエッジ処理をし、色度信号であるa信号およ
びb信号についてはエッジ処理されたL信号に対して時
間を合わせるように遅延すればよい。
【0085】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、画
像読取装置で読み取られた画像とコンピュータにより生
成された画像のいずれに対しても、それぞれの画像ない
し画像領域の性質に応じた適切なエッジ処理がなされる
とともに、画像読取装置で読み取られた画像とコンピュ
ータにより生成された画像の境界部や、それぞれの画像
の線部ないし文字部と網点で構成さた中間調部との境界
部において出力画像中に不自然な画像欠陥を生じること
がない。
像読取装置で読み取られた画像とコンピュータにより生
成された画像のいずれに対しても、それぞれの画像ない
し画像領域の性質に応じた適切なエッジ処理がなされる
とともに、画像読取装置で読み取られた画像とコンピュ
ータにより生成された画像の境界部や、それぞれの画像
の線部ないし文字部と網点で構成さた中間調部との境界
部において出力画像中に不自然な画像欠陥を生じること
がない。
【図1】この発明の画像処理装置の一例を示すブロック
図である。
図である。
【図2】この発明の画像処理装置の他の例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】各例の線的性質度算出部におけるエッジ度検出
の説明に供する図である。
の説明に供する図である。
【図4】各例の線的性質度算出部におけるエッジ度検出
の説明に供する図である。
の説明に供する図である。
【図5】各例の線的性質度算出部のエッジ度検出回路の
空間周波数特性の一例を示す図である。
空間周波数特性の一例を示す図である。
【図6】各例の線的性質度検出部における連結度検出の
説明に供する図である。
説明に供する図である。
【図7】各例の線的性質度検出部における連結度検出の
説明に供する図である。
説明に供する図である。
【図8】各例の線的性質度検出部における連結度検出の
説明に供する図である。
説明に供する図である。
【図9】各例の二値的性質度算出部における二値的性質
度算出の説明に供する図である。
度算出の説明に供する図である。
【図10】各例の二値的性質度算出部における二値的性
質度算出の説明に供する図である。
質度算出の説明に供する図である。
【図11】各例の3つのエッジ処理フィルタの周波数特
性の一例を示す図である。
性の一例を示す図である。
【図12】各例における第1の重み係数の変化特性の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図13】各例における第2の重み係数の変化特性の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図14】各例における第3の重み係数の変化特性の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図15】従来の画像処理装置の一例を示すブロック図
である。
である。
21〜23 エッジ処理フィルタ(エッジ処理手段) 30 線的性質度算出部(線的性質度算出手段) 40 二値的性質度算出部(二値的性質度算出手段) 50 加重平均化部(加重平均化手段) 52 重み係数算出回路(周波数特性変調手段) 81〜83 変調回路(周波数特性変調手段) 90 加算回路(合成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 G06T 1/00 - 7/00
Claims (5)
- 【請求項1】入力多値画像信号から、入力画像が最大値
または最小値の付近の所定範囲内の値の多値画像信号か
らなる画像である二値的画像の性質を有する程度を連続
量として表す二値的性質度を算出する二値的性質度算出
手段と、 入力多値画像信号から、入力画像が文字画像または線画
像の性質を有する程度を連続量として表す線的性質度で
あって、文字部または線部では、その程度が大きくな
り、エッジ部でない部分および画素値の近似する画素が
連結する度合が低い部分では、その程度が小さくなる線
的性質度を算出する線的性質度算出手段と、 それぞれ入力多値画像信号をエッジ処理する、互いに周
波数特性の異なる複数のエッジ処理手段と、 上記二値的性質度算出手段により算出された二値的性質
度、および上記線的性質度算出手段により算出された線
的性質度に応じて、上記複数のエッジ処理手段の出力を
加重平均化する加重平均化手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】入力多値画像信号から、入力画像が最大値
または最小値の付近の所定範囲内の値の多値画像信号か
らなる画像である二値的画像の性質を有する程度を連続
量として表す二値的性質度を算出する二値的性質度算出
手段と、 入力多値画像信号から、入力画像が文字画像または線画
像の性質を有する程度を連続量として表す線的性質度で
あって、文字部または線部では、その程度が大きくな
り、エッジ部でない部分および画素値の近似する画素が
連結する度合が低い部分では、その程度が小さくなる線
的性質度を算出する線的性質度算出手段と、 それぞれ入力多値画像信号をエッジ処理する、互いに周
波数特性の異なる複数のエッジ処理手段と、 上記二値的性質度算出手段により算出された二値的性質
度、および上記線的性質度算出手段により算出された線
的性質度に応じて、上記複数のエッジ処理手段の周波数
特性を連続的に変化させる周波数特性変調手段と、 上記複数のエッジ処理手段の出力を合成する合成手段
と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の画像処理装置に
おいて、 上記加重平均化手段または周波数特性変調手段は、上記
二値的性質度算出手段により算出された二値的性質度が
高く、かつ上記線的性質度算出手段により算出された線
的性質度が高いときほど、上記複数のエッジ処理手段の
出力に対する重み付け、または上記複数のエッジ処理手
段全体の周波数特性を、スムージングの度合いを高める
方向に設定することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の画像処理装置に
おいて、 上記加重平均化手段または周波数特性変調手段は、上記
二値的性質度算出手段により算出された二値的性質度が
低く、かつ上記線的性質度算出手段により算出された線
的性質度が高いときほど、上記複数のエッジ処理手段の
出力に対する重み付け、または上記複数のエッジ処理手
段全体の周波数特性を、画像鮮鋭度を高める方向に設定
することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】請求項1または2に記載の画像処理装置に
おいて、 上記加重平均化手段または周波数特性変調手段は、上記
二値的性質度算出手段により算出された二値的性質度が
低く、かつ上記線的性質度算出手段により算出された線
的性質度が低いときほど、上記複数のエッジ処理手段の
出力に対する重み付け、または上記複数のエッジ処理手
段全体の周波数特性を、スムージングの度合いを高める
方向に設定することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27844594A JP3299397B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27844594A JP3299397B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08116446A JPH08116446A (ja) | 1996-05-07 |
| JP3299397B2 true JP3299397B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17597444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27844594A Expired - Fee Related JP3299397B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299397B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5113810B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2013-01-09 | 日本電信電話株式会社 | 画像処理方法、画像処理装置及びひび割れ検知システム |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP27844594A patent/JP3299397B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08116446A (ja) | 1996-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |