JP3300543B2 - デジタル無線電話装置 - Google Patents

デジタル無線電話装置

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JP3300543B2
JP3300543B2 JP21889494A JP21889494A JP3300543B2 JP 3300543 B2 JP3300543 B2 JP 3300543B2 JP 21889494 A JP21889494 A JP 21889494A JP 21889494 A JP21889494 A JP 21889494A JP 3300543 B2 JP3300543 B2 JP 3300543B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル無線方式の無
線電話装置に関し、特にその弱電界における再同期を確
立するためのプロトコルに関する。
【0002】
【従来の技術】同期バースト信号は通信チャネル起動時
と通信中の同期外れ時、それとチャネル切り替え時に同
期確立のために送受信される信号である。この信号のフ
ォーマットは図1(a)、(b)に示す通りである。図
1(a)は上り(移動局から基地局へ)のもので、図1
(b)は下り(基地局から移動局へ)のものである。図
中、Gはガード時間、Rはバースト過渡応答用ガード時
間、Pはプリアンブル、Postはポストアンブル、S
Wは同期ワード、CCはカラーコード、TAはタイムア
ラインメント、Bはバースト識別ビット、SSCはスー
パーフレーム同期カウンタ、Qはテールビット(常に
1)である。また#1、#2、#3は同一内容でビット
毎の多数決処理を行って誤り訂正を行う。またB=0の
時はTA、SSCはつねに0で、B=1の時のみTA、
SSCを使用する。
【0003】従来の自動車電話装置において、通信チャ
ネル(TCH)を確立するためのこの同期バースト信号
を送受する移動局側のフローチャートを示すと図5のよ
うになる。このフローチャートに添って、同期をとる為
の動作を説明する。
【0004】制御チャネルの制御フローチャートが終了
すると、通信チャネル(TCH)を起動するシーケンス
が開始される(200)。
【0005】先ず、下り同期バーストSB1の受信処理
が行われ(201)、下り同期バーストSB1の同期フ
ラグをチェックすることで下り同期バーストSB1が正
しく受信されたかどうかを判別する(202)。同期フ
ラグが立っていない場合は、再度下り同期バーストSB
1の受信処理(201)を行い、同期フラグが立ってい
ると、受信した同期バーストSB1のカラーコードCC
がマネージメント側から指定されたものであるか否かを
チェックする(203)。マネージメント側から指定さ
れたものと一致しておれば、上り同期バーストSB2の
送信処理(204)へと進み、一致していなければ再度
下り同期バーストSB1の受信処理(201)に戻る。
【0006】上り同期バーストSB2を送信後、下り同
期バーストSB3の受信を行う(205)。バースト識
別ビツトBを検出して、これが1であればSB3である
と判定し(206)、その後、下り同期バーストSB3
で受信したスーパーフレーム同期カウンタSSCの値を
上り同期バーストSB4にセット(207)し、受信し
たカラーコードCC、タイムアライメントTA、バース
ト識別ビツトBを更に付加して上り同期バーストSB4
を送信する(208)。
【0007】バースト識別ビツトBの判定でSB3と認
められなかったときは、再度上り同期バーストSB2の
送信処理(204)を行う。
【0008】上り同期バーストSB4を送信後、下り通
信チャネルTCHの受信処理に入る(209)。受信
後、フレーム同期の同期フラグが立っているかどうかど
うかを調べ(210)、同期フラグが立っていれば上り
通信チャネルTCHを送信する(211)。同期フラグ
が立っていなければ、スーパーフレーム同期カウンタS
SCの値を+1インクリメントし(212)、そのスー
パーフレーム同期カウンタSSCの値を上り同期バース
トSB4にセット(207)し、上り同期バーストSB
4を送信する(208)手順に戻る。
【0009】上り通信チャネルTCHを送信した後は、
通信中の制御フローチャートに戻る(213)。
【0010】すなわち、図6に示すように基地局および
移動局から同期バーストSB1〜SB4が送受されるわ
けである。
【0011】ところで、このような従来の制御フローチ
ャートには次のような不具合がある。
【0012】(1)一つは、下り同期バーストSB3を
受信した後、それから得られたスーパーフレーム同期カ
ウンタSSCの値を上り同期バーストSB4にセットし
て送信しているので、弱電界のとき、下り同期バースト
SB3のスーパーフレーム同期カウンタSSCの値を誤
って受信すると、以後移動局側ではその誤ったスーパー
フレーム同期カウンタSSCの値を+1インクリメント
しながら送信し続けるため、基地局が再度下り同期バー
ストSB3を送信しても、なかなか通信チャネルTCH
の送受信まで行き着かないという問題がある。
【0013】(2)次に、同期バーストSBの送受信か
ら通信チャネルTCHの送受信に移る時、同期ワードS
W(32ビット)の一回一致で同期確立となる。しか
し、弱電界時にはランダムノイズで誤同期する可能性が
ある。そうすると移動局側は上りの送信データとして通
信チャネルTCHを送っているのに、基地局が再度下り
同期バーストSB3を送信したりし、再度同期バースト
の受信処理に戻らなければならなくなり、通信チャネル
TCHを起動するまでの時間が長くなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
同期制御の方法では、一度下り同期バーストSB3のス
ーパーフレーム同期カウンタSSCの値を誤って受信す
るとなかなか通信チャネルTCHの送受信まで進めなか
ったり、また、同期バーストSBの送受信から通信チャ
ネルTCHの送受信に移る時、同期バーストSBか通信
チャネルTCHかが判然とせず時間を費やしたりするこ
とがあった。本発明はこの点を解決して、再同期や、通
信チャネルへの切り替えに要する時間を短縮することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基地局と移動局間で上り及び下りの同期
バーストを送受信して同期をとり、通信チャネルを送受
信して通信を行うデジタル無線電話装置において、前記
移動局に、同期外れが発生して再同期をとる際に、前記
基地局からの前記下り同期バーストを複数回連続して受
信する受信手段と、最終回の前記下り同期バーストに含
まれる送信回数を示すカウンタの値を最終回より1回前
の前記下り同期バーストに含まれた送信回数を示すカウ
ンタの値と比較し、最終回の前記カウンタの値がその1
回前の前記カウンタの値よりも1増えた値であることを
判定する比較判定手段と、前記比較判定手段が正しいと
判定したとき、最終回の前記カウンタの値を前記上り同
期バーストに含めて送信する送信手段とを設けたことを
特徴とする。
【0016】更に、前記移動局に、前記通信チャネルが
誤動作しても前記下りの同期バーストに含まれるフォー
マットデータの内容から再同期を取るかどうかを判断す
る判断手段を設ける。
【0017】
【作用】本発明によれば、カウンタの値を一回では固定
しないで、2回の同期バーストから求めるようにしてい
るので、短時間のランダムノイズなどによる誤動作で同
期制御が乱されることが防止でき、フォーマットデータ
の内容を判断することで同期バーストと通信チャネルを
誤って判断して再同期確立までの時間が取られることが
防止できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明にかかるデジタル無線電話装置
を添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0019】図1は本発明で用いられる同期バースト信
号であり、図2、図3は本発明の一実施例の通信チャネ
ルTCHの起動シーケンスのフローチャートである。ま
た図4は同期バースト信号の送受信の手順を示したもの
である。図1は先にのべた従来技術と同様なのでここで
は説明を省略する。そうして図2、図3のフローチャー
トに添って動作を説明する。
【0020】制御チャネル制御フローチャートが終了
し、通信チャネルTCHの起動シーケンスがスタートす
る(100)。先ず、下り同期バーストSB1の受信処
理が行われ(101)、下り同期バーストSB1の同期
フラグをチェックすることで下り同期バーストSB1が
正しく受信されたかどうかを判別する(102)。同期
フラグが立っていない場合は、再度下り同期バーストS
B1の受信処理(101)を行い、同期フラグが立って
いると、受信した同期バーストSB1のカラーコードC
Cがマネージメント側から指定されたものであるか否か
をチェックする(103)。マネージメント側から指定
されたものと一致しておれば、上り同期バーストSB2
の送信処理(104)へと進み、一致していなければ再
度下り同期バーストSB1の受信処理(101)に戻
る。
【0021】上り同期バーストSB2を送信後、下り同
期バーストSB3の受信を行う(105)。バースト識
別ビツトBを判定しこれが1であれば、SB3であると
判定して(106)、下り同期バーストSB3であれば
受信したスーパーフレーム同期カウンタSSCの値をR
AMに一時記憶する(107)。次に下り同期バースト
SB3を再度受信し(108)、これについてもバース
ト識別ビツトBからSB3であると判定して(10
9)、SB3であれば受信したスーパーフレーム同期カ
ウンタSSCの値をRAMに記憶されたものと比較し
(110)、2回目に受信された値が記憶されたものに
+1インクリメントされた値であることを確かめる(1
11)。
【0022】1回目、2回目の下り同期バーストSB3
の受信でBが0であってSB3でないと判断された時
や、2回目の下り同期バーストSB3の受信結果、スー
パーフレーム同期カウンタSSCの値が+1インクリメ
ントされていなかったりした時には、再度104に戻っ
て上り同期バーストSB2を送信する。
【0023】スーパーフレーム同期カウンタSSCの値
が+1インクリメントされていた時は電界の値が良好で
データが正確に受信されたものとして、2回目のスーパ
ーフレーム同期カウンタSSCの値を送信データにセッ
トして(112)、上り同期バーストSB4を送信する
(113)。
【0024】上り同期バーストSB4を送信後、下り通
信チャネルTCHの受信処理に入る(114)。受信
後、フレーム同期の同期フラグが立っているかどうかど
うかを確認し(115)、同期フラグが立っていれば受
信したデータの内容、すなわちカラーコードCC、タイ
ムアライメントTA、バースト識別ビツトB、スーパー
フレーム同期カウンタSSCの値を同期バーストSBの
フォーマットで読み込み(116)、データが読み込め
て正しい値かどうか判断する(117)。データが正し
く読めた場合は、スーパーフレーム同期カウンタSSC
の値を+1インクリメントして(119)、上り同期バ
ーストSB4の送信に戻る(113)。
【0025】データが同期バーストSBのフォーマット
で正しく読み込めない時は、上り通信チャネルTCHを
送信する(118)。これで通信チャネルの起動が出来
たこととなる。
【0026】この様に、本発明では、 (1)スーパーフレーム同期カウンタSSCの値を下り
同期バーストSB3の1回の受信だけで決定せず、2回
受信した上で確定するようにしているので、スーパーフ
レーム同期カウンタSSCの値の誤りの度に制御チャネ
ルまで戻って同期を取り直す手間が省け、通信チャネル
TCHの再起動に要する時間を短くすることができる。
【0027】(2)一旦、通信チャネルTCHのフレー
ム同期が確立しても、受信バーストを同期バーストのバ
ーストフォーマットで読んでみているので、ランダムノ
イズで誤動作した場合や、基地局が上り同期バーストS
B4を正しく受信できず、下り同期バーストSB3を送
信していて誤動作した場合に対応でき、通信チャネルT
CHの再起動に要する時間を短くすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、本発明
は、基地局と移動局間で上り及び下りの同期バーストを
送受信して同期をとり、通信チャネルを送受信して通信
を行うデジタル無線電話装置において、同期外れが発生
して再同期をとる際に、移動局は基地局からの下り同期
バーストを複数回連続して受信し、最終回の下り同期バ
ーストに含まれる送信回数を示すカウンタの値をその一
回前のその値と比較し、最終回の値がその1回前の値よ
りも1増えた値であることを判定して、そうであれば最
終回のカウンタの値を上り同期バーストに含めて送信す
るようにする。
【0029】更に、通信チャネルが誤動作しても下りの
同期バーストに含まれるフォーマットデータの内容から
再同期を取るかどうかを判断するようにする。
【0030】これにより、短時間のランダムノイズなど
による誤動作で同期制御が乱されることが防止でき、通
信チャネルTCHの再起動に要する時間を短くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるデジタル無線電話装置に用
いられる同期バースト信号のフォーマット。
【図2】本発明の一実施例における通信チャネルの起動
シーケンスのフローチャート(その1)。
【図3】本発明の一実施例における通信チャネルの起動
シーケンスのフローチャート(その2)。
【図4】本発明の一実施例における基地局、移動局間で
の同期バースト信号の送受信手順を示す図。
【図5】従来例における通信チャネルの起動シーケンス
のフローチャート。
【図6】従来例での基地局、移動局間での同期バースト
信号の送受信手順を示す図。
【符号の説明】
B バースト識別ビット CC カラーコード G ガード時間 P プリアンブル Post ポストアンブル Q テールビット SB 同期バースト R バースト過渡応答用ガード時間 SSC スーパーフレーム同期カウンタ SW 同期ワード TA タイムアラインメント TCH 通信チャネル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動局間で上り及び下りの同期
    バーストを送受信して同期をとり、通信チャネルを送受
    信して通信を行うデジタル無線電話装置において、 前記移動局は、 同期外れが発生して再同期をとる際に、前記基地局から
    の前記下り同期バーストを複数回続けて受信する受信手
    段と、 最終回の前記下り同期バーストに含まれる送信回数を示
    すカウンタの値を最終回より1回前の前記下り同期バー
    ストに含まれた送信回数を示すカウンタの値と比較し、
    最終回の前記カウンタの値がその1回前の前記カウンタ
    の値よりも正しく1増えた値であるかを判定する比較判
    定手段と、 前記比較判定手段により前記最終回の前記カウンタの値
    が正しいと判定した場合は前記最終回の前記カウンタの
    値を前記上り同期バーストに含めて送信する送信手段と を具備することを特徴とするデジタル無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記移動局は、 前記下りの同期バーストに含まれるフォーマットデータ
    の内容から再同期を取るかどうかを判断する判断手段 を更に具備することを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル無線電話装置。
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